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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2025/10/17 3:05:28)

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feed 【製作記】CB用オーディオ・バンドパスフィルタ(300Hz~3.4kHz)を作ってみた話 (2025/10/4 20:37:19)
未だにちょいちょいお話頂く受信用外部スピーカーの相談。
01なんかもそうですが、意外と聴きにくいと言うのが多いです。
無論、受信音は好みが強いので一概に言えないのが大変難しい所ではありますが、今回は、無線受信時の「音のヌケ」と「ノイズ除去」を両立するための、アナログ・オーディオフィルタを設計しましたので、ブログに残しておきます。

最近のDSP内蔵機器は確かに便利ですが、今回はCBらしくアナログ。
アナログ回路で音を整えるのもまた一興。

■目的と背景
無線交信では、300Hz~3.4kHzの帯域が「通話音声帯域」としてITU-T G.712で定義されています。  
この帯域を中心にフィルタリングすることで、以下のメリットがあります:

・下限300Hzは低域の雑音(ハム音や風切り音)をカットし、明瞭度を確保
・上限3.4kHzは音声の子音を残しつつ、不要な高域ノイズをカット
コレにより
- 音声の明瞭度向上  
- S/N比の改善  
- 帯域効率の向上(特に混信時)
が期待出来ると言うものです。

■回路構成(RCフィルタ3段)
今回は、シンプルなRCフィルタを3段構成で組みました。DSPやオペアンプは使わず、完全パッシブ構成です。
無論、オペアンプを使う方がガッツリ特性が出ますが、回り込みの対策も面倒なので(汗)
・HPF | C1 = 0.047µF | R1 = 10kΩ | fc ≒ 300Hz |
・LPF1 | C2 = 47nF | R2 = 2kΩ | fc ≒ 3.4kHz |
・LPF2 | C3 = 10nF | R3 = 4.7kΩ| fc ≒ 3.4kHz |
※C1~C3はフィルムコン推奨。電解コンデンサは避けた方が良いです。

■オマケのシミュレーション結果(LTspice)
LTspiceでAC解析を実施。  
.ac oct 10 1 100k の条件で周波数特性を確認。

- 通過帯域:300Hz~3.4kHzでほぼフラット  
- それ以下・以上の帯域はしっかり減衰  
- 音声帯域の明瞭度が向上し、ノイズが減った印象

実際の交信録音をフィルタ通したら、「ザラつき」が減って、声が前に出る感じです。

■まとめ
今回のフィルタは、特にアナログ受信機や自作トランシーバーとの相性が良く、  
「音が聴きやすくなる」だけでなく、「耳が疲れにくくなる」効果もありました。

DSP全盛の時代ですが、アナログの味わいと制御性はやはり魅力的。  
もし同じような悩みを持っている方がいたら、ぜひ試してみてください。



feed 【アルファードハイブリッド】これが壊れると危ない。インバータ用ウォーターポンプ (2025/9/20 22:03:12)
■何回目だろう?
この写真、見覚えのある方も居るかもしれません。そう、過去に似たような写真をSNSアップしています。が、残念ながら別件。

そう、またエンジンブローした訳で、迎えに行って来ました。
息子のTシャツは頭文字D。皮肉ですね(笑)
これが、バイク、車に関わらず、そして幾度と無く繰り返される訳で。
JAF?もちろん息子は入ってます、が、結局この方が早いんですよね。


ちなみにエンジンは、完全に焼き付き。キックペダルも岩の様に重い。
これは、ピストン、シリンダー共に交換確定です。

ポートを削り、やるなと言った面研迄やった結果がコレですね。
エンジンを焼き付かせる前にサブコンを作ろうと、回路とプログラムまでは設計が終わってましたが、間に合わず…
毎回高い勉強代になっていると思うのですが、短期間で繰り返されると果たして我が息子は学習しているのか?と不安になります。



