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link hamlife.jp hamlife.jp (2024/11/23 16:05:26)

現在データベースには 6117 件のデータが登録されています。

feed <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(10月5日時点)、アマチュア局は1週間で284局(約41局/日)減少し「391,964局」 (2020/10/5 12:25:27)

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2020年10月5日時点で、アマチュア局は「391,964局」の免許情報が登録されている。前回紹介した2020年9月28日時点の登録数から1週間で284局ほど減少した。

 

 

 

 総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。

 

 その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。

 

 今回、2020年10月5日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「391,964局」の免許状情報が登録されていた。前回、2020年9月28日時点のアマチュア局の登録数は「392,248局」だったので、1週間で登録数が284局ほど減少した。

 

 なお、1982(昭和57)年12月にスタートした「パーソナル無線」は、有効期限が残っている一部の局を除き2015年(平成27年)11月30日をもって使用期限を迎えたが、2020年10月4日時点のデータベースによると、パーソナル無線局として「264局」の免許情報が登録されていた。前回、2020年9月28日時点の登録数は「272局」だったため、この間に1週間で8局が免許を失効したと思われる。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

 

<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映

 

<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた

 

<免許状の有効期限まで継続運用可能>900MHz帯の「パーソナル無線」は、平成27年11月30日以降も使用できる!!

 

 

 

 

2019年1月7日からWebサイトのデザインと仕様が変更された総務省が提供する「無線局等情報検索」サービス

例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」(左)と「移動する局」(右)の2つの免許状情報が表れる

 

 

●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
・アマチュア局40万局割れ(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・無線局等情報検索の更新タイミング(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

 

 

 


feed <10月は「受信環境クリーン月間」>河北新報、「アマチュア無線違反の検問実施 東北通信局と気仙沼署 工事車両対象」と報道 (2020/10/5 12:05:16)

宮城県の県紙「河北新報」のインターネット版「河北新報ONLINE NEWS」は2020年10月3日に「アマチュア無線違反の検問実施 東北通信局と気仙沼署 工事車両対象」と題した記事を掲載した。東北総合通信局は宮城県警気仙沼署とともに不法無線局の取り締まりを実施し、無免許でアマチュア無線などを運用する工事車両などがいないか検問を行ったとしている。折しも10月1日から31日までは「受信環境クリーン月間」である。受信環境の保護を目的に、全国の総合通信局では周知広報活動のほか、警察など捜査機関と共同で不法無線局の取り締まりなどが積極的に行われている。
※記事下の関連リンクから確認できますが、記事の公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。

 

 

 

 記事によると、10月2日、東北総合通信局は宮城県警気仙沼署とともに国道284号線において不法無線局の取り締まりを行った。当日は総通職員と警察署員の計21人態勢で臨み、アンテナを取り付けたトラックやダンプカーなどの大型車両をパーキングエリアへ誘導し、許可された無線局なのか、また使用している無線機についてドライバーへ尋ねたとしている。

 

 約2時間半の取り締まりで計18台を調査。幸い、電波法違反となる摘発者はいなかったが、東北総合通信局によると、2011年3月11日に発生した東日本大震災のあと、被災地の復旧工事の工事車両による不適切な無線の利用が目立つほか、宮城県警気仙沼署にも同様の苦情が寄せられているそうだ。

 

 詳しくは、下記の関連リンクから写真付きの河北新報の記事で確認してほしい。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<電波障害の防止、不法局などの取り締まり強化へ>受信環境の保護を目的に10月1日から31日まで「令和2年度 受信環境クリーン月間」

 

 

令和2年度「受信環境クリーン月間」周知用ポスター

 

 

 

【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで

 

 

 

●関連リンク:
・アマ無線違反の検問実施 東北通信局と気仙沼署 工事車両対象(河北新報)
・受信環境クリーン協議会

 

 

 


feed <特集は「JARLについて、考えてみよう」>「ハムのラジオ」第405回放送をポッドキャストで公開 (2020/10/5 9:00:13)

「毎週、アマチュア無線を肴に、おかしく楽しく、そして深く、時には涙を、 時には役立つ話題をお送りしたいと思います。多彩なゲストをお迎えし、楽しく語って行きたいと思います。乞うご期待!」というハムのラジオ。2013年1月6日からインターネットでコンテンツの公開を行い、同年10月から2018年12月末までは茨城県水戸市の「FMぱるるん」で放送。2019年1月からは再びインターネット配信に戻っていたが、同年6月から毎週日曜日21時に千葉県成田市の「ラジオ成田」で地上波放送が再開した。さらに2020年4月からは毎週月曜日の13時から再放送も行われるようになった。

