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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2024/5/6 9:05:38)

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feed 【E46 330i】ガソリン漏れ (2023/10/25 20:23:59)

まぁ、次から次へとネタが尽きない息子の車です。


週末、実家から無事に帰宅し、自宅車庫に車を停め、車から降りた瞬間、


「ガソリンくさっ!」


慌ててアルファードの下を確認するも、漏れ無し。

まさか!と思い、E46の下を見ると…

ポタポタと漏れてるじゃないですか!

アルファードを最初に疑った自分を反省しつつ、オイルパンと吸着剤、中和剤をマッハで準備。

ジャッキアップして確認すると、漏れている箇所は特定出来ませんが、場所的にはフィルタ付近。

「こりゃ、フィルタ割れたな…」

と思いました。


自然に燃圧が下がると、漏れも止まってきたのでひとまずこれ以上被害が拡大することは無しと判断。

後日確認すると

燃ポンからフィルタまでの僅かなジョイントホースからの漏れと判明しました。

恐らく、ツインリンクもてぎでのポルシェの走行会を観て感化され、ブチ回したせいで弱っていたホースにトドメを刺したと思われます。
流石にこれだけの勢いで漏れていれば、気付かないのがおかしいのですが…

私としては、もはや「怒り」の領域です。
近隣のお宅を始め、路上で車両火災の大迷惑をかけなかった事だけは、不幸中の幸いです。


さて、修理です。
ホースへの負担を減らす為に燃料フィルタは交換。
ホースは新品の10Bar耐圧ホースに交換です。
作業は息子がやったので、作業中の写真は無し。


古いフィルタはコレ。

そして問題を起こしたホースはこんな感じ。

至る所にヒビが入っています。

欧州車に限りませんが、車は
・水もの
・油もの
・ゴムもの
だけは定期的な交換をオススメします。

そして異臭がした時は、必ず停車しエンジン停止の上、チェックすること
これが超基本です。

feed 【E46 330i】ハーネス降ろし&DIYアライメント調整 (2023/10/17 21:42:57)
先日、重量変更による記載変更を受けた330i。
やり残していたナビ、オーディオ系のハーネスを降ろしました。

↓トランクまで伸びているので長い

↓雨漏りも有り(笑)ドンガラ仕様。フロアプレートは入れないと。

左前のスピーカーだけは残して有るので、カーナビとハンズフリー用のスピーカーとして接続。
それ以外のハーネスはこれでおさらばです。

重量にして3kg弱と言ったところ。
これでもう軽量化ネタは無くなったはずです。



ちなみに、アライメントもDIYで取りました。
足回りを交換後、息子がアライメントを見た目調整したため、ステアリングを右に10分ほど切らないと真っ直ぐ走らず、ステアリングも必死に抑えていないと不安定で仕方が無い状態でした。


写真は撮りそびれましたが、自宅車庫で調整。
アルファードと同じく糸張り法での調整です。

リアはブッシュがヘタっているらしく、キャンバーをイジるとトンチンな値になります。
トーとキャンバーを行ったり来たり、4回目でようやく取れました。


ブレーキングと燃費、直進性を重視したセッティングへ変更。ステアリングのセンターはバッチリ、直進性もすっかり良くなり、しかも燃費は過去一良くなりました。

↓10-11km/Lそこそこだった燃費が、街乗りで14.7km/L(笑)
もう少し様子みてみます。
これだから足回りは面白い!

feed 【330i E46】エキゾーストフラップアクチュエーターホース交換 (2023/10/15 16:11:30)

