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hamlife.jp (2024/11/26 3:05:24)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。今回、2021年9月18日にそのWindows版の最新バージョンとして「Ver5.34」が公開された。前回の「Ver5.33」の公開が7月31日だったので、2か月弱でのアップデートとなる。なお、今回「簡単なバージョンアップ方法」として、「HAMLOGのヘルプメニューから、そのまま最新版をダウンロードしてインストールすることができます」と案内している。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。今回、そのハムログのメジャーアップデートが2021年9月18日に公開された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
Ver5.34 2021/9/18
・JT-Get’sを次のとおり改良。
* 受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
* 初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
* B4が空欄のCQ局は薄い青色で表示するようにした。
* これらCQ局などの色は、変更できるようにした。
* QSOデータをSaveする瞬間は、念のためSave完了までJT-Get’sを停止するよう修正。
* バンド切り替え時に周波数を表示するようにした。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
・メイン画面のポップアップメニュー「このデータ後の交信局数を表示」を再度クリックすると環境設定1の「このデータ後の交信局数を表示」の値に戻るようにした。
・メイン画面のポップアップメニューに「Callsignを取り込む」を追加。
・複合条件検索のADIF出力に、QSL発行済み交信を除外する選択を追加。
・Hamlog50.dllを再コンパイル。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.34
・Turbo HAMLOGホームページ
先週のアクセスランキング1位は、今年10月2日(土)と10月3日(日)に東京ビッグサイトで開催を予定していた「ハムフェア2021(アマチュア無線フェスティバル)」の中止を一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が発表した速報記事。新型コロナウイルスの中でも感染力が強いデルタ株の蔓延が広がるなか、JARLが9月6日に臨時で開催したアマチュア無線フェスティバル実行委員会、および9月11~12日の第56回理事会において検討し、開催中止を最終的に判断したものだが、昨年に続いて2年連続となる中止の一報に、「楽しみにしていたのに残念」「苦渋の決断だ」「この状況では仕方ない」「決定が遅すぎる」など、アマチュア無線家からのさまざまな意見が飛び交った。
続く2位と3位、5位に新刊情報がランクイン。2位は、2021年9月18日(土)発売の月刊誌、CQ出版社「CQ ham radio」2021年10月号に関する情報で、特集は「はじめてのアマチュア無線Q&A集」、別冊付録「電波伝搬ナビ HF帯編」が付く。3位は同じく、9月18日(土)発売の隔月刊誌、電波社「HAM world(ハムワールド)」2021年11月号に関する情報で、特集は「『欲しい』を実現! 手作り無線アイテム」、注目記事は「ヤエスFT5D登場!」など。5位には、10月6日(水)発売のムック、三才ブックス「ライセンスフリー無線完全ガイド Vol.6」に関する情報で、最新モデルから充電池比較、旧スプリアス規格機の“当分の間使える”まで。付録には「ライセンスフリー無線手帳2021-2022」が付く。3誌とも盛りだくさんな内容を収録している。
