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hamlife.jp (2024/11/26 9:05:24)
現在データベースには 6123 件のデータが登録されています。
世界規模のDXコンテストとして有名な、US CQマガジン主催の「2021 CQ World Wide DX Contest(SSB)」が、2021年10月30日(土)午前9時(日本時間)から48時間の日程で開催される。コンテストに合わせてDXペディションも数多く計画されるなど、コンテスターでなくても、DXerには見逃せないコンテストとして有名だ。なお、日本において健全な若手アマチュア無線家を育成・支援するためのコミュニティー「YOTA Japan」が同コンテストの公式スポンサーとなり、今回(2021年)から新設されるシングルオペレーター特記部門の「Youth Overlay Category(25歳以下のカテゴリー)」において、アジア第1位となった局に盾を贈ることになった。
参加者が非常に多いDXコンテストとして世界的に有名なUS CQマガジン主催のコンテスト「2021 CQ World Wide DX Contest(SSB)」が、日本時間で10月30日(土)9時から11月1日(月)8時59分59秒までの48時間、160m、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで開催される。
コンテストのナンバー交換は「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「CQゾーン番号(JA局は25)」のみのため、英語が苦手でもラバースタンプで短時間で交信が成立する。しかも相手局もコンテストで高得点を上げることが目的なので、弱い信号の局でもナンバー交換のために聞き取る努力をしてくれる。その結果、いつもなら簡素な設備からでは難しいようなDX局ともQSOできる確率が高くなるコンテストの1つだ。
今回からシングルオペレーター特記部門に、「Youth(若者) Overlay Category」という25歳以下を対象にしたカテゴリーが新設された。「オールバンドで得点が計算されてそれぞれハイパワー、ローパワー(QRP含む)で別に順位付けされる」としている。
日本において健全な若手アマチュア無線家を育成・支援するためのコミュニティー「YOTA Japan」が公式スポンサーとなった
また、昨年(2020年)には以下の規約改正が行われているので確認しておこう。
1.マルチオペ・シングルTX部門の送信機の定義の変更
2.証拠の録音データの提出順位の変更
3.第1地域での7,200kHz以上と1,810kHz以下でのコンテスト参加禁止
4.ログチェックで見つかったコールサイン受信誤り(交信不成立コール誤り)のペナルティー比率を2:1から3:1に戻し、マルチオペ・シングルTXおよび2TXで10分間ルールを避けるために、ログの交信時刻を修正した場合のペナルティーはQSOポイントおよびマルチの10倍とする等に関する細部の内容で、コンテスト規約全体に係る大きな改正ではありませんが、マルチオペ・シングルTX、2TX部門での参加を予定されているクラブ局等は、最新版の規約を確認するようにしましょう。
・ARRL Webの関連記事
http://www.arrl.org/news/cq-announces-rule-changes-for-2017-cq-world-wide-ssb-and-cw-events
・アメリカCQマガジン社のFAQ
http://cqww.com/rules_faq.htm
ログの締め切りは、日本時間の11月6日(土)午前8時59分まで。詳しくは、コンテスト参加前に下記関連リンクから主催者のWebサイトにアクセスし、公式ルールを確認してほしい。
日本語で記載されている「CQ World Wide DX Contest」のルール(一部抜粋)
CQ World Wide DX Contestは、ほかのコンテストとは違う特徴がある。毎年このコンテストに合わせて、さまざまなエンティティーからのDXペディションが計画されているのだ。それらの計画を一堂にチェックできるサイトもあり、特に有名なのが「NG3K Amateur Radio Contest/DX Page」である。
「2021 CQ World Wide DX Contest(SSB)」に併せて計画されているDXペディション(NG3K Amateur Radio Contest/DX Pageから)
●関連リンク:
・2021 CQ World Wide DX Contest
・The 2021 CQ World-Wide DX Contest(SSB)規約(日本語/PDF形式)
・New CQ World Wide Youth Category to Debut October 30?31(ARRL
NEWS)
・CQ World-Wide DX Contest
・NG3K Amateur Radio Contest/DX Page「CQ World Wide DX SSB Announced Operations:2021」
