無線ブログ集
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現在データベースには 7199 件のデータが登録されています。

JA主催では数少ない“日本対全世界”のDXコンテストである「JAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST(CW部門)」が、日本時間の2025年4月12日(土)16時から4月13日(日)22時までの30時間にわたって行われる。日本国内主催によるDXコンテストとしてはJARL主催の「ALL ASIAN DXコンテスト」が有名だが、本コンテストも毎年多くのDX局が参加している。なお、2022年4月6日付けで「ロシアとベラルーシによるウクライナへの侵略が行われたことに対して、JIDXコンテスト委員会は、ロシア局とベラルーシ局とのQSOはチェックログとしてのみ受け付ける」とのアナウンスがあり、今回もこの特記事項が継続されて開催される。
JIDXコンテスト実行委員会は2022年4月6日から以下のアナウンスを行っている。
機械翻訳は以下のとおり。
[2022-04-06]
本日、JIDXコンテスト実行委員会はこのような状況を鑑みた上で、ロシアとベラルーシによるウクライナへの侵攻を阻止するために、JIDXコンテストでのロシア局とベラルーシ局のエントリーを受け付けない。
これらの局とのQSOは、ポイント、マルチ(ゾーン、エンティティー)、そしてエントリーしたログのすべてが対象となる。ロシア局とベラルーシ局とのQSOはチェックログとしてのみ受け付ける。
とにかく戦争を止めよう! あなた方の苦情は、ウクライナに侵攻している、あなたの政府に伝えなければならない。
JIDXコンテスト委員会が開催する「JAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST」。昨年12月に行われた電話部門に続き、今回のCW部門は日本時間の4月12日(土)16時から4月13日(日)22時までの30時間にわたって、160m、80m、40m、20m、15m、10mの各バンドで開催される。
JA局はJA(JDを含む)以外のできる限りのゾーン、およびエンティティーに属するDX局とのQSOを行い、DX局はできる限り多くの都道府県マルチに属するJA局+JD局とのQSOを行う。コンテストナンバー交換はJA局が「RST+JARL制定都道府県番号(ただし北海道は支庁の別なく01とする)」を伝え、DX局が「RST+CQゾーン」を交換する。
使用コールサインと異なるエリアからの運用においては、コールサインの後に「/(ポータブル)運用エリア」を表示すること。ログの締め切りは、コンテスト終了1か月後の5月13日(火)消印有効。
なお、今回開催の「CW部門」から紙ログの受け付けは行わず、ロギングソフトで生成した電子ログのみの受け付けとなる。詳しくは「JAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST」の規約で確認してほしい。
●関連リンク:
・JAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST(日本語)規約
・JAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST(英語)規約
・JIDX Contest Official Page
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「地元・茨城のOM3人がお送りする新番組です。無線歴50年以上、平均年齢なんと69歳! アマチュア無線から地元のネタまで、楽しい話題で盛り上がります」というアマチュア無線番組「OMのラウンドQSO」が2016年6月5日から茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送されている。2019年1月の番組改変で30分番組に昇格し、毎週日曜日の21:30~の放送となった。2023年4月にレギュラー陣の1人だったJA1JRK 谷田部氏がサイレントキーとなり、2024年末でJH1DLJ 田中氏が番組を卒業。現在はJA1NFQ 中島氏とMCの演歌歌手 水田かおり(JI1BTL)、FMぱるるんの “局長” ことJA1VMP 海老澤氏の3名で進行している。
新たに音声ファイルが公開されたのは2025年4月6日(日)21時30分からの第460回放送。前半ではJA1NFQ 中島氏が、スマートフォンのアプリを使って日本中の主な鉄道路線(JR北海道、JR東日本、JR東海、JR四国と私鉄各社)の「駅スタンプ」がデジタルで集められる「 エキタグ 」を楽しんでいるという話と、昭和48年の2アマ国家試験(工学)の問題用紙(当時は記述式で10問出題)と合格通知の披露だった。
後半のJARDコーナーは三木JARD会長(JA1CIN)が出演。最近のアマチュア無線ライフとしてはDMRやAMモードを楽しんでいるという話に続き、機器を自作してアマチュア無線を楽しんでいた時代の話と青少年の「ものづくり」の意義、最近のSD会議の状況についてを語った。
番組音源は下記関連リンクにある放送済み音源公開ページで聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。放送終了後一定期間が経過したファイルから削除されるので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・OMのラウンドQSO 放送済み音源公開ページ
・palulun.net
The post <三木JARD会長が出演、最近のアマチュア無線ライフを語る>OMのラウンドQSO、第460回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

