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hamlife.jp (2024/11/25 19:05:34)
現在データベースには 6122 件のデータが登録されています。
アイコム株式会社は2021年7 月30日、iPhoneやiPadなどのiOS端末に対応したD-STARアプリ「RS-MS1I」の新バージョン1.20を公開し、新たにIC-705に対応したことを発表した。IC-705やID-52に標準装備されているBluetooth機能を使ってiOS端末と接続して画像伝送、テキストの送受信、相手局や自局の位置をマップ上に表示、無線機の各種操作などが楽しめる。なお同アプリはオプションのBluetoothユニット(UT-137)を搭載したID-4100/Dでも使用できる。ダウンロードはApp Storeから無償で行える。
RS-MS1IはD-STAR対応の無線機の機能を拡張するアプリで、同社によると「iPhone/iPadから無線機が持つ機能の一部を操作できるようになるだけではなく、D-STAR運用での操作性と利便性を格段に向上させることができます」という。主な特徴は次のとおり。
<主な特徴>
◆画像伝送
iOS端末に保存した画像の送受信が可能です。運用場所やリグの画像を送ったりすることで画像を見ながらQSOが楽しめ、よりいっそう会話が弾みます。別のアプリと組み合わせて使えば画像にメッセージを書き込んだり、デコレーションして送信することも可能です。
◆テキストの送受信
ひらがな、カタカナはもちろん、漢字を使ってテキストを作成、送信することができます。チャットのように使ったり、iOS端末上のテキストを送る際にも便利な機能です。iOS端末のキーボードを使用できるので、大きな画面でテキストを素早く作成し、送信できます。
◆DR機能による無線機の各種操作
対応する無線機が持つDR機能の一部をiOS端末から操作することが可能です。IC-705、ID-52、ID-4100/Dならさらに、PTT付きBluetoothヘッドセットVS-3と組み合わせることで、無線機から離れた場所で通信することもできます。
◆地図から無線機の設定も可能
地図上に表示されるレピータやD-PRS局をタップするだけで、DR機能を使って無線機を簡単に設定することができます。また、JARLの管理サーバー等、外部サイトへの連携も可能なので情報検索も簡単にできます。
◆地図連携機能
地図上に自局や受信した相手局の情報を表示できます。もちろんDV/FMレピータ局も表示できるので、現在地とレピータの位置関係の把握も簡単です。
◆レピータリスト、相手局メモリ、受信履歴のインポートとエクスポートが可能
自分好みにカスタマイズしたレピータリストをPCからアプリにインポートしたり、受信履歴をPCにエクスポートすることができます。また、インターネット上に公開されているレピータリストをアプリにインポートすることも可能です(別途iTunesが必要)。
◆レピータリストビューワー機能
レピータの名称や周波数、コールサインを見ることができます。レピータリストビューワー機能を使って情報を見ながら無線機の設定が可能です。
<動作環境> iOS12以降、iPad OS13以降
<対応無線機(2021年7月現在)>
・ID-4100シリーズ + Bluetoothユニット(UT-137)
・ID-52(RS-MS1I Ver.1.10 以上で対応)
・IC-705(RS-MS1I Ver.1.2.0 以上で対応)
<RS-MS1I機能対応表>
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・RS-MS1I製品情報(アイコム)
・RS-MS1I(App Store)
アイコム株式会社は2021年7月、HF~50MHz帯のフラッグシップモデルである「IC-7851」の一部地域向けバージョン(おもにヨーロッパ向け)の生産を終了することとし、該当地域のディストリビューター(販売店)に連絡を行った模様だ。日本国内向けや米国向けなどのIC-7851は今後も生産・販売が継続される。
アイコムのIC-7851は「ハムフェア2014」会場で発表された同社50周年記念限定モデル「IC-7850」の量産バージョンとして、2014年末に発売が始まった。受信部はSDRではなくアップコンバージョン方式のスーパーヘテロダイン(第1IFは64MHz帯、1.2kHzの狭帯域ルーフィングフィルタを装備)、純度が高くノイズ極小の局発、送信出力は最大200Wで高周波成分を含まない共振型(正弦波)スイッチング電源の内蔵など、アマチュア無線機として最高峰の技術で作られ、現在も国内外のOMハムなどに多数愛用されている。
しかしここ数日、海外で「IC-7851の生産・販売が終了される」という噂が流れている。現在も最高ランクのスペックを誇り、開発には長い時間と莫大な費用が掛かるフラッグシップモデルが、発売開始からわずか6年半で終了というのは信じがたく、その噂の確認と情報収集に務めてみた。
hamlife.jpが独自に入手した情報によると、ヨーロッパ方面で発売されていたIC-7851は、昨年12月に施行されたヨーロッパにおける「欧州新安全規格(EN62368-1)」の規格を満たさなくなった。そのため同社は、IC-7851の一部地域向けバージョン(おもにヨーロッパ向け)の生産を終了することとし、該当地域のディストリビューター(販売店)に終了の連絡を行った模様…というのが真相のようだ。
