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hamlife.jp (2024/11/22 13:35:27)
現在データベースには 6110 件のデータが登録されています。
アルインコ株式会社は2019年4月25日、421/440MHz帯の特定小電力無線システムで使える、屋内設置型の交互通話中継器「DJ-U3R」を発表した。対応する無線機を使えば最大で4台まで無線連結でき、中継器が出すビーコン信号を子機が受信、“常に最寄りの中継器を認識することで、チャンネルを変えることなく広いエリア、特に直線方向に通話距離が伸ばせます”と説明している。連結中継可能な子機は現在のところDJ-P240のみだが、今後開発する新機種も対応する予定という。価格はオープン。
アルインコのリリース資料から抜粋で紹介しよう。
アルインコ株式会社ではこのたび、特定小電力無線システムにお使い頂ける交互通話中継器、DJ-U3Rを発売いたします。DJ-U3Rの最大の特徴は、対応する特小無線機を使えば最多4台まで無線連結できることです。中継器が出すビーコン信号を子機が受信、常に最寄りの中継器を認識することで、チャンネルを変えることなく広いエリア、特に直線方向に通話距離が伸ばせます。連結中継ができる子機は本書編集時はDJ-P240のみですが、今後開発する新機種も対応させる予定です。
もちろん1台だけを通常の中継器としても使用可能ですが、設定はアルインコ製特小無線機の中継器リモコン設定モードを使うため(キー操作はできません)、少なくとも1台はリモコン機能の付いているトランシーバーが必要になります(例:DJ-P22~222シリーズ、DJ-CH27~272シリーズ、DJ-R200D、DJ-P240等)。
◆特徴
・交互通話専用中継器で全27chに対応します(同時通話や連結中継はできません)
・リモートコントロール機能搭載で対応機種をリモコンとして、チャンネル、周波数帯A/B、アラーム、自動接続手順、グループ番号、ハングアップタイマーと、全ての設定項目を無線操作で変更できます
・技術基準適合品の無線ユニットを内蔵しており、免許・資格不要で、特小無線機と同様に誰でも目的を選ばず、すぐに設置・運用できます
・コンパンダー機能は自動対応、設定不要で子機がコンパンダー使用中ならそのまま中継します
・アンテナは1/4λ長で効率の良い通信が行えます
・サイズは幅240×高さ165×厚さ42.5mm、アンテナ長100mm(ケースからの突起部分)、質量約760gとコンパクト。取り付けは家庭用壁掛け時計同様の手軽さです
・5m長の延長用DCケーブル、壁掛け用の取り付けネジとプレートが付属します
・電力消費は特小トランシーバー2台分程度と省エネ設計です
・屋内設置専用で防塵、防水機能はありません
◆定格
・使用周波数: 特定小電力無線421/440MHz帯、中継用27ch
・電波型式: 通話F3E(FM)、リモコンF1D(FSK)
・使用温度範囲: 本体-10℃~+50℃
・定格電圧: DC6V
・消費電流: 約200mA
・接地方式: マイナス接地
・外形寸法(突起物除く): 240W×165H×42.5Dmm(アンテナ部突起:100mm)
・重量: 約760g
・送信出力: 10mW、1mW
・通信方式: 半複信
・受信感度(12dB SINAD): -14dBμ以下
◆標準付属品
・ACアダプター EDC-122
・電源延長ケーブル 5m
・壁掛け用プレートと止めネジ×4
・電源ケーブル固定用結束バンド(写真には写っていません)
・説明書、保証書
●関連リンク: 連結対応中継器 DJ-U3R(アルインコ)
新スプリアス規格に対応したハンディタイプの27MHz帯CB機、西無線研究所の「NTS111」は、2019年2月に行われた事前予約注文の結果、税別価格が81,500円に決定し、予約者に向けた製品の製造準備が進んでいる。4月11日にはNTS111のカタログ(カラー2ページ)が完成し、同社Webサイトで公開された。
西無線研究所のTwitterアカウントによると、NTS111の製造に必要となる量産用部品のほとんどが同社に到着し、専門メーカーに発注しているプリント基板が5月3日頃に入荷すると、いよいよ本格的な製造がスタートするようだ。
ちなみに2月に行った需要調査を兼ねた事前予約注文の結果、同製品の価格は81,500円(税別)に決定した。今回の製造は予約注文があった157台に加え、今後の追加注文に対応するためプラスアルファの台数を製造し、今後も同じ価格で製造・販売していく予定という(ただし送料等は別途必要になる)。
こうした関係から、同社はこのほどNTS111のカタログを作成し、Webサイトでの公開を開始した。閲覧は下記関連リンクの「NTS111カタログページ」から可能だ。
●関連リンク:
・NTS111商品説明ページ(西無線研究所)
・NTS111カタログページ(西無線研究所)
・Twitter 西無線研究所(@nishimusen)
ライセンスフリー無線やドローン空撮を楽しむ人たち、ラジコン愛好者とアマチュア無線家が一緒になって“電波で遊びと学び”のジャンル別セミナーや各種展示などが楽しめるという初の無線イベント「ハムらde無線フェア」が2019年6月9日(日)に東京都羽村市の羽村市産業福祉センターで開催される。共催はJARL東京都支部でJARDとJAIA、羽村市が後援し、各メーカーや出版社が協賛する予定だ。
地名に“ハム”の入った東京都羽村市で、アマチュア無線、ライセンスフリー無線、ドローン、ラジコンなどに関するセミナーや展示を行うイベントが開催される。当日は会場の羽村市産業福祉センターを丸ごと借り切って、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の髙尾会長をはじめ、一般社団法人 日本ドローン無線協会(JDRI)の戸澤会長やライセンスフリー無線の愛好家による講演も予定されている。アマチュア無線と隣接するジャンルによる合同イベントの開催は非常に珍しい。
関係者から届いた資料から、イベントの概要を紹介しよう。
羽村に集まれ!無線のジャンルを超えて、電波で遊びと学びの交流を!
