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CQ出版社はアマチュア無線界で唯一の月刊誌、「CQ ham radio」の2021年10 月号を9月18日(土)に発売する。同誌は1946(昭和21)年9月号の創刊で今号は通巻904号となる。特集は「はじめてのアマチュア無線Q&A集」、別冊付録として「電波伝搬ナビ HF帯編」がつく。価格は990円(税込)。
9月18日(土)に発売される「CQ ham radio」2021年10月号のおもな内容は下記の通り。
<特集>ハムライフにすぐ役立つ「はじめてのアマチュア無線Q&A集」
・基礎知識編
・ハムショップ編
・モービル運用編
・移動運用編
・オペレーション編
・ログ編
・HAMtte編
・制度編
・ものづくり編
・電源編
【ユーザー・レポート】
・高利得2バンドハンディ用ロッド・アンテナ 第一電波工業「SRH770」
【ファースト・インプレッション】
・C4FM/FM 144/430MHz デュアルバンド・デジタル・トランシーバ 八重洲無線「FT5D」
<トピックス>
・3回目の移動運用
・ビギナー・ハムのハムライフ!
・はんだ付けナシで楽しむ工作シリーズ
手提げホルダーで作る 50MHz ダイポール・アンテナ
・少しの時間とコンパクトな装備で楽しむ
お手軽移動運用
・Dr.BQEのお家で楽しむアマチュア無線術〈前編〉
・アマチュア無線の面白チャレンジ
第9回 NPN型トランジスタの不思議
・シリーズ 米国アマチュア無線草の根レポート
QSO Today Virtual Ham Expo
・新製品情報
・ZW5B 南米最大規模のDXコンテスト局独占訪問記
・CQ ham radio編集部発行の「CW77」アワード情報
<テクニカル・セクション>
・ベリンガー「HD400」ハムデストロイヤーの実力
・解説 ハリクラフターズ S-38〈前編〉
<DX World>
・近着QSL紹介
・短期新連載 ダニー・ウェイル パート3
・DX Column
・DX News
・Low-Band DXing
・High-Band DXing
・Digital Mode DXing
・Short Break
・DX Report
・QSL Information
・近着QSL情報
<連載>
・短期連載 あらためて430MHz帯FMを楽しもう!
・新連載 ものづくりの小部屋
・真空管で伝える基本技術
・特別寄稿 無線通信と日本海軍 第5回 海軍の短波利用研究
・FT8最新事情
・From USA
・隔月連載 BCL TODAY!
・記念局INFORMATION
・以心電信
・CW運用ステップアップ
・CQ ham for girls
・みんなで楽しむAM通信
・アワード収集を楽しもう!
・HF帯コンディション予報
・衛星通信情報
・EME(Earth-Moon-Earth)
・マイクロウェーブ ワールド
・ARDF NEWS
・モールス通信実践講座
・Let’s enjoy C4FM & WIRES
・APRSでコミュニケーション
・D-STARインフォメーション
・2mSSBで楽しもう !
・新 移動運用セミナー
・ライセンスフリーワールド
・海外コンテスト
・国内コンテスト
・海外/国内コンテスト規約
<インフォメーション>
・CQ情報室
・アマチュア無線技士 国家試験日程
・アマチュア無線技士 養成課程講習会
・読者の広場
・ローカルトピックス/ハム交換室 投稿用紙
・読者の声
・ハムクイズ!?
