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一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2021年7月23日から開催される「東京2020オリンピック・パラリンピック」を記念して、多くのアマチュア無線局にPRすることを目的に、各地方本部ごと開設する移動局、コールサイン「8J※OLYMPIC」の10局と、全国15か所においてハイパワー出力で世界中に向けて発信する、コールサイン「8N※OLP」の15局の計25局を、JARL特別記念局として2021年5月1日(土)から9月5日(日)まで開設・運用する(※には1~0のエリア番号が入る)。また、記念局のオンエアーに合わせて、「東京2020 JARL記念QSOパーティ」の開催( 2021年4月29日記事 )や「東京2020 JARL記念アワード」の発行( 2021年4月26日記事 )を行っている。
JARLが「東京2020応援プログラム」と題して、「JARL記念局インフォメーション」というコーナーを連盟Webサイトに開設した。
運用初日となる5月1日(土)には、東京・大塚のJARL本部から関東地方本部が開設するPR記念局「8J1OLYMP」や、北海道地方本部が開設するPR記念局「8J8OLYMP」、信越地方本部が開設するPR記念局「8J0OLYMP」、さらにひよどり山コンテストファームが運用する海外向け記念局「8N1OLP」などのコールサインがクラスターにアップされていた。
「JARLでは、2021年7月23日から開催される東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念して、記念局の運用を5月1日から開始しました。
各地方本部毎に開設する移動局のコールサインは8J※OLYMPICで、各地方本部内を移動し、各地方本部ごとに東京オリンピック・パラリンピックの開催をPR いたします。
また、海外局との交信のために全国15か所から8N※OLPが、ハイパワーで世界中のアマチュア無線家に向けてのPR運用をおこなっています。(※は1~0のエリア番号が入ります)」としている。
東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念した記念局
■地方本部が開設するPR記念局
※開設期間:2021年5月1日(土)から9月5日(日)まで
■海外向け記念局
※開設期間:2021年5月1日(土)から9月5日(日)まで
↓この記事もチェック!
<東京2020公認プログラム>5月1日から9月5日まで、東京2020オリンピック・パラリンピック開催記念「東京2020 JARL記念QSOパーティ」開催
<東京2020公認プログラム>東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念して6種類の「東京2020 JARL記念アワード」発行
●関連リンク:
・東京2020 応援プログラム JARL記念局インフォメーション(JARL Web)
・東京2020オリンピック・パラリンピックの開催を記念した記念局(JARL
Web)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、令和2年度(2020年4月1日~2021年3月31日)の事業報告を作成し、理事や社員など同連盟の関係者に配布した。その中で公表された2021年3月7日現在のJARL会員数と年齢層別の構成、男女比、無線従事者資格別分布、QSLカード転送枚数などを紹介する。
JARLが作成した資料「令和2年度事業報告」によると、2021年3月7日現在のJARL会員数は「正員」が56,837名(前年同期は55,901名)、「社団会員」が1,370名(同1,412名)、「家族会員」が1,256名(同1,341名)、「准員」が6,325名(同6,560名)の合計65,788名となっている。これは前年同期(2020年3月7日現在)の合計数と比較して574名の増加となっている。JARLによると3月7日現在の会員数が前年比で増加に転じたのは実に“27年ぶり”だという。
◆年齢層別会員構成
正員と家族会員の年齢層別会員構成は「5歳刻み」でグラフ化したものが掲載されている。
