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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/26 1:05:25)

現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。

feed 「電信電話」「電話」合わせて25種目で競う--JARL秋田県支部、9月11日(土)と12日(日)に「第35回 オール秋田コンテスト」開催 (2021/9/8 10:00:15)

2021年9月11日(土)21時から23時までの2時間と、9月12日(日)6時から12時までの6時間の2回に分けて、JARL秋田県支部主催の「第35回 オール秋田コンテスト」が、1.9/3.5/7/14/21/28/50/144/430MHz帯と、1200MHz帯以上の各アマチュアバンドの電話と電信で国内のアマチュア局とSWLを対象に行われる。

 

 

 

 呼び出し方法は、電信が県内局「CQ AT TEST」 県外局「CQ ATG TEST」、電話が「CQオール秋田コンテスト」で、県内局は自局の呼び出し符号送出時に「秋田県内局」を送出のこと。

 

 交信対象は県内局が「県内を含む全国の局」、県外局が「秋田県内の局」。ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「市町村略号」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県・北海道の地域等の番号」となる。

 

 得点は完全な交信で1点とする(同一バンド同一交信局でもモードが違えば電信電話の各々得点計上可だが、同一バンド同一モードでの重複交信は不可)。マルチプライヤーは、県内局が秋田県内の異なる市町村/都府県/北海道の地域。県外局が秋田県内の異なる市町村(モードが違っても同一バンドでは1回のみ計上可能)。総得点は「各バンドの得点の和」×「各バンドのマルチの和」となる。

 

 紙ログの書類提出締め切りは9月30日(木)消印有効。電子ログ提出も可能。詳しくは「第35回 オール秋田コンテスト規約」で確認してほしい。なお、結果冊子希望者は94円切手を貼った長型3号封筒をSASE送付のこと。

 

 

「第35回 オール秋田コンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第35回 オール秋田コンテスト規約
・JARL秋田県支部

 

 

 


feed 200Wを超える局のスプリアス確認保証について--OMのラウンドQSO、第275回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2021/9/8 8:30:31)

「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年9月5日(日)21時30分からの第275回放送。前半はJA1NFQ 中島氏が、前回に引き続いてJA8ATG 原氏のプロフィールと、ユニセフハムクラブやARDF世界選手権大会、NPO法人 ラジオ少年などの活動を紹介した。

 

 番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、先週に引き続きJARD保証事業センターの齋藤氏が登場。8月3日に公布・施行された電波法令によって、現在免許を受けている旧スプリアス規格の無線設備の移行期限が「2022年11月30日」から「当分の間」に改められたが、いずれは旧スプリアス規格の無線機器が使えなくなることは間違いないので、早めに「スプリアス確認保証」を受けて欲しいと説明。さらに200Wを超えるハイパワー局(エキサイターまたはリニアアンプのいずれか、または両方が旧スプリアス規格のもの)のスプリアス確認保証を案内。これまでに400件弱の利用があったという。

 

 

 番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。最近FMぱるるんのWebサイトがリニューアルし、番組音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(「CQ ham for girls」「Radio JARL.com」も変更されている)。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)

 

 

 


feed 4エリア(中国)と8エリア(北海道)で更新--2021年9月7日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2021/9/7 18:00:12)

日本における、2021年9月7日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。9月に入って、新たに4エリア(中国管内)の中国総合通信局と、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局からコールサイン発給情報の更新発表があった。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed 直近3年間で前月からの減少数が最小に!--総務省が2021年7月末のアマチュア局数を公表、前月より614局少ない38万3,868局 (2021/9/7 12:25:30)

2021年9月6日、総務省は2021年7月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2021年6月末のデータから1か月間で614局減少し、383,868局となった。一方、一部有効期限の残っている局を除き2015年11月末で使用期限を迎えた「パーソナル無線」は、2021年7月末の時点で32局が免許登録している。この1か月の間に16局が廃局となったと思われる。

 

 

アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く

 

 

 アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から64か月間で52,521局減少したことになる。

 

 

2013年4月末から2021年7月末までのアマチュア局数の推移。2021年6月末から1か月間で614局減少し38万3,868局となった

対前月比での減少数推移を見ると、ほぼ毎月1,000局以上減少し続けていたが、直近では減少スピードの鈍化傾向が続いている

 

 

●2021年7月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳

 

・1エリア(関東管内): 112,162局(112,245局)

・2エリア(東海管内): 49,460局(49,481局)

・3エリア(近畿管内): 46,256局(46,371局)

・4アリア(中国管内): 23,319局(23,364局)

・5エリア(四国管内): 17,706局(17,765局)

・6エリア(九州管内): 31,932局(31,979局)

・7エリア(東北管内): 40,634局(40,682局)

・8エリア(北海道管内):35,180局(35,273局)

・9エリア(北陸管内): 9,319局(9,365局)

・0エリア(信越管内): 15,697局(15,741局)

・6エリア(沖縄管内):  2,203局(2,216局)

 

※カッコ内の数字は2021年6月末の局数を表す

 

 

 

 

 なお、沖縄総合通信事務所管内のパーソナル無線局は2020年7月末のデータから0局、また北陸総合通信局管内のパーソナル無線局も2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内のパーソナル無線局も2021年6月末のデータから0局、さらに近畿総合通信局管内のパーソナル無線局も2021年7月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅している。

 

 

●2021年7月末、パーソナル無線局の各管内局数内訳

 

・関東管内: 9局(12局)

・東海管内: 6局(7局)

・近畿管内: 0局(2局)

・中国管内: 2局(2局)

・四国管内: 0局(0局)

・九州管内: 5局(9局)

・東北管内: 1局(4局)

・北海道管内: 6局(8局)

・北陸管内: 0局(0局)

・信越管内: 3局(4局)

・沖縄管内: 0局(0局)

 

※カッコ内の数字は2021年6月末の局数を表す

 

 

 

●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)

 

 

 


feed アマチュア無線で「SOS」を偶然キャッチ--河北新報、漂流中の小型船乗組員2名の救助に無線家が連携と伝える (2021/9/7 12:05:44)

宮城県の県紙「河北新報」のインターネット版「河北新報ONLINE NEWS」2021年9月7日付は、宮城県大崎市在住のアマチュア無線家が、新潟県沖で漂流していた小型船から届いたアマチュア無線によるSOS信号を偶然受信。無線仲間と連携し警察へ通報し、漂流していた乗組員2名の救助へつながったことが9月6日に判明したと報じた。
※記事下の関連リンクから確認できますが、記事の公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。

 

 

 

 記事によると、宮城県大崎市のアマチュア無線家(59歳)が、2021年8月21日に鳥海山の鉾立登山口駐車場(秋田県にかほ市)でアマチュア無線を楽しんでいたところ、午後8時45分ごろにノイズの中から「SOS、SOS…」という信号が聞こえてきた。いたずらでないことを確認したのち、警察へ通報。宮城県塩竈市の海上保安庁第二管区海上保安本部を経由して、その情報が海上保安庁第九管区海上保安本部 新潟海上保安部へ伝わった。

 

 漂流していた小型船(9.9トン)は北海道から沖縄へ回航する途中で故障、電源を失って船舶無線が使えず、唯一の連絡手段となったアマチュア無線で助けを求めたもの。救助にあたった新潟海上保安部はアマチュア無線機器の用意がなく、通報したアマチュア無線家らが乗組員の名前や船の状況などを聞き出して中継したとされる。

 

 情報を基に新潟海保が現場海域を捜索。通報から約5時間後の8月22日午前2時半ごろに漂流していた小型船を発見。乗組員2名には怪我はなく無事救助に至った。

 

 記事には、アマチュア無線家が漂流船していた小型船の乗組員との通信中に書き留めたメモ(コールサインや周波数など)や、アマチュア無線家の車の写真が紹介されている。

 

