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hamlife.jp (2024/11/24 19:35:22)
現在データベースには 6119 件のデータが登録されています。
株式会社三才ブックスは2月25日(木 )に月刊誌「ラジオライフ」2021年4月号を刊行する。今号は第3特集に「防災情報収集術」が掲載されている。別冊付録「防災グッズカタログ」がついて 価格は998円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2021年4月号は通巻で482号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>防災情報収集術
「災害情報はスマホでいいじゃん」と思っている人がほとんどだろう。しかし、被災してネットワークが落ちたら、停電し
たら…もう使えない。いざという時のために、電波による情報収集術を心得ておくべきなのだ。防災無線から情報を得る術と、防災ラジオの選び方を伝授する!
・防災無線の基礎知識
・デジタル防災無線の周波数
防災機関が使う無線
・防災ラジオベストバイ
ポケットラジオ
手回し充電ラジオ
< 徹底使用リポート>
・0.1~1310MHz広帯域受信機 アイコム IC-R6
<ハンディ機エアーバンド受信インプレ>
・テンキー装備のベテラン入門モデル アルインコ 0.1~1300MHz広帯域受信機 DJ-X8
<How To エアーバンド>
・RW12/航空会社の仕事が聞こえる空港内連絡波
<RL AIR BAND INFORMATION>
・埼玉県入間基地 航空観閲式 事前フライトリポート
<おもしろ無線受信報告所>
・レジャー/現地の受信調査で周波数の変波を確認
<JJ1YQF女子部 秋葉るきのアキバで無線歩き>
・Step.11/アマチュア無線の交信で使う用語の中にセクハラ疑惑!?
<ライセンスフリー無線の世界>
・単三1本特小 SRS220(八重洲無線)紹介
<工作チャレンジ>
・停電でまっ暗になった部屋をLEDで照らし出す「停電検知式非常用ライト」
↓この記事もチェック!
<Kindleや楽天koboほか、読み放題も…>配信スタート! ヤバかった時代(1980年代&1990年代)の月刊誌「ラジオライフ」が電子書籍で蘇る
月刊「ラジオライフ」2021年4月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)
アイコム株式会社は2021年2月22日、144/430MHz帯D-STAR対応ハンディ機「ID-52」の新ファームウェア「Version 1.10」を同社サイト上で公開した。今回の新ファームでの変更点 は「バックライト消灯前にいったん薄暗くするディマー設定を追加」「画面濃淡のコントラスト設定を追加」「シングル表示の画面下部の日付をGPS(位置)情報に切り替える設定を追加」「ID-51と同じキー操作ができるようにLO/CALL操作の設定を追加」「緯度/経度の表示形式設定に“ddd.dddd°”形式を追加」「スクリーンキャプチャの保存形式にPNGを追加」「電池残量表示を適正化」「設定保存時にバッテリーパック選択表示の設定も保存するように改善」 「 その他、軽微な変更 」の計9項目と発表されている。なおこの変更に合わせてID-52用プログラミングソフトウェアの「CS-52」も新バージョン1.10が登場している。
ID-52の新ファームウェア公開は2020年10月21日以来となる。今回発表された内容は次のとおり。なお詳細説明としてPDF版の「仕様変更のお知らせ」が公開されている。
●ID-52の新ファームウェア(Version 1.10)
Version 1.01からの変更点:
・画面のバックライトを消灯する前に、いったん薄暗くするディマー設定を追加
・画面の濃淡を設定するコントラスト設定を追加
・シングル表示の画面下部の日付を、GPS(位置)情報に切り替える設定を追加
・ID-51と同じキー操作ができるように、「LO/CALL操作」の設定を追加
・緯度/経度の表示形式設定に「ddd.dddd°」形式を追加
・スクリーンキャプチャの保存形式に「PNG」を追加
・電池残量表示を適正化
・設定保存時にバッテリーパック選択表示の設定も保存するように改善
※ファームアップすると、バッテリーパック選択表示設定が「OFF」に初期化されますのでご注意ください。
・その他軽微な変更
ID-52のファームアップは、microSDカードを使用して行うことができる(取扱説明書で確認のこと)。なおファームウェア書き換え後はバージョン情報の数字が次のように表示されるという。
Main CPU: 1.10
Sub CPU: 1.01
DSP : 1.02
GPS: 13196
Bluetooth: 1.12
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・ID-52 ファームウェア ダウンロード(アイコム)
・仕様変更のお知らせ ID-52 PDFダウンロード(アイコム)
・プログラミングソフトウェアダウンロード CS-52(アイコム)