直そうと思っていた1つが、エキゾーストフラップ。

E46のマフラーエンドは2口ですが、マフラーの中の構造は異なり、片方は配管長が長く、もう片方は短くなっています。


配管長が短い方は低速時に塞ぐ事で、静粛性と低速トルクを稼ぐ仕組み。


実はこのホースが加水分解でボロボロになりに、自然に切断、フラップ(バルブ)アクチュエーターが動作しなくなってました。

マフラーエンドは結構煤が付いている所を見ると、あんまり燃焼状態が良いわけでも無さそうなので、修理することにしました。

このホース、たかがホース、されどホースで、交換するにはバンパーを外さないといけません。

欧州車は結構重たいので大変です。

ホースはフレームの中の、アクチュエーターコントロール用ソレノイドバルブに繋がっています。

場所はトランクの内張りの中に隠されています。
比較的作業しやすい場所にソレノイドは有りますが、ホースのグロメットが厄介、なかなか古いのが抜けてくれません。
仕方がないので、横着して手持ちのホースジョイントで接続しました。

後はバンパーを戻して修了。


ただ、このバルブ、どのタイミングで閉まるのか制御仕様が分かりません。

ちなみに修理後のアイドリング時はバルブ全開。本当はVANOSと同じで、ある回転数から開くのかと思いますが…

ひとまず、ソレノイドの所まで負圧が来ているのか?まずは確認しないとダメそうです。

何となくですが、このバルブが動くのはもしかして日本仕様だけ?とすると、動かない??

と言う事で、この話は多分続編ありです。

feed 【330i E46】節税の為の記載変更チャレンジ (2023/10/13 17:45:51)

今日は仕事を朝で切り上げて、息子と一緒に車の車両重量変更にチャレンジしてきました。


E46 330i Mスポーツは、車重が1520kgです。


18年以上経過してますので、重量税は1.5t以上の50,400円です。


それに対し1.5tを切ると1t以上の37,800円となり、その分節税出来ることになります。



息子も成人したとは言え、まだ学生の身。

多分に「親父Racing」(スポンサー)が必要な車を如何に安く楽しむか?は大事なポイントです。



と言う事で、車を軽量化し、検査を受ける事にしました。




軽量化したのは、

・使わない電装撤去(モバイルECUや、オーディオアンプ、スピーカー)

・フロアカーペット(これがかなり重かった)

・デッドニングシート外し

・ヒーター付き電動シート(これが死ぬほど重い)

です。


外した物の総計は100kgを軽く越えます。


窓口に行って、変更申請の検査手続きをします。

検査は1番の新車レーン。
ざっと確認され、車両重量計測へ。
計測が終わり、結果を見ると…
1,520kgが、1460kgに。


私は?付き満足。
息子は超不満。

私としては、シートでかなり軽くなったはずなのに、フロントの車重は全く変化無い事。
しかも、車高は尻上がりのセッティングです。にも関わらずこの結果。

ん〜、レカロのRMSは半端なく軽いんだけどなぁ…


で、息子は1,300kg代を目指したかったらしいのですが、その難しさを痛感した様です。


まっ、軽くし過ぎでも性能は良くなるとは限らないからないからなぁ〜。


費用:0円(用紙代も無し)

feed デジアナエンジニアが遊ぶNTS115A、その3 (2023/10/11 22:14:52)

■違和感ある音

SR-01の時もそうでしたが、受信音が昭和の名機達とはちょっと違うな、と感じられた方が多いと思います。

私もその一人。


NTS-115も、殆どの方が外部SP有りで使われており、正直、「え〜、何で?」と思ってました。

が、今回は届いて1発目に電源入れて、すぐに違和感を覚えました。


慣れ、と言ってしまえばそれで終わりなので、ちょっと深堀りしてみました。



■受信音のf特

技適化する時に、割と大事にするのが「受信音」。

耳障りなノイズをカットすべく安易にローパスフィルターを入れると倍音が無くなり、特に〜700Hz程度でカットしてしまうと、 ノイズは小さくなりますが、いわゆる「鼻詰まり声」になります。


これは、「あ」→「は」、「う」→「ぷ」の様に、母音と子音の区別が付き難くなるからです。


適度に倍音を入れることで明瞭度は向上しますが、倍音が有り過ぎてもノイズとのバランスが悪くなり、聴き取り辛くなります。



■定量化実験

具体的に分かるように実験してみました。
やり方は、ICB-880Tにファンジェネで変調をかけ、受信音をジンバルにつけたスマホのスペクトラムアナライザにて、NTS-115とKI-707を比べてみます。

