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hamlife.jp (2024/11/22 14:05:43)
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アルインコ株式会社は2019年11月6日、デジタル小電力コミュニティ無線機「DJ-PV1D」用のソフトウェア2種類(ジオロケーションソフト「GP-PV1D」とユーティリティソフト「UT-PV1D」)を同社Webサイト上で公開した。いずれも無料でダウンロードし使用できる。
11月2日に出荷が開始されたアルインコのデジタル小電力コミュニティ無線機「DJ-PV1D」に対応したソフトウェア2種類が、早くも同社Webサイトで公開された。これらのソフトウェアを使うには、接続する無線機もアルインコ製であることが必要だ。
★ジオロケーションソフト「GP-PV1D」
通話範囲にある別のデジタル小電力コミュニティ無線機の位置や動きをPCの地図上に表示させます。インターネット接続と、GPS信号が受信できる環境でないと動作しません。他社製のデジコミ無線機も表示します。
★ユーティリティソフト「UT-PV1D」
表示名やグループ設定が編集できるユーティリティソフト。全角6文字(半角12文字)までの範囲で設定します。
※使用できる文字は、ひらがな、カタカナ、英数字、記号(一部を除く)、JIS第1水準漢字、JIS第2水準漢字。
詳細およびダウンロードは下記関連リンクから。
●関連リンク: デジタル小電力コミュニティ・トランシーバーのソフト(編集ユーティリティ&ジオロケーション)(アルインコ)
アルインコ株式会社は142/146MHz帯を使用した、免許・資格不要でGPSレシーバーを搭載したデジタル小電力コミュニティ無線の新製品「DJ-PV1D」の出荷を2019年11月2日に開始した。その開封リポートを速報で紹介しよう。
アルインコのDJ-PV1Dは2019年8月に開発発表が行われた同社初のデジタル小電力コミュニティ無線用のハンディ機で、このほど11月2日に販売店への出荷が始まった。標準価格は29,800円(税別)となっている。
月刊誌「ラジオライフ」2019年12月号の記事「DJ-PV1D開発秘話」によると、DJ-PV1Dはデジタル小電力コミュニティ無線で先行するアイコム株式会社と、この分野をより普及発展させるために協業(共同開発プロジェクト)したことで生まれた機種という。そのためアイコムの「IC-DRC1」と似たデザインとなっているが、さまざまなアルインコ独自の機能を搭載しているという。
そこでIC-DRC1との違いに着目しながら、hamlife.jpスタッフが入手したDJ-PV1Dの開封リポートを速報でお届けする。ぜひIC-DRC1登場時の開封リポート記事と比較しながらお読みいただきたい。
2018年11月21日掲載の記事↓
<いよいよ発売!!
新規格“デジタル小電力コミュニティ無線”>アイコム「IC-DRC1」開封リポート
DJ-PV1D付属のリチウムイオンバッテリーパック(EBP-180)と、本体のバッテリーパック装着スペース。リチウムイオン電池の容量はIC-DRC1と同一で供給メーカーも同じようだ。技適(工事設計認証)番号は001-P01413。IDが034-から始まる7桁だった
付属してくるUSBタイプの充電器(EDC-300。入力:AC100~240V、出力:DC5V 2.0A)は実測で36W×36H×22Dmmという超小型サイズ。コンセント部分は折りたたみ収納が可能で持ち運びに便利そうだ
設定モードにある「音声受信レベル」の項目。これを「弱い」に設定すると、より弱い電波でも受信するようになる。同社は「声が崩れたり、音になっていなくても信号の存在が分かると要救助者の発見などに有利になります。レジャーや業務用途には標準設定をおすすめします」と説明している
なお、GPS位置情報機能を使った交信中に表示される「交信相手局との距離表示」だが、遠距離になると信号が弱くなり、表示が消えたり不正確になることがあるため、IC-DRC1では“上限表示を99kmまで”としているが、DJ-PV1Dはこの制限を解除。100kmを超える距離表示も出ることが購入したユーザーの受信リポートで確認できている。
ただしアルインコでは「(遠距離で信号が弱くなると、表示が消えたり不正確になることがあるという)副作用を承知の上でお使いいただくことになります」と、ラジオライフ誌12月号の記事で説明している。