日本における、2025年4月8日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、4エリア(中国管内)の中国総合通信局、8エリア(北海道管内)の北海道総合通信局、6エリア(沖縄管内)の沖縄総合通信事務所からそれぞれ更新発表があった。
各総合通信局および沖縄総合通信事務所が公表している、コールサインの発給状況は下表の通り。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1 → JK1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<0エリア(信越管内)で「JJ0」のプリフィックスの割り当てが終了>令和7(2025)年1月24日発給分(免許の年月日)で「JK0AAA」から「JK0AAC」までの3局を確認
【追記:三巡目の「JL1AAA」発給】<「令和6(2024)年3月21日付」の発給から>1エリア(関東管内)、「JK」のプリフィックスが終了し「JL1AAY(三巡目)」からの割り当て開始が判明
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・JL1の再々割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
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一般社団法人 日本アマチュア連盟(JARL)は、既存の「AJAアワード」のルールを活用し、毎年、その年の4月1日から翌年3月31日までの1年間ごとに、2つ以上のアマチュアバンド(3.8MHz帯は3.5MHz帯に含まれる)を使って日本国内の異なる市・郡・区の100局以上のアマチュア無線局と交信(受信)すると得られる「年間AJAアワード(All Japan Award)」を2025年4月1日からスタートさせた。このアワードの申請期間は翌年4月1日から4月30日までの1か月間で、QSLカード取得は必要なく交信(受信)のみで申請できるほか、特記事項は最大3つまで。手数料は1,500円(JARL会員でない場合は3,000円)。なお「年間交信数の上位10名をアワードとは別に表彰状を発行する」としている。

JARLが新たに発行を開始する「年間AJAアワード(All Japan Award)」。毎年、その年の4月1日から翌年3月31日までの1年間ごと期間を区切って発行することから、画像のように対応する年号(年度)ごとに変わる仕様となる(年間AJAアワード見本)
JARLでは「アワードハントの楽しみや魅力を体験していただき、アワードの活性化を目指します」「全市、全郡、全区との交信修了者には、次なる目標にしていただくことも期待しています。一方で、ニューカマーにも将来的に既存のAJA取得の足がかりしていただくことを期待するものです」と説明している。
4月7日に正式発表された「年間AJAアワード(All Japan Award)」の規約は以下のとおり。
●「年間AJAアワード(All Japan Award)」の規約
申請要件: 2以上のアマチュアバンド(3.8MHz帯は3.5MHz帯に含まれるものとする)を使用して、日本国内の異なる 市、郡および区の異なる100局以上のアマチュア局と交信(SWLは受信)する。
交信(受信)有効期間: その年の4月1日から翌年の3月31日まで。
運用場所の条件および移動範囲: 自局の運用場所および移動範囲には、特に制限を設けない。
申請方法等:
①アワードを申請する場合は、次の書類に以下の手数料を添えて、連盟事務局会員部会員課へ提出する。
・JARL制定のアワード申請書1通
・交信記録リスト(準用:JARL制定QSLカードリスト)1通
②QSLカードを所持する必要はなく、交信(受信)のみで申請できる。
③手数料:1,500円(JARL会員でない場合は、3,000円)
申請期間: 翌年4月1日から4月30日まで。
その他:
①申請は同一コールサインで1回とする。
②特記事項は最大3つまで(アワード規約 第8条)
※周波数帯・電波型式・運用場所・QRP・QRPp・サテライト・D-STAR
③アワードの発行番号は付さない。
④本規約に規定するもののほか、JARL制定のアワード規程およびアワード規約の規定を準用する。
⑤年間交信数の上位10名をアワードとは別に表彰状を発行する。
●関連リンク:
・年間AJAアワード(All Japan Award)規約(JARL Web)
・JARL発行アワードの紹介(JARL Web)
・JARLアワード委員会のページ(JARL Web)
The post <JARL発行の新しいアワード誕生>1年間(毎年4月1日から翌年3月31日まで)に異なる100局以上の市・郡・区の局と交信(受信)すると得られる「年間AJAアワード」がスタート first appeared on hamlife.jp .