最も多い正員は66~70歳の10,572名。次いで61~65歳(9,786名)、71~76歳(9,380名)、56~60歳(8,900名)と続く。全体的に46歳以上から85歳に正員が集中している。40歳以下は合算してもわずか2.8%(1,616名)に過ぎず、前年同期よりも112名も減少している。一方で70歳以上は30.7%(15,529名)で前年同期よりも1,914名も増加している。
下のグラフは今回発表された正員の年齢層別構成と、1年前(2020年3月7日現在)、2年前(2019年3月7日現在)、3年前(2018年3月7日現在)、4年前(2017年3月7日現在)および5年前(2016年3月7日現在)のデータを比較してみたものだ。
5歳刻みで発表されていることの影響もある程度考えられるが、この5年間で46~50歳、51~55歳の会員数が大きく減少した一方、71~75歳と76~80歳が急増していることが読み取れる。特に昨年同期との比較では51~55歳が597名も減少したのに対し、71~75歳が1,226名も増加。27年ぶりに増加に転じたという会員数も、 実は若者層ではなく高齢者が中心 だったことが読み取れる。
また「お試し入会キャンペーン」が実施されている25歳以下は、2020年との比較では15歳以下、16~20歳、21~25歳のいずれも減少しているが、キャンペーン開始前の2016年3月7日現在と比較すると、対象の各年齢層で増加している(15歳以下=102%、16~20歳=151%、21~25歳=154%)ことがわかり、26~30歳の区分でも128%の増加となっていることから、一定の効果があったといえるだろう。
◆会員数増減グラフ
平成24(2012)年3月から令和3(2021)年3月までの会員数増減グラフが掲載されている。正員・社団会員・家族会員・准員の総計は、平成27(2015)年頃までは急激な右肩下がりが続いていたが、その後は減少に一定の歯止めがかかり、横ばいに近くなった。平成30(2018)年に入った付近から再び減少したものの、令和2(2020)年5月頃から増加に転じている。
◆男女比、エリア別会員数
正員、家族会員、准員を合算した「男女比」は、男子が62,336名で全体の96.8%。女子は2,082名で3.2%。今回は男子が714名増加した一方、
女子は98名もの減少(女子全体の4.5%に相当)
となった。減少の内訳は正員が-24名、家族会員が-55名、准員が-19名。ここ数年はなかった女性会員の大幅減少だが、家族会員からの退会が半数強を占めている。
エリア別会員数は下記の通り。コロナ禍の中、多くのエリアで会員数が増加し、前年比で会員数が減少したのは四国、東北、北海道の3地域のみとなった。
◆無線従事者資格別分布
正員と家族会員を「無線従事者資格別」で見てみると、昨年度と同様、多い順に4アマ→3アマ→2アマ→1アマ→1・2総通→3総通→1・2陸技→航空通となる(不詳者を除く)。4アマの割合は年々減少し今回は31.8%(前年度は32.1%)に。一方で3アマの割合は25.4%(前年度は24.8%)に増加、1アマの割合も19.4%(前年度は19.2%)と増加している。2アマの割合に変化はなかった。
◆QSL・SWLカード転送状況
この1年間にJARL
QSLビューローが取り扱った、QSL・SWLカードの転送状況を見てみよう。年間の処理枚数は946万9,860枚で、昨年よりも0.2%(21,500枚)の減少となっている。このうち国内転送枚数は797万9,279枚で、昨年度よりも1.5%の増加だったが、外国転送枚数は99万4,894枚と昨年度よりも14万1,721枚(12.5%)の減少となった。昨年までは外国への転送も毎月コンスタントに行われてきたが、令和2年度は4~6月と8~10月、12~2月の外国転送枚数が「0」となっている。コロナ禍の影響(海外向け小包などの受付停止)と思われる。
なお、このデータは “QSLビューローが当月転送作業を行った枚数” で、会員や海外局からビューローへ到着したカードの枚数ではない。コロナ禍以降、アマチュア無線家の「おうちで無線」という風潮が高まり、昨年夏にはRadio JARL.comで「わずか半月で50万枚もの転送用QSLカードがビューローに届いた」といった報告もあったほか、コンテストの書類提出者数やアワード申請数も軒並み増えていることから、会員からビューローへ送られてきたQSLカードの枚数自体は増加していると推測できる。
◆JARL NEWS発送状況