 

 

 2020年10月4日(第405回)の特集は「JARLについて、考えてみよう」。日本最大のアマチュア無線団体であるJARL(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟)の存在意義を考えてみるという趣旨で、発足から現在までの歴史を紹介し、電波法における“アマチュア業務”の定義、誰のための組織なのかを議論。JARLは会員のためのお遊びグループや生活協同組合ではないと直言した。

 

 公開されたポッドキャスト音声は約48分。聴取は下記関連リンクから。Web上のほかiTunesか、Sticherのリンクからも聴くことができる。

 

 なお「ハムのラジオ」は、地上波としては千葉県成田市のラジオ成田で毎週日曜日の21時に放送されているが、2020年4月6日からは毎週月曜日の13時に前日の再放送も開始された。

 

 

 

●関連リンク: ハムのラジオ第405回の配信です

 

 

 


feed 宇宙から届く画像を受信してみよう! 国際宇宙ステーション(ISS)から145.80MHzでSSTV送信ー--9月27日(日)~10月3日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2020/10/4 9:30:56)

先週のアクセスランキング1位は、3週連続で宇宙関係の記事となった。今回は、9月30日と翌日の10月1日の2回、国際宇宙ステーション(ISS)から145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、SSTV画像を送信するとARRLニュースが伝えたというもの。期間中に日本上空を通過するパスは、たったの2回ということで、なかなか厳しい状況のなかで受信に成功した局もいたようだ。新しい情報として、日本時間の10月3日(土)23時00分から10月9日(金)4時15分まで、SSTV画像送信の特別運用が計画されている( 2020年10月3日記事 )。

 

 

↓参考情報! 期間中における日本上空のISS飛来時刻(東京基準)を掲載

 

<日本時間10月4日(日)23時00分から10月9日(金)4時15分まで>ISS(国際宇宙ステーション)「RS0ISS」、145.80MHzでSSTV画像を送信

 

 

 

 

 

 続く2位は、「<旧『ラジオたんぱ』で知られる日本で唯一の民間短波放送局>ラジオNIKKEI第2放送(6.115MHz/50kW)が送信設備障害で減力放送中」。日本で唯一の民間短波放送局「ラジオNIKKEI」(旧社名:日本短波放送、旧愛称:ラジオたんぱ)の千葉県長生郡にある長柄送信所の送信設備に障害が発生し、同所から行っている「第2放送(6.115MHz)」は2020年10月1日の朝から送信電力を低減させた“減力放送”しているというニュース。すでに「送信設備障害復旧」したとのお知らせが、同日の19時に同社Webサイトに掲載されている。

 

 

ラジオNIKKEI第2放送の減力放送を伝えるお知らせ(同Webサイトから)

ラジオNIKKEI(日経ラジオ社)の長柄送信所(hamlife.jp撮影)

 

 

 3位は、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)用ハンディ機の新製品情報。アルインコ株式会社が、2017年春に発売され、使いやすい操作性と多彩な機能で好評の「DJ-DPS70」をBluetooth対応にした「DJ-DPS71」を10月上旬に発売開始すると発表した。同社製の専用イヤホンマイク「EME-80BMA」とスピーカーマイク「EMS-87B」が使用可能となった。付属バッテリーのタイプ違いにより「DJ-DPS71KA」(薄形2200mAhタイプ付属、税込み54,780円)と「DJ-DPS71KB」(大容量3200mAhタイプ付属、税込み60,280円)の2種類を用意している。

 

 

専用イヤホンマイク「EME-80BMA」とスピーカーマイク「EMS-87B」が使用可能

 

 

 

※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。

 

 

1)<日本時間9月30日(水)22時05分~、10月1日(木)21時30分~の2回>ISS(国際宇宙ステーション)「RS0ISS」、145.80MHzでSSTV画像を送信

 

2)<旧「ラジオたんぱ」で知られる日本で唯一の民間短波放送局>ラジオNIKKEI第2放送(6.115MHz/50kW)が送信設備障害で減力放送中

 

3)<人気のS70シリーズにBluetooth対応モデルが新登場>アルインコ、351MHz帯デジタル簡易無線(登録局)「DJ-DPS71」を発表

 