■さて本題、でもその前に
話は変わってアルファードハイブリッド。
こちらも今年は不運続き。
ハイブリッドバッテリーを交換したばかりなのに、今度は電動コンプレッサーが故障。
しかも40℃まで上がっていた猛暑日の出先で。

原因はコンプレッサープーリーのダンパーが引きちぎれた為。

コンプレッサーがオンになった時のショックを吸収するゴムダンパーが入っているのですが、それが見事に引きちぎれました。

トヨタもたまに「こりゃ無いな」と思う時がありますが、今回もその類。
プーリーだけがダメなのですが、部品単品が出てきません。
しかもお高い電動コンプレッサーです。

今回はちゃんとした会社のリビルド品を使用、ついでにコンデンサーも交換しました。
こちらの作業は真空引きが出来ないので、お付き合いのあるディーラー経由で電装屋さんへお願いしまして、締めて22万円なり…

まぁ、今年は良く壊れます。


■今度こそ本題
さて、今回はポンプ交換です。
実は時々出ていた冷却系エラー。大体は点検の時に冷却水が少しこぼれてしまい、その分でエアを噛んでしまう事で冷却不良となっていた?と考えていました。
が、静かにしているとポンプの音が微妙に変なので、交換する事に。
↑これが出続けると、走行不能に陥ります。

ちなみに、インバータが壊れると部品代だけで55万円コースとなります…凄いインパクト!

さて、交換部品はこれ。
純正品は34,100円、
社外互換品だと5,000円程。
部品が安く出るのはプリウスのおかげ。

早速交換作業です。後々ネットで調べると殆ど情報が無いか、違うものの記事なので、ここに掲載します。
インバータ用ポンプは、左タイヤハウスの前側に有り、アンダーカバーを外せば簡単に見えてきます。
これはネジ3本、コネクタ1つ、ホース2本しか繋がっていないので、交換は秒で終わります。
ちなみに私は冷却水は抜かずにやりました。

で、ここからがちょっとハイブリッド特有の作業です。
インバータはエアがかなり抜け難いので、しっかりとやる必要が有ります。
インバータの横にメクラ栓があるので、それを外し、ホースを繋げます。

冷却水が入ると、ラジエーターの口と同じ所まで水面が上がります。まずはそこまで冷却水を補充します。
次は、栓を閉めて、イグニッションをちょっとオンにしてエア抜いて、またちょっとオンにして…を繰り返しますが、抜け難いので、ホースの先をラジエーターへ戻し、キーオンにします。

そうする事でグルグルと冷却水が回り、エアが抜けていきます。もちろん減った分はどんどん足していきます。
透明ホースだとエアが良く見えるので、尚の事オススメ。
これで、あとは元に戻して完了です。

作業時間は30分かからない程度で終わります。


さて最後に、今回外した部品を確認。
すると、ポンプ裏側の樹脂モールドに亀裂が入っています。
そして微妙に焦げ臭い…

コレは!と、樹脂モールドを剥がしてみた所…ビンゴ。
熱で基板が炭化し始める所で、レジストの一部は無くなっていました。
「おっかねえ〜」の一言


ハイブリッドはこういう「電子部品+メカ」の合わせ技なので、点検も難易度が一気に上がります。  
今の整備士さん、本当に大変だと思います。


feed 【DJデミオ】ディーゼルでも良くもつバッテリー (2025/9/20 20:55:00)
我が家の唯一であるディーゼル車のデミオ。
ここ数年の原油価格高騰で稼働率がやたらに高くなっています。そんなデミオのバッテリーがここに来てバタンキューとなりました。

走行中に低電圧検知が確定するので、内部抵抗が高くなり、制動時の回生充電電流が入らないんでしょう。

エラーになると、istopがオレンジ、ビックリマークが点滅します。

嫁さんが出先でエンジン始動出来なくなると困るので、交換します。


今回のバッテリーはGS YUASAのECO R。新しいシリーズです。

今まで使ったバッテリーはPanasonic caos。
前回交換が5年と8ヶ月前、距離にして10万km前です。ディーゼル車でここ迄持ち堪えるのは大したもん。純正が6万4千kmでしたので、1.5倍も長持ちした事になります。しかも、ディーラーで購入する価格の半分で入手出来ます。
バッテリーは社外品の良いものを選んだ方が良いですね。