日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年2月22日時点で、アマチュア局は「387,861局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2月15日時点の登録数から1週間で268局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年2月22日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「387,861局」の免許状情報が登録されていた。前回、2月15日時点のアマチュア局の登録数は「388,129局」だったので、1週間で登録数が268局ほど減少した。
なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年2月22日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「150局」の免許情報が登録されていた。前回、2月15日時点の登録数は「154局」だったため、この間に1週間で4局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
株式会社エーオーアールは2021年2月20日、デジタル通信対応の広帯域受信機「AR-DV1」と「AR-DV10」の新ファームウェア(AR-DV1:バージョン2101C、AR-DV10:バージョン2101A)を公開した。新たにTETRA T-TCモードのGSSI選択受信機能が追加され、特定グループの無線を選択してシームレスの“追従受信”が可能になる。ただし同機能を使うには有料のアクティベーションキー(税込価格:11,000円)の購入が必要になる。
エーオーアールは民間で使用されている各種デジタルモードに対応した広帯域受信機を複数発売している。このうち小型のデスクトップ受信機「AR-DV1」と、ハンディタイプの受信機「AR-DV10」の新ファームウェア(AR-DV1:v2101C、AR-DV10:v2101A)が2月20日に公開された。
両機種とも今回の新ファームウェアでTETRAトランキング・ネットワークのトラフィック・チャンネルが復調できるT-TC(Tetra Trafic Channel)モードによる「GSSI選択受信機能」が追加された。日本では空港連絡用などに使われている無線(460/415MHz帯のMCA方式による空港無線電話。成田、羽田、中部、関西、那覇の各空港で使用)がTETRA T-TCモードを使用しており、AR-DV1は2018年12月のv1812Aで、AR-DV10は2019年4月のv1904Bでそれぞれ同モードの受信に対応したが、今回のファームアップで特定グループの無線のみを選択してシームレスの“追従受信”が可能になるという。ただしこの新機能を使用するには有料のアクティベーションキーの購入・入力が必要になる。
同社の説明から一部を抜粋・整理して紹介する。
AR-DV1/AR-DV10 TETRA GSSI選択受信機能アクティベーション・キー
好評のAR-DV1/AR-DV10デジタル・レシーバーに画期的な新機能が搭載されました。TETRAトランキング・ネットワークのGSSIユーザーグループ選択受信機能がそれです。この機能はアクティベーション・キーを購入することで次の機能をアクティベートすることができます。
・TETRAネットワークのGSSIユーザーリストをインポート
・同リストをブックマーク
・同リストの名前のタグ付け
・音声通信の選択的デコード
TETRAトランキングネットワークでは同じトラフィックチャンネルを複数のグループで使用することが可能ですが、グループコードにより特定のユーザーのグループを追従して通信をすることが可能になっています。
これを可能にしているのがGSSIと呼ばれるグループ固有の識別IDです。このGSSIユーザーグループ・フィルタリング機能をAR-DV1/AR-DV10に追加することで、特定のユーザー・グループをスロット間をシームレスに追従していくことが可能になる、プロフェッショナル向けの機能です。
有料オプションとなりますので、お申し込みをいただき決済完了後にアクティベーション・キーを発行いたします。このアクティベーション・キーを入力することでこのプロフェッショナル・モードが有効になります。
入金確認後のアクティベーション・キー発行となりますので、入金確認後2日間程度かかる場合がありますので予めご了承下さい。
★AR-DV1の新ファームウェア v2101C 2021/02/20更新
・次の機能を追加しました:
T-TCモードにGSSI選択受信機能が追加されました。これにより、テトラトランキングネットワークの追従受信が可能になります。使用するためには、有料のアクティベーションコードの入力が必要です。アクティベーションコードの入手はAOR
DIRECTから購入可能です。
・次の不具合を修正しました:
各サーチのDELAY機能をHOLDに設定した際に時間制限なしとなるところ、9.9秒で再開してしまう不具合を修正しました。
