無線ブログ集
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「令和2年度電波利用環境保護活動用」のPRポスターに、元グラビアアイドルで現在は女優やタレントとして活躍している「壇蜜」が起用された
沖縄総合通信事務所が発表した行政処分は次のとおり。
総務省沖縄総合通信事務所は、電波法に違反した無線従事者に対して行政処分を行いました。
1.違反の概要および行政処分の内容
被処分者: 沖縄県南城市在住の男性(66歳)
違反の概要: 免許を受けずにアマチュア無線局を開設し、電波法第4条第1項の規定に違反した。
処分の内容:
無線従事者(第四級アマチュア無線技士)として、その業務に従事することを、本日から22日間停止する。
2.法的根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
3.関係法令および適用条項
・電波法第4条(無線局の開設)
無線局を開設しようとする者は、総務大臣の免許を受けなければならない。(以下略)
・電波法第79条(無線従事者の免許の取り消し等)
総務大臣は、無線従事者が次の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基づく命令又はこれらに基づく処分に違反したとき。(以下略)
沖縄総合通信事務所は「良好な電波利用環境を確保するため、今後も法令遵守に関する周知の徹底と電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 沖縄総合通信事務所 電波法違反の無線従事者に対する行政処分-無線従事者の従事停止処分-

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2021年4月5日時点で、アマチュア局は「386,603局」の免許情報が登録されている。前回紹介した3月29日時点の登録数から1週間で355局ほど減少した。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
今回、2021年4月5日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「386,603局」の免許状情報が登録されていた。前回、3月29日時点のアマチュア局の登録数は「386,958局」だったので、1週間で登録数が355局ほど減少した。
なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2021年4月5日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「121局」の免許情報が登録されていた。前回、3月29日時点の登録数は「127局」だったため、この間に1週間で6局が免許を失効したと思われる。
↓この記事もチェック!
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

コメット株式会社は2021年4月2日、公式サイトにアンテナアナライザー「CAA-500 MarkⅡ」の保証書に関するお詫びを掲載した。本年3月29日から4月1日までに出荷した同製品の中に、本体のシリアル番号と保証書のシリアル番号が合っていないものが8台あるという。同社は該当するシリアル番号を公開した上で、「製品本体のシリアルをご確認の上、購入元へご連絡していただけますよう、よろしくお願いいたします」と呼び掛けている。
コメットが掲載した「CAA-500 MarkⅡ」に関するお詫びは次のとおり。
「CAA-500 MarkⅡ」の保証書についてのお詫び
平素はコメット製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
この度、弊社で製造しております CAA-500 MarkⅡ の保証書について、2021年3月29日から4月1日までに出荷した製品の中で本体のシリアル番号と保証書のシリアル番号が合ってないことが判明しました。お客様には大変ご迷惑をお掛けする結果となり深くお詫び申し上げます。
該当シリアル(製品本体のシリアル)番号は
・AA21E10004
・AA21E10005
・AA21E10006
・AA21E10007
・AA21E10008
・AA21E10009
・AA21E10010
・AA21E10011
となっております。
お客様には誠にお手数ではございますが、お手元の製品本体のシリアルをご確認の上、購入元へご連絡していただけますようよろしくお願いいたします。
弊社は今後ともお客様にご満足いただける製品をお届けするべく、全力を尽くしてまいります。引き続きご理解ご協力を賜りますよう改めてお願い申し上げます。
詳細は下記関連リンク参照のこと。
●関連リンク:
・「CAA-500 MarkⅡ」の保証書についてのお詫び(コメット)
・製品情報 CAA-500 MarkⅡ(コメット)
・コメット 公式サイト

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。
2021年4月4日の第431回放送の特集は「最近のアマチュア無線ニュース」。エイプリルフールのニュースを伝えた上で、総務省による旧スプリアス規格で免許を受けている無線設備の使用期限(経過措置)を当分の間延長するという意見募集を実施、空間伝送型ワイヤレス電力伝送システム(2.4GHz帯や5.7GHz帯のアマチュアバンドも含むシステム)に関する意見募集の実施、米国がアマチュア無線資格の取得時などに費用(受験料とは別に35ドル)を徴収するという話題などを紹介した。
公開されたポッドキャスト音声は約46分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesかSticherのリンクからも聴くことができる。
なお「ハムのラジオ」は、地上波としては千葉県成田市のラジオ成田で毎週日曜日の21時に放送されているが、2020年4月6日からは毎週月曜日の13時に前日の再放送も開始された。
●関連リンク: ハムのラジオ第431回の配信です