「ハムらde無線フェア」
◆主催団体その他:
・主催:ハムらde無線フェア実行委員会
(事務局:羽村ARCハムラーズ、連絡先:ハムショップフレンズ Tel.042-555-7058)
・共催:一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)東京都支部
・後援:羽村市、JARD、JAIA
・協賛:八重洲無線、CQ出版社、電波社、F・R・C 他
◆開催日時: 2019年6月9日(日) 10~16時(展示は15時まで)
◆会場:
羽村市産業福祉センター
東京都羽村市緑ヶ丘2-11-1 電話 042−579−6425
(JR青梅線「羽村」駅東口、徒歩8~14分)
施設周辺に有料駐車場あり
◆入場料: 無料、事前申し込み不要
◆内容:
アマチュア無線、ライセンスフリー無線、ラジコン・FPVドローン無線に関する講演、展示、即売など
★講演予定(会議室/iホール)
・「ドローンと無線」JDRI戸澤会長
・「311アマ無線で支援」相模原市役所クラブ 大谷氏
・「アウト・ドア」 JARL髙尾会長
・「ライセンスフリー無線」むさしのAM634 三井氏
・「ブラインドハムの受験奮闘記」 JJ1LAG 野村氏
・「新スプリアス対応」と「HAMtte」について JARD(iホール)
★セミナールーム催事:
無線・電波のこといろいろ相談会、新スプリアス対応相談:JARL、JARD、JAIAその他
★iホール催事:
メーカー各社の新製品紹介・展示ブース、販売各店・クラブ紹介ブース。メーカー各社、クラブのブース毎に実演、製品説明、紹介を行います。
・アイコム、JVCケンウッド、第一電波工業、コメット、アツデン、八重洲無線、F・R・C
・狭山市スタークラブ、電通大無線クラブ、全国CW同好会、ライセンスフリー無線
・エレクトロデザイン
・電子申請 総務省関東総合通信局
・QSLカード、名刺印刷 等
★ロビー・屋外催事:
・無線機器等を次の世代に引継ぐ“里親コーナー”と“物々交換・あげますコーナー”
・アイボールコーナー
・JARL入会継続・QSLカード転送受付(ロビー)
・特小で交信、ミニドローン、ゲーム等の青少年お楽しみ体験コーナー
・羽村市の観光スポットと名産品、 土産品、B級グルメの紹介・展示コーナー
★屋外特別展示:
モービルシャック(第一電波工業)、手作りキャンピングカー、モービルFOX専用車
★その他:
水戸市のコミュニティ放送「FMぱるるん」とJARL広報大使で演歌歌手の水田かおりさん(JI1BTL)に実況放送を依頼中!
