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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/23 14:05:24)

現在データベースには 6117 件のデータが登録されています。

feed <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(7月29日時点)、アマチュア局は1週間で250局(約36局/日)減少して「354,236局」 (2024/7/29 12:05:10)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2024年7月29日時点で、アマチュア局は「354,236局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2024年7月22日の登録数「354,486局」から、1週間で250局ほど減少した。なお、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入された( 2023年3月22日記事 )。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2024年7月29日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「354,236局」の免許状情報が登録されていた。前回、2024年7月22日時点のアマチュア局の登録数は「354,486局」だったので、1週間で登録数が250局ほど減少した。

 

 

 

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」

2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)

以前の表記を見ると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報それぞれ、周波数帯ごとに許可されている空中戦電力(出力)が表記されていた

 

 

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< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)

 

 

 

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feed <14.230MHz付近の運用は禁止、14.330MHz付近で参加を>日本アマチュアSSTV協会、8月1日(木)9時から1か月間「第45回 SSTVアクティビティコンテスト」開催 (2024/7/29 10:00:43)

SSTV(Slow Scan Television)のアクティビティ向上のため、日本アマチュアSSTV協会(JASTA)主催による「第45回 SSTVアクティビティコンテスト」が、日本時間の2024年8月1日(木)9時から9月1日(日)9時までの1か月間にわたり開催される。交信対象はアマチュア無線の資格を持ちSSTVの免許を受けている局(海外局も含まれる)で、3.5MHz帯以上の自局に免許された周波数帯を使用。とくに20mバンドでは「14.230MHz周辺はDX通信とのQRM が多いとの各国DXerからのクレームが大きいので、14.230MHz周辺でのコンテストQSOを禁止します。14.330MHz中心に運用して下さい。他局からのクレーム等で禁止周波数での運用が発覚した場合は失格扱いとします」とアナウンスしている。

 

 

「昨年に引き続き、QTCジャパン様から入賞者への楯の寄贈のお話を頂きました。上位局が固定化されているので、上位三局とは異なる局になるかもしれません」とアナウンスしている。画像は以前贈られたトロフィー

 

 コンテストの呼び出し方はとくに定めはなく、ナンバー交換は「RSV符号による相手局のシグナルレポート」+「001から始まる連番(連番の桁が足りなくなったら桁を増す)」。可能なかぎり、自分の顔が写っている画像(手描きのイラストも可)に自局のコールサインとコンテストナンバーを入れて送信するとしている。画像の白黒、カラーは問わない。

 

 完全なコンテストナンバー交換をもって、3.5~28MHz帯(7MHz帯は7.1MHz以上を推奨)は1点、50~430MHz帯は2点、1200MHz帯以上は3点。マルチプライヤーはバンドに関係なく、JAの各エリア、JAを除くDXCCエンティティー(JD1はDXCCエンティティーとしてカウント)、運用日数(1日の運用は1マルチとして、10日間以上運用しても最大10マルチまで)となる。総得点はポイントの和×マルチの和として計算を行う。

 

 ログ提出はJASTAが定めたフォーマットで記入したシートを電子メールのみで受け付ける。締め切りは9月10日(火)まで。「各部門、上位3位までに電子賞状をJASTA からメールにて送る。各部門参加局が10局に満たない場合は、1位にのみ賞状を送る。またニューフェース賞を、今回のコンテストが初参加の申告があった局の中から、得点が1位の局に賞状を送る。さらにYL(XYL)のエントリーがあった場合、その中で得点が1位の局にベストYL(XYL)賞として賞状を送る」としている。

 

 詳しくは「第45回 SSTVアクティビティコンテスト規約」で確認してほしい。

 

 

 

「第45回 SSTVアクティビティコンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

●関連リンク:
・第45回 SSTVアクティビティコンテスト規約(PDF形式)
・第45回 SSTVアクティビティコンテスト規約(英語版/PDF形式)
・JASTAが定めたフォーマット「JASTA SSTV コンテスト概要シート」
・第45回 SSTVアクティビティコンテスト規約など最新情報(JASTA)
・日本アマチュアSSTV協会/JASTA:Japan Amatuer Slowscan Television Assocation

 

 

 

