ホーム >> 無線ブログ集 >> JL7KHN/ミヤギKI529のブログ

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

リンク 単体表示


link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2024/11/22 3:05:32)

現在データベースには 296 件のデータが登録されています。

feed SMGオイルの代替 (2023/7/31 18:48:09)

■問題児なSMG

BMWのSMG2ですが、やはりこの頃の出来は良くありません。

半クラは長く、「人よりは早い」とされるシフトチェンジにも時間はかかります。


で、とにかく何とかしたいのが、特に1速から2速へのシフトアップ時のショック。「おっ、いけねっ」と言わんばかりに、まるで 後頭部を殴られたというか、追突されたような衝撃 が走ります。


そして1番驚いたのが、停車時へ向けた減速時にマシンガンシフトダウンすると停車した瞬間にエンストする…

(爆)



元々SMGはトラブルも多く、特にポンプがいくと50万コースと言われますが、今回はポンプは回っていますし、アクチュエーターも動作してます。



全体的な症状を踏まえると、これは油圧がちょっと足りないのかも…


ということで、SMGオイルを交換します。



■SMGオイルって

基本的にはミッションオイルとは違って作動油です。

なのでパワステオイル等と兼用されているのですが…



ちと都合が悪いのは、純正指定のCHF11Sは入手性が悪く、しかもあんまり性能が良くありません。
特に、この車のSMGは床下に入っており、比較的熱ダレし易い所に搭載されてます。
なので、熱によって油圧が下がりやすくなります。

じゃあ別なオイルを…と思いますが、この純正オイルは化学合成油で、鉱物油と一切混ぜてくれんな!と有ります。

困ったちゃんです。


で、考えたのは、粘度指数が近く、しかもちょい性能良く、しかも熱ダレしにくいATFの流用。

更に、部分合成油を使います。
部分合成油で有れば、化学合成油との混合リスクも下がります。

■交換作業
これは簡単に出来ます。

ジャッキアップして、ミッションケースの脇にあるリザーブから抜きます。

↓交換前。フロント持ち上げても下限値。足りないのかも

こういったシリンジで抜き取ります。
ホントはポンプも抜いて全量交換しても良いのですが、シールを交換しないといけなくなるので、今回はリザーブタンクからの交換です。

↓抜けたのはこんな感じ。透明感はゼロ。熱かかるとこうなります。

で、今度は新油をアッパーまで入れて完了。



■試走
覚悟を決め、息子と出発。
登坂で負荷もかけたいので、「2日連続で」八方ヶ原へ。


下界はもちろん、昨日よりもずっと気温は低く、20℃!


ホントはちょっぴりトラブるかと思ってました。
が、追突のようなショック、かったるいシフトチェンジ、そしてマシンガンシフトダウン(速度が全然違う)、ましてやエンストは無し。
と、全てが解決。


自己責任ではありますが、動粘度係数や摩擦調整剤など、オイルの特徴を踏まえながら使うオイルをいじってみるのも、また面白い実験なのでした。


ちなみに、この車、
パワステオイル
ミッションオイル
SMGオイル
全部共通のオイルに交換しました。オイルの種類を増やさなくて済むのは、かなり大きなメリットです。

feed 【アルファードHV】クリア剥がれ (2023/7/31 10:28:19)
経年劣化には勝てない事が増えてきました。

ヘッドライトの黄ばみやクリア層の剥がれ…定期的にやっていても一気に剥がれが進む事があります。

今回はヘッドライトとグリルを塗ります。


ヘッドライトのウレタンクリア塗布は2回目。



そしてグリルのクリア剥がれは、割と深刻。
グリルのクリア剥がれは、ちょっと面倒なのと、思うことがあり、あえて削らずに塗ってみます。




ヘッドライトは手抜きして養生で済ませます。
実はライトASSYを抜いた方が早い…というのはここだけの話です(笑)


ヘッドライトと、グリルを塗り終わりました。

そう、グリルに関しては、ラバーペイントとというゴムの様な後に簡単に剥がせる特殊なペイントを塗布しました。
ゴム状なので、既述のクリア剥がれはそのままでも目立たなくなるかな?と言う予想です。