最後にJARL
NEWSの発送状況を見てみよう。発行月平均で45,115部が各会員へ発送されていることがわかる。前年比で1,334部の増加となった。
なお3月31日現在で「コールサイン@jarl.com」のE-mail転送サービスの利用者は29,156名(前年比で1,147名の増加)、毎月5日と20日に送信される「JARLメールマガジン」の配信数は30,452件(前年比で1,206件の増加)であることが公表された。
E-mail転送やメールマガジンの購読者はインターネットを日常的に利用していると推測できる一方、高齢の会員は現在も年4回郵送されてくるJARL NEWSを連盟情報を知る手段にしていると考えられる。
なお、ここで紹介したデータが掲載されているJARLの「令和2年度事業報告」は、現時点では一般会員向けには公開されていない。
●関連リンク: JARL Web

3エリア6mAMロールコールグループ主催の「第36回 6mAMコンテスト」が2021年5月4日(火・祝)9時から15時(バンドにより異なる)に開催される。国内すべてのアマチュア局が対等の条件で勝負できるルールで、コンテスト名称の“6m”に限らず28/50/144/430/1200MHz帯の各シングルバンドとマルチバンドの5部門(いずれもAMモードのみ)が設けられている。コンテストナンバーに「使用送信機名」を送るのもユニークな点だろう。
使用周波数は28/50/144/430/1200MHz帯で電波型式はAMモード(A3Eの全搬送波、またはH3E)。部門は28MHzの部、50MHzの部、144MHzの部、430MHzの部、1200MHz帯の部、マルチバンドの部の5つ。マルチバンドは2バンド以上で参加した局の各バンド得点を事務局で合計。ただし50MHz以外のバンドは得点を2倍にして計算するとしている。
ナンバー交換は、「RS符号による相手局のシグナルレポート」+「都府県支庁ナンバー」+「使用送信機名(例:FT-817ND、IC-9700、TS-600改、自作)」で、異なる局との完全な交信を1点。自作機&改造機を使用して参加した局は完全な交信を2点(2点にカウントできるのは自作機・改造機を使用した局の側だけ)。
それぞれバンドごとの開催時間と使用周波数帯、推奨使用周波数帯は以下のとおり。
28MHz帯:10:30~12:00
(使用周波数帯:28.600~28.850MHz/推奨使用周波数帯:28.700~28.850MHz)
50MHz帯:10:00~14:00
(使用周波数帯:50.300~50.990MHz/推奨使用周波数帯:50.400~50.900MHz)
144MHz帯:13:30~15:00
(使用周波数帯:144.250~144.490MHz/推奨使用周波数帯:144.400~144.490MHz)
430MHz帯:09:00~10:30
(使用周波数帯:430.250~430.700MHz/推奨使用周波数帯:430.400~430.500MHz)
1200MHz帯:12:00~13:30
(使用周波数帯:1294.200~1294.490MHz/推奨使用周波数帯:1294.400~1294.490MHz)
紙ログと電子ログ(フォーマットは提出先まで問い合わせること)の締め切りは5月31日(月)消印有効。ルールは、月刊誌「CQ ham radio」2021年5月号230ページの「国内コンテストコーナー」に掲載されている。
●関連リンク:
・第36回6mAMコンテスト規約(3エリア6mAMロールコールグループFacebookページ)
・3エリア6mAMロールコールグループ(Facebookページ)

日本における、2021年5月1日時点の「アマチュア無線局のコールサイン発給状況」をまとめた。新たに、1エリア(関東管内)の関東総合通信局と、2エリア(東海管内)の東海総合通信局からそれぞれ更新発表があった。2エリアの東海総合通信局からは、2021年1月13日時点のコールサイン発給情報以来、実に3か月半ぶりの更新となる。
各総合通信局で公表している、コールサインの発給状況は下表の通りだ。
ところでアマチュア局のプリフィックスの割当ての順番に触れておこう。まず1エリア(関東管内)を例に取ってみると、最初はJA1 → JH1 → JR1 → JE1 → JF1 → JG1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JS1と一度目の発給が行われた。