先週のアクセスランキング1位になったのは、「<『お金を振り込んでも商品は届きません』との評判が…>アマチュア無線機器の激安販売!?をうたう詐欺サイトの仰天価格」。一見すると一般的なECショップに見えるが、TV・オーディオ・カメラ>オーディオ>無線・トランシーバー>アマチュア無線機などでたどっていくと、見覚えのある製品の数々が現れる。それも記載されている価格が激安なのだ。例えば、HF/50MHz帯トランシーバー「FTDX10」のセット売り「当店通常価格 236,500円」が、驚きの「価格 70,950円(税込)」となっている。実に70%OFFだ。明らかに怪しい。

「【液晶保護フィルム付き】FTDX10(FT-DX10)&M100&DM-330MV【新製品】八重洲無線HF/50MHzトランシーバー 100W&純正スタンドマイク&30Aスイッチング電源セット【送料無料(沖縄県への発送不可)】」と記載のある製品は、「当店通常価格 236,500円」が、驚きの「価格 70,950円(税込)」となっている。実に70%OFFだ
続く2位は、アマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」が2021年6月号で通巻900号を迎えることを記念し、CQ出版株式会社が戦後から1970年代後半までに発売された日本のアマチュア無線機を同誌上からすべて集めた書籍「日本アマチュア無線機名鑑」を2021年4月21日に刊行するという情報。掲載されている機種は90メーカーの合計600機種を超える、まさに“名鑑”の名にふさわしい内容だとしている。筆者はJJ1GRK 高木誠利氏。B5版248ページで価格は3,300円(税込み)。記事では網羅されるアマチュア無線機のメーカ名や型番などを紹介。Twitterには「大手社のよく知られたオールドリグを並べた通りいっぺんの写真集とはひと味違う。知らん機種どころか、知らんメーカー満載!これは買いだわ、絶対買う」という呟きもあった。
3位は、アルインコ株式会社が免許や資格が不要な屋内型特定小電力無線マルチレピーター(中継器)「DJ-P113R」を4月下旬から発売開始すると発表したニュース。同モデルについて、「DJ-P111R屋内中継器の後継として企画されましたが、設計を進める中で『あれも入れよう』『これも入れよう』と欲張った結果、“超多機能レピーター&トランシーバー”と呼べる製品に仕上がりました。DJ-R20Dで特小無線に中継機能付きの“超多機能トランシーバー”というジャンルを創造した弊社が、また“超多機能レピーター”というジャンルを創ったと自負しております」とメーカーでは説明している。また、アルインコ特許の「お願いコール」を初採用。これは使用中の中継CHに混信が発生した場合、丁寧に「このチャンネルは混み合っています。他のチャンネルへの変更をお勧めします」などと音声ガイダンスを発する機能である。価格はオープン。
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)<「お金を振り込んでも商品は届きません」との評判が…>アマチュア無線機器の激安販売!?をうたう詐欺サイトの仰天価格
2)<戦後から1970年代後半までの国産リグ、600機種以上を掲載!>CQ出版社、4月21日に「日本アマチュア無線機名鑑」を刊行
3)<設計段階で「あれも入れよう」「これも入れよう」と欲張った結果誕生>アルインコ、基地局にもなる特定小電力無線マルチレピーター「DJ-P113R」を発売
4)<3月27日から意見募集を実施>総務省、コロナ禍のため「新スプリアス規格」への移行期限を“当分の間”延長の方針
5)<八重洲無線の対象機種を買って、最大1万円のクーポン券がもらえる>JARL会員が対象「JARLフレンドリーショップ」キャンペーン実施
6)<投稿採用分には掲載誌や粗品を贈呈>CQ ham radio誌が通巻900号を記念し「CQ誌とわたし」の投稿を募集中
7)<海外サイトで複数の商品が出回る>日本の有名ブランドを「盗用」した無線機に注意
8)<リリース候補(ベータ版)「2.4.0-rc4」も公開>WSJT-Xの新バージョン2.3.1正式版がリリース
9)<IC-705にヘッドセットとフットスイッチを接続>「月刊FBニュース」2021年4月1日号きょう公開
10)<IC-705受信改造判明! 第3特集は「受信アンテナ活用ガイド」>三才ブックスが月刊「ラジオライフ」2021年5月号を刊行