結果的には凸凹は埋まりませんでした(笑)
しかも中途半端にメッキ部分を残したので、かなりおかしな見た目になりました。

一言で言えば、「ダサすぎる」。


まっ、とりあえずBMWのルーフ用に買ったやつを試したかっただけなのでした。

feed コロナと暑さとアブのSV (2023/7/30 20:30:04)

■コロナ

下の息子がコロナに感染してしまいました。

不思議なもので、皆んな同じ空間に居る割には誰にも感染って無いですし、かかった本人も初日以外は熱も無く普通に元気にしています。


covid-19も弱体化してきたのか、流石にこれだと知らずに拡げてしまっているのかも知れませんね。



■暑さ
今年の夏は暑くなるんでしょうか?連日異常な暑さが続いています。
下手げに無理して動くと、熱中症や熱射病になってしまいそうです。
標高稼ぐ登山も考えましたが…

結局、自覚症状が無いだけで、感染している可能性があるので、今年のSVはとにかく誰も居ない所で、どこにも立ち寄らないカタチでの参戦としました。


■遅いスタート、そして熱い歓迎
向かったのは矢板市八方ヶ原。今日は自転車のヒルクライムレースがあり、8-12時まで通行止めとなります。
ある意味、ちょうど良い制限です。

通行止め解除で一気に登りたいのですが、のんびりLEGACYが…
あんまりゆっくりな登坂走行はやめてよ〜と、メーターを気にしながら登ります。
標高が高くなっても吸気温度は高く、窒素充填しているタイヤも明らかに圧力が上がってます。
チンタラなのでミッションの油温も100℃、嫌だなぁ…


そんな思いをしながらも、ようやく到着。
眺望は悪いので、当然誰も居ません。

車の中に寝っ転がってノンビリと…と思っていたのですが、大量のアブが…
ドンドン入ってきます。

気を抜くと足を噛じられますが、ここまでの数も凄いので、興味本位で数えてみると、44匹!

もちろんず〜っと出たり入ったりしてますので、もっと多い時もあるかと。
今年はアブが多いんですかね?

とりあえず、熱い歓迎の中での運用となりました。

■肝心なSVは?
CBは…とにかく静か。
皆さんEs狙いで平地だったんでしょうけど、暑すぎて駄目だったのかも。

その一方で、特小やLCRは賑やかでした。
■QSO
(CB)
ふくしまME71

(特小レピーター)
ふくしまME71
ふくしまFB39
ふくしまYN104

(LCR)
みなみたまFN533 景信山
さむかわSA326 大島町 QRB242km!
ふくしまYS950


feed エアコンガス追加とエアコンのバルブ交換 (2023/7/22 16:28:50)

■梅雨明け

遂に明けてしまいました。

今年の栃木はダラダラとした感じの梅雨で、近所の冠水も大した事無く済みました。


今年の夏は暑くなるのか分かりませんが、本格的に暑くなる前に、数年ぶりの作業をしました。



■エアコンガス圧は大事

日本車は比較的エアコンガスが抜けにくいですが、それでも年に数十gくらいは抜けてしまいます。

多少ガス圧が下がっても効きには大きな影響は有りませんが、下限を切ると流石に悪くなります。


そうなるとコンプレッサーを必死に回して冷やそうと車は頑張ります。ハイブリッド車ですので、電動コンプレッサーではありますが、本気で圧縮する時はエンジンパワーを使いますので、燃費も悪化してしまいます。

従って、定期的にガス圧を確認して補充しておくのは大事です。



■エアコンガス補充、その前に

早速補充!と行きたいところですが、その前にオススメの作業がコレ


ガスバルブ交換です。

大半はここから漏れる事が多いです。

ちょっと特殊な工具を使いますが、こんな感じで交換します。


で、新しくバルブを付けます。

はい、付きました。


その後は、ガスを補充します。
この車はリアエアコンも有りますので、全量は850gも入ります。330iよりも多く、デミオの2倍以上です(笑)

最後にキャップを付け、アンダーカバーを装着すれば完了です。


feed 【DJデミオ】フォグの水入り (2023/7/22 11:12:26)
何故か右側だけフォグランプに水入りしてしまうデミオ。
一度新品へ交換してもらったのですが、毎年恒例行事の様に入ってしまいます。