このイベントの詳細や出展に関しては事務局の羽村ARCハムラーズ(連絡先:ハムショップフレンズ 電話042-555-7058)へ問い合わせのこと。
●関連リンク:
・ハムらde無線フェア 案内チラシPDF
・ハムショップフレンズ
アイコム株式会社は2019年 4月1日 、究極の低周波数“0MHz”を使用した免許・資格不要の無線機「IC-0M」を開発したと発表した。一般的にトランシーバーは周波数が低くなるほど本体の小型化は困難になり、アンテナも効率を求めると巨大になるが、同社は0MHzを使用することで無線機はコンパクトなハンディサイズに収まることを発見し、わずか数日という異例のスピードで開発を完了したという。IC-0Mの基板上の部品点数は0でバッテリーレスで動作可能。交信時はIC-0Mを握りしめ、声を発するだけで誰とでも交信でき、発する声の出力を上げることで通話範囲を拡張できる。「周波数0」「メリット0」「シグナル0」という“3つのゼロ”を実現した製品は業界初という。
アイコムが発表した内容から抜粋し紹介する。
ゼロなのに伝わる! 「生」で聞こえるコミュニケーション、業界初! 無線機登場(2019/4/1)
★不可能を可能にした、待望の新製品
理論的には、周波数が低くなればなるほどトランシーバー本体の小型化は困難を極めます。また、アンテナの効率を求めると、どんどん巨大になっていきます。
★究極の低周波数でコンパクト化
しかし、われわれは気づいたのです。究極の低周波数、0MHzを使うのであれば、それらの問題がすべて解決し、コンパクトなハンディサイズに収まるではないかと!
★爆速を実現(開発が)
企画からわずか数日の異例のスピードで開発されたIC-0Mは、これまでのトランシーバーの概念を超越するまったく新しいトランシ―バーとして、きょう、デビューします。
<製品特徴>
●静寂
その優れた周波数特性により、音量0を実現。当然、ノイズも0です
●バッテリーレス
驚異の消費電力0Aを実現。周波数は0ですが、運用時間は∞です。
●超軽量
周波数を0MHzに絞ったことで、基板の部品点数も0に。軽量、コンパクトボディに貢献しています。
●かんたん操作
IC-0Mを握りしめ、声を発するだけで誰とでも交信できます。発する声の出力をあげることで、通話範囲を拡張することも可能です。
●最高級防水機能
水濡れはもちろん、水没したままでも本体性能を一切損ないません。
●ハンズフリー
なんなら、IC-0Mを手に持たなくても、交信することはできます。そう、大きくお口を開けるだけです。
●申請不要、免許不要
従事者免許もいらなければ、無線局免許も不要です。もちろん、電波利用料もかかりません。
●低価格
値段も0円!だと思いました? それはそれ、ビジネスですから……。申し訳ございません。
<オプション>
●0MHz専用アンテナ「FA-∞M」(1,000,000,000円 税込)
特0MHzのアンテナ? 周波数が下がるとアンテナ長は伸びますが、0となると……このオプションは、あなたの心のなかにだけ存在するのかもしれません。
●オプションツマミ「MB-0203」(200円 税込)
IC-0Mのおともにどうぞ。もちろん、糖質ほぼ0で体に優しいつまみです。
●キャリーバッグ「LC-0873」(1,000円 税込)
最大6機のIC-0Mを収納できる専用キャリーバッグです。断熱構造です。お花見などに最適。
なお同社は、IC-0Mの特設ページを開設し、製品の詳細のほか開発者インタビューを掲載している。詳細は下記関連リンク参照。
アイコム、2018年4月1日はこんな製品を発表↓
<アマチュア無線の電波状態を“仮想現実”として視認化できる>アイコム、VR対応外部モニター「LC-VR41」を新発売!!
●関連リンク:
・ゼロなのに伝わる! 「生」で聞こえるコミュニケーション IC-0M(アイコム
特設ページ)
・アイコム株式会社 Facebookページ
アンテナメーカーの有限会社ラディックス(千葉県千葉市緑区)は、142/146MHz帯のデジタル小電力コミュニティ無線用としては初となる基地局用アンテナ「RCW-142SR」を2019年3月15日から発売を始めた。ラジアル付きの単一型で利得は2.14dBi。アイコムのIC-DRC1との組み合わせで法的にも使用可能だ。価格は9,800円(税別)。
移動運用に適したアマチュア無線用アンテナなどで知られる有限会社ラディックスが、昨年制度化された142/146MHz帯のデジタル小電力コミュニティ無線用としては初となる基地局用アンテナ(1/4波長の単一型)の発売を3月15日から開始した。