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年10月24日(日)21時30分からの第282回放送。前半ではJH1DLJ 田中氏が取得した最近のアワードを披露したのをきっかけに、「東京2020オリンピックアワード」「原昌三メモリアルアワード」「縄文アワード( 北海道・北東北縄文遺跡群世界遺産登録記念アワード )」「JARL全日本/全世界10,000局アワード」「Long Live CWアワード」などが話題になった。さらにレギュラー陣が持っているアワードの種類やQSLカードの整理・保管方法の話で盛り上がった。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いて北海道担当の對馬伴幸氏(JA8NEN)が出演。北海道のアマチュア無線人口や無線を楽しむ上での環境、冬の訪れの早さ、子供たちの生活などを語った。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。最近FMぱるるんのWebサイトがリニューアルし、番組音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(「CQ ham for girls」「Radio JARL.com」も変更されている)。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
日本における、2021年10月26日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局で更新発表があった。同総合通信局のデータは10月25日の夕方に更新されたものだが、コールサインは「9月30日時点」の発給情報であることから、ほぼ1か月間(25日)のインターバルがある。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
発電機や農業・産業機械類の販売大手「PLOW」(プラウ、運営:株式会社ホンダウォーク、本社:新潟県上越市)が、正弦波インバーター回路とセルスタート機能、スマートフォンによるモニター機能などを搭載したエンジン式発電機(定格1.8kVAタイプ)「GP18iE」を、月々1,980円(税込)の支払いで1年間使える「発電機年間レンタルプラン」を今春から開始した。契約期間満了後、さらに1年間使い続けたい(契約更新)場合は、使用済みの発電機を回収しメンテナンス済みの発電機を交換発送してくれる。これによって“ユーザーによるメンテナンスの手間と故障リスクを最小限に抑えることができる”という。hamlife.jpでは同プランでレンタルされる発電機を実際に試用してみた。
PLOWの「発電機年間レンタルプラン」は、オリジナル仕様の多機能型発電機「GP18iE」(同社による整備済み)を、月々1,980円(税込)というリーズナブルな料金で1年間(365日)レンタルできるサービスだ。同社は万一の災害への備えやアウトドア、DIYやイベントなどでの使用を想定しているが、GP18iEはアマチュア無線の移動運用にも十分な性能を持っていると考えられる。
<発電機年間レンタルプランで借りられる「GP18iE」の特徴>
・国内大手メーカーと同型のエンジンを搭載
・ボタン1つでエンジンが始動するセルスタート機能搭載(リコイルロープでの始動も可能)
・運搬に便利なタイヤ&キャリーハンドルを搭載
・定格出力1.8kVA(最大2.1kVA)の高出力
・正弦波インバーター搭載で電子機器にも対応
・Wi-Fi接続で、発電状況や使用時間をスマートフォンでモニタリングできる
・「横置き」での保管が可能
・稼働時間を伸ばすエコスイッチ(負荷連動エンジン回転制御)搭載
・100Vコンセント(2口)/12Vシガーソケット(1口)/USB端子(2口)を装備
・周波数(50Hz/60Hz)切替スイッチ装備
・PSE認証適合製品
<GP18iEの主要スペック>
・寸法: 530W×430H×320Dmm
・乾燥重量: 26kg
・エンジン: 4ストロークOHV 80cc
・燃料タンク容量: 4.2L
・オイル容量: 0.35L
・定格連続運転時間:
8時間(エコスイッチON@1/4定格負荷)
3.5時間(エコスイッチOFF@定格負荷)
・始動方式: リコイル/電動スターター
・騒音レベル(LWA)※CE規格で4mから: 保証騒音値 92dBA
・交流出力波形: 純正弦波 THD<3%
・交流定格電圧: 100V
・定格周波数: 50/60Hz
・定格出力: 1.8kVA
・最大出力: 2.1kVA(3秒間)
・安全装置タイプ: 電子制御
・直流定格電圧: 12V
・直流定格電流: 8A
・USB端子: 5V(2A/1A)
・付属品:
バッテリー充電コード、セルスタートバッテリー用充電器、工具類(ポーチ入り)、オイルファンネル、取扱説明書(50ページ)他
そこでhamlife.jpでは、PLOWからGP18iEを借用し、アマチュア無線の移動運用での使用感をチェックしてみた。
