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現在データベースには 6646 件のデータが登録されています。

国内局のオンエアー情報がわかるアマチュア無線Webクラスタ『J-クラスタ(qrv.jp)』が、落雷によるサーバー被害のため2021年7月16日(金)の午後から停止中だ。また同じサーバーを利用している『新!Web版「ハム交換室」』も同様に停止している。管理者によると「復旧にはある程度の時間を要する」という。
アマチュア無線用のクラスタにはいろいろな種類があるが、日本国内専用として有名なのがWebクラスタの「J-クラスタ」だろう。オンエアー情報をアップする局が多数いてリポートの更新頻度も早い。ここに載る情報を参考に、探している記念局や移動地などを見つけ出している無線家も多いという。しかし2021年7月16日(金)午後、サーバーに障害が発生し突然接続できない状態になった。7月20日(火)10時現在も「J-クラスタ」のほか、同じサーバーを使用している『新!Web版「ハム交換室」』が使用不能に陥っている。
J-クラスタの管理者、7M1FCC局からhamlife.jpに届いた告知(7月20日現在の情報)を紹介する。
「J-クラスター」利用者の皆様
「J-クラスター」停止の件
さて、7月16日末より「J-クラスター」が停止しておりますが、詳細を報告いたします。
J-クラスターのサーバー群は山梨県甲府市に位置する会社のサーバー室を間借りしています。先日甲府で落雷があり、それが原因で一部の業務用ネットワーク機器及び社内サーバーが被害を受けました。それらは復旧したのですが、J-クラスターのサーバー1台がダメージを受けてしまい、復旧の目途が立っていない状態です。
7月19日の時点で代替えサーバーの無償提供の声をかけて頂き、今後サーバーの入れ替えを行う予定ですが、復旧までにある程度の時間がかかるかと思われます。
皆様にはご不便をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。
de 7M1FCC
J-クラスタの停止以降、hamlife.jpにも利用者からの問い合わせが複数あり、過去のJ-クラスタ関連記事の閲覧や「リンク集」経由のアクセス試行が増加している。一日も早い復旧を念じたい。
●関連リンク:
・J-クラスタ(運用停止中はアクセスできない)
・新!Web版「ハム交換室」(運用停止中はアクセスできない)

50MHz帯CWのローカルアクティビティーを高めることを目的として、埼玉県和光市を中心に1都2県のローカル12局で発足したグループ「エスカルゴ(SCALG)」は、縦振電鍵使用局同士、初心者からOMまで電信交信を楽しむことを目的に、2021年7月22日(木・祝)10時から12時までの2時間にわたり「第34回 エスカルゴ6mCWコンテスト」を開催する。なお「緊急事態宣言」「蔓延防止等重点措置」の地域が1つでもある場合、移動局、移動局QRPの設定は見送りとしている。
本コンテストに参加する際に使用する電鍵を、「縦振電鍵、またはエスカルゴ(SC)縦振電鍵定義(電鍵操作者が電鍵を押している時間と送信機から搬送波が連続して出力される時間が1対1になるもの)に合致した代用品に限る」というユニークなもので、「エスカルゴ6mCWコンテスト」を楽しみに参加する局も多い。
なお今回も「移動局部門の設定に関するお知らせ」として、「緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の地域が一つでもある場合、コロナウイルス感染拡大防止のため、部門③、④の移動局部門の設定を見送る。※コンテスト開催日に一つでも宣言が出されている地域があれば移動をせずに,自宅で運用してください」と案内している。
参加資格は部門別に「国内のアマチュア個人局」「社団局」「SWL」の3つ。社団局はビギナー、シニアのうちいずれかの部門で、かつシングルオペに限られる。参加部門は「固定局」「固定局QRP」「移動局」「移動局QRP」「ビギナー局(CW従免初取得日が前回開催日2019年7月15日以降取得の局)」「シニア局(開催日に満70歳以上の局)」「SWL」の7部門。※「移動局」「移動局QRP」の移動局部門の設定見送り。
コンテストに参加できる電鍵は「縦振電鍵」、または「SC認定電鍵」のみと定められている。ナンバー交換は、「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「CW従免初取得年(西暦の下2ケタ)」となる。
ログ提出は8月5日(木)消印有効まで。消印を確認できない送付物は8月7日(金)到着分までを受付の対象とする。詳しくは「第34回 エスカルゴ6mCWコンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第34回 エスカルゴ6mCWコンテスト規約(JARL Web CLUB NEWS・QSP/PDF形式
※6ページ目に掲載)
・エスカルゴ(SCALG)

