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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2024/5/6 5:35:27)

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feed 外部アンテナに相当する運用テクニックとその効果 (2023/6/10 19:52:08)

■前置き

「スパイト行動」と言う言葉をご存知でしょうか?

ウィキペディアによると

公平分割問題(ものを公平に分割する数学の問題のこと)において、他の参加者の配分が増加したときに、ある参加者の配分が減少する状況において、ある参加者が自己の配分をより減少させて、他の参加者の配分が、より少なくなることを選択すること

とあります。

 

何のこっちゃい?と思いますが、簡単に言えば同調圧力行為(以前話題になったマスク警察なんかが良い事例)です。

自分が「自分の信念に基づき、正しい事をやるべきだ」との建前を元に、訴えられるリスクを背負ってまで相手を貶める行為に走る事を言います。

 

と言う事で、気を付けて頂きたいのは「誰かを貶めたい訳では無く、純粋な技術的観点での記事である事」を決して頭から外すこと無く読んで頂きたいと思います。

 

 

■CBの電波を飛ばすには?

当たり前ですが、CBは500mwの出力です。またアンテナは2m以下で給電線と接地線を持たないものとされています。

即ち、 外部アンテナは禁止 です。

 

では、この電波をより飛ばすにはどうすればよいか?と言えば、やはりアンテナが重要です。

 

アンテナ長2m以下と言うのは割と考えられていて、実効面積にほぼ比例するアンテナ利得を抑える意味もあります。

 

では、このアンテナの実効面積を大きくするには…?

 

 

■アンテナ近傍に置かれた共振体の影響

まずMININECエンジンを使ったモーメント法でシミュレーションをしてみました。

 

1)想定1

想定したのは、車のルーフの上にリグを置いた状態。

厳密には違いますが、簡素化するために、ルーフだけが地面から1m浮いた状態です。

これが私のKI-707を使うときのスタイルです。

 

・fig1 ルーフ上にリグを置いた状態

結果 アンテナ利得は  -5.46dBi

 

2)想定2

次は、秘密新兵器(笑)

 

・fig2 想定1の状態に加え、 アンテナ近傍に1/2λの共振体を設置

 

結果 アンテナ利得は -2.19dBi ・・・2倍の利得を持つことになります。

 

3)想定3

次は更に新兵器追加。

・fig3 想定2の状態に加え、 グランドプレーン側に1/4λの共振帯を接続

簡単に言えば、皆さんがやられる様に、GND板にGAWANTを接続したイメージです(厳密には違います)

結果 アンテナ利得は -0.55dBi ・・・ノーマルに比べ3.1倍の利得を持つことになります。

 

 

このことから アンテナ近傍に共振体を置くと3dBも利得が向上 します。これは2倍のパワーを出す事と同じです。

ちょっと変な解析結果に見えますが、そもそもリグ単体でのアンテナ利得が低過ぎるので、差が大きくなります。

 

 

■実際にやってみた

とは言っても、ビビりなので、アマチュアバンドでやった実験です。

 
想定1に相当するのはこんな感じ。ルーフサイドモービルホイップです。

すっげー見にくいですが、SWRは27MHzで最良となるように調整。
これで、アマチュアバンドの実験周波数帯で微弱電波を送出します。電界強度はこのくらい(絶対値測定はしていません)  
 
次は、想定2に相当する、1/2λの共振体を設置しています。
接続は洗濯バサミで挟み、直流的には接続されてません。
ポールを持っていったのですが、長さ不足なので、ほんのちょっと橋を拝借。
 
マッチングを見てみると、どうでしょう。。。超広帯域になっています。これはちょっと想定外。
 
同じ様にアマチュアバンドの実験周波数帯で微弱電波を送出、 電界強度は10dBも 跳ね上がりました。
結果として、 理論通り利得は増加する ようです。
 
 
■CB無線でもやってみた(但し受信のみ)
この時点で 嫌な予感 はしてましたが、試しにCBで使い物になるかやってみました。
 
まずはノーマル。フロアノイズに注目してください。
フロアノイズでは殆どSは振りません。
 
次は共振体を接続。
一気にフロアノイズが跳ね上がりました。
これは、技適機(KI-707)を使っているので、フロントエンドやフィルタに工夫をしています。その為、ノイズの影響に強くしているのですが、それでも抑えきれていません。
となると、 SR-01の様にノイズに弱い機種ですと、更に苦しむ可能性が出てきます。
いわゆる、「耳ツンボ状態」です。
 
