無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
hamlife.jp (2024/11/26 5:35:22)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
9月30日、近畿総合通信局は免許を受けずにアマチュア無線局を開設していた第四級アマチュア無線技士の資格を有する奈良市在住の73歳男性に対し、9月30日から17日間にわたる無線従事者の従事停止処分を行った。なお本件は、同総合通信局が実施した電波監視により電波法違反の事実が発覚したものである。
近畿総合通信局が発表した処分内容は次のとおり。
近畿総合通信局は、電波監視において不法無線局の開設を確認し、電波法に基づく処分を行いました。
違反の概要および行政処分の内容
被処分者:
奈良市在住の男性(73歳)
違反概要:
免許を受けずにアマチュア無線局を開設した。
処分内容:
令和3年9月30日から17日間、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分
【参考】電波法(昭和25年法律第131号)(抜粋)
第4条第1項
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下略)
第79条第1項
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は三箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
二(以下略)
近畿総合通信局は「今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対して厳正に対処してまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 近畿総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分-無線従事者の従事停止-
2021年9月29日、愛知県名古屋市に本社を置くCBC(中部日本放送)テレビは、ニュース番組内で「70年前の民放第一声 名古屋・CBC開局当時のお宝受信証・ベリカードが88歳男性宅にあった!!」と題した企画特集を放送した。愛知県設楽町で電器店を営む松尾義吉さん(88歳)宅を訪問する内容で、松尾さんが自作ラジオで受信して手に入れたという、日本初の民間放送局として同局が1951(昭和26)年9月1日にラジオ放送を開始した当時のベリカード(受信確認証)などを紹介。松尾さんのインタビューを交えながら、ラジオ受信とベリカード収集の楽しさを伝える内容となっている。この特集はYouTubeのCBC公式チャンネルで視聴できる。
ウィキペディアによると、CBC(中部日本放送)は1951(昭和26)年9月1日午前6時30分、日本の民間放送として初となるラジオ本放送を開始した(※)。その第一声は宇井
昇アナウンサーによる「JOAR、こちらは、中部日本放送です。只今から、1090キロサイクルでお送りいたします。皆さん、おはようございます。こちらは名古屋のCBC、中部日本放送でございます。昭和26年9月1日、わが国で初めての民間放送、中部日本放送は今日ただいま、放送を開始いたしました」のアナウンスだったという。
※試験電波の発射は大阪の新日本放送(現在のMBSラジオ)のほうが早かったが、本放送の開始は5時間半ほどCBCのほうが早かった。
番組では、CBC開局時に発行されたお宝ベリカードの存在を聞きつけたレポーターが、松尾義吉さん(88歳)が経営する電器店を訪ねている。昭和20年代後半から昭和30年代前半は各地で民放ラジオ局の開局が続いたが、松尾さんはそれぞれの局に割り当てられたコールサインの順番などを説明。自作ラジオでBCLを楽しみながら、収集したベリカードは60枚を超えたという。
ラジオ好きが高じて電器店を営む松尾さん。「88歳となった今も、ラジオとともに毎日があります」と紹介している。民放AMラジオ放送はFMラジオ放送(AM補完放送)への転換方針が示され、中波は停波が取り沙汰されている。そんな中にあって、ラジオ受信の魅力を紹介するニュース番組として放送直後から話題となっている。なお、放送された番組は約2分50秒の動画としてYouTubeで公開されている。
●70年前の民放第一声 名古屋・CBC開局当時のお宝受信証・ベリカードが88歳男性宅にあった(YouTube)
※画面をクリックすると動画がスタートします。
●関連リンク:
・70年前の民放第一声
名古屋・CBC開局当時のお宝受信証・ベリカードが88歳男性宅にあった!!(CBC news)
・民放ラジオ番組史1・黎明期の番組(RadiChubu-ラジチューブ-)
・民放AMラジオ44局が2028年秋までにFM化へ、在京3局はAM停波も目指す(日経クロステック)
・中部日本放送(ウィキペディア)
アンテナメーカーのコメット株式会社は、2019年11月に発売を開始し好評を博しているマルチユースアンテナ取付L型基台「CST-20」にUボルトを同梱した新バージョン「CST-20Plus+(プラス)」を2021年9月末から発売すると発表した。希望小売価格は4,180円(税込)。
コメットのCST-20は、カメラ用三脚やベランダの手すりなどにモービルアンテナを取り付けるのに便利なマルチユースアンテナ取り付け金具。耐食性のあるステンレス(SUS304)を使用し、幅60mm×長さ73mm/43mm×厚さ3mmのL型サイズで、M-J/N-Jコネクタ用の直径16mm穴をはじめ、Uボルト用の取り付け穴やカウンターポイズ用のネジ穴、カメラ用三脚で使われている1/4インチネジ穴などを2面に配置(1/4インチカメラネジが付属)。別売の三脚カメラねじ用アルミマスト「CP-035」の先端に取り付けることもできる。
このほど発売されたCST-20Plus+は、ポールへの取付用Uボルトを同梱したもの。同社は「マルチな使用用途をさらに拡大させ、いかなる使用要求へも対応できるよう、ユーザーや販売店様からの声を形にいたしました」と説明している。特徴は次のとおり。
<「CST-20Plus+」の特徴>
・ベランダフェンスやカメラ三脚等、様々な用途に対応できる、各種取り付け可能な設置穴が豊富なマルチユースアンテナ取付金具
・1/4インチカメラねじを1個付属し、三脚カメラねじ用アルミマストCP-035を取り付け可能
