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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2024/11/22 2:35:54)

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feed 色々やってみてから言う大切さ(カーボンアンテナに思う事) (2023/7/2 22:38:15)

■コンサート

今日は、高崎市へ行ってきました。


目的地はココ、高崎芸術劇場。えらく立派です。
LRTよりも、こんなホールが宇都宮にあっても良いんじゃない?なんてね(笑)

イベントはこちら。
東京農業大学第二高等学校吹奏楽部のマーチングミュージカルの鑑賞です。

去年も開催されてましたが、コロナ禍で立場上県外へ出られず、私は初めての鑑賞になります。


私の実家は音楽教室だったこともあり、電気よりも早くから親しんだおかげで、大体の楽器は「音は出せます」(笑)
なので、実はマーチングの頭数が足りない時に一緒にやった経験もあります。

一見簡単そうに見えるマーチングですが、かなりの体力と独特の筋力を使います。
私自身は、どちらかと言えば体育会系で、当時は「パルクール」なんて言葉は有りませんでしたが、あんな感じの事(床体操)は大好きでしたし、武道は柔道、他にも主に短距離走で小学校の頃から県代表だったり、種目によっては県タイ記録もあったりします。

そんな身体を動かすのが大好きなタイプでも、バカキツいと感じるのがマーチングです。

そのマーチングとミュージカルダンスを組み合わせたのが、この学校です。
生時知っているからこそ凄さが分かるってやつです。
練習も基礎体力からなので、相当大変なのでは無いでしょうか。

とにかく、良いものを見せて貰いました。


■やってこそ分かるしんどさ
受験勉強にしても、運動でも、趣味でもそう。やってみて、突き詰めてこそ必ず通る「しんどさの壁」があります。生半可じゃ通りません。

仕事でも、やったことが無いのに物事を簡単に言う人がいます。
特に職位が 能力不相応な人ほど、いい加減な話をする 輩がいます。

無論全否定する訳では無く、極稀に突拍子も無いアィディアに繫がる事もあります。
ただ、余りにいい加減な場合は、上下関係無く「答えを持ってその発言をしているか?」と聞くようにしています。


■所詮仮説に過ぎない
理系だろうと、「きっとこうだろう?」と言う仮説に基き定量的データを集め、ストーリーを組み立てます。
一見良さそうでも、スタートは所詮仮説に過ぎません。
大事なのはここからです。

同意するならば、それに準ずる別観点での客観的データを。
反論するならば、それを同水準で反証する客観的データを示す義務 があります。


■カーボンアンテナに思う
きちんと把握仕切れてませんが、ここの所、カーボンアンテナがホットワードの様です。

発端の経緯背景は割愛しますが、これを主観的に捉えている方と、客観的に捉えている方、双方がいらっしゃいます。

残念ながら、その殆どは知識を伴った多角的観点で議論をしていないのです。

ことアマチュア無線については、実験やってナンボの趣味です。
事象を多角的に捉え、何が事実か検証してみて、何が得手不得手か、更には自分の仮説に誤りが無いかも考える。
それらを鑑みて自分はどう使うか?etc.


謙虚さがなければ、結局「バカの壁」は越えられない と思います。

feed 【新技適化】ICB-770の性能を引っ張り上げる (2023/6/25 18:19:04)

■今年のコンディション

「週末に合わせてくれた?」と聞きたくなるような”梅雨の晴れ間”。

せっかく晴れた週末なのですが、Esはガツンと長時間続く感じが有りません。やっぱり地震と関係あるんじゃないかと定性的に思ってしまいます。

 

まっ、そんなコンディションの副作用のお陰で、休日にやらなければいけない事も進みますし、実験もやれたりする効果はあります。

 

 

■ソニー製品の癌、2SC710

この頃のトランジスタは銀マイグレーションと言う特有の劣化モードがあります。当時は部品の足に銀メッキをすることでハンダ上がりを良くする技術として普及しましたが、この銀が仇となって大気中の硫化ガスにより銀マイグレーションが起きてしまいます。

部品の足だけでは無く、樹脂モールドの内部にも進み、チップに到達するとリークが増加し、hfeの低下などを招くものです。

 

▼やっぱり足は真っ黒。削っても性能は戻りません

 

今回預かっている770も例に漏れずトランジスタは全て硫化が進んでいました。また、預かった内の1台は”整備品”として購入されたとの事ですが、これが他の個体よりも状態が悪いのがまた何とも言えない感じです。

