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hamlife.jp (2024/11/26 9:05:24)
現在データベースには 6123 件のデータが登録されています。
JARL QRP Clubは、2021年11月3日(水・祝)13時から21時までの8時間にわたり、QRP(空中線電力5W以下)で運用する国内のアマチュア無線局を対象に、1.9/3.5/7/14/21/28/50MHz帯の各アマチュアバンドの電信と電話(デジタルモードは対象外)で「JARL QRP Club 2021年 QRPコンテスト」を開催する。
本コンテストの参加資格および交信相手局は、QRP(空中線電力5W以下)で運用する国内のアマチュア無線局が対象となる。
参加部門は、「電信電話シングルバンド部門」と「電信電話マルチバンド部門」に分かれ、それぞれ種目として各バンドで使用する無線機の送受信部ともにメーカー製である「一般」と、各バンドで使用する無線機の送受信部のいずれか一方または両方がメーカー製以外の「自作機」がある。
ナンバー交換は、「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県地域ナンバー」+「QRPを表すアルファベット“P”」を送る。
ログ提出は11月23日(火・祝)まで(郵送は必着)。提出する書類はログ、サマリーシート、および補助資料で、補助資料は自作機の場合は内部がわかる写真。ただし、キットの場合は機種名をサマリーシートへ記載のこと。原則として電子メールで受け付ける(写真が電子メールで送れないときは、写真のみ郵送)。
郵送で提出するログに返信封筒(郵便番号、住所、氏名を明記した長形3号封筒)と94円切手を同封した局には、結果とコメント集が送付されるが、「なるべく公式サイトで見てください」と呼びかけている。
また、各種目の第1位に賞状を授与する(今回から原則として書類に記載されたメールアドレス宛へのPDF送付とする)。もし紙の賞状が必要な場合は、発表後2か月以内に返信用封筒(郵便番号、住所、氏名、コールサインを明記し、140円切手を貼った角形2号の封筒)を上記書類提出先に郵送すること。
細かなルール変更やお願いなど、詳しくは下記の関連リンクからJARL QRP Club「2021年 QRPコンテスト規約」で確認してほしい。
「JARL QRP Club 2021年 QRPコンテスト」の規約(一部抜粋)
●関連リンク:
・JARL QRP Club 2021年 QRPコンテスト規約(PDF形式)
・JARL QRP Club クラブ主催コンテスト
・JARL QRP Club
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年10月31日の第461回放送は「やっぱり、HFなんだよね」を特集。同番組のメンバーはHF帯の通信が大好きだという。なぜ好きなのかをレギュラー陣が熱く語るという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約46分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第461回の配信です
JARL北陸地方本部は、2021年11月2日(火)21時から11月3日(水・祝)12時までの15時間にわたりアマチュア無線家を対象にした「JA9コンテスト HF 2021(電話の部)」を、1.9/3.5/7/14/21/28MHz帯で開催する。
同コンテストの交信対象は、「9エリアの局」がすべての局、「その他の局」が9エリアから運用する局となっている。
ナンバー交換は9エリアの局が「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡番号」、その他の局は「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県・北海道地域、小笠原の番号」となる。ログの締め切りは11月23日(火・祝)消印有効。
なお11月20日(土)21時から11月21日(日)12時までは、「JA9コンテスト HF 2021(電信の部)」の開催も予定されている。