●関連リンク: DJ-PV1D(アルインコ)
特別な資格が必要なくてもトランシーバー片手に誰でも無線交信が楽しめ無線ジャンルとして、ファンも多い「ライセンスフリー無線」。そんな“フリラー(愛好家)”たちが集う、日帰り一斉交信イベント「全国一斉オンエアディ」が、毎年11月の文化の日、今年は2019年11月3日(日・祝)9時から15時までの6時間にわたり開催される。なお今回のオンエアディの注目ポイントは、出荷が間に合えば…だが、100km以上の距離表示が可能となった、アルインコ株式会社の新製品、GPS内蔵デジタル小電力コミュニティ無線機「DJ-PV1D」の使用リポートだろう。
合法CB無線(市民ラジオ)をはじめ、特定小電力無線、デジタル簡易無線登録局、デジタル小電力コミュニティ無線などを使い、思い思いの場所に移動し、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむという全国規模のイベントの1つとして、日帰りで楽しめる全国規模の一斉交信イベントが2019年11月3日(日・祝)に実施される。
●「全国一斉オンエアディ」実施要綱
■開催日時:
2019年11月3日(日・祝)09:00~15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。最高出力が500mWの「市民ラジオ」はこの時季はグランドウェーブによる交信がメインとならざるを得ないだろう。ここ最近の使用頻度が高いチャンネルは8ch(27.144MHz)/3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。まれにEスポが出ることもあるので期待したい。
一方、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れ。
2018年暮れからスタートしたライセンスフリー無線の新ジャンル、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」は、呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
9月、10月は強風や大雨に見舞われ、やっと“秋の行楽シーズン!”と言える季節になった。ライセンスフリー無線はよりロケーションのよい場所へ移動して運用することが鉄則。思い思いの場所に移動してオンエアーを楽しもう
↓この記事もチェック!
【追記:製品版の写真公開!!】<発売開始は2019年10月下旬を予定>アルインコ、GPS内蔵のVHF帯デジタル特小トランシーバー「DJ-PV1D」の開発を発表
<いよいよ発売!! 新規格“デジタル小電力コミュニティ無線”>アイコム「IC-DRC1」開封リポート
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
2019年10月24日(木)から11月4日(月・休)まで、東京・有明&青海で「第46回 東京モーターショー2019」が開催されている。モーターショーと言えば、各社が新車やコンセプトカー、未来カーなどをお披露目する場として定着していたが、今回はちょっと違った。クルマの展示スペースより、近未来の世界や子どもたちを意識したを体験型展示が多く見られたのだ。そのあたりのリポートは専門メディアに譲るとして、hamlife.jpはアマチュア無線家目線!?でモーターショーを見て歩いてきた。
※小さい画像はクリックすると拡大します。
昨今のクルマは、アンテナ基台の取り付けに苦労する。その傾向は相変わらずだが、NTTドコモのブースでは、国内で来年(2020年)からサービスがスタートする、5G(第5世代)通信の展示に力を入れるなかで、AGC(旧・旭硝子)と共同開発したクルマ用のガラスアンテナは、透明で視認性も良く、しかも貼るタイプもあるので目を引いた。
さまざまな実験を繰り返し、5G通信に割り当てられている28GHz帯の電波で、高速・大容量の通信が可能ということだった。アマチュア無線を知る身としては、28GHz帯のミリ波レベルになると、パラボラアンテナを使って通信…という発想になるだろうが、車載用ガラスアンテナはできるだけ指向性は抑え、車内の数か所に配置することでクルマ全体では無指向性となるよう工夫するという。