↓707は受信音がノーマルの707とはだいぶ異なります。

↓送信はこちら

これで変調周波数毎の受信音レベルとスペクトラムをひたすらデータに取っていきます。

↓変調周波数は500-2kHzをステップ刻んで入力


■着目ポイント
データが膨大にあるので、ポイントを絞ります。
1.6kHzの変調周波数時の受信音スペクトラムです。

↓NTS-115
↓KI-707
これを見ると倍音特性が、綺麗に115は延びてます。

一方、707はちょっとデータ取りを失敗しましたが、2次高調波が落ちてます。


ついでにお手本的リグ、IC-705は
お見事。DSPだけに、帯域フィルタでズバッと切れてます。


705は蛇足でしたが、明瞭度を上げるには3-5倍音が比較的重要で、逆に2倍波はノイズの周波数になるので落ちているほうがS/Nが良く聞こえます。

これらの結果だけではちょっと説明不足では有りますが、115の聞きにくさは
・スピーカー特性と筐体共振特性含めたf特に少し課題感がある
と思います。

恐らくですが、かなり薄く、マグネットの軽いスピーカーを使っていると思われます。
スピーカーを変え、アンプまでの歪みを小さく、簡単なAFフィルタを入れることで、多分改善するのでは無いでしょうか?

↓自作のスピーカーボックス。
その昔、オーディオブーム時代に実にたくさんのスピーカーを自作しました。その時のノウハウも実は入ってます。

「高感度」な機種であるからこそ、最後のAF特性まで拘って、吊るしで使えるリグにして欲しいと言うのが、私のわがままなのでした。


(後記)
送信は、880では無く、完璧な変調が常に一定にかかるSGでやるべきでした。反省。


feed 【e46】ロード・オブ・ザ・リング的、DSC換装記 (2023/10/9 19:29:24)

■e46と言えば

と言うか、日本車以外は何でも良く壊れますが(笑)

e46の( 無数にある )泣き所の1つ、DSCをようやく修理しました。


これは前のオーナーから譲って貰った時から故障しており、直さないと危ないのはもちろん、車検も通りません。



しかも、これをDラーで新品交換修理すると

50万円以上かかる!

と言うアホみたいな故障です。


なので、当然自分で直します。



■息子と2人で

流石にブレーキシステムなので、初心者には怖すぎます。休みの日に一緒に作業開始です。


右ハンドル車であれば、DSCユニットは超楽に交換出来ますが、これは左ハンドル車。
マスターシリンダーの下、しかもリレーBOXやブレーキ配管等、ありとあらゆる物が邪魔です。


DME(ECU)から何から、周辺の作業スペースをひたすら作ります。

そして最後はDSC。
故障しているのはユニット(基板側)ですので、アクチュエータ部を外さずにユニットのみをバラしていきます。

しか〜し、コレまたクソ設計で、ステーがユニットの下で固定されており、道具が入りません。
幸いピンタイプだったので、バールでユニットを少し持ち上げ、ユニットを分解、知恵の輪状態で外しました。

もう、この辺は必死なので写真を撮る所ではありません。

無理しているので手は傷だらけ…
ようやく交換が終わり、元に戻していきます。

外したユニットはコレ(アクチュエータとモーターは現車とは別です)