デジタル小電力コミュニティ無線の周波数範囲を含む142.90~147.00MHzを安定した性能でカバーし、かつコストを抑えるために1本のラジアルがついた構造が特徴だ。垂直エレメント長は530mm、ラジアル長は500mmでアンテナ端子はM-J型。総重量は300gで直径25~60mmのマストに取り付けることが可能だ。なお同軸ケーブルは付属しない。
同社によると、アイコムのデジタル小電力コミュニティ無線機、IC-DRC1は「単一(V)2.14dB」の外部アンテナとの組み合わせで技術基準適合証明(工事設計認証)を受けていることから、RCW-142SRを接続しての運用が法的にも可能だという。耐入力は50W FMなので144MHz帯のアマチュア無線用としても使用できる。
希望小売価格は9,800円(税別)。同社製品取り扱いのアマチュア無線ショップで発売を始めたほか、まもなく同社直販サイトでも販売を始める予定という。問い合わせは有限会社ラディックス(電話043-292-4959、メール info@radix-inc.com )まで。
●関連リンク: ラディックスホームページ(3月24日現在、RCW-142SRの情報は未掲載)
特別な資格が必要なくてもトランシーバー片手に誰でも無線交信が楽しめる無線ジャンル“ライセンスフリー無線”。“フリラー(ライセンスフリー無線愛好家)”たちの全国規模の祭典として、2019年3月21日(木・祝)の9時から15時までの6時間にわたり、日を追うごとに暖かくなりだしたこのシーズンに一斉交信イベント「春の一斉オンエアディ2019(通称「春オン2019」)」が開催される。今回から、142/146MHz帯を使用する業界で初めての「デジタル小電力コミュニティ無線」も資格のいらない無線として、交信イベントの新たなジャンルに加わったので注目だ。
ライセンスフリー無線愛好家の全国規模の祭典「「春の一斉オンエアディ」。暖かくなるこの季節、お天気がよければ、なるべく高く、見通しのよい場所からの運用がおすすめ。とくにCB無線(市民ラジオ)では、Eスポなどの発生で遠距離交信に期待が膨らむ
ライセンスフリー無線愛好家、“フリラー”たちが楽しみにしている一斉交信イベント、「春の一斉オンエアディ2019(通称「春オン2019」)」が3月21日(木・祝)の9時から15時まで6時間にわたり開催される。思い思いの場所に移動して、普段は繋がりにくい地域との交信を楽しむイベントとして年を追うごとに参加者が増えている。
それぞれライセンスフリー無線では、メインに使われるチャンネルが通例として決まっている。27MHz帯の合法CB無線(市民ラジオ)でここ最近の使用頻度が高いのは8ch(27.144MHz)/3ch(27.040MHz)/6ch(27.112MHz)の順となる。
この季節、コンディション的にはグランドウェーブが中心となるものの、短時間だがスキャッターやEスポが突発的に発生し遠距離交信ができる。合法CB無線(市民ラジオ)、特定小電力無線ともに「集中呼び出しタイム」が設けられているので、チャレンジしてみよう。
なお、「特定小電力無線」は周波数的にグランドウェーブによる交信が中心となる。使用頻度が高いのは422.225MHz(アルインコ表記で「L3」、アイコムなどの表記では「14ch」)。また351MHz帯の「デジタル簡易無線(登録局)」の場合は、呼び出しチャンネル15chを受信し、交信チャンネルを指定し移動して交信を楽しという流れ。
今回から新たに加わった、142/146MHz帯を使用する「デジタル小電力コミュニティ無線」は、呼び出しチャンネル(18ch)でCQを出して、ほかの空いているチャンネルに移動して交信を行う。
特定小電力無線機(10mW機)の50倍の送信出力500mWで、技術基準適合証明(工事設計認証)に登録されている利得の高いアンテナに交換すれば、遠距離交信を狙うことも期待できる。また、送信のたびにGPS位置情報を相手局に送るので、どれくらい離れた場所から電波が届いているか容易に把握することができるのも特長の1つだ。
●「春の一斉オンエアディ2019(通称「春オン2019」)」実施要綱
■開催日時:
2019年3月21日(木・祝)09:00~15:00
■運用するバンド:
・合法CB無線(市民ラジオ)
・特定小電力無線
・デジタル小電力コミュニティ無線
・デジタル簡易無線登録局
■集中呼び出しタイム:
・市民ラジオは開催時間(09:00~15:00)中の毎時30分
・特定小電力無線は開催時間(09:00~15:00)中の毎時00分
送信出力が少ないライセンスフリー無線は“移動運用”がメイン。ハンディ機は移動運用に最適だ
↓この記事もチェック!
