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hamlife.jp (2024/11/26 3:05:24)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
世界で唯一稼働する旧式のアレキサンダーソン高周波発電機を備えた、スウェーデンの世界遺産「グリムトン長波海岸局」(通称:ヴァールベリの無線局、コールサイン:SAQ)が、2021年7月4日の「アレキサンダーソン日 (Alexanderson Day) 」に超長波17.2kHzでメッセージ送信を行ったところ、「信じられないほどの数」の受信報告が届いた。アレキサンダーグリメトン友好協会が明らかにした。
アレキサンダーグリメトン友好協会はSAQが7月4日に行ったアレキサンダーソン日の送信イベントで世界各国から524件の受信報告が届いたことを発表した。
「世界中の皆さんから、リスナーレポートやYouTubeチャンネルで受け取った素晴らしいフィードバックに私たちは圧倒されている」と同協会は述べ、「アレキサンダーソン日の天気は晴れ、気温は約25度。地平線上に雷雨が近づいている。素晴らしいことにパンデミック以降初めて、送信室内に限定的だが聴衆を迎えることができた。アレキサンダーグリメトン友好協会は、旧式のアレキサンダーソン高周波発電機SAQから世界への2つ送信を実行することに成功した」と報告している。
最初の送信は08:30UTCに、アレキサンダーソン高周波発電機の起動とチューニングで開始された。メッセージは30分後に送信され、送信イベントはYouTubeで生配信された。
またこの日、敷地内からアマチュア局「SK6SAQ」が6名のスウェーデン人オペレーターによって運用された。「HFのコンディションは最適ではなかったが、21か国(主にヨーロッパと少数の米国)の169局と交信できた」という。
米国コネチカット州のJay Rusgrove氏(W1VD)は、同局に受信報告を提出したリスナーの1人だ。「最初の送信は、QRN(雑音)が高いために受信に失敗した」と彼は語った。「2回目の送信は幾分QRNが低かった。受信はこの数年の夏の送信ほどよくないが、それは予想外に良いことが判明した」と延べ、SAQの2回目の送信試験信号とメッセージ送信のオーディオファイルを投稿した。(ARRLニュース8月19日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)
こちらの記事も参考に(2021年6月30日掲載)↓
<「アレキサンダーソン日」記念運用>世界遺産のグリムトン長波海岸局(SAQ)、超長波17.2kHzで日本時間7月4日(日)18時30分~と21時~の2回メッセージ送信
●関連リンク:
・SAQ Reports“an Incredible Number”of Listeners
for July 4 Transmissions(ARRL NEWS)
・SAQに届いた受信報告の一覧 PDF
・動画 SAQ Grimeton Transmission on July 4th 11:00 CET (09.00 UTC)(YouTube Alexander SAQ Grimeton
Association Channel)
2021年9月22日(水)21時から24時までと、23日(木・祝)6時から12時までの2回に分割して、JARL東海地方本部主催「第16回 愛・地球博記念コンテスト」が、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯および1200MHz帯以上の各アマチュアバンドの電話と電信で行われるほか、D-STAR部門のエントリーもある。中日新聞社の後援により、上位入賞者には「中日新聞社賞」が贈呈される。継続の特別企画として、2021年度も「モリゾー&キッコロ」の種目参加局には抽選で記念品が贈られる。
このコンテストは2005年3月25日から9月25日までの185日間にわたり「2005年日本国際博覧会(愛・地球博)」が愛知県名古屋東部丘陵で開催され、全国から訪れた参加者や多くのボランティアの心の中に「愛・地球博」の記憶をいつまでもとどめておくためにJARL東海地方本部が毎年行っているものだ。
日本国内の陸上で運用するアマチュア局およびSWLが対象で、呼び出し方法は電話の場合「CQ AIコンテスト」または「CQ 愛コンテスト」。電信の場合は「CQ AI TEST」。ナンバー交換は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用場所を示す都府県支庁ナンバー」となる。
種目の中には、20歳以下の子と、その父母または祖父母の2名で、子のコールサインを使って参加するマルチオペの「モリゾー&キッコロ」が設けられている。
なお、前回同様に9月20日(月・祝)開催のJARL関西地方本部主催「第51回 XPO記念コンテスト」との共同企画で、両方に参加しそれぞれに書類を提出することで特別ルールが適用されるほか、サマリーシートなどを提出する際に84円切手貼付の返信用封筒を同封すると、参加賞を発行(電子メールで書類を提出した場合には別途封筒を送付すること)。また、継続の特別企画として「モリゾー&キッコロ」の種目参加局には抽選で記念品が贈られる。
専用Webサイトによる電子ログ提出は下記のQRコードから。専用Webサイトから書類を提出すると簡易的なログチェックや即時受理通知も受けられる。