ガラスアンテナは、「ガラス設置型アンテナ(オンガラスアンテナ)」「合成石英ガラスアンテナ」「フレキシブルアンテナ」の3種類を展示。フレキシブルアンテナは、透明に近いフィルム状のアンテナを、2枚のガラスの間に挟んで設置。1枚が親指の爪ぐらいのサイズなので、肉眼でもほとんどわからない。
ホンダのブースでは、新車に混じって話題のホンダジェットや歴代F1マシン、バイクの数々が展示されていた。“ホンダ”と言えば、ホンダレッド!とも言われる、赤い発電機(発々)を思い浮かべる無線家も多い。
今回ホンダでは、「電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、そして燃料電池自動車(FCV)といった電動車両には、クルマ自体にたくさんの電気を貯める能力あるいは発電する能力があります。さらにその電気を取り出して活用できれば、クルマを『走る電源』として様々な場所で活用することができます」として、可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」を開発。最大9kVAの電源として活用できるそうだ。
一方、家庭用コンセントやクルマのアクセサリーソケットから充電できて、繰り返し使えるリチウムイオン電池搭載のハンディータイプ蓄電機「LiB-AID(リベイド)E500」を休息スペースに配置。来場者の携帯電話のバッテリー充電を行っている姿が見られた。
ホンダは現在、使用するパーツを厳選することで雑音成分を徹底的に排除した音楽専用モデル「LiB-AID(リベイド)E500 for Music」を開発し、Web限定で200台の申し込みを受付中だ。通常のE500は希望小売価格が税込み88,000円だが、この音楽専用モデルは税込み297,000円という価格設定だ。同社は「ハイエンドグレードオーディオコンセントや電気伝導率に優れたオーディオ機器用配線材などを採用することで、一般的な商用電源と比べて極めてノイズが少ない完全独立タイプのクリーンな電源を実現。さらに、本体内面の電磁波シールド材により使用機器間の相互ノイズの影響も低減しました」と説明している。
LiB-AID(リベイド)E500について、ホンダの技術者は「ユーザーから“もっと大容量の蓄電池が欲しい”“DC12V端子も装備して欲しい”というご要望はよく聞きます。今後も開発を続けてまいります。またE500の2台並列接続もできますのでご検討ください」と述べていた。
モーターショーほどの超大型イベントともなると、スタッフも半端な数ではない。しかも、新たにできた青海展示棟(青海エリア)と東京ビッグサイトなど(有明エリア)をつなぐ形で拡大開催となった。その間をオープンロードとして無料開放。さまざまなアクティビティーが用意されているが、徒歩で移動するだけで20分ほどかかる。
歩くのが苦手な人のために、無料のシャトルバスも運行。それらを含めて、スタッフ間の連絡用無線機もデジタル簡易無線から特定小電力無線まで、メーカーもいろいろだった。撮影することはできなかったが、昨年(2018年)暮れから運用が始まったデジタル小電力コミュニティ無線機を使うスタッフも確認できた。
警備会社などは別にして、イベント用に無線機器をレンタルで貸し出しを行う業者も多いので、それらを利用しているものと思われる。
●関連リンク:
・第46回 東京モーターショー2019
・車両デザインを損なわず、安定した5G通信を実現する車載用アンテナ技術-車載用5Gガラスアンテナ-(NTTドコモ)
・正弦波インバーター搭載蓄電機「リベイドE500」(Honda)
・LiB-AID E500 for Music(HONDA)
・モビリティから電気を取り出すインバーター「Power Exporter
9000」(Honda)
株式会社三才ブックスは10月25日(金 )に月刊誌「ラジオライフ」2019年12月号を刊行する。今号は第3特集に「ライセンスフリー無線機の性能調査」、特別企画として「AM/FMラジオ遠距離受信実験隊が行く」を掲載している。別冊付録「3分ピッキング総集編」がついて価格は1,000円(税込み)。
hamlife.jpでは、趣味(hobby)としての「無線」に関連した雑誌や書籍の刊行情報も紹介している。三才ブックスが刊行している月刊誌「ラジオライフ」は1980年の創刊で、2019年12月号は通巻で466号となった。今号のおもな無線関連の記事は次のとおり。