一方、このレギュレーション変更の影響を受けない「日本向け」や「米国向け」などのIC-7851は、今後も生産・販売が継続されるという。今回さまざまな方面に情報収集を行ったが、得られたのは、この“一部地域向けバージョンの終了”というアナウンスのみで、「IC-7851の後継機種」に関する話はまったく聞こえてこなかった。
※EN62368-1:人体への傷害を防ぐ「ハザード・ベース・セーフティ・エンジニアリング(HBSE)」という概念をもとに開発されている、新しい製品安全規格のこと。
●関連リンク:
・Product Discontinuation:IC-7851 HF All Band
Transceiver(QRZnow.com)
・IC-7851製品情報(アイコム)
・新・製品安全規格「IEC 62368-1」の動向と移行方法(EDN Japan
2016年掲載記事)
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年6月5日に「Ver5.32c」としてバージョンアップ(「バージョン情報で使用中のファイル名を表示するようにした」など細かな改修)したが( 2020年6月7日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、6月28日→6月29日→7月9日→7月21日→7月22日→7月29日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年6月5日に「Ver5.32c」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、6月28日→6月29日→7月9日→7月21日→7月22日→7月29日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2021/7/29の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに[CQのみ]表示させる機能を追加。Tnx JI1ILB
・JT-Get’sの設定で[即QSOデータを登録]を追加。
・JT-Get’sの設定に[時刻同期]ボタンを追加。
・数値編集のUIを以前のものに戻した。
・QSL印刷のMode検索で、FMとC4FMが混在してしまうので修正。
その後の進捗状況(2021/7/22の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに[CQのみ]表示させる機能を追加。Tnx JI1ILB
・JT-Get’sの設定で[即QSOデータを登録]を追加。
・数値編集のUIを以前のものに戻した。
・QSL印刷のMode検索で、FMとC4FMが混在してしまうので修正。
その後の進捗状況(2021/7/21の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに[CQのみ]表示させる機能を追加。Tnx JI1ILB
・JT-Get’sの設定で[即QSOデータを登録]を追加。
・数値編集のUIを以前のものに戻した。
その後の進捗状況(2021/7/9の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに[CQのみ]表示させる機能を追加。Tnx JI1ILB
・JT-Get’sの設定で[即QSOデータを登録]を追加。
その後の進捗状況(2021/6/28、2021/6/29の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに[CQのみ]表示させる機能を追加。Tnx JI1ILB
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.32c
・Turbo HAMLOGホームページ
オリンピック・パラリンピックイヤーだが、今年も7月29日(水)に「アマチュア無線の日」を迎える。太平洋戦争の勃発とともに電波の発射停止を余儀なくされた日本のアマチュア無線(当時は「実験用私設無線電信無線電話」。個人が開設する施設は1941年12月時点で331局)が、1952(昭和27)年のこの日に運用再開が認められ、全国の30局に予備免許が発給されたことにちなみ、1973(昭和48)年、当時の社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が制定。戦後のハム再開から今年で69年が経つ。
東京・大塚のJARL本部から「アマチュア無線の日」を記念して特別運用を行った2019年の「8J1RL」の様子(JARL Web「NEWS TOPICS INFORMATION」から)。昨年(2020年)はコロナ禍の影響でオンエアーはしなかった
JARLが刊行した「アマチュア無線のあゆみ-日本アマチュア無線連盟50年史」には「アマチュア無線の日」制定について、次のように記載されている。
アマチュア無線の健全な発達とアマチュア無線に関する科学技術の普及向上を図る目的を持って、JARLでは「アマチュア無線の日」を7月29日と決め、この年(注:1973年)からこの日に記念行事を行うことになった。当日午後2時から東京の「全共連ビル」において記念講演会が開かれた。