オークションって・・・。

 

▼フレームに”AT”と手書きのサインが。「田中篤志さん」の検査履歴?何回見ても”Automatic”と思っちゃいます(^^)

 

 

■代替部品

巷で770を直されている方はたくさんいらっしゃると思います。2SC710の代替部品は、2SC1675あたりがテッパンとされている様です。

 

悪くは無いと思います。

 

元々付いている2SC710のトランジション周波数ftは200MHzに対し、2SC1675は250MHzと確かに相当品です。

しかしながら、1675も入手性があまり良くなく、無理に購入すると ランクも分からない大陸製の怪しい部品 を掴まされるリスクもあります。しかもそんなに安くも有りません。

 

そこで、在庫しているトランジスタでまずは修理をしてみることにしました。

 

 

■テーマは「ハイゲイン、ローノイズ」

hfeは、経験的に 使用周波数の10倍を目安 にしています。

古い本には2倍を目安と書いてあるものもありますが、選択肢がなかった時代の話ですので、今の時代にはアンマッチです。

もちろん、 ftはコレクタ電流依存性があります ので、高い周波数でもhfeを取りたければIcを増やしてやることで頑張れるデバイスもあります。

 

今回は、このftを”無駄に”高いものを選んでみます。

特にUHF、SHF用とうたわれているものを選ぶ事で、ftだけでは無く、帰還容量、出力容量も小さく、しかも自ずとNFが小さいものとなります。

 

この観点で手持ちのトランジスタで探し、ミキサーと増幅段を入れ替えていきます。今回は650MHzと7GHz品。どちらも普通に入手出来ます。

なお、ミキサー段のトランジスタ化については、 FETと比較し局発レベルが小さくて済む メリットもあります。これは、受信時における副次波スペックに対しては感度低下をさせないテクニックとしてでもあります。

 

 

~ちょっと寄り道~

 

ちなみに、前段階実験としてSA612(NE612)と言うDBMを使ってみました。これは、トランジスタと比較し、NFが良い事、線形性が抜群である事、実効効率が良い事など、基本的にはメリットばかりです。

入出力インピーダンスをそこそこ合わせてやることで利得も稼げ、かつAGCもちょっと工夫をすればかける事も出来ます。

実際やってみましたが、かなり静かなリグにはなりましたし、測定機で測る分には高感度に仕上がりました。

 

が、フィールドに出ると弱い局がちょっと辛い・・・。局発のレベルも結構突っ込んでいるつもりですが、弱レベルの線形性が悪い様でした。逆に予想では、強入力時に歪みやすいので違法局にやられるかと思ってましたが、意外とそちらは大丈夫。一粘りしましたが、最終的には断念しました。

 

▼DBMに置き換えた版。SNは良いが…680と同じ感度は無いなぁ。

*一応書いておきますが、外部電源から伸びている線はカウンターポイズでは無く、CH-580(極性が逆)に繋がってる電源線です。

 

~寄り道ここまで~

 

 

なお、一番肝心なフロントエンドはパラレルFETにしました。

 

「ここはトランジスタじゃないんだ?」と突っ込みが聞こえてきます・・・。

実際にトランジスタで組んでみるとわかるのですが、意外とトランジスタはFETよりもインピーダンスの崩れで発振に至りやすいです。特にCBではきちんと整合された外部アンテナが接続されるわけでは無く、インピーダンスが不安定なフィールドにほっぽり出されます。

その時に発振しやすいので、Icを絞りゲインを下げざる得なくなります。

なので、フロントエンドはFETで、ちょいとハイインピーダンスのノイズマッチを取り仕上げました。

 

 

■フィールドテスト

さて、実際に外に持ち出してみました。

比べたのはKI-707(新技適機)です。これはFETに拘って、感度向上とNF良化を図ったものです。

 

それと比べてみると、Sメーターは+2ほどよく振ります(メーターのS9レベルはどちらもコリンズと同じレベルで設定)。

無論かなりトータルゲインが上がったので、 AGCはかなり早い段階から当てる ようにしています。市販のアマチュア無線機と同じ考え方で、この方が静かな無線機になります。

それでもかなり振ってきますし、ノイズの中から浮いてきます。また、707よりもSPが大きく、筐体サイズもあるので更に聞きやすい感じです。

 