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feed <特集は「コメダ珈琲の真髄を探る?なんでやねん!」>ハムのラジオ、第604回放送をポッドキャストで公開 (2024/7/29 8:30:33)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開、2020年4月からは再放送も始まった(現在は毎週水曜日の24時から再放送中)。また2023年10月からは兵庫県丹波市の「805たんば」で毎週日曜日の20時から1週前の番組が放送されるようになった。

 

 

 2024年7月28日(第604回)放送の特集は「コメダ珈琲の真髄を探る?なんでやねん!」。毎月末の同番組は、番組レギュラー陣のハム以外の趣味や関心事を紹介する企画(アナザーアスペクト)を行っている。今回はJR2KHB 須田氏の担当で、地元に本拠地がある「コメダ珈琲」の紹介を行った。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約53分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第604回の配信です

 

 

 

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feed <戦後(1952年)のハム再開から72年>きょう7月29日(月)はJARLが制定した「アマチュア無線の日」 (2024/7/29 7:00:22)

今年も7月29日(月)に「アマチュア無線の日」を迎えた。太平洋戦争の勃発とともに電波の発射停止を余儀なくされた日本のアマチュア無線(当時は「実験用私設無線電信無線電話」。個人が開設する施設は1941年12月時点で331局)が、1952(昭和27)年のこの日に運用再開が認められ、全国の30局に予備免許が発給されたことにちなんで、1973(昭和48)年、当時の社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が制定したものだ(この時に予備免許を受けた30名は2021年までに全員が他界されている)。

 

 

 

 JARLでは近年「アマチュア無線の日」が近づくと、東京・大塚のJARL本部に設置している中央局「JA1RL」の特別運用を行っているが、今年は7月21日(日)に実施し、7~1200MHz帯で約650局と交信したという。

 

東京・大塚のJARL本部から「アマチュア無線の日」を記念したJA1RLの特別運用が7月21日に各バンドで行われた。「JARL Web「NEWS TOPICS INFORMATION」の記事

 

 JARLが刊行した「アマチュア無線のあゆみ-日本アマチュア無線連盟50年史」には「アマチュア無線の日」制定について、次のように記載されている。

 


 

 アマチュア無線の健全な発達とアマチュア無線に関する科学技術の普及向上を図る目的を持って、JARLでは「アマチュア無線の日」を7月29日と決め、この年(注:1973年)からこの日に記念行事を行うことになった。当日午後2時から東京の「全共連ビル」において記念講演会が開かれた。

 講演は「GHQ交渉から再開まで」(大河内正陽氏)、「再開第一声の感激」(市川 洋氏、JA1AB)、「再開当時のアマチュア無線技術」(島 伊三治氏、JA3AA)で、それぞれ熱のこもった話であった。そのあと映画会が催され、「衛星通信」「CQCQこちらアマチュア無線」の2本が上映された。

 


 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<我が国アマ無線界をひもとく貴重な資料>永久保存版! 戦前戦後の「JARL NEWS」をQTC-Japan.comが電子化し無料公開

 

<第2弾!!我が国アマ無線界をひもとく貴重な資料>永久保存版!「戦前コールを取られた方々で戦後コールを取られた方々リスト」を無料公開

 

 

 

●関連リンク:
・アマチュア無線の日(Wikipedia)
・アマチュア無線年表(JARL Web)
・JARL中央局JA1RL「アマチュア無線の日」特別運用を実施(JARL Web)
・7月29日は「アマチュア無線の日」※2021年の記事(JARL Web)

 

 

 

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feed アマチュア無線の移動運用にいかが? 伸縮ポール付き衛星通信車が“即決!268万円”で売り出される--7月21日(日)~7月27日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2024/7/28 9:30:33)

先週のアクセスランキング1位は、 “即決!268万円” でYahoo! オークションに出品された、トヨタのハイエース4WDスーパーGLワイドがベース車両の「災害時用衛星通信車」の話題。出品者の説明によると「日本最大の自治体が所有していた災害時用の衛星通信車です」「所有期間にほとんど稼働していないので走行距離も非常に少ないです」とのこと。アマチュア無線家憧れの伸縮ポールを装備し、車両の程度も良さそうで、さらに4WD仕様であることから、移動運用にもちょうどよいサイズだと無線家の間で話題になっている。

 

 

ハイエース4WDスーパーGLワイドがベース車両の「衛星通信車」がヤフオクに出品。画像を見る限り、年式のわりには状態は良さそうで、商業車としては走行距離が非常に短い(ヤフオクの画面から)

