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hamlife.jp (2024/11/25 3:35:24)
現在データベースには 6119 件のデータが登録されています。
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年4月3日に「Ver5.32a」としてバージョンアップ(QSOデータでFT8もチェックできる修正などの改修)したが( 2020年4月3日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、4月17日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年4月3日に「Ver5.32a」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、4月17日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2021/4/17の更新内容)
・[WSJT-X~ALL.TXTを表示]に[行番号非表示]の選択を追加。
↓この記事もチェック!
<QSOデータでFT8もチェックできる修正など>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が4月3日にバージョンアップしVer5.32aを公開
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.32a
・Turbo HAMLOGホームページ
先週のアクセスランキング1位になったのは、英国の無線ショップ「ML&S(Martin Lynch and Sons Ltd.)」が、アイコム株式会社から発売されている「IC-705」の「必須アクセサリーTop10」と題する動画をYouTubeで公開したニュース。今回、英国の無線ショップが制作した「IC-705に欠かせないアクセサリーのトップ10を紹介します」という動画が、IC-705ユーザーを中心に話題になっている。
「IC-705に欠かせないアクセサリーのトップ10を紹介します」と解説
続く2位は、アウトドアとサバイバル関連のアイテムを扱う「Outval」が、「無線従事者移動運用中」の文字を入れ込んだユニークなオリジナルグッズ多数(パーカーやジャケットなど衣類が中心)を製作し販売を行っているという情報。オーナーの丸山さんはアマチュア無線家で、「移動運用中は、アマチュア無線を知らない人から見ると不審者に見えることが多く、職務質問を受けて従事者免許や局免許の提示をしたという話を聞くことも少なくありません。そこで、何かしらの形で周囲に無線をやっていることを知らせることができないかと思い製作しました」と話している。
3位は「<マグネチック・ループアンテナ(MLA)の情報満載>『月刊FBニュース』、9本の連載とニュース2本をきょう公開」。アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」の新しい記事が2021年4月15日に公開された。ニュースは「“HAMtte交信パーティー2021春”開催」「総務省“新スプリアス規格”への移行期限延長の方針」の2本で、そのほかの連載記事は「テクニカルコーナー」「続アマチュア無線のデジタル化」「Summits On The Air(SOTA)の楽しみ」「Short Break」「大好き!アマチュア無線」「FBのトレビア」「Short Break」など合計9本だ。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<英国の無線ショップが動画で紹介>HF~430MHz帯ポータブル機「IC-705」の必須アクセサリーTop10
2)<パーカーやジャケット、マグカップ…etc.>Outval、「無線従事者移動運用中」オリジナルグッズ多数を製作・販売
3)<マグネチック・ループアンテナ(MLA)の情報満載>「月刊FBニュース」、9本の連載とニュース2本をきょう公開
4)<中止の場合もあり、各チームの最新情報の確認を>日本で受験できる米国アマチュア無線の資格試験スケジュール
5)<令和3年(第63回)ALL JAコンテスト対策ほか>コンテスト用ロギングソフトウェア「zLog 令和Edition」が4月12日にバージョンアップしVer2.6を公開
6)<14MHz用コイルと18MHz用コイルのエレメントに誤り>コメット、「CHV-5α」の調整用エレメントの不具合について “お詫び” を掲載
7)<1都6県の7か所で開催>八重洲無線、2021年4月中に行うイベントスケジュールを発表
8)<代表取締役の異動を決議>アイコム、新社長に中岡洋詞氏を内定
9)<“免許証の番号”に特徴あり>読者提供!! これが「令和元年」の無線従事者免許証だ
10)<3月27日から意見募集を実施>総務省、コロナ禍のため「新スプリアス規格」への移行期限を“当分の間”延長の方針
日本における、2021年4月17日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局から更新発表があった。同総合通信局では、4月に入って3回目の更新発表となる。
。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
ライセンスフリー無線やドローン空撮を楽しむ人たち、ラジコン愛好者とアマチュア無線家が一緒になって“電波で遊びと学び”のジャンル別セミナーや各種展示が楽しめるというコンセプトで2019年に初開催された「ハムらde無線フェア」。昨年は新型コロナウィルス感染拡大のため開催できなかったが、いよいよ明日2021年4月18日(日)に東京都羽村市の羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」で第2回が実施される運びとなった。来場時にはマスク着用の上、参加確認書の提出が必須で検温と手指消毒も行われる。
2019年の開催リポートはこちら↓
【写真で見る】<初お披露目の参考出品も登場>ジャンルを超えた楽し~い無線イベント!!