梅雨時期に多発するので、洗車では無く降雨によるものと思われます。


あんまり放っておくと錆びてしまうので、流石にメンテしようかと…


残念ながら時すでに遅し。錆びて来ちゃいました…
内部は結構な量の水が溜まります。

裏を見ると、シール付近に毛細管現象の跡が有りますので、バルブシールからの水入りです。


入った水は、タオルと長いドライバーで拭き取るのが確実です。
その後は、日に当てて乾燥。



裏面はこんな感じ。
特別、水が伝う様な構造も見られないのですが…
ハーネステープ等でカバーをすれば予防にもなりますが、ベタベタになるので今回もやりません。

完全に組み付けて、終了。


マツダ以外はフォグランプコネクタの裏には防水カバーを付けた設計をしているメーカーが多く有りますが、これは付いてません。
コストカットなんでしょう。


冠水路走行テスト要件や、品質要件がマツダは甘いのかと思われます。

feed お前もかよ!SMGオイル漏れ (2023/7/21 19:06:33)

■エンジンルーム…

エンジンルームの水もの、油もの、ゴムものは大体交換が終わりました。


プラグも交換し息つきが直って、エアコンガスも真空引きし、コンプレッサーオイルも入れ直し、すっかり喜ぶ息子ではありますが、気になるのはアイドルの揺らぎだそう。


聞くとすっごく僅かなハンチング。年式からだとメチャクチャ正常範囲内です。

でも気になるなら、見てみましょう。



▼エアコンは新規一転のつもりで真空引きしたが、コンプレッサーが回らず…
リレーやヒューズを確認するも正常。マグネットクラッチかぁ〜と思ったら…
戻しただけで、エアコン復活。何で(笑)


■アイドル不調の原因は?
この手のエンジンは、偶にバラす事もあるので大体分かります。
点火系は正常ですので、今回はDISAとアイドルコントロールバルブをみていきます。

まずはDISA。
エンジン始動するとロッドが動くので、動作確認は容易です。
コレが壊れてもアイドル不調にはなりますが、汚れたくらいでは大丈夫です。

動作はしてますので、念の為に汚れ具合を点検すると…
キチャナイけどまぁ、こんなもんでしょう。

寧ろインテーク内がブローバイだらけなのが気になります。
インマニ外すと時間がかかるので、それはまた次回。

今回は洗浄で済ませます。

ちなみにインテークはこんな感じ。

この感じですと、イン側バルブも凄そうです。
ブローバイガスホースにセパレータを入れたほうが良さそうですね。

お次はアイドルコントロールバルブ。
こちらも多少汚れてるかな?と言う感じですが、振ってもカタカタ鳴りません。
試しにパーツクリーナーで洗浄しましたが、ベトベトカーボンの様で落ちません。

致し方無く、エンジンコンディショナーで洗浄。何度か繰り返すと…
動く様になりました!
そうそう、この感じです。

ちなみに電スロはキレイなもんです。一度交換されたのかな?



■ミッションオイル交換へ向けて
さて、次はミッションオイルです。下に潜っての作業は暑いので気が進みませんが、DJデミオとは全くレスポンスが比べものにならないフィーリングは何とかしたいところ。

今回はMTFでは無く、ATFを突っ込むつもりです。
当然普通はやりませんが、粘度が低く、摩擦調整剤が程良く添加されたATFはイケそうな気がしてます。

無論、 自己責任 です。

一応ドレンボルトとフィラーを確認しようと潜ってみたら…

▼SMGリザーブタンク見つけた!こんな所に付けんなよ!ていうか、オイル漏れて不足してるし…
SMGリザーブタンクが邪魔でフィラーは見つからず、どうやらコイツを外さないとオイルは入らなそう。

そして、SMGの作動油も不足ついでに交換しないと…
SMGオイルって、どんな代物なんでしょ?アクチュエーター駆動するからATFでもイケる気がする…のは私だけでしょうか?