その後JE1からプリフィックスのアルファベット順での空きコールサインの再割り当てが行われ、JE1 → JF1 → JG1 → JH1 → JI1 → JJ1 → JK1 → JL1 → JM1 → JN1 → JO1 → JP1 → JQ1 → JR1 → JS1と進んだ。
さらにその後、数字の7で始まる7K1 → 7L1 → 7M1 → 7N1 → 7K2 → 7L2 → 7M2 → 7N2 → 7K3 → 7L3 → 7M3 → 7N3 → 7K4 → 7L4 → 7M4 → 7N4の発給が行われ、その後にJA1 → JE1 → JF1 → JG1 → JH1 →JI1 → JJ1と2度目の再割り当てが進行している。
また2エリア(東海管内)と3エリア(近畿管内)も、関東の1回目の再割り当てと同様に「JS2(JS3)終了後に、JE2(JE3)からプリフィックスのアルファベット順」で再割り当てが進行している。
しかし6エリア(九州管内)は、JQ6までの発給が終了後(JS6は沖縄に割り当て)、JA6から、プリフィックスのアルファベット順での再割り当てが行われている。
このあたりの経緯と詳細は、日本におけるコールサイン研究の第一人者、JJ1WTL・本林氏のWebサイトが詳しい。
↓この記事もチェック!
<総務省のデータベース「無線局等情報検索」で判明>7エリア(東北管内)、令和3(2021)年1月28日付で「JQ7AAA」を発給
<令和3(2021)年1月20日発給分から>6エリア(九州管内)、「JE6」のプリフィックスが終了し「JF6AAA(二巡目)」からの割り当て開始
●関連リンク:
・JQ7の割り当てに突入(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・The Enigma of Japanese Call Sign System(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)
・「「7K1~7N1」「7K2~7N2」「7K3~7N3」「7K4~7N4」は再割り当てされません」?(CIC:JJ1WTL 本林氏のブログ)

アイコム株式会社は2021年4月30日、LANやインターネット経由で同社のアマチュア無線機を遠隔操作できるIPリモートコントロール ソフトウェア「RS-BA1 Version2」に新機能を追加したアップデート版(Ver.2.40)を発表した。IC-7610/IC-7850/IC-7851のファームウェアアップデートによるスコープ機能の改善に対応したほか、軽微な変更が図られている。既存のRS-BA1 Version2ユーザーはWebサイトから無償でアップデートできる。
アイコムのRS-BA1 Version2は、同社のオールモード機をLANやインターネット経由で遠隔操作できるWindows対応の有償ソフトウェアで、IC-7851、IC-7850、IC-7610、IC-7800、IC-7700、IC-7600、IC-7410、IC-9100、IC-7300、IC-7200、IC-7100、IC-9700、IC-705の各機種で使用できる(使用できる内容や動作保証の有無は機種によって異なる)。
4月30日に公開されたRS-BA1 Version2の新ソフトウェア(Ver.2.40)の変更点は下記のとおり。
★「RS-BA1 Version2」Ver2.30からVer2.40へのおもな変更点
【スコープ機能の改善】
・下記製品のファームウェアアップデートによるスコープ機能の改善(SCROLLモードを追加、FIXエッジ設定を4個に拡張)に対応
IC-7610 Version 1.30
IC-7850/7851 Version 1.40
【そのほかの変更】
・その他軽微な変更
既存のRS-BA1 Version2ユーザーは無償でアップデートが可能だ。詳細とダウンロードは下記関連リンクより。ファームアップ作業前に必ず説明書等で内容を確認して欲しい。
●関連リンク:
・コントロールソフトウェアダウンロード RS-BA1
Version2(アイコム)
・製品情報 RS-BA1 Version2(アイコム)