6月9日開催「ハムらde無線フェア」の模様
「ハムらde無線フェア」は、同フェア実行委員会などが主催し、JARL東京都支部の共催、地元の羽村市とJARD、JAIAが後援。八重洲無線、CQ出版社、電波社、CQマート、ハムショップフレンズなどの協賛で開催される無線イベント。アマチュア無線だけでなく、ライセンスフリー無線やドローン、ラジコンなどの展示や企画も行われ、少年からシニア世代まで楽しめる内容になっていることが特徴だ。第1回は2019年6月9日に開催され、あいにくの雨天だったが300名を超える来場者で賑わった。
2021年の会場は前回よりも広い「羽村市生涯学習センター ゆとろぎ」に移り、以下のように開催される見込みだ。
「第2回ハムらde無線フェア」案内
◆日時: 2021年4月18日(日) 受付開始09:15、展示10:00~15:00
◆場所: 羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」
(東京都羽村市緑ヶ丘1-11-5) http://www.city.hamura.tokyo.jp/0000002093.html
JR青梅線「羽村」駅東口から約800m、徒歩約11分
※JR東京駅から羽村駅まで、中央線「立川」駅乗り換えで約1時間20分
◆主催: ハムらde無線フェア実行委員会、地域アマ無線クラブ、団体、有志
◆共催: 一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)東京都支部
◆後援: 羽村市、一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)、日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)
◆協賛: 日本ドローン無線協会、八重洲無線、CQ出版社、電波社、CQマート、ハムショップフレンズ 他
◆入場料: 無料、事前登録不要(当日受付で確認書の提出が必要)
◆同時開催イベント: JARL東京都支部大会
開会式前の09:45~10:00に小ホールで実施。終了後に「第2回 ハムらde無線フェア 開会式」を行う
◆講演、ライブなどのタイムスケジュール: 下記参照
◆実演・体験・相談コーナー:
・モールス通信の体験(JK1DOE)10:30~15:00 2F講座室2
・展示相談コーナー(JARD) 10:30~15:00 2F講座室2
・展示相談コーナー(JARL) 10:30~15:00 2F講座室2
◆メーカー展示:
・八重洲無線
・アイコム
・HAM-NET
・第一電波工業
・アサップシステム
・ボーダック
・アツデン
・コメット
・FRC
・せたがや災害ボランティアの会(トップギア)
・天都
◆1F展示室:
・国立極地研究所
・電波社
・A4マニアックス
・JARD
・JARL神奈川県支部
・秋葉原無線部
・羽村市
◆無線局運用予定:
・8J1JARL(JARL特別局、体験運用可能)
・8J17CALL(7コール発給開始30周年記念局)
・ライセンスフリー
・チューリップ畑中継
◆実演・体験・展示予定:
・立川サイエンスひとネット
宇宙エレベータロボット競技、CDコマ作り、火花電波とアルミホイルのコーラでLEDやモータを起動 紙風船の空中浮遊 など
◆YouTube生配信:配信URLアドレス→ https://youtu.be/3RmpW7NxOpU
・JARL東京都支部大会
・開会式
・CherrySpiceライブ演奏
同イベントでは新型コロナウィルス感染防止のため、来場者に厳重なコロナ対策を実施する。来場時に「参加確認書」の提出が必要となるが、事前にPDFをダウンロードし、記入の上で持参すると受付がスムーズに行われる。
なお現在、首都圏でも新型コロナウィルスの感染者数が急増しているため、発熱など体調不良の人、体調に自信がない人などは“無理をしない”ことが肝要だ。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の各知事は共同で「都県境を越える移動は生活に必要な場合のみに」という緊急アピールを行っている。来場した場合も会場内でのソーシャルディスタンスの確保や、会話を控えるなどの行動が求められる。
●関連リンク:
・第2回ハムらde無線フェアのご案内
・第2回ハムらde無線フェア 展示会場とスケジュール
・会場のコロナ対策について
・参加確認書PDFダウンロード
・イベントの開催制限等について(東京都)
・1都3県知事「都県境越移動は生活に必要な場合のみに」(4月16日 NHKニュース)