アマチュア無線で使う場合のアイデアがたくさん生まれそうな車両。伸縮ポールはもちろん、カーサイドオーニングまで付いているから移動運用に最適!?(ヤフオクの画面から)

 

 

 続く2位は「<hamlife.jpスタッフが実測、はたして効果は?>CQオームが開発中の「IC-705用放熱パーツ」、サンプル品をテストしてみた!」。岐阜県の無線ショップ「CQオーム」は、アイコムのHF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」のパワーダウンの原因になる運用中の温度上昇を、大型フィンで効率良く放熱するというオリジナル商品「OHM-DRAGON-FIN」を開発中で、このほどサンプル品の無料貸し出しを開始した。hamlife.jpスタッフもサンプル品を借用し、どの程度の放熱効果があるか「経過時間と温度変化」や「IC-705の『TEMP(内部温度)目盛り』の変化」などを真面目に計測。そのデータを交えて紹介した記事に注目が集まった。

 

 

本体から発生した熱を効率良くヒートシンクに導き、大型フィンから放熱させてパワーダウンを防ぐというコンセプトで開発された放熱パーツ「OHM-DRAGON-FIN」。電源不要で放熱できる点に魅力を感じる移動運用ファンも多いだろう

 

 

 3位は、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)が「フィルタ設計手法の理解と簡単なフィルタ製作」と題する講習を8月10日(土)に実施するニュース。昨年開催された「ハムフェア2023」のJARDブースで行ったイベント「フィルタの設計と製作」の内容をグレードアップしたもので、「送信機のスプリアス発射についての理解」「スプリアスの種類と許容値の理解」「フィルタの種類と特性」などの座学のほか、実際に7MHz帯のローパスフィルタを製作するという内容である。先着順で10名の申し込みを募ったところ、瞬く間に定員に達してしまい受付終了に。必要な周波数の信号のみ通して、不必要な信号は除去する「フィルタ」への関心の高さがうかがえる。

 

 

「ハムフェア2023」のJARDブースで開催した 「フィルタの設計と製作」の模様

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<稼働期間が少なく、走行距離もわずか>日本最大の自治体が所有していたトヨタ・ハイエース4WDの災害時用衛星通信車がYahoo! オークションに “即決!268万円” で出品中

 

2)<hamlife.jpスタッフが実測、はたして効果は?>CQオームが開発中の「IC-705用放熱パーツ」、サンプル品をテストしてみた!

 

3)【追記:受付終了】<定員は10名(先着順)、材料費込み1,500円>JARD、8月10日(土)に東京・巣鴨で「フィルタ設計手法の理解と簡単なフィルタ製作」の講習を実施

 

4)<第3特集は「アナログからデジタルへ 簡易無線&業務無線ガイド」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2024年9月号を刊行

 

5)【新製品速報】<使いやすいテンキー付き、ビギナーに優しい>アルインコ、108~470MHz+FM放送帯をカバーする広帯域受信機「DJ-X82」を8月中旬から発売

 

6)<パリ2024オリンピックを記念して100局以上の記念局(特別局)がオンエアー>アマチュア無線で祝う「ラジオオリンピック2024(RadioOlympics 2024)」開催

 

7)<6mバンドでヨーロッパ方面が大オープン>SSNが “300” に迫る勢い、7月16日(火)に太陽黒点相対数(SSN=サンスポットナンバー)が今サイクル最高の “288” を記録

 

8)【ハムフェア2024】<企業、クラブなど185団体が参加>事前にチェック! JARLが「ハムフェア2024」のブース出展内容&会場配置図(小間割り)を公式発表

 

9)<USB Type-C端子搭載、ターミナルモードと通常運用のデュアル運用を実現>アイコムがD-STARハンディ機「ID-52PLUS」を新発売、60周年記念限定モデル(国内向け400台)も登場

 

10)<写真投稿>JARL沖縄県支部主催「令和6年度 ローカル・ミーティング」の模様

 

 

 

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feed <写真投稿>JARL神奈川県支部主催、技術講習会「ダミーロード製作と特性測定、実験による活用紹介」の模様 (2024/7/27 10:30:29)