詳しくは下記関連リンクから「JA9コンテスト HF 2021規約」で確認してほしい。
「JA9コンテスト HF 2021(電話の部)」の規約
●関連リンク:
・JA9コンテスト HF 2021規約(PDF形式)
・JARL北陸地方本部
先週のアクセスランキング1位は、無線従事者国家試験を実施している公益財団法人 日本無線協会が2022(令和4)年2月から「第三級アマチュア無線技士」「第四級アマチュア無線技士」「第二級陸上特殊無線技士」「第三級陸上特殊無線技士」の4つの資格試験において、「CBT方式(コンピュータ利用試験)」の導入を行うことを公表したニュース。試験期間のうちから希望する日付と時間に受験できることになる見込みで、受け付けは本年12月15日から。「各都道府県において少なくとも1か所の試験会場を設ける予定です」としている。
公益財団法人 日本無線協会の発表より
続く2位は「【実際に試してみた】<正弦波インバーター搭載、セルスタート式の定格1.8kVAタイプ>PLOW、月々1,980円の『発電機年間レンタルプラン』を提供」。発電機や農業・産業機械類の販売大手「PLOW」(プラウ、運営:株式会社ホンダウォーク、本社:新潟県上越市)が、正弦波インバーター回路とセルスタート機能、スマートフォンによるモニター機能などを搭載したエンジン式発電機(定格1.8kVAタイプ)「GP18iE」を、月々1,980円(税込)の支払いで1年間使える「発電機年間レンタルプラン」を今春から開始した。契約期間満了後、さらに1年間の契約更新をすると使用済みの発電機を回収しメンテナンス済みの発電機を交換発送してくれる。高性能の発電機を手軽に使えるプランとして同記事が注目を集めた。
hamlife.jpでは「発電機年間レンタルプラン」でレンタルされる発電機「GP18iE」を実際に試用してみた。同機種はPLOWで販売(税込み99,800円)も行っている
3位は、2021年10月28日(木)に国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT )「宇宙天気予報センター」が公表した、「太陽黒点相対数(SSN=サンスポットナンバー)」が「100」を記録したという話題だった。100を超えたのは9月9日から約1か月半ぶりのことで、このまま太陽活動が活発になれば、HFハイバンドでのDX通信が賑やかになるだろう。それを物語るように、日本時間の10月28日(木)15時前から21MHz/SSBでヨーロッパ局(ハンガリー、ブルガリア、イタリアやヨーロッパロシアなど)の信号が強力に入感していた。さらに翌日(10月29日)の朝は、21MHz帯/SSBで米西海岸やカリブ海などの局が入感。28MHz/SSBではDXペディションを行っているガラパゴス諸島「HD8R」の信号も聞こえ、スプリット運用で多くのJA局が呼んでいた。
直近1か月間の太陽黒点相対数(SSN)の推定値。10月25日からSSNの上昇傾向が見られるようになった。カッコの数値は太陽黒点相対数算出のために利用されている観測所の数(宇宙天気情報センターのWebサイトから)
「太陽黒点情報 宇宙天気情報センター」のWebサイトに掲載された2021年10月28日(木)の太陽黒点映像(宇宙天気情報センターのWebサイトから)
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<各都道府県で少なくとも1か所の試験会場を設置予定>日本無線協会、来年2月から3・4アマと2・3陸特の国家試験をCBT方式で実施へ
2)【実際に試してみた】<正弦波インバーター搭載、セルスタート式の定格1.8kVAタイプ>PLOW、月々1,980円の「発電機年間レンタルプラン」を提供
3)<21MHz/SSBでヨーロッパが強力に入感>1か月半ぶりに太陽黒点相対数(SSN=サンスポットナンバー)が「100」を記録
4)<「JT-Get’s」の細かな追加・修正など>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が10月23日にバージョンアップしてVer5.34aを公開