・次号予告/編集部から
<別冊付録>秋・冬のHF帯運用を楽しもう「電波伝搬ナビ HF帯編」
地球の電離層を使った交信は、コンディションが毎日変わるダイナミックな世界です。いつどのバンドを聞けばどの地域と交信できるのでしょうか。1年の中でも好コンディションが楽しめる秋・冬のHF帯電波伝搬を解説します。
同誌に関する情報は下記関連リンクから。また予約・購入は下のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク:
・CQ ham radio WEB MAGAZINE
・CQ ham radio(CQ出版社 WebShop)

2021年9月28日(火)から10月3日(日)までの6日間、愛知県内の1200MHz帯D-STARレピータ4局が「1次業務である放送事業用無線局(FPU)との運用調整」のため一時的に停波する。さらに同一時間帯において名古屋市および 尾張・西三河地区に設置された一部のアナログレピータの1200MHz帯も停波する見込みだ。利用者は注意が必要だ。
9月10日付けのJARL D-STAR NEWSによると、一時停波するD-STARレピータと時間帯は次のとおり。
★該当レピータ局と停波する周波数:
(1)JP2YGE(愛知県豊明市沓掛町) DV 1291.69MHz、DD 1290.125MHz
(2)JP2YGG(愛知県名古屋市昭和区妙見町) DV 1291.67MHz、DD 1290.375MHz
(3)JP2YGI(愛知県名古屋市千種区不老町) DV 1291.63MHz、DD 1270.125MHz
(4)JP2YGK(愛知県春日井市鳥居松町) DV 1291.65MHz、DD 1290.625MHz
★一時停波の日時(4局共通):
2021年9月28日(火) から10月3日(日)の各日、午前7時から午後6時の間(停止要請時間)
★注意事項:
・停波時間は各レピータにより前後することがあります
・同一時間帯において名古屋市および尾張・西三河の一部のアナログレピータの1200MHz帯も停波します
★理由: 1次業務である放送事業用無線局(FPU)との運用調整による
今回、愛知県内の1200MHz帯レピータが停波するのは、愛知県みよし市にある三好カントリー倶楽部で9月30日~10月3日に開催される「バンテリン東海クラシック」の関係と推測されている。同大会は東海テレビ放送の制作で、予選1日目の9月30日(14:45~16:49)、予選2日目の10月1日(14:45~16:49)、決勝1日目の10月2日(13:30~15:00)に東海テレビで生放送。さらに決勝2日目の10月3日は16:05~17:35に東海テレビ・フジテレビ系で全国に生放送が予定されている。
●関連リンク:
・2エリアネットワークの1200MHz帯一時停波のお知らせ(JARL
D-STAR NEWS)
・バンテリン東海クラシック(東海テレビ放送)

「JARLの話題や最新情報はもちろんのこと、アマチュア無線界の話題や情報などもお知らせする楽しい情報番組です」という、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)のラジオ番組、Radio JARL.com。パーソナリティはJARL会長の髙尾義則氏(JG1KTC)が務めている。2019年1月6日から毎週日曜日の21時~21時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送がスタートした。2019年8月18日からは毎週日曜日の23時に東京都西東京市の「FM西東京」でも放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは2021年9月12日(日)21時からの第141回放送。前半では東京2020パラリンピックが終了したことから、JARLが開設した「東京2020記念局(JA1TOKYO)」について改めて触れた。同記念局の交信総数は2万2000~2万3000局となったが、コロナ禍がなければ海外から訪れたハムのゲスト運用や無資格者の子供たちの体験運用も実施し、西東京市の会場では各メーカーの製品展示も行って、さらに盛り上げる予定だったという。続いて9月5日まで実施した「東京2020 JARL記念QSOパーティ」の書類提出期限(9月30日まで)を案内した。
後半では8月21日に日本海で発生した小型船の漂流事件でアマチュア無線家が救助に活躍した話題を取り上げた。さらにJARLの27年ぶりの会員増をきっかけに、テレビや新聞などのメディアがアマチュア無線を取り上げる機会が増えていることを紹介した。
なお「CQ ham for girls」「OMのラウンドQSO」と同様、FMぱるるんのWebサイトリニューアルで、前回から同局の音源公開ページが変更になっているので注意が必要だ(JARL Webの特設ページからもリンクされている)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 放送後は一定時間が経過するとファイルが削除される可能性があるので、早めの聴取をお勧めする。
●関連リンク:
・Radio JARL.com 音源公開ページ(FMぱるるん)
・毎週放送 JARLのラジオ番組「Radio JARL.com」(JARL Web)
・Radio JARL.com番組案内ページ

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容が放送されている。
新たに音声ファイルが公開されたのは、2020年9月12日(日)15時からの第373回放送。前回までに引き続き、アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」の副編集長の吉澤氏(JS1CYI)をゲストに、同誌2021年9月号(8月19日発売)の記事紹介(全国2mSSB夏の祭典レポート、ハムのための語学学習法)の案内、および2021年10月号の内容にも触れた。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから(FMぱるるんのWebサイトリニューアルでURLアドレスが変更になっているので注意が必要)。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls
