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hamlife.jp (2024/11/24 20:05:37)
現在データベースには 6119 件のデータが登録されています。
先週のアクセスランキング1位は、アイコム株式会社から、資格不要で使えて携帯電話のIP網を利用して全国どことでも交信可能な「IP無線」(携帯電話のLTE回線を使うものは「LTEトランシーバー」とも表現する)を利用したハンディ機「Withcall Biz」を3月上旬に発売することを同社が発表した記事。auのLTE回線で通話エリアを気にせず使え、オプションの中継装置と組み合わせることで特定小電力無線機とも通話できる。価格はオープン。
続く2位は「<入場無料! 2月28日(日)東京・秋葉原で開催>JARL東京都支部が初参加、同人誌即売会『秋コレ』にアマチュア無線関連10サークルが出展」。2021年2月28日(日)11時から16時まで(予定)、東京・JR秋葉原駅近くの「アキバ・スクエア(秋葉原UDX)2階」において、46サークル(予定)が出展する同人誌即売会「秋コレ」が開催される。今回、JARL東京都支部が初参加して、会場内でアマチュア無線特別局(体験局)「8J1JARL/1」の運用を予定しているほか、「秋葉原無線部(JS1YCP)」など合わせてアマチュア無線関連10サークルが出展。アマチュア無線の楽しさを広く知ってもらおうという取り組みだ。
3位は、2月25日(木)、関東総合通信局が許可を受けていない無線機を車両に設置し、無線局免許状に記載されていない周波数を使用した電波法第17条第1項および第53条の違反行為により、神奈川県厚木市在住のアマチュア局の免許人(女性48歳)に対し、53日間の無線局の運用停止処分および無線従事者(第三級アマチュア無線技士、第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分を行ったというニュース。同局は「電波利用秩序の維持を図るため、今後も着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。なお、7位にも電波法違反により行政処分が下った記事がランクインしている。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<業界初、中継装置経由で特小無線機とも交信可能>アイコム、全国と交信できる業務用LTEトランシーバー「Withcall Biz」を発表
2)<入場無料! 2月28日(日)東京・秋葉原で開催>JARL東京都支部が初参加、同人誌即売会「秋コレ」にアマチュア無線関連10サークルが出展
3)<許可のない無線機を設置、免許状に記載のない周波数を使用>関東総合通信局、神奈川県在住の女性ハム(3アマ、4アマ)を電波法違反で53日間の行政処分
4)<2021年3月1日から2年間の交信限定>ぷくぷくハムクラブ(JL3ZFR)、童謡や名曲および歌集の歌碑をアマチュア無線で楽しむ「歌碑アワード」を発行
5)<今回分から本体などに“抗菌加工”を施して出荷>アイコム、D-STARハンディ機「ID-52」の出荷再開を告知
6)<スコープ機能の改善、プリセット機能の追加など4ジャンル16項目>アイコム、IC-7300の新ファームウェア(Version 1.40)を公開
7)<電池残量表示の適正化など9項目>アイコム、ID-52の新ファームウェア「Version 1.10」を公開
8)<電波監視で発覚! 不法にアマチュア無線局を開設>北海道総合通信局、札幌市在住の無線従事者(4アマ)2名に対し42日間の行政処分
9)<第3特集は「防災情報収集術」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2021年4月号を刊行
10)<復旧のめどは不明、代替生産を準備中>旭化成、「半導体製造工場の火災事故および製品供給の状況について」を報告
2021年3月1日(月)0時から10日(水)24時までの(=23:59のログまで有効)10日間にわたり、JARL徳島県支部主催の「Awa3コンテスト(徳島マラソンコンテスト)」が、3.5/7/14/21/28/50/144/430/1200/2400MHz帯の各アマチュアバンドの電話と電信で行われる。本コンテストは以前開催されていた「後期徳島マラソンコンテスト」の名称とルールなどを変更して実施している。
コンテストの交信対象は徳島県内局が県内局と県外局、徳島県以外の県外局は徳島県内局となる。ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「徳島県内運用地点の市町村名か番号」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「都道府県名か番号」となる。決してRS(T)符号に続いて市町村名、もしくは都道府県の名前や番号を続ける必要はない。