さて、ここからはバッテリー交換。
と言っても、寝てても出来るくらいポピュラーな作業ですので、作業過程は省略します。


交換後は、エラーを全てクリアし、バッテリーの初期学習をします。
初期学習は、キーオンでニュートラルに入れ、ブレーキを踏みながらアクセルを5秒以上全開。バッテリーランプが点灯から点滅になったら、全閉、全開を3回。バッテリーランプが消えたらキーオフ。

次に、キーオンで15秒以上経ったらistopボタンを5秒以上押し。で、キーオフ。

これでバッテリー初期学習は終わり。

次はステアリングを左右末切りしステアリングセンサーの学習、パワーウインドーを全開全閉をし学習して終わりです。

16万km以上走りましたが、今のところは足回りのコキコキ音がする以外の不具合は無し。
強いて言えば、ドライバーズシートのヘタリが目立つかな?くらいです。

と言うことで、今日もディーゼルらしいトルクフルな走りで頑張ってくれてます。

feed 秋オン2025 (2025/9/14 17:52:45)

昨日から中途半端に降っていた雨は、朝方に強くなってしまいました。

せっかくなのに…と思ってましたが、9時過ぎに雨は止み晴れ間が見えてきました。

結構な量が降ったので登山は無し、車で行ける所は?と言うことで、無難に霧降高原へ。


今日はコンディションは底辺。
これはこれでFBで、遠くからやってくるノイズも無く純粋に直接波のQSOがゆっくりと出来ます。私にとってはとてもありがたい話です。

今年、我が家の特小4台はレースの連絡用に出払っているので、非常に懐かしの1台を使いました。
このユピテルは、感度も飛びも良く、20Dの様に日が当たらないのが不思議なくらいです。

今回のイベントでLCRも運用しましたが、QSOゼロ。なかなか珍しいです。


なんやかんやで、2時間ちょっとの運用。内30分はお昼寝(笑)でしたが、延べ20局。久し振りに繋がった局も多く、この「ペタペタコンディション」に感謝なのでした。



feed 【アルファードハイブリッド】くそ真面目に考えるボルテックスジェネレータ (2025/9/3 15:54:12)
■これって何だ?
街中で沢山走っているトヨタ車。その中でも見かけることが増えた「ボルテックスジェネレータ」付きの車。
そもそもボルテックスジェネレータ(以降VG)って何だ?となると思いますが、モノはこんな感じ。
ドアミラーやリアテールランプに付いている、この坐薬っぽい突起(笑)。
 
これはデザインミスでは無く、れっきとした空力性能パーツ。小さな三角形や翼状の突起で境界層に渦を与え、後流の剥離を抑える仕組みです。要は空気をちょっとかき混ぜて、しがみつかせる様な部品って感じです。
  
F1や航空機では昔から使われてきた技術ですが、流行りのミニバンでも燃費・直進安定性・静粛性の改善が狙えます。  

そんなオカルト感があるパーツなので、アフターパーツとしても容易かつ安価に入手出来ます。
ただ、アフターパーツあるあるでテキトーに付けても意味はなく、境界層の厚さを見極め、剥離が始まる直前に設置してやる必要があります。
  
今回は10系アルファードを題材に、見た目を重視しリアテールランプ付近(ルーフ後端から300mm以内)にVGを設置する設計をくそ真面目に設計してみました(割と本気)。