まだまだかかる330i。
息子の夏休みはまだ先なので、私の夏休みに合わせてやるかな…

feed プラグ交換と、お約束のイカリング。 (2023/7/17 20:02:27)

■プラグ交換

加速時、それも比較的低回転高負荷時にボコつくエンジン。

フィーリングは明らかに失火なのですが、ダイアグでは失火検知は入りません。

でも、これは点火系と確信があったのでプラグ交換をしてみました。


純正で入ってるプラグは、私の嫌いなタイプの4極。これはスワールやタンブルの混気が入りづらく、火炎が拡がりにくいタイプです。
反面、汚損に強い等と言われておりますが…新品と並べればこの通り。
チョイスしたのはNGKのイリジウムIX。対地電極がテーパー形状で、拡がり易く、中心電極も細い白金のものです。

コレに交換してみた所、 ボコつきは見事に直りました

心当たりは1番のみカブり気味な点。
1番側はブローバイガスホースがそのまま戻る構造になっています。恐らく、 PVCもオイルキャッチタンクも無い為に、オイルがダダ漏れと言うかダダ吸入 になっていたものと思われます。
簡単な キャッチタンクか、セパレータ を入れたほうが良さそうです。


■オイル交換
こちらも息子の初作業。
オイル交換くらいは…と思いましたが、やっぱり色々と「えっ?」と言うことが起きます。
まっ、YouTubeでサーキット走行ばかり観ていれば、そりゃ出来る訳も無く…。

それにしても、凄い色。
ケロシンベースのフラッシング剤を入れられても困るので、ディーゼル兼用のエンジンオイルを使います。
兼用品は洗浄分散剤が多めに含まれていますので、へたげなフラッシング剤を使うよりもよっぽどマシです。
フィルタも交換。
ここのキャップシールは潰れていましたので、しばらく交換はされてなかったのかも。


■若気の至り
旧車と言うのは、まずまともに走る様にするのが先なのですが、「やってみたい」が先行するんですよね。

BMWと言えばコレ。
イカリングへの換装です。

ついでに、ヘッドライトカバーもすっかり曇りが生じていたので交換です。

ユニットはライト内部に埋め込み、ハーネスはポジションの穴から出し、百均のお湯粘土で穴は埋めました。
デイライト兼用で、かなりの明るさになります。
サイドウィンカーが電球ですので、タイミングがちょっとズレますが、まぁヨシとしましょう。



そして、サイドウィンカーもシーケンシャルタイプへ。
しかも 前後逆、更に一回の雨で水入りする のが、期待を裏切らない大陸製ポテンシャル。


ヘッドライトカバーも新しくなり、少しは輝度が上がったかな?

光軸調整も行い、本日の作業は終了。

それにしてもキセノンプロジェクターは暗いです。これをホントは何とかしたいのが、私のチューニングメニューです。

feed ウソだろ!というのが起こるクルマ。 (2023/7/15 20:24:00)
■昨日の出来事
我が家の駐車場は、縦に3台停められるタイプなので、入れ換えが発生します。

入れ換えをした直後…

エアコンバルブのキャップとコアがすっ飛んでいきました!

先日確認した時は、漏れているだけでしたが、どうやらバルブコアが相当緩んでいた様です。
↑は、吹き飛ぶ前の最後の写真。この時コアはあった。

エンジンルームは、コンプレッサーオイルまみれ…
この 夏本番というタイミングで、これは無いなぁ〜

とりあえず、ガスやオイルは買ってあったので、補充作業が真空引きへ。ちょっと面倒になったのですが、 古くなってきたシステムは補充よりもフラッシング兼ねた入れ換えがオススメ
この作業は設備が特殊ですし、時間もかかるので、また後日。


■ブレーキディスク交換
こちらも4枚の交換と、キャリパーメンテをやり切りました。

融雪剤を撒いている土地で走ってた?と思うほど固着が酷く、しかも欧州車はブレーキダストが酷いのでダブルパンチ。


ついでに、サイドブレーキも超ガチガチのギリギリに調整。サイドターンも簡単に。

この作業はブレーキですので、私一人での作業でした。

お陰で汗ダラダラです。
ただ、ブレーキフィーリングはかなり良くなりました。

■ステアリングラックブーツ
ここからは、息子に教えながらの作業なので、写真少な目。

タイロッドエンドは、プーラーで外します。
あのバキンって音は、初めてだとビビるんですよね。
ラックエンドブーツはOK。交換歴があるのかな?

古いブーツを外して、(あれ、ウマが入ってない(汗)どこ行った?)