4)<6機種18モデルが同一番号での技適再取得を準備中>JVCケンウッド、「1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について」を告知

 

5)<いよいよ出荷スタート>アイコム、新製品「ID-52」のファームウェア、プログラミングソフトウェアなどを公開

 

6)<理事会報告、ただし書き地方本部長の委嘱ほか>JARLが最近公表した連盟運営に関する情報まとめ

 

7)<「コンテスト参加証」のダウンロードと「QSOパーティ」の日程変更ほか>「Radio JARL.com」第91回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開

 

8)<電波障害の防止、不法局などの取り締まり強化へ>受信環境の保護を目的に10月1日から31日まで「令和2年度 受信環境クリーン月間」

 

9)<テーマは「知られざる部活動の世界」>UMKテレビ宮崎の番組「バズラナイト」で宮崎大学無線部(JA6YBR)が紹介される

 

10)<移動運用時にポールやアンテナをコンパクトに収納できる>第一電波工業、オリジナルフィールドバッグ「ACB170」を新発売

 

 

 


feed <日本時間10月4日(日)23時00分から10月9日(金)4時15分まで>ISS(国際宇宙ステーション)「RS0ISS」、145.80MHzでSSTV画像を送信 (2020/10/3 12:05:36)

2020年10月2日付けのARRLニュースによると、日本時間の10月4日(日)23時00分から10月9日(金)4時15分まで、ISS(国際宇宙ステーション)が145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、SSTV画像を送信すると伝えている。コールサインは「RS0ISS」。地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。なお、前回、日本時間の2020年9月30日(水)22時05分から翌日の10月1日(木)03時45分までと、10月1日(木)21時30分から翌日の10月2日(金)02時45分の2回にわたり行われたISSからのSSTV画像送信は、多くの局が受信に成功した模様で、TwitterやFacebookなどで受信画像がアップされている。

 

ARRL NEWSから

 

 

 

 使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。

 

 なお、ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られる。

 

 

アマチュア無線機「TM-D710E」がロシアのISSサービスモジュールに搭載されている

 

 

 

 受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。

 

 

 

↓この記事もチェック!

 

<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始

 

 

 

●関連リンク:
・An ARISS Slow-Scan TV Event from the ISS is Scheduled(ARRL NEWS)
・ARISS Satellite SSTV planned for October 4-8(ARISS-SSTV images)
・ARISS SSTV Image Submission(画像アップロード)
・Two SSTV events during July 29 – August 4(QRZ NOW)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト「MMSSTV」
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・「きぼう」を見よう(JAXA)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)

 

 

 


feed 関東、近畿、四国、九州、東北、北陸の6つのエリアで発給進む--2020年10月3日時点における国内アマチュア無線局のコールサイン発給状況 (2020/10/3 9:30:44)

日本における、2020年10月3日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。10月に入って、1エリア(関東管内)、3エリア(近畿管内)、5エリア(四国管内)、6エリア(九州管内)、7エリア(東北管内)、9エリア(北陸管内)の各総合通信局からコールサイン発給状況の更新発表があった。

 

 

 

 各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。

 

 

 

 ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。

 

 その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。

 

 さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。

 

 また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。

 

 しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。

 

 このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。

 

 

 

●関連リンク:
・The Enigma of Japanese Call Sign System
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?

 

 

 


feed <陸上無線技術士免許の取得者や技術系大学・短大、専門学校、高専卒業者は大歓迎>民間短波放送局「ラジオNIKKEI」が、放送の根幹を担う技術職(正社員)を募集中 (2020/10/2 12:25:07)

日本唯一の民間短波放送局「ラジオNIKKEI」を運営する株式会社日経ラジオ社(旧社名:株式会社日本短波放送、旧愛称:ラジオたんぱ)が、放送監視を行うマスター業務や、スタジオ設備の保守、ミキサー業務、IT技術を使った放送管理業務などを行う技術系の正社員を募集している。勤務地は東京・虎ノ門(港区)の本社以外に、千葉県長生郡の長柄送信所なども含まれる。同社は「経験者、陸上無線技士の免許をお持ちの方は大歓迎! 放送設備(送信機や音声卓等)に興味がある方、パソコン・ネットワーク関連、ラジコなどのITメディア開発に興味がある方、放送や録音に興味がある方、動画配信に興味がある方! 一緒に仕事してみませんか?」と呼び掛けている。応募締め切りは2020年10月28日(水)17時。憧れの短波放送局に就職できるチャンスかもしれない!?