■ 設計の出発点
境界層は平板乱流近似で扱います。基本式は以下。
Re_x = (U_e * x) / ν
θ(x) ≈ 0.036 * x * Re_x^(-1/5)
δ(x) ≈ 0.37 * x * Re_x^(-1/5) # 99% 境界層厚さ
δ*(x) ≈ H * θ(x) # 排除厚さ(H ≈ 1.72)
C_f(x) ≈ 0.0592 * Re_x^(-1/5) # 摩擦係数
実車は逆圧力勾配 (APG) が強いので補正が必要です。
※Re_x(レイノルズ数)は流れの慣性力と粘性力の比で、流れの性質を示す指標です。

δ_APG(x) = APG * δ(x)  
δ*_APG(x) = APG * δ*(x)  

ここでは APG = 1.4 と仮定します。


■ 設置領域の条件設定
車体長(Aピラー基点からルーフ後端まで)をざっくり L ≈ 2.5 m とすると、  
VGの設置は「ルーフ後端から300 mm以内」、すなわち x = 2.20~2.50 m の範囲です。  

剥離予兆点を x* = 2.35 m と仮定し、境界層厚さ δ_APG(x*) を計算、その位置に渦が来るように上流側にコレを配置します。

渦の到達距離は L_up = λ * δ_APG(x*)、ここでは λ = 8。

設置位置:  x_VG = x* - L_up  

高さと寸法は境界層厚さ δ_APG(x_VG) に基づき、
h = 0.25 * δ_APG(x_VG)  
s = 6 * h  
ℓ = 3 * h  
α ≈ 15°

■ 計算例
この手のパーツは効果が出る速度が限定されてしまいます。
ウチのアルファードハイブリッドは高速走行が多いので、100km/hを前提にいくつか計算してみます。(U_e = 27.8 m/s = 100 km/h, ν=1.5e-5 m^2/s)

x* = 2.35 m  
Re_x = 4.35e6  
δ_APG(x*) ≈ 46 mm  
L_up = 368 mm → 設置は x_VG ≈ 1.98 m  
δ_APG(x_VG) ≈ 41 mm  
 → h ≈ 10.2 mm, s ≈ 61 mm, ℓ ≈ 31 mm

x* = 2.40 m  
 Re_x = 4.45e6  
 δ_APG(x*) ≈ 47 mm  
 L_up = 376 mm → x_VG ≈ 2.02 m  
 δ_APG(x_VG) ≈ 42 mm  
 → h ≈ 10.5 mm, s ≈ 63 mm, ℓ ≈ 32 mm

x* = 2.45 m  
 Re_x = 4.54e6  
 δ_APG(x*) ≈ 48 mm  
 L_up = 384 mm → x_VG ≈ 2.07 m  
 δ_APG(x_VG) ≈ 43 mm  
 → h ≈ 10.7 mm, s ≈ 64 mm, ℓ ≈ 32 mm


■ 結局の所…
・VGの設置位置は「ルーフ後端から約400~500 mm手前」が推奨箇所となります  
・ただ、見た目が悪過ぎるので、設置範囲を「後端から300 mm以内」と限定すると、実際にはやや前倒しで設置することになります。結局、  
・境界層厚さは 40 mm前後、VGの高さは 10 mm程度が適切。  
・その間隔は 60 mm前後。  

つまり「アルファードのリアルーフスポイラー手前 200~300 mmあたりに、高さ10 mmクラスのVGを等間隔に並べる」のが理論的な設計指針となります。


■ おまけ
・設置条件を後端から300 mm以内に制約すると、理論上の最適点より後ろ倒しになるものの、剥離抑制効果は十分に期待できると思います。  
・本来なら風洞実験で渦の届き方を観察し、間隔や角度を追い込むのが必須です。  
 →糸流し法や扇風機とドライアイスを使ったスモークテストなんかを試してみるのも面白いかも
・見た目や車検対応を考えると純正風の樹脂成形が無難、エーモンを始め、アリエクスプレスにも有りますので、それを使うのがベター。  

■ 結論
10系アルファードでリアテールランプ付近にVGを設置するなら、  
「ルーフ後端から200~300 mmの範囲、高さ約10 mm、ピッチ60 mm前後」。  
理論的には、ポケットの小銭で買える部品が境界層を整え、後流の剥離を抑えるベストな配置になる、と言う理屈です。信じるか?信じないか?はあなた次第(笑)。