★AR-DV10の新ファームウェア v2101A 2021/02/20更新
・次の機能を追加しました。
*T-TCモードにGSSI選択受信機能が追加されました。これにより、テトラトランキングネットワークの追従受信が可能になります。使用するためには、有料のアクティベーションコードの入力が必要です。アクティベーションコードの入手はAOR
DIRECTから購入可能です。
・次の不具合を修正しました
オフセット受信機能で、オフセット値が受信周波数範囲を超えてしまう問題を修正しました。受信周波数範囲を超える場合は、オフセット受信操作は無効になります。
ファームウェアとアクティベーションキーの詳細、およびTETRAのT-TCモードによる空港無線電話については下記関連リンク参照のこと。なお2月28日(日)13時からYouTubeライブ配信を使って行われる 「Web JAIAフェア」 で、エーオーアールは「デジタル受信機の新機能について」を解説する予定だ。
●関連リンク:
・AR-DV1 製品情報(エーオーアール)
・AR-DV1ファームウェア ・リリースノート(エーオーアール)
・AR-DV1用 TETRA
GSSI選択受信機能アクティベーション・キー(エーオーアールダイレクト)
・AR-DV10 製品情報(エーオーアール)
・AR-DV10ファームウェア・リリースノート(エーオーアール)
・AR-DV10用 TETRA
GSSI選択受信機能アクティベーション・キー(エーオーアールダイレクト)
・空港無線電話(Wikipedia)
・TETRA 空港MCA無線サービス(日本空港無線サービス株式会社)
・MCA空港無線電話サービス(アビコム・ジャパン株式会社)
「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年2月21日の第425回放送は「アマチュア無線の社会貢献での活用について考えてみよう」を特集。総務省が2月2日に「アマチュア無線の社会貢献活動での活用」と「小中学生のアマチュア無線の体験機会の拡大」についての意見募集の結果とそれに対する総務省の考え方を公表したが、前回に引き続き、その内容についてレギュラー陣が詳しく見ながら考えてみるという内容だ。冒頭ではJA9BOH 前川公男氏の訃報にも触れた。
公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
なお「ハムのラジオ」は、地上波としては千葉県成田市のラジオ成田で毎週日曜日の21時に放送されているが、2020年4月6日からは毎週月曜日の13時に前日の再放送も開始された。
●関連リンク: ハムのラジオ第425回の配信です
アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年1月9日に「Ver5.32」としてバージョンアップ(「WSJT-X~ALL.TXTを表示」などの細かな改修)したが( 2020年1月9日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、8日後の1月17日に続き1月23日→1月28日→2月13日→2月21日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年1月9日に「Ver5.32」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、1月17日に続き1月23日→1月28日→2月13日→2月21日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2021/2/21の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・ALL.TXT表示の選択セルに色を付けるでは、色を付けるセルをUTC,dB/DT/Freqのセルに変えました。
・QSOデータチェッカーではFT8などもチェックできるよう修正。
・ユーザーリストGet’sから登録する場合、氏名に環境依存文字がある場合は文字化けするので登録できないようにしました。(髙、﨑、濵など)ホームページから登録してください。
・ALL.TXT表示で8Q7/JG1MOUのようなコールがB4表示できなかったので修正。
・「データの表示&修正」がアクティブなときはALL.TXT表示が止まるようにしました。(2/21 18:20改)
その後の進捗状況(2021/2/13の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・ALL.TXT表示の選択セルに色を付けるでは、色を付けるセルをUTC,dB/DT/Freqのセルに変えました。
・QSOデータチェッカーではFT8などもチェックできるよう修正。
・ユーザーリストGet’sから登録する場合、氏名に環境依存文字がある場合は文字化けするので登録できないようにしました。(髙、﨑、濵など)ホームページから登録してください。
