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hamlife.jp (2024/11/25 13:35:40)
現在データベースには 6121 件のデータが登録されています。
Intrepid-DX Groupが開設した「3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition」公式Webサイト、2021年6月13日付けのニュースによると、日本人OPも参加して2023年1月に出発予定で準備が進められていたブーベ島「3Y0J」DXペディション計画( 2021年4月6日記事 )が、契約船「Braveheart号」の売却により、現時点で計画が中止されることになったと伝えた。集められた寄付金などは返金するとしている。
「ブーベ島」(ノルウェー領)は“世界で最も人里離れた孤島”と言われ、北朝鮮(P5)に続いて、全世界DXCCウォンテッドランキング2位として、世界中のDXerからの要求度が高いエンティティの1つだ。
過去、何度かDXペディションが行われたが、1990年にあった「3Y5X」DXペディション以来、2023年1月に実現すれば実に33年ぶりのサービスとなるはずだった。また、今回実施予定だった「3Y0J」DXペディションメンバー14人の中には、日本人の田中 純一氏(JH4RHF/OE1ZKC)が参加することになっており、JAからの期待も高かった。
以下、「3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition」の公式Webサイトで発表されたニュースを機械翻訳で紹介しよう。
To the global DX community.
申し訳ございませんが、以下のニュースをお知らせいたします。
世界的大流行は、遠征用船事業に非常に大きな影響を与えました。これには、多くのDXペディションに卓越した安全性とサービスを提供してきた由緒あるRVブレイブハート号が含まれます。ご存知のように、私たちはブレイブハート号と「3Y0J」の契約を結びました。
本日、そのブレイブハート号が売却されるとの連絡がありました。ナイジェルジョリーは同船との関わりがなくなり契約はキャンセルとなりました。デポジットは返金されます。これは関係者全員にとって非常に残念な展開です。
現時点では、3Y0J DXペディションはキャンセルされました。寄付の受け付けを終了し、PayPal、現金、小切手など、受け取ったのと同じ方法で寄付の100%の払い戻しを開始します。この手続きには数週間かかりますので、しばらくお待ちください。
私たちのチームが私たちを信頼してくれたことに感謝します。このプロジェクトに惜しみなく貢献してくれたすべてのドナーとスポンサーに感謝します。私たちはほかの船を探し続けます。将来のプロジェクトに適した別の船を見つける可能性があります。
73
Paul Ewing, N6PSE
Kenneth Opskar LA7GIA
詳しくは、記事下の関連リンクから該当ニュースを確認してほしい。
↓この記事もチェック!
<2023年1月に出発>日本人OPも参加! DXCCウォンテッドランキング2位のブーベ島「3Y0J」DXペディション計画が始動
●関連リンク:
・3Y0J-Bouvet 2023 DXpedition
・The Intrepid-DX Group(Facebook)
・ブーベ島(ウィキペディア)
株式会社JVCケンウッドは2021年6月14日、TH-D74のD-STARレピータリストの更新を行い、新バージョン「Ver.20210613」を公開した。
TH-D74のD-STARレピータリスト更新は2021年5月21日に公開された「Ver.20210521」以来となる。詳細は以下の通り。
<今回データが更新されたD-STARレピータリストのバージョンと内容>
●TH-D74
・レピータリスト: Ver.20210613 (2021年6月13日版)
・内容:
「JP1YLZ A」(千葉勝浦430)を追加しました。
JVCケンウッドは「TH-D74には、出荷時にあらかじめD-STARレピーターリストが書き込まれています。D-STARレピーターの開設状況などに応じて、レピーターリストが更新されることがあります。最新のレピーターリストファイルをお客様ご自身でダウンロードし、メモリーコントロールプログラム MCP-D74、または市販のmicroSDメモリーカードを使用して、お手持ちのTH-D74に書き込むことができます」と説明し、その手順をWebサイトで公表している。