ちなみに、VGの後付けは、我が家の車は4台でテスト中。効果は俄然車体が大きく、空力設計が古いアルファードハイブリッドが分かりやすく、直進安定性が良くなっており、高速走行でのレーンキープは楽になりました。
一方で、空力オバケが付いているBMW e46 330iは…分からん(汗)


feed 新車は良いねぇ トヨタC+walk s (2025/8/8 20:47:05)

■固い意志

義理の両親が今年、車を降りることにしました。

まだ元気なのですが、「人様に絶対に迷惑はかけたくない」との事。


買い物や通院を始め、生活人から移動欲求を奪ってしまうと認知機能にも影響が出てしまうので、何か良いものは無いか?と調べてみると、やっぱりトヨタに行き着きました。



■まさかのスタート

買おうと決めたのはトヨタのC+walk s safety support。

これはよく見るスズキのセニアカーとは異なり、なかなかかっこ良く、しかもまず走っているのを見たことが無い車両です。


「これしか無い」

と、取扱い店を回り始めたのですが、とにかくどの店舗も販売実績が無い…そして、どの指定販売店も仙台にあった研修センターで教育を受けた通り、初めはリースで、と言うセオリースタートなのですが、そもそもリースをしていない…と言う、トヨタらしく無いスタートでした。


とは言え、どの車を買う時もそうでしたが、コレと思ったら買ってしまう、が我が道。

いつも流れで買ってしまう事にしました。




■実に良く考えてある

僕らSPEC中にとっては色んな数字が気になる訳ですが、自分が使う訳では無いので、起こり得る状況について見てみました。

例えば、3輪ならではの転倒。

仙台と言えば、海沿い以外は基本的に傾斜地です。しかもそこそこ古い街並みですから、傾斜プラス曲がり角プラス段差なんてケースはあるあるです。


試して見ましたが、まぁ、倒れませんし、相当なバンク角迄いくと、傾斜注意の警告が点灯、警告音がなります。


また、safety supportモデルなので前方センサー付。やってみたいのはやっぱり壁に向かって突っ込む(笑)

コレは見事に突っ込みます。(警告音と警告、自動減速します)


えっ、なんで?と思ったら、基本的にこの車両は歩行者扱い。人混みの中で走行すると、全く走行出来なくなってしまうので減速する仕様との事。


他にも、ブレーキは有りますが、基本ワンペダル(と言うかワンボタン)。離せばブレーキがかかりますし、一定角以上ステアリングを切ると自然に減速。下り坂も自動減速します。


バッテリーもホンダの電動バイクバッテリーと異なり、アホみたいに軽量。

更にはパンクレスタイヤときたもんです。


しかも、 走行距離はたったの12km 。これは恐らく徘徊に至っても、探せる範囲を絞る為の絶妙な距離設定と推測されます。

▲タッチタイプのキー



■欠点を探せ

さて、こうなって来ると、ホントはバラしたくなって来ますが、そこはグッと我慢。

どうしても欠点を言えば
・フルステア切った時は、ハンドルがちと遠い。
・微妙に樹脂パーツのツラが広い
・納期がかかるし、決まるのも遅い
・洗車は出来ない
・(マニアックに気になる点)JISベースでの設計なので、環境設計条件が車とは全く違う。信頼性はいかほどか?
これ以外は思いつかないです。


と言うことで、もし免許返納を少しでも考えている方がいらっしゃったら、オススメしたい1台です。





feed 「置くだけ」 CB用カウンターポイズ (2025/7/13 20:09:52)