GP18iEはオレンジ色と黒色の鮮やかなカラーリング。乾燥重量で約26kgあるが、大型の移動タイヤと長さ調整が可能なキャリーハンドルが付いているので運搬(水平移動)は楽だった。ガソリンキャップと燃料コックをOFFにしておけば「横置き」で収納できる点も、機材が多い移動運用の際に便利だ。ただし自動車のトランクに入れる場合や階段などでは、どうしても約26kgある本体を持ち上げなければならない。こうした場合は無理せず、複数人で作業するのが安全だ。
本体左側面はコントロールパネルになっている。ACコンセント、DCシガーソケット、USBポート、並列運転端子をはじめ、エンジンスイッチ、エコモードのON/OFF、燃料コック、始動ボタン、各種プロテクターとインジケータ類などが並んでいる。
起動前にレギュラーガソリンを補給。内蔵タンクには最大4.2L入る。最近はガソリンスタンドで携行缶に給油してもらう際に身分証明書が必要だ。携行缶への給油を行っていないスタンドもあるので調達前に確認しよう
動作させる場合はガソリンキャップと燃料コックをそれぞれONにし、チョークを引いてから「始動」ボタンを押す。これで内蔵のセルスタート用モーター(充電式)が動作しエンジンがかかり、電力供給が始まる(エンジン回転が安定したらチョークを戻す)。hamlife.jpで試用した際は、初回のみセル始動がうまくいかず、紐を引っ張るリコイルスターターで始動させたが、その後は始動ボタンのみでエンジンがかかるようになり、非常に快適だった。
YouTube【GP18iE】セルスタート搭載でラクラクエンジン始動 (画像クリックで動画がスタート)
エンジン始動後、コントロールパネルにある緑の「Wi-Fi」ランプが点灯すれば、専用のスマートフォン用アプリを使って、現在の状態(出力電圧、電流、周波数、ガソリン消費量と残量、運転時間など)を少し離れた場所からモニターできるようになる。スマホ上から緊急停止させることも可能だ。
広い公園で伸縮ポールを使ってダイポールアンテナを仮設。GP18iEに安定化電源(DM-330MV)を接続し、FT-991Mで7MHz帯、28MHz帯、50MHz帯をモニターしてみた(発電機からアンテナまでの距離は約10m、発電機から無線機までは約5m離して設置。AC100V出力端子には延長ドラムを接続)。この環境でしばらくチェックを続けたが、負荷を掛けても電圧は安定しており、運用の支障になるような発電機由来のノイズは確認できなかった。
ところでガソリン式発電機は、運転時にどうしても騒音が発生する。GP18iEの騒音値は“ホンダやヤマハが発売している1.8kVAクラスの発電機よりもやや低い”という実測データがPLOWから公表されている(下記の検証動画参照)。今回の試用では延長ドラムを使ってGP18iEを無線機を置いたテーブルから5m程度離したが、運転中の騒音が交信の支障になることはなかった(移動運用の常識として、ヘッドホンを使った方が微弱信号が聞き取りやすくなるのは間違いない)。
YouTube 発電機の騒音値比較【再検証】PLOW:GP18iE、HONDA:EU18iE、YAMAHA:EF1800iS
(画像クリックで動画がスタート)
◇
PLOWは発電機年間レンタルプランを利用するメリットについて、次のように述べている。
「近年、一般家庭でも発電機を購入し停電に備える方が多くなってきています。しかし、それと同時に発電機を購入する事で発生している問題点もあります。1つは発電機自体が意外と高額で900Wクラスの物で6万円台、有名メーカーの物ともなると10万円を越える金額になり家計にとって結構な負担となってしまいます。
そしてもう1つの問題がメンテナンス不足による故障です。実際に先の大規模停電の時も“備えておいた発電機をいざ使おうとエンジンを掛けようとしたらかからなかった”という事例が多々発生していました。では何故このような故障が頻発したのでしょうか? 原因は“メンテナンス不足”です。発電機はエンジン製品がゆえに必ず定期的なメンテナンスを必要とします。メンテナンス内容は“長期保管時の燃料の抜き取り”“エンジンオイル”“エアクリーナー”“点火プラグ”など多岐にわたります。
しかし、発電機購入者の多くの方は、この定期メンテナンスを実施していないのが現状です。発電機の修理は高額になる事が多く、例として発電機の故障で特に多い事例で“燃料の劣化によるキャブレター詰まり”という故障の場合、20,000円を超える修理費用が発生してしまいます。こうした状況を鑑み、私どもは“どうやったらお客様にリーズナブルで、メンテナンスの手間がいらない状態で、発電機をお使いいただけるか?”を長い間考えてきました。そして今回のプロジェクトである“整備済みの発電機を定期的な周期で交換するレンタルサービス”にたどり着きました」
「メンテナンスはすべて自社で行い、常にメンテナンス済みの発電機を用意できる体制を作り、毎年交換時にはメンテナンス済みの発電機を発送し、使用済みの機体を回収するという仕組みにより、ユーザーの方の“メンテナンスの手間”と“故障のリスク”を最小限になるようにしました」