 

 

ラジオNIKKEIの求人ページより

 

 

 昨日「ラジオNIKKEI第2が送信設備障害で減力放送を実施」という記事を作成していたhamlife.jpスタッフが、ふと目にしたのが同局のWebサイトに掲載されていた求人記事だ。主調整室でのマスター業務や回線チェック、送信機の保守点検、中継現場でのミキサー業務などを行う技術スタッフの正社員を10月28日まで募集しているという。

 

移転前の「ラジオNIKKEI」主調整室(マスタールーム)。スタジオで収録した番組はこの部屋のサーバーを経由して送信所へ送られる(2013年撮影)

移転前の「ラジオNIKKEI」主調整室(マスタールーム)。ズラリと並ぶ無線局免許状に圧倒(2013年撮影)

 

 この求人、放送局の技術経験者の応募が歓迎されるのはもちろんだが、「陸上無線技士の免許をお持ちの方は大歓迎」という記載もある。有資格者には手当も支給されるらしい。さらに「放送設備(送信機や音声卓等)に興味がある方、パソコン・ネットワーク関連、ラジコなどのITメディア開発に興味がある方、放送や録音に興味がある方、動画配信に興味がある方! 一緒に仕事してみませんか?」「下記の経歴がある方は歓迎します!!! 技術系の大学・短期大学、専門学校、工業高等専門学校、卒業の方(特に電気、電子、通信、情報等の専攻の方)」「新卒の方からのご応募もお待ちしております!」とあるので、かなり幅広い人材をターゲットにしているようだ。ただし応募条件には「35歳位迄」という記載がある。

 

虎ノ門移転後の「ラジオNIKKEI」主調整室(マスタールーム)

「ラジオNIKKEI」長柄送信所の局舎。内部は管理室、宿直室、送信機器室などに分かれ、自家発電装置も設置。敷地内は警備会社による警備が行われている。敷地内にはときおり野生の雉(キジ)も出没。収穫された果樹は本社にも届けられる

 

 

 以下、同社の求人記事から抜粋で紹介する。

 


 

ラジオNIKKEIは民放唯一の全国放送のラジオ局。放送の根幹を担う技術職を募集いたします。

 

◆仕事内容と求める人材

 

★技術の仕事について
 主調整室(マスター)では番組とCMが問題なく送出されているかを監視し、音声ミキシングがきちんとされているか、回線管理についてのチェックなどを行います。 電波を発している送信所では、きちんと電波が出ているか保守点検を行っています。また、当社の技術職は競馬中継でのミキサー業務を行っており、競馬場からリスナーの皆様へ放送を無事届けられるよう仕事をしています。昨今、ラジオ番組は音声コンテンツだけでなく、インターネット放送や動画配信など番組の形態も多様化しています。そういったデジタルの分野においても強い人材を求めています。

 

★求める人材
 経験者、陸上無線技士の免許をお持ちの方は大歓迎!
 放送設備(送信機や音声卓等)に興味がある方!
 パソコン・ネットワーク関連、ラジコなどのITメディア開発に興味がある方!
 放送や録音に興味がある方!動画配信に興味がある方! 一緒に仕事してみませんか?

 

★業務内容
 当社の本社、送信所、競馬場等にて、主に以下の業務を担当します。

・主調整室(マスター)の保守
・番組、CM送出チェック
・送信所の保守・点検
・中継作業

 

 

◆募集要項

 

★雇用形態: 正社員(ただし入社後半年間は契約社員)

 

★応募条件:
 放送技術に興味のある方、基本的なPCスキルのある方、35歳位迄。※新卒の方からのご応募もお待ちしております!
 下記の経歴がある方は歓迎します!!!
 技術系の大学・短期大学・専門学校、工業高等専門学校、卒業の方(特に電気、電子、通信、情報等の専攻の方)

 

★勤務時間: 実働7.5時間・休憩1時間
 放送監視を行うマスター業務や、スタジオ設備の保守、ミキサー業務、IT技術を使った放送管理業務が主で、シフト制になります。宿泊勤務、出張もあります。

 

★勤務地:
 ラジオNIKKEI本社(東京都港区虎ノ門1-2-8)
 長柄送信所(千葉県長生郡長柄町)その他

 