アイコム株式会社は2021年4月30日、同社のHF/50MHz帯フラッグシップモデルであるIC-7850/IC-7851の新ファームウェア、「Version 1.40」を同社サイト上に公開した。同社の発表によると内容は「スコープ機能の改善」関連がSCROLLモード追加など6項目、「そのほかの変更」が4項目となっている。
アイコムのフラッグシップ機、IC-7850/IC-7851の新ファームウェア公開は2019年3月19日以来、2年1か月ぶりとなる。主な変更点は下記の通り。
●IC-7850/IC-7851の新ファーム(Version 1.40)
お もな変更点:
【スコープ機能の改善】
・周波数に応じて表示範囲をシームレスに切り替えできるSCROLLモードを追加
・スパンまたはエッジを切り替えたときのポップアップ表示を追加
・FIXエッジ設定を4個に拡張
・リファレンスレベルをバンドごとに設定できるように拡張
・送信スコープ(センターモード)表示中、REFレベル設定をスコープ波形に反映しないよう改善
・RS-BA1 Version2のスコープ機能改善に対応
【そのほかの変更】
・以前のファームウェアから、このファームウェアにファームアップした場合、設定データやメモリーを初期化しないよう改善
※より新しいファームウェアから、このファームウェアにファームダウンした場合、設定データやメモリーが初期化される場合があります。
・データモード時に受信トーンコントロールが動作しないように改善
・CI-V USBポート設定の初期値を「Unlink from [REMOTE]」に変更
・その他軽微な変更
IC-7850/IC-7851のファームアップは、SDカードまたはUSBメモリーを使用して行うことができる。詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク:
・ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-7850/IC-7851(アイコム)
・仕様変更のお知らせ Ver.1.40(アイコム)

JI1AQY・堀内氏が作成したWindows版のコンテスト用ロギングソフトウェア(ログ管理ソフト)「CTESTWIN」は、コンテスト中のログ記入はもちろん、各コンテストのルールに準拠しての得点計算やハムログへのデータ転送機能などを装備し、使い勝手の良さでJAコンテスターから高い評価を得ている。その最新版が3か月ぶり(前回のVer4.35は2021年1月31日公開)の4月30日(金)に「Ver4.36」としてリリースされた。
とくに今回は、ユーザ定義コンテストの定義ファイルに以下の設定を記載できること。並びにパーシャルチェック関連の機能の追加が主な改良点となる。
1.CWおよびPhoneでそれぞれ1回QSO可能の設定
2.バンドごとに得点を設定
3.モードごとに得点を設定
4.得点に係数を設定
また、Ver4.33からの機能として、ナンバーに記号を付けて、記号ごとに点数帰る機能やメンバー局・会員局の点数を設定する機能を追加。
「CTESTWIN Ver4.36」の改良点は以下のとおり。
・Open Ukraine RTTY Championshipをサポート
・YOTA contestをサポート
・KCJコンテスト2021年の規約改定に対応
・ALL滋賀コンテスト 2021年の特別規約に対応、パーシャルチェックから自動入力する処理を改善
・東京コンテストでパーシャルチェックデータに町村記号がある場合の自動入力処理を変更
・ユーザ定義コンテストに設定記述機能を追加
・パーシャルチェックの選択行を移動したときにグリッドロケータがある場合は、方位距離を表示する機能を追加
・ローテータコントローラーに距離を送る機能を追加
・パーシャルチェックの背景色指定を選択行のみの背景色指定に変更
・パーシャルチェックのJA局の抽出条件に /P,/R,/QRPを追加
・パーシャルチェックの1文字違い局で、QSO済み局を色分けする機能追加
・パーシャルチェックの1文字違い局の表示機能を設定画面からも選択できるようにした
・パーシャルチェックデータに町村記号がある場合のユーザ定義コンテストの↑↓キーで自動入力の処理を変更
・1.8MHzバンドマップ設定の不具合を修正
・BARTGコンテストで、UrRSTのアップダウン機能が動作しない場合がある不具合を修正
詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。
↓この記事もチェック!