ログ提出の締め切りは、郵送または電子ログ提出で10月7日(木)まで(当日消印有効)。詳しくは「第16回愛・地球博記念コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第16回 愛・地球博記念コンテスト規約
・JARL東海地方本部主催コンテストホームページ
・JARL東海地方本部主催コンテストログ提出用Webサイト
・JARL東海地方本部
・愛・地球博(愛知万博)森の精「モリゾー」と「キッコロ」
台風14号(チャンスー)は、2021年9月16日(木)15時 現在で長崎県五島市の西南西約380kmの海上を時速15kmで北北東に進んでいる。今後は進路を東寄りに変え、17日(金)午後には九州付近に上陸、さらに19日(日)にかけて西日本から東海、関東を通過する見込みだ。そこでhamlife.jpでは台風接近時の恒例となった、リアルタイムの雨量がマップ形式でわかるサイトや、停電情報、台風情報サイトといった“台風のときに役立つ情報”の最新版リンクを掲載する。各局の被害防止に役立てて欲しい。アンテナへの対策、ハンディ機や受信機のバッテリー充電と動作確認、予備電源の準備、ラジオや非常持ち出し品の準備などは今のうちに進めておこう。
<台風の進路予想をマップで提供>
●Yahoo!地図 台風情報
http://map.yahoo.co.jp/maps?layer=typhoon
※雨雲レーダーを地図上に重ねることも可能
<各地の緊急・被害情報>
●Yahoo!天気・災害 各地の緊急・被害情報
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/emergency/
※各地の避難勧告・指示発令、停電、被災状況などの情報を集大成
●NHK ニュース 台風ページ/台風への備え
https://www.nhk.or.jp/kishou-saigai/typhoon/
https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/summary/typhoon/
※台風が接近すると、関連のニュース、避難情報、進路図、データマップなどを集大成した特設ページが開設されることがある(現在は未開設)
<台風情報>
●気象庁 台風情報
※台風が遠くにある場合は台風を選択して「120時間拡大」で、日本上陸時は毎時更新される「24時間詳細拡大」が便利
●デジタル台風
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/
※国立情報学研究所 北本研究室運営。台風に関するコンテンツやリンクが豊富
●Joint Typhoon Warning Center
http://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html
※米国の空海軍合同台風警戒センター(英語)。右上から2つめの「TC Warning Graphic」が見やすい。サイトの利用方法は上記「デジタル台風」の下記サイトが詳しい。
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/tyinfo.html.ja
<マップ形式でリアルタイムの雨量、河川水位情報がわかるサイト>
●気象庁 高解像度降水ナウキャスト
http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/
※降水強度の観測範囲が250m四方と細かく、降水域の分布予測も5分間隔で表示。1枚の画像で現在と今後の状況がわかる
●国土交通省 防災情報提供センター リアルタイムレーダー
https://www.jma.go.jp/jp/realtimerad/
※全国マップ形式で拡大や更新も容易
●国土交通省 川の防災情報
https://www.river.go.jp/
https://www.river.go.jp/kawabou/mb/rd
※国土交通省が開設した「川の防災情報」のサイト。各地の河川情報が確認できるほか、近年の豪雨対策として、従来の広域レーダに加え、より早く、より詳細に観測できるとして設置したXバンドレーダーによる雨量が主要地区で確認できる。
●川の水位情報 危機管理型水位計
※2018年から設置が進んでいる新しい危機管理型水位計の情報を収集・提供。危機管理型水位計のほとんどは、通常の水位の場合は1日1回程度の観測だが、水位が上昇してきた場合は2~10分間隔で観測値を表示。
●河川水位情報 Yahoo!天気・災害
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/river/
※全国の主要河川の水位情報をマップから閲覧可能。氾濫注意情報発生中の河川情報もわかる。
●東京電力 雨量・雷観測情報
※新潟、福島、群馬、栃木、茨城、山梨、東京、埼玉、神奈川、千葉と静岡の一部をカバー。雷雲や落雷情報も得られる
<今日の降水量・気温・風速のランキング>
●気象庁 今日の全国観測地ランキング
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/rank_daily/data00.html
※各地のアメダスの観測値をもとに、今日の気温・降水量・風速のランキング(速報)を20分更新で発表
<アンテナの大敵!! 風向がわかるサイト>
●Yahoo! 天気・災害 風予測
https://weather.yahoo.co.jp/weather/wind/
※全国各都道府県の風向を予測しビジュアルで表示
●Windy
※風の動きを視覚的に見ることができるサイト。天気予報や波の状態も表示可能。チェコの企業が運営。スマホでも使用可能