今回hamlife.jpが試用した環境では、GP18iEをアマチュア無線の移動運用で使う場合の支障になるような事象はなく、安定した電力供給のもとで楽しむことができた。1.8kVAクラスの発電機があれば、無線クラブでの移動運用にも便利だし、災害などで長時間停電した場合は家庭内の電気製品や固定用無線機の電力供給に役立つだろう。
このレンタルプランやGP18iEに興味がある無線家は、下記関連リンクで詳細を確認の上(レンタルプランは“1年間の契約期間中、中途解約はできない”“建築・土木関係の業務には使用できない”といった制限がある)、導入を検討してはいかがだろうか。
●関連リンク:
・発電機年間レンタルプラン(PLOW)
・GP18iEの特徴(PLOW)
・GP18iE 商品情報(PLOW)
・PLOWホームページ
「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2021年10月24日(日)21時からの第147回放送。前半では10月14日にNHKのニュース番組「NEWS シブ5時」で“人気再燃!? アマチュア無線”という特集が12分にわたって放送されたという報告。この特集取材にはJARLも全面的に協力したという。
後半は10月16~17日に公益財団法人 ボーイスカウト日本連盟が国際行事「JOTA
2021」に合わせ、全国3か所(東京、愛知、大阪)にスカウトを対象にしたアマチュア無線の臨時体験局兼記念局を開設、JARLも運営に協力したという話題。髙尾会長は東京都内に開設された8J1JOTAの運用体験会場を訪問したという。
これに関連して番組では、ボーイスカウト日本連盟から提供された体験局兼記念局(8J1JOTA、8J2JOTA、8J3JOTA)のQSLカード見本3点と、水田かおりの新曲発売記念クリアファイル(直筆サイン入り)をセットにして10名にプレゼントする企画を発表した。
さらに10月17日に東京都八王子市で開催された、東京都支部と神奈川県支部の共催による「アウトドアミーティング2021
in 八王子」の模様を報告した。最後に今週末のイベントとして「胆振日高支部大会」(10月31日)を紹介した。
なお「CQ ham for girls」「OMのラウンドQSO」と同様、FMぱるるんのWebサイトリニューアルで、前回から同局の音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(JARL Webの特設ページからもリンクされている)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ
「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年10月24日(日)15時からの第379回放送。アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」副編集長の吉澤氏(JS1CYI)が登場し、CQ誌11月号(2021年10月19日発売)の記事紹介(表紙、「ブラジル初のWeb SDRパブリック受信局特別レポート」、特集「アマチュア無線機器購入ガイド2021」、別冊付録「2021アマチュア無線機器カタログ」)を行った。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから(FMぱるるんのWebサイトリニューアルでURLアドレスが変更になっているので注意が必要)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ
株式会社三才ブックスは、2021年10月28日(木)にムック「ラジオ番組表2021秋号」を刊行する。日本のラジオ局(AM、FM、短波)全103局の最新タイムテーブルを掲載。さらに放送局ごとの番組改編情報や番組別のネット局一覧表を掲載した、ラジオリスナーやBCLファンに必携の1冊だ。今号では「第14回 読者が選ぶ 好きなDJランキング」の結果発表と上位となったDJへのインタビューも掲載。特別付録として冊子「全国おすすめ音楽番組ガイド」が付いてくる。価格は1,320円(税込)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスは月刊誌「ラジオライフ」のほか、BCL、航空、鉄道などラジオや通信の受信を楽しむファンのためのムックを多数刊行しているが、10月28日(木)に「ラジオ番組表2021秋号」(A4変形判サイズ、258ページ)を刊行する。
同書は、日本のラジオ局(AM、FM、短波)の番組改編期である4月と10月のタイムテーブルを掲載し、年2回刊行されているもの。ラジオ局が発行するタイムテーブルをそのまま掲載するだけでなく、局別の番組改編トピックスや番組別のネット局一覧表、タレント別の出演番組インデックス、話題の出演者のインタビューなどが掲載されている。周波数別の放送局リストも掲載されているのでBCLファンにも愛読者が多い。またradikoプレミアムの利用者にも愛用されている。
三才ブックスによると、今号のおもな内容は下記のとおり。
◆特集「第14回 読者が選ぶ 好きなDJランキング」
1年をかけて読者のみなさんに募集した「好きなDJ」のランキング発表! 上位の方にインタビュー!