IPが取れているので違法局の被りに対してもフロントエンドが飽和することも無く、4ポールクリスタルフィルタを入れていることもあり、全然耐えられてます。

 

トランジスタも真面目に使うとポテンシャルが高い ということが、改めて勉強になった機会でした。

 

▼707はボリュームMIN。ノイズフロアは707がS3-4程度、770がS2-3程度。

 

 

 

このリグですが、あとはハイコンプレッションのコンプレッサのみ搭載すれば、この段階で技適は通ると思います。

 

「見た目はそのままで、性能を上げるのも、技適化ならではのお遊び」かと思います。


feed 道の駅「まえばし赤城」 (2023/6/19 21:16:28)

道の駅シリーズ、いつ以来ぶりでしょうか?

子供たちも成人してますので、「子供の為の車中泊」はすっかり遠退いてしまっていました。

 

そんな中でも、道の駅は着実に増殖中、そして昔とは異なり”前職は有名百貨店”なんて肩書を持つ方を支配人として招聘し成功を収めている駅もあります。

 

そう、道の駅熱、急上昇中なんですね。

 

 

 

■■ 道の駅「まえばし赤城」 (リンク付き)■■

2023年3月21日にオープンしたばかりの、超出来立てホヤホヤの道の駅。

”尋常では無いオシャレさ” がポイントです。

 

 

 

■販売所

 まずは直売所。これは大きな別棟1Fにあります。

 立ち寄ったのが早朝の開店前でしたので買い物は出来ずですが、赤城山麓で採れた野菜や特産品である豚肉など、いろんなものが買えると思います。覗き込んだ感じは、道の駅「しもつけ」に似ています。しもつけは百貨店勤務だった方が肝いりでやっている売上ナンバー1の駅ですので、もしかしたら参考にされたのかも、、、なんて思ってしまいます。

 

また、驚くことに「前橋赤城鮮魚センター」なるものが、これも別棟であります。

 

「海無し県が何を~!」と思うかも知れませんが、驚くなかれ、 太平洋側と日本海側のちょうど真ん中に位置する立地を活かし、両方を取り揃えている とのこと。

 

 

■駐車場

 もはや何台停められるのかわからないくらい広大な駐車場。大型車スペースも離れているので、夜中のアイドリングも気にならないと思います。

 

また、RV専用スペースもあります。が、普通車用駐車スペースの1台分のスペースも十分。ハイエースベースのバンコンや普通サイズのキャブコンは全然いけちゃいます。

傾斜も無く、スロープは不要 です。

 

小さな子連れの家族には、第一駐車場の芝生広場前が俄然オススメ。 子供はちょっと目を離すとすっ飛んでいく可能性がありますが、目の前に芝生広場と遊具が目に入る所であれば、殆どの確率でそっちへ走っていきます。

 

★EVクイックチャージャーもありました。

 

 

■子供施設

 これは、すごい!に尽きます。

 大人も夢中になってしまいがちなエアを入れるふわふわドーム、安全性に考慮された多数の遊具。そして大きな芝生広場。夢中になりすぎて熱中症に気をつけながら遊ぶ必要があるくらいです。

なかなかここまで揃った道の駅は少ないと思います。

 
 
 

しかも、ドッグランもあるのにはビックリ。

 

■トイレ

 別棟でも超大型のトイレがあり、フードコートラウンジ内にもあります。

 言わずとも新しくきれいです。

 

 

■入浴施設

 直売所2Fに「まえばし赤城の湯」というのがあります。

 残念ながらこちらも未体験。見てみるとサウナもあるようです。

 利用料は 大人600円/休日700円、小学生以下300円/休日350円と 良心的です。多分、休日は混雑するでしょうね。

 ちなみに、22時までやってますので、ゆっくり過ごせるのはポイント高しです。

 
 

 

■買い物

 施設内になんとコンビニ(セブンイレブン)があります。まず困る事は無いでしょう。

 

 

■食事/お土産

 地産レストラン、バームクーヘン、焼き立てパン、ハンバーガー(カフェ?)、ラーメン、うどん・・・なんでも有りです。コンテナショップも募集中になっていましたので、近い内にきっと埋まるでしょう。

 

 
 
 

 

■無線

 最近思うのですが、道の駅内で踏みたてを使ったアンテナを上げて運用されている方を見かける事がありますが、 正直辞めて頂きたい と言うのが私の意見です。

また、ルーフサイドやトランクリッド基台アンテナを使って駐車場でやるならば、長時間占有にもなりますので、 駐車場の隅っこでお願いしたいです。

 