TH-D74 D-STARレピータリストの詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク: TH-D74 D-STAR レピーターリスト(JVCケンウッド)
アイコム株式会社は2021年6月14日、D-STAR対応機のレピータリストとメモリーデータの更新を行い、最新版(バージョン名は「210613」)の公開を開始した。詳細は以下の通り。
<今回更新されたデータの内容、機種名/製品名、バージョン>
・JP1YLZ新設
●CS-80/880(クローニングソフト)、ID-80/880
・レピータリスト バージョン210613
●CS-31(クローニングソフト)、ID-31
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
●CS-31PLUS(クローニングソフト)、ID-31PLUS
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
●CS-51(クローニングソフト)、ID-51
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
●CS-5100(クローニングソフト)、ID-5100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
●CS-4100(クローニングソフト)、ID-4100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
●CS-51PLUS/CS-51PLUS2(クローニングソフト)、ID-51アイコム50周年記念モデル、ID-51新機能プラスモデル、ID-51
新機能プラスモデルII
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
●CS-9100(クローニングソフト)、IC-9100
・レピータリスト バージョン210613
●IC-7100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
●CS-9700(クローニングソフト)、IC-9700
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
●RS-MS1A 、 RS-MS1I(スマートフォンアプリ用)
・レピータリスト バージョン210613
●CS-705(クローニングソフト)、IC-705
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
●CS-52(クローニングソフト)、ID-52
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210613
詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク:
・D-STARダウンロード(アイコム D-STARサイト)
・D-STARレピータ全国マップ最新版 PDF(アイコム)
・アイコム アマチュア無線コーナー
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年6月13日の第441回放送の特集は「伝搬状況の読み方」。太陽活動や電離層の状況は無線通信に密接に関連するため、世界中の研究機関が電離層に関わる観測を行い、得られた指標をWebサイトで公表している。その指標をどこで見てどう確認するかを調べてみたという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約47分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
なお同番組は2021年6月でラジオ成田からの放送開始2周年を迎えた。これを記念して6月1日から30日の間に番組に投稿した全員に、ステッカーセットをプレゼントしているという。
●関連リンク: ハムのラジオ第441回の配信です
2021年6月13日付の「D-STAR NEWS」によると千葉県勝浦市に430MHz帯のD-STARレピータ局(DV)、JP1YLZが新規に開設され、同日からインターネット接続で運用を開始した。
公表された内容は下記のとおり。
・コールサイン: JP1YLZ
・周波数: DV 434.28MHz(uplink/downlink逆転)
・設置場所: 千葉県勝浦市中里
・ローカルIP: 10.0.2.65
・運用開始日: 令和3年6月13日(インターネット接続)
●関連リンク: 千葉県勝浦市にD-STARレピータ開設(JARL D-STAR NEWS)