アメリカのアマチュア無線資格を日本国内で取得できるFCC(Federal Communications Commission/米国連邦通信委員会)の試験が、ボランティア試験官(VE=Volunteer Examiner)の資格を持つ人たちの団体「VEチーム」により、全国各地で定期的に実施されている。そこでhamlife.jpが調べた、全国各地のVEチームの最新スケジュールをお届けしよう。なお、チームごとに受験料の金額や支払い方法、受験の申し込み期限などに違いがある。新型コロナウィルス感染症の拡大の影響や、申込者がいない場合は中止になるケースもあるため、必ず最新情報を主催者に確認しよう。
現在、アメリカのアマチュア無線資格で試験が実施されているのは、初級の「Technician Class」、中間に位置する「General Class」、そして最上級クラス「Extra Class」の3つ。その試験実施のために「ARRL」や「W5YI」などの試験実施組織(VEC)があり、ここに所属するVEチームによって、日本国内でも試験が行われている。
アメリカのコールサインが持てる!といった、アメリカのアマチュア無線資格を取得するメリットなどが、札幌VEチームの試験会場にもなっている、無線とパソコンの専門店「フェイズ札幌/フエイズサツポロ」のWebサイトに詳しく書かれているので参考になるだろう。
・FCC試験を受けてみませんか?(フェイズ札幌/フエイズサツポロ/PDF形式)
・FCCライセンス試験の勉強法(フェイズ札幌/フエイズサツポロ)
なお、チームごとに受験の申し込み期限が設定されている。事前申込者がいない場合は中止になったり、為替相場の変動により受験料が変更される場合もあるので最新の情報を入手に心がけよう。
●VEチーム試験スケジュール (hamlife.jp調べ:2021年4月16日現在)
個々のVEチームにより必要な書類など異なるものの、「横須賀・逗子VEチーム」のWebサイトには「試験に当っての注意事項(受験当日に必要な書類)」「ライセンスを失効した方の救済処置について」など詳しい。
また横浜VEチームのWebサイトでは、「受験日に必要なもの」として以下が挙げられている。
(1)受験料(お釣りのないように準備してください)
(2)本人確認のため、「パスポート」・「米国各州の運転免許証」等の公的証明書
(3)FCC 免許の原本とコピー1部(現在有効な FCC 免許をお持ちの場合)
(4)CSCE(合格証明書)の原本とコピー1部(現在有効な CSCE をお持ちの場合)
(5)その他、科目免除を証明する書類等の原本とコピー1部(該当者の場合)
(6)筆記用具、電卓等
※ 受験にあたってはアメリカ国内に郵便を受け取る住所(メーリング・アドレス)があること、ならびにFCCの発給する「FRN (FCC Registration Number)」の取得が必要です。
幸谷 智氏・JQ1OCRのブログ「湧雲日記」に、「FCC試験を受けるときに提出する『Form 605』がうまく書けてない人が多いという話なので説明してみます」として、「NCVEC Quick-Form 605」の書き方の注意点などが紹介されているので参考になるだろう。
・NCVEC Quick-Form 605の書き方(湧雲日記)
実際の試験に関しては、申し込み方法(締め切り日ほか)や当日用意する書類、受験料、支払い方法など、VEチームごとに細かな違いがあるため、必ず下記のVEチームWebサイトにアクセスして、内容の確認を行ってほしい。
●日本でアメリカのアマチュア無線資格試験を行っているVEチームの一例
・札幌(W5YI) http://sapporo.aprs2.net:81/vec/
・みちのく(ARRL) http://www5.plala.or.jp/team_michinoku/
・群馬(W5YI) http://www.gunma-dx.org/vec/ve_index.htm
・茨城(ARRL) http://ve-ibaraki.net/?page_id_=2
・東京(ARRL) https://sites.google.com/site/fccarrltokyovet/
・横浜(ARRL) http://echo.ne.jp/FCC/index_j.html
・横須賀-逗子(ARRL) http://yzveteam.blog.fc2.com/
・浜松(ARRL) http://nh0aa.us/vec.html
・神戸(ARRL) http://www.ve-kobe.matrix.jp/
・四国(ARRL) http://ve-shikoku.seesaa.net/
・九州(W5YI) http://www.bea.hi-ho.ne.jp/ja6kyu/w5yi_home/index_w5yi.html