「アマチュア無線家の皆様がいま知りたい話題などを、いろいろな方にお電話をつなぎ、詳しい情報をお聞きしたいと思います」という、茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」の独自制作によるアマチュア無線番組「ビームアンテナ」が2023年7月2日にスタートした。番組は毎週日曜日の21時~21時30分に放送、MCは徳間ジャパン所属の演歌歌手で第2級アマチュア無線技士のJI1BTL 水田かおりが担当している。
新たな音声ファイルが公開されたのは2025年4月6日(日)21時からの第92回放送。前半は山内JARL常務理事(7K1BIB)が電話で登場し、現在JARLが呼び掛けている「 IARU R1 YOTAサマー・キャンプ2025 」(2025年8月18日~25日にフランスで開催)の参加者募集と「 JARL国際交流ボランティア 」募集について案内した。
番組後半ではアマチュア無線ニュースサイト hamlife.jpのスタッフが、最新のアマチュア無線界の話題と番組収録前(今回は3/29~4/4)に同サイトに掲載された記事の中で、特に注目されたものをピックアップして紹介、水田かおりとあれこれ語りあった。
●関連リンク:
・ビームアンテナ 放送済み音源公開ページ
・FMぱるるん
・palulun.net
The post <山内JARL常務理事が「IARU R1 YOTAサマー・キャンプ2025」「JARL国際交流ボランティア」を案内>ラジオ番組「ビームアンテナ」、第92回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

「アマチュア無線初心者の2人がお送りする一般の方・無線初心者向けの番組です。もちろんベテランの方も聞いてください。そして2人の珍質問に笑ってください」という、女性だけのアマチュア無線番組、CQ ham for girls。2014年8月3日から毎週日曜日の15時~15時30分に茨城県水戸市のコミュニティFM局「FMぱるるん」で放送が行われている。また千葉県木更津市のコミュニティ局「かずさFM」でも毎週日曜日の15時30分~16時に同内容を放送。さらに2023年4月からは栃木県の県域局「CRT栃木放送」でも毎週日曜日の10時から同内容の放送がスタートした。
新たに音声ファイルが公開されたのは2025年4月6日(日)15時からの第559回放送。今回もアマチュア無線の月刊誌「CQ ham radio」編集長の吉澤氏が出演。3月19日(水)に発売された「CQ ham radio」から、春の新生活シーズンにちなんで新製品情報(八重洲無線FTM-510Dシリーズ、日高電機製作所VS4010ATなど)を紹介した。
番組は下記関連リンクの「CQ ham for girls」の音源公開ページから。聞きたい放送日のものを選ぶと、mp3形式の音声ファイルで聴取できる。 なお放送後1か月が経過したファイルから削除されているので早めのワッチをオススメする。
●関連リンク:
・CQ ham for girls 放送済み音源公開ページ
・CQ ham for girls Facebookページ
・palulun.net
The post <CQ誌4月号掲載の新製品情報>CQ ham for girls、第559回放送分の音声ファイルをWebサイトで公開 first appeared on hamlife.jp .

アイコム株式会社は2025年4月7日、D-STAR対応機のレピータリストとメモリーデータの更新を行い、最新版(バージョン名は「250407」)の公開を開始した。またD-STARレピータの新規開設などに伴い、同社が作成しているPDF版のレピータマップも更新された。詳細は以下の通り。
<今回更新されたデータの内容、機種名/製品名、バージョン>
・JP1YMI 新設
・JR3WZ 閉局
●CS-80/880(クローニングソフト)、ID-80/880
・レピータリスト バージョン250407
●CS-31(クローニングソフト)、ID-31
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-31PLUS(クローニングソフト)、ID-31PLUS
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-51(クローニングソフト)、ID-51
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-5100(クローニングソフト)、ID-5100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-4100(クローニングソフト)、ID-4100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-51PLUS/CS-51PLUS2(クローニングソフト)、ID-51アイコム50周年記念モデル、ID-51新機能プラスモデル、ID-51
新機能プラスモデルII
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-9100(クローニングソフト)、IC-9100
・レピータリスト バージョン250407
●CS-7100(クローニングソフト)、IC-7100
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-9700(クローニングソフト)、IC-9700
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●RS-MS1A 、 RS-MS1I(スマートフォンアプリ用)
・レピータリスト バージョン250407
●CS-705(クローニングソフト)、IC-705
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-52(クローニングソフト)、ID-52
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-50(クローニングソフト)、ID-50
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
●CS-905(クローニングソフト)、IC-905
・レピータリスト&メモリデータ バージョン250407
詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク:
・D-STARダウンロード(アイコム D-STARサイト)
・D-STARレピータ全国マップ(国内)最新版
PDFダウンロードページ(アイコム)
・アイコム アマチュア無線コーナー
The post アイコム、D-STAR機のレピータリストとメモリーデータを更新、新バージョン名は「250407」 first appeared on hamlife.jp .