 

■1/2λである必要性

今回の共振体は、1/4λでは無く1/2λにしています。理由は直接アンテナに接続するわけでは無いので、給電部に相当する端っこがハイインピーダンスとなる1/2λとすることで、共振体との結合をあげようと言うものです。

 

恐らくですが、結合させる場所や間隔によって結合容量と相互インダクタンスが変化しますので、共振体の長さを多少調整することでベストな状態になるかと思います。

 

 

■総合通信局の見解は

市民ラジオにおける電波法上の規定は、半端なく雑です。元々施行が古く、淘汰されるであろう帯域だと認識している為か、改定される兆しは有りません。

この形が、違法行為に当たるか?と言えば、「直流的若しくは直接的に接続していないので、違法行為に当たらない」との見解はあります。

但し、この解釈はあくまでも地方総合通信局によっては異なる場合があります。

本来、そういった事があってはならないのですが、kWクラスの違法局と比較し、かわいい行為としか見てないと思います(電波利用料を払っているので、ちょっとだけ嫌味を言わせて)。

 

これをどう解釈されるか?また皆さんが実行されるか?はお任せ致しますが、

 

私はやりません

ただ、雨の日でも出来ますし、メチャクチャ飛びます。多分。

 

 

また、上記とは異なり、 カウンターポイズを直接取っていたり、外部アンテナを内部から直接取っていたり、改造したアマチュア無線機やFCC機で運用している方 もいます。

当然違法行為ですが、価値観は人それぞれ。

 

私はCBは手軽に、でも新技適取得と言う道が新たに出来ましたので、リグの性能だけは詰めたい派です。

 


feed ミキサー回路にDBMを使ってみた (2023/6/4 20:24:16)

預かり物の770を使っての技適化改造。元々この個体は調整済との事ですが、すこぶる調子が悪い子です。

せっかくならばと、今までに無い形で改良をすべく、ミキサー回路にDBM-ICを使ってみました。


自作機でも使っていて、利得も得やすく、かなり低歪みなので気に入っている回路の1つです。


懸案としては、入力が過小と過大の時に線形性が悪くなる点でしょうか?過大入力時には少し工夫するとAGC的動作が可能なので、ダメそうな時はそうする予定です。

実際にやってみると、トランジスタの比では無くSNが良くなりました。
問題は、ちょっとゲインが少ないかな?と言う感じ。この回路ですと13dBくらいは取れるのですが、ICB-707ベースのKI-707と比べると、ちょっと足りないのかも。

AGCも含めて、前後回路を組み換え再度チャレンジし、かなりの改善(状態の良いノーマルよりは良いです)はしたものの、まだ物足りなさはあります。

ん〜、これはもう少し考えます。



イジったついでに、ファイナルと変調回路を変更してみました。
先日開発が終わったフローティング変調ユニットも使ってます。

AM変調時のピーク出力はキャリアの4倍ですが…。ここまで伸びます。
しかしながら、あくまでもAMは平均電力で見れば変調かけても変わりません。技適化試験項目には有りませんが、やり過ぎはダメですね。


テストついでに、1時間程運用も…

■QSO
(CB)KI-707技適機
さがみFJ1300
よこはまSH531
きょうとKH618
みえTK928
こうべTA150
やまぐちTS118
いわてB73
ふくおかOC68
ひょうごTT314
いわくにAA242
やまぐちST702
かまがりAA793
こうちGT380
やまぐちLX16
かがわMC36
わかやまRB27
おおさかSD590


feed 咽頭炎と地震とノイズブランカー (2023/5/27 19:28:38)