ちなみに、細ケ沢川と桃の木側に挟まれた立地ですので、HFはそれなりに飛んでいく可能性はあると思います。

 

 

■場所

 道の駅「よしおか」と川を挟んで反対側です。

 これは将来的に集約されるのか?と思うほどです。

  〒371-0048 群馬県前橋市田口町36番地 (googleMAP)

 赤城山や榛名山の登山前の車泊にもオススメです。

 

 

■線量測定

 こちらの掲載は廃止します。


feed 現実逃避 ~赤城山周回、地蔵岳(1674mH)~ (2023/6/18 21:37:06)

■気分転換

5月のGWは、まさかの初日から実父が再入院でスタートし、しばらくは仙台での在宅勤務、そしてこの6月も「悪意すら感じる」トラブル続きの仕事に追われる日々です。

当然まだ解決したわけでは無いのですが、”ガス抜き”は必要です。

 

ということで、「もう一度GWを」と、リベンジ車中泊に行ってきました。



 

■初日はタイヤテストに集中

土曜日のAMはタイヤ交換。これが終わるやいなや、仕事の電話。休日出勤している方からのヘルプ要請です。良くも悪くもテレワークが一般化したので小一時間ほどで火勢鎮圧成功。気を取り直して一路群馬県へ。

 

というのはウソ…忘れてました。足利市大岩山に寄り道してました(笑)


 

■11年ぶりの道の駅「よしおか」での車中泊

まだ、子どもたちが小さかった頃に車泊した事のある道の駅「よしおか」に泊まることにしました。


温泉も併設なのですが、スタンプカードを見てびっくり。11年振りでした。思わずスタンプカードは引っ込めました。


 ここは泉質も良く、夜には田んぼから聞こえる”カエルの声”が楽しめます。



のはずだったのですが、、、、。

隣に停まっていたプリウスのオッサン、夜はタバコを吸ったりして過ごしていたので一過性だと思ってましたが、まさかの車泊。それもエンジンかけっぱなしです。


あり得ない・・・・。

 

エンジン始動する度に目が覚めること複数回。30プリウス自体もメンテがあまりされていないのか?エンジン音は非常に耳障りです。

居るんですね、こういう非常識人。朝も遅くまで寝ていたので、叩き起こしてやろうかと思うほどでした。

 

 

■気を取り直して、赤城山へ

車泊のいいところは、目的地近くでロケットスタートが切れる所。サクッと朝食と身支度を済ませ赤城山へ。

道中は非常に多くの自転車が走っていましたが、これも結構な急勾配。良く登るなぁ・・・と関心します。

 

程なくして駐車場着。車を停めて早速登山開始。

赤城山は複数のピークを持つ山で、今日は全て周ろうか?と思ってましたが、無線のロケ地としては最高だと踏んだ「地蔵岳(1674mH)」で、実験、観察をしていると、このあと走っても周りきれるか微妙な時間になってしまいました。

致し方なく、地蔵岳~物見山の周回コースを軽く走った程度で終わりにしました。

 

 

■赤城山は無線に向かない?

一つ思ったのは、赤城山は無線に向かない?ということ。

理由はいくつか。

・標高の割には直接波が伸びない

・栃木県と違ってEsも弱い?(これがどうにも不思議で、しばらく聴取してました)

・ノイズが高い(LCRもダメ)

 

で、CB特有で言えば、

・中継局のせいで、シングルスーパーのCB機は全チャンネルS9振り切り

・8chの”北関東マーカーはS9・・・これの出処は前橋っぽいんですよね。。。でも見つけられず

 

▼場所を選んでもこの状態…

関東平野の真北に位置する赤城山。立派なんですが、予想外の結果(個人の感想?)でした。

 

 

あっ、でも良い点1つ。

登山者のマナーが良い です。栃木県は不思議と挨拶する人が半数以下なのですが、今日は殆どが返ってきました。

弱トレラン的に小走りで息の上がった私に、ちょっと活力を貰える そんなみなさんでした。

 

 

■QSO

(CB)

とうきょうSS44 ・・・山岳RCダメでしたが、まさかの場外QSOにびっくり

かながわCE47

ちばKF728

とうきょうBS73

ちばY79

さいたまCT170

ちばBK61

やまぐちLX16

やまぐちST702

やまぐちSV221

あだちSU217

さいたまFL20

にいがたKM39

 