【ハムフェア2019】<USBIF4CW x CTESTWIN共同出展>ドネーションのお礼に非公開機能が試せるテスト版を提供、会場限定でCTESTWINに連動するアクセサリーキット販売ほか
●関連リンク:
・コンテスト用ロギングソフト「CTESTWIN Ver.4.36」ダウンロード
・「CTESTWIN」機能紹介
・「CTESTWIN」対応コンテスト一覧

アマチュア無線業務日誌の定番ソフト(フリーウェア)として、多くの無線家に愛用されている「Turbo HAMLOG(通称「ハムログ」)」。そのWindows版が2021年4月3日に「Ver5.32a」としてバージョンアップ(QSOデータでFT8もチェックできる修正などの改修)したが( 2020年4月3日記事 )、今回「その後の進捗状況」として、4月17日に続いて4月18日→4月22日→4月24日→4月29日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
JG1MOU・浜田氏が制作している「ハムログ」はフリーソフトであることはもちろん、直感的な操作性などで愛好者も多い。そのWindows版が2021年4月3日に「Ver5.32a」としてバージョンアップしたが、今回「その後の進捗状況」として、4月17日に続いて4月18日→4月22日→4月24日→4月29日に「追加・修正ファイル(テスト版)」が公開(更新)された。
今回更新された内容は以下のとおり(同Webサイトから)。
その後の進捗状況(2021/4/29の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・[WSJT-X~ALL.TXTを表示]に[行番号非表示]の選択を追加。
・WSJT-X~ALL.TXTを表示って何か名前があった方がいいんじゃないの?という”ひなたぼっこ会長”からのご意見に、それもそうだと思いまして先例に従い「JT-Get’s」と命名しました。また、表示メニューからオプションメニューに移動しました。
・JT-Get’sの[wsjtx.logから強制転送]でShiftキーを押しながらクリックすると、wsjtx.logの下から2行目を入力ウインドウに転送します。
・JT-Get’sの表示メニューにも[wsjtx.logから強制転送]を追加。
・QSL未着コール順一覧でCtrl+Enterキーを押してコールサイン検索をしたときは、最新の交信内容を表示するようにしました。
その後の進捗状況(2021/4/24の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・[WSJT-X~ALL.TXTを表示]に[行番号非表示]の選択を追加。
・WSJT-X~ALL.TXTを表示って何か名前があった方がいいんじゃないの?という”ひなたぼっこ会長”からのご意見に、それもそうだと思いまして先例に従い「JT-Get’s」と命名しました。また、表示メニューからオプションメニューに移動しました。
・JT-Get’sの[wsjtx.logから強制転送]でShiftキーを押しながらクリックすると、wsjtx.logの下から2行目を入力ウインドウに転送します。
・JT-Get’sの表示メニューにも[wsjtx.logから強制転送]を追加。
その後の進捗状況(2021/4/22の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・[WSJT-X~ALL.TXTを表示]に[行番号非表示]の選択を追加。
・ALL.TXTを表示って何か名前があった方がいいんじゃないの?
という”ひなたぼっこ会長”からのご意見に、それもそうだと思いまして、先例に従い「JT-Get’s」と命名しました。また、表示メニューからオプションメニューに移動しました。
・JT-Get’sの[wsjtx.logから強制転送]でShiftキーを押しながらクリックすると、wsjtx.logの下から2行目を入力ウインドウに転送します。
その後の進捗状況(2021/4/18の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・[WSJT-X~ALL.TXTを表示]に[行番号非表示]の選択を追加。
・ALL.TXTを表示って何か名前があった方がいいんじゃないの?