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2021年7月18日(日)21時からの第133回放送。前半では7月16日(金)から運用を開始した「東京オリンピック・パラリンピック」特別記念局「JA1TOKYO」について詳しく紹介した。
それによると、西東京市からの運用は7月16日(金)から8月8日(日)まで。それ以降は東京都豊島区南大塚のJARL本部から運用を実施。さらに移動運用も計画中という。運用周波数はHF~430MHz帯、西東京市からの原則的な運用時間は10~18時だが、時間延長や夜間の移動運用もありえるという。
後半では「ハムフェア2021」の出展申し込みを継続中であるという告知。さらに7月1日発行(会員宛て郵送)の機関誌「JARL NEWS」2021年夏号の特集記事「JARLが発行するアワードを集めよう」の内容を紹介。最後に近日開催される地方本部・支部主催コンテストとして「ALL滋賀コンテスト」(22日)、「鹿児島コンテスト」(7月24~25日)、「オホーツクコンテスト」(24~25日)、「オール青森コンテスト」(24~25日)、「全福島マラソンQSO」(25~31日)を紹介した。
なお「CQ ham for girls」「OMのラウンドQSO」と同様、FMぱるるんのWebサイトリニューアルで、前回から同局の音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(JARL Webの特設ページからもリンクされている)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年7月18日(日)15時からの第365回放送。久しぶりにJI1BTL 水田かおりとJI1KTI 原田美由香の2名による女子トーク回となった。前回の放送(水戸市での地上波FM放送)が放送機器の故障で流れなかったことのお詫びから落雷の話で始まり、猛暑の中での健康管理、この時期に発生することが多いEスポについて、昔は聞けた警察無線の話、ドラマに出てくる無線機の話などで盛り上がった。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから(FMぱるるんのWebサイトリニューアルでURLアドレスが変更になっているので注意が必要)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年7月19日時点で、アマチュア局は「384,193局」の免許情報が登録されている。前回紹介した7月12日時点の登録数から1週間で156局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年7月19日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「384,193局」の免許状情報が登録されていた。前回、7月12日時点のアマチュア局の登録数は「384,349局」だったので、1週間で登録数が156局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年7月19日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「43局」の免許情報が登録されていた。前回、7月12日時点の登録数は「46局」だったため、この間に1週間で3局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

中国新聞の2021年7月16日付ニュースサイト「中国新聞デジタル」の中国地方のニュースは、山口県警察と鳥取県警察が行ったスピード取り締まりにおいて使用した連絡用の無線機器など、警察活動のための無線局を開設する手続きを行う中国四国管区警察局が誤って該当する無線局の更新作業を怠り、無線局の承認を総務大臣から受けていない状態で使用していたことから、山口県警察はこの間に速度超過した違反者に“告知の取り消し、反点数の減点をせず反則金の還付”などを行ったと報道した。
本件は既報のとおり( 2021年7月16日記事 )、中国総合通信局が公表した「中国四国管区警察局等は、令和3年5月31日を満了の日とされていた陸上移動局61局について、同年6月9日までの間、総務大臣から承認を受けず運用していました。この行為は、電波法((昭和25年法律第131号)第4条の規定に違反するものであり、再承認申請を行わなかった中国四国管区警察局に対し、電波法の遵守及び再発防止策の実施状況を令和3年7月末までに報告するよう指導を行いました」の詳細を伝える記事だ。
中国新聞によると、「山口県警察は14署の管内45か所で取り締まりを実施」「速度超過した162人について告知を取り消し、納付済みの反則金約200万円を還付する」などと紹介している。
詳しくは下記の関連記事から該当ニュースを確認してほしい。なお、掲載期間が短いので、早めの確認をおすすめする。
↓この記事もチェック!
<総務大臣の承認を受けず陸上移動局61局を運用>中国総合通信局、電波法違反で警察庁(中国四国管区警察局など)に指導
●関連リンク:
・「無免許」無線使って取り締まり、反則金を返還へ 中国四国管区警察局(中国新聞デジタル)
・中国総合通信局 警察庁の電波法違反に対する指導