講演は「GHQ交渉から再開まで」(大河内正陽氏)、「再開第一声の感激」(市川 洋氏、JA1AB)、「再開当時のアマチュア無線技術」(島 伊三治氏、JA3AA)で、それぞれ熱のこもった話であった。そのあと映画会が催され、「衛星通信」「CQCQこちらアマチュア無線」の2本が上映された。
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<我が国アマ無線界をひもとく貴重な資料>永久保存版! 戦前戦後の「JARL NEWS」をQTC-Japan.comが電子化し無料公開
<第2弾!!我が国アマ無線界をひもとく貴重な資料>永久保存版!「戦前コールを取られた方々で戦後コールを取られた方々リスト」を無料公開
●関連リンク:
・アマチュア無線の日(Wikipedia)
・アマチュア無線年表(JARL Web)
・2019年の「8J1RL」記念運用の様子「JARL中央局JA1RLが『アマチュア無線の日』特別運用を実施」(JARL Web)
全国紙の朝日新聞は2021年7月28日、オピニオン面の連載「専門誌に聞け」コーナーで、アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」(CQ出版社発行)を取り上げた。同誌の櫻田洋一編集長がアマチュア無線の魅力と創刊75周年を迎えた同誌の歴史を語っている。このコーナーでは今後数回にわたって同誌とアマチュア無線の紹介を行う予定だ。
朝日新聞の「専門誌に聞け」コーナーは、毎週水曜日の朝刊オピニオン面の連載。趣味、教育、特定業種(業界)といった専門ジャンル誌の編集長が、1誌あたりおよそ4回にわたって、その誌面や業界を取り巻く事情などを紹介するもので、2019年4月の連載開始以来これまでに28誌がピックアップされてきた。
7月28日朝刊の同コーナーでは「よみがえるアマ無線」をテーマに、CQ出版社が発行する月刊誌「CQ ham radio」が登場。櫻田洋一編集長が創刊75周年を迎えた同誌の歴史や、通巻900号(2021年6月号)ではモールス通信を特集したこと、コロナ禍においても“三密”とは無縁のアマチュア無線が盛り上がっていること、通信以外にもあるアマチュア無線の楽しみ(自作、改造、レストアなど)、JARLの会員増といった現状を紹介した。
この連載について、櫻田編集長は「アマチュア無線の復権に少しでも繋がればと、協力させていただきました」と述べている。今後も数回にわたり、水曜日朝刊の「専門誌に聞け」コーナーで紹介される予定なのでチェックしてはいかがだろうか。
なお「専門誌に聞け」コーナーは、下記関連リンクの「朝日新聞デジタル」でもバックナンバーが閲覧できる(要・会員登録。無料会員でも月5本まで会員限定記事を閲覧可能)。
●関連リンク: 専門誌に聞け「よみがえるアマ無線:1 CQ ham radio 櫻田洋一編集長」(朝日新聞デジタル)
日本アマチュアSSTV協会(JASTA)はSSTV(Slow Scan Television)のアクティビティ向上のため、日本時間の2021年8月1日(日)9時から9月1日(水)9時までの1か月間にわたり、「第42回 SSTVアクティビティコンテスト」を開催する。交信対象はアマチュア無線の資格を持ちSSTVの免許を受けている局(海外局も含まれる)で、3.5MHz帯以上の自局に免許された周波数帯を使用する。なお注意事項として、「14.230MHz周辺でのコンテストQSOを禁止します。14.330MHz中心に運用してください」と案内している。
同コンテストは2017年の第40回を最後に休止していたが、海外からの参加局も多くコンテスト再開を望む声が多かったことから昨年、3年ぶりに復活した。
コンテストの呼び出し方はとくに定めはなく、ナンバー交換は「RSV符号による相手局のシグナルレポート」+「001から始まる連番(連番の桁が足りなくなったら桁を増す)」。可能なかぎり、自分の顔が写っている画像(手描きのイラストも可)に自局のコールサインとコンテストナンバーを入れて送信するとしている。画像の白黒、カラーは問わない。
完全なコンテストナンバー交換をもって、3.5~28MHz帯(7MHz帯は7.1MHz以上を推奨)は1点、50~430MHz帯は2点、1200MHz帯以上は3点。マルチプライヤーはバンドに関係なく、JAの各エリア、JAを除くDXCCエンティティー(JD1はDXCCエンティティーとしてカウント)、運用日数(1日の運用は1マルチとして、10日間以上運用しても最大10マルチまで)となる。総得点はポイントの和×マルチの和として計算を行う。
なお、「14MHz帯については、14.230MHz周辺はDX通信とのQRMが多いとの各国DXerからのクレームが大きいので、14.230MHz周辺でのコンテストQSOを禁止します。14.330MHz中心に運用してください。海外局には、『他局からのクレーム等で禁止周波数での運用が発覚した場合は“失格”扱いとします』とアナウンスします」と案内している。
ログ提出はJASTAが定めたフォーマットで記入したシートを電子メールのみで受け付ける。締め切りは9月10日(金)まで。詳しくは「第42回 SSTVアクティビティコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第42回 SSTVアクティビティコンテスト規約
・日本アマチュアSSTV協会/JASTA:Japan Amatuer Slowscan Television Assocation