4位、6位、9位には、アマチュア無線がテレビや新聞などマスメディアで取り上げられた話題がランクイン。4位は「YouTubeで動画公開中--テレビ熊本(TKU)、ニュース番組でアマチュア無線の人気再燃を特集」、6位は「アマチュア無線歴40年、93歳のハム--南日本新聞、安田祺太郎氏(JI6SRX)がアマチュア無線の魅力を語る」、9位は「打ち上げ後はアマチュア無線ビーコン信号をキャッチ--高知新聞、高知高専など10高専が開発した超小型衛星『KOSEN-1』の全国初!公開型受信局開設を報道」。どれもメディア公式記事の公開期間が短いので、早めの確認をおすすめする。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)速報--JARLが「ハムフェア2021」の開催中止を決定
2)特集は「はじめてのアマチュア無線Q&A集」、別冊付録「電波伝搬ナビ HF帯編」付き--CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2021年10月号を刊行
3)特集「『欲しい』を実現! 手作り無線アイテム」、注目記事「ヤエスFT5D登場!」ほか--電波社、「HAM world(ハムワールド)」2021年11月号を9月18日(土)に刊行
4)YouTubeで動画公開中--テレビ熊本(TKU)、ニュース番組でアマチュア無線の人気再燃を特集
5)最新モデルから充電池比較、旧スプリアス規格機の“当分の間使える”まで--三才ブックス、「ライセンスフリー無線完全ガイド Vol.6」10月6日発刊
6)アマチュア無線歴40年、93歳のハム--南日本新聞、安田祺太郎氏(JI6SRX)がアマチュア無線の魅力を語る
7)東京2020公式ロゴ付きも-- JARLが開設したオリンピック・パラリンピック特別記念局「JA1TOKYO」「8J※OLYMPIC」「8N※OLP」のQSLカード公表
8)免許を受けずにアマチュア無線機を設置--四国総合通信局、操船する漁船に不法無線局を開設していた男を電波法違反容疑で摘発
9)打ち上げ後はアマチュア無線ビーコン信号をキャッチ--高知新聞、高知高専など10高専が開発した超小型衛星「KOSEN-1」の全国初!公開型受信局開設を報道
10)超簡単なHFポータブルアンテナ--「月刊FBニュース」、9本の連載とニュース2本をきょう公開
JARL北海道地方本部は2021年9月20日(月・祝)の9時45分から16時まで、オンライン会議システム“Zoom”を使った「北海道アマチュア無線オンラインミーティング2021」を開催する。今年は「第7回 北海道ハムフェア」が開催される年だったが、コロナ禍の収束が見通せない状況のため次年度以降に延期が決定、代替としてこのオンラインイベントが行われることになった。開催前日の9月19日(日)15~16時には一般参加希望者を対象に、Zoomの接続テストと簡単な機能の説明も行われる。
9月18日昼現在で公表されている「北海道アマチュア無線オンラインミーティング2021」プログラムの概要は下記の通り。
◆開会式 09:45~
開会式終了後、集合写真撮影を行います。写真撮影をご承諾いただける方は、カメラをonにしてご待機ください。また、写真撮影をご希望にならない方は、一旦会議室からご退席いただき、メーカープレゼンテーションの時間から再度ご入室ください。
◆メーカープレゼンテーション
メーカー各社の製品をご紹介いただきます。新製品や最新のテクノロジーをオンラインでお届けします。
①アイコム株式会社「IC-705 デザインの全て」 10:00~
IC-705の担当デザイナーが、IC-705のデザインコンセプトとアイコムのアイデンティティ、使いやすさを追求し実際の製品に仕上げていくまでの過程などをご紹介いたします。
②八重洲無線株式会社「技術紹介」 10:30~
YAESUブランド伝統の系譜から生まれたダウンコンバージョン方式を採用し、YAESU独自のハイブリッドSDR回路構成を備えた「FTDX101、FTDX10シリーズ」の紹介。8月に発売となったばかりの優れた基本性能と全く新しい操作感覚で快適なオペレーションを実現した 高音質C4FM(デジタル)/FM(アナログ)144/430MHzデュアルバンドトランシーバー「FT5D」の紹介。
◆オンラインブース 11:00~12:00
対面ではできないブース訪問をオンラインで行います。当初予定していた各局紹介リレーもオンラインブース形式で行います。各団体には、説明の時間を2セット行っていただきます。お好きなブースへお立ち寄りください。途中からの参加も可能です。メインの会議室から各ブースのブレイクアウトルーム(小会議室)へお入りください。
◆じっくり聞くべや~二文字コールの話 2文字が語るアマチュア無線の黎明期 12:45~13:30
現在もアクティブにアマチュア無線を楽しまれている3名の2文字コールのOM諸氏(JA8OW 谷本健一氏、JA8LE