という”ひなたぼっこ会長”からのご意見に、それもそうだと思いまして、先例に従い「JT-Get’s」と命名しました。また、表示メニューからオプションメニューに移動しました。
その後の進捗状況(2021/4/17の更新内容)
※解凍したファイルHamlogw.exeを右クリックし、プロパティでブロックの解除を実行しなければうまく動作しない場合があります。テスト版につき、処理方法がよく解らない方は無理に使用しないでください。
・[WSJT-X~ALL.TXTを表示]に[行番号非表示]の選択を追加。
↓この記事もチェック!
<QSOデータでFT8もチェックできる修正など>アマチュア無線業務日誌ソフト「Turbo HAMLOG(ハムログ)」が4月3日にバージョンアップしVer5.32aを公開
●関連リンク:
・Turbo HAMLOG/Win Ver5.32a
・Turbo HAMLOGホームページ

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)東京都支部は2021年5月3日(月・祝)9時から15時までの6時間、国内のアマチュア局(社団局、特別局、特別記念局を除く)とSWLを対象とした「第43回 東京コンテスト」を21/28/50/144MHzの電信・電話で開催する。ヤング部門のオペレーターはコンテスト当日現在の年齢が18歳以下とし、青少年の育成という観点からベテランが付いてのアシストは可能だとしている(ゲストオペレーター、マルチオペレーターでの参加は対象外)。
ナンバー交換は都内局が「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用地点を示す市区町村ナンバー(別途制定)」、都外局は「RS(T)符号による相手局のシグナルレポート」+「自局の運用地点を示す道府県ナンバー」となる。都外局同士の交信も有効で得点になるのがユニークな点だ。
また、、本コンテスト時間内に全市(002~030)、または全区(101~123)、あるいは全郡・島(201~204の4マルチプライヤーと401~431のうちの1マルチプライヤー計5マルチプライヤー)と、それぞれ完全な交信が成立した局には「東京コンテストアワード」が発行される。
ログの締め切りは5月31日(月)必着。紙ログのほか、電子ログによる受け付けも行っている。詳しいルールは、JARL東京都支部主催「第43回 東京コンテスト規約」を確認してほしい。
●関連リンク:
・第43回 東京コンテスト規約(PDF形式)
・JARL東京都支部

FT8に代表されるデジタル文字通信が世界中で大流行しているが、微弱信号のデコード率に優れ、高度な設定も可能とされる通信用ソフトウェア「JTDX」の最新版、「JTDX 2.2.156」が2021年4月29日(UTC)に公開された。以下、速報で紹介する。
デジタル文字通信(FT8/FT4/JT65/JT9/T10/WSPRなど)の専用ソフトウェアとして「WSJT-X」に次いで利用者が多い「JTDX」が2021年4月29日(UTC)に新バージョンの「JTDX 2.2.156」を公開した。前バージョン「JTDX 2.2.0 rc155」からちょうど4か月ぶりの更新となった。公式サイトによると下記の変更・改善を実現したという。なおコンテストモードは搭載していない。
<参考:上記内容の日本語機械翻訳>
jtdx 2.2.156 (2021/4/29)変更点
– boostをソースコードからビルド済みのライブラリに変更
– debian/rpmパッケージの依存関係と必要条件の変更
– バージョン番号の変更:2.2.0-rc156ではなく「2.2.156」になった
– バージョン情報を追加し、パッケージの説明を更新
– Hamlibの変更に伴い、JTDXのコードからRIG_TARGETABLE_PUREを削除
– エラー処理の改善
– JTDX .lockファイルへのアクセス例外の処理
– Macでの共有メモリの設定を変更
– トランシーバーの基本機能の変更
– JTDXの起動失敗バグの修正、FT4モードでのJTDXの起動失敗の修正
– SunSDR2ファミリーのトランシーバーのTCIインターフェイス上のCATおよびオーディオのサポートを追加。CAT over
TCIが選択されている場合、Audio over TCIをオプションで有効にできる。JTDX v156は、ExpertSDR2 x64 v.1.3.1
Update8ソフトウェアへの接続をサポート