アマチュア無線業務日誌のフリーソフトとして、多くの無線家に愛用されている「Turbo
HAMLOG(通称「ハムログ」)」。今回、2021年4月3日にそのWindows版の最新バージョンとして「Ver5.32a」が公開された。前回「Ver5.32」の公開は2021年1月9日だったので、約3か月ぶりのアップデートとなる。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。今回、そのハムログのメジャーアップデートが2021年4月3日に公開された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
Ver5.32a 2021/4/3
・「WSJT-X~ALL.TXTを表示」では、
* 選択セルに色を付けるで、色を付けるセルをUTC,dB/DT/Freqのセルに変えました。
* 8Q7/JG1MOUのようなコールがB4表示できなかったので修正。
* 「データの表示&修正」がアクティブなときはALL.TXT表示が止まるようにしました。
* JTDXの場合、月が替わったら自動的に新しいALL.TXTを開くようにした。
* ファイルメニューにJTDX用のALL.TXTを開くを追加。
・QSOデータチェッカーではFT8などもチェックできるよう修正。
・ユーザーリストGet’sから登録する場合、氏名に環境依存文字がある場合は文字化けするので登録できないようにしました。(髙、﨑、濵など)
ホームページから登録してください。
・レコード番号で検索したときは、メイン画面もそのデータを指し示すようにしました。
・QSL印刷のMode検索はモードをカンマで区切って複数指定できるよう変更。
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.32a
・Turbo HAMLOGホームページ

パソコンやスマートフォンでラジオが聴けるサービス「radiko(ラジコ)」が、放送エリアを越えて全国すべての民放ラジオ(計99局)を楽しめる「エリアフリー聴取」の30日間無料体験クーポンを先着9,999名に配布する「#春ラジオ99キャンペーン」を2021年3月29日から4月25日まで実施中だ。電離層に頼らず(インターネットに頼ることになるが…)全国のラジオを思う存分楽しむチャンスだ。
日本のラジオ放送をインターネットで同時配信(過去1週間以内の番組も一定条件で聴取可能)する「radiko(ラジコ)」は、2010年に全国で本格サービスを開始した。その後は徐々に参加する放送局が増え、2020年9月には全国すべての民放ラジオ(計99局)が配信に参加。放送大学やNHKラジオ第1とNHK-FMも配信し、月間利用者数は約1,000万人に迫るという。
radikoはパソコンまたはスマートフォンのアプリなどを使って誰でも利用できるが、無料で受信できるのは「現在いるエリアの地元ラジオ局」「全国放送であるラジオNIKKEI(第1・第2)と放送大学」「エリア内のNHKラジオ第1とNHK-FM」に限られる(NHKはタイムフリー非対応)。しかし月額385円(税込)のプレミアム会員になると、日本全国の民放ラジオ局すべてが聴き放題(エリアフリー聴取)になる。現在のプレミアム会員数は約87万人と伝えられている。
2021年3月29日から4月25日まで行われている「#春ラジオ99キャンペーン」では、radikoのエリアフリー聴取が30日間無料で体験できるクーポンを先着9,999名に配布している。専用サイトで表示される「クーポンコード」を、プレミアム会員登録の手続きの際に入力するというものだ。
これまでradikoを使ったことがない方や、無料で使えるエリア内聴取のみで楽しんでいた方は、この機会に全国のラジオ局のエリアフリー聴取を体験してはいかがだろうか。電離層に頼らず、フェージングや外国電波の混信もなく、朝でも昼でも遠くのラジオ局を高音質で聴けるのはradikoならではの楽しみだ。
なお「#春ラジオ99キャンペーン」では、radikoのtwitterアカウントをフォローして、ラジオを聴くための最新アイテムが当たるプレゼント企画も実施中だ。
●関連リンク:
・#春ラジオ99キャンペーン 特設ページ(radiko)
・radiko 配信エリアについて(radiko)
・エリアフリーとは?(radiko)
・radiko公式サイト