<いよいよ発売!! 新規格“デジタル小電力コミュニティ無線”>アイコム「IC-DRC1」開封リポート
●関連リンク:
・市民ラジオ(ウィキペディア)
・特定小電力無線(ウィキペディア)
・簡易無線/デジタル簡易無線(ウィキペディア)
・デジタル小電力コミュニティ無線(ウィキペディア)
・ライセンスフリーラジオ(ウィキペディア)
2019年3月19日(火)、前号から独立創刊を果たした株式会社電波社のアマチュア無線誌「HAM world(ハムワールド)」2019年5月号が刊行される。今号の特集は「多バンドにオンエアするためのアンテナ選び!HFマルチバンド運用法」、特集2は「アマ無線に役立つアイディア集」。そのほか「注目の新機能!PC+無線機でノード局を構築」「WIRES-Xの新機能PDNがスタート」「市民ラジオ無線機 NTS111Tを使ってみた」などを掲載。独立創刊を記念して「読者プレゼント第2弾」を用意している。価格は980円(税込み)。
電波社の「HAM world」は同社の月刊誌「ラジコン技術」の増刊として、2015年9月にVol.1、2016年2月にVol.2、6月にVol.3、9月にVol.4、12月にVol.5、2017年3月にVol.6、6月にVol.7、9月にVol.8、12月にVol.9、2018年3月にVol.10、6月にVol.11、9月にVol.12、そして前号から独立創刊を果たし“月号表記”となり、12月に2019年2月号として3か月に1回のペースで刊行され、今回の2019年5月号で14冊目となる人気のアマチュア無線専門誌だ。
記事内容など概要は下記の通り。
★「HAM world」2019年5月号の概要
◆発売日: 2019年3月19日(火)全国書店発売
◆定価: 980円(税込)
◆発行: 株式会社電波社
◆体裁: A4 平綴じ
◆記事内容: 下記の通り
<特集:多バンドにオンエアするためのアンテナ選び!HFマルチバンド運用法>
・屋外型チューナーは魔法の弁当箱
・伸縮式で7~430MHzをワイドにカバー/RHM10の実力
・短縮型多バンドアンテナ調整のポイント
・コイル交換で多バンド対応!コンパクトアンテナの魅力
・シンプル構造で自作も簡単!ダブルバズーカアンテナ
・釣ざおアンテナの活用
<特集2:アマ無線に役立つアイディア集>
・ポータブル電源/発電機の活用
・昇圧コンバーターで13.8Vを得る
・試してみよう!小技集
<注目の記事>
・注目の新機能!PC+無線機でノード局を構築
・WIRES-Xの新機能PDNがスタート
<単発記事>
・アイコムIC-9700運用レポート
・独立記念!読者プレゼント第2弾
・Raspberry Piで遊ぼう
・D-STAR完全マスター FT8を理解する
・話題のあの事件を解説 射撃管制レーダーってなに?
・アマ無線用人工衛星からの電波をキャッチ サテライト通信を聴いてみよう!
・古希までの取得が目標!1アマ挑戦記
・V/UHF デュアル覆面アンテナのリアゲートへの組込み
・ジャンク無線機復活の技 FDK MULTI-750X
・ヤエスFT-ONEに恋した私の修理記録
・デジタル小電力コミュニティ無線 IC-DRC1運用レポート
・チャレンジャー 愛ちゃんの1アマぜったい取りますよ宣言!!Part2
・1200MHz/AMローコールスタート
・世界の短波放送を聴こう!
・ライセンスフリーラジオの世界
・超実践的 CW練習法
・市民ラジオ無線機 NTS111Tを使ってみた
・ニュースフラッシュ
・読者プレゼント当選者からのレポート
・無線機の歴史おもしろエピソード
同誌の確実な予約・購入には下のAmazonリンクが便利だ。
※以下は「HAM world」創刊号(Vol.1)から2019年2月号までのバックナンバー。プレミアム価格で取り引きされている号もある
●関連リンク: 株式会社電波社
ポラリスプレシジョン合同会社が台数限定で製造・販売した新技適対応のCB無線機(市民ラジオ)「Blackbird(ブラックバード)」(税別18万円)。以前、50台が限定モデル「Launch Edition」として先行出荷され、そのうちの1台がヤフオクに出品されたことをお伝えしたが( 2018年12月26日記事 )、2月に入り、残り150台の通常モデル「Standard Edition」が同社から購入者の元へ発送された。今回、その「Standard Edition」が入手後すぐと思われる梱包状態のままヤフオクに多数出品されるケースが続き話題となっている。
新技適対応のCB無線機「Blackbird(ブラックバード)」(税別18万円)。限定200台のうち50台が限定モデル「Launch
Edition」、残りの150台が、画像の通常モデル「Standard Edition」として製造された
CB愛好者(通称“フリラ”)を中心に、発売前から注目を集めた新技適対応のCB無線機「Blackbird(ブラックバード)」は、2018年3月2日に創業したポラリスプレシジョン合同会社が、初めて世に送る無線機である。
購入希望者は申し込み受付日から5日以内に代金+送料+消費税の合計額(196,020円)を指定口座に入金するという注文システムで、先着50台の「Blackbird Launch Edition」と、先着150台の「Blackbird Standard Edition」の合計200台の予約受け付けを同社がWebサイトで開始すると、限定モデル「Launch Edition」は瞬殺で、通常モデル「Standard Edition」もほどなくして予約数に達した。
2019年2月に入り、通常モデル「Standard Edition」の150台が購入者の元へ届きだしたが、このタイミングで、入手後すぐと思われる状態の同モデルがヤフオクに相次いで出品されるようになった。
ヤフオクに出品された最初の1台は、「150,000円」の開始価格で2月9日(土)から2月16日(土)までの入札期間だったが、「送料無料」にもかかわらず、最後の最後に1件だけ入札があり落札された。
続く2台目は、開始価格1,000円で2月23日(土)から出品。直後から多数の入札があり、2月27日(水)12時時点で入札件数「91件」、最高価格「152,000円」(終了時間は3月2日(土)18時40分を予定)と推移している。
同時期の2月25日(月)(終了時間は3月3日(日)21時13分を予定)から開始価格190,000円で3台目が出品されている。こちらは2月27日(水)12時時点で入札数はゼロだ。
このほか、スマホで売買ができる「メルカリ」など、フリーマーケット市場でも、「Blackbird」の売買が行われている。
↓この記事もチェック!