・CQ ham for girls Facebookページ

アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年7月31日に「Ver5.33」としてバージョンアップ(「「JT-Get’s」の細かな修正など)したが( 2020年7月31日記事
)、今回「その後の進捗状況」として、1週間後の8月6に、さらに8月7日→8月11日→8月13日→8月16日→9月3日→9月5日→9月8日→9月10日→9月13日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年7月31日に「Ver5.33」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、8月6日に、さらに8月7日→8月11日→8月13日→8月16日→9月3日→9月5日→9月8日→9月10日→9月13日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2021/9/13の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sを次のとおり改良。
* 受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
* 初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
* B4が空欄のCQ局は薄い青色で表示するようにした。
* これらCQ局などの色は、変更できるようにした。
* QSOデータをSaveする瞬間は、念のためSave完了までJT-Get’sを停止するよう修正。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
・メイン画面のポップアップメニュー「このデータ後の交信局数を表示」を再度クリックすると環境設定1の「このデータ後の交信局数を表示」の値に戻るようにした。
・メイン画面のポップアップメニューに「Callsignを取り込む」を追加。
その後の進捗状況(2021/9/10の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sを次のとおり改良。
* 受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
* B4が空欄のCQ局は薄い青色で表示するようにした。
* 初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄を コピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/9/5、9/8の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックでON/OFFします。
このとき、QSL受領済みの交信は 7FT8(*) のように表示します。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・JT-Get’sで初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
・QSL未着コール順一覧で、2文字コールが正しく並ばなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/9/3の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・JT-Get’sで初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
・環境設定の「起動時QSOデータ空読み」を廃止して「前回交信のQSL欄をコピー」を追加。2nd-QSO以上のときQSL欄1文字目をコピーします。
その後の進捗状況(2021/8/13、8/16の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
・JT-Get’sで初QSOが入力ウインドウに転送できなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/8/11の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
・エリア別交信件数でFMとC4FMの認識ができなかったので修正。
その後の進捗状況(2021/8/6、8/7の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・JT-Get’sに受信中のバンドだけのB4表示とする機能を追加。
最下行のバンドで判断します。JTDXでは機能しません。
メニューのBand(N)をクリックします。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.33
・Turbo HAMLOGホームページ

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年9月13日時点で、アマチュア局は「382,626局」の免許情報が登録されている。前回紹介した9月6日時点の登録数から1週間で157局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年9月13日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「382,626局」の免許状情報が登録されていた。前回、9月6日時点のアマチュア局の登録数は「382,783局」だったので、1週間で登録数が157局ほど減少した。
また、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年9月13日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「12局」の免許情報が登録されていた。前回、9月6日時点の登録数は「14局」だったため、この間に1週間で2局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