株式会社JVCケンウッドは2025年4月7日、TH-D75とTH-D74のD-STARレピータリストの更新を行い、新バージョン「Ver.20250407」を公開した。
TH-D75/TH-D74のD-STARレピータリスト更新は2025年3月21日に公開された「Ver.20250320」以来となる。詳細は以下の通り。
<今回データが更新されたD-STARレピータリストのバージョンと内容>
●TH-D74/TH-D75 レピータリスト: Ver.20250407 (2025年4月7日版)
追加修正内容:
・「JP1YMI A」(筑西430)を追加しました。
・「JR3WZ A」(滋賀守山430)の廃止にともない、レピーター情報を削除しました。
JVCケンウッドは「TH-D74 および TH-D75には、出荷時にあらかじめD-STARレピーターリストが書き込まれています。D-STARレピーターの開設状況などに応じて、レピーターリストが更新されることがあります。最新のレピーターリストファイルをお客様ご自身でダウンロードし、無線機に対応するメモリーコントロールプログラム (MCP-D74 または MCP-D75)、または市販のmicroSDメモリーカードを使用して、お手持ちの無線機に書き込むことができます」と説明し、その手順をWebサイトで公表している。
TH-D75/TH-D74 D-STARレピータリストの詳細は下記関連リンクから。
●関連リンク: TH-D75/TH-D74 D-STAR レピーターリスト(JVCケンウッド)
The post JVCケンウッド、TH-D75/TH-D74のD-STARレピータリストを更新、新バージョン名は「20250407」 first appeared on hamlife.jp .

日本国内の各アマチュア局について、許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報について、コールサインなどから検索できる総務省のデータベース「無線局等情報検索」によると、2025年4月7日時点で、アマチュア局は「344,135局」の免許情報が登録されていた。前回紹介した2025年3月31日の登録数「344,463局」から、1週間で328局ほど減少している。なお、アマチュア局に関しては、いわゆる「アマチュア無線の制度改革」により、電波法施行規則等の一部を改正する省令や関係告示などで2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入されている( 2023年3月22日記事 )。
総務省が提供する「無線局等情報検索」では、アマチュア局以外に、パーソナル無線、簡易無線、放送局など、さまざまな無線局の免許データが検索できる。2019年1月7日から同サービスのWebデザインを含めて仕様変更が行われ、ほぼリアルタイムで無線局データが確認できるようになった。
その後、2020年3月16日夜の更新を最後に4月15日まで、1か月間にわたるメンテナンス作業が行われた。電波法施行規則の一部改正に合わせて“免許状記載事項等が不公表となっている公共業務用無線局等(警察、消防ほか)”の一部データを反映するための改修だったようだ( 2020年4月15日記事 )。
さらに、2024年12月28日から2025年1月6日まで、年末年始に行われたサイトリニューアル(システム停止)で、メニューなどのデザインが大きく変わった。
今回、2025年4月7日時点で、同じコールサインでも「移動しない局」「移動する局」など、それぞれ無線局免許が分かれている場合を含め、アマチュア局として「344,135局」の免許状情報が登録されていた。前回、2025年3月31日時点のアマチュア局の登録数は「344,463局」だったので、1週間で登録数が328局ほど減少した。

「種類で探す」→「アマチュア局」をクリックすると、ご覧のメニューが表示され、日本国内のアマチュア局について、コールサインなどから許可されている電波の型式、周波数、空中線電力といった免許情報が検索できる