★休日休暇: 2020年度 年間休日120日
 年末年始、特別休暇(慶弔等)、年次有給休暇(半休制度あり)

 

★給与: 入社時月給 21万円~30万円(経験や能力により相談のうえ決定)

 

★昇給・賞与:
 昇給:年1回
 ※正社員のみ 賞与:年2回

 

★諸手当:
 時間外・休日・深夜割増、陸上無線技術士、通勤(月額上限5万円)等各種手当

 

★選考プロセス:
 ①HPよりWEB応募
 ※WEB応募締め切り:10月28日(水)17:00
 ↓
 ②当社よりES(エントリーシート)をお送りします
 ↓
 ③ES・職務経歴書をメールにてご提出
 ※書類提出締め切り:10月30日(金)23:59
 ↓
 ④ES選考
 ↓
 ⑤面接(複数回)
 ※一次面接は11月9日(月)以降になります
 ↓
 内定
 ※ご入社日は、ご希望に応じます

 

★応募方法:
 HPより応募フォームにて応募(1週間を目途に採用担当よりご連絡いたします)。その後の選考内容は随時採用担当からお知らせいたします。なお、いただいた個人情報は選考のみに使用いたします。選考が終わり次第、速やかに破棄いたします。

 

★問い合わせ:
 電話 03-6205-7810(代表)(平日10時00分~17時00分受付)

 


 

 短波放送を「聞く側」から「送信する側」になり、50kW送信機や巨大なワイヤーアンテナを点検整備する仕事に就くチャンスかもしれない。詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

↓この記事もチェック!

 

<写真で見る>短波放送局ならではのアンテナ群、ラジオNIKKEI「長柄送信所」と「根室送信所」の全貌

 

<写真で見る>さようなら!! “昭和の香り”の短波放送局--「ラジオNIKKEI」社屋移転前の内部を激写!!

 

<“昭和の香り”の短波放送局>ラジオNIKKEI、取り壊しが始まったスタジオと新社屋の写真をTwitterで公開

 

 

●関連リンク:
・ラジオNIKKEIは民放唯一の全国放送のラジオ局。放送の根幹を担う技術職を募集いたします
・ラジオNIKKEI技術職採用 応募フォーム
・日経ラジオ社 会社案内

 

 

 


feed <理事会報告、ただし書き地方本部長の委嘱ほか>JARLが最近公表した連盟運営に関する情報まとめ (2020/10/2 12:05:35)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)がWebサイトの「JARL Web」などで最近公表した情報から、同連盟の運営に関するものをまとめて紹介する。詳細は記事末尾の関連リンクを参照のこと。

 

 

 

★第51回理事会報告(2020年9月5日開催)
 9月5日に開催された、JARLの第9回定時社員総会(継続会)の終了後、同総会で選任された役員(理事、監事)により別室で開催された「第51回理事会」の内容が9月11日にJARL Webの会員専用ページで公開されている(閲覧には会員パスワードが必要)。

 

 同理事会では第1号議案として「会長の選定について」、第2号議案で「副会長および専務理事の選定について」を審議。今後2年間のJARL運営の舵取りを行う会長(1名)、副会長(2名)、専務理事(1名)の選定過程が報告されている。結果は hamlife.jpで9月5日に速報した通り 、会長(代表理事)にJG1KTC 髙尾義則理事、副会長にJA5SUD 森田耕司理事とJA9BOH 前川公男理事が選ばれ、専務理事(業務執行理事)にはJE1KAB 日野岳 充理事の就任が全会一致で承諾された。

 

 

★社員総会開催結果(速報)、第9回定時社員総会議事録の公開
 第9回定時社員総会の開催結果は、JARL Webの「社員総会開催結果」で6月28日開催分と9月5日開催の継続会に分かれて公開(6月30日、9月8日にそれぞれ掲載)されている。これがJARLとしての開催リポートとなる。

 

 そのほか「第9回定時社員総会議事録」が、JARLの会員専用ページにPDF形式で掲載されている(閲覧には会員パスワードが必要)。これは開催日時、開催場所、出席社員の状況、議長、出席役員等、議事、議事の経過の要領およびその結果、決議事項などが箇条書きで簡潔にまとめられたJARLの公式文書で、9月18日付けで議事録署名人が署名を行っている。

 

 なお定時社員総会における議事詳細(出席社員との個別の質疑内容など)は、毎回「社員総会速記録」のコーナーに掲載されるが、今年の「第9回定時社員総会」の速記録は10月1日時点で公開されていない。