鹿児島県の地方新聞社「南日本新聞」2021年9月11日付のニュースサイト「373news.com」は、鹿児島県鹿屋市在住で御年93歳のアマチュア無線家、安田祺太郎氏(JI6SRX)を取材し、アマチュア無線の魅力を紹介した。安田さんは「見ず知らずの人とつながり会話が弾む。自分の知らない世界が開けることは、いくつになっても楽しい」と記事で語っている。
※記事下の関連リンクから確認できますが、記事の公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。
記事によると、安田さんがアマチュア無線歴40年の中でもっとも思い出深い出来事として、1962(昭和37)年に世界で初めて小型ヨット単独無寄港太平洋横断に成功した故・堀江謙一(JR3JJE)が、1974(昭和49)年に日本初の小型ヨット単独無寄港世界一周を行っている真っ最中に交信に成功したときだとしている。
そうとうなパイルアップの中から、コールサインのあとに「鹿児島、鹿児島」と連呼した作戦が奏功して、堀江さんから「鹿児島の人どうぞ…」と応答があったという。そのとき交わした堀江さんとの会話なども合わせて紹介。
記事には、シャックで無線を楽しむ安田さんの近影画像を掲載。詳しくは記事下の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・93歳アマチュア無線家、今日も元気に「聞こえますか?」南極基地とも交信歴あり(南日本新聞)
・堀江謙一(ウィキペディア)

株式会社JVCケンウッドは2021年9月8日、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)のトランシーバー「TPZ-D563BT」「TPZ-D563」を9月下旬から発売すると発表した。いずれも業界トップクラスの薄型設計のコンパクトボディながら最大送信出力は5Wのハイパワー、本体とバッテリーに抗菌・抗ウイルス加工を施し、業界初の「SIA抗菌認証」を取得しているという。価格はオープン。
以下、JVCケンウッドのニュースリリースから抜粋で紹介する。
業界初、「SIA抗菌認証」を取得した“HyperDemitoss”の新ラインアップ登場
デジタル簡易無線機「TPZ-D563BT/TPZ-D563」(登録局対応)を発売
~「TPZ-D563BT」はBluetoothを新搭載し、ワイヤレスでの運用に対応~
株式会社JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、“HyperDemitoss(ハイパーデミトス)”の新ラインアップとして、登録局対応のデジタル簡易無線機「TPZ-D563BT/TPZ-D563」を9月下旬より発売します。本機は、無線機本体およびバッテリーに抗菌・抗ウイルス加工を施し、業界初の「SIA抗菌認証」を取得。優れた抗菌・抗ウイルス効果を備えます。また、業界トップクラスの薄型設計のコンパクトボディに、高耐久性能、および防塵・防水性能を搭載。室内業務はもちろん、野外業務に至るまで、幅広い用途で使用できます。さらに「TPZ-D563BT」は、Bluetoothを新たに搭載し、PTT付きワイヤレスヘッドセット「KHS-55BT」(別売オプション)を使用することにより、ワイヤレスでの運用が可能です。
<企画意図>
資格不要で簡単な申請手続きだけで無線局が開設できる登録制度に対応した当社デジタル簡易無線機“HyperDemitoss(ハイパーデミトス)”シリーズは通信相手の制限がなく、誰とでも手軽にコミュニケーションをとることができる点で、好評を得てきました。
今回、当社が発売する「TPZ-D563BT/TPZ-D563」は、これまで培ってきた通話品質やタフ性能はそのままに、抗菌・抗ウイルス加工を施し、業界初の「SIA抗菌認証」を取得。幅広い使用シーンでの運用をサポートします。また、業界トップクラスの薄型設計に加え、使いやすさに配慮したデザインを採用。装着しやすく、携帯もしやすいサイズ・重量と、悪天候などの環境下の使用にも対応する堅牢性を両立しています。
「TPZ-D563BT」はBluetoothを新たに搭載し、ワイヤレスに対応。PTT付きワイヤレスヘッドセット「KHS-55BT」(別売オプション)を使用することで、ケーブルを気にせず快適な運用が可能です。
大型施設や工事現場などにおける業務用途の連絡ツールとして、あるいはアウトドアレジャーなどにおけるプライベート用途の通信ツールとして、さまざまな使用シーンに幅広く対応し、より手軽に快適なコミュニケーションを実現します。
<「TPZ-D563BT」の主な特長>
●Bluetoothを搭載し、ワイヤレスヘッドセットに対応
Bluetoothを新たに搭載し、ワイヤレス化に対応。PTT付きワイヤレスヘッドセット「KHS-55BT」(別売オプション)を使用することにより、ケーブルを気にすることなく、ワイヤレスでPTTモード、PTTホールドモードおよびVOX運用が可能です。また、約3時間の充電で約8時間(Bluetooth電池セーブON時は約12時間)の運用ができます。さらに、PCとワイヤレス接続することで簡単に無線機の設定が可能です。
<2モデル共通の主な特長>
●1.業界初「SIA抗菌認証」を取得した抗菌・抗ウイルス仕様
無線機本体およびバッテリーに抗菌・抗ウイルス加工を施しました。交通機関、教育機関、ホテル、病院などで多くの実績を持つ抗菌・抗ウイルス材の空気触媒「セルフィール」を採用。ウイルスや菌、臭いの元となる物質に作用し、優れた効果を発揮します。さらに業界初となる「SIA抗菌認証」の取得により、幅広い使用シーンでの運用をサポートします。
●2.業界トップクラスの薄型設計により、持ちやすいコンパクトボディを実現
業界トップクラスの薄型設計(薄さ28.4mm)により、持ちやすいコンパクトボディを実現しています。また天面にイヤホンジャックを設置し、ベルトフックを使用して体に装着する場合でも、ポケットに入れる場合でも使用しやすいデザインを採用しています。
●3.騒音下やマスク越しの声も聞きやすい「はっきり聞取りモード」を搭載
「はっきり聞取りモード」をオンにすることで受信音の高域を強調。騒音下の音声や、マスク着用時のこもった音声も聞き取りやすくなります。