5)<北海道で初! 145MHz帯と430MHz帯で注意喚起>北海道総合通信局、電波規正用無線局とJARLアマチュアガイダンス局との連携運用を実施
6)<10月29日(金)16時から30日(土)最終列車出発予定時刻まで>無線ジャンルにこだわらず“駅前で無線運用を楽しむ”をテーマに「第2回 駅前QRVデー」開催
7)<「第14回 読者が選ぶ 好きなDJランキング」結果発表!!>三才ブックス、「ラジオ番組表2021秋号」を10月28日に刊行
8)<旭川方面士別警察署と共同で取り締まり>北海道総合通信局、免許のないアマチュア無線機を設置し不法に無線局を開設した男を摘発
9)<別売コイルで1.8/1.9MHz帯、3.5/3.8MHz帯、4630kHzも運用可能>第一電波工業、移動運用に便利なMF~430MHz帯スクリュードライバー型アンテナ「RHM12」を発表
10)<25歳以下のカテゴリー特記を新設>日本時間で10月30日(土)9時から48時間、「2021 CQ World Wide DX Contest(SSB)」開催
「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られるアンテナメーカー、第一電波工業株式会社は、移動運用先での使用に便利な垂直スクリュードライバー型アンテナ「RHM12」(7~430MHz帯)とオプションコイル「RHMC12」(1.8/1.9MHz帯用と3.5/3.8MHz帯用の2本をセット)を2021年10月18日に発表し( 10月19日掲載の記事参照 )、このほど出荷を開始した。すでに一部の無線ショップには少数ながら入荷しているようだ。さっそくhamlife.jpも同アンテナを入手、HFローバンドを中心に使ってみたので紹介しよう。
第一電波工業の垂直スクリュードライバー型アンテナ「RHM12」。左はノーマルの状態(7MHz帯以上をカバー、全長約2.75m)、中央はオプションコイルセット「RHMC12」の3.5/3.8MHz帯用コイルを装着した状態(全長約2.9m)。バンド変更とSWR調整はコイル部分の“筒”の上下スライドで行える(右)
第一電波工業はこれまでも1本で7~430MHz帯をカバーする「RHM10」というな垂直スクリュードライバー型アンテナを発売していたが、今回登場したRHM12はこれに全面改良を施した製品だ。主な改良点(hamlife.jpの独自調査)は次のとおり。
<RHM12が進化したポイント>
★全長2mを超えるロッドエレメントを採用、最大長は1.77m→2.75mになり、電波の飛びと広帯域化が図られた
★コイルのスライド部分の目盛り(数値表示)が周波数帯表示(TPS:チューニングポイントスケール機能)に代わり、換算表不要で狙ったバンドに直感的なQSYができるようになった
★コイルの同調周波数帯(TPS)を示すシールは平らな部分に貼られ、スライド部分のロックと解除を繰り返しても傷や剥がれの心配が軽減された(※RHM10は、コイルの筒を固定した状態のまま、無理にスライドさせると目盛りのシールを傷めることがあった)
★コイルのスライド部分のロックが樹脂素材からメタル素材に変わり、固定と解除が確実に行われるようになった(QML:クイックメタルロック)
★オプションコイルセット「RHMC12」を使用することにより、1.8/1.9MHz帯や3.5/3.8MHz帯での運用も可能になった
★3.5/3.8MHz帯のオプションコイル使用時、非常通信の連絡設定用周波数である4630kHzでの送受信にも対応する
★430MHz帯はコイル上部に別添のエレメント、最下部にラジアルを取り付ける形式(5/8λで動作)になった
★50/144MHz帯の運用時はロッドエレメントを少し縮め、「全長1.33m」に合わせる必要がある(50MHz帯:1/4λ、144MHz帯:5/8λで動作)。その目安となるように“全長1.33mの紐”が付属してくる
★本体重量は300g→350gにアップ
★RHM12の希望小売価格はRHM10から据え置き
なおRHM12はRHM10と同様、移動運用先で仮設的(ポータブル運用)に使うことを前提に設計されたもので、いわゆる“全天候タイプ”ではない。そのため強度や防水性の観点から、モービル走行中や強風・雨天時の使用はできないので注意してほしい。
◆実際に使ってみた!