一一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)神奈川県支部は2024年7月20日、神奈川県川崎市川崎区のかわさき保育会館で、技術講習会「ダミーロード製作と特性測定、実験による活用紹介」を開催した。講師は同支部顧問のJH1OHZ 片倉由一氏が担当し、定員いっぱいの15名が参加、耐入力40W(瞬時100W)のダミーロードを製作し特性の測定を行ったという。同支部の関係者からの投稿を紹介しよう。

 

 

参加者の集合写真

 

 

 2024年7月20日(土)、かわさき保育会館 第5会議室にて、技術講習会「ダミーロード製作と特性測定、実験による活用紹介」を開催し、定員一杯の15名にご参加いただきました。参加者は無線機の試験・調整時だけではなく、多くの無線設備の測定に不可欠な耐入力40W(瞬時100W)のダミーロードを製作し、特性の測定を行いました。

 

講師はJARL神奈川県支部顧問のJH1OHZ 片倉由一氏が担当

 

 片倉講師はダミーロード製作の前に、SWRメーターの表示精度確認の他、同軸ケーブル、LPFやBPFフィルタ、バランの簡易的な性能確認、屋外型ATUの動作確認など、ダミーロードを使った無線設備のチェック等を実験を交えながら解説し、参加者はこれから作るダミーロードの実践的な使い方を知ることができ、食い入るように聞き入っていました。

 

実験風景

 

 休憩を挟み、後半はダミーロードの製作です。わかりやすいマニュアルとキット化された部品により、慣れないハンダ付けに苦労している方もいらっしゃいましたが、全員がダミーロードを完成させました。

 

ハンダ付け作業中

完成したダミーロード

完成したダミーロードを1台ずつVNWAで測定し、周波数による特性を確認

 

 全参加者のダミーロードの特性を測定後、ダミーロードの使い方についての質問に講師が実際の結線方法なども実演しながら丁寧に説明いたしました。参加者からの質問が多く、最後は時間切れとなってしまいました。

 

質疑応答風景

 

 アマチュア無線のアンテナ製作や、機材の確認には欠かすことができないダミーロードを自分で作ることで原理を知ることができ、50Ω以外のダミーロード製作のノウハウも理解していただけたようで、参加者の皆様のハムライフがより一層楽しいものになるのではと思います。

 

(レポート:JARL神奈川県支部 JG8GZJ 林氏)

 

 

 

●関連リンク:
・技術講習会「ダミーロード製作と特性測定、実験による活用紹介」(JARL神奈川県支部)
・JARL神奈川県支部

 

 

 

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feed 1エリア(関東管内)で発給進む---2024年7月27日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2024/7/27 9:30:42)

日本における、2024年7月27日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。関東総合通信局からは、7月に入って4回目の更新発表となる。

 

 

 

 各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。

 

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

 

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【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明

 

<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給

 

<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始

 

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 

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feed <奈良県初のARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士、7月29日(月)19時52分から奈良市立「椿井小学校」「左京小学校」の子供たち(JK3ZNB)と交信 (2024/7/27 7:00:46)

アマチュア無線の資格を持ち国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子供たちがアマチュア無線で交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」。2024年7月29日(月)の19時52分JSTから、奈良県の「奈良市立椿井(つばい)小学校」および「奈良市立左京小学校」の児童15名が奈良市のアイコムならやま研究所から「JK3ZNB」のコールサインで交信を行う予定だ。成功した場合は奈良県では初、日本では通算113例目のARISSスクールコンタクトとなる。ISSから登場するのはNASA所属のマイケル・リード・バラット宇宙飛行士(KD5MIJ)だ。当日は交信会場からYouTubeでライブ配信が行われる。

 

 

 

 

 ISSの宇宙飛行士と日本の子供たちの交信は、7月18日に行われたボーイスカウト大阪連盟ほくせつ地区(JJ3YDM)に続き11日ぶり。日本の子供たちとのARISSスクールコンタクトはこれで今月3回目となる。今回の主催はJARL奈良県支部でアイコム株式会社が後援、JARL関西地方本部と関西ARISSプロジェクトチームが協力している。交信会場はアイコムの研究開発拠点として知られる奈良市郊外の「アイコムならやま研究所」2号館で、多数の報道陣が取材に訪れるようだ。

 

 

 

アイコムならやま研究所には、HF帯の大型アンテナだけでなく、衛星通信やEMEに対応したアンテナも設置されている(2023年11月撮影)

 

 

