無線ブログ集
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JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2024/5/6 8:05:27)
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何か久し振りの無線ネタになります。
市民ラジオの新技適化に興味の有る方向けのお話です。
■10月以降の技術適合認定について
課題は2つあります。
1つは、認証費用の値上げ。
何でも急激な値上がりをしていますが、技適費用も10月から値上げとなります。
例えば、今までは1台のみ認証であれば36,000円でしたが10月以降は66,000円。
で、意外と知られていない認証試験が落ちて、申請取り下げした時の費用が、20,000円でしたが、10月以降は66,000円へ。
要は全額負担となります。
もう1点が、試験方法の変更。
特に厳しいのが、占有帯域幅。
これは変調度に凄く依存するのですが、如何にギリギリまで変調を突っ込むか?がCBは重要で、そこにノウハウがあります。
以前は60%変調度から+10dBを押し込んでの試験でしたが、そこから+15%へ。そして、最新は「ALCが飽和領域に入るまで突っ込んでから更に押し込む」という方法に変更されています。イメージは、街宣車のスピーカーを使ってCQ出す様な感じです(笑)
更に困った事は、これは試験方法として公開されてません…
。
しかも、ALCによっては飽和領域で使えばクリップ動作になるものも多く存在します。
クリップ波形は占有帯域幅も極端に拡がるので、使えるデバイスはある程度限定される事となります。
また、 変調度の目安が85%とのこと。これはNTS-111くらい になります。
■これからの考え方
まずは、現状使えている無線機があるならば、そのままで使うのが 圧倒的に一番 です。
ただし、高次波が異常に出ていないか?は注意が必要です。
簡単に確認するには、CBの送信周波数の2倍や3倍の周波数を、アマチュア無線機のゼネカバを利用しモニターしてみる事です。
次は、SR-01やNTS-115など、既に認証が取られている物を購入する事です。
逆に言えば、SR-01の後継機種は、やり方によっては変調度が確保出来なくなるかもしれません。
最後は、JARDの技適認証に期待する。
こんな感じでしょうか。
技術腕試しには技術適合認定も悪くないのですが、手軽な趣味にかける金額ではなくなってきたかなぁ〜と言う感触です。
■踏めない足
先週末、初めて息子の330iで仙台に帰省しましたが、私も長距離の高速道を初めて乗って沢山分かった事が有りました。
その中でもヤバかったのか、「高速走行不安定」。
私の知っているBMWとは程遠く、100kmくらいでファ〜っと何かに引き寄せられる感覚があり、また、コーナーはすっ飛ばされる感じです。
一言で言えば「恐い車」です。
この感じは、リアトーや、キャンバーはもちろん、ブッシュ、そしてショックが抜けている様です。
とにかく乗ってここまで恐いと感じる車は久し振り。
■替えるなら…
リアブッシュを見た所、いくつかは駄目になってはいますが、まだちょいは頑張れそう。ブッシュで言えば最優先はリアサブトレのトーコントロールブッシュかな?と言う感じ。
なので、まずはショックから行くことに。
元々Mスポーツなので、私としては純正形状のショックのみ交換、KONI辺りでいいかな?と思ってましたが、息子は「減衰調整したい」と。
まぁ、「筑波サーキットを走りたい」と言う目標が有るので、どうせ替えるならまっいっか、です。
■ARROWSの車高調
BMWの割にはあんまり極端に種類は出てません、個人的にはTEINは色んな車で試しましたが、余りいい印象は無いので、それ以外で。
と、息子が見つけて来たのがARROWZ。
比較的新しいメーカー?の様で私は初めて使います、それをポチり。
■息子の初作業
夏休みも終わり、登校が始まった息子ですが、物は平日に届きました。
早く交換したい気持ちは良く分かります。登校前にリアを交換。
帰宅後にフロント…の予定でしたが、フロント交換予定の午後は雨。
小雨を狙って夜な夜な交換してましたが、強くなったたので週末に持ち越しになりました。
週末朝から作業再開。
さぁてと、まずは現状を見てみると…
結局何故かナットは見つからず、コイツは特殊で超大事なナットなので、大型ホームセンターへ。
センサは応急処置でリカバリしました。
■セッティング
ここからが、車の本当に楽しい所。
気持ち高くなったバネレートと形状からある程度セッティングを推測、アライメントはキャンバーをポジ側へ振った暫定セッティングで試走に行きました。
一本目は、新品効果で感動(笑)。ただ、ロールセンターがちょい水平気味。軽快感が街乗りにはもうちょい欲しい所。
2本目はフロントを下げロールセンターを調整、プリロードも調整。縮み側のストロークを稼ぐセッティングへ変更。
これがまた良い感じ。
経験的判断ですが、これならかなりの速度域までニュートラルで踏める感触です。
息子自身は減衰率をちょこちょこ変えたい様ですが、トルクの有るエンジンでワイドタイヤの車を初心者が乗るには、このくらいがベストでしょう…
とにかく良く足が動いてくれる様になりました。それ故、改めて感じるシャシー剛性。これは流石欧州車って感じです。
さて、次は細かいアライメント調整。
息子の運転の癖も大体分かったので、安全性向上方向でセッティングをするつもりです。
セッティング値はもうほぼイメージがあるので、来週かな…?