広い公園に駐車したRV車のルーフレール基台(第一電波工業「K515」)に、RHM12を取り付けてみた。ロッドエレメントが長いので、手元で完全に伸ばしきってからアンテナ基台に取り付けた方が作業がやりやすい。なお各バンドともボディアース(カウンターポイズ)が必要になるので(1.9~50MHz帯:1/4λ、144/430MHz帯:5/8λで動作)、車の屋根に第一電波工業のマグネットアースシート「MAT50」1枚を貼り付けた。
最初は7MHz帯をチェック。コイルのスライド位置はTPSの周波数帯表示で「7.0~7.3」の中心よりもやや上、7080kHz付近を狙ってざっくりと合わせてみた。その上でアンテナアナライザーで測定したところ、SWRは最良点で1.7程度、その前後30kHz程度が2.0以内という状態だった。
この数値なら無線機内蔵のATU(オートアンテナチューナー)でさらにマッチングを取ることもできる。試しに50W出力のSSBモードで運用してみたが、パイルアップになっている局以外は問題なくピックアップしてもらえた。全長2mクラスの7MHz帯モノバンド用モービルホイップと比較しても飛びに遜色ないだろう。
また10MHz帯は最良点のSWRが1.7、14MHz帯は1.5、18/21/24/28/50MHz帯は1.2~1.3程度に収まった。どのバンドも無線機内蔵のATUの併用でスムーズに運用でき、国内局はもちろんだが、コンディションにも恵まれてコンテスト参加の海外局とも交信が行えた。前モデルのRHM10とは異なり、取説の「換算表」を使わずに直感的にバンド変更ができるのがありがたい。
アンテナアナライザーを持っていない場合は、無線機をAMモードにして受信音量を上げておき、コイルを目的周波数付近でスライドさせ、雑音が最も多くなった付近が同調点と考えてほぼ間違いない(この方法で、主要な短波帯放送バンドや航空無線の洋上管制用周波数などでもマッチングを取ることができた)。あとは無線機のSWRメーターを使って微調整し、最終的にはATUをONにすれば問題なく運用できる感じだ。
◆オプションコイルを装着!
続いてオプションコイル(RHMC12)のうち、まず3.5/3.8MHz帯用コイルをRHM12に装着した。この状態で3.5MHz帯のSWRを測ってみたが、最良点で1.9程度とやや高めだった。
そこで急遽、マグネットアースシート(MAT50)を近所のショップでもう1枚購入。合計2枚を屋根に貼り付けた状態で測定したところ(駐車位置は変わらず)、最良点で1.4まで下がることを確認。実はRHM12の取扱説明書にも「マグネットアースシート MAT50、1.9/3.5MHz帯を使用する際は2枚必要」と明記されている。改めてアース(カウンターポイズ)の重要さを認識した。
またRHM12は3.5/3.8MHz帯用のオプションコイルを装着した状態で、本体コイルのスライド量を変えていくと、非常通信の連絡設定用周波数である「4630kHz」の送受信にも対応する。今回、最良に調整した状態で測定したところ、4630kHzにおけるSWRは1.9を示した。同周波数は内蔵のアンテナチューナーが動作しない無線機が多いが、この数値であれば、ひとまずATUなしでも非常時の連絡設定通信に利用できるだろう。
次に1.8/1.9MHz帯用のコイルに交換してみた。こちらはマグネットアースシートが1枚でも2枚でもほぼ同じ結果で、最良点のSWRは1.09と極めて良い数値だった。ただしSWRが良好な幅はかなり狭く、2.0以下で収まる範囲は±4kHz程度。無線機のアンテナチューナーを併用する場合でも、バンド内で大きくQSYする場合はRHM12側での同調の取り直しが欠かせない感じだ。
とはいえ、本体コイルをスライドさせながらの1.8/1.9MHz帯のSWR調整はかなりブロードで、例えば「最良点をあと3kHz上にしたい」といった微妙な調整も行いやすく、マッチングに苦労は感じなかった。
実際の160mバンドの運用はどうだろうか。1.8/1.9MHz帯コイルを装着したRHM12を車両に取り付け、夜8時頃から同じ場所で移動運用を行ったが、約20分間で3局(1、4、7エリア)とSSBによる交信に成功。こちらが50W出力ということもあってか、相手局へ送ったRSリポートよりも、受け取るRSリポートは若干落ちたものの十分実用になる印象だ。モービル基台に取り付けられる全長わずか3mのアンテナで、手軽にこのバンドが運用できるメリットは大きい。