 ARISSスクールコンタクト当日は、19時からYouTubeのライブ配信が行われる予定だ。この配信を見ながらISSからの電波をワッチすると臨場感が増すだろう。

 

 

YouTube ライブ配信/Narayama ARISS School Contact
(配信開始は7月29日19時~)

 

 

 このARISSスクールコンタクトは日本時間の7月29日(月)の19時52分51秒JSTから約10分間にわたって行われる。国際宇宙ステーションのコールサインは「OR4ISS」。ARISSのWebサイトによると、ISSからは145.80MHzで音声信号が送られてくる。ISS側の交信担当は今回もNASA所属のマイケル・リード・バラット宇宙飛行士(KD5MIJ)で、交信は英語で行われる。

 

日本との交信ミッションを今回も担当するマイケル・リード・バラット宇宙飛行士・KD5MIJ(インスタグラム@ariss_intelの投稿から)

 

 子供たち15名が行う質問は次のように事前公表されている(カッコ内は日本語への機械翻訳)。

 

1.Can you see lightning on earth from space?
(宇宙から地球の雷は見えますか?)

 

2. What do you eat in space?
(宇宙ではどんなものを食べますか?)

 

3. Is the earth really green when seen from space?
(宇宙から見た地球は本当に緑色なのですか?)

 

4. What kind of training does it take to go to space?
(宇宙へ行くにはどんな訓練が必要ですか?)

 

5. How do you dispose of toilet waste?
(トイレの汚物はどうやって処理するのですか?)

 

6. Have you ever seen any space debris while working outside the ISS?
(ISSの外で作業中にスペースデブリを見たことはありますか?)

 

7. Can you write with a pen in space?
(宇宙でペンを使って字を書くことはできますか?)

 

8. What do you look forward to every day?
(毎日の楽しみは何ですか?)

 

9. Is there any dust inside the space station?
(宇宙ステーションの中にほこりはありますか?)

 

10. How do you drink in space?
(宇宙での飲み物は何ですか?)

 

11. How do you exercise in space?
(宇宙ではどんな運動をしますか?)

 

12. When you sleep in a sleeping bag in space, do you float in the sleeping bag? Or does the sleeping bag itself float?
(宇宙で寝袋に入って寝るとき、あなたは寝袋の中で浮くのですか? それとも寝袋自体が浮くのですか?)

 

13. What happens when you throw a paper airplane in space?
(宇宙で紙飛行機を投げるとどうなりますか?)

 

14. How did you feel when you first went into space?
(初めて宇宙に行ったとき、どんな気持ちでしたか?)

 

15. What is the Earth like as seen from space?
(宇宙から見た地球はどんな感じですか?)

 

 

 過去、国際宇宙ステーションから発射された宇宙飛行士の声に対しては「見晴らしのよい場所で、ハンディ機に付属ホイップアンテナでも聞こえた」「アパートのベランダから斜めに付き出したモービルホイップでキャッチした」といった受信リポートがX(旧Twitter)に書き込まれている。ビームアンテナに仰角ローテーターといった本格装備がなくても、ISSの軌道が高く状態の良いタイミングなら受信のチャンスがある。

 

 ただし今回はISSが日本列島を南北に縦断する軌道ではなく、北西から南東へ横断する軌道(能登半島の輪島市付近から長野県上田市、神奈川県相模原市上空を通過して房総半島に抜けるルート)なので、良好に受信できるエリアは限られるかもしれない。

 

 

ARISSスクールコンタクト開催時のISS軌道予測:大阪市基準(7M3TJZ 安田氏のSatTrack V3.1.6使用)

 

 

 言うまでもないことだが、この日のために準備と交信の練習を重ねてきた子供たちの夢を壊さぬよう、当日は静かなワッチを心掛けたい。ARISSスクールコンタクトの開催日は管轄の総合通信局がDEURAS、DEURAS-Mなどを使って電波監視を強化するのが通例となっている。

 

 

 

●関連リンク:
・YouTube ライブ配信/ならやまARISSスクールコンタクト
・奈良市立椿井小学校ホームページ
・奈良市立左京小学校ホームページ
・JARL奈良県支部
・ARISSスクールコンタクト
・Upcoming Educational Contacts(ARISS)
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feed <静岡県藤枝市の県道で不法無線局の取り締まり>東海総合通信局、ダンプカーにアマチュア無線機を不法に設置していた運転手(63歳)を摘発 (2024/7/26 18:30:17)