<天気情報総合リンク>
●フライトお天気
※実況画像、気象解析図、悪天予想図、各種リンクなど情報が豊富。航空関係者の利用も多い。ブックマークして損のないサイト。
<停電情報>
●東京電力パワーグリッド停電情報
http://teideninfo.tepco.co.jp/index-j.html
●関西電力送配電停電情報
http://www.kepco.co.jp/energy_supply/supply/teiden-info/
●中国電力ネットワーク停電情報
http://www.teideninfo.energia.co.jp/
●四国電力緊急情報
http://www.yonden.co.jp/kinkyu/
●九州電力送配電停電情報
https://www.kyuden.co.jp/td_emergency_disaster_index.html
●沖縄電力停電情報
https://www.okidenmail.jp/bosai/info/
●東北電力ネットワーク停電情報
https://nw.tohoku-epco.co.jp/teideninfo/
●ほくでんネットワーク停電情報(北海道)
http://teiden-info.hepco.co.jp/
●中部電力パワーグリッド停電情報
http://teiden.chuden.jp/p/index.html
●北陸電力送配電停電情報
http://www.rikuden.co.jp/teiden/otj010.html
<雷情報>
●Yahoo! 天気・災害 全国の落雷情報
https://weather.yahoo.co.jp/weather/lightning/
※全国の落雷情報をビジュアルに表示
<鉄道情報>
●Yahoo! 運行情報
https://transit.yahoo.co.jp/traininfo/top
※全国の路線で、遅延や事故、運転見合わせなどが発生した場合に、運行情報を提供
<アマチュア局の非常通信周波数一覧表>
https://www.hamlife.jp/2018/09/06/exz-freq/2/
9月15日、四国総合通信局は海上保安庁第五管区海上保安本部高知海上保安部と共同で、船舶に開設した不法無線局の取り締まりを実施し、自己の操船する漁船に無線局免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した高知県香南市在住の男を電波法違反容疑で摘発した。
四国総合通信局電波監理部監視調査課が発表した内容は次のとおり。
四国総合通信局は、令和3年9月15日、第五管区海上保安本部高知海上保安部と、同保安部管轄海域において、船舶に設置された不法無線局の共同取り締まりを実施し、下記の1名を電波法違反の容疑で摘発しました。
摘発した電波法違反の概要
被疑者: 高知県香南市在住の男性(57歳)
容疑の概要: 不法無線局の開設(アマチュア無線機設置)
自己の操船する漁船に、無線局免許を受けずにアマチュア無線機を設置し、不法無線局を開設した。
【取り締まりの様子】
【被疑者が使用していた無線設備】
【不法無線局に係る法律の適用条項(抜粋)】
第4条(無線局開設)
(1)電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下略)
(2)同法第110条第1号(罰則)
次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
第1号 第4条の規定による免許がないのに、無線局を開設した者
四国総合通信局は「クリーンな電波利用環境を維持するため、今後も捜査機関(松山海上保安部をはじめ四国内の各海上保安部、四国4県の県警察本部)と共同で不法無線局の取り締まりを実施していく方針です」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・四国総合通信局
不法無線局の開設者を摘発≪高知海上保安部と共同取締りを実施、1名を電波法違反容疑で摘発≫
・海上保安庁第五管区海上保安本部高知海上保安部
2021年9月18日(土)21時から20日(月・祝)15時までの3日間にわたり、“フリラー(ライセンスフリー無線愛好家)”たちが行うお泊り交信イベント「秋の一斉オンエアディ(通称「秋オン2021」)が、開催される。特別な資格がなくても気軽に楽しめることから、近年仲間が増加している「ライセンスフリー無線」。コンディション次第でパイルアップになることも 少なくない。時節柄、三密(密集、密接、密閉)を避け、最新の気象情報などを確認しながらロケーションの良い場所へ移動して思う存分交信を楽しもう。
今年最後となるお泊り交信イベント「秋の一斉オンエアディ(通称「秋オン2021」)」。移動運用日和のこの季節だが、台風14号(勢力が衰えて温帯低気圧に変わる見込み)が日本列島に接近している。最新の気象情報などを確認して無理のない運用を心がけよう
ライセンスフリー無線愛好家、“フリラー”たちが楽しみにしている一斉交信イベント、「秋の一斉オンエアディ(通称「秋オン2021」)」が9月19日(土)21時から21日(月・祝)15時まで、予備日を含めて42時間にわたり開催される。
●「秋の一斉オンエアディ(通称「秋オン2021」)」実施要綱
■開催日時:
2021年9月18日(土)21:00~9月20日(月・祝)15:00
※9月20日(月・祝)は予備日に設定
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