米国エレクラフト社の無線機を始め、海外メーカーのアマチュア無線機器の輸入販売を手がけていた、千葉県のエレクトロデザイン株式会社(EDC)が2021年7月9日をもって廃業したことを同社Webサイトで告知した。今年5月9日に代表取締役社長の木下重博氏(JA8CCL)が急逝したことによるもの。同社は「皆様の長年に渡る並々ならぬご愛顧に心から感謝申し上げるとともに、皆様の今後のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます」と伝えている。
エレクトロデザイン株式会社は1995年3月、計測制御を中心とした各種システムと電子機器の受託開発、技術コンサルティングを目的に千葉県柏市で設立。1990年7月に千葉県野田市に本社屋を移転。アマチュア無線関連では米国エレクラフト社の無線機器の日本総代理店となり「K1」「K2」「K3」「KX3」「KX2」など同社製品の輸入販売と日本語マニュアルの作成、独自の保証・サポート制度を導入したほか、EXPERT社などのSDR無線機器、HEIL SOUNDをはじめとするマイクロホン、欧米各社の電鍵・パドルなど、海外のさまざまな無線機器の輸入販売を行ってきた。同社の告知は次のとおり。
令和3年7月9日
廃業のお知らせ
時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて、弊社は創業いらい皆様の多大なるご支援のもと存続してまいりましたが、弊社代表取締役社長木下重博が急逝致しました為 令和3年7月9日をもって廃業 いたすこととなりました。
皆様の長年に渡る並々ならぬご愛顧に心から感謝申し上げるとともに、皆様の今後の ご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。
在庫商品について準備が出来しだいホームページで、ご案内させて頂きますので宜しくお願いいたします。
有難うございました。
エレクトロデザイン株式会社
急逝された代表取締役社長の木下重博氏(JA8CCL)は1948(昭和23)年生まれ。同社の経営のほか、近年は「日本ITU友の会アマチュア無線クラブ」の代表を務め、茨城県かすみがうら市に設けたシャックから、毎年「8J1ITU」の運用に尽力していた。
YouTube「8J1ITU」アマチュア無線局のご紹介(日本ITU協会、2015年公開)
木下重博氏のご冥福をお祈り申し上げます。(hamlife.jp)
●関連リンク:
・エレクトロデザイン株式会社
・ブログ エレクトロデザインニュース
・「8J1ITU」アマチュア無線局のご紹介(一般財団法人 日本ITU協会)

2021年7月22日(木・祝)10~12時と13~15時までの2回、日本国内のアマチュア局を対象に、JARL滋賀県支部主催の「第25回 ALL滋賀コンテスト」が、7/14/21/28/50/144/430MHz帯の各アマチュアバンドで行われる。時間ごと「シングルオペスプリントA」は10時~12時の2時間、「シングルオペスプリントB」は13時~15時の2時間、それぞれ任意の3バンドで競い合う。今回は25周年を記念してALL滋賀コンテスト第25周年記念JARL特別局「8J3SC」との完全な交信に6点が付与するとしている。また25周年記念して書類提出局全局に記念品が贈られる。
交信対象は日本国内のアマチュア局で、得点は滋賀県内局との交信が5点、県外局との交信は1点。ナンバー交換は、県内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「運用地のJCC、またはJCGナンバー 」、県外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「運用地の都府県支庁ナンバー 」となる。
なお「ご留意いただきたい内容」として、以下の案内を行っている。
1.滋賀コンテスト開催25周年を記念して、特別局8J3SCがコンテスト開催前にPRするとともに、コンテストにも参加します。8J3SCとの完全な交信は6点とします。なお、8J3SCはコンテストには参加しますが、特別局であるためチェックログ扱いとします。なお、コンテスト開催前のPR運用では、コンテストでの参加部門・種目以外での周波数・モードで運用する場合がありますので、ご留意ください。
2.25周年記念として、書類提出局全局に記念品を贈ります。さらに25周年記念のTシャツを作成し、特別賞として抽選で20局に贈ります(部門、順位に関係なく、無作為に抽選を行います)。
3.新型コロナウイルスの感染拡大により、ALL滋賀コンテスト開催時に各種要請が実施されている可能性があります。最終的なコンテストの実施内容に関しては、ALL滋賀コンテスト開始1週間前(7/15 木)までに支部HPでご案内いたしますので、必ずご確認頂いた上で、運用をお願いいたします。
4.コンテスト当日、特別局の8J3SCを運用頂ける方を募集しております。詳細はsi-contest(アットマーク)jarl.comまでお問い合わせください。
紙ログと電子ログの締め切りは8月5日(木)消印有効(電子メールは8月5日23時59分までのタイムスタンプが有効)。詳しくは「第25回 ALL滋賀コンテスト規約」で確認してほしい。
●関連リンク:
・第25回 ALL滋賀コンテスト規約
・JARL滋賀県支部