川久保順平氏、JA8VE
斎藤邦夫氏)をお迎えし、アマチュア無線の黎明期についてのお話やエピソードなどを座談会形式でお話いただきます。貴重なお話や楽しいお話が聞ける機会です。ぜひご視聴ください。
◆ハムテクニカルウェビナー
①430MHzオリジナルバイコニカルアンテナの自作 13:45~14:30
皆様おなじみ「自作集団ホワイトエンジェル」代表のJR8IJT
山田徳充氏が、430MHzのオリジナルバイコニカルアンテナの自作のコツを伝授します。このセミナーに参加すれば、良く飛び良く聞こえるアンテナを再現性良く自作することが可能です。
②サテライト通信移動運用ライブ 14:45~15:30
「サテライト通信ってどうやるの」そんな疑問がある方や、移動運用によるサテライト通信に興味のある方は、ぜひご視聴ください。講演ではサテライト通信についての説明から運用の実演まで、全国各地を移動しながらサテライト通信を行ってきたJO2ASQ
清水祐樹氏がご説明くださいます。
◆この指とまれ(オンラインミーティング) 15:45~16:30(予定)
テーマ毎のオンラインミーティングです。メイン会議室からご自身の興味のあるブレイクアウトルーム(小会議室)にご入室ください。普段無線でしかお会いできない方々とお顔を拝見しながら親交を深める機会です。オンラインを活用したアイボールをお楽しみください。「この指とまれ(オンラインミーティング)」の終了をもって「北海道オンラインミーティング2021」は終了といたします。
①「衛星通信」 運営・司会:JO2ASQ
②「デジタルモード 運営・司会:JF8EPR
③「フリーライセンス」 運営:7K1EAS/8(さっぽろOS330)・司会:トカチAA180
④「青少年・ジュニアハム」 運営・司会:JK8CFM
⑤「QRP」 運営・司会:JA8IRQ
⑥「移動運用」 運営・司会:JH8CLC/7
※メイン会議室から各ミーティングのブレイクアウトルーム(小会議室)にお入りください。入退室は自由です。
※入室後は運営者の指示に従ってください。(マイクはoffでご待機ください)
※ミーティングの趣旨をご理解いただき、誹謗中傷やミーティングにふさわしくない発言は厳に謹んでいただくようお願いいたします。
この「北海道アマチュア無線オンラインミーティング2021」の参加(視聴)には、オンライン会議システム「Zoom」の使用が必須になる。PCやスマートフォンにあらかじめZoomをインストールし、事前に使用方法などについて確認しておこう。なお当日は参加者の上限が500名に設定されている。またイベントはすべてライブ配信のみとなり、後日の再配信は予定されていない。
主催者は「イベントの前日(9月19日(日)15:00~16:00)にイベントへの一般参加を希望されている方を対象に、Zoomの接続テストと簡単な機能のご説明をいたします。接続テストに参加される方は先の時間帯に“オンラインミーティングに参加”ボタンを押し、zoom会議に参加してください」と呼び掛けている。Zoomに慣れていない場合は、このテストを利用するとよいだろう。
イベントの詳細、プログラム、接続方法などは下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・北海道アマチュア無線オンラインミーティング2021(JARL北海道地方本部)
・北海道アマチュア無線オンラインミーティング2021 プログラム
・北海道アマチュア無線オンラインミーティング 参加する
・Zoomダウンロードセンター
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2021年9月11日(土)と12日(日)に連盟会議室からのWeb会議で第56回理事会を開催、その報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。同理事会では「ハムフェア2021について」「社会貢献活動のガイドラインについて」「社員総会議事運営規程の一部改正について」など4つの議題が討議されたほか、協議事項と業務報告が行われた。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。
JARL Webの会員専用ページに掲載された第56回理事会報告によると、今回は次の4議題が審議された。その概要と要点を同報告からいくつか抜粋で紹介する。
<議題>