今日は晴れちゃいますが、コンディションが上がってくれない日。

フィールド実験もしたいのですが、これじゃ熱中症になって終わりです。


と言うことで、ちょっとしたものを作りました。


発売当初からNTS-115は01よりもクセがある、なんて言われてました。個人的には「そんな事無いけど(まぁ、ちょっとはあるけど)いいリグだなぁ」と思ってます。


未だに「飛ば無くて、結局01なんだよなぁ」なんて言われると、私の天の邪鬼発動です。



■まずCBの規定と、その理由

日本におけるCBは

・アンテナは2m未満

→フルサイズ1/4λホイップの放射抵抗が約36Ω、それに対し2mにするとλ/5.55なので、放射抵抗は約15Ω。すると放射効率ηはフルサイズ約94%に対し損失にもよりますがηは50-80%まで低下します。実際には概ね50%低下します。

すると伝搬距離は、√ηに比例するので、√0.94=0.96が、√0.5=0.70まで低下します。

・アースは禁止

→これが強烈。理想的に接地されるアマチュア無線アンテナだと、放射効率ηは94%。これからアースを奪うと急激に放射抵抗が低下します。

放射抵抗が概ね3Ω、損失10%とすると放射効率は23%。実に-71.8%も低下してしまいます。

伝搬距離にすると約半分、Sメーターでは2-3つ低下します。


これが、多くの方が実感している「ルーフ上に置いたポータブル機とハンディー機が生み出す差分」です。


要は概ね理想状態に比べて伝搬距離が1/4となる様に、決められていると言うことです。



■ウンチク長過ぎたので、本題

さて、アースを取っちゃダメだけどアースが超大事と言うのは分かりました。

そこでアースを直接取っちゃダメなら、周りの環境で取ろう、と考えたのが今回の試作品。



いわゆる人工アースなんて言われていた物を少し改良しています。
また、リグとの結合を良くする為に高誘電体を挟む事で接地抵抗を下げてます。


■運用スタイルは?
良くあるのが、あずま屋にある様な木製テーブル上に置いて運用する時かと思います。
とにかく、リグの上に載っけて合わせるだけ。

NTS115は、給電点インピーダンスは50Ωですが、アースが上手く取れないと下がり、しかもある程度ズレる事を見越してローディングコイルが設定されている様で、アンテナ長さを調整したり、リグを浮かせたりするとインジケータが振る様になるのはそんな理由です。

今回は、そんなややこしいアース側を調整してやる(アース板に付けたGAWANTより低損失)事で飛ばしてやる、そんなグッズです。







feed 【DJデミオ】ディーゼル2によるDPF洗浄 (2025/6/29 17:43:57)
我が家のディーゼル車も15万kmを越えています
マツダ車の新技術としてのクリーンディーゼルがどれだけ耐久性があるのか?をひたすら実験していますが、手間はかかるも意外と問題無く走ってます。

もちろん、度重なるリコールやお約束的DPF再生距離の短距離化、そして先日あったのが排気温センサーのゴムシール抜けによる排ガス漏れ、そんなトラブルは有りました。

とは言え、海外車とは比較にならない信頼性は確保できているのかな?と言うのが印象です。


さて、15万kmを超えたのでDPFを洗浄してみる事にしました。
本当は降ろして洗浄した方がアッシュも取れて良いのですが、今回はワコーズのディーゼル2を使いました。


注入口は例の排気温センサー部分から。

先日交換したばかりのセンサーはまぁ、普通に真っ黒。

さて、ここからが本番。
ホースは必要以上の長さにならない様にカットしておきます。

缶をすっごい良く振ってから注入します。
コツは奥から少しずつホースを抜くように注入していきます。
一気に入れるとタービン側へ回ってしまうので、あえて調整しながら注入します。

注入した後、15分程放置。
その後、水温が70℃になるまでアイドルします。

水温が上がった所で、診断機でDPF強制再生モードに入れます。

回転数が上がり、独特のインジェクターの動作音になります。

煙は数分で続けます。臭いもあるので住宅地での作業は止めましょう…

今回は20分程で再生完了しました。

マフラーは何かしらきちゃない物がでてきてました…


さて洗浄作業後ですが、激変はしないもののギクシャク感は何故か無くなりました。
せっかくなので高速道路も走行させ、しっかり燃やし切りつつ、フィーリングチェックもやっておきました。