 

 

★第52回理事会報告(2020年9月19日開催)
 9月19日にJARL会議室とWeb会議システムを使って「第52回理事会」が開催され、その報告が10月1日にJARL Webの会員専用ページで公開された(閲覧には会員パスワードが必要)。議題は「顧問の任命について」「参与の選出について」「委員会の設置について」「役員の欠員について」「アワード委員会への諮問について」「コンテスト規程およびQSOパーティ規約の一部改正について」「東京オリンピック・パラリンピック記念局について」「アマチュア無線の社会貢献活動の促進及び無資格運用の範囲拡大について」という9項目で、このほかに報告事項があった。

 

 以下に、同理事会の議題で注目部分の要点を紹介する(※はhamlife.jpによる注釈)。なおいずれも審議の結果、出席理事が“全員異議なく承認”している。

 

・第1号議案 顧問の任命について
 定款第29条にもとづき、連盟運営に関してアドバイス等を受けるため「弁護士法人 法律事務所オーセンス」を連盟の顧問として任命。
(※同事務所の代表弁護士、元榮太一郎氏は 法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」 の元・代表取締役会長。9月18日に発足した菅義偉内閣で財務大臣政務官に任命された)。

 

・第2号議案 参与の選出について
 連盟の円滑な運営を図るため、参与の選出を行い、JA1HGY 間下尚彦氏、JA1HQG 有坂芳雄氏、JA1KAB 小室圭五氏、JE1MUI 遠藤静夫氏、JA9AMR 吉室 誠氏の5名を再任したほか、新たにJA1SLS 玉眞博義氏(※元JARL専務理事)を選出した。委嘱期間は2年間。

 

・第3号議案 委員会の設置について
 次の委員会を継続して設置することになった(カッコ内は委員長名=敬称略)。

 

 国際問題検討委員会(JE1MUI 遠藤静夫)
 会員増強組織強化委員会(JA7AJH 尾形和俊 ※委員長は新任)
 アマチュア無線フェスティバル実行委員会(JE1KAB 日野岳 充)
 ARDF委員会(JF0JYR 髙橋哲也)
 アワード委員会(JH1IED 須藤悦朗)
 コンテスト委員会(JR1LQK 土屋 勝)
 電子QSL委員会(JF0JYR 髙橋哲也)
 電磁環境委員会(JA1LAS 髙井正興)
 周波数委員会(JR1KHM 小谷元史)
 ワイヤレスネットワーク委員会(JH1BSJ 芝山 仁)
 D-STAR委員会(7M3TJZ 安田 聖)
 東京オリンピック記念局実行委員会(JH1LWP 島田守康)

 

・第4号議案 役員の欠員について
 第9回定時社員総会の審議結果により、理事5名と監事1名が「欠員」となっているが、定款上の定数を満たしていることから補充は行わないことを決定。地方本部長が不在になってしまった関東、東海、関西地方本部については、連盟規則第37条第1項を適用し、会長が当該地方本部区域の正員に「理事ではない地方本部長」を委嘱することを決定。人選は会長に一任された。【※委嘱された“理事ではない地方本部長”については最後の記事で紹介】

 

・第5号議案 アワード委員会への諮間について
 読売新聞社の「よみうりアワード」が今年12月末で発行終了となるが、現在も達成に向け愛好しているハムも多いことから、新たな目標として、JARLによるアワード発行(※「よみうりアワード」の代替になるもの)をアワード委員会に諮問することになった。

 

・第6号議案 コンテスト規程およびQSOパーティ規約の一部改正について
 コンテスト委員会から答申された、QSOパーティ規約の一部改正を審議し、来年からQSOパーティの開催期間を延長し(※9月27日放送の「Radio JARL.com」によると、1月2日から1月7日までの6日間開催)、連続参加者に対する記念品等が決まった。

 

・第7号議案 東京オリンピック ・パラリンピック記念局について
 来年に開催延期となった東京オリンピック・パラリンピックの記念局の現況と今後の方向を説明し、東京オリンピック記念局実行委員会の中に分科会を設置し「海外向けの記念局」の設置を検討することになった。

 