■身体は資本

やっちまいました…。今週は仕事で喋りっぱなしだったので、てっきり"カラオケ喉"かと思ってましたが、どうにも痛すぎると病院へ。

診断は急性咽頭炎だそう。

幸い熱は無いのですが、激しい喉の痛みと些かな倦怠感があります。

「身体は資本」と言いますが、ホントにその通り。歳相応に負荷をかけないとダメですね。



■ナマズと地震とEs
ここの所大きな地震が続いており、南海トラフの前兆なのかと不安になってしまいます。
昔から大地震の前にはナマズが異常な行動する、や、電波伝播異常がある等の話があります。以前、地震とナマズの行動を観察すべくナマズを実際に飼って観察したことは有りましたが、残念ながら特異現象は確認出来ず。
一方で、阪神淡路大震災では携帯電話やリモコンが異常動作したとの報告が残っています。
似た話で、この数日Esがちょっと異常で、普段聞こえることのない宮城県や茨城県が聞こえてきたりしていました。その翌日に大き目な地震の発生…。
不思議ですね。

とりあえずEsには乗っかっておこうと、30分ほど運用をしました。ポイントはいつもの「よく飛ぶ構造の橋の下」。
ついでに、開発中の770の受信テストも実施しました。
アマチュア無線機と比較すると、比較にならないほどの感度の高さである一方で、SNが悪いのが顕著です。
フロントエンドで利得を稼いでいますが、後処理であるAFフィルタで抑えられる様な感じでは有りません。

やりゃ〜いい、と言うわけでは無い典型的な事例でしょうね。


■ノイズブランカー開発
さて、基本的には病人ですので、天気が良いのですが引きこもり生活です。

昨日ふと思いついた新しい回路を試します。
デジアナ混在で、回路はコンパクト、レスポンスや高周波回路に影響を及ぼすデバイスの容量分もpFオーダーとなる回路が特徴です。
↓電子ライター圧電素子放電に対するレスポンス。黄色は入力ですが、超ハイZなのでフラフラしてます
かなり高周期のものにも追従します

逆に単気筒エンジンの様なものにも

また、ノイズブランカーが最も苦手とするのが強入力と過変調。これらが入ると歪んでしまいますので、それも改善。

ということで、比較的上手くいってます。部品を選べばハンディー機にも入ると思います。

さて、次はどうするか…。


■QSO
(CB)
いわてC9
いわてB73
いしかりAD416
さっぽろTA230
あおもりAM624
そらちAA246


feed 二兎追うものはニ兎以上を得る。 (2023/5/21 19:47:50)
今日は、山岳RCとみちのくRCがW開催される日です。
双方チェックイン、そしてそこそこのQRBが稼げる場所を探します。

選定した場所は、栃木県大田原市の御亭山。

みちのくRCの特小は、計算上電界強度がギリアウト。
繋がればラッキー。
山岳RCも特小がフレネルが引っ掛かって、こちらも計算上ギリギリのラインです。

結果は…
山岳RC2バンドチェックイン。(特小ピンポイント、ラストチェックイン)
みちのくRC3バンドチェックイン(特小NG)
でした。

※運用は山頂512.9mHから。


RCチェックインをしつつ、今日はCBのコンディションも上々。
昨日と足して2で割ると丁度良いくらいです。
アマの準備もしてきましたが、今日はフリラだけで満足。お昼でQRTとなりました。


■QSO
(CB)
さがHI39
さがSH49
ふくしまME71/7
とちぎKM15
ふくおかHS386
やまぐちFD402
やまぐちST702
やまぐちFS703
つくばKB927/6
やまぐちSH33
こおりやまRS015/7 みちのくRC
やまぐちTS118
おかやまYS162
くまもとIA52
とちぎTK290
ひょうごTT314
やまぐちLX16
かながわBE11/JR6
なごやAB449/JR6
いわてB73
いばらきJN28
かごしまAK56
みやざきAL101
さいたまBB85

(特小)
とちぎTI185
とうきょうSS44/1 山岳RC
ばんどうNS228

(LCR)
はちおうじRS185/2 QRB206km
とちぎJJ69
ぎふNX71/7 みちのくRC
とうきょうSS44/1 山岳RC

(DCR)
みやぎMD902/7 みちのくRC

(430MHzFM)
1局

(EB)
とちぎTH927

feed 【DJ5FS】セジメンタリセット (2023/5/20 16:23:01)
今日は、久し振りにデミオでお出かけ。

「こんなかったるいフィーリングだったっけ?」と思っていたら、すぐにDPF再生が入りました。

念の為、過去10回分の再生周期を確認したところ、200kmがずっと続いています。
平均値も240km程度だったのが210kmちょいまで落ちていますし、DPF前後の差圧も大き目ですので、DPF自体が詰まってきた可能性はあります。センサパイプが詰まって来た可能性もあります。