・マルチユースアンテナ取付金具に1/4インチカメラ雌ねじ穴を2面用意、カメラ三脚雲台に取り付け可能
・上部に高さ制限があるときに付属のUボルトでベランダのフェンス等に取り付けて約15°傾斜可能
・材質を耐食性のあるステンレス製SUS304を使用、さらに板厚を3mmとし頑丈な作り
<CST-20Plus+のスペック>
・幅:60mm
・L部長さ:43mm×73mm
・板厚:3mm
・質量:126g
・価格:4,180円(税込)
詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・CST-20(コメット 製品情報)
・CP-035(コメット 製品情報)
2021年10月3日(日)6時から12時までの6時間にわたり、JARL鳥取県支部主催「2021オール鳥取コンテスト」が、国内のアマチュア局を対象に、3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で開催される。
交信対象は「県内局(鳥取県内で運用する個人局、社団局)」が鳥取県内を含む全日本の局、「県外局」が鳥取県内局。ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市郡ナンバー」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都道府県ナンバー(北海道は01)」となる。
マルチプライヤーは、「県内局」が鳥取県内の異なる市郡数+鳥取県外の異なる都道府県数。「県外局」が鳥取県内の異なる市郡数。「県外局」でも鳥取県内に移動して運用する個人局、社団局は「県内局」とする。
紙ログと電子ログの締め切りは10月31日(日)消印有効、または電子メール着。郵送の場合は封筒に「オール鳥取コンテストログ在中」と朱書きのこと。詳しくは下記関連リンクから「2021オール鳥取コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・2021オール鳥取コンテスト規約
・JARL鳥取県支部
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年9月23日夜に放送した第489回分がアップされた。
2021年9月23日(第489回)の特集は「ハムフェア2021中止」。JARLが10月2日、3日に予定していた「ハムフェア2021」の開催中止を発表したことを受けて、来年に期待する思いを語った。さらに近く開催されるコンテストとして「JLRS 第50回記念パーティーコンテスト」「福岡コンテスト」を紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第489回放送
・QRL Facebookページ
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年9月18日に「Ver5.34」としてバージョンアップ(簡単なバージョンアップ方法を導入)したが( 2020年9月19日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、3日後の9月21日、翌日の9月22日、さらに9月29日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年9月18日に「Ver5.34」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、9月21日→9月22日→9月29日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2021/9/29の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sの表示メニューにMessage欄の検索機能を追加。
部分文字列検索とワイルドカード検索ができます。
・JT-Get’sで3文字のDX局コールサインが認識できなかったので修正。
・JT-Get’sは、900行まで表示するように変更。
・JT-Get’sのメニューにFreq(Q)を追加。
dB/DT/FreqのFreqが一致する局だけを表示します。
その後の進捗状況(2021/9/22の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sの表示メニューにMessage欄の検索機能を設けました。
部分文字列検索とワイルドカード検索ができます。
・JT-Get’sで3文字のDX局コールサインが認識できなかったので修正。
・JT-Get’sは、900行まで表示するように変更。
その後の進捗状況(2021/9/21の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sの表示メニューにMessage欄の検索機能を設けました。
部分文字列検索とワイルドカード検索ができます。
・JT-Get’sで3文字のコールサインが認識できなかったので修正。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.34
・Turbo HAMLOGホームページ
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は2021年9月29日、年4回刊行している機関誌「JARL NEWS」の電子ブック版「電子版JARL NEWS」2021年秋号の公開を開始した。特集(カラーページ)は「東京2020オリンピック・パラリンピック記念局の運用報告」と「JARLの新アワード『10,000局賞』受賞者」の2本立て。そのほか「JARL Express-JARL事業の近況報告」「第63回QSOパーティ規約」など今号も盛りだくさんな内容だ。
「電子版JARL NEWS」は2014年7月1日から公開が開始された。当初は誰でも自由に閲覧できる状態になっており、掲載されている会員の個人情報保護の観点から問題視する声もあったが、その後は会員専用ページに閲覧用のユーザー名とパスワード(スマートフォン版の場合はブックID)を掲示することで、会員のみが閲覧できる措置が取られている。
「電子版JARL NEWS」はパソコン上にダウンロード保存ができず、インターネットに接続されたパソコン(またはスマートフォンアプリ経由)で閲覧する必要がある。
↓スマートフォン版の閲覧手順はコチラで解説!