・第8号議案 アマチュア無線の社会貢献活動の促進及び無資格運用の範囲拡大について
 JARLは一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)と共同で、総務省へ「社会貢献活動の促進として、災害時等のボランティア活動や地方公共団体等のイベント・地域活動等において、アマチュア無線が日常的に支援できるようにするための利用範囲の拡大」「無資格運用の制度について、小中学生に限っては家庭内や学校内にアマチュア無線資格者がいれば日常的に体験できるように改正」という趣旨の要望書を提出することになった(要望書の提出方法、時期、文書等は会長一任)。

 

・業務報告1:JARL主催コンテストのデータベース化・参加証のダウンロードサービス開始
 コンテスト委員会が、過去のコンテスト参加記録をデータベース化し、「コンテスト参加証」をJARL Webからダウンロードできるサービスの運用を近日中に開始する。

 

・業務報告2:令和2年7月豪雨への対応
 7月3日の「令和2年7月豪雨」に伴い、熊本県支部から被災地での連絡設定等のため無線機の貸し出し依頼があり、九州総合通信局から免許を受け、ハンディトランシーバ10台を届けたが、到着時点で携帯電話等の復旧が進んだことから実使用には至らなかった。

 

・業務報告3:トランスポンダー搭載衛星NEXUS地上局の変更検査
 日本大学とJAMSATが共同開発したアマチュア衛星「NEXUS」は、大学側で予定していたミッションがほぼ終了したことから、今後はトランスポンダーの利用をアマチュア無線家により多く提供する予定で、設置場所以外での管制を可能とするため、地上局を「移動する局」へ変更するための検査が行われ合格した。

 

 

★ただし書きによる地方本部長の決定について(9月25日付け)
 JARLは第52回理事会の審議結果を受けて、規則第37条第1項ただし書きの規定により、空席となっていた関東、東海、関西の各地方本部長を9月25日付で下記の正員に委嘱し、9月30日にJARL Webで発表した。

 

・関東地方本部長:JH1LWP 島田 守康 氏
・東海地方本部長:JA2HDE 木村 時政 氏
・関西地方本部長:JR3QHQ 田中 透 氏

 

 JH1LWP 島田氏は前・関東地方本部選出理事(関東地方本部長)だったが、今年の令和2年通常選挙では19票差で落選した。またJA2HDE 木村氏は前・東海地方本部選出理事(東海地方本部長)、JR3QHQ 田中氏は前・関西地方本部選出理事(関西地方本部長)で、両氏とも令和2年通常選挙では無投票により理事候補者となったが、今回の第9回定時社員総会(継続会)では選任が否決された。3氏は令和4年の定時社員総会終結時まで、“理事ではない地方本部長”として、それぞれの地方本部で任に当たることとなるが、理事の職務に就くことはできない。

 

 

 

●関連リンク:
・第51回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ=要パスワード)
・社員総会開催結果 令和2年6月28日 第9回定時社員総会(JARL Web)
・社員総会開催結果 令和2年9月5日 第9回定時社員総会 継続会(JARL Web)
・第9回定時社員総会議事録(JARL Web 会員専用ページ=要パスワード)
・第52回理事会報告(JARL Web 会員専用ページ=要パスワード)
・規則第37条第1項ただし書きによる地方本部長の決定について(JARL Web)
・JARL規則 PDF(JARL Web)
・JARL 理事・監事(JARL Web)
・JARL地方本部と地方本部長(JARL Web)
・弁護士法人 法律事務所オーセンス

 

 

 


feed <144MHz帯SSBモードのみ>10月5日(月)から1週間、「第27回 2mSSBグループ福岡マラソンコンテスト」開催 (2020/10/2 10:00:11)

2mSSBグループ福岡は2020年10月5日(月)0時から10月11日(日)24時までの1週間にわたり、国内のアマチュア局(記念局は除く)を対象に、144MHz帯SSBモードで「第27回 2mSSBグループ福岡マラソンコンテスト」を開催する。なお、ロールコール時のQSOはポイントにならないので注意してほしい。

 

 

 

 参加部門は「2mSSBグループ福岡会員の部 」と「一般局の部」の2つ。呼び出し方法は「CQ福岡マラソンコンテスト」。交信対象は国内のアマチュア無線局(記念局を除く)で、ナンバー交換は会員局の場合、「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「M(メンバー)」、一般局は「RS符号による相手局のシグナルレポート」を送る。

 

 得点は、一般局が会員局と交信をした場合は5点、そのほかの交信はすべて1点。なお、ナンバー交換が完全に行われた交信で、毎日00:00(JST)~24:00(JST)の間を得点とし、日付が変われば新たな交信として得点が得られる。マルチプライヤーは交信日数。