<50台発売された限定品、メーカー出荷直後で未開封>話題の新技適CB無線機「Blackbird Launch Edition」がヤフオクに出品
<動画3本掲載>ポラリスプレシジョン、「Blackbird」の完成披露会で“搭載予定の新機能”を初発表!!
<きょう7月16日(月・祝)から予約受け付けを開始!!>ポラリスプレシジョン、新技適対応のCB機「Blackbird」の詳細情報をWebサイトに掲載
<「KANHAM2018」会場で展示>ポラリスプレシジョン、新技適対応の市民ラジオ(27MHz帯)「Blackbird」を発表!! 本体価格は18万円
●関連リンク:
・新技適 CB無線機 Blackbird ブラックバード
新品未使用品(ヤフオク)
・ポラリスプレシジョン Blackbird(Standard Edition)(ヤフオク)
・新技適対応 ポラリスプレシジョンCB無線機 ブラックバード Blackbird
限定200台 新品 未使用品 ICB RJ(ヤフオク)
・ポラリスプレシジョン合同会社 ※IEブラウザは非対応
西無線研究所が開発を進めている27MHz帯のハンディタイプのCB機(市民ラジオ)「NTS111」の予約受付が2019年2月9日午前0時からスタートする予定だ。需要予測が難しく、台数によって生産コストが大きく変わることから、同社は“予約数に応じた価格”を3通り提示している。購入希望者は「どの価格で買いたいか」を決めてメールで申し込む形式だ。
新スプリアス規格に対応した西無線研究所の27MHz帯CB機の「NTS111」は、開発が順調に進み、2月6日に試作機(NTS111T)が一般財団法人 テレコムエンジニアリングセンター(TELEC)の技術基準適合試験に合格した。
これを受け、同社は2月9日(日)の午前0時から、専用メールアドレスによる「NTS111」の予約受付を開始する予定であることをTwitterで発表した。需要予測が難しく、台数によって生産コストが大きく変わることから、同社は予約数に応じた価格を3通り提示している。
・予約数 100台以上: 85,000円(91,800円/税込み)予約メール:
nts01@nishimusen.co.jp
・予約数 300台以上: 75,000円(81,000円/税込み)予約メール:
nts03@nishimusen.co.jp
・予約数1000台以上: 65,000円(70,200円/税込み)予約メール:
nts10@nishimusen.co.jp
例えば「自分は税別65,000円なら買いたい」という場合は nts10@nishimusen.co.jp へメールで申し込むことになるが、同社が予約数を最終集計した段階で1,000台に満たなければ、この価格での注文はキャンセルとなる可能性がある。最も生産される可能性が高いのは「予約数100台以上」だが、その場合の価格は税別85,000円になる可能性がある(税別85,000円で申し込んでいても、予約数が1,000台を超えた場合は税別65,000円で販売される)。なおhamlife.jpが同社に確認したところ「予約申し込みの期限(締め切り)は当面設定しない」との回答だった。
同社がTwitterで発表した内容は下記の通り。予約募集については2月9日(土)午前0時から。同社のNTS111特設サイトでも案内が開始され、メールアドレスへのリンクも掲載される。
<NTS111今後の予定(案)20190208>
NTS111の価格はまだ未定で、これから下記のような手順で決めていきます。製造数量で大きく価格が変わります、需要予測が難しいので御協カお願いします。
(1)量産数量別の価格を提示して予約を募る。
・予約数 100台以上…85,000円(91,800円/税込み)
・予約数 300台以上…75,000円(81,000円/税込み)
・予約数1000台以上…65,000円(70,200円/税込み)
<台数が多いほど安くなる>
無線機販売店経由の予約も受け付けます(日本国内で実店舗を持つ無線機販売店)。予約数量が上記より少ない場合は、販売中止になります。
予約専用メールアドレスを開設します。
・85,000円で予約→ nts01@nishimusen.co.jp
・75,000円で予約→ nts03@nishimusen.co.jp
・65,000円で予約→ nts10@nishimusen.co.jp
予約金額に該当するメールアドレスへ、成約した場合の商品送付先住所を記載してメールを送信して下さい。(送付先住所を記載していない場合は無効になります)
