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JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2024/11/22 7:05:40)
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新年、明けまして おめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
■今年の初共同作業
今年初となる息子と一緒に遊ぶ共同作業一発目は、デミオのタワーバー取付け。
今日は初詣と、縁切り祈願(無論、病とです)でお出かけしていたので、作業は真っ暗になってからの突貫作業です。
■車体の剛性
DJ5FSのデミオは440/590/780/980MPaの高張力鋼板材を用いたシャシー、ボディーシェルです。
この車が出た頃、ジャーナリストが口を揃えた様に「欧州車の足」なんて言ってますが、足の出来では無く高張力鋼板のお陰で軽量高剛性の両立の上で成り立っているのが正解だと思います。
特にストラット周りの設計もこだわった