第1号議題:社員総会議事運営規程の一部改正について
第2号議題:表彰規程の一部改正について
第3号議題:社会貢献活動のガイドラインについて
第4号議題:ハムフェア2021について
◆第1号議案「社員総会議事運営規程の一部改正について」概要と要点
JARLの現行の社員総会議事運営規程は、議決権行使書について「賛否の両方に表示がある場合及び両方に表示がない場合には、その議案について賛成したものとみなす」と規定されているが、JARL側の提案する議案だけでなく、社員が提案する議案についても同様に賛成したものとみなされるため、賛否の両方に表示がある場合及び両方に表示がない場合は、JARL側提案の議案では賛成、社員提案の議案では反対として扱う旨明示する改正が提案された。
しかし、社員提案の議案の内容によってはJARLとして賛成として取り扱うことも考えられることから、社員総会の前に行われる理事会の決議により、議決権行使書における賛否の表示の取り扱いを、議案ごとに個別に変更できるよう改正提案された。審議後に賛否を諮り、原案どおり全員異議なく承認、即日施行となった。
◆第2号議案「表彰規程の一部改正について」概要と要点
JARLの表彰規程に、新法人移行後の連続した10年ごとにJARL在籍の正員と社団会員(正員のライフメンバーは、ライフメンバー会費納入連続10年ごと)を表彰する条文を追加するというもの。表彰状はWebからのダウンロード方式となる。審議後に賛否を諮り、原案どおり全員異議なく承認、即日施行となった。
◆第3号議案「社会貢献活動のガイドラインについて」概要と要点
今年3月、アマチュア無線の社会貢献活動での活用について制度改正がなされ、今後の活用における指針として、総務省やJARLの考え方、法令等をもとにガイドライン案を作成したものを審議した。
その中で、社会貢献活動での活用事例や使用できる範囲等について意見が出され、現在はコロナ禍によるボランティア活動等の停止により実例等の把握が難しい状況であるが、制定後は、活動の事例や実績などを見ながら問題点等を把握し、より実際の連用に即したものとしていきたいとの説明があり、審議後に賛否を諮った結果、原案を一部修正することで全員異議なく承認した。
◆第4号議案「ハムフェア2021について」概要と要点
今年の「ハムフェア2021」開催の可否について、アマチュア無線フェステイバル実行委員会の検討結果を踏まえて審議。9月6日に臨時に開催された同実行委員会における検討内容の報告と、新型コロナウイルスの急速な感染者数の増加に伴う緊急事態宣言地域の拡大、医療現場の逼追状況を勘案し、全国より多数が来場する同イベントにおいて、来場者や出展者、スタッフ等関係者の安全を最優先に考慮した結果、安全を確保することが困難であるとした同実行委員会の結論について説明がなされた。
議論の中で、現下の状況では開催中止はやむなしとの多数の意見とともに、開催を中止とした場合の出展料の対応等について意見が出され、審議後、開催中止とすることについての賛否を諮り、全員異議なく承認した。
その他、協議事項では「地方広域ハムフェアの予算について」「令和4年度地方本部費の考え方について」「第10回定時社員総会で出された要望・意見について」が話し合われ、業務報告として「総務省の意見募集(デジタル変革時代の電波政策懇談会報告書案)に対する意見提出について」「トランスポンダ搭載衛星(てんこう2)への協力について」「IARU第3地域総会(リモート開催)について」「委員会等の開催について」「諸報告」が行われた。
同理事会報告の詳細は、下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧できる。
●関連リンク: 第56回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)
アイコム株式会社は2021年9月17日、人気のHF~430MHz帯オールモードポータブル機「IC-705」の外観3Dデータを同社公式サイトで公開した。データは一般的な3Dモデリングソフトや3Dプリンターで取り扱えるSTL形式で約1.45MB。同社はこのデータ公開について「IC-705のコンセプト、“Be Active!”にはお客様に自由な発想でお楽しみいただきたい、という想いも込められています。そこで、個人のお客様に3Dプリンターでパーツを作成、カスタマイズしていただくなど、自由な発想でお楽しみいただくことを目的として外観3Dデータを公開いたしました」と説明している。