※DX(遠距離)呼び出しタイム>早朝03:30~07:30の毎時30分
毎年、7月最終日曜日の前日土曜日21時から開催される夏の「Summer Vacation」とともに、敬老の日の近くで実施される「秋オン」。Eスポシーズンも一段落し、グランドウェーブによる交信がメインとなるが、見通し距離や山岳解析で、いかに遠くの局と交信が楽しめるかがポイントだ。
以前までは2日間の開催だったが、シルバーウィーク導入もあり、トライアル的に3日間の運用を経て、現在のような3日間開催となった。
この季節、コンディション的にはグランドウェーブが中心となるものの、短時間だがスキャッターやEスポが突発的に発生し遠距離交信ができる。合法CB無線(市民ラジオ)、特定小電力無線ともに「集中呼び出しタイム」が設けられているので、チャレンジしてみよう。
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。最高出力が500mWの「市民ラジオ」はこの時季はグランドウェーブによる交信がメインとならざるを得ないだろう。ここ最近の使用頻度が高いチャンネルは8ch(27.144MHz)/3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。まれにEスポが出ることもあるので期待したい。
一方、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れ。
2019年から新たに加わった、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」も注目のライセンスフリー無線ジャンルの1つだ。呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
ここで注意したいのが、GPS機能を標準装備しているデジタル小電力コミュニティ無線。規格上、GPSデータの送信を止めることができないため、自宅から運用すると、その場所が判明してしまうことになる。その点も十分理解して楽しもう。
なお、フリラー有志により「移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけ」が行われている。「荒天時の対応について」など、詳しくは下記の関連リンクから「2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて」にアクセスして確認してほしい。
全国各地のフリラーたちがアクティブにオンエアーする一斉交信イベントは、合法CB無線にデジタル簡易無線、特定小電力無線、さらにデジタル小電力コミュニティ無線など、普段静かなバンドが賑わう。そして遠距離通信が期待できるチャンスなのだ
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
・2000年以降の移動運用イベントに関するガイドラインの呼びかけについて(CITIZENet
)
電波新聞社出版部は、2021年9月18日(金)に季刊誌「電子工作マガジン」2021年秋号を刊行する。同誌は1999年で休刊となった月刊誌「ラジオの製作」の流れを汲むエレクトロニクスのホビー誌で電子工作記事が満載されている。価格は1,430円(税込)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。「電子工作マガジン」は、電気、電子業界の日刊紙として知られる電波新聞社が年4回刊行しているエレクトロニクスのホビー誌(定期刊行されている、唯一の電子工作入門雑誌)。かつてBCLやハム、オーディオ、マイコン、エレクトロニクスの入門誌として青少年の人気を集めた「ラジオの製作」の流れを汲む。記事内には随所に懐かしい“ラ製テイスト”が溢れている。
今号は「AMラジオを見直そう」「エレキット赤外線リモコンキット」「音スイッチの製作」「6F2パワーアンプの製作」「Arduino CW Boxの製作 その2」「リモコンプログラミングロボットの製作」などの製作記事を掲載。そのほか「新・キミもアマチュア無線家になろう!!(ハムフェアの魅力と楽しみ方)」「BCL最新情報2021(BCLラジオ用どこでもアースくん)」、前々号から連載が始まったチヨダAB30 南雲桂一氏による「ライセンスフリー無線を始めよう(特小レピータを使ってみよう)」といった読み物も掲載されている(目次写真参照)。
また同誌は「ラジオの製作」(1999年で休刊)創刊65周年記念として、1981~2003年まで同社が発行し“マイコン少年”を熱中させた「マイコンBASIC Magazine」を復活(編集体制変更のため、別冊付録ではなく本誌記事内のコーナーに掲載)。今回は読者投稿のプログラム紹介のほか、「パズルゲームを作ろう!」「電子サイコロを作ろう」などの記事を掲載している。
同書の購入は下記のAmazonリンクが確実だ。
●関連リンク:
・電子工作マガジン(電波新聞社)
・電子工作マガジン Facebookページ
・電波新聞社
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年9月9日夜に放送した第487回分がアップされた。
2021年9月9日(第487回)の特集は「秋の夜長にBCLを楽しもう」。秋葉原BCLクラブが年2回発行し、PDF版を無料公開している情報誌「 ABC 50’s 」の最新版(Vol.9)の内容を紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第487回放送
・QRL Facebookページ