1.8/1.9MHz帯は移動運用でも周囲の建物や照明、インバーター機器などから発生する雑音の影響を受けることがある。しかしワイヤーアンテナとは違い、車両に取り付けたRHM12+RHMC12なら雑音の少ない場所を探して位置を変えることが容易だ。本格的なアンテナを展開する前に、ノイズが少ない場所を選定する場合にも役立つだろう。
HFの短縮型モービルホイップは「目的の周波数で同調が取りにくい」「最良点でもSWRがあまり下がらない」という声も聞くが、RHM12はスライド式コイルにより、目的とする周波数でピンポイントの同調が行いやすく、しかも2枚のマグネットアースシートを使うことで、1.9MHz帯や3.5MHz帯でもSWRがしっかり下がるのは好印象だった。
また、カメラ用の三脚にRHM12を取り付け(同社のカメラ三脚用取り付け金具「TRS3」が便利)、カウンターポイズとして各方向に長めのリード線を這わせる方法での運用も可能。IC-705やFT-818NDを使った手軽なオールバンドのポータブル運用でも活躍できそうだ。
ローバンドの伝搬が良くなる、これからのシーズンの手軽な移動運用や、万一の場合に役立つ
“どのバンドでもQRVできる、スーパーサブ的なアンテナ”として、RHM12とRHMC12の組み合わせは人気を集めそうだ。
なお10月30日現在、無線ショップによってはRHM12の初回入荷数が少なく、まだ予約注文のすべてに対応できていないところもあるようだ。購入希望者はまずショップに問い合わせてみることをお勧めする。
こちらの記事も参考に↓
<アース取付用蝶ネジ付>第一電波工業、カメラ三脚用取付金具「TRS3」を新発売 (2020年8月21日掲載)
●関連リンク:
・第一電波工業(10月30日現在、RHM12の製品情報は掲載されていない)
・MAT50(第一電波工業)
・TRS3(第一電波工業)
京都2m SSBers Groupでは、2021年11月1日(月)0時から11月10日(水)23時59分の10日間にわたり、144MHz帯SSBモードで「第40回 京都アクティブコンテスト」を開催する。本コンテストにログを提出すると、2022年4月に行われる「3エリア2m SSBコンテスト」のBマルチに加点することができるとしている。
参加部門は「メンバーの部」と「一般局の部」の2つ。ナンバー交換は通常の「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡名(京都府内は市区町村名)」の交換。京都2m SSBers Groupメンバーは「M(メンバー)」を送る。ロールコール中の交信は無効。
得点はメンバーYL局が15点、メンバー局が10点、一般YL局が5点、一般局が1点。得点はどちらか1回の交信のみ。マルチプライヤーは、1.運用日数(最高10日)、2.京都府内の14市(京都市を除く)10町1村と京都市内11行政区(合計36市区町村)で、総得点は得点合計×(マルチ1+マルチ2)となる。
ログの提出は12月10日(金)まで(当日消印有効)。詳しくは「第40回 京都アクティブコンテスト規約」で確認してほしい。
「第40回 京都アクティブコンテスト」の規約
●関連リンク: 第40回 京都アクティブコンテスト規約(JARL Web版クラブニュース/PDF形式 ※3ページ目に掲載)
日本における、2021年10月30日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局で更新発表があった。同総合通信局からは10月に入って5回めの更新となる。一方、2エリア(東海管内)の東海総合通信局は、未だ「8月17日時点」を最後にコールサイン発給状況の更新状況が滞っている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
10月29日、四国総合通信局は日本の無線設備規格に適合することを示す「技適マーク」を有せず、国内での使用ができない外国規格の無線機器の使用を行わないように注意を呼びかけるため、11月1日(月)から15日(月)までの15日間にわたり、同総合通信局管内のAM/FMラジオ局/コミュニティFM局15局で「電波利用環境保護活動」のラジオCMM(各県単位、四国管内で合計4種類)を放送すると発表した。放送内容は「擬人化した各県の産品と無線機のやり取りを通して、無線機の使用に際して技適マークの確認を呼びかける内容です」としている。
四国総合通信局からの発表内容は以下のとおり。