ボールジョイントの古いグリスを拭き取り、新しいグリスをしっかり塗ります。(こっちはウマが映ってる…さっきのはやらせ写真か?(笑))
モリブデングリスを中に水が入らない様なイメージで塗るのがオススメ。

そして新しいブーツを取付けて

ラックエンドをつければ完了です。


さて次は、吸気系のDISAやアイドルバルブ、そしてプラグ交換です。

そこまでやれば、エンジンだけはシルキーと言われるE46になれるか?

上手くエンジンが終わっても、次はSMGミッション。ドカンと言うのは何とかならんものか?

残るエラーコードは、メーターパネル内部異常(謎)、とDSC。


「つくばサーキットをこれで走りたい」と言う息子の夢は、まだまだ続きます。


feed 愛着。 (2023/7/9 21:50:55)
サービスマニュアルも無く、ひたすら現物を見て整備している330i。

整備性が良いような悪い様な、不思議な車です。

今日は息子と2人で作業をしましたが、私が「あれ〜どこだ〜?」と言うと、すぐにネットかYouTubeで下調べが…と言います。

今の時代は便利になりましたが、このメカ現物を見て作業をやっていく楽しみ方は、世代差なんでしょうか?
それとも、「失敗したくない」と言う気持ちなんでしょうか?


まっとりあえず、どんどん整備を進め、エンジンだけは満足行くまでちょうど半分と言ったところでしょうか。


ちょっと厄介なのはDSCユニット。
必ず壊れるものの1つで、これも例に漏れず壊れてます。
予備のユニットはあるので交換出来ますが、すっごい面倒くさい所に入っています。

そして、ユニット交換が終わったら「コーティング」と言う作業でECUを登録し直さなければなりません。

良いような悪い様な…。


一方、アルファードの方は…何度もバラし過ぎて、目を瞑ってもバラせるくらいです。

デミオディーゼルも、HP-EGRのせいでインテークにすすが溜まるので割と手間がかかり、どちらかと言えば、BMWの方が整備性は良いかもです。

何れにせよ、色んな設計思想があり、非常に面白いですね。


息子も愛着が出てきた様なので、まずはヨシ。

ただ、「早く踏みたい」と馬鹿な事を言ってます。

誰も彼もが否定すること無く、息子にとっては完全に手に余すパワーですので、セーフティドライブ研修にでも突っ込もうかと思います。



feed 古い車に乗るという事 (2023/7/8 11:33:18)
■新たなカテゴリ

何年か振りに新カテゴリを作りました。

もはや、 何のブログか行方不明 (笑)


このカテゴリは、息子が最初に自分の車として乗ることになった車の内容です。

BMW 330i M-sport SMG、直列6気筒3000ccのハイオク仕様のM54B30エンジン、E46、名機に入るエンジンです。しかもまさかのLハン車。


グレタさんが怒りそうな、そして実は 私も嫌いな仕様 の車です。

ちなみにアクセル開度とトルク特性はハチャメチャ。急にトルクが立ち上がります。



■古い車に乗ると言う事は…

元々、息子が欲しかったのは同じエンジン、同じ世代のコンパーチブルZ4。

ただ、コイツは危ないので絶対にダメと言ってました。


すると、ひょんな事で、知り合いからセダンを譲って貰えることに。


当然、 息子よりも1つ年上 、しかも私の嫌いな外車ですので、色々と問題は富士山並みに山積です。


ざっと見て、

ラジエーターパンク、DSCユニット故障、オイル漏れ、ステアリングラックブーツ割れ、エアコンガス漏れ、雨漏り、水温センサ故障、点火系異常、ドアミラー電格不良、ベルト寿命、ブレーキディスク摩耗etc.

どれも欧州車では極普通の故障のオンパレードです。

もちろんこのエンジン最大の強みのVANOSもどうなってるか…?