得点は徳島県内局の場合「県内局との交信=2点、県外局との交信=1点」、徳島県以外の県外局は「県内局との交信=2点、県外局との交信=無効」となる。総得点は、シングルバンドが「得点」×「市町村マルチプライヤー」×「運用日数マルチプライヤー」、マルチバンドが「各バンドの得点の和」×「各バンドのマルチの和」×「運用日数マルチプライヤー」となっている。
ログの締め切りは3月31日(水)消印有効。94円切手を貼付した返信用封筒(長形3号)を同封した局にはステッカーとコンテスト結果表を送付。また、200円切手を貼付した返信用封筒(長形3号)を同封した局には写真6枚入りのステッカー用台紙とステッカーとコンテスト結果表を送付する。
コンテストの名称である「Awa3コンテスト」の「Awa3」とは、「阿波3月」の意味。同じルールで9月に「Awa9コンテスト」が9月に開催されている。
なお、2016年開催から電子メールでのログ・サマリー提出(AwaLogで作ったメール添付用ファイルを送付。他コンテストソフトを使用しての提出は受け付けない)も可能となっている。詳しくは「徳島マラソンコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・徳島マラソンコンテスト規約
・JARL徳島県支部
アイコム株式会社は2021年2月27日、昨年秋の新発売直後から基幹部品の調達が困難になり、追加生産が大幅に遅れていた144/430MHz帯のD-STARハンディ機「ID-52」の生産・出荷を再開することを告知した。今回の出荷分から抗菌・抗ウイルスなど優れた効果を発揮する「セルフィール」加工を本体と付属バッテリーに施しているという。
アイコムのD-STAR対応144/430MHz帯ハンディ機「ID-52」は、ID-51シリーズの後継として2020年8月7日に発表された。半透過型カラー液晶ディスプレイ(約2.3インチ)の採用や、Bluetooth機能の標準装備、2波同時受信機能(V/U、V/V、U/U)が新たに「DV/DVモード」にも対応、UHF帯エアーバンド(225~374.995MHz/AMモード)の受信対応、USB端子による充電機能、スピーカー出力の大幅アップ、GPS精度向上など、従来機から大幅に進化を遂げたスペックで注目が集まっている。
ID-52は2020年9月末にごく少数の初回出荷を行ったが、その後に外部協力会社からの部品供給に遅延が生じたため追加生産が大幅に遅れ、11月19日には公式サイトに「ID-52生産遅延のお詫びとお知らせ」と題した告知を掲載する異例の事態となっていた。
こちらの記事もチェック!(2020年11月19日掲載)↓
<外部協力会社からの部品供給に遅れ>アイコム、新製品「ID-52」の生産遅延に関する“お詫びとお知らせ”を掲載
(2020年12月26日掲載)↓
<一部製品の生産および販売に影響を及ぼす可能性>アイコム、公式サイトで「取引先の工場火災による影響について」を告知
このほど同社は「基幹部品の調達が可能となり、生産/出荷を再開いたしますのでお知らせいたします」として、2月27日に下記の告知を掲載した。
144/430MHzデュアルバンド5Wデジタルトランシーバー
ID-52の出荷を再開
144/430MHzデュアルバンド5WデジタルトランシーバーID-52の出荷を再開いたします。
昨年10月発売以来、多くのご注文をいただいておりましたが、基幹部品の調達が困難となったため、追加生産が大幅に遅れておりました。この度、基幹部品の調達が可能となり生産/出荷を再開いたしますのでお知らせいたします。
なお、今回の出荷分より、昨今の社会情勢を踏まえ、抗菌・抗ウイルスなど優れた効果を発揮する「セルフィール」加工を本体と付属バッテリーに施しております。
ID-52を楽しみにお待ちいただいておりますお客様、販売店様にはご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げるとともに、今後もアイコムに変わらぬご愛顧を賜りますようお願いいたします。
無線ショップ筋からの情報によると、きょう2月27日には和歌山県内の同社工場から各ショップ向けの出荷が再開する模様だ。しかしまだ出荷台数は少なく、各ショップが抱えている予約注文をすべてこなす状況にはないようで、今後はコンスタントに出荷が続くことが望まれている。
●関連リンク:
・144/430MHzデュアルバンド5Wデジタルトランシーバー「ID-52」の出荷を再開(アイコム
プレスリリース)
・ID-52製品情報(アイコム)
茨城県つくば市に事務局を置く「築南アマチュア無線クラブ/TARC(JQ1YRB)」は2021年3月1日(月)0時から3月3日(水)23時59分までの3日間にわたり、JARL会員で国内で運用のアマチュア個人局を対象に、144MHz帯SSBモードで「第3回 レインボーコンテスト」を開催する。参加資格はJARL会員で、日本国内で運用するアマチュア個人局20局以上と交信をすること。なお、移動運用は同一エリアに限る。