アイコムのIC-705は同社が27年ぶりに発売するポータブル機として「ハムフェア2019」会場で初お披露目され、2020年6月19日に出荷が始まった。コンパクトサイズでHF~430MHz帯のオールモード(D-STARを含む)で、最大10W(付属バッテリー使用時5W)での送受信が行えることから国内外で話題となり、すでに数万人のユーザーがいるという人気機種だ。
アイコム自身も、キャリングバッグや小型オートアンテナチューナー、専用スタンドなどのオプションを発売しているが、国内外のサードパーティーからもIC-705で使用することを前提にしたアンテナ基台やキャリーケース、キャリングハンドルなど、さまざまな周辺機器(アクセサリー)が発売されている。
そうしたIC-705ブームを反映して、このほどアイコムがIC-705本体外観の3Dデータ(STL形式)を無償で公開した。このデータを使えば3DプリンターでIC-705の外観が作成できるほか、データを活用して、さまざまなパーツを作ることも可能になる。
アイコムは次のように説明している。
『IC-705のコンセプト、「Be
Active!」にはお客様に自由な発想でお楽しみいただきたい、という想いも込められています。そこで、個人のお客様に3Dプリンターでパーツを作成、カスタマイズしていただくなど、自由な発想でお楽しみいただく事を目的として外観3Dデータを公開いたしました。
カスタムパーツ自作等の目的に支障のない範囲で、一部の形状を簡略化しております。
公開3DデータはSTLデータ形式となっており、フリーソフトを含む多くの一般的な3Dモデリングソフトや、3Dプリンターで取り扱うことができます。3Dモデリングソフトウェアや3Dプリンターの操作方法、ご利用方法のサポートについては弊社ではできかねます』
なお、公開された3Dデータの利用には、同社が定めた規約を守る必要がある。細かい制限事項もあるので、事前に必ず目を通しておこう。
9月17日、この3Dデータが公開されると、さっそくデータのダウンロードを行ったり、手持ちの3Dプリンタで印刷した場合の所要時間をチェックするファンも見られた(SNSには「28時間半かかるのか」という書き込みもあった)。今後、思い思いに工夫を凝らしたカスタムパーツ作りが流行するかもしれない。
こちらの記事を参考に↓
<英国の無線ショップが動画で紹介>HF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」の必須アクセサリーTop10
●関連リンク:
・IC-705 3Dデータ(STLデータ)ダウンロード(アイコム)
・IC-705 製品情報(アイコム)
日本における、2021年9月18日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局からコールサイン発給情報の更新発表があった。なお同総合通信局からは、9月に入り3回目の更新発表となる。一方、2エリア(東海)の東海総合通信局からは、「8月17日時点」の更新を最後に1か月間、発給情報の発表が行われていない。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
2021年9月20日(月・祝)6時から18時まで、JARL関西地方本部主催の「第51回 XPO記念コンテスト」が1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で開催される。規約改正で新たに「シングルオペ 1.9MHzバンド」に「電信電話」種目が加わったほか、JARLコンテスト使用周波数帯の変更に伴い、1.9MHz帯と50MHz帯の使用周波数が変わっているので注意が必要だ。なお、JARL東海地方本部主催の「愛・地球博記念コンテスト」との共同企画で、両方に参加しそれぞれに書類を提出することにより特別ルールが適用され、抽選で記念品が贈呈される。
このコンテストの参加資格は日本国内のアマチュア無線局(交信対象も同じ)。ナンバー交換は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「JARL制定の都府県・地域などのナンバー」となる。
事務局では「今年度も東海地方本部主催の『愛・地球博記念コンテスト』との共同企画があります。両方に参加し、それぞれに書類を提出することで自動的にこの特別ルールが適用されます(この特別ルールのために別途ログを提出する必要はありません)」と案内している。