<第3特集>無線機の性能とメーカーの特徴を徹底チェック「ライセンスフリー無線機 性能調査」
・デジタル簡易無線登録局
・特定小電力トランシーバー
・デジタル小電力コミュニティ無線
・市民ラジオ
・徹底使用リポート特別編・デジ簡ベストバイ
<特別企画>「AM/FMラジオ遠距離受信実験隊が行く」
・ニッポン放送の減力放送リポート
・AM受信は都市ノイズを避けて
・FM波は山岳回折で受信
<受信機&無線機 ハンディ機のここが○×>
・八重洲無線 FT3D
<ミリタリーエアーバンド教導群>
・航空祭の最中も基地内連絡を受信
<RL AIR BAND INFORMATION>
・海上自衛隊 大村航空基地 海基地祭リポート
<おもしろ無線受信報告所>
・特小はレジャー施設の手ごろな通信手段
< 紅桜ゆとのドキドキ無線どき! >
・手書きのログブックからは卒業します
< 工作チャレンジ>
・弱い電波を電気的に増幅してもっと聞こえるようにする「VHF帯エアーバンド用受信プリアンプ」
月刊「ラジオライフ」2019年12月号の購入は、下記のAmazonリンクが便利だ。
●関連リンク: 月刊ラジオライフ(三才ブックス)
政府は2019年10月12日から13日にかけて東日本で起きた「令和元年台風第19号」による災害を、このほど「特定非常災害」に指定した。これにより被災地域(10月19日現在で14都県391市区町村)の住民らを対象に、自動車の運転免許をはじめとする“許認可の満了日の延長措置”などが講じられることになった。総務省は被災地域にある無線局の「免許の有効期間」と「再免許の申請期間」などを、それぞれ2020年3月31日まで延長する方針を固め、10月28日(月)に告示する予定だ。また同省は被災地域の無線局免許人について、電波利用料債権の催促状および督促状の送付を停止する措置を実施している。
政府は今月発生した「令和元年台風第19号」による災害を10月18日付けで「特定非常災害」に指定し即日施行した。これにより被災地域の住民らを対象に、自動車の運転免許のような許認可等の満了日の延長措置や、法令上の義務を履行できない場合の免責措置等が講じられることになった。
総務省のWebサイトには『令和元年台風第19号による災害「特定非常災害」指定について(各種の許認可等(運転免許等)の有効期間の延長などが行われます)』というお知らせと共に、「存続期間(有効期間)が延長される許認可等一覧」のPDFが掲載されている。
このうち総務省の電波関係としては「無線局の免許の有効期間の延長(電波法第4条)」「無線局の再免許の申請期間の延長(無線局免許手続規則第18条)」「無線局の登録の有効期間の延長(電波法第27条の18)」「無線局の再登録の申請期間の延長(無線局免許手続規則第25条の14)」という4項目の延長措置が盛り込まれ、いずれも10月28日(月)に告示が予定されている。
延長対象は「災害救助法が適用された区域に住所を有する者または法人等」で、有効期間延長後の満了日は「令和2年(2020年)3月31日」となる見込みだ。アマチュア無線局やデジタル簡易無線登録局も含まれると見られ、詳細は告示後に同省や対象地域を管轄する地方総合通信局のWebサイトに案内が掲載される。
内閣府の発表(10月19日)によると、今回の台風19号による災害救助法の適用区域は岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡の14都県391市区町村に及ぶ。なお「台風第15号において災害救助法が適用された千葉県及び東京都の市町村については、令和元年台風第19号に伴う災害により、多数の者が生命又は身体に危害を受け、又は受けるおそれが生じており、継続的に救助を必要としていることから、台風第19号においても災害救助法が適用されている」とされている。
このほか総務省では、10月12日に災害救助法の適用を受けた全国14都県391市区町村を告知先とする無線局免許人に対し、電波利用料債権の催促状および督促状の送付を停止する措置を実施している。
この期間延長に関する問い合わせ先は次のとおり。hamlife.jpでは10月28日に総務省から「無線局の免許(登録)の有効期間の延長」「無線局の再免許(再登録)の申請期間の延長」に関する告示や手続き方法などの詳細が案内され次第、この記事に追記で紹介する予定だ。
・東北総合通信局 総合通信相談所 電話 022-221-0610