これと付き合うのが、古い車に乗ると言う事です。




■ひたすら直す

診断機もありますので、基本的にはどの修理も難しい事は有りません。

1番面倒なのはDSCユニット交換後のコーティング作業くらいです。コレはかなり特殊な作業になります。



メカ物は多少やってはいたものの、基本的には電気電子系の息子には、とても良い教材です。


・ラジエーター交換

これは見事に吹きました(笑)

熱効率の悪いエンジンですが、ラジファンは回り、水温計は正常値を示してましたが、息子が慣れない車庫入れで手間取っている時にパンクしました。

これはホント、自宅車庫で良かった…。


新品はコレ。


日本車でも長く乗られている場合は、一度外してパンパンするのはオススメ。結構砂で詰まっているもんです。



・水温センサ

一見正常値に見えますが、明らかに変。

診断機で確認すると、ラジエーター出口水温センサ故障。

(水温計は正常値なので、もう一つどっかにダブルテンプセンサはあるのかな?)


外してテスターで測っても、220kΩ〜オープンと値がすっ飛んでます。日本車、特にトヨタ、ホンダでは余り無い故障です。


これはサクッと交換。

正常品は常温で2kΩ弱(参考値)


・ベルト

Vベルトは、ヒビ割れしまくっているので交換確定。

2本とも交換です。

テンショナーは油圧式に変わってました。でもコレが逝くと大変な事になるので、念の為、確認はしておきます。


・エアコンガス

効きが悪い…。外車ですのでグラスも有りません。

ロー側のキャップを外すと、プシュプシュと漏れている音がします。

バルブが死んでます。


この場合は、フロンガスが大気開放にならない様 バルブ交換用の特殊工具 でバルブを交換します。


その後、コンプレッサーオイルとガスを補充して終わりです。圧力だけ気をつけましょう。


・ステアリングラックブーツ

これも割れますね。トヨタのFFドラシャブーツよりも破れます。

交換作業は、ロッドをひたすら回さないといけないので、体力勝負。


・パワステオイル交換
おぞましい状態でした。ATFで良いので、在庫を使いました。


・SMGポンプ
何となく嫌な予感はしますが、動いちゃいます。壊れる前にオイルだけは交換します。


■若気の至り

修理はもちろんですが、若気の至りでどうしてもやりたくなるのがチューニング。


小さな所で言えば、

・導風板

ラム圧は期待出来ませんが、気持ちは冷えます。


・ドアミラーカバー

DJデミオもオプションで付けてます。

見た目以外な〜んもご利益はありません。


・グリル交換

メッキ嫌いは親譲り。つや消しブラックへ交換です。


・ル・マンカラーのSR3セミバケ

これは、私が息子と同じ頃に買ったお下がりです。
恐ろしい事に、ヘタリや擦り切れは殆ど有りません。
新しいタイプよりもホールドが良いのが特徴です。


・ドンガラ(爆)
欧州車は、ビックリするほど雨漏りします。水を含んでカビも一部見られるので、剥がして捨ててしまいます。
コレにより、ビックリするほどうるさくなる「ドンガラ仕様」になります。
・足回りセッティング
予想外なのは、ブッシュはまだ何とか使えそうです。
ただ、息子の運転のクセもありますので、それに合わせたアライメントを合わせ込んで行きます。
これはひたすら助手席に乗って、観察して決めていきます。

足回りのセッティングは、正直一番好きなチューニングかも。




■記載事項変更
この車、18年以上の大排気量ですので、高い税金がのしかかります。
本来、 学生が乗る車では無い のですが、小さな小技を使って維持費を安くします。

その1つが、重量税。
このクルマは1520kgと、ほんの少し頑張りが足りなかったお陰で重量税ランクが2t未満の50400円になります。
通常、乗用の場合においてはプラス・マイナス100kgの増減があった場合は、変更申請が必要ですが、今回は20kg強軽量化し、記載事項変更することで、重量税ランクを1つ下げ、37800円に下げることが出来ます。

ということで、車内カーペットや、要らないアンプ、スピーカー等を外して軽量化を図り、記載事項変更を行います。

このネタは、息子が夏休みに入ったら陸運支局で計量測定検査を受け手続きしようと思いますので、また別途。


■子育ての最後
この先就職か進学かはありますが、基本的には二十歳ですので、長くて短かった子育ては終了です。

息子と並んで何かに取り組むのは、この車いじりが最後になります。
決して人様に迷惑をかけず、安全最優先で、車の楽しみを覚えてもらいたい。

それが私の最後の子育てになります。

« [1] 5 6 7 8 9 (10) 11 12 13 14 15 [30] » 

execution time : 0.058 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
124 人のユーザが現在オンラインです。 (41 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 124

もっと...