先週のアクセスランキング1位になったのは、「<JARDは反対意見を提出>総務省が『新スプリアス規格への移行期限の延長』の意見募集結果と電波監理審議会からの答申を公表」。総務省は新型コロナウイルス感染症による社会経済への影響等から令和4(2022)年11月30日までとしていた新スプリアス規格への移行期限を「当分の間」延長する方針を固め、無線設備規則の一部改正と関連告示の改正案を作成。その同案に対する意見(パブリックコメント)募集を行った結果を2021年6月9日に公表し、この結果を踏まえた上で同日開催された電波監理審議会に諮問して「原案を適当とする」答申が得られたことから、近く関連省令の改正を行う予定だというニュース。パブコメ募集への意見は175件(法人・団体42件、個人133件)に及んだ。
続く2位は、2021年6月6日に「ダイヤモンドアンテナ」のブランドで知られる第一電波工業株式会社が「アマチュア無線アンテナ・デジタル登録局・船舶・各種受信アンテナ/周辺機器総合カタログ」最新版(2021.4月版)のPDFを公式サイトで公開したという情報に関心が集まった。同社のアマチュア無線用、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)用などの最新アンテナシリーズや、モービル基台、SWRメーター、直流安定化電源などの周辺機器が掲載されている。また今回のカタログから「新デジタルモードFT8等での運用時おける注意点」が記載されるようになった。
3位は、モスクワ地域を対象に期間限定でISS(国際宇宙ステーション)からアマチュア無線バンドを使ってSSTV(Slow Scan Television)画像を送信する実験が、日本時間の2021年6月9日(水)18時35分から22時50分までと、6月10日(木)17時55分から11日(金)0時50分までの2回行われることを伝える記事。期間中に、ISSが日本の近くを通過するパスは数回あり、受信にもっとも適しているのは沖縄で、九州や中国、四国では設備とロケーション次第で何とかキャッチできるかもしれないとしていたが、条件が厳しいなかで画像受信に成功したという報告も多く届いた。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<JARDは反対意見を提出>総務省が「新スプリアス規格への移行期限の延長」の意見募集結果と電波監理審議会からの答申を公表
2)<FT8等での“耐入力”に関する注意も掲載>第一電波工業、最新版のカタログ(2021.4月版)をPDFで公開
3)<受信の可能性が高いのは沖縄~西日本か?>モスクワ航空大学のSSTV活動、6月9日と10日、国際宇宙ステーションから145.80MHzでSSTV画像送信
4)<1か月ごとに細かな改修が続く>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が6月5日にバージョンアップしVer5.32cを公開
5)<ジャーナリスト柳澤秀夫氏(JA7JJN)が“ハムの魅力”をたっぷり解説>27年ぶりのJARL会員増、フジテレビのニュース番組「News イット!」で紹介
6)<「8J」「8N」で始まるコールサイン>2021年6月に運用されるJARL特別記念局、JARL特別局、JARL以外の記念局、臨時局に関する情報
7)<2種類の同軸コネクタを同梱>コメット、マグネット基台+ケーブル付きの144/430MHz帯アンテナ「MA-721」を新発売
8)<わずかに増加! 総務省の最新データベース>無線局等情報検索(6月7日時点)、アマチュア局は1週間で46局(約7局/日)増えて「385,507局」
9)<電波監視で発覚!>関東総合通信局、許可されていない無線設備を使い指定されていない周波数と空中線電力で通信を行ったハムに59日間の行政処分
10)<減少スピードがさらに鈍化>総務省が2021年4月末のアマチュア局数を公表、前月より528局少ない38万6,060局
アイコム株式会社は2021年5 月28日、iPhoneやiPadなどのiOS端末に対応したD-STARアプリ「RS-MS1I」の新バージョン1.10を公開し、新たにID-52に対応したことを発表した。ID-52標準装備のBluetooth機能を使ってiOS端末と接続して画像伝送、テキストの送受信、相手局や自局の位置をマップ上に表示、無線機の各種操作などが楽しめる。なお同アプリはオプションのBluetoothユニット(UT-137)を搭載したID-4100/Dでも使用できるが、Bluetoothを標準装備しているポータブル機のIC-705は現在未対応となっている。ダウンロードはApp Storeから無償で行える。