作業は上手くいき、交換したユニットもOK。
交換したユニットは中古品なので、前の車両のVINコードだけが残り、エラーを吐きます。

ここからはVINコードのコーディング作業。
しかし、これがなかなか上手く行きません。

INPA、winFKP、tool set32、ISTA/Pと試しますが、書き換わってくれません。
無論、書き込みエラーも出ません。

さぁ〜ハマりました。


■やってみると事故は起こる
頭を冷やすべく一旦放置。
その間に息子は諦めずにチャレンジし続けてました。

しかし、事故は起こった…。

会社にいた私にLINEで、「積んだ」と。
そう、見事に不動車になったのです。

結果としては、L6のエンジンにL4のソフトを書き込んでしまった様で、ソフトの書き直しついでに新しいVerを書き込んだ所、エンジンの調子が良くなったそうで…。

息子曰く、
「綺麗に回るようになった」
「アイドリングが下がった」
「SMGのブリッピングがちゃんとするようになった」
等など、まるでオカルトグッズでも付けたかの様です(笑)

嘘だろと思いながらも走ってみましたが、確かにあからさまに違います。どうも、色々変更されたのに加え、各センサ類もCALを取り直した事でご機嫌になったと思われます。


■最後はDラー頼み
何をどうやっても書き変わらないので、諦めてディーラーへ「もしもし」。
フロントでは、「ブレーキパッドの消耗で〜」と始まりましたが、
「いや、そんなに単純では無く、斯々然々〜」…フロントはパンク、メカニックにチェンジです。

ようやくやって欲しい事を伝え、飛び込みで見てもらえる事になりました。

息子が独り、恐る恐る「初めてのディーラー」で、ド緊張。
「コーヒーとお菓子が出てきた」等、事細かにレポートをLINEしてきます(笑)

待つこと1時間。

結果、後日対応!

理由は、既に駄目になって外してあったナビが無いせいで書き換え出来ないとの事。
もはや謎。

その答えには「ちと?」ですが、経験豊富なメカニックが言うならそうでしょう。


■後日、エアバッグリコールと共に
この車もタカタのエアバッグリコール対象車で、運転席と助手席2つを交換せねばなりません。
それに合わせVINコード書き換え作業リベンジをしてもらいました。

作業は朝イチから閉店直前までの丸一日。
そして、引き取りに行った時はメカニックが出てきてくれました。

結果は…
↑書いて無いけど、DSCは出来ず(社外品じゃね~し…)

まさかの対応不能でした!
しかも理由不明。(DMEは書き換わるとの事)

さぁ、積みました。
老舗ツールを始め、ディーラーツール(ISTA)でダメとなると、 ここからは、大人の世界。


今日は丁度三連休で、しかも朝から雨。
息子のみならず、Dラーからのバトンタッチです。


ソフトウェアの問題ですので、こちらもド専門です。
本気モードでゴニョゴニョやること30分。
無事に書き換えが出来ました。

ソフトは、家の中で出来る仕事ですので楽〜。
↑無事に警告灯は消えました!
これにてDSC復活!Mスポーツのスポーツモードも復活!


■最後の作業
あとは、ブレーキフルードをレース用のものに入れ換え、アクチュエーター内部も含めてきっちりエア抜きすれば終わり。

ECUは専門ではありますが、今回はちとハマりました。
こんな事もあるのか?と、気持ち良く勉強になった機会なのでした。


■余談
息子が楽しみにしていたのが、DSCが死んでいたことにより、SMG2のスポーツモードが共死していたこと。
これが直ったので、SMG2の半クラが短くなる事を期待していた様ですが、思いの外、速くはならなかったようです。それでも、マニュアルなんかより、SMGの変速の方が速いので十分かと。

まっ、セッティング出来るけどね…。


と言う事で、凄く長い長い修理でした。

次は、安全に走れる足のセッティング。
全長調整式の車高調とアライメントのセッティングを、まずは机上計算で出したいと思います。

feed デジアナエンジニアが遊ぶNTS115A、その2 (2023/10/9 8:12:12)
前回からの続きです。

今日はアマチュア無線のコンテストと被っています。
ド派手にアンテナを上げて、いかにもPowerrrrって感じの運用です。「こりゃラッキー」です。
他バンドの耐抑圧性能を確認してみました。