参加部門は「一般局部門」と「メンバー局部門」の2つ。呼び出し方法は「CQ レインボーコンテスト」。交信は通常の交信とし、「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「市・郡名(市・郡ナンバーでも可)」。
得点は、一般局との交信の場合、OM局が1点、サフィックス2文字局は5点、YL局は10点など。会員局と交信の場合、OM局(2文字コールサインを含む)が20点、YL局は30点など細かく条件が分かれている。また1月1日から2月28日まで運用した事前PR指定特別局との交信は、バンドやモードを問わず1回のみ20点を加算できる。
YL局との交信は、提出ログの「Remarks1欄」に必ず「YL」と記入のこと。記入がない場合はYL局得点と反映されず、自動集計で1点扱いとなるので注意してほしい。
ログの提出は、電子メールのみの受け付けで3月31日(水)23時59分まで。詳しくは「第3回 レインボーコンテスト」の規約で確認してほしい。
●関連リンク:
・第3回
レインボーコンテスト規約
・築南アマチュア無線クラブ(JQ1YRB)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2021年2月20日(土)と21日(日)に連盟会議室およびWeb会議で第54回理事会を開催、その報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。同理事会では「令和3年度事業計画案について」「令和3年度収支予算案について」「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念局の開設について」「理事欠員にともなう今後の取扱いについて」など12の議題が討議されたほか、協議事項と業務報告が行われた。なお2月11日に急逝されたJA9BOH 前川公男副会長の後任として、この理事会においてJA7AJH 尾形和俊理事が副会長に選定された。同理事会報告の閲覧はJARL会員のみで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。
JARL Webの会員専用ページに掲載された第54回理事会報告によると、今回は次の12議題が審議された。その概要と要点を同報告からいくつか抜粋で紹介する。
第1号議題:令和3年度事業計画案について
第2号議題:令和3年度収支予算案について
第3号議題:第10回定時社員総会の開催について
第4号議題:選挙管理会管理者の選任について
第5号議題:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念局の開設について
第6号議題:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念アワードについて
第7号議題:東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念QSOパーティ開催について
第8号議題:特別記念局の開設について
第9号議題:IARU新規加盟連盟の承認について
第10号議題:地方本部・支部の会員増強企画と特別予算の付加について
第11号議題:理事欠員にともなう今後の取扱いについて
第12号議題:副会長の選定について
第1号議題「令和3年度事業計画案について」概要と要点
社会が大きな変化を迎える中、アマチュア無線による社会貢献や次世代の育成を積極的に支援していくとともに、組織基盤の強化として会員増強活動や各種のキャンペーンを引き続き実施し、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開催を記念した各種活動等によりアマチュア無線の魅力を国内外に発信し、「青少年」「女性」を啓発・育成に努め、アマチュア無線がICT(情報通信技術)人材の育成・発掘において注目される中、社会貢献活動を通じて次世代へつながる活動を継続していくことが説明され、審議に基づき、第1号議案の賛否を諮ったところ、全員異議なく原案どおり承認した。
※決定した「令和3年度事業計画」はJARL NEWS 2021年春号に掲載し、JARL Webにも掲載。
第2号議題「令和3年度収支予算案について」概要と要点
会員数は正員会員数を+200名として予算を計上。予算全体では、経常収益計4億円(前年補正予算比+52百万円)、経常費用計4億43百万円(前年補正予算比+40百万円)となっている。当期経常増減額は△42.7百万円(前年は△53.7百万円)、特定資産の取崩は25百万円から30百万円を見込んでいる。
経常収益では、正員受取会費を前年補正予算に比べ+9.2百万円、ハムフェアの開催に伴う収益を33.7百万円、刊行物収入は局名録発行年度のため+10百万円の24百万円を計上した。