2023年9月25日から施行されたルールに則り、免許状に記載される周波数等(電波の型式、周波数及び空中線電力)は、アマチュア無線技士の資格別に対応した「一括表示記号」が導入され、例えば一般社団法人 日本アマチュア無線の中央局「JA1RL」で検索すると、「移動しない局」の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は一括表示記号の「1AF」に(左)、移動する局の「電波の型式、周波数及び空中線電力」は「1AM」となった(赤枠はhamlife.jpが記入)
↓この記事もチェック!
< “即日施行” と “9月25日施行” に分かれる>総務省「アマチュア無線の制度改革」、3月22日の官報号外で公布される
<官報号外で公布、4月15日から施行>電波法施行規則を一部改正、公共業務用無線局等(警察や消防などの一部)の“公表制度の見直し”を反映
<hamlife.jpスタッフの雑記>「令和」の無線局免許状を総合通信局で受け取ってきた
●関連リンク:
・総務省電波利用ホームページ 無線局等情報検索
・総務省 周波数等の一括表示記号
・全局の、周波数等の一括表示記号(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・総務省
許認可等の有効期間の延長等が認められる場合があります
・総務省 特定非常災害特別措置法の概要(PDF形式)
The post <総務省の最新データベース>無線局等情報検索(4月7日時点)、アマチュア局は1週間で328局(約47局/日)減少して「344,135局」 first appeared on hamlife.jp .

高知新聞の電子版「高知新聞 PLUS+」が、2025年4月6日(日)に高知県香美市で行われた子供たち対象の「アマチュア無線体験会」の模様を伝えた。当日使用されたコールサインは、高知ものべがわエリア観光博「ものべすと」のJARL特別局「8J5ANPAN」で、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)高知県支部が、高知県出身のやなせたかしさん夫妻をモデルにしたNHK連続テレビ小説「あんぱん」(2025年4月から放送開始)の応援を兼ねてJARL本部経由で申請したもの。高知ものべがわエリア観光博「ものべすと」が終了する2025年3月31日まで同支部加盟の6団体が交代で運用するとしている。

「高知ものべがわエリア観光博『ものべすと』JARL特別局(8J5ANPAN)」は、高知県出身のやなせたかしさんの代表作「アンパンマン」から、コールサインに「ANPAN(あんぱん)」が入っている(画像は「高知ものべがわエリア観光博「ものべすと」公式ホームページから)
記事によると、2025年4月1日に開局した「高知ものべがわエリア観光博『ものべすと』JARL特別局(8J5ANPAN)」は、一日に国内外の300局と交信することもあるという。
4月6日のアマチュア無線体験会は、高知県香美市香北町の健康センターセレネ前広場に無線機器とアンテナを設置して行われた。マイクを握った子供たちが「アンパンマン」にまつわるおしゃべりで交信を楽しむ様子や、アマチュア無線の感想などを紹介。JARL高知県支部の乃一支部長(JH5RDS)の話も伝えている。
詳しくは記事下の「関連リンク」から確認してほしい。記事購読には会員登録が必要だが、無料で読める。
なお、総務省は「アマチュア無線の交信体験(体験運用)により、アマチュア無線や電波の楽しさ・大切さ・使う責任を知る・学ぶことができ、科学技術や無線通信技術に対する理解と関心を深めることができます。この交信体験を『きっかけ』に、グローバルに活躍する将来の技術者・研究者が育っていくことが期待されています」と説明している。
↓この記事もチェック!
<3月22日(土)と23日(日)に集中運用>放送100年を迎えて「NHK東京アマチュア無線クラブ(JA1YQH)」が2025年12月末まで記念運用&特別QSLカードを発行
●関連リンク:
・朝ドラ「あんぱん」無線で応援 アマ高知県支部が特別局開設 県内外の愛好家らと交信中(高知新聞 PLUS+)
・8J5ANPAN(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・NHK連続テレビ小説「あんぱん」(NHK)
・やなせたかし(ウィキペディア)
・香美市立やなせたかし記念館
・高知ものべがわエリア観光博「ものべすと」
・総務省 アマチュア無線の交信体験制度(体験運用)
・JARL高知県支部
The post <地元出身のやなせたかしさん夫妻がモデル、NHK連続テレビ小説「あんぱん」を応援>高知新聞、「8J5ANPAN」による子供たち対象のアマチュア無線体験会の様子を紹介 first appeared on hamlife.jp .