少し高いケミカルですが、5万km毎くらいに使ってもいいかもしれません。


feed なんや、言ってる事違うじゃん。ハイブリッドバッテリー交換 (2025/6/26 21:42:40)
息子が産まれたので、買った10アルファードハイブリッド。
当初は「8万km程でハイブリッドの値差は埋まり、10年で買い換えしよう」と妻と約束した車でした。

ところが、いつの間にか10年が過ぎ、増車は進むものの、一向に手放さなかったこのクルマ。
いつしか、「息子が成人したら廃車にしよう」、それが「30万kmになったら廃車にしよう」、そして、「ハイブリッドバッテリーがダメになったら廃車にしよう」…。

どんどん延びてました。

それが、車検を通してすぐにハイブリッドバッテリーがダメのしきい値を超え、路上で停止してしまう事を繰り返す様になってしまいました。
無論、フェールで停まったら診断機が無いと2度と走れる事は無いのですが、汎用診断機を積んでいるので数分で復旧出来ます。

とは言え、余りにも短距離で停止を繰り返すので、遂にハイブリッドバッテリーを載せ替える事にしました。



エラーのオンパレード…


診断機でハイブリッドバッテリーを確認すると、10番だけが電圧低下しています。
セルバランスが取り切れなくなってSOCも50%を切ったんですね。

バッテリーは、そのセルだけを引き抜いて、別な生きているセルを組み直す手はありますが、遠出した時にトラブルに遭うのも嫌なので、ちゃんとしたリビルドバッテリーへ交換する事に。

ググるとリビルドはいくつか出てきますが、リビルド工程が分からない為品質リスクが高いです。
なので、ちゃんとしたトヨタ共販からのものを購入しました。
お値段は約23万円です。


さて、作業ですが、アルファードは前席の下に入っています。
1500wのACインバータも有り、ちょっと邪魔です(笑)
でも、何が大変って、一番大変だったのは、自分で付けた無線機や車中泊専用のインバータや電源、アクセサリー系です。

自分で作業していてイライラするくらい適当な配線。
増築を繰り返すとこうなるみたいな感じです。



物が退け終われば、重たいハイブリッドバッテリーを降ろして積み替え、元に戻せば一旦終わりです。



後は、センサー類のイニシャライズをやれば作業終了。


このバッテリーは22年、32万km弱で寿命を迎えました。
今更なので書きますが、このバッテリーの耐久試験は30万km相当です。なので十分満足いく信頼性です。
「20世紀に間に合いました」と言うのが初代プリウスでしたが、あのバッテリーは円筒型。そしてこのバッテリーは箱型へ進化。そこで大きく信頼性と耐久性が向上しました。

制御で使っているSOC範囲は狭いとは言え、恐るべき耐久品質です。これだから日本車はやめられないんですよね。


あ〜あ、また乗り続ける理由を作ってしまいました。
さて、次の廃車目標は何にすれば良いでしょうか??


feed 【DJデミオ】右側フォグランプに水が入る理由 (2025/6/9 9:14:08)

ほぼ覚書に近い記事です。


以前、 フォグランプに何回も水入りする


、と言う記事を過去に何度かアップしています。


が、原因は ランプの直上にあるウォッシャーポンプの漏れにより、ハーネスを伝っての水入り だったっぽいです。


恥ずかしながら、Dラーでの定期点検によりウォッシャーポンプからの漏れ発見→交換しました。


部品は明らかに構造が違う対策品。

毎朝、駐車場が濡れてたのは気づいていたけど、オイルでも無く冷却水でも無かったので放置。

まさかウォッシャーが漏れてたとは…


今回はメーカーに当て付けの気持ちも込めて、Dラーにて交換。

こんな所が漏れるなんて、しかも1円の値引きも無い男らしさに乾杯


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