経常費用は、理事会費を前年補正予算よりさらに△0.6百万円とし、4月より休職から復帰する職員1名など全体で諸給与は+4.1百万円、租税公課は消費税△1.3百万円、QSL費は取扱枚数が前年比117%と大幅増加の中、送料・消耗品等の経費削減を行い、おおよそ前年同様の費用とした。JARL
NEWSはページ削減などで△1.5百万、広報活動費は前年度中止となったハムフェア、WAKAMONOイベント、アイボールの費用を計上し+41百万円となるがコスト削減の交渉を取引先と行う。刊行物費は局名録が発行されるため+8百万円、会員事務費は送料、手数料など削減により△1.1百万円、選挙費は投票用紙発送費用のみとして△3百万円とした。討議の結果、全員異議なく原案どおり承認したという。
※決定した「令和3年度収支予算」はJARL NEWS 2021年春号に掲載し、JARL Webにも掲載。
第5号議題「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の記念局の開設について」概要と要点
令和3年7月23日から開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念し「都内で公開運用を中心として開設する記念局」「各地方本部ごとに開設するPR記念局」「海外向け記念局」を開設することを説明。開設期問は令和3年5月1日から同年9月5日までの間とすることや各地方本部ごとに開設するPR記念局は空中線電力50W以下の移動する局にすること等の提案があった。賛否を諮ったところ、原案を一部修正し、全員異議なく承認した。
第11号議題「理事欠員にともなう今後の取扱いについて」概要と要点
JA9BOH
前川公男理事の逝去に伴い、北陸地方本部区域選出の理事(北陸地方本部長)が欠員となったため、連盟規則第28条第1項および第37条第1項に基づき審議を行った。当該地方本部区域の理事選挙に次点者がおらず、補充のための選挙実施スケジュールや理事任期の残存期間等を勘案し、理事欠員の補充は行わず、北陸地方本部長については連盟規則第37条第1項を適用し、当該地方本部区域の正員に“理事ではない地方本部長”を委嘱してはとの提案があった。審議に基づき賛否を諮ったところ、全員異議なく承認した。
第12号議題「副会長の選定について」概要と要点
JA9BOH
前川公男理事の逝去にともない、定款第22条第1項に定める副会長の定数に欠員が生じたため、定款に基づき、理事の中から理事会の決議によって一名選定されることが説明された。自薦他薦の区別無く候補者を募ったところ、髙尾会長より副会長候補として尾形和俊理事(JA7AJH)の推薦があった。尾形理事の副会長選定の賛否を諮ったところ、全会一致で承認され、被選定者はその就任を承諾した。
また議題審議後の協議事項では「JARLはデジタル通信方式としてD-STARを推奨しているが、近年レピータのユーザーよりD-STAR以外の通信方式についても導入の検討を求められていることから、ワイヤレスネットワーク委員会への検討を諮間する」「会員の在籍年数に応じた表彰制度は会員継続の動機となり、会員数減少に歯止めをかけることが期待できるので、会員表彰規程の変更準備を進めていく」「QSOパーティで十二支のステッカーを2巡以上集めた方から“記念品を有償で頒布してほしい”との要望があることから、新たに十二支達成のステッカーを2巡目以上集めた方を対象に2巡目がブロンズ、3巡目がシルバー、4巡目以上がゴールドを用いた記念楯を、毎年4月1日から4月30日までの1か月間、各5,000円(消費税・送料込み)で受け付ける」などを承認したという。
このほか理事会報告の詳細は、下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧できる。
●関連リンク: 第54回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ)
日本における、2021年2月27日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局からコールサイン発給状況の更新発表があった。同総合通信局からは2月に入って4回目の更新発表となる。一方、2エリア(東海管内)の東海総合通信局と、0エリア(信越管内)の信越総合通信局からは、いまだコールサイン発給状況の更新発表が行われていない。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
アイコム株式会社は2021年2月26日、144/430/1200MHz帯オールモード機「IC-9700」の新ファームウェア「Version 1.30」を同社サイト上で公開した。同社の発表によるとVersion1.24からの変更点は「スコープ機能の改善」「プリセット機能の追加」「そのほかの変更」の3ジャンル合計14項目と発表されている。また同時にIC-9700用プログラミングソフトウェア、CS-9700も新バージョンの「Version1.30」が公開されている。