日本における、2021年4月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。1エリア(関東管内)の関東総合通信局と、3エリア(近畿管内)の近畿総合通信局からそれぞれコールサイン発給状況の更新発表があった。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

青梅アマチュア無線クラブ(JA1ZYG)は、東京都青梅市が2021(令和3)年4月1日に市制施行70周年を迎えたことを記念して、アマチュア無線を利用し広く全国に“青梅市”をアピールするとともに、市内のアマチュア無線愛好者を始めとした全国のアマチュア無線愛好者の活性化に供することを目的に、2021年4月1日から2022年3月31日までの交信を有効とする「青梅市市制施行70周年記念アワード」の発行と、2021年4月1日から12月31日まで運用を行う青梅市市制施行70周年記念特別局「8N1OME」を開局し、記念運用を開始した。
「青梅市市制施行70周年記念アワード」の規約は以下のとおり(一部抜粋)。
青梅市市制施行70周年記念アワード発行要領
青梅市は、昭和26(1951)年に青梅町・霞村・調布村が合併し青梅市が誕生しました。さらに、昭和30(1955)年には、隣接する吉野・三田・小曾木・成木の4か村が編入され現在に至っております。この青梅市も令和3(2021)年4月1日に市制施行70周年を迎えることになり特別局を開局し、記念アワードを発行することにいたしました。
1.アワード発行の目的
青梅市市制施行70周年に合わせ、アマチュア無線を利用して広く全国に青梅市をアピールすると共に、市内のアマチュア無線愛好者を始めとした全国のアマチュア無線愛好者の活性化に供する。
2.アワードの名称
「青梅市市制施行70周年記念アワード」
3.発行者
青梅市長 浜中啓一
4.発行対象者
日本国内のアマチュア無線局(国外局は除く)
5.アワードの種類と条件
A賞:1つのバンドで70ポイントを達成する。
B賞:複数のバンドで70ポイントを達成する。
6.ルール
青梅市内から運用するアマチュア無線局と交信(受信)し、下記に定めるポイントを獲得する。
(1)青梅市市制施行70周年特別局(8N1OME)との交信(受信)は20ポイント。ただし、1つのバンドにおいて運用期間中異なる日付で2回までの交信が有効。
(2)青梅アマチュア無線クラブ局(以下「JA1ZYG」)との交信(受信)は10ポイント。ただし、1つのバンドにおいて1日1回の交信が有効。
(3) JA1ZYGメンバー局との交信は5ポイント。ただし、同一局との交信は1つのバンドにおいて1日1回の交信(受信)が有効。
(4) 青梅市内局(移動局を含む)との交信は1回につき1ポイント。ただし、同一局との交信は1つのバンドにおいて1日1回の交信(受信)が有効。
(5) 申請に際し、交信(QSO)もしくは受信(SWL)のいずれかとし、混合は無効とする。
(6) 8N1OME、およびJA1ZYGとの交信(受信)を含まなくても有効。
(7) QSLカードの取得、提出は必要としない。
(8) 運用モードはすべてのモードにおいて有効。
7.希望する特記事項
(記入例)HF、U/VHF、CW、デジタル、FM、SSB(例 ONEDAY,2021/4/15)
8.有効交信期間
2021年4月1日00:00 JSTから2022年3月31日24:00 JSTまで。ただし、特別局8N1OMEの運用は2021年12月31日までとなります。
9.アワード申請期間
2021年5月1日から2022年6月30日まで。
10.申請方法
JARL様式のアワード申請用紙およびログシート(エクセル形式)。JA1ZYGホームページに申請用紙およびログシートを掲載します。申請書は郵送、もしくはメールでも受け付けます。
11.申請手数料
各アワード申請1回につき500円(振込み手数料などは申請者がご負担ください)
詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。
●関連リンク:
・青梅市市制施行70周年記念アワード規約
・青梅市市制施行70周年アワード
青梅アマチュア無線クラブメンバー局およびポイント数
・青梅アマチュア無線クラブ(JA1ZYG)
・8J3SC・8N1OME・8N0WA(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