 

 

●関連リンク:
・漂流船のSOSキャッチ、救助に貢献 鳥海山で交信中のアマ無線家(河北新報ONLINE NEWS)
・海上保安庁第九管区海上保安本部新潟海上保安部

 

 

 


feed 東京2020のPR局・記念局が運用終了--Radio JARL.com、第140回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2021/9/7 10:00:16)

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは2021年9月5日(日)21時からの第140回放送。前半では最近の気候、新型コロナウィルス感染拡大、ワクチン接種に関する話題に触れた。

 

 後半では9月5日で東京2020パラリンピックが終了し、JARLが開設した「東京2020」のPR局、記念局の運用も終了したという話題。JA1TOKYOだけで2万局を超えるQSO数になったという。さらにJARLが発行する「東京2020記念アワード」の案内を行った。
 続いて今週末のコンテストとして岡山県支部の「オール岡山コンテスト(9月12日)」、秋田県支部の「オール秋田コンテスト(9月11~12日)」の案内を行い、最後にオンライン主体で9月12日に開催される「東海ハムの祭典」を案内した。

 

 

 なお「CQ ham for girls」「OMのラウンドQSO」と同様、FMぱるるんのWebサイトリニューアルで、前回から同局の音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(JARL Webの特設ページからもリンクされている)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。

 

 

 

●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

 

 

 


feed CQ誌9月号の記事紹介その3--CQ ham for girls、第372回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 (2021/9/7 8:30:04)

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。

 

 

 

 新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年9月5日(日)15時からの第372回放送。前回までに引き続き、アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」の副編集長の吉澤氏(JS1CYI)をゲストに、同誌2021年9月号(8月19日発売)の記事紹介(別冊付録「FT8活用マニュアル 2021年最新版」、山手線駅前QRVチャレンジ<後編>、短期連載 あらためて430MHz帯FMを楽しもう!)の案内を行った。

 

 番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから(FMぱるるんのWebサイトリニューアルでURLアドレスが変更になっているので注意が必要)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。

 

 

 

 

 

 

●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

 

 

 


feed 「8J」「8N」で始まるコールサイン--2021年9月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報 (2021/9/6 18:00:07)

2021年9月に運用が予定されているJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報を紹介しよう。一時は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で自粛ムードが広がり、記念局の運用計画も縮小傾向にあった。しかし、三密(密閉・密集・密接)を避けながらの運用を取り入れ、新規開局する記念局や体験局などの増加傾向が見られる。

 

 

 

●2021年9月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局

 

 

 

 上記リストは2021年9月6日現在で有効な無線局免許のある記念局等を抜粋したもの。名称の後のカッコ内の記号は、1:JARL特別記念局、2:JARL特別局、N:JARL以外の記念局、A:ARISS局、E:体験局を意味する。なおこれらの局の違いについては、8j-station.infoの「記念局・臨時局とは」を参考にするとわかりやすい。

 

 

 

●関連リンク:
・8j-station.info
・特別局及び特別記念局の開設基準(PDF形式/JARL Web)
・JARL特別局または特別記念局を開設するには…(JARL Web)

 

 

 


feed 総務省の最新データベース「無線局等情報検索(9月6日時点)」、アマチュア局は1週間で201局(約29局/日)減少し「382,783局」 (2021/9/6 12:25:05)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年9月6日時点で、アマチュア局は「382,783局」の免許情報が登録されている。前回紹介した8月30日時点の登録数から1週間で201局ほど減少した。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2021年9月6日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「382,783局」の免許状情報が登録されていた。前回、8月30日時点のアマチュア局の登録数は「382,984局」だったので、1週間で登録数が201局ほど減少した。

 

 また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年9月6日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「14局」の免許情報が登録されていた。前回、8月30日時点の登録数は「16局」だったため、この間に1週間で2局が免許を失効したと思われる。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed 未使用&未組立状態の希少品、いくらで落札されるか?--昭和40年代の人気受信機キット「9R-59D」と送信機キット「TX-88DS」がヤフオクに出品 (2021/9/6 12:05:47)