 

 ログの提出は10月31日(土)まで(必着)。詳しくは「第27回 2mSSBグループ 福岡マラソンコンテスト」で確認してほしい。

 

 

「第27回 2mSSBグループ福岡マラソンコンテスト」の規約(一部抜粋)

 

 

 

●関連リンク:
・第27回 2mSSBグループ 福岡マラソンコンテスト規約
・2mSSBグループ福岡

 

 

 


feed <旧「ラジオたんぱ」で知られる日本で唯一の民間短波放送局>ラジオNIKKEI第2放送(6.115MHz/50kW)が送信設備障害で減力放送中 (2020/10/1 12:25:24)

日本で唯一の民間短波放送局「ラジオNIKKEI」(旧社名:日本短波放送、旧愛称:ラジオたんぱ)の千葉県長生郡にある長柄送信所の送信設備に障害が発生し、同所から行っている「第2放送(6.115MHz)」は2020年10月1日の朝から送信電力を低減させた“減力放送”となっている。実際に受信してみると信号が第1放送(6.055MHz)よりも弱いことがわかる。同局はWebサイトで「復旧次第、改めてお知らせいたします」「ラジコ(radiko.jp)の配信は通常通りです」と案内している。

 

 

ラジオNIKKEI第2放送の減力放送を伝えるお知らせ(同Webサイトから)

 

 

 日経ラジオ社の短波放送「ラジオNIKKEI」には、第1放送と第2放送という2つのプログラムがある。このうち「ラジオNIKKEI第1」は終日、千葉県の長柄送信所から6.055MHz/50kWで放送し、朝7時台と夕方17時以降は北海道の根室送信所から3.925MHz/10kWでも同時送信している。また「ラジオNIKKEI第2」は千葉県の長柄送信所から6.115MHz/50kWで放送。19時以降も番組がある場合は同送信所から3.945MHz/10kWに変更して放送している(下図参照)。

 

 

ラジオNIKKEI(日経ラジオ社)の長柄送信所(hamlife.jp撮影)

 

 なお同局が免許と送信設備(長柄送信所)を保有している第1放送の9.595MHz/50kWと第2放送の9.760MHz/50kWは、2018年秋以降、通常時の送信を行わない新体制になっている(下記記事参照)。

 

<9MHz帯は休止し“大規模災害の緊急放送用”に>短波放送局「ラジオNIKKEI」、2018年10月1日からは6MHz帯(6.055/6.115MHz)中心の送信体制に変更!!

 

 

 今回の送信設備の障害は千葉県長生郡の長柄送信所で発生した。東京近郊に住むhamlife.jpスタッフが、10月1日11時前にラジオNIKKEIの送信波をモニターしたところ、正常に放送を行っている「ラジオNIKKEI第1」(6.055MHz)は-74.8dBmと比較的強力に入感していたが、減力放送中の「ラジオNIKKEI第2」(6.115MHz)は-85.7dBmと、第1よりも10dBm以上弱い状態で入感していた。BCLラジオやHF機をお持ちの方はこの2波を聞き比べてみてはいかがだろうか。

 

通常通りの50kW送信が行われている第1放送は-74.8dBmで入感

減力送信が行われている第2放送は-85.7dBmと弱めの入感

 

 

 近年、ラジオNIKKEIで発生した送信障害としては、2018年9月6日の北海道胆振東部地震で根室送信所が停電し、9月7日の18時過ぎまで3.925MHzが停波した事態が思い出される(下記記事参照)。

 

【追記:送信が復旧!!】<北海道全域停電の影響>ラジオNIKKEI、「北海道胆振東部地震」により根室送信所(3.925MHz)が停波

 

 

ラジオNIKKEIの長柄送信所(千葉県長生郡)。左の2つの鉄塔間にダイポールアンテナが張られている

2019年秋にhamlife.jpが撮影した根室送信所のアンテナ

 

↓この記事もチェック!

 

<写真で見る>短波放送局ならではのアンテナ群、ラジオNIKKEI「長柄送信所」と「根室送信所」の全貌

 

<写真で見る>さようなら!! “昭和の香り”の短波放送局--「ラジオNIKKEI」社屋移転前の内部を激写!!

 

 

 

●関連リンク:
・減力放送のお知らせ[局より](日経ラジオ社)
・ラジオNIKKEI

 

 

 


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