・ALL.TXT表示で8Q7/JG1MOUのようなコールがB4表示できなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/1/28の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・ALL.TXT表示の選択セルに色を付けるでは、色を付けるセルをUTC,dB/DT/Freqのセルに変えました。
・QSOデータチェッカーではFT8などもチェックできるよう修正。
・ユーザーリストGet’sから登録する場合、氏名に環境依存文字がある場合は文字化けするので登録できないようにしました。(髙、﨑、濵など)
その後の進捗状況(2021/1/23の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・ALL.TXT表示の選択セルに色を付けるでは、色を付けるセルをUTC,dB/DT/Freqのセルに変えました。
・QSOデータチェッカーではFT8などもチェックできるよう修正。
その後の進捗状況(2021/1/17の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・ALL.TXT表示の選択セルに色を付けるでは、色を付けるセルをUTC,dB/DT/Freqのセルに変えました。
↓この記事もチェック!
<「WSJT-X~ALL.TXTを表示」などの細かな改修>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が1月9日にバージョンアップしVer5.32を公開
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.32
・Turbo HAMLOGホームページ
先週のアクセスランキング1位は、2021年2月11日(木・祝)夕方に不慮の事故により71歳で急逝された、JARL副会長・北陸地方本部長で福井工業高等専門学校名誉教授(元 南極観測隊員)のJA9BOH 前川公男(まえがわ きみお)氏の訃報を伝える記事。2月14日(日)に通夜、2月15日(月)に葬儀が執り行われたが、「祭壇に作られた『JA9BOH』の花文字を見て泣きそうになった」というツイートも見られた。ニュースが流れた直後から、突然の出来事に悲しみを綴る書き込みや、高専での思い出を語るSNSへの投稿などから、多くの人に慕われた前川氏の人柄が伝わってきた。
続く2位は「【東北地方で震度6強】<非常通信周波数リスト掲載>念のためアマチュア無線の『非常通信周波数』をクリアに!!」。2021年2月13日23時08分、福島県沖を震源とする最大震度6強(マグニチュード7.1 ※その後7.3に訂正)の強い地震が発生した。23時30分現在、各地の被害状況はまだ不明だが、東北地方と関東地方の各地(合計約93万戸)で停電が発生しているという情報があった。「アマチュア無線で非常通信が行われる可能性もあるので、念のため以下の周波数はクリアにし、ワッチを心掛けよう!」と呼び掛けに関心が集まった。
●アマチュア無線 非常通信周波数
<アマチュア無線 非常通信周波数>
3,535kHz SSB/CW
7,050kHz SSB/CW
14,300kHz SSB/CW
18,160kHz SSB/CW
21,360kHz SSB/CW
28.20MHz SSB/CW
50.10MHz SSB/CW
51.50MHz FM
144.10MHz SSB/CW
145.50MHz FM
430.10MHz SSB/CW
433.50MHz FM
1294.00MHz SSB/CW
<アマチュア無線 呼出周波数・非常通信周波数>
51.00MHz FM
145.00MHz FM
433.00MHz FM
1295.00MHz FM
<アマチュア無線 デジタル呼出周波数・非常通信周波数>
51.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
145.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
433.30MHz D-STAR(DV)/C4FM
3位は、日本のアマチュア無線機器メーカー9社が加盟する業界団体「日本アマチュア無線機器工業会(JAIA)」により、2021年2月28日(日)に大手動画共有サイト YouTubeのライブ配信で「Web JAIAフェア」を実施するというニュース。今回、当日各社が配信するコンテンツの内容と配信順、配信に使用するYouTubeのアカウントとURLアドレスが2月18日に発表された。1971(昭和46)年に発足したJAIAは、2021年1月19日の時点で五十音順にアイコム、アツデン、アルインコ、アンテナテクノロジー、エーオーアール、コメット、JVCケンウッド、第一電波工業、日興電子の9社が「正会員」として加盟している(八重洲無線は現在加盟していない)。
●当日の配信プログラム
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)【訃報】JARL副会長 JA9BOH 前川公男氏 71歳
2)【東北地方で震度6強】<非常通信周波数リスト掲載>念のためアマチュア無線の「非常通信周波数」をクリアに!!