四国総合通信局は、ラジオのスポットCMを用いて、無線機の使用の際には日本の規格に適合することを示すマーク「技適マーク」(※1)を確認する旨の注意を呼びかけます。
規格に適合しない無線機を使用すると、消防や警察などの重要無線に妨害を与え、ひいては社会生活に混乱を来すことになりかねません。無線機の使用者が電波法違反として処罰を受ける場合もあります。
無線機は、インターネットの通信販売等で容易に入手することができますが、海外で製造された無線機の中には日本国内では使用できないものがありますので、日本の規格に適合することを示す「技適マーク」の有無をご確認下さい。
※1:技適マークが付いていても、無線局を開設するためには免許や登録を受けなければならない無線機(アマチュア無線、デジタル簡易無線など)があります。
1.期間
令和3年11月1日(月)から11月15日(月)までの15日間
2.ラジオ局名
徳島県:四国放送(AM)/エフエム徳島(FM)/B・FM791(コミュニティFM)
香川県:西日本放送(AM)/エフエム香川(FM)/FM815(コミュニティFM)/FMSUN(コミュニティFM)
愛媛県:南海放送(AM)/エフエム愛媛(FM)/FMラヂオバリバリ(コミュニティFM)/新居浜FM78.0(コミュニティFM)/FMがいや(コミュニティFM)
高知県:高知放送(AM)/エフエム高知(FM)/高知シティエフエム(コミュニティFM)
3.実施概要
ラジオ各局でスポットCM(各県単位、四国管内で合計4種類)を11月に放送します。放送内容は、擬人化した各県の産品と無線機のやり取りを通して、無線機の使用に際して技適マークの確認を呼びかける内容です。
【ひな形原稿】
無線機:「〇〇(※2)くん、技適マークついているの?」
県産品:「僕は△△(※3)しか付いてないよ、無線機くんこそ付いてないとダメでしょ!」
MC:「トランシーバーやワイヤレスカメラなどの無線機を使用の際には技適マークの確認を。」
県産品:「総務省四国総合通信局。」
※2:○○は、徳島は「すだち」、香川は「うどん」、愛媛は「みかん」、高知は「かつお」が登場。
※3:△△は、県産品ごとの特徴などを表現。
●令和3年度電波利用環境保護周知啓発活動「守って!電波のルール」(YouTube総務省チャンネル)
↓画面をクリックするとスタートします。
↓この記事もチェック!
<85機種(2台ずつ)を測定、うち77機種が基準超え>総務省、電波法で定める「著しく微弱な電波」の許容値測定「令和2年度無線設備試買テスト結果」を公表
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・四国総合通信局
ラジオ・スポットCMによる電波利用環境保護活動の実施≪外国規格の無線機の国内での使用にご注意≫
・総務省 技適マーク、無線機の購入・使用に関すること
・電波利用環境保護に関する周知啓発活動について
アワードに関する調査研究とアワードに興味を持つすべてのハム、SWLとの交流を目的に集う「The International Award Chasers Club(ACC)」では、クラブ活動の活性化と一般への広報を目的に、今年から「第1回 ACC QSOラリー(ACC創立記念QSOラリー)」を開催する。交信有効期間は、クラブの創立月である11月1日(月)から12月31日(金)までの2か月間。期間中、ルールに沿った達成者にはアワード(達成証)が有料で贈られる。なお、アワードデザインは3種類を用意するとしている。アワード申請の締め切りは、2022年1月31日(当日消印有効)まで。
1979(昭和54)年11月に、1エリア、2エリア、3エリアの有志が設立した「The International Award Chasers Club(ACC)」。アワードに興味を無線家が集まり、2020年には2,450局以上のメンバーを要する規模で活動を行っている。
これまでも同クラブではさまざまなアワードを発行してきたが、クラブ活動の活性化と一般への広報を目的に、新たに「第1回 ACC QSOラリー(ACC創立記念QSOラリー)」を開催することになった。
●「第1回 ACC QSOラリー(ACC創立記念QSOラリー)」概要
1.趣旨
ACC活動の活性化、会員相互の親睦およびACCの広報
2.規約
・ACC会員と交信し、会員番号の下2桁の合計が開催年(今年は「2021」となる)と同じになるようにする(誤差は認めない)
・QSLカードの取得は不要、交信のみで可
・会員番号の下2桁が「00」の場合は「100」とみなす