– ファイルへのデバッグオプションが有効な場合、TCI TXストリームを.wavファイルに書き込む
– コメントに前のQSOの距離を追加しないようにするパッチ
– リグからバンドが変更された場合、TXオーディオレベルを保存/復元するようにした
– すべての/Pコールサインは、国名/プリフィックスの例外のためにcty.datを検索
– 160mクロスバンドの日本での運用をデフォルトでOFFにした
– 73のようなメッセージを受信した場合、自動応答の速度を少し上げる
– コールサイン・フィルターは、希望するプレフィックス、グリッド、国よりも優先度が高い
– 通知の高速化
– メッセージ送信時のTX AF周波数の変更を見直し
– 自身のグリッドがADIFファイルから正しくフィルタリングされているか確認する
– QtはTX/RXオーディオのバッファサイズを管理する
– HamlibTransceiverでリグの機能を直接参照しないようにした
– labDialFreqとreadFreqウィジェットのダークスタイルを再構築
– リグの電源ON/OFFコントロールと設定のRadioタブを分離
– パッチ:フィルターバイパスが設定されている場合、オーディオビープの通知を復元
– メインウィンドウの起動でウォッチドッグタイマーをリセットするようにした
– 着信があった場合、ウォッチドッグ・タイマーをリセットする
– S-meter: S-meter単位とdBmを選択できるプッシュボタンを追加し、初期値はS-meter単位。ボタンのツールチップを更新
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Houndモードの制御を見直し。一般的なFT8バンドではMSHVマルチアンサーオプションと完全に互換性があり、特殊なDXペディション周波数では自動周波数制御のWSJT-X
DXペディションプロトコルに準拠。特別なDXペディション周波数でDXコール中に1000Hz以下の送信を行うことは、周波数制御が有効な場合は禁止されている
– HoundメッセージがLagの正の値でカウントされるのを修正する試み
– プログラム開始時のFT8バンド認識を共通化するパッチ
– Houndモードのチェック:一般的なFT8バンドのリストに5357kHzを追加
– SkipGridオプション:送信していない時にHalt Txを押した場合、QSO履歴からDX Callを削除しないようにした
– サマータイムシフトで発生したQSOロギングの時間の不具合を修正
– ポーリングのタイミングの見直し
– FT8デコーダーのメモリ使用量を削減
– FT8デコーダーに最大24スレッドのサポートを追加
– 現在のスレッドで信号が減算されている場合に大きなFFTを行うようにし、FT8デコーダーの効率を向上させた
– FT8モードでのデコード時間の短縮
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TXメッセージに独自のハッシュテーブルを使用し、スレッドの安全性を確保するためにメッセージのパッキング/アンパッキングを再構築
– メッセージのパッキングにおいて、大文字への変換を修正
– jtdxjt9プロセスのために、スタックおよびOMPスタックサイズを増加させた
– ft8b.f90における文字列インデックスの流出を防止(FT8デコーダーのクラッシュ)
– FT8 の “/R” デコードの誤りを修正し、FT8 AP タイプ 2 の “/R” デコードの誤りを修正
– cty.dat の著作権を追加
– 20210402のALLCALL7.TXTの更新、20210421のbig ctyの更新、20210422のLoTWリストの更新
– RU翻訳:メインウィンドウのUIスプリッター機能回復パッチ
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RU翻訳:キリル文字のキーボードショートカットを削除し、メインウィンドウのUIボタンに一般的なキーボードショートカットを強制的に追加
– キーボードショートカットとマウスコマンドの追加
– 設定画面の周波数リストのツールチップを変更
– 翻訳の更新
JTDXの詳細とダウンロードは下記関連リンク参照のこと。
1年前のこの記事も参考に↓(2020/4/14掲載)
<最新版で初の多言語化>FT8などで人気のデジタル文字通信用ソフト「JTDX」、日本語での機能表記に対応
●関連リンク: JTDX