7月25日、東海総合通信局は静岡県藤枝市の県道81号線において、静岡県藤枝警察署と共同で不法無線局の取り締まりを行い、自己の運転するダンプカーに免許を受けずにアマチュア無線機を設置して不法に無線局を開設していた静岡県静岡市在住の運転手(63歳)を電波法違反容疑で摘発した。

 

 

 

東海総合通信局が発表した内容は以下のとおり。

 

 

 総務省東海総合通信局は、7月25日、静岡県藤枝警察署と共同で不法無線局の取り締まりを実施し、不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発しました。

 

1.実施日・場所
 7月25日(木)静岡県藤枝市・県道81号線

 

2.摘発の概要
 不法無線局を開設していたダンプカー運転手1名を電波法第4条違反容疑で摘発しました。

 

被疑者: 静岡県静岡市在住の男性(63歳)
容疑の概要: 自己の運転するダンプカーにアマチュア無線用の無線機を設置し、免許を受けずに無線局を開設した。

 

 

【設置されていた無線設備】

 

 

 

【適用法条】

 

(1)電波法第4条(無線局の開設)
 無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)

 

(2) 同法第110条(罰則)
 次の各号のいずれかに該当する者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
 一 第4条の規定による免許(中略)がないのに、無線局を開設したとき。

 

 

 

 東海総合通信局は「不法無線局は、消防・救急無線、鉄道無線、携帯電話などの重要な通信をはじめ、他の合法無線局の通信への妨害、テレビ・ラジオの受信への障害など、社会的に大きな影響を与える可能性があるほか、電波利用秩序を乱すものです」と説明している。

 

 

 

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<東京都青梅市の路上で地元警察署と不法局の取り締まり>関東総合通信局、自己の運転する車両に免許を受けずアマチュア無線機を設置していた3人を告発

 

 

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<「免許をもっていても電波法違反です」と明記>総務省、「アマチュア無線は仕事に使えません!」ページ開設&リーフレット作成

 

 

 

<取り締まり対象者を明確化>総務省がアマチュア局の免許人(約35万通)に注意喚起ハガキ「-重要- アマチュア無線は仕事に使えません!」を送付

 

総務省は社団局も含めすべてのアマチュア局の免許人に対して、「アマチュア無線をご利用の皆さまへ、大事なお知らせがあります」というハガキを送付した

 

●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク: 東海総合通信局 不法無線局の開設者1名を電波法違反容疑で摘発<静岡県藤枝警察署と共同で取締りを実施>

 

 

 

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feed <全参加局(書類提出)数は前回より63局少ない1,808局>JARL主催「第66回 ALL JAコンテスト」結果発表 (2024/7/26 18:00:29)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)では、2024年4月27~29日に開催した「第66回 ALL JAコンテスト」の結果を同連盟のWebサイト上で発表した。一昨年(第64回)はコロナ禍の影響で“おうち時間”が増えたこともあって、前年比で参加局(書類提出)の増加傾向が見られたが、前回(第65回)と今回(第66回)は参加局数が2年連続で減少している。

 

 

2024年4月27~29日に開催した「第66回 ALL JAコンテスト」の結果が発表された

 

 発表されたコンテスト結果によると、今回の全参加局(書類提出)数は1,808局で、前回の第65回(2023年)の1,871より63局少ない。ちなみに第64回(2022年)は1,871局、第63回(2021年)は1,875局、第62回(2020年)は1,920局、第61回(2019年)は1,676局だった。

 

 部門別では「シングルオペ・オールバンド(M)」の「電信部門」と「電信電話部門」が最も参加局が多く208局で、続いて「シングルオペ・7MHzバンド(M)」の「電信部門」が111局と続く。

 

 

第66回 ALL JA コンテスト結果「エリア部門別参加局数」

第66回 ALL JA コンテスト結果「部門種目別参加局数」

 

 コンテストの全結果、入賞局リストなどは下記リンクで公開されている。なお、「順位に対するクレームは、書面をもって具体的な違反の事実を明記し、かつ違反の事実を証明する資料を添え、記名・捺印のうえ2024年10月20日までにJARL会員部会員課宛てお送りください」としている。

 

 

 

●関連リンク: 第66回 ALL JA コンテスト結果(JARL Web)

 

 

 

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