・「11、22、33…」の会員番号下2桁がゾロ目の場合は1桁のみ、2桁のいずれでもカウントして良い
(例:JA1QRZ #2711の場合、「1」また「11」のいずれかでカウントできる)
・ACCのクラブ局(JN1YMP、JN1ZGI、JE4YPL)は、1回の申請につき1回限りジョーカーとして、01~99の任意の値としてカウントできる。各申請のジョーカーとして使用した以外の交信は、他の会員局と同様に会員番号の下2桁とする
※ジョーカーとしてカウントできるのは、1回の申請で1回限り。例えばJN1YMP、JN1ZGI、JE4YOLのすべてと交信しても、ジョーカーとして使えるのは、いずれか1局の1回目のQSOのみ
・同一局とは、バンド、モードまたは運用地が異なっても1日1回限り有効とする。ただし、日が変われば何回でもカウントできる
・申請は、一人何回でも可能とする。ただし、それぞれの申請間で同一の交信を流用できない
・申請はACCメンバーのほか、非会員の一般局またはSWLでも可能とする
・交信は通常の交信で可能とする。「CQ ACC QSOラリー」としてCQを出すことも可
・会員は交信の際、努めて相手方にACCナンバーを伝えるものとする
・特記および発行番号は付与しない
3.交信有効期間
ACCの創立月である11月から2か月間とする。すなわち、 毎年11月1日~12月31日までの2か月間とする
4.申請料
500円とし、定額小為替、郵便振替口座への振込、または84円切手×6枚(504円分)
(振込先:00120-5-0764687 長島一仁)
5.申請方法
簡易に集計が可能なExcelシート(特定申請書 ホームページにて公開中)またはJARL申請書C(自己宣誓方式)とし、郵送または電子メールでの申請とする。締め切りは2022年1月31日(当日消印有効)とする
6.申請先(アワードマネージャー)
〒115-0042 東京都北区志茂1-16-4
JJ1CWX 長島一仁
E-mail:jj1cwx(アットマーク)jarl.com
7.アワード
申請者には達成証(アワードのデザインは3種類)を発行する
8.その他
申請者の中から、抽選で各地の名産品、または記念品を贈る。なお、本ラリーをジョーカーなしで達成した場合は当選確率を2倍とする。
(当選品の内容および当選者数につきましては、申請者の1~2割程度を予定し、記念品の発送時期などは、別途、ホームページで公表いたします)
詳しくは記事下の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・第1回 ACC QSOラリー(ACC創立記念QSOラリー)
・クラブ発行アワード(ACC)
・The International Award Chasers Club(ACC)
株式会社誠文堂新光社は、2021年11月12日に「初級アマチュア無線予想問題集 2022年版」を刊行する。アマチュア無線界では「完全丸暗記」「完マル」の名前で親しまれているコンパクトサイズの4アマ・3アマ国試受験用問題集で、今年で刊行開始44周年となる。A6サイズの520ページで、価格は1,320円(税込)。
誠文堂新光社の「初級アマチュア無線予想問題集」は、第四級・第三級アマチュア無線の国家試験の問題集だ。過去の出題を徹底分析し予想問題と回答を丸暗記することで「1週間程度の勉強でも合格に導く本」(同社)として知られ、“完全丸暗記(完マル)”という愛称で親しまれてきた。発売開始から今年で44年。この問題集で4アマ/電話級アマの国家試験に合格した方も多いことだろう。
同社によると2022年版は、2021年までの新問題を分析し予想問題集として信頼性の高いものを新たに収録している。総ページ数は520ページで、「第4級の問題は24問出題される順番ごとに設問を整理し“何番の問題はこういう問題が出題される”というように、より直接的に試験問題を表現できるように工夫しています」と説明。「モールス信号を発信できる第3級の新問題も多数収録」し、付録として第3級の試験用モールス符号カードもついてくる。
これから4アマ、3アマの試験を受ける家族や友人、親戚などにプレゼントしてはいかがだろうか。購入は下記のAmazonリンクが便利で確実だ。
●関連リンク:
・
「長年の実績による精度の高さで、4アマ無線国家試験の合格をサポート!一週間程度の勉強でも、あなたを合格に導きます!(PR
TIMES)
・初級アマチュア無線予想問題集2022年版(誠文堂新光社)