RS-MS1IはD-STAR対応の無線機の機能を拡張するアプリで、同社によると「iPhone/iPadから無線機が持つ機能の一部を操作できるようになるだけではなく、D-STAR運用での操作性と利便性を格段に向上させることができます」という。主な特徴は次のとおり。
<主な特徴>
◆画像伝送
iOS端末に保存した画像の送受信が可能です。運用場所やリグの画像を送ったりすることで画像を見ながらQSOが楽しめ、よりいっそう会話が弾みます。別のアプリと組み合わせて使えば画像にメッセージを書き込んだり、デコレーションして送信することも可能です。
◆テキストの送受信
ひらがな、カタカナはもちろん、漢字を使ってテキストを作成、送信することができます。チャットのように使ったり、iOS端末上のテキストを送る際にも便利な機能です。iOS端末のキーボードを使用できるので、大きな画面でテキストを素早く作成し、送信できます。
◆DR機能による無線機の各種操作
対応する無線機が持つDR機能の一部をiOS端末から操作することが可能です。ID-52、ID-4100/Dならさらに、PTT付きBluetoothヘッドセットVS-3と組み合わせることで、無線機から離れた場所で通信することもできます。
◆地図から無線機の設定も可能
地図上に表示されるレピータやD-PRS局をタップするだけで、DR機能を使って無線機を簡単に設定することができます。また、JARLの管理サーバー等、外部サイトへの連携も可能なので情報検索も簡単にできます。
◆地図連携機能
地図上に自局や受信した相手局の情報を表示できます。もちろんDV/FMレピータ局も表示できるので、現在地とレピータの位置関係の把握も簡単です。
◆レピータリスト、相手局メモリ、受信履歴のインポートとエクスポートが可能
自分好みにカスタマイズしたレピータリストをPCからアプリにインポートしたり、受信履歴をPCにエクスポートすることができます。また、インターネット上に公開されているレピータリストをアプリにインポートすることも可能です(別途iTunesが必要)。
◆レピータリストビューワー機能
レピータの名称や周波数、コールサインを見ることができます。レピータリストビューワー機能を使って情報を見ながら無線機の設定が可能です。
<動作環境> iOS12以降
<対応無線機(2021年5月現在)>
・ID-4100シリーズ + Bluetoothユニット(UT-137)
・ID-52(RS-MS1I Ver.1.10 以上で対応)
<RS-MS1I機能対応表>
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・RS-MS1I製品情報(アイコム)
・RS-MS1I(App Store)
アンテナメーカーのコメット株式会社は2021年6月10日、HF帯ユーザーをメインターゲットとし、コストパフォーマンスに徹した2接点同軸切替器「CSW-100」を6月中旬から発売すると発表した。各コネクター(M-J型)の芯線は金メッキで接触抵抗の低減化を図り、選択していないコネクタ側はショート状態になる機構で簡易的な避雷構造を実現した。DC~500MHzで使用でき、耐入力は30MHzまでが1,500W(PEP)、アイソレーションはDC~170MHzが60dB以上、170~500MHzが35dB以上となっている。希望小売価格は5,000円(税込み)。
コメットは現在、2接点の高性能同軸切替器としてDC~600MHzに対応した「CSW-201G」を希望小売価格7,370円(税込み)で発売しているが、このほどHF帯ユーザーをメインターゲットとして仕様の見直しを行った新製品「CSW-100」を発表した。同社は「お求めやすい価格帯にすることを目的とし、豪華な金メッキ等々のコスメ化粧を廃止、コストパフォーマンスに徹しました」と販売店に案内している。
以下、同社の新製品ニュースから抜粋で紹介する。
★高性能2接点同軸切替器「CSW-100」
CSW-100は高周波信号を50Ωのライン上で切り換える手動式の2接点同軸切替器です。
<特徴>
◆コネクターの芯線を金メッキし、接触抵抗の低減化を図りました。
◆高周波信号用として高周波性能を重視して設計された同軸切替器です。
◆選択していない接栓側がショート状態になる機構にしてあり、簡易的な避雷構造としています。
◆筐体は同軸構造を形成し、次の特性を有します。
・通過損失(挿入損失)が少ない
・良好なVSWR特性
・耐電力が大きく、発熱もありません
<スペック>
<希望小売価格> 5,000円(税込み)
●関連リンク:
・CSW-100(コメット)
・コメット