<閲覧手順の説明つき!!>「電子版JARL NEWS」が、専用アプリでスマートフォン閲覧サービスを再開
●関連リンク:
・JARL Web
・電子版JARL NEWSへの会員認証ページ
徳島2mSSB愛好会は2021年10月1日(金)0時から10月10日(日)23時59分までの1週間にわたり、144MHz帯(144.100~144.500MHz)SSBモードで「徳島2mSSB愛好会マラソンコンテスト」を開催する。「ロールコール時のQSOはポイントにならない」「常置場所と同じ県内の移動は可」「交信相手は個人局に限る(社団局、特設記念局など不可)」「同一局との交信は期間中一回のみ有効で、重複交信は二度目の交信記録のページを抹消する」などの説明があるので注意のこと。
参加部門は「徳島愛好会会員の部」と「会員外の部」の2つ。交信対象は国内のアマチュア無線局(社団局、特設記念局など不可)で、ナンバー交換は、「徳島愛好会会員の部」「会員外の部」ともに、「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「運用場所(QTH)」を送る。得点は完全なナンバー交換で1点。マルチプライヤーは運用日数(1~10)。
書類はJARL制定のサマリーシートとログ、または類似品で作成し10月31日(日)まで(必着)で提出のこと。100局以上の場合は重複チェック表を添付のこと(書式不問)。なお、総得点が1,500点以上(得点の和×マルチ)の局には、努力賞として自局のコールサインプレートが贈られる。
詳しくは「徳島2mSSB愛好会マラソンコンテスト」で確認してほしい。
●関連リンク:
・徳島2mSSB愛好会マラソンコンテスト規約(2021年 令和3年
行事予定の中で紹介)
・徳島2mSSB愛好会
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年9月26日(日)21時30分からの第278回放送。前半はJH1DLJ 田中氏がJARL制定の「東京2020 JARL記念アワード」の“Special”(全エリアのOLYMPIC局+JA1TOKYOと交信)を達成したという報告。JA1NFQ 中島氏はいくつか取りこぼした局があり、アワード達成には至らなかったという。また年齢とともに感じる体力や視力の衰え、体力作りなどの話題にも触れた。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いて管理部長の伊藤 純氏(JH1OPI)が登場。8月14~29日まで開催された「HAMtte交信パーティー 2021夏」の報告を行った。今回は過去最高の参加者数(書類提出者数)になりそうな気配という。同交信パーティーはこれまでに14回開催されたが、メンバー対象に行われた初回の書類提出者はわずか14名だったと明かした。さらに書類提出者の傾向や、毎回変わる「20局賞」のノベルティ賞品を選定する苦心談を語った。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。最近FMぱるるんのWebサイトがリニューアルし、番組音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(「CQ ham for girls」「Radio JARL.com」も変更されている)。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
無線従事者国家試験等を実施する公益財団法人 日本無線協会は、2021年9月25日と26日に実施した、令和3年9月期の1アマ、2アマ国家試験の問題と正答をWebサイトに掲載した。
公開されたのは第一級アマチュア無線技士、および第二級アマチュア無線技士の国家試験(1アマは9月26日、2アマは9月25日に実施)における「工学」と「法規」の問題と正答。いずれもPDF形式。
ちなみに1アマの工学・法規の問題はいずれも150点満点で合格点は105点。2アマの工学は125点満点で合格点は87点、2アマの法規は150点満点で合格点は105点と公表されている。
なお合格発表は郵送のほか、試験から約半月後に日本無線協会のWebサイト上でも掲載期間限定で行われる予定だ。
★こちらの記事も参考に…
<1アマ国試の合格率は「28.0%」と大幅悪化、4アマ新規取得者は1万人を割り込む>総務省、令和2年度末の「資格別 無線従事者免許取得者数の推移」を公表
<無線従事者国家試験の情報も調べやすく>日本無線協会、公式サイトをリニューアル
●関連リンク:
・令和3年9月期 1アマ工学問題 PDF
・令和3年9月期 1アマ工学解答 PDF
・令和3年9月期 1アマ法規問題 PDF
・令和3年9月期 1アマ法規解答 PDF
・令和3年9月期 2アマ工学問題 PDF
・令和3年9月期 2アマ工学解答 PDF
・令和3年9月期 2アマ法規問題 PDF
・令和3年9月期 2アマ法規解答 PDF
・試験問題と解答(日本無線協会)
・試験の合格基準等(日本無線協会:PDF形式)