(2)予約数を集計して製造数量を定め、価格確定する。
例えば、100台以上の85,000円で予約が110台で、300台以上の75,000円の予約が130台の場合は、85,000円の価格で110台製造・販売して、75,000円で予約の130台はキャンセルになります。
85,000円で予約が80台、75,000円で予約が250台の場合は、合計330台製造して、価格は75,000円。価格85,000円の予約80台の方にも安い方の価格75,000円で販売します。
合計数量が299台以下で、85,000円での予約が99台以下の場合は中止になります。上記の金額は税抜き価格です、支払いは消費税を足した金額になります。
今回の量産が中止の場合は少量生産の価格を別途に定め、募集し直します。この場合、かなり高価になります。
(3)量産確定後、納品までの納期は数量で変わりますが約3か月。
価格が決まったら、お支払いは銀行振り込みでお願いします。支払い期限は、納品予定日の1か月前まで。未入金の方には期限が近づいたらお知らせします。商品の発送は、特別な事情が無い限り、支払い日順になります。
(4)実装部品や付属品などの仕標が一部変わる場合がありますが、ご承知おき下さい。
(5)その後について
需要を見定めながら計面的に量産、販売して、販売店の店頭に並べていただけるようにしていきたい。その後の価格は、今回確定した価格にに準じて販売していくつもりです。
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<年末スペシャル>胸ポケットに入る新技適CB機 “NTS111”
の開発が進行中!!「西無線研究所」を訪問
●関連リンク:
・NTS111案内ページ(西無線研究所)
・Twitter 西無線研究所(@nishimusen)
2月5日、株式会社JVCケンウッドは351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)とデジタル簡易無線(免許局)の両方(デュアル運用に対応)が1台でできる業界初の変わり種!?デジタル簡易無線機「TCP-D751 CT」と、デジタルとアナログのデュアルモード&ワイドバンド周波数に対応するデジタル/アナログ一般業務用無線機「TCP-D751 FT」のハンディタイプ2機種を、2月下旬から発売する予定であることを発表した。価格はオープン。
351MHz帯のデジタル簡易無線(登録局)とデジタル簡易無線(免許局)の両方(デュアル運用に対応)を1台で対応するデジタル簡易無線機「TCP-D751 CT」(左)と、デジタルとアナログのデュアルモード&ワイドバンド周波数に対応するデジタル/アナログ一般業務用無線機「TCP-D751 FT」
同社のプレスリリースから、特徴を抜粋し紹介する。
ケンウッドブランドより、業務用無線機の新ラインアップとして、デジタル簡易無線機(免許/登録局対応)「TCP-D751 CT」と、デジタル/アナログ一般業務用無線機「TCP-D751 FT」の計2モデルを2月下旬より発売します。
「TCP-D751 CT」は、業界で初めて(※1)1台の無線機で免許局と登録局のデュアル運用を可能にしたデジタル簡易無線機です。また、「TCP-D751 FT」は、ワイドバンド周波数(350~470MHz)の対応に加え、デジタル/アナログのデュアルモードに対応した一般業務用無線機です。
※1:2019年2月下旬発売予定、デジタル簡易無線機として。(2019年2月5日現在)
●企画背景と製品の概要
総務省による電波有効利用のためのデジタル化推進により、UHF帯簡易無線局はこの10年間で急速に拡大し、100万局を超える規模になっています。そのような背景の中、大規模なイベント会場などでは複数の出入業者により免許局と登録局が混在することが多くなっており、スタッフが業務連絡を2種類の無線機で使い分けなくてはならないケースが増えています。そこで当社は、業界で初めて(※1)1台で免許局と登録局のデュアル運用に対応するデジタル無線機「TCP-D751 CT」を企画・開発。本機により無線機を2台持つ煩わしさを解消します。また、総チャンネル数は最大95チャンネルとなり混信緩和にもつながります。