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年7月31日に「Ver5.33」としてバージョンアップ(「「JT-Get’s」の細かな修正など)したが( 2020年7月31日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、1週間後の8月6に、さらに8月7日→8月11日→8月13日→8月16日→9月3日→9月5日→9月8日→9月10日→9月13日→9月15日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年7月31日に「Ver5.33」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、8月6日に、さらに8月7日→8月11日→8月13日→8月16日→9月3日→9月5日→9月8日→9月10日→9月13日→9月15日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2021/9/15の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sを次のとおり改良。
* 受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
* 初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
* B4が空欄のCQ局は薄い青色で表示するようにした。
* これらCQ局などの色は、変更できるようにした。
* QSOデータをSaveする瞬間は、念のためSave完了までJT-Get’sを停止するよう修正。
* バンド切り替え時に周波数を表示するようにした。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
・メイン画面のポップアップメニュー「このデータ後の交信局数を表示」を再度クリックすると環境設定1の「このデータ後の交信局数を表示」の値に戻るようにした。
・メイン画面のポップアップメニューに「Callsignを取り込む」を追加。
その後の進捗状況(2021/9/13の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sを次のとおり改良。
* 受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
* 初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
* B4が空欄のCQ局は薄い青色で表示するようにした。
* これらCQ局などの色は、変更できるようにした。
* QSOデータをSaveする瞬間は、念のためSave完了までJT-Get’sを停止するよう修正。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
・メイン画面のポップアップメニュー「このデータ後の交信局数を表示」を再度クリックすると環境設定1の「このデータ後の交信局数を表示」の値に戻るようにした。
・メイン画面のポップアップメニューに「Callsignを取り込む」を追加。
その後の進捗状況(2021/9/10の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sを次のとおり改良。
* 受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
* B4が空欄のCQ局は薄い青色で表示するようにした。
* 初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄を コピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/9/5、9/8の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・JT-Get’sで初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/9/3の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・JT-Get’sで初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
その後の進捗状況(2021/8/13、8/16の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・JT-Get’sで初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/8/11の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/8/6、8/7の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.33
・Turbo HAMLOGホームページ
アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」は、毎月1回行う連載記事の掲載タイミングを見直し、2017年10月からは“毎月1日更新”と“毎月15日更新”のバランスを考慮するようになった。きょう2021年9月15日には新たにニュース2本が掲載されたほか、「Masacoの自由帳」「FBのトレビア」「Short Break」など合計9本の連載記事が公開された。