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」は、2012年からアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」をスタートし、毎週木曜日の23:30から30分間オンエアーしている(番組は2017年6月にリニューアルが図られた)。放送内容は後日ポッドキャストとしてWebサイトで公開されており、このほど2021年7月22日夜に放送した第480回分がアップされた。
2021年7月22日(第480回)の特集は「英国の電波防護指針について その2」。前回に引き続き、ゲストに番組常連のJA1ELH 田井公一氏がオンラインで登場。田井氏は英国のアマチュア無線免許を所持しているが、今年3月に同国の情報通信主管庁であるOfcomから電磁波の防護基準についてのメールが届いたという。その内容とエピソードの続きを紹介した。
番組の聴取は下記関連リンクから。Web上またはダウンロード(MP3形式)で利用できる。
●関連リンク:
・QRL For Amateur Radio Station 第479回放送
・QRL Facebookページ
株式会社JVCケンウッドは2021年7月28日、HF/50MHz帯トランシーバー「TS-890シリーズ」用の新ファームウェア「Ver.1.04」を公開した。今回は「 KNS Operation(LAN Connector)の設定がOn(LAN)の場合、DC安定化電源をONした直後に無線機の電源をONすると、起動後の画面が正しく表示されない場合がある不具合を修正」「 1.8/3.5MHz帯の拡張にともない、バンドメモリーおよびバンドスコープのFIXモードの表示範囲の初期値の一部を変更」 という2点の修正が図られている。
JVCケンウッドが7月28日に公開した、TS-890シリーズ用の新ファームウェアの内容は次のとおり。
● Ver.1.03→Ver.1.04の変更内容 (2021年7月28日)
1. KNSメニュー[0] 「KNS Operation(LAN Connector)」の設定が「On(LAN)」の場合、DC安定化電源をONした直後に無線機の電源をONすると、起動後の画面が正しく表示されない場合がある不具合を修正しました
2. 1.8/3.5MHz帯の拡張にともない、バンドメモリーおよびバンドスコープのFIXモードの表示範囲の初期値の一部を変更しました(初期値の変更はリセット後に反映されます)
詳細およびダウンロードは下記関連リンク参照。
●関連リンク: TS-890S/D ファームウェア アップデートのお知らせ(JVCケンウッド)
「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」。2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。スタートから5周年を迎え、レギュラー陣の平均年齢も74歳になったという。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2021年7月25日(日)21時30分からの第269回放送。前半は50年前にJH1DLJ 田中氏が普通列車で東京から宮崎に行ったのを皮切りに、九州→山陰→関西→四国→北海道を連続で旅行した際の思い出を語った。旅行には井上電機製作所のポータブル機「FDAM-2」を持参したという。
番組後半の一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)の情報を毎週伝える「JARDコーナー」は、前回に続いてJARD管理部長の伊藤氏が登場。7月29日から9月26日までが交信対象期間の「原昌三メモリアルアワード2021」のポイント獲得ルールを説明した。
番組音源は下記関連リンクにあるページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。最近FMぱるるんのWebサイトがリニューアルし、番組音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(「CQ ham for girls」「Radio JARL.com」も変更されている)。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除される可能性があるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク: OMのラウンドQSO(FMぱるるん)
一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)は、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)が2017年まで毎年行っていた「JAIAアワード」を継承した「原 昌三(JA1AN)メモリアルアワード」を2019年から3年間限定で開催(発行)している。その最終回(3年目)となる「原 昌三(JA1AN)メモリアルアワード2021」の交信有効期間が7月29日(木)から始まり9月26日(日)までとなっている。