とりあえず、インジェクタは対策品ではありますが、デポジット焼きをやっておくことにします。


さて、DPF再生が終わったなぁ〜、と思ったら、今度はオレンジ色のスパナマークが点滅しています。
点滅は「セジメンタの水抜き警告」で、2万キロ毎に水抜きを促す警告です。

前回作業は丁度1年前ですので、2万km/年。
息子も乗り始めたので、割と走りましたね。


さて、今までは""真面目に"セジメンタの水抜きをしていましたが、今まで水が溜まっているのを見たことが有りません。
逆に、水抜きの為に軽油が400ml程抜けるので、ちょっと勿体ない、、、。

ということで、今回はリセットだけにしました。

やるのは診断機でやるので、簡単。
今までの経験からですと、 5万km毎でも過剰、粗悪なスタンドで給油していなければ、10万km毎でも意外とイケるのでは?
と思っています。

無論、走り方、給油頻度、地域でも異なりますので、一度水抜き作業をして、「自分の使い方ではどのくらい溜まるのか?」を確認されると良いと思います。

feed サンデードライバーが目指す無事故無違反100万km〜爆笑編〜 (2023/5/13 22:08:31)

運転免許を取得し、25年程経ちます。

結婚し、子供が出来た頃以降から立てた目標が 「無事故無違反100万km達成」 です。


私の場合は通勤には車を使わないので、テストドライブを除けば、休日しか運転しない 純然たる"サンデードライバー" です。

ですので、達成はなかなか大変ではありますが、コロナ禍に入って更に出掛ける事が少なくなってしまいました。


その分を取り戻すかのように最近は走り回り、今の所

プライベートのサーキット走行を含めて、無事故無違反のゴールド免許で御座います。



さて、そんな私ですが、本日、人生初の


イン・ロック


をやってしまいました


feed アマチュア無線vs電力インフラ (2023/5/6 19:47:55)

■長いので、3行まとめ

・高圧送電線直下のループアンテナは危ない

・磁界直交させても無駄

・隔離距離規制値を確保すれば、ワイヤー/垂直系アンテナは問題ない



■不意打ちは痛い!

今日はいい天気なのでどこかへ登りたい気分ですが、野暮用が多く、また、連休最後の追い込み実験も溜まっているので、自宅警備員となっています。

ただ、余りにも天気が良いとついつい外を見てしまい、「外で運用したい気持ち」が湧いてきます。

そこで、つい始めたのがデルタループアンテナ実験。
垂直系とは異なり、都市型ノイズには強いとも言われますので、1:9UNUNの自作アンテナでもノイズでオーバーフローしている今日のコンディションを打開せんと、実験を開始しました。

組み立て、ベランダへ伸縮ポールで上げ、アンテナアナライザーで測ってみようと接続すると、何やらどこからか「ジー」っと音がします。

ん?と思って探すと出処は何とアンテナアナライザー。
「やべっ」と思い、速攻同軸ケーブルを外そうとしたところ、「痛てっ!」

何故ヤバいと思ったかは後述…


■磁界アンテナ(ループアンテナ)と高圧送電線
これを見て下さい。
ループアンテナに接続されたケーブルから放電しています。

我が家は軽量鉄骨造なので、躯体に接続された手摺り等は間接的にアースが取れるのですが…
まさかここまでとは。

そう、 我が家は15万4千ボルトの高圧送電線直下にあり、送電線最下線から垂下距離4.8mを確保しなければならない 所に建ってます。
その為、建物金属部分(屋根等)は接地工事をしてあります。更に東電の要求は法規制値よりも厳しくA種相当の低抵抗にされています。

そんな事を知らない住宅メーカーの設計士も多いですが(建て替えた時の大手メーカーは誰も知らず、こちらからパワーグリッドへ連絡してもらう様頼んだ)、知っていたので、 強磁界下に立地する我が家ではループ系はちょっと避けてました。

が、送電(磁界)方向と直交していれば問題ない!と考え実験してみた結果は上記でした。

いや〜、もう絶対しないぞ!