(特小)

とちぎTI185

 

(LCR)

さいたまGB940

こがYU46

とうきょうAR705

さいたまGB940

 

(DCR)

とうきょうAR705

あだちMO21

ながのMA346

いばらきKC101

いばらきFC33

とうきょうAR705

つちうらHT44

とちぎSA41

かぬまHM120

さいたまKZ119

 

(430MHz 1DV)

1局  画像伝送、テキスト伝送

 


feed 車と会話する ~タイヤ交換とテスト、YOKOHAMA BluEarth RV-03~ (2023/6/18 19:30:35)

■タイヤは3年

タイヤは消耗品ですが、単なる消耗品では無く年数も大事です。スタッドレスの年数については良く見聞きする機会も多いと思いますが、スタッドレスに限らず夏タイヤも年数に応じた経年性能劣化があります。

走るはともかく、止まれない、曲がれないは洒落になりませんから、溝がどんなに残っていても3年-4年を目安に交換されることをおすすめします。


 

■YOKOHAMA→YOKOHAMA→YOKOHAMA・・・

今回、コロナ禍もあり溝は残っていますが、年数で交換します。次のタイヤはどうしようかな?と迷うのが楽しくもあるのですが、迷った末にYOKOHAMA3連チャン、BluEarthのRV-03にしてみました。

前回は一世代前のRV-02でしたが、カタログを見ると 対摩耗性能が向上した程度で大きな変化点はなさそうです。

 

とは言え、ワインディングでもVSCが決して入る事の無いグリップ性能は、BSレグノやダンロップのLeMans、TOYO Mpzではなかったポイントです。

 

▼まずは規定圧250kPaスタート。窒素充填

※RV-02はフロント275kPa、リア260kPa(冷間)で走ってました

 

■一気にテスト走行300km超

交換直後、早速テストに出ました。

 

これ、楽しいんですよね。

 

車と自分の二人だけ。無線もラジオもオフ、ひたすら五感の全てを車に向けて走ります。

変態ですが、「車と静かに会話を楽しむ時間」です。

 

さてテストですが、新しいタイヤですので、ちゃっちゃと削ってしまいたく、ウィービングと言われるF1やGTでタイヤを温める為に荷重をかけながらスラロームする事をやりたいのですが、そんな事を公道ではやれませんので、100kmくらいはひたすら我慢。

国4のひたすら真っすぐ走行から始め、小さなワインディング、最終的には赤城山での走行もしてきました。

 

 

■確実な進化

ビックリしたのは、はっきりとした進化。操安は確実に良くなっています。とにかく頭の入りから出口までインベタでつけます。これは02では頭の入りは良かったものの、出口へ向かうに従って外へ出て行ってましたが、それが無くなってます。

ショルダーとサイドウォールの味付けが変わった様です。

ダブルレーンチェンジもはっきり違いが出てます。

 

静粛性に関しては、細溝が摩耗したタイヤと比較するのはなんですが、1-2dB程度良くなっている印象。しかも突き上げ感が小さくなってます。やはりサイドウォールをいじったっぽいです。

 

ブレーキングも気持ち向上か?ブレーキ容量不足が顕著にわかります。

 

また轍に対しては前モデル同様、ショルダーがTOYOとは異なるので強いです。

 

 

タイヤも値上がりしていますが、それでも営利改善のコストカット部分はあるはず・・と思ってテストしましたが、今のところそんな点は見当たらず。

 

次は雨の日。雨に強いYOKOHAMA。コンパウンドに特徴があり良い性能だと思いますが、こちらの配合が変化しているのか?少し楽しみです。

 

▼350km走行後。ブロック欠けも無し

 


feed 外部アンテナに相当する運用テクニックとその効果 (2023/6/10 19:52:08)

■前置き

「スパイト行動」と言う言葉をご存知でしょうか?

ウィキペディアによると

公平分割問題(ものを公平に分割する数学の問題のこと)において、他の参加者の配分が増加したときに、ある参加者の配分が減少する状況において、ある参加者が自己の配分をより減少させて、他の参加者の配分が、より少なくなることを選択すること

とあります。

 

何のこっちゃい?と思いますが、簡単に言えば同調圧力行為(以前話題になったマスク警察なんかが良い事例)です。

自分が「自分の信念に基づき、正しい事をやるべきだ」との建前を元に、訴えられるリスクを背負ってまで相手を貶める行為に走る事を言います。

 

と言う事で、気を付けて頂きたいのは「誰かを貶めたい訳では無く、純粋な技術的観点での記事である事」を決して頭から外すこと無く読んで頂きたいと思います。

 

 

■CBの電波を飛ばすには?