ログの締め切りは電子メール、郵送ともに10月11日(月・祝)まで(当日消印有効)。詳しくは「第51回 XPO記念コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第51回 XPO記念コンテスト規約
・JARL関西地方本部コンテスト委員会
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、「東京2020オリンピック・パラリンピック」の開催を記念して、2021年5月1日から9月5日まで開設・運用したJARL特別記念局(PR局)「8J※OLYMPIC」と「8N※OLP」(※には1~0のエリア番号が入る)、さらに「東京2020公認プログラム」として7月16日から9月5日まで開設・運用した、 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催記念 アマチュア無線記念局「JA1TOKYO」の記念QSLカードデザインを公式サイトのJARL Webで公表した。「JA1TOKYO」のQSLカード裏面には、版権や管理の厳しい東京2020公式ロゴマークが印刷され、プレミアム感のある1枚となっている。
JARLでは、2021年7月23日から開催された「東京2020オリンピック・パラリンピック」を記念して、多くのアマチュア無線局にPRすることを目的に、各地方本部ごと開設する移動局、コールサイン「8J※OLYMPIC」の10局と、全国15か所(15局)においてハイパワー出力で世界中に向けて発信する、コールサイン「8N※OLP」の合計25局を、JARL特別記念局として2021年5月1日(土)から9月5日(日)まで開設・運用(※には1~0のエリア番号が入る)し、多くのアマチュア無線家と交信を行った(正式集計はまだだが、25局合計で数十万局とのQSOと言われている)( 2021年5月1日記事 )。
また、東京2020オリンピック開会式の直前となる7月16日から8月8日まで、東京都西東京市のスカイタワー西東京を会場(8月9日以降は場所を東京・大塚のJARL本部へ移して運用)に「<東京2020公認プログラム>東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催記念 アマチュア無線記念局『JA1TOKYO』」の運用をスタート( 2021年7月17日記事 )。「JA1+サフィックス5文字」という珍しいコールサインが割り当てられた記念局は、各バンド・各モードで勢力的にオンエアーし、およそ2万3千局と交信したとのことだ。
今回、これらJARLが開設したオリンピック・パラリンピック特別記念局「JA1TOKYO」「8J※OLYMPIC」「8N※OLP」3種類のQSLカードの表面と裏面のデザインが公表された。
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念した記念局
■地方本部が開設するPR記念局
※開設期間:2021年5月1日(土)から9月5日(日)まで
■海外向け記念局
※開設期間:2021年5月1日(土)から9月5日(日)まで
↓この記事もチェック!
<東京2020応援プログラム> JARLが開設するオリンピック・パラリンピック特別記念局「8J※OLYMPIC」「8N※OLP」が5月1日からオンエアー
【速報】<7月16日に行われた開局セレモニーの模様>東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会記念 アマチュア無線記念局「JA1TOKYO」オンエアー開始
●関連リンク: 東京2020 応援プログラム JARL記念局インフォメーション(JARL Web)
八重洲無線株式会社は2021年9 月後半に各地の無線ショップで開催する「ハムライフ応援フェア」と、関連する販売店のセール情報を明らかにした 。
八重洲無線が発表した、各地のイベントスケジュールは下記の通り。いずれも新製品のハンディ機「FT5D」の展示が行われる予定だ。
★ハム・ランド「ハムライフ応援フェア」
・フェア開催期間:9月19日(日)~9月26日(日)
・八重洲無線スタッフ来店日時:
9月19日(日)10:30~16:00
9月26日(日)10:30~16:00
・開催場所:ハム・ランド http://www.hamland.co.jp/
神奈川県横浜市港北区新吉田東1-8-1
TEL:045-544-7359
・コメント:
横浜エリアで少し長めの「YAESUハムライフ応援フェアー」を開催します。「主要モデル」の実働展示、「こだわりオプション」の展示も行います。「来て」「見て」「触って」「試聴して」下さい。スタッフ来店日は楽しいハムライフの提案をさせていただきます。
★でんきのエムワン「オープン2周年記念セール」
・日時:
9月25日(土)10:00~17:00
9月26日(日)10:00~16:00
・開催場所:でんきのエムワン http://www.8649m1.com/
鹿児島県鹿児島市真砂町57-10 藤崎ビル1F
TEL.099-801-8649
各イベントにおける展示・デモ内容は下記関連リンクに準備が出来次第掲載される。
●関連リンク: 八重洲無線 催事情報
株式会社三才ブックスは、2021年10月6日(水)に特定小電力無線、合法CB無線(市民ラジオ)など、特別な資格を必要なしで楽しめる「ライセンスフリー無線」の最新情報を1冊にまとめたムック「ライセンスフリー無線完全ガイド Vol.6」を刊行する。西無線研究所の多機能ポータブル市民ラジオ「NTS115A」やノイズブランカ標準装備「NTS111B」、ノイズキャンセラー「NC27M」をはじめ、交信ドキュメントから旧スプリアス規格の無線機が2022年12月以降も“当分の間使える”という話題など、今回も盛りだくさんな内容を収録。付録には「ライセンスフリー無線手帳2021-2022」が付く。価格は1,760円(税込)。当初は10月2日、3日に東京ビッグサイトで開催予定だった「ハムフェア2021」の会場で先行発売する予定だったが…。満を持して全国一斉発売となる。
毎年、この時期に発刊される「ライセンスフリー無線完全ガイド」。その第6弾となる情報満載のムックが、10月6日(水)に月刊誌「ラジオライフ」で知られる三才ブックスから発売される。“フリラー(ライセンスフリー無線愛好家)”にとって待望の1冊になること間違いないだろう。
本誌購入特典としてアルインコの全部入り特定小電力無線機「DJ-P113R」の貸し出しや、各種プレゼント企画も用意している。掲載されている内容は下記のとおり。
◆「ライセンスフリー無線完全ガイド Vol.6」の概要
★発売日: 22021年10月6日(水)全国書店発売
★定価: 1,760円(税込)
★発行: 株式会社 三才ブックス
★体裁: B5判/96ページ+付録付き
<巻頭特別企画>
・多機能ポータブル市民ラジオ、NTS115Aのすべて
・ノイズキャンセラー「NC27M」登場!!
・ノイズブランカ標準装備で快適な交信が可能!! NTS111Bリポート
・ももすけの DJ-P113Rレビュー
・モチゴメクラブ無線部が ライセンスフリー無線完全ガイドにやってきた Vol.2
<第1章 フリラ運用編>
・3密を避けて野外で楽しもう、移動運用マニュアル
・北の大地でおいしいものを食べつくす!? SV2021参戦! 北海道運用レポート
・YouTuberももすけの教えるこだわり運用マニュアル
1)Eスポを狙え! 市民ラジオ運用テクニック
2)より遠くへ! グランドウェーブDX 山岳運用
3)アンテナ交換を楽しめ! デジ簡・デジコミ遠距離交信術
・山岳移動を始めたのはダイエットと体力作りの為だった山岳ロールコール
・東京都内で全都道府県交信達成!
・A4マニアックス特製ライセンスフリー無線用ログ デジコミ対応版が登場!
<第2章 フリラこだわり編>
・エネループ vs Amazon vs 中華
・アマチュア無線のハンディ機1台でPOTAに参加しよう
・旧スプリアス規格の無線機は2022年12月以降も「当分の間」使える!!
・理想のポータブル市民ラジオを自らの手で実現! アタック工房 A-01
・NTS115モニターレポート
・TPZ-D563BT/TPZ-D563 DEBUT!
<第3章 フリラモービル編>
・愛車が無線室に! デジ簡モービル機取り付けガイド
・自社製品だけでなく無線遊びの魅力をアピール Jeep WRANGLER
<第4章 カタログ編>
・デジタル簡易無線機カタログ
・デジ簡アンテナカタログ
・特定小電力無線機カタログ
・市民ラジオカタログ
・デジタル小電力コミュニティ無線カタログ
<第5章 資料編>
・デジタル簡易無線の個別・包括申請の方法
・無線ショップリスト
<特別付録>
・ライセンスフリー無線手帳 2021-2022
同誌に関する情報は下記関連リンクから。また予約・購入は下のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 株式会社三才ブックス