※名古屋VEチームは2016年6月末で活動を停止している
※2020年11月23日にVE神戸チームのホームページがリニューアルされ、URLアドレスも変更
●関連リンク:
・FCC試験問題(Question pool)(ARRL Webサイト)
・FCC試験問題(Question pool)ダウンロード(ARRL Webサイト)
・W5YI Group
・Find an Amateur Radio License Exam in Your Area(ARRL)
・M.A.M Activity Log Site FCCライセンス取得記
羽曳野無線クラブ(JE3YMT)主催の「第33回 羽曳野コンテスト」が、2021年4月18日(日)に「午前の部」として9時から12時まで50/144MHz帯、「午後の部」として13時から16時まで7MHz帯の、それぞれ電信と電話で行われる。バンドごとに開催時間が異なる点に注意しよう。
コンテストの参加部門は「7MHz電信電話」「50MHz電信電話」「144MHz電信電話」の3つ。社団局はシングルオペレーターに限られる。
呼び出し方法は電話が「CQ 羽曳野コンテスト」、電信が「CQ HMC TEST」。コンテストのナンバー交換は「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+「運用場所のJCC/JCGナンバー」。羽曳野無線クラブのメンバーは「RS(T)による相手局のシグナルレポート」+運用場所のJCC/JCGナンバー」の最後に「M」を付ける。
得点は羽曳野市内の局、または羽曳野無線クラブ員との交信が10点、大阪府内の局との交信が2点、大阪府外の局との交信が1点。同一バンドにおいて、同一局とは電信と電話それぞれ一交信ずつ有効となる。マルチプライヤーは異なるJCC/JCGナンバーの数(行政区は不可)。「得点の和」×「マルチプライヤーの和」が総得点。なお、参加時の必須条件として3エリアの局で2点以上を得る必要がある。
コンテスト結果ならびに参加賞を希望の場合は、SASE(120円切手を貼った封筒に返信先を明記)同封して請求。各部門ごと入賞者には賞状と副賞を贈るほか、各部門について3エリア以外の上位局も表彰される。
ログ提出は5月23日(日)まで(消印有効)。詳しくは下記関連リンクから「第33回 羽曳野コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第33回 羽曳野コンテスト規約
・羽曳野クラブ
日本における、2021年4月15日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所から更新発表があった。なお、いまだ2エリア(東海管内)の東海総合通信局が「1月13日時点」を最後に3か月間、4エリア(中国管内)の中国総合通信局が「2月28日時点」を最後に1か月半、0エリア(信越管内)の信越総合通信局が「昨年12月1日時点」を最後に5か月半ほど、それぞれコールサイン発給情報の更新発表が行われていない。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
2021年5月5日(水・祝)のこどもの日、南極昭和基地で越冬観測中の第62次日本南極地域観測隊が、同基地に設置されているJARL局「8J1RL」から、日本国内の小・中・高校生と優先して交信する「こどもの日の特別運用」を21MHz帯SSBで実施する。それにあわせて一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)では、東京都豊島区の連盟本部内に設置したJARL中央局「JA1RL」から8J1RLとの交信に挑戦する小・中・高校生ハムを募集中だ(初めての方を優先)。参加申し込みは4月22日(木)までとなっている。
JARL Webによると、2021年5月5日(水・祝)の「こどもの日」に南極昭和基地のJARL局、8J1RLが日本国内の小・中・高校生を優先して交信する「こどもの日の特別運用」が2年ぶりに行われる。概要は下記のとおりだ。
★8J1RL「こどもの日の特別運用」の概要(JARL Webより)
●運用日時: 2021年5月5日(水・祝)17:00~18:00(JST)予定
●運用周波数: 21MHz帯
●電波型式: SSB
●優先して交信をおこなう局:
(1)JARLが開設する社団局において運用する小学生、中学生、高校生
(2)日本国内の小学生、中学生、高校生が開設する社団局(注1)
(3)日本国内の小学生、中学生、高校生が運用する個人局
(4)日本国内の空中線電力が10W以下の個人局(注2)