・関東総合通信局 総合通信相談所 電話 03-6238-1940
・信越総合通信局 総合通信相談所 電話 026-234-9961
・東海総合通信局 総合通信相談所 電話 052-971-9104
●関連リンク:
・令和元年台風第19号による災害「特定非常災害」指定について(各種の許認可等(運転免許等)の有効期間の延長などが行われます)(総務省)
・存続期間(有効期間)が延長される許認可等一覧
令和元年10月21日現在暫定版 PDF(総務省)
・災害救助法の適用状況(内閣府)
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、2019年10月20日(日)11時から東京・秋葉原で22歳未満を対象とした「WAKAMONOアマチュア無線イベント2019」を開催した。当日は保護者を含め約200名が来場し、特定小電力トランシーバーを使った無線体験コーナーをはじめ、FMラジオを組み立てる電子工作コーナーやアマチュア無線入門に役立つ講演、JA1RL/1との交信、Radio JARL.comの公開収録などの多彩な企画を楽しんだ。
JARLは青少年層のアマチュア無線人口を増やすとともに連盟の会員増強を図るため、22歳未満の入会金と会費を1年間実質無料にする「青少年お試し入会キャンペーン」をはじめ、各種の取り組みを行っている。その施策の1つとして、2017年から毎年秋に22歳未満を対象にした「WAKAMONOアマチュア無線イベント」を東京・秋葉原の民間コンベンション施設で開催している。今年は保護者を含めて約200名が来場し、さまざまな企画や展示を楽しんだ。
hamlife.jpが会場で撮影・取材した写真を紹介していこう。
続きは次ページ に掲載!
インターネットに接続したパソコンやスマートフォンのブラウザ上から手軽にログデータの入力/閲覧が可能で、データはすべてクラウド上に保存されるという、交信データ管理ツール「AirHamlog(エアハムログ)」。今年8月上旬のリリース開始以来、アマチュア無線家やライセンスフリー無線愛好者に大好評で、ユーザー登録者はついに10月上旬で1,000名を突破した。
AirHamlogについてはこちらの記事を参照!!
<スマートフォンに対応、データはクラウドに保存>ブラウザで動作するアマチュア無線/ライセンスフリー無線のログツール「AirHamLog」登場!!
<ユーザーは早くも500名を突破>「AirHamlog」にQSLカード関連の新機能追加、特製ステッカーが全員にプレゼントされるキャンペーンも実施!!
AirHamlogは製作者のJJ1SXC 森川公康氏により、改良や新規機能の追加を精力的に行われている。今回は2019年9月に追加された新規機能の情報を同氏の協力により紹介する。
★AirHamLogの最新のユーザー数・ログ件数情報(2019/10/12時点)
・ユーザー数:1,010
・ログ件数:806,513
・総務省のDBをもとに、9月末時点での局情報を収録済
収録局数:405,192
★AirHamLogの新規機能追加情報(2019年9月分)
(1)プロフィールページを追加
ログイン後「設定」→「プロフィール設定」から必要情報を入力することで、ユーザー専用のプロフィールページを設定することができるようになりました。
(2)ログ画面に統計情報画面を追加
ログ画面からエリア別の交信局数、バンド・モード別の交信局数を確認できるようになりました。
(3)ログの絞り込み機能を追加
ログ一覧から、コールサイン・QTH・氏名の一部を使って絞り込み検索ができる機能を追加しました。
(4)PayPal経由で寄付を受け付ける機能を追加
「運営情報」→「寄付について」のページから、PayPalにより寄付を実施いただけるようになりました。寄付頂いた方のうち、希望される方については同ページにお名前を掲載・コールサインを掲載しています。
AirHamlogの詳細は下記関連リンク参照。
●関連リンク:
・AirHamLog
・
AirHamLog – アマチュア無線ログツール(Twitter)
2019年10月2日(水)からきょう10月4日(金)までの3日間、東京・江東区の青海展示棟(東京ビッグサイト)で防災・減災、セキュリティ、労働安全など危機管理分野の総合トレードショー「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2019」が開催され、 アイコム、アルインコ、JVCケンウッド、八重洲無線などの無線機器メーカーもブースを出展している。今年は9月の台風15号で千葉県などが長期間の大規模停電に見舞われ、携帯電話が不通になる地域が発生したことから、特に無線システムに注目が集まった。