■ワイヤーアンテナの対地電圧
我が家の磁界強度は測定してませんが、地上高1mで20μT以下は確かです。

では、電界強度は?というと、意外と1.9MHz〜出来てますので、実用上大した事は無さそうです。

とはいえ先日破壊し、修理したIC-705の故障要因が不明のままですので、念の為ワイヤーアンテナの対地電圧を測定してみる事にしました。
すると、約50V(対地)が常にかかっています。

では、フローティングになっているリグのディファレンシャル電圧をクリスタルディテクタを入れて測ってみます。
こちらは大丈夫。
(ホントはオシロで確認したほうがbetter)

ということで、ソーラーバッテリー駆動の完全フローティングで使っているIC-705の故障とアンテナ因果関係は論証出来ず。
ワイヤーアンテナは継続して使う事にします。

何れにせよ、ループアンテナはやめる様にします。

feed 野良には野良のやり方がある (2023/5/5 20:05:02)

タイトルはちと釣りを入れ過ぎました、すみません。



さて、CBの技適の話です。


ここの所、新技適を通される事例が急激に増えて来た感じがします。

大変喜ばしい事ですし、「たかが500mWでスプリアスは〜」なんて仰る方もたくさんいらっしゃいますが、仕事でやっていると、決して馬鹿に出来る話では無いですし、 規制の強化=技術進化のチャンス でもある訳です。


特に500mWというQRP、接地を持たないアンテナで、直接波400kmオーバーや沖縄と冬でも繫がるなんて、アマチュア無線の世界では一昔前までは信じてもらえなかった話です。


ということで、CBも電波法と設備規則の内数で、如何に工夫し飛ばすかは、技術屋としての醍醐味でもあったりします。


特に、CBは独特の世界感があり、それはそれで尊重し、寄せて行く努力と勇気が必要だったりします。



以前から、「技適を通して貰ったけど飛ばない」等のご相談を受ける事が間々ありましたが、ここ最近また増えてきました。

が、相談は是非とも技適を通された方へ相談してみてください。

フィールドでのテスト結果をフィードバックすることはとても有益な話です。遠慮せずに聞いてみると良いかと思います。



ちなみに、技適を考えられている方へ。

ALCにTA2011sを使うのは余りお勧めはしないです。平均変調度に着目し、石と回路を考えられると面白いと思います。

また、低歪化の工夫も大事です。


Po=Pc(1+m*m/2)

Pc:搬送波電力

m:変調率

なので、100%変調で平均電力0.75Wが教科書通り。
けれども…0.5W→1W超。こういう技術もあります。


しずおかDD23局

https://youtu.be/fswBZ8m1rpE  


ミヤギKI529/QRPp

https://youtu.be/MFU1PBhtev8  



■追記
アダム・スミス曰く、「人には共感能力があり、社会の安定と繁栄に繋がっている」と論じています。

一方で、その標準的な能力(というより本能と言うべき)故に、非協調性を有す人に非論理的思考で攻撃的な対応をされる方が散見されます。

ソーシャルメディアが普段の生活の中で完全に一般化した今日、更にダイバーシティに対する許容性が求められていると思います。

市民ラジオや無線が好きならばこそ、その許容性とソーシャルメディアの使い方について今一度熟考すべきかと私は考えています。

分かる方には分かる…オッサンのぼやきでした。

feed 番狂わせなGW一斉オンエアーデー。 (2023/5/4 21:55:09)

待っていたGW一斉オンエアーデー。

コロナ禍は明け、すっきりとしたはずの今年の連休はEsも渋く、ノイズが高い日が続いています。


■番狂わせ、其の一

オンエアーデーのフライングスタートの5/3、元々他県局が来県されるとローカル局からは聞いてましたが、どなたが、何時頃に来られるのかの情報は…?です。
私も特に確認は取らず。

まっ、そんな テキトーで成り立っているのが栃木県のフリラ事情。裏表無しで面白可笑しくやれてるのが良い所 と思ってます。

テキトーに向かってみると、皆さんお揃い…。
何も連絡が無いので、てっきりこれから買い出しと準備かと思ってました(笑)

covid-19のせいで暫くEBが出来なかったり、はたまた、「(コロナ禍よりもずっと前に)EBしましょ」とお約束していたものの、まさかの台風直撃で延期となった方とも数年来でEB。良い機会となりました。
ホントは「栃木県はちゃんとオモテナシが出来る県」ですので、次回は、ということで。