2021年4月1日、アルインコ株式会社は免許や資格が不要な屋内型特定小電力無線マルチレピーター(中継器)「DJ-P113R」を4月下旬から発売開始すると発表した。同モデルについて、「DJ-P111R屋内中継器の後継として企画されましたが、設計を進める中で『あれも入れよう』『これも入れよう』と欲張った結果、“超多機能レピーター&トランシーバー”と呼べる製品に仕上がりました。DJ-R20Dで特小無線に中継機能付きの“超多機能トランシーバー”というジャンルを創造した弊社が、また“超多機能レピーター”というジャンルを創ったと自負しております」とメーカーでは説明している。価格はオープン。
アルインコのプレスリリースから抜粋で紹介する。
<主な特徴>
・特小無線の交互通話、無線連結交互通話の中継に対応します。
・現在特小で弊社が採用するすべてのモード(交互、中継子機、2・3・4者間同時)で基地局トランシーバーとしてお使いになれます。DJ-R200Dに匹敵する、40を超えるセットモード項目を備えた本格的なトランシーバーです。通話エリアもフィールドテストでDJ-R200DLに勝るとも劣らない結果が出ています。
・中継器として運用中も、マイク(内蔵、またはオプションどちらも使用可能)から中継と同じCHで通話可能、ダウンリンク中の信号に音声をかぶせる「割り込み送信」もできます。
・液晶と操作ボタンを採用、リモコンなしで簡単に設定ができるほか、おなじみのACSHで交互中継CH設定済のトランシーバーを送信させて自動設定もできます。
・アルインコ特許の「お願いコール」を初採用いたしました。これは使用中の中継CHに混信が発生した場合、丁寧に「このチャンネルは混み合っています。他のチャンネルへの変更をお勧めします」、または「このチャンネルは混み合っています。チャンネル○○○への変更をお勧めします」と音声ガイダンスを発するものです。この機能をONにするとバックグラウンドで中継CHを自動スキャン、空いたCHを見つけておくもので、複数の受信回路を持つDJ-P113Rならではの仕様です。
・壁掛け、固定両用に使えるスタンドとマイク用のオプションハンガーが付属、天井近くに設置しても5mケーブル付きのEMS-501スピーカーマイクで通話できます。
・内蔵スピーカーの音声出力は余裕の3W、需要の多い特小無線モニター(厨房、店舗の事務所スペースなど通話はしないが職員の交信を常にモニターしたい用途)としても最適です。
・DJ-P113Rは、2者同時通話の中継をさせていない以外は“全部入り”です。
<定格>
・使用周波数帯/チャンネル: 特定小電力無線421/422/440MHz 中継用27ch、通話用20ch
・電波形式: F3E(FM)、F1D(FSK)
・送信出力: 10mW、1mW
・受信感度: -14dBu(12dB SINAD)
・音声出力: 3W以上(本体スピーカ:4Ω)、400mW以上(外部出力)
・通信方式: 単信、半複信、複信
・定格電圧: DC 6.0V(DC IN)、3.7V(別売Li-ionバッテリーパック)
・消費電流:
送信時:75mA(High)/65mA(Low)、受信最大出力時:1.5A、受信待ち受け時:83mA、バッテリセーブ時:28mA
・動作温度範囲: 運用-10℃~+50℃、充電0℃~+45℃(別売EBP-60が必要)
・寸法(突起物除く/約): 高さ94.5×幅200×厚さ50.4mm、EDC-122 ケーブル長 約1.8m
・質量(約): 本体 318g(ACアダプター別)、ハンガーのみ 64g/スタンドのみ 34g
●関連リンク:
・特定小電力無線レピーター(中継器)&トランシーバー「DJ-P113R」
・アルインコ株式会社電子事業部