日本における、2021年6月12日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに1エリア(関東管内)の関東総合通信局と、4エリア(中国管内)の中国総合通信局からそれぞれ更新発表があった。なお、1エリアはJK1のサフィックスファーストレター「G」が終了し、「H」へ割り当てが移っている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2021年5月22日(土)に連盟会議室およびWeb会議で第55回理事会を開催、その報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。同理事会では「令和2年度事業報告について」「令和2年度決算について」「社員からの総会提案について」の3議題が審議されたほか、協議事項と業務報告が行われた。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。また6月11日夕方にはJARL Webに「第10回定時社員総会議案等について」の告知も掲載された。
JARL Webの会員専用ページに掲載された第55回理事会報告によると、今回は次の3議題が審議された。いずれも6月27日(日)に行われる第10回定時社員総会に向けたもの。この理事会で決定した議案等はJARL Webの会員専用ページで6月11日に公開された。
第1号議題:令和2年度事業報告について
第2号議題:令和2年度決算について
第3号議題:社員からの総会提案について
第1号議題「令和2年度事業報告について」概要
第10回定時社員総会の報告事項とする「令和2年度事業報告」を審議。令和2年4月1日から令和3年3月末日までの法人の概況、事業の状況及び事業報告の附属明細書並びに令和2年度事業報告(案)の説明がおこなわれ、原案どおり全員異議なくこれを承認した。
第2号議題「令和2年度決算について」概要
第10回定時社員総会に議案として上程する「令和2年度決算」を審議。同年度の収支は、コロナ禍で計画された行事等が中止となるなどの影響があったが、さまざまな施策の奏功で27年ぶりに会員数が増加。その状況において経費見直しや合理化を行った。
企業の経常利益に当たる評価損益前経常増減は△37百万(令和元年度対比で14百万の改善)、収入面では令和元年度対比△59百万(会費収入が会費延長キャンペーン等のため前期比△13百万、刊行物収入が局名録を発行しなかったため、前期比△10百万、雑収入はハムフェア中止で前期比△33百万)。
支出面では令和元年度対比△72.9百万の削減(コロナ禍での行事縮小・中止により地方本部費が△12.1百万、給与等△8百万、旅費交通費が△3.1百万、当期発行しない局名録原価等で刊行物費が△4.9百万、ハムフェア等の中止により広報活動費△44.1百万、選挙開票事務による選挙費が+3.3百万など)。
当期の補填した特定資産の取崩額は19百万で令和元年度対比で6百万改善。「ここ数年さらに改善されているが、引き続き会費収入等を増加させ経費削減に努め収支改善に向け努力する」旨の説明があり、監事から「業務・決算に関する監査の結果として、全体的に適正に処理されていると認められる」との報告があり、原案どおり全員異議なく承認した。
第3号議題「社員からの総会提案について」概要
社員23名から「理事 日野岳 充解任の件」「理事 高尾義則の解任の件」「監事 佐藤 眸
解任の件」の社員提案が提出され、一般社団財団法第43条第2項に基づき、第10回定時社員総会の議題(議案)とするよう求められたことを審議。議論の中で「社員の提案は正確性に欠け、両理事及び監事に関連しない内容を解任理由としている」等の意見があったが、一般社団財団法に定める社員提案としての条件は満たすことから定時社員総会に上程するが、理事会としてはこの提案に反対表明をすることとし、全員異議なくこれを承認した。
また議題審議後の協議事項では「総務省無線局免許情報による会員台帳整備について」「地方広域ハムフェアの予算及び令和3年度地方本部予算の振り込み処理について」などを協議。さらに「監事の監査並びに会計監査について」「総務省の意見募集に対する意見提出について」「北陸地方本部長の就任について(規則ただし書きによる委嘱)」「福井県支部長の就任について(規則ただし書きによる委嘱)」などが報告された。
理事会報告の詳細は下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID・パスワード)内にからPDF形式で閲覧できる。また第10回定時社員総会の議案書も下記関連リンクの案内ページからPDF形式で閲覧できる(会員専用、要ID・パスワード)。
●関連リンク:
・第55回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)
・第10回定時社員総会議案等について(JARL Web)