樹脂製ヘッドライトは、どうしても黄ばんで来てしまいます。
20年選手のアルファードHVは3回研磨とクリアを吹いて、21年選手のE46 330iはカバー交換してます。
で、8年選手のデミオもだいぶ窶れて来ました。
研磨するのはいいのですが、時間がかかるのはもちろん、コーディングをしないとすぐに元に戻ってしまいます。
なので、手抜きをします。
ここの所、ず〜っと超バダバタしております。
10月に入れば、ちょっとは落ち着くかなぁ〜…。
さて、今日はほんのちょっと寄り道運用しました。
電源入れてすぐに、かわさきCH101局が聞こえて来ます。
超安定して聞こえるものの、普段は標高が相当上がらないと聞こえないのに、県北で聞こえてます。
「どっか高い所に登られてるのかなぁ〜?」と思いながらも、55/52であっさり繋がり満足。
後で聞いてびっくり、石垣島だったんですね。
で、夜な夜な作業はこちら。
久し振りにMPPTフル自作太陽光発電システム(USB、006P充電機能、全無線機充電機能付)のお話です。
↑私の無線は、全て太陽光発電で運用されています。
ん〜、なんてSDGs(笑)
これもQRPならでは、です。
■システムの近況
家を建て替えてからも再設置し稼働している太陽光発電装置。
建て替え前は、季節に応じてソーラーパネルの角度を変えられる「可変機構付」でしたが、建て替え後は屋根の上に載っけて吹き飛ばされない様にしただけの手抜き仕様です。
正直、屋根の上設置型はパネルの温度上昇も激しい為、ベストではありませんのでやりたくは無いです。
以前のポール設置型は、小型システムでは最強ですね。
■バッテリー劣化
太陽光発電システムで使うバッテリーは、当初は新品を使っていましたが、ここ10年?は車のお下がりです。※「世界1周バッテリー」は、1周出来ずすぐにお亡くなりに…
ハイブリッドシステムのアルファードの補機バッテリーがダメになった時は、「割と寿命」なのでひたすらフローティング充電しますが、デミオはディーゼルなのでまだまだ使えます。
しかしながら、車両で使われない太陽光発電システムでは、走行中の振動が無い分、劣化が進みます。
意外と知られておりませんが、走行中にバッテリーにかかる振動って有利なんですよね。
で、例に漏れず太陽光発電システムのバッテリーがいよいよダメになってきました。
これはサルフェーションという現象で、充電するとすぐに電圧が上がり充電出来ず、かと言って使おうとしても電流が引っ張り出せない厄介な内部抵抗上昇の劣化です。
私は明日までお休みですが、ハムフェアで夏休みの締めくくりとされる方も多いのでは無いでしょうか?
さて、今日も気温も異常に高いので、そんな日は"デフオイル交換日和"と言うことで、作業をしました…というか、それがメインのはずでしたが…。