当たり前ですが、CBは500mwの出力です。またアンテナは2m以下で給電線と接地線を持たないものとされています。

即ち、 外部アンテナは禁止 です。

 

では、この電波をより飛ばすにはどうすればよいか?と言えば、やはりアンテナが重要です。

 

アンテナ長2m以下と言うのは割と考えられていて、実効面積にほぼ比例するアンテナ利得を抑える意味もあります。

 

では、このアンテナの実効面積を大きくするには…?

 

 

■アンテナ近傍に置かれた共振体の影響

まずMININECエンジンを使ったモーメント法でシミュレーションをしてみました。

 

1)想定1

想定したのは、車のルーフの上にリグを置いた状態。

厳密には違いますが、簡素化するために、ルーフだけが地面から1m浮いた状態です。

これが私のKI-707を使うときのスタイルです。

 

・fig1 ルーフ上にリグを置いた状態

結果 アンテナ利得は  -5.46dBi

 

2)想定2

次は、秘密新兵器(笑)

 

・fig2 想定1の状態に加え、 アンテナ近傍に1/2λの共振体を設置

 

結果 アンテナ利得は -2.19dBi ・・・2倍の利得を持つことになります。

 

3)想定3

次は更に新兵器追加。

・fig3 想定2の状態に加え、 グランドプレーン側に1/4λの共振帯を接続

簡単に言えば、皆さんがやられる様に、GND板にGAWANTを接続したイメージです(厳密には違います)

結果 アンテナ利得は -0.55dBi ・・・ノーマルに比べ3.1倍の利得を持つことになります。

 

 

このことから アンテナ近傍に共振体を置くと3dBも利得が向上 します。これは2倍のパワーを出す事と同じです。

ちょっと変な解析結果に見えますが、そもそもリグ単体でのアンテナ利得が低過ぎるので、差が大きくなります。

 

 

■実際にやってみた

とは言っても、ビビりなので、アマチュアバンドでやった実験です。

 
想定1に相当するのはこんな感じ。ルーフサイドモービルホイップです。

すっげー見にくいですが、SWRは27MHzで最良となるように調整。
これで、アマチュアバンドの実験周波数帯で微弱電波を送出します。電界強度はこのくらい(絶対値測定はしていません)  
 
次は、想定2に相当する、1/2λの共振体を設置しています。
接続は洗濯バサミで挟み、直流的には接続されてません。
ポールを持っていったのですが、長さ不足なので、ほんのちょっと橋を拝借。
 
マッチングを見てみると、どうでしょう。。。超広帯域になっています。これはちょっと想定外。
 
同じ様にアマチュアバンドの実験周波数帯で微弱電波を送出、 電界強度は10dBも 跳ね上がりました。
結果として、 理論通り利得は増加する ようです。
 
 
■CB無線でもやってみた(但し受信のみ)
この時点で 嫌な予感 はしてましたが、試しにCBで使い物になるかやってみました。
 
まずはノーマル。フロアノイズに注目してください。
フロアノイズでは殆どSは振りません。
 
次は共振体を接続。
一気にフロアノイズが跳ね上がりました。
これは、技適機(KI-707)を使っているので、フロントエンドやフィルタに工夫をしています。その為、ノイズの影響に強くしているのですが、それでも抑えきれていません。
となると、 SR-01の様にノイズに弱い機種ですと、更に苦しむ可能性が出てきます。
いわゆる、「耳ツンボ状態」です。
 
 

■1/2λである必要性

今回の共振体は、1/4λでは無く1/2λにしています。理由は直接アンテナに接続するわけでは無いので、給電部に相当する端っこがハイインピーダンスとなる1/2λとすることで、共振体との結合をあげようと言うものです。

 

恐らくですが、結合させる場所や間隔によって結合容量と相互インダクタンスが変化しますので、共振体の長さを多少調整することでベストな状態になるかと思います。

 

 