これもKI-707との比較
高感度にした分、飽和特性が犠牲になった可能性は有ります。AGC時定数も少し変えられると、埋もれず浮いてくる感じはしました。

もう一度感度比較です。
KI-707もそうなのですが、やはり三脚の上では不利みたいです。
これは西無線さんのwebにも記載がある通り。
ん〜、115は良く出来ているだけに難しい。


最後に、ダイナミックレンジテスト。
隣で近接送信された時の特性をみてみます。
KI-707は、 超近接送信された時は自動的にATT動作に入ります 。なので、Sメーターが振り切れる事無く、また復調音も歪む事はありません。
一方、115はダイナミックレンジをKI-707の様にズル?して拡張はしておらず、受信音は歪んでしまいます。

普通は逆スケルチを使うシーンですので、特に問題は有りませんが、変調確認したい時はちょっと物足りなさがあるかもです。


今回のまとめです。
・115は絶叫しないと工夫されたプラス変調が"本格"発動しない
・フロントエンドが他ハンド周波数送信に対し弱い
・ノイズブランカはパルス性のみっぽい、使用状態によっては悪化する。ANLでもいけそうなケースは多そうな気もする

こうやって書くとネガティブばかりに見えますが、決してそんな事は無く、「音が小さい」と言う方が多いようですが、決してそんな印象は無かったです。
単純に受信音のf特の問題と思います。


いやぁ〜、それにしてもアナログ回路でここまでの設計を短時間でこなされたのは、もう流石としか言いようが有りません。
完成度の高さは、一般に手に入れられるリグの中では、やはり一番じゃないでしょうか?


さて、次は何をやりましょうか?

feed デジアナエンジニアが遊ぶNTS-115A (2023/10/8 21:29:27)

■届いた!

頼んでおいた西無線さんのNTS-115A、ちゃんと予定通りに届きました。

法治国家の契約社会では当たり前の事ですが、こうやって納品してくれることに感謝です。

また、今どき市民ラジオなんてニッチなニーズに応えてくれる会社としても大感謝です。


■実験開始!
購入した理由はただ1つ、ベンチマーク機種が欲しかったから。

永年現役でやられているアナログ設計者が設計した
リグですので、彼我比較としては最高の教材です。
私もデジアナ設計者ですので(とは言え使えない管理職。現役とは言い難いですが…)自己研鑽教育費からの捻出です(笑)


さて、早速電源オン。
最初の印象は、「S/Nがちとアレか?、Sメーターもやたら軽いし、薄型スピーカーの音がする?」でした。

家の中ではSメーターがほぼ振り切れ状態なので、外へ連れ出してみました。
外に連れ出してもやはりSが軽い印象です。
また、KI-707と比較した感度も聴感上差が有りますので、差分があるみたいです。
少しボリュームを絞ってS/Nを良くするような感じが良さげなのかな?


相手が居なかったので、次は送信実験。
送信するとプラス側へ振ってきますが、面白いのが、
・口笛ではALCがかかるが、アタックタイムはちと遅め
(針を見ると一旦上がって、ちょっと下がる)
・普通の声だと、ちょいALCがかかる
・デカい声だと、えらくプラス変調になる
です。

ついでに、金属板の上に置くと、プラス変調時と同じ位のRF電流が流れました。
それでアンテナ同調は取られている様 です。

ついでに、115最強機能のノイズブランカ。何通りも作ってますが、ノイズブランカはトヨタ車的オールマイティー特性を出すのは難しいのですが…
えっ逆?
ノイズが増えた?パルス性ノイズが有るわけではないですが、他ノイズがブランカの方の増幅段の飽和条件に丁度ハマったみたいです…


さて、お次は、耐抑圧特性。
アメブロの制限で、動画貼り付けはここまで。
次の記事へ。



feed 【DJデミオ】ドアミラー電動格納不具合、まさかの対策品と原因、その2 (2023/10/7 21:31:00)
■不具合事象の確認

これが不具合品
そしてこちらが対策品

お分かり頂けただろうか…

今回の不具合は、ユーザーが高圧洗浄したことによる水入りが原因とされています。

アクチュエーターのモーター部の合わせ面に 黒いテープ が貼ってあるのが分かりますでしょうか?