一方、一般業務用無線機市場では、旧スプリアス規格の使用期限(2022年11月30日まで)を見据え、デジタル/アナログのデュアルモードに対応する「TCP-D751 FT」も企画・開発。本機はワイドバンド周波数(350~470MHz)設計により幅広い業種に対応。また、デジタル/アナログのデュアルモードに対応し、段階的にデジタル運用への移行を計ることが可能です。デジタルで周波数の変更があった場合でも、UHF帯であればワイドバンド周波数対応により、無線機の買い換えも不要です。
両モデルとも、当社がこれまで培ってきたオーディオ技術と無線技術による優れた音声品質と堅牢性を備え、デジタル化推進に伴う現場のニーズに対応する新たなラインアップとして提案します。
●「TCP-D751 CT」の主な特長
・業界初(※1)、免許局/登録局のデュアル運用に対応
業界で初めて(※1)、本機1台でデジタル簡易無線の免許局と登録局のデュアル運用を可能にしました。また、最大95チャンネルで混信緩和にもつながります。
●「TCP-D751 FT」の主な特長
・デジタル/アナログのデュアルモード&ワイドバンド周波数に対応
アナログからデジタル運用に移行しやすいデジタル/アナログのデュアルモードに対応。さらに幅広い業種に対応できる350~470MHzワイドバンド周波数設計です。
●2モデル共通の主な特長
1.当社独自のオーディオ技術と無線技術によるデジタル音声品質
1)聞き取りやすく、疲れない音質特性を実現
これまで培ってきたオーディオ技術と無線技術のノウハウを生かし、聞き取りやすい音づくりを専門チームで検討。明瞭でありながら聞き疲れしない、こだわりの音質を実現しました。
2)A/D変換の適正化により音声遅延を最小限に抑制
デジタル無線で問題になる音声遅延をA/D変換の最適化により、最小限に抑えています。
<高性能スピーカー>
3)音声からノイズを低減する1マイクタイプのノイズサプレッサーを搭載
音声がないときに環境ノイズ波形を取得し、音声からノイズを低減する1マイクノイズサプレッサーを搭載。外部マイク使用時もしっかりとノイズを低減します。
4)独自制御によりサイレン音ノイズを抑制
音声と周波数帯域が重なるため、音声の抽出がむずかしいサイレン音ノイズを、周波数分布の差を用いた独自の制御により大幅に低減しています。
<ノイズ低減イメージ>
2.屋外や水場での使用にも対応する堅牢設計
アメリカ国防総省軍用規格MIL-STDの11項目に適合。IP54/55/67/68(※2)相当の防塵・防浸性と、水没に対する保護性能も強化された密閉の二重構造を採用。液晶画面とキートップはUV加工で強度を高め、またキートップの印字は擦りキズがついても消えない二重成形構造を施した堅牢設計です。
※2:IP68:IEC/JIS規格 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)「IP6_
耐塵形:タルク粉を1m3当り2㎏の割合で浮遊させた中に8時間放置し内部に浸入がない。IP_8
水中形:水面下1m、2時間沈めても無線機に有害な影響を及ぼさない。」本製品は設計段階において防塵・防水規格IP68の試験を行いその性能を確認しておりますが、実際のご使用にあたって、すべての状況で防塵・防水を保証するものではありません。
3.2つのグループを使い分けできるセカンドPTT機能を搭載
メインで使用するチャンネルのほかに、もう1つのチャンネルで待受、送信ができるセカンドPTT機能を搭載。2つのグループの両方を管理する際に便利です。
4.異なるチャンネルへの対応をスムーズにするZone設定が可能
エリアごとに使用するチャンネルが異なる場合は、それぞれにZone設定が可能。設定したZoneを切り替えるだけで各エリアのチャンネルに対応できます。
5.その他の機能(※3)
・聞き漏らしを防ぐ高速スキャン。
・GPS/BluetoothR機能を搭載。
・ユーザーの転倒や静止を察知するモーションセンサーを搭載。
・パワーオンLED機能により、電源投入時に光るインジケーターのLED色(全7色)から選択し、グループカラーとして設定が可能。
・機器から光を発しては困るようなコンサート会場などで、本機のインジケーターとLCDの点灯をOFFにできる劇場モードを搭載。
※3:各機能は予め当社代理店による設定が必要です。
●「TCP-D751 CT」と「TCP-D751 FT」の主な定格
●関連リンク:
・業務用無線機2モデルを発売(JVCケンウッド)
・業務用無線機2モデルを発売(PDF形式/JVCケンウッド)
・業務用無線機「TCP-D751 CT」商品情報(JVCケンウッド)
・業務用無線機「TCP-D751 FT」商品情報(JVCケンウッド)