■総合通信局の見解は

市民ラジオにおける電波法上の規定は、半端なく雑です。元々施行が古く、淘汰されるであろう帯域だと認識している為か、改定される兆しは有りません。

この形が、違法行為に当たるか?と言えば、「直流的若しくは直接的に接続していないので、違法行為に当たらない」との見解はあります。

但し、この解釈はあくまでも地方総合通信局によっては異なる場合があります。

本来、そういった事があってはならないのですが、kWクラスの違法局と比較し、かわいい行為としか見てないと思います(電波利用料を払っているので、ちょっとだけ嫌味を言わせて)。

 

これをどう解釈されるか?また皆さんが実行されるか?はお任せ致しますが、

 

私はやりません

ただ、雨の日でも出来ますし、メチャクチャ飛びます。多分。

 

 

また、上記とは異なり、 カウンターポイズを直接取っていたり、外部アンテナを内部から直接取っていたり、改造したアマチュア無線機やFCC機で運用している方 もいます。

当然違法行為ですが、価値観は人それぞれ。

 

私はCBは手軽に、でも新技適取得と言う道が新たに出来ましたので、リグの性能だけは詰めたい派です。

 


feed ミキサー回路にDBMを使ってみた (2023/6/4 20:24:16)

預かり物の770を使っての技適化改造。元々この個体は調整済との事ですが、すこぶる調子が悪い子です。

せっかくならばと、今までに無い形で改良をすべく、ミキサー回路にDBM-ICを使ってみました。


自作機でも使っていて、利得も得やすく、かなり低歪みなので気に入っている回路の1つです。


懸案としては、入力が過小と過大の時に線形性が悪くなる点でしょうか?過大入力時には少し工夫するとAGC的動作が可能なので、ダメそうな時はそうする予定です。

実際にやってみると、トランジスタの比では無くSNが良くなりました。
問題は、ちょっとゲインが少ないかな?と言う感じ。この回路ですと13dBくらいは取れるのですが、ICB-707ベースのKI-707と比べると、ちょっと足りないのかも。

AGCも含めて、前後回路を組み換え再度チャレンジし、かなりの改善(状態の良いノーマルよりは良いです)はしたものの、まだ物足りなさはあります。

ん〜、これはもう少し考えます。



イジったついでに、ファイナルと変調回路を変更してみました。
先日開発が終わったフローティング変調ユニットも使ってます。

AM変調時のピーク出力はキャリアの4倍ですが…。ここまで伸びます。
しかしながら、あくまでもAMは平均電力で見れば変調かけても変わりません。技適化試験項目には有りませんが、やり過ぎはダメですね。


テストついでに、1時間程運用も…

■QSO
(CB)KI-707技適機
さがみFJ1300
よこはまSH531
きょうとKH618
みえTK928
こうべTA150
やまぐちTS118
いわてB73
ふくおかOC68
ひょうごTT314
いわくにAA242
やまぐちST702
かまがりAA793
こうちGT380
やまぐちLX16
かがわMC36
わかやまRB27
おおさかSD590


feed 咽頭炎と地震とノイズブランカー (2023/5/27 19:28:38)

■身体は資本

やっちまいました…。今週は仕事で喋りっぱなしだったので、てっきり"カラオケ喉"かと思ってましたが、どうにも痛すぎると病院へ。

診断は急性咽頭炎だそう。

幸い熱は無いのですが、激しい喉の痛みと些かな倦怠感があります。

「身体は資本」と言いますが、ホントにその通り。歳相応に負荷をかけないとダメですね。



■ナマズと地震とEs
ここの所大きな地震が続いており、南海トラフの前兆なのかと不安になってしまいます。
昔から大地震の前にはナマズが異常な行動する、や、電波伝播異常がある等の話があります。以前、地震とナマズの行動を観察すべくナマズを実際に飼って観察したことは有りましたが、残念ながら特異現象は確認出来ず。
一方で、阪神淡路大震災では携帯電話やリモコンが異常動作したとの報告が残っています。
似た話で、この数日Esがちょっと異常で、普段聞こえることのない宮城県や茨城県が聞こえてきたりしていました。その翌日に大き目な地震の発生…。
不思議ですね。

とりあえずEsには乗っかっておこうと、30分ほど運用をしました。ポイントはいつもの「よく飛ぶ構造の橋の下」。
ついでに、開発中の770の受信テストも実施しました。
アマチュア無線機と比較すると、比較にならないほどの感度の高さである一方で、SNが悪いのが顕著です。
フロントエンドで利得を稼いでいますが、後処理であるAFフィルタで抑えられる様な感じでは有りません。