1966(昭和41)年に登場したトリオ(現・JVCケンウッド)の真空管短波帯受信機キット「9R-59D」。発売当初の価格は19,900円だった。同製品はキットということもあり(1972年にマイナーチェンジ版「9R-59DS」の完成品が発売開始)、中古市場に出回るものは誰かの手で組み立てられた完成品がほとんどだが、今回、ヤフオクに半世紀以上前の“未使用&未組立、新品状態のデットストック品”が出品、同時期の真空管短波帯送信機キット「TX-88DS」とともに出品され話題になっている。

 

完成品での流通が多い中で、“未使用&未組立、新品状態”の「9R-59D」キットがヤフオクに出品されることは稀だ(ヤフオクの画面から)


保管も良かったのだろう、画像を見る限り状態も非常に良好な「9R-59D」のキット(ヤフオクの画面から)

 

 

 今回、ヤフオクに出品されたのが、新品状態で未使用&未組立という「9R-59D」。半世紀以上の時を経て現れたデットストック品だ。

 

 昭和40年代半ば頃までHF帯の音声通信はAMモードが全盛だった。その時代に人気を博したのがトリオの真空管式送信機キット「TX-88」(昭和34年発売開始)、「TX-88A」(昭和36年発売開始)と、真空管式受信機キットの「9R-59」(昭和36年発売開始)のラインアップで、これに外付けVFOの「VFO-1」を組み合わせて使うのが流行した。

 

 これらの送受信機は1966(昭和41)年にモデルチェンジし、送信機キットが「TX-88D」、受信機キットは「9R-59D」となった。TX-88Dはファイナルをそれまでの807からS2001に変更し、TVIやスプリアスへの対策も強化。また9R-59Dは高1中2のスーパーヘテロダイン方式でメカニカルフィルタを2段使用、周波数安定度の向上などで受信性能を大幅にアップさせた。デザインが統一された「TX-88D」「9R-59D」と「SM-5D(プリセレクタ)」「SP-5D(外付けスピーカ)」を揃えて使うのが当時の標準的なシャックとされた時期もあり、ヤングハムの憧れでもあった。その後1969(昭和44)年にはマイナーチェンジ版の「TX-88DS」「9R-59DS」が登場。HF帯が本格的なSSB時代を迎える1970年代初めまで生産販売が続けられた。

 

 昭和40年代にアマチュア無線に熱中したOMにとって「9R-59D」や「TX-88D」は思い入れも多く、中古市場で取り引きされることが多い。特に程度が良好で改造が少ない個体は高値が付くこともある。

 

 以前、新品同様と説明のあったマイナーチェンジモデル「9R-59DS」が“16万2千円”という高額で落札された経緯もあり( 2016年8月18日記事 )、今回の落札価格に注目が集まる。

 

 さらに同じ出品者から、9R-59Dとセットで揃えたと思われる、真空管短波帯送信機キット「TX-88DS」も出品されていて、こちらも“未使用&未組立の新品”だと説明がある。長年、アマチュア無線を楽しんできたOMなら、その希少価値はおわかりだと思う。

 

 

同じ出品者から送信機キット「TX-88DS」も出品(ヤフオクの画面から)

 


半世紀以上前の製品とは思えないほどきれいな状態に見える「TX-88DS」のキット。梱包箱はTX-88Dのものが付いてくるという(ヤフオクの画面から)

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<落札価格は16万2千円!>デッドストック品、半世紀の時を経て箱付き新品同様の受信機「9R-59DS」がヤフオクに登場!

 

 

 

●関連リンク:
・【新品・未使用・未組立・ヤフオク初?】trio 9R-59D 取説も未開封!(ヤフオク)
・【新品・未使用・未組立】trio TX-88DSです 新品9R-59D出品しています VFO-1新品も出品予定(ヤフオク)

 

 

 


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