そう、 まさかの対策、「テープで塞ぐ!」

しかし、私は車体には高圧洗浄機を殆ど使いません。
どうも怪しいですよね〜。

アクチュエーターは対策前後とも石崎製。
日本メーカーなのですが、残念です。


さて、次はアクチュエーターをバラしていきます。
多分ギア割れかと思いましたが、外れ。

恐ろしい事に、ウォームギアの軸受けが、開け閉め時の回転で、まるで縄文時代の火起こしの様にケース側を削り、ウォームギアの軸に入っている廻り止めからギアがその分スライド。
結果として廻り止めがギアから外れてしまい、最終的にギアとウォームギアの軸が空転すると言う、酷い設計です。

↓ドライバーの先が、軸受け部分。すり減って凹んでいます。



↓回転応力で軸がギアからスライドしている様子が分かると思います。


■結論
恐らく、軸受け部分は何も構造変更されてないと思われます。
従って、対策品も時間が経てばまた同じ様に壊れる可能性を秘めている、ということになります。



feed 【DJデミオ】ドアミラー電動格納不具合、まさかの対策品と原因 (2023/10/7 21:12:22)


12万キロを越えて、ちょいちょいメンテや不具合修理をしている我が家のデミオ。

不便な故障で、ドアミラーの電動格納が出来なくなる故障が発生してました。


このドアミラーアクチュエーターは、延長保証対応となった不具合品ですが、残念ながら我が家は年数的にはギリアウト。


こんなもん、普通の大手日本車メーカーだと壊れないんだけどなぁ〜。


■修理
まずは部品発注から。
部番をDラーに調べて貰います。注意するのは対策部番で有ることです。
注文して翌日に着(笑)、まっ、良く壊れるんでしょう。

次は交換作業です。
ドアの内張りを剥がしていきます。
ドアミラーのネジ部カバーを外して、ドアミラー電動関連のハーネスを外します。
これがまた不思議な造り。えらく狭いフレームの間に挟まってます。
組立てられない構造設計はやらないはずと、さらなる内張りを外して確認します。
するとやはり下からすんなり抜くことが出来ました。
次は慎重にミラーを外します。
そしてカバー。
爪が多数有るので、精密ドライバーが複数必要です。
で、ドアミラー本体根元のカバーとネジを外します。

アクチュエーターはトルクスネジT25で止まっています。
ちなみに、今回の作業で一番時間がかかったのが、このトルクスタッピングネジを入れる事。タッピングなので、樹脂に食い込ませる為、しっかりと喰い付かせる必要があります。
アクチュエーターが外れました。

次は新品を組付け。
根元のカバーやハーネス保護スポンジまで付いてきます。カバーは上手く外すと再利用出来るんだけどなぁ…
新しいアクチュエーターを組み付けていきます。

ここからは逆の作業ですので、写真は省略。

ドアミラー電動格納が見事に直りました。
動作速度が、左右異なるのは…ご愛嬌と言う事で。


1つの記事で貼り付けられる写真の枚数に限りが有るので、今回の不具合品分析は次の記事にて。

これがまた衝撃的。
単なるギア割れでは無かったのです…



■参考
作業時間は、 外したついでの清掃含めて45分程

アクチュエーターは4500円弱 ほど。
延長保証交換時はハーネスもセットで交換するようですが、十分使える状態の内にアクチュエーターが壊れます。なので、交換不要です。
工賃は12,000-15,000円程 とのこと。

「値段聞く時に、嫌味も込めて「保証対象外になってすぐに壊れたんですよね〜」と言ってみて」と嫁さんにお願いしましたが、値引きは無し(笑)


余談ですが、部品注文と、部品引取は嫁さんに行ってもらったのですが、「上手く出来なかった時はお持ち下さいね〜」と言われたそう。
で、嫁さんは「出来るので大丈夫です」と言い放って帰ってきたそう(爆)

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