JAIAが1991年から毎年夏に開催していた交信イベント「JAIAアワード」は2017年の開催を最後に終了した。JARDは初代会長で2018年6月9日に逝去した原 昌三氏(JA1AN)の遺族からの寄附を受け、旧「JAIAアワード」のルールをベースに、原氏のメモリアル的な要素を盛り込んだ「原 昌三(JA1AN)メモリアルアワード」を2019年から2021年まで3年間限定で開催・発行している。交信有効期間は各年とも7月29日から9月26日までとなっている。
なお、JARD創立記念日の 8月22日の交信は、特別ボーナスポイントとして1交信が10ポイントとなる ルールが設けられている。この日に異なるサフィックスの局10局と交信すれば(高校生以下または開局1年未満の局には別途60ポイントの加算があるため、4局の交信で可)、それだけで「ブロンズ」の達成となる。今年の8月22日は日曜日なので、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。
「原 昌三(JA1AN)メモリアルアワード」案内および規約(2021年版)
JARD会長であった故 原 昌三氏(JA1AN)のご遺族からの寄附を受け、一般財団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)において「原 昌三メモリアルアワード」を発行することとしました。故 原 昌三氏のアマチュア無線界への貢献に感謝するとともに、多くのアマチュア無線家の皆さまのご参加をお願いするものです。※アワードの発行者は一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)です。
このアワードは、JARDと関係の深い日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)がこれまで発行し、皆さまに永く親しまれてきた「JAIAアワード」を継承することとし、2019年から3年間の期間限定で発行します。今年度が最終の年度となります。
◆アワードの名称及び発行者:
・名称 原 昌三(JA1AN)メモリアルアワード2021
・発行者 一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)
◆基本ルール:
アワードはこの期間内に、異なるサフィックスの局と多数交信して、規定のポイント数を獲得することによって取得できます。
◆交信有効期間:
2021年7月29日(木)から9月26日(日)まで
※アマチュア無線の日から原 昌三氏(JA1AN)の誕生日まで
◆アワードの種類: 獲得したポイントにより、次のアワードを発行します。
・ゴールド:必要ポイント 1,000ポイント
・シルバー:必要ポイント 500ポイント
・ブロンズ:必要ポイント 100ポイント
※注1 アワードはバンド毎やモード毎に発行しません。
※注2 申請期間内であれば、シルバーやブロンズ取得後も、上位アワードの申請が可能です。その際、ポイントは重複して使用できます。
◆ポイント獲得のルール:
・日本国内の異なるサフィックスの局との交信は2ポイント
・日本以外の局との交信は3ポイント
★特別ボーナスポイント:
次の場合は、いずれも10ポイントを付与(通常ポイントが含まれる)
・原 昌三氏のコールサイン「JA1AN」にちなみ、サフィックスの頭文字2文字が「AN」の場合(「AN*」も対象)
・自局と同一のサフィックスの局との交信
・原 昌三氏が初代会長を務めたJARDの設立日8月22日(日)の交信
★「ジュニア・ビギナー」特別ポイント:
申請者がジュニア(高校生以下)またはビギナー(9月26日を基準日とし開局1年未満)の場合、60ポイントを加算します。ただし、いずれにも該当する場合はいずれか一方のみの適用となります
◆注意事項:
・同一局との交信は、バンド/モードが異なっても1局分としてカウント
・交信した局に同一のサフィックスがある場合は、1局分のみが有効(ポイントの高いほうを有効とする)
・クロスバンド、クロスモード、レピータ経由および遠隔操作による交信も有効
・期間中に行われる各種コンテストによる交信も有効
・申請は自己誓約式を採用(QSLカードの提出は不要)
◆申請方法について:
・アワード申請には、所定の申請書とともに、アワード(A4サイズの賞状)が封入可能な返送用の封筒(140円切手を貼付したもの)やレターパックを同封のうえお送りください。アワードの申請は無料です。一度の申請で三種類すべてのアワードを申請することも可能です。
・アワード申請書は、JARDのホームページからダウンロードして使用していただくか、84円切手を貼付した返信用封筒を同封のうえ、JARD事務局までご請求ください。
https://www.jard.or.jp/information/award_sinsei2021.pdf
◆申請期限について:
・2021年10月30日(土)消印有効
◆アワードの発行について:
・アワードは、原則として毎月20日までに到着した分を、翌月の1日付けで発行します。アワード受賞者については、JARDホームページ上にて公表します。
◆申請・問い合せ先:
・JARD事務局「原 昌三(JA1AN)メモリアルアワード」係
〒170-8088 東京都豊島区巣鴨3-36-6 共同計画ビル7階
電話 03-3910-7241 FAX 03-3910-2800
●関連リンク:
・「原昌三(JA1AN)メモリアルアワード2021」の発行について(JARD)
・「原昌三(JA1AN)メモリアルアワード2021」規約 PDF(JARD)
・JARDホームページ