(注1)社団局については学校等の中に設置されているものでなくてもかまいません(たとえば、地域クラブ局の構成員となっているのであれば、その社団局のコールサインでもかまいません)。
(注2)上記1~3の局からの呼び出しがなくなった場合に優先して交信します。
●8J1RLの「こどもの日の特別運用」は、日本国内の小学生、中学生、高校生等が5月5日にアマチュア無線による南極昭和基地との交信を通じて、無線通信の素晴らしさを体験してもらうと共に、南極の自然科学に興味を持ってもらうことを主な目的としていますので、初めての方を優先とさせていただきます。
●小学生、中学生、高校生等とは、学校教育法第一条に規定する学校に入学している方だけを指しているのではなく、 次世代を担う青少年という意味で使用しているものです。 したがって、南極とぜひ交信してみたいおおむね18才以下の人であれば交信を拒否するものではありません。
●SSB以外の電波型式へのリクエストには応じられません。
●当日の電波伝搬等の状況により交信できない場合もありますので、あらかじめご了承願います。
●QSLカードは、原則JARL QSLビューロー経由のみとします(2022年4月以降、第62次隊が帰国後の発行となります) 。
◇
今回の8J1RLの「こどもの日の特別運用」の実施にあわせて、JARL中央局のJA1RL(東京都豊島区南大塚)は、小・中・高校生ハムを集めて8J1RLとの交信に挑戦してもらう企画を実施する(要・事前申し込み)。当日、JARL中央局から8J1RLとの交信を希望する小・中・高校生ハムは、下記関連リンクに掲載されているJARLの告知を参照してほしい。申し込み締め切りは4月22日(木)と早いので注意が必要だ。
↓この記事もチェック!(2019年5月7日掲載)
<こどもの日特別運用2019>JARL中央局(JA1RL)に集まった9名の子供たち、南極・昭和基地の「8J1RL」と交信に成功!!
●関連リンク: 南極昭和基地8J1RLが「こどもの日の特別運用」をおこないます!(JARL Web)
26歳未満対象の若手育成プロジェクト「Youngsters On The Air(YOTA)」では、「コロナ禍も2年目突入、いまこそ、オンラインで、わかものハム同士繋がりましょう!」を合言葉に、若い世代のハム同士の交流や議論の場を提供するイベントとして、オンラインによる催し「YOTA Japan Online わかものハムの集い 2021 〜 つながろう ひろげよう 21世紀の無線家たち 〜」を2021年5月8日(土)13時から開催する(終了時間未定)。参加希望者は「参加登録フォーム」へ事前登録のこと。また、当日の「わかもの発表会」の登壇者(若者のハムのみなさん,学校クラブさん)も募集を行っている。「わかもの発表会」は、YouTube Live配信を通して、すべてのアマチュア無線家にリアルタイムで公開するとしている。
●「YOTA Japan Online わかものハムの集い 2021」概要
学生ハム&わかものハムのみなさん!
コロナ禍も2年目突入、いまこそ、オンラインで、わかものハム同士繋がりましょう!
わかものアマチュア無線家を支援する YOTA Japan では、わかものハム同士の交流と議論の場を提供し、またわかものハムの存在とその活動をアピールするためのオンラインイベント「YOTA Japan Online わかものハムの集い 2021」を開催します。
今回の「わかものハムの集い」では、前半をわかものハムによる発信の場「わかもの発表会」、後半をわかものハム同士の交流の場「わかもの懇親会」としています。興味の対象、年代、学校クラブへの所属有無問わず、全てのわかものハムの皆さんにお楽しみいただけるよう、企画しています。
また、「わかもの発表会」は、YouTube Live 配信を通し、全てのアマチュア無線家のみなさんにリアルタイムで公開いたします。わかものハムの日頃の活躍をぜひともご覧ください。
1.日時
5月8日(土)13時から(終了未定)
2.場所
オンライン会議ツールおよび YouTube Live にて。詳細は後日発表。
3.内容
前半「わかもの発表会」
わかものハム達による発信の場です。日頃の活動や技術的トピック、問題提起等について、わかものハムによるスライド発表を行います。また、発表の間にゲーム企画も用意しています。
オンライン会議ツールでの参加のほか、YouTube Live を通じてすべての方にご参加いただけます。
わかものハムのみなさん,学校クラブさんで,発表していただける方を募集しております。参加登録フォームへご記入ください。
後半「わかもの懇親会」
わかものハム同士の交流の場です。コロナ禍によって対面イベントが中止になっているこのご時世、今こそオンラインで全国のわかものハム同士繋がりましょう!
参加はわかものハム(26歳未満の方、または30歳未満の学生の方)に限定しています。YouTube Live 配信は行いません。
4.参加方法
参加登録フォームへご登録ください。
https://forms.gle/E7WgLUUbDFVhKyjL8
参加形態は3通りあります。
【発表参加】
わかものハム(26歳未満の方、または30歳未満の学生の方)が対象です。
当日、オンライン会議ツールに参加していただきます。パワーポイント等を使い、日頃の活動や技術的なトピック等について、15分程度発表していただきます。また、他の方の発表時、質問や意見等を、オンライン会議ツール内でリアルタイムに発言できます。
後半の「わかもの懇親会」にご参加いただけます。
【ルーム参加】
わかものハム(26歳未満の方、または30歳未満の学生の方)が対象です。
当日、オンライン会議ツールに参加していただけます。発表に対する質問や意見等を、オンライン会議ツール内でリアルタイムに発言できます。
また、後半の「わかもの懇親会」にご参加いただけます。
【ライブ視聴】
すべての方が対象です。
当日、YouTube Live にて、「わかもの発表会」の様子をご覧いただけます。発表に対する質問や意見等は、YouTube のコメントとして投稿いただけます。
後半の「わかもの懇親会」にはご参加いただけません。わかものハムの方は、「ルーム参加」されることをおすすめします。
5.問い合わせ
主催:YOTA Japan ( http://jouban.jp/yota-ja/ )
Twitter: @YOTA_Tsudoi_21
↓この記事もチェック!
<26歳未満対象の若手育成プロジェクト「Youngsters On The Air(YOTA)」>誕生!日本国内に新しい若手無線家のコミュニティー「YOTA Japan」
●関連リンク:
・わかものハムの集い 2021(YOTA Japan)
・わかものハムの集い 2021(Twitter)
・YOTA Japan – Encouraging Amateur Youngsters in Japan
アマチュア無線の電子マガジン「月刊FBニュース」は、毎月1回行う連載記事の掲載タイミングを見直し、2017年10月からは“毎月1日更新”と“毎月15日更新”のバランスを考慮するようになった。きょう2021年4月15日には新たにニュース2本が掲載されたほか、お馴染みの連載「大好き!アマチュア無線」「FBのトレビア」「Short Break」など合計9本の連載記事が公開された。
4月15日、新たに公開されたニュースは「“HAMtte交信パーティー2021春”開催」「総務省“新スプリアス規格”への移行期限延長の方針」の2本。その他の連載記事の更新状況は次のとおり。
★テクニカルコーナー
スペインのアマチュア無線雑誌「Radioaficionados」誌に掲載された「FT8とそのデシベル表示」と題した記事を抄訳で紹介
★続アマチュア無線のデジタル化
4月1日号に続いて「無線通信のデジタル化とは」の後編(下)を掲載。GMSK方式とD-STARについてや、アマチュア無線でも使われている別のデジタル方式「4値FSK」の特性を解説した。
★Summits On The Air(SOTA)の楽しみ 第42回
JH0CJH・JA1CTV 川内
徹氏がナビゲートする連載。今回はこれまで紹介した3種類の山岳移動用のバッテリーを比較した。
★Short Break
アイコムのポータブル機「IC-705」で使用するための50MHz帯MLA(マグネチック・ループアンテナ)の製作記事を掲載。
★大好き!アマチュア無線 第19回
FBニュースの新人編集部員であるアキラくんが、初心者~中級者により実践的な内容を提供。今回はIC-705用のオートアンテナチューナー「AH-705」にコメットの移動用ホイップアンテナ「HFJ-350Mシリーズ」などを接続し、アパマン環境で使ってみたリポートを掲載。
★FBのトレビア 第23回
Dr.(ドクター)FB氏が電気・電子・無線関係について、ちょっとした情報をやさしく提供。23回目は「Short
Break」コーナーで製作した50MHz帯MLAをフィールド環境で実験した結果を紹介した。
★大阪そぞろ歩き
今回から自他共に“鉄ちゃん”と認めるJK3AZL
高岡奈瑞氏が「大阪の廃線跡を巡る」をテーマに担当。初回は南海平野線の廃線跡を巡った。
★JACOTA(Japan Castles On The Air)
日本のお城や城趾から運用する「JACOTA」の活動を実践しているJO3SLK Greg
Cook氏による連載。今回は京都府舞鶴市の「田辺城」からIC-705とMLAで運用した際のリポート。
★頭の体操 詰将棋
それぞれの記事は下記関連リンクから読むことができる。次回の記事更新は5月6日を予定している。
● 関連リンク:
・月刊FBニュース2021年4月号
・月刊FBニュース Facebookページ