9月15日、新たに公開されたニュースは「ハムフェア2021の開催中止が決定」「ボーイスカウト日本連盟、体験局を3地域に開設」の2本。その他の連載記事の更新状況は次のとおり。
★楽しいエレクトロニクス工作 第88回
JA3FMP
櫻井氏の連載。今回はアマチュア無線でCWを運用しているとき、相手方のCWスピードが分かる装置「CWスピード」をシングルボードコンピューター
Raspberry Piを利用して製作した。
★Summits On The Air(SOTA)の楽しみ 第47回
JH0CJH・JA1CTV 川内
徹氏がナビゲートする連載。前回までに引き続き、“誰も書かないような視点”でIC-705の機能をレビュー。今回はIC-705でCWを受信時に感じることがある“ノイズ”を減らす工夫について。
★Short Break
電源の試験に使える、20Aの電子負荷装置を製作した。
★FBのトレビア 第28回
Dr.(ドクター)FB氏が電気・電子・無線関係について、ちょっとした情報をやさしく提供。28回目は「UHFに対する同軸ケーブルのロス」と題し、2400MHz帯のケーブルロスを解説した。
★Topics from Around the World
月刊FB
NEWS編集部の抄訳による外誌の記事紹介コーナー。今回は英国のアマチュア無線雑誌「RadCom」に掲載された、超簡単なHFポータブルアンテナの記事を紹介した。
★ Masacoの自由帳 第4回
シンガーソングライターのMasaco(JH1CBX)がアマチュア無線に限らず、思いのままを綴るコーナー。今回は敬老の日にちなみ「わたしのおばあちゃん」というテーマで、Masacoが「日向雅子(ひゅうがまさこ)」の芸名で活動していた時期のエピソードと祖母の思い出を綴った。
★JACOTA(Japan Castles On The Air)
日本のお城や城趾から運用する「JACOTA」の活動を実践しているJO3SLK Greg
Cook氏による連載。今回は兵庫県豊岡市の出石(いずし)城を紹介した。
★テクニカルコーナー
JK3AZL
高岡氏がD-STARレピータ局の設置に必要なPCのスペックと、2万円台で購入できるD-STARゲートウェイ用のPCを紹介。
★ 頭の体操 詰将棋
それぞれの記事は下記関連リンクから読むことができる。次回の記事更新は9月1日を予定している。
● 関連リンク:
・月刊FBニュース2021年9月号
・月刊FBニュース Facebookページ
高知新聞の2021年9月14日付Webサイトによると、高知高専(高知工業高等専門学校)を含む10高専が開発した超小型衛星(キューブサット)の木星電波観測技術実証衛星「KOSEN-1」が、2021年10月1日に打ち上げられる予定であることから、同高専が高知県南国市と連携し、観測拠点となる受信局施設を同市の
「海洋堂スペースファクトリーなんこく」に開設。宇宙研究を広く知ってもらうため、衛星の打ち上げ成功後は一般向けに観測体験会を開くなどを計画していることを紹介。またRSK山陽放送はニュース番組で「来月宇宙へ
高専生が人工衛星『KOSEN-1』を開発」と報道している。
※記事下の関連リンクから確認できますが、記事の公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。
報道によるとJAXAは、2021年10月1日にイプシロンロケットで9基の人工衛星を打ち上げられる予定で、その中の1つが高知高専と群馬高専を中心とする10高専(高知高専、群馬高専、徳山高専、香川高専、新居浜高専、明石高専、岐阜高専、鹿児島高専、米子高専、苫小牧高専)が開発した、木星電波観測技術を実証する超小型衛星「KOSEN-1」だ。
高知県南国市の「海洋堂スペースファクトリーなんこく」に南国市などの協力で開設した全国初の公開型受信局施設は、宇宙船のコックピットを模したガラス張りの仕様で、無線機器やモニターなどを配置して、建物の屋上には衛星からの電波をキャッチするアンテナが取り付けられているという。
設置されているモニターには、各衛星の軌道や現在地をリアルタイム表示するほか、国際宇宙ステーション(ISS)のライブ映像なども見られるほか、「KOSEN-1」をはじめ海外の民間研究機関や大学などの衛星から送られてくるアマチュア無線の周波数を使ったビーコン信号が受信できる。
「KOSEN-1」のビーコン信号は435.525MHz(CW)で送られ、信号を解析すると衛星の温度や不具合など機器の状態が確認でき、条件さえそろえば1日3回の受信が可能だと伝えている。
記事には10高専が開発した「KOSEN-1」、完成した衛星受信局、衛星からの電波をキャッチするアンテナ群などが紹介されている。詳しくは記事下の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・高専開発の人工衛星、南国市の海洋堂SFからリアルタイム観測 全国初、公開型受信局(高知新聞)
・来月宇宙へ
高専生が人工衛星「KOSEN-1」を開発【香川】(RSK山陽放送)
・CUTE, KOSEN-1, TeikyoSat-4, Z-Sat(衛星通信入門)
・高知工業高等専門学校/KOSEN-1インタビュー(JAXA研究開発部門革新的衛星技術実証プログラム)
・高知高専・群馬高専を中心とする10高専による超小型衛星がJAXA革新的衛星技術実証2号機に搭載される実証テーマに選定されました(高知工業高等専門学校)
・海洋堂スペースファクトリーなんこく
・高知工業高等専門学校