■番狂わせ、其の弐
オンエアーデー本番の今日、日光市丸山へ登ろうかと思いましたが、この天気では渋滞が凄いはず!、と踏んで矢板市方面へ向かいました。

あの山に登る予定ですが、まさかのこちらも渋滞…。
そして、八方ヶ原も遅い車だらけ…。
これは絶対に上の駐車場もいっぱいだろうと、更に麓の山の駅に停め、そこから走ってスピード登山を開始しました。

とりあえず到着。

早速リグを取り出し、8chでコンディションが開けていない事を確認し、コールサイン指定呼び出し。
そう、今回は、しずおかDD23局の新しいリグの変調を聴いてみたく登ってきたのでした。

お呼びしても聴こえず…無理か…とチャンネルセレクタを回すと、まさかの6chに(笑)
しかも、ガッツリRS59で聴こえてます。

聴けば、宝永山とのこと。
もう少し低い所かと踏んでましたが、まさかの高所。QRB200kmですが、もうちょっと弱いと変調が良く観察出来たのですが〜

それでも、分かった事はいっぱい。
後で実験もして、開発中のリグの参考にしてみたいと思います。



■番狂わせ、其の参

今日は少し早めに帰ろうかと思い、オンエアーデータイムアウト後に下山開始。

山の上でも、奇跡的に楽天モバイルが使える半径5m程の"ホットスポット"を見つけ、「今から帰るよ電話」をしたりと、余裕をかまして下山。

遅い時間でガランとした大間々駐車場を過ぎ、山の駅に停めた車でザックからリグを出し、整理していると…

特小が無い!!!

今思えば、仕舞った記憶がありません。
日没まで余り時間は有りませんが、そこは即決。

戻ろう!

軽量化して、後はひたすらダッシュ。
遅い下山組みと二組だけすれ違いましたが、「えっ、今から?」と言いたげ。
聞かれりゃ答えは1つ、「そうです」(笑)

無事特小を発見。
こりゃ最後に見回しても気づかなかった訳です。

下り切る頃にはこの通り。ギリギリセーフでした。


■番狂わせ、其の肆
今日は、ヘリカルvs50mWvs500mWロッドアンテナや、SR-01vsNTS-115A、CBvs430M等の比較実験が出来ました。
これは完全に想定外。いや〜、イベントでたくさん繋がるのも良いですが、 こういうのは大歓迎 です。
楽しい時間を各局のお陰で過ごす事が出来ました。
やっぱ、なんだかんだで運が良かったんだろうなぁ〜と思います。


■QSO  5/3-4
(CB)5/4は全てQRPp!(50mW〜)
みなみたまFN533/ICB880T
みなみたまFN533/ QRPp50mW S1つしか変わらず
いわてB73/JR6
さがみH11/ ヘリカル=50mwでした
かながわRA310
かながわBT135/ R5新技適機
さいたまCT170/ SR-01:RS57
さいたまCT170/NTS-115A:RS53
さいたまAC654
とうきょうAR705
さいたまKM117
ちばBG92
ふくしまJM700
とちぎJJ69
とちぎCB27
ふくしまFD55
いばらきAO35
とうきょうTK285
いばらきRA136
ふくしまSP302
とうきょうLM502
さいたまUG100
かながわAA281
ふくしまIV026
ふくしまH82
しずおかDD23/ Tokai4008DX
ふくしまME71
みとBB501
とちぎSA41

(CBL)
台灣局…手が回らず

(特小)
手が回らず…無念…しかも忘れる…

(LCR)
いばらきAA697
おおさと59

(DCR)
ふくしまVF302

(430MHz 1DV)
4局
内1局は画像伝送有り


(EB)

6局


feed FT-817/FT-818NDのAM変調 (2023/5/1 21:05:11)

良く分かりませんが、GW直前くらいから「FT-817/818のAM変調を何とかしたい」と言うお話を頂く事が増えました。


何ででしょう?たまたま?


このネタは以前、動画に上げてますので、再アップします。


FT-818NDのAM変調を深くしてみた  


ただ、良く知られたセッティングモードの調整では無く、 回路に直接変更を入れており、しかも厄介な改造 になります。
もちろん、オシロスコープやスペアナ等の測定器も必要です。

フォローが出来ないのと、818はIC-705と入れ替えで手放していますので、詳細開示はご了承を。



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