3)<2月28日(日)13~15時にYouTubeでライブ配信>日本アマチュア無線機器工業会が行う「2021 Web JAIAフェア」の詳細が決定
4)<移動運用に最適化したプチパドル>CQオーム、GHDキーとのコラボレーションによる新型パドル「CW-PUTI」発売
5)<特集は「春のHF/50MHzシーズン運用ガイド」、別冊付録は「2021年版 ハムの注目キーワード」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2021年3月号を刊行
6)<復旧のめどは不明、代替生産を準備中>旭化成、「半導体製造工場の火災事故および製品供給の状況について」を報告
7)【2月13日に更新】アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG Ver5.32」の追加・修正ファイル(テスト版)を公開
8)<マイクセレクタの製作>「月刊FBニュース」、8本の連載とニュース2本をきょう公開
9)<写真素材サイトへの投稿・販売用として>アルインコ、カメラマンに“撮影小道具”として特小トランシーバーやマイク類を無償貸与
10)<投稿採用分には掲載誌や粗品を贈呈>CQ ham radio編集部が「50MHz帯で使っているアンテナ写真」「50MHz帯の運用エピソード」の投稿を募集
日本における、2021年2月20日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局と3エリア(近畿)の近畿総合通信局からそれぞれコールサイン発給状況の更新発表があった。なお、1エリアはJK1のサフィックスファーストレター「E」が終了し、「F」へ割り当てが移っている。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
北海道総合通信局は総務大臣の免許を受けずにアマチュア無線局を不法に開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した第四級アマチュア無線技士の資格を有する北海道札幌市在住の無線従事者2名に対し、無線従事者として、その業務に従事することを42日間停止する行政処分を行った。なお、本件は同総合通信局の電波監視により電波法違反行為が発覚したものである。
北海道総合通信局が行った、行政処分の発表内容は以下のとおり。
1.違反発覚の端緒
本件は、当局が実施したアマチュア無線局を対象とした電波監視により電波法違反の事実が発覚したもの。
2.違反の内容および行政処分の内容
被処分者: 北海道札幌市在住の男性(60歳)
違反内容: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置し、不法無線局を開設した。
処分内容: 令和3年2月18日から42日間、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分
被処分者: 北海道札幌市在住の男性(72歳)
違反内容: 免許を受けずにアマチュア無線用の無線設備を車両に設置し、不法無線局を開設した。
処分内容: 令和3年2月18日から42日間、無線従事者(第四級アマチュア無線技士)の従事停止処分
《参考》電波法違反適用条文(抜粋)
電波法第4条(無線局の開設 )
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。
(以下省略)
電波法第79条第1項(無線従事者の免許の取消し等)
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。
(以下省略)
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 北海道総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分
アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集部は2020年2月16日、Webサイトに『「50MHz帯で使っているアンテナ写真」「50MHz帯の運用エピソード」の投稿を募集!』という告知を掲載した。同誌2021年5月号(4月19日発売予定)の別冊付録に関連した企画で、アンテナ写真は「過去に使っていたものや移動運用でお使いのアンテナ、他バンドとの共用、自作アンテナでも結構です」、エピソードは「初めてのEスポ体験、思いがけず成功したDX QSO、思い出に残る局との交信、移動運用における経験など、なんでも結構です」と呼び掛けている。投稿採用分には掲載誌や粗品が贈呈される 。
CQ ham radio編集部のWebサイト「CQ ham radio WEB MAGAZINE」に掲載された内容から抜粋で紹介しよう。
「50MHz帯で使っているアンテナ写真」「50MHz帯の運用エピソード」の投稿を募集!!