やりゃ〜いい、と言うわけでは無い典型的な事例でしょうね。


■ノイズブランカー開発
さて、基本的には病人ですので、天気が良いのですが引きこもり生活です。

昨日ふと思いついた新しい回路を試します。
デジアナ混在で、回路はコンパクト、レスポンスや高周波回路に影響を及ぼすデバイスの容量分もpFオーダーとなる回路が特徴です。
↓電子ライター圧電素子放電に対するレスポンス。黄色は入力ですが、超ハイZなのでフラフラしてます
かなり高周期のものにも追従します

逆に単気筒エンジンの様なものにも

また、ノイズブランカーが最も苦手とするのが強入力と過変調。これらが入ると歪んでしまいますので、それも改善。

ということで、比較的上手くいってます。部品を選べばハンディー機にも入ると思います。

さて、次はどうするか…。


■QSO
(CB)
いわてC9
いわてB73
いしかりAD416
さっぽろTA230
あおもりAM624
そらちAA246


feed 二兎追うものはニ兎以上を得る。 (2023/5/21 19:47:50)
今日は、山岳RCとみちのくRCがW開催される日です。
双方チェックイン、そしてそこそこのQRBが稼げる場所を探します。

選定した場所は、栃木県大田原市の御亭山。

みちのくRCの特小は、計算上電界強度がギリアウト。
繋がればラッキー。
山岳RCも特小がフレネルが引っ掛かって、こちらも計算上ギリギリのラインです。

結果は…
山岳RC2バンドチェックイン。(特小ピンポイント、ラストチェックイン)
みちのくRC3バンドチェックイン(特小NG)
でした。

※運用は山頂512.9mHから。


RCチェックインをしつつ、今日はCBのコンディションも上々。
昨日と足して2で割ると丁度良いくらいです。
アマの準備もしてきましたが、今日はフリラだけで満足。お昼でQRTとなりました。


■QSO
(CB)
さがHI39
さがSH49
ふくしまME71/7
とちぎKM15
ふくおかHS386
やまぐちFD402
やまぐちST702
やまぐちFS703
つくばKB927/6
やまぐちSH33
こおりやまRS015/7 みちのくRC
やまぐちTS118
おかやまYS162
くまもとIA52
とちぎTK290
ひょうごTT314
やまぐちLX16
かながわBE11/JR6
なごやAB449/JR6
いわてB73
いばらきJN28
かごしまAK56
みやざきAL101
さいたまBB85

(特小)
とちぎTI185
とうきょうSS44/1 山岳RC
ばんどうNS228

(LCR)
はちおうじRS185/2 QRB206km
とちぎJJ69
ぎふNX71/7 みちのくRC
とうきょうSS44/1 山岳RC

(DCR)
みやぎMD902/7 みちのくRC

(430MHzFM)
1局

(EB)
とちぎTH927

feed 【DJ5FS】セジメンタリセット (2023/5/20 16:23:01)
今日は、久し振りにデミオでお出かけ。

「こんなかったるいフィーリングだったっけ?」と思っていたら、すぐにDPF再生が入りました。

念の為、過去10回分の再生周期を確認したところ、200kmがずっと続いています。
平均値も240km程度だったのが210kmちょいまで落ちていますし、DPF前後の差圧も大き目ですので、DPF自体が詰まってきた可能性はあります。センサパイプが詰まって来た可能性もあります。

とりあえず、インジェクタは対策品ではありますが、デポジット焼きをやっておくことにします。


さて、DPF再生が終わったなぁ〜、と思ったら、今度はオレンジ色のスパナマークが点滅しています。
点滅は「セジメンタの水抜き警告」で、2万キロ毎に水抜きを促す警告です。

前回作業は丁度1年前ですので、2万km/年。
息子も乗り始めたので、割と走りましたね。


さて、今までは""真面目に"セジメンタの水抜きをしていましたが、今まで水が溜まっているのを見たことが有りません。
逆に、水抜きの為に軽油が400ml程抜けるので、ちょっと勿体ない、、、。

ということで、今回はリセットだけにしました。

やるのは診断機でやるので、簡単。
今までの経験からですと、 5万km毎でも過剰、粗悪なスタンドで給油していなければ、10万km毎でも意外とイケるのでは?
と思っています。

無論、走り方、給油頻度、地域でも異なりますので、一度水抜き作業をして、「自分の使い方ではどのくらい溜まるのか?」を確認されると良いと思います。

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