こちらの記事も参考に↓(2020年1月15日公開)
<IC-705/IC-7300/IC-9700が対象>アイコム、FT8の簡単設定などを実現する新ファームウェアを順次公開
IC-9700の新ファームウェア公開は2020年7月31日のVersion 1.24以来となる。今回発表された新ファームウェアの内容は次のとおり。
●IC-9700の新ファームウェア(Version 1.30)
Version 1.24からの変更点:
【スコープ機能の改善】
・周波数に応じて表示範囲をシームレスに切り替えできるSCROLLモードを追加
・スパンまたはエッジを切り替えたときのポップアップ表示を追加
・FIXエッジ設定を4個に拡張
・リファレンスレベルをバンドごとに設定できるように拡張
・RS-BA1 Version 2のスコープ機能改善に対応
【プリセット機能の追加】
・運用別に設定を切り替えできるプリセット機能を追加
【そのほかの変更】
・[VOX/BK-IN]キー、[AUTOTUNE/AFC]キー、[TONE/RX>CS]キーの機能割り当てを変更できるフロントキーカスタマイズ機能を追加
・マイクの[UP]キーと[DN]キーの機能割り当てを変更できるマイクキーカスタマイズ機能を追加
・データモード時に受信トーンコントロールが動作しないように改善
・ターミナルモード、およびアクセスポイントモードのQUICK MENUに、通常モードに戻るメニュー項目を追加
・GPS アイコンをタッチすることでGPS情報画面を表示できる機能を追加
・緯度/経度の表示形式設定に「ddd.dddd°」形式を追加
・接続するGPS機器によって、GPSポジション画面に時刻が表示されないことがあった不具合を改善
・その他軽微な変更
IC-9700のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なお「Version 1.30未満のファームウェアから更新すると設定・各種メモリーが初期化されます。事前にSD カードに設定データを保存し、ファームアップ後に設定データを読み込んでください」と注意を呼び掛けている。ファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.30
Sub CPU: 1.00
Front CPU: 1.00
FPGA Program: 1.07
FPGA Data: 1.00
DV DSP: 1.06
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェアダウンロード・IC-9700(アイコム)
・IC-9700/9700S 仕様変更のお知らせ PDFダウンロード(アイコム)
・プログラミングソフトウェア CS-9700ダウンロード(アイコム)
アイコム株式会社は2021年2月26日、HF/50MHz帯コンパクト機であるIC-7300/IC-7300M/IC-7300Sの新ファームウェア、「Version 1.40」を同社サイト上に公開した。同社によると今回は「スコープ機能の改善」「プリセット機能の追加」「マルチファンクションダイヤル操作の改善」「そのほかの変更」の4ジャンル16項目に及ぶ。同機種の新ファームウェアの公開は2018年7月20日のVersion 1.30以来となる。
こちらの記事も参考に↓(2020年1月15日公開)
<IC-705/IC-7300/IC-9700が対象>アイコム、FT8の簡単設定などを実現する新ファームウェアを順次公開
●IC-7300/IC-7300M/IC-7300Sの新ファーム(Version 1.40)
おもな変更点:
【スコープ機能の改善】
・周波数に応じて表示範囲をシームレスに切り替えできるSCROLL モードを追加
・スパンまたはエッジを切り替えたときのポップアップ表示を追加
・FIX エッジ設定を4 個に拡張
・リファレンスレベルをバンドごとに設定できるように拡張
・RS-BA1 Version2 のスコープ機能改善に対応
【プリセット機能の追加】
・運用別に設定を切り替えできるプリセット機能を追加
【マルチファンクションダイヤル操作の改善】
・VFO モード時はkHz ダイヤル、メモリーモード時はM-CH ダイヤルとして動作するように改善
・マルチファンクションメニューの任意の項目を割り当てられるカスタマイズ機能を追加
・マルチファンクションダイヤル機能表示を追加
【そのほかの変更】
・[VOX/BK-IN]キー、[AUTOTUNE]キー、[△]キー、[▽]キーの機能割り当てを変更できるフロントキーカスタマイズ機能を追加
・マイクの[UP]キーと[DN]キーの機能割り当てを変更できるマイクキーカスタマイズ機能を追加
・トリプルバンドスタッキングレジスターを直接選択できる一覧表示機能を追加
・データモード時に受信トーンコントロールが動作しないように改善