CQ ham
radio編集部では、2021年5月号(4月19日発行)に、これからのシーズンに活気付く50MHz帯(6mバンド)の情報を満載した別冊付録を付ける予定です。
この中に、読者の皆さんがお使いの「50MHz帯のアンテナ写真」を紹介するコーナーと、「50MHz帯の運用で印象に残ったエピソード」を掲載するコーナーを設ける予定です。ぜひお気軽にお寄せください。
① 「50MHz帯で使っているアンテナ写真」の投稿募集
皆さんがお使いの50MHz帯アンテナの写真をお寄せください。過去に使っていたアンテナや移動運用でお使いのアンテナ、他バンドとの共用アンテナ、自作アンテナでも結構です。
写真はjpgまたはpng形式で、長辺800ピクセル以上のものをご用意ください。アンテナの形状や、設置場所の状況などが分かるように、2~3枚の写真があると助かります。
合わせて、そのアンテナに関する簡単な説明(アンテナの種類、メーカー名、地上高、設置で工夫したこと、そのアンテナでの運用成果など)もお書きください。
② 「50MHz帯の運用エピソード」の投稿募集
50MHz帯はビギナーからベテランまで多くのハムが、さまざまなモードや運用形態で楽しんでいます。そこで、皆さんがこれまでに50MHz帯を運用して印象に残ったエピソードを募集します。初めてのEスポ体験、思いがけず成功したDX
QSO、思い出に残る局との交信、移動運用における経験など、なんでも結構です。そのことが詳しく分かる写真や資料(QSLカード他)、投稿者様ご自身のスナップ写真なども歓迎します(jpegやpng形式のデジタル画像、またはプリントした写真の郵送も受け付けます)。
★必要事項:
・①の投稿(50MHz帯アンテナ写真)は写真(長辺800ピクセル以上)数点の他、アンテナに関する簡単な説明も添えてください
・②の投稿(50MHz帯エピソード)は、最大800字程度でお寄せください
・①と②の両方にご投稿いただく場合、お手数ですが別々にお送りください
・投稿者様のお名前(フリガナもお忘れなく)、コールサイン、郵便番号、住所、メールアドレスを必ずお書きください。
※いただいた情報は、今回の記事製作と掲載誌などの発送のみに使用します。
★宛て先:
・メールの場合 hamradio@cqpub.co.jp
※件名欄に「50MHz帯アンテナ写真投稿」または「50MHz帯エピソード投稿」とお書きください
・郵送の場合
〒112-8619 東京都文京区千石4-29-14
CQ出版社 CQ ham radio編集部「5月号別冊付録係」
★締め切り: 2021年3月29日(必着)
★その他:
・採用の判断は編集部にご一任ください。採否のお問い合わせには応じかねます
・掲載分の校正は、お寄せいただいた原稿を基に、編集部にて進めさせていただきます
・掲載スペースの関係で、ご投稿は文意を変えない程度にまとめさせていただく場合があります
・ご投稿の採用分には後日、粗品と掲載誌をお送りいたします
・お送りいただきました写真等は返却できません。貴重な写真はスキャンデータなどでお寄せください
かつては「入門バンド」「学生バンド」として賑わった50MHz帯。貴重な運用エピソードをお持ちの方も多いことだろう。また自作アンテナの製作にも適したバンドで「ヘンテナ」が人気となったこともある。締め切りまで1か月以上の時間があるので、投稿をじっくり作成してはいかがだろうか。詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・「50MHz帯で使っているアンテナ写真」「50MHz帯の運用エピソード」の投稿を募集!(CQ ham radio WEB MAGAZINE)
・CQ ham radio WEB MAGAZINE