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hamlife.jp
(2025/11/6 14:06:07)
現在データベースには 7409 件のデータが登録されています。
九州、北海道、北陸、信越で発給進む。6エリアはJF6の1stレターが「B」から「C」へ、8エリアはJM8の1stレター「R」から「S」へ--2022年6月7日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況
(2022/6/7 18:30:57)
日本における、2022年6月7日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、6エリア(九州管内)の九州総合通信局、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局、9エリア(北陸管内)の北陸総合通信局、0エリア(信越管内)の信越総合通信局からそれぞれ更新発表があった。なお、九州管内の6エリアはJF6のサフィックスファーストレター「B」が終了し「C」へ、また北海道管内の8エリアはJM8のサフィックスファーストレター「R」が終了し「S」へ割り当てが移っている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
<8か月連続で減少数▲1,000局/月を下回る>総務省が2022年4月末のアマチュア局数を公表、前月より829局少ない37万7,851局
(2022/6/7 18:00:57)
2022年6月6日、総務省は2022年4月末のアマチュア無線局数を公表した。それによると前回の2022年2月末のデータから1か月間で829局減少し、377,851局となった。以前は▲1,000局/月以上あったアマチュア局の減少スピードだが、8か月連続で減少数▲1,000局/月を下回り、減少スピードの鈍化傾向が続いている。
2013年4月末から2022年2月末までのアマチュア局数の推移。ピーク後に最高となった2016年3月末の43万6,389局から、2017年12月末を堺にして減少スピードが加速しだしているが、「東日本大震災」による開局ブーム!?から5年経過したタイミングに一致する。そしてコロナ過でお家時間が増えた影響なのか、ふたたびアマチュア局の減少スピードが鈍化している
アマチュア局は、1995年3月末に過去最高の136万4,316局を記録したピークから増減を繰り返し、ピーク後に最高となった2016年4月末の43万6,389局から、現在も“ピーク後最低局数”を更新し続けている。ピーク後に最高となった43万6,389局から73か月間で58,538局減少した。
●2022年4月末、アマチュア局の各エリア(管内)局数内訳
・1エリア(関東管内): 110,951局(111,059局)
・2エリア(東海管内): 48,476局(48,649局)
・3エリア(近畿管内): 45,798局(45,855局)
・4アリア(中国管内): 22,890局(22,903局)
・5エリア(四国管内): 17,445局(17,527局)
・6エリア(九州管内): 31,472局(31,546局)
・7エリア(東北管内): 39,665局(39,771局)
・8エリア(北海道管内):34,491局(34,660局)
・9エリア(北陸管内): 9,109局(9,121局)
・0エリア(信越管内): 15,353局(15,399局)
・6エリア(沖縄管内): 2,201局(2,190局)
※カッコ内の数字は2022年3月末の局数を表す
2012年以前は1か月間に1,000局から2,000局単位でアマチュア局が減少。しかし、コロナ禍の影響で生活スタイルが大きく変化。お家時間が増えた影響で、アマチュア局の新規開局やカムバックハムの増加などが功を奏し、鈍化スピードの鈍化傾向が再び現れだした
アマチュア局登録の多いエリア順に並べると、1エリア(関東管内)は11万局以上の登録があるが、2番目は2エリア(東海管内)で3位が3エリア(近畿管内)、そして4位には7エリア(東北管内)、5位は8エリア(北海道管内)、6位は6エリア(九州管内)と続く
パーソナル無線局は、沖縄総合通信事務所管内が2020年7月末のデータから0局、北陸総合通信局管内が2020年12月末のデータから0局、四国総合通信局管内が2021年6月末のデータから0局、近畿総合通信局管内が2021年7月末のデータから0局、中国総合通信局管内と北海道総合通信局が2021年8月末のデータから0局、九州総合通信局管内、東北総合通信局管内、信越総合通信局管内が2021年10月末のデータから0局となり、それぞれの管内からパーソナル無線局は消滅。
さらに、2021年11月末の時点では関東総合通信局管内と東海総合通信局管内の各1局が残っていたが、今回のデータでは0局になっている。最後の1局(関東管内)の免許有効期限が昨年(2021年)の12月19日までだったので、12月20日をもって「パーソナル無線」は完全に消滅している。
●関連リンク:
・無線局統計情報(総務省)
・Internet
Explorer上でExcelファイルを開いた場合に発生する事象について(総務省)
・東日本大震災(ウィキペディア)
<過去に発売した415種類を網羅>コメット、自社サイト内で「生産終了製品取扱説明書(PDF)」を公開
(2022/6/7 12:25:05)
アンテナメーカーのコメット株式会社は、公式サイトに「生産終了製品取扱説明書」コーナーを設け、同社が過去に発売した415種類にのぼる製品の取扱説明書をPDF形式で無料公開した。別途、現行製品の取扱説明書コーナーも設けている。なお「現行機説明書・生産終了製品説明書一覧に載っていない場合、取扱説明書は現存していないため、配布することはできません。申し訳ございません」と案内している。
1981(昭和56)年に創業したアンテナメーカー「コメット株式会社」は、144MHz帯モービルホイップアンテナを皮切りに、144MHz/430MHz帯ノッチフィルタ、アンテナアナライザ、SWRメーター、安定化電源など、無線機器の数々を発売してきた。
今回同社では、過去に発売し現在は生産を終了した製品の中から、現存する取扱説明書415種類をスキャンしPDF形式での公開を開始した。
●コメットが公開した「生産終了製品取扱説明書」415種類リスト (2022年6月7日時点)
※型番をクリックするとPDF形式の取扱説明書が表示されます。