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年7月18日の第446回放送は特集が「アマチュア無線で方言」。アマチュア無線は“生の方言”に触れることができるのが特徴。そこでレギュラー陣が方言談義をする、という内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は約47分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第446回の配信です

先週のアクセスランキング1位と2位が、2021年7月19日(月)発売のアマチュア無線専門誌2誌が独占する状況となった。1位は電波社のアマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2021年9月号に関する情報。特集は「アウトドアで思いっきり無線を楽しもう! モービル運用&移動運用 快適化計画」、注目記事は「アイコムID-52のバンドスコープ機能が拡張!」など。続く2位は、アマチュア無線界で唯一の月刊誌、CQ出版社の「CQ ham radio」2021年8月号に関する情報となった。特集は「国内交信から海外交信まで、夏の電波伝搬を楽しむ!」 。別冊付録として「FT8入門マニュアル 2021年最新版」が付く。
続く2位は、「<総務大臣の承認を受けず陸上移動局61局を運用>中国総合通信局、電波法違反で警察庁(中国四国管区警察局など)に指導」。7月16日、中国総合通信局は「令和3(2021)年5月31日を満了の日」としていた警察庁(中国四国管区警察局などが使用)の陸上移動局61局について、同年6月9日までの間、総務大臣から承認を受けず運用していた電波法違反行為が発覚。本来であれば、6月1日以降に継続して運用するために必要な再承認申請を行っていなかったことから、電波法の遵守および再発防止策の実施状況を令和3年7月末までに報告するように、中国四国管区警察局に対して指導を行った。
3位は、日本経済新聞は2021年7月10日付夕刊に「無線・文通…アナログ復権、電報も利用増 適度な距離感が心地よく」と題した記事を掲載したニュース。一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の会員数が27年ぶりに増加したことなどを伝え、コロナ禍で対面でのコミュニケーションが制約されるなか、デジタル化に疲れた中高年やSNSやスマートフォンの情報機器に慣れた若い世代にとって新鮮に感じられるアマチュア無線、文通といったレトロでアナログなやり取りが見直されだしたと伝えている。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<特集「モービル運用&移動運用 快適化計画」、注目記事「FT8でDX交信にチャレンジ」ほか>電波社、「HAM world(ハムワールド)」2021年9月号を7月19日(月)に刊行
2)<特集は「夏の電波伝搬を楽しむ!」、別冊付録「FT8入門マニュアル 2021年最新版」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2021年8月号を刊行
3)<総務大臣の承認を受けず陸上移動局61局を運用>中国総合通信局、電波法違反で警察庁(中国四国管区警察局など)に指導
4)<27年ぶりのJARL会員数増加など…>日本経済新聞、コロナ禍で「アマチュア無線」や「文通」などアナログコミュニケーションが復権の兆しと伝える
5)<受信専用、15m長の同軸ケーブル付属>エーオーアール、70~1500MHzの広帯域ディスコーンアンテナ「DA1500」を新発売
6)<九州地区のユーザーが参加対象>アイコム九州営業所、移転を記念し7月17日(土)にオンラインミーティングを開催
7)いまオンエアーしているJA局の情報が、リアルタイムにわかるスマートフォン用Androidアプリ「ClusterNow」登場
8)<公募による連盟本部局(JARL「HQ局」7チーム)が参戦>7月10日(土)21時から24時間、IARU主催「2021 IARU HF Championship Contest」開催
9)<「重要無線通信妨害対策実施本部」設置>東海総合通信局、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開催に伴い電波監視体制強化へ
10)<楽しいエレクトロニクス工作では「雨量計」を製作>「月刊FBニュース」、9本の連載とニュース2本をきょう公開