危機管理産業展(RISCON)は国内最大規模の危機管理産業の展示会で、株式会社東京ビッグサイトの主催、東京都の特別協力で毎年開催されているものだ。2019年は294社446小間の展示が、新設された青海展示場で行われている。
毎年このイベントにはアマチュア無線家にもおなじみの無線機器メーカーが出展することで知られ、今年はアイコム、アルインコ、JVCケンウッド、八重洲無線がブース展示を行った。その模様を順不同で紹介する。
★アイコム
アイコム株式会社は、イー・ダブリュ・エス株式会社、ウェッジ株式会社、三和システムサービス株式会社、田中電気株式会社と共同でブースを出展。各種IPトランシーバーや自治体向けデジタル防災行政無線システム、衛星トランシーバーのほか、さまざまな伝送経路で各種端末が有機的につながる拡張性と冗長性がある通信システムなどを展示。この会場で初めて披露される端末も見られた。
携帯電話回線を使って広域で通話可能なIPトランシーバーにデジタル簡易無線(登録局または免許局)のモジュールを搭載。デュアル待ち受けが可能なハイブリッドIPトランシーバー「IP700」を参考出品。万一の携帯回線不通時もデジタル簡易無線を使用することで連絡途絶を回避できる
IPトランシーバー「IP502H」の説明パネル。2つの異なる通信事業者のSIMを搭載することで、通信リスクを低減。さらにスマホ(Android/iOS)からも同社製IPトランシーバーと通話できるアプリ「IP500APP」も初めて説明に登場した
スマホ(Android/iOS)から同社製IPトランシーバーと通話できるアプリ「IP500APP」の参考出品。スマホは側面にPTTボタンがある京セラのSIMフリー機「DURA FORCE PRO」を使用していた
アルインコ、JVCケンウッド、八重洲無線、移動無線センターは 次ページに 掲載!
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、東京2020オリンピック ・パラリンピックの開催による会場不足から実施が危ぶまれていた来年のアマチュア無線の祭典「ハムフェア2020」について、JARL Webで「来年開催の『2020アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2020)』の開催日と会場が決定しましたので、お知らせいたします」という「速報」を2019年9月30日(月)に掲載した。
JARL Webに掲載された「速報」によると、「2020アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2020)」は、東京ビッグサイト西展示棟3・4ホールで、2020年10月31日(土)~11月1日(日)の2日間開催される。
東京ビッグサイト西展示棟3・4ホールは、2017年に開催された「2017アマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2017)」の会場と同じ場所(4階)だ。
東京2020オリンピックは2020年7月22日(水)~8月9日(日)のスケジュールで、東京2020パラリンピックは同年8月25日(水)~9月6日(日)のスケジュールで実施されることから、パラリンピック終了後、2か月しないうちのハムフェア開催となる。
なお、今回の「ハムフェア2020」の開催日と開催場所が決定の発表は、9月28日(土)と29日(日)の両日、東京・大塚のJARL本部で行われた「第46回理事会」で承認されたことによるものと思われる。
東京都江東区有明の東京ビッグサイト。中央奥に見えるのが西展示棟
↓この記事もチェック!
【ハムフェア2019】“来年(2020年)のハムフェア開催”はどうなる!? 日野岳実行委員長の談話
<来年の「ハムフェア2020」は“引き続き開催に向けた検討を行う”>JARL、第45回理事会報告を会員専用ページに掲載
●関連リンク:
・速報 ハムフェア2020開催日決定(JARL Web)
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL Web)