◆ その他記事
・日本全国103局最新タイムテーブル
・秋改編トピックス
・AM/FM各局別改編ニュース
・コミュニティFM局完全データ
・50音順タレントインデックス
・AM50番組ネット局一覧表
・全国放送局周波数リスト
・リスナーの主張
◆特別付録冊子「全国おすすめ音楽番組ガイド」
ステイホームによりラジオ需要が増えている今、「仕事しながら」「勉強しながら」楽しめる全国の音楽番組を紹介する付録企画。平日、金、土、日
の曜日別 、さらに時間帯でまとめ検索性も抜群。 内容は放送時間・番組名、出演者、番組概要など
コンパクトに紹介。さらに「洋楽」「邦楽」「懐メロ」「ランキング」「演歌」「クラシック」「ジャズ」などジャンルがわかるアイコンもつけている。
「ラジオ番組表2021秋号」を確実に予約・購入するには下記Amazonリンクの利用がおすすめだ。
●関連リンク: ラジオ番組表(三才ブックス)
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年10月25日時点で、アマチュア局は「381,947局」の免許情報が登録されている。前回紹介した10月18日時点の登録数から1週間で7局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年10月25日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「381,947局」の免許状情報が登録されていた。前回、10月18日時点のアマチュア局の登録数は「381,954」だったので、1週間で登録数が7局ほど増加した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年10月25日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「2局」の免許情報が登録されていた。前回、10月18日時点の登録数は「5局」だったため、この間に3局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
九州総合通信局は第七管区海上保安本部大分海上保安部津久見分室と共同で大分市や臼杵市の漁港において、10月20日から21日にかけて船舶に開設された不法無線局の取り締まりを実施し、免許を受けず漁業用無線機を設置し不法に無線局を開設していた大分市在住の男を電波法違反容疑で摘発した。
九州総合通信局の報道発表は次のとおり。
九州総合通信局は、令和3年10月20日から21日にかけ、大分海上保安部津久見分室と共同で大分市および臼杵市の漁港において、船舶に開設された不法無線局の取り締まりを行い、1名を電波法違反容疑で摘発しました。
【容疑の概要】
電波法違反(不法無線局の開設)
・被疑者: 大分市在住(職業:自営業)の男性A(68歳)
船舶に設置されていた不法船舶無線局の無線機器
【参考】適用条文(抜粋)等
(1)電波法第4条(無線局の開設)
「無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない(以下省略)」
(2)電波法第110条(罰則)
「次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
~第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者(一部略)」
九州総合通信局では「電波利用秩序の維持を図るため、今後ともこのような不法無線局の開設者に対して捜査機関の協力を得ながら厳格に対処していきます」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・九州総合通信局 船舶に開設した不法無線局を摘発
・海上保安庁第七管区海上保安本部大分海上保安部
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年10月24日の第460回放送は「JOTA-JOTI Plaza 現地レポート」を特集。スカウトの世界イベント「JOTA(ジャンボリー・オン・ジ・エア)」「JOTI(ジャンボリー・オン・ジ・インターネット)」が10月15~16日に開催された。これに合わせて日本では10月16~17日の2日間、東京、愛知、大阪で「JOTA-JOTI Plaza」が開かれ、免許を持たないスカウトのために臨時体験局が開設された。このうち17日に大阪会場で行われた体験局運用(8J3JOTA)の模様をレポートするという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約60分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第460回の配信です