●4.1台で2台分の使い方ができるセカンドPTT機能を搭載
2つのグループのチャンネルを自動的に、交互に受信し、1台で2台分の使い方ができるセカンドPTT(送信)機能※6を搭載しています。さらに、各グループへは専用のPTT(送信)ボタンで直接送信が可能のため、指示もスムーズに行えます。
●5.混信のストレスを緩和する3種類のオート・チャンネル・セレクト(ACS)機能を搭載
・オート・チャンネル・セレクト(ACS)
混信を回避するチャンネル切り替えを自動化。送信側で空きチャンネルを高速サーチし、受信相手も切り替わります。
・グループACS
登録局は30チャンネルを6つのグループ(A~F)に振り分け、サーチを高速化。固定チャンネル感覚で運用できます。
・デュアルグループACS
セカンドPTTでは別グループでグループACSを使用できます。
●6.過酷な現場での使用を可能にする堅牢な防塵・防水設計
アメリカ国防総省軍用規格MIL-STDの11項目に適合する堅牢なボディを実現。また、IP54/55/67/68の防塵・防水設計により、粉塵や放水・水没などが想定される現場での使用を可能にします。
●7.メモリーコントロールプログラム「MCP-10B」によりPCから各種詳細設定が可能
・呼出チャンネル15で、自局ID名表示(全角最大7文字、半角最大14文字)の送受信が可能
・選択呼び出し機能搭載(グループ/個別/PTT呼出機能)
・自局ID名送信機能
・ステータス送信機能
・チャンネル一覧表示からの編集機能
・最大全角7文字のチャンネルネーム変更機能
・送受別UC(ユーザーコード設定)
・UC一致・不一致機能
・電源ON時の起動画面編集機能
・カスタマイズできる、キー割り当て、簡易メニュー、拡張メニュー機能など
●8.その他の主な機能
・全角最大7文字の表示を可能にする大型液晶を搭載
・従来比約30%の音声遅延の短縮を実現
・511通りのUC設定
・上空チャンネル受信機能
・コード32,767通りの秘話機能
・チャンネル15ダイレクト呼び出し機能
・VOX機能
・外部/内部マイク感度調整
・送受信音質調整機能
・スキャンとシークスキャン機能
・電源ON時のLED
<主な定格>
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・デジタル簡易無線機「TPZ-D563BT/TPZ-D563」(登録局対応)を発売(JVCケンウッド ニュースリリース)
・TPZ-D563BT/D563製品情報(JVCケンウッド)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、今年10月2日(土)と10月3日(日)に東京ビッグサイトで開催を予定していた「ハムフェア2021(アマチュア無線フェスティバル)」の中止を決定。JARL Webで発表した。
JARLの発表は次のとおり。
「アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2021の開催中止について」
来る10月2日・3日の両日に開催予定の「アマチュア無線フェスティバル ハムフェア2021」につきまして、理事会およびアマチュア無線フェスティバル実行委員会におきまして、慎重に検討を重ねた結果、新型コロナウイルスの急速な感染者数の増加に伴う緊急事態宣言地域の拡大、ならびに医療現場の逼迫状況を勘案し、全国より多くの方が来場される本イベントにおいて、来場者の皆様、出展者の方々やスタッフ等関係者の安全を最優先に考慮した結果、安全を確保することが困難であり、開催は不可能と判断し、中止することといたしました。
アマチュア無線の祭典である本イベントを心待ちにされていた皆様やその関係者の方々には、深くお詫び申し上げるとともに、何卒、事情ご賢察の上、ご理解賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟
会長 髙尾 義則
ハムフェア(アマチュア無線フェスティバル)は、1977年から毎年夏に開催されている日本のアマチュア無線界最大のイベント。一昨年の「ハムフェア2019」は8月31日~9月1日に行われ、無線クラブやメーカー、販売店など222ブースが出展。土日の2日間開催になってからでは過去最高となる、のべ42,000名の入場者で賑わった。
昨年(2020年)は、会場となる東京ビッグサイト(東京都江東区)が「東京2020オリンピック・パラリンピック」のメディアセンターとして使われる関係から、例年よりも遅い10月31日(土)と11月1日(日)の開催が計画され、約200ブースの申し込みがあった。しかし新型コロナウイルスの感染拡大で、来場者や出展者への安全確保が困難であるとして、7月16日のアマチュア無線フェスティバル実行委員会で検討の結果、中止が決定した。
今年(2021年)は、感染対策を講じた上で10月2日(土)と3日(日)の開催を予定していたが、8月18日に開かれた出展者説明会の時点で出展予定団体数は例年の半分弱(クラブ107、ビジネス・JAIA・協賛団体21の合計128)に留まった。
その後も東京を中心に全国的な「デルタ株」の感染拡大が続き、ビジネス系出展者や無線クラブなどが相次いで出展取り止めを表明する事態となっていた。こうした状況からJARLはアマチュア無線フェスティバル実行委員会、および9月11~12日に開催した第56回理事会において検討し、開催中止を最終的に判断したもの。
なお来年の「ハムフェア2022」の開催の有無および日程については、現時点では発表されていない。今後JARLにおいて検討されると思われる。
●関連リンク:
・アマチュア無線フェスティバル
ハムフェア2021の開催中止について(JARL Web)
・ハムフェア2021開催要項(JARL Web)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年9月12日の第454回放送は「DXを楽しむために揃えておきたい物」を特集。秋のDXシーズンを前に“DXを楽しむためにあったらいいな”と思う物、あったので良かったという物をピックアップするという内容だ。
公開されたポッドキャスト音声は52分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
●関連リンク: ハムのラジオ第454回の配信です