・ユーザーバンドエッジ設定の初期値として、総務省告示のアマチュアバンド範囲を設定するように変更
・CI-V USB ポート設定の初期値を「[REMOTE]から切断」に変更
・その他軽微な変更
IC-7300のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる。今回のファームウェア更新後、セットモード内の「バージョン情報」は下記のように表示されるという。
・Main CPU: 1.40
・DSP Program: 1.07
・DSP Data: 1.00
・FPGA: 1.13
詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェアダウンロード・IC-7300(アイコム)
・IC-7300/IC-7300M/IC-7300S 仕様変更のお知らせVer.1.40
PDFダウンロード(アイコム)
アイコム株式会社は2021年2月26日、D-STAR対応ハンディ機、ID-52のレピータリストとメモリーデータの更新を行い、最新版(バージョン名は「210226」)の公開を開始した。ID-52/CS-52のバージョンアップに対応したもの。詳細は以下の通り。
<今回更新されたデータの内容、機種名/製品名、バージョン>
・ID-52/CS-52のバージョンアップに対応
● ID-52
・レピータリスト&メモリデータ バージョン210226
詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク:
・ID-52 レピータリストダウンロード(アイコム)
・アイコム アマチュア無線コーナー
東京都西東京市にあるコミュニティFM放送局「FM西東京(JOZZ3AU-FM、84.2MHz 出力20W)」が放送しているアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」では、「番組をお聴き頂いている皆様はもとより、すべてのアマチュア無線局が、楽しく参加できるQSOパーティを開催させて頂く事といたしました」として、2021年3月1日(月)0時から20日(土・祝)23時59分59秒までの20日間にわたり、すべてのアマチュア無線局を対象に得点の加点方法がユニークなコンテスト形式の「第1回 QRL QSOパーティ」を開催する。このQSOパーティに参加し書類を提出した局は、後日番組で発表されるプレゼント企画(毎年の「お年玉プレゼント」企画に代わるもの)への参加権も得られるという。
鈴木信克氏(JK1MIG)がパーソナリティーを務めるアマチュア無線に特化した情報番組「QRL」。同番組では、かねてより広くアマチュア無線家に楽しんでもらおうと、イベントの一環としてコンテスト形式のQSOパーティの開催を計画してきた。
「このパーティは、単に信号レポートの交換(いわゆる599BK形式のQSOなど)に終わるQSOということではなく、お互いにいろいろな話題で交信を楽しもうという思いから、番組で企画したQSO パーティです」と紹介しているが、それを物語るように、単なるシグナルリポートの交換ではなく、交信時間や交信内容で得点が変わるユニークな加点ルールだ。
1位から3位までの表彰のほか、QSOパーティ参加者すべてを対象に、参加証の発行や番組プレゼント企画に参加できるようにする(点数や順位で当選確率に変化はない)と案内している。
基本点と付加点のルールは以下のとおり。
●基本点
・通常のQSOを行い、相手局の信号強度、相手局のQTH、相手局の名前、日付と交信開始時間…これらがすべて確認できるQSOを有効交信として>1点
●基本点への付加点
・相手局の WX 気温 の情報>それぞれ1点
※気温は外気温/内気温のどちらの情報でもよい
・相手局のリグやアンテナの情報>それぞれ1点
※リグは、型名がわかるもの(メーカー名のみ、出力のみは無効)
※自作の場合は、終段などの情報がわかる場合(自作のみは無効)
・相手局のGL(グリッドロケーター)6桁のもの (例:PM95SR)>2点
・相手局のサフィックスに Q/R/Lが含まれる1文字あたり>1点
・自局がCQ呼び出しを行って成立したQSO>1点
※その交信終了後、他局から呼び出しがあった場合も同様とする
・交信時間が10分を超えるQSO>10分ごとに1点
※交信終了時間がわかるものに限る
・手書きのログでのエントリー>有効QSO数×1点
※電子ログとの混在は不可
・連続交信付加点
開催間中10日間連続で有効交信をした場合>30点
開催期間20日間全て連続有効交信した場合>60点
ログの提出は電子メール、郵送ともに4月20日(必着) 。詳しくは下記の関連リンクから「第1回 QRL QSOパーティ規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第1回 QRL QSOパーティ規約(PDF形式)
・第1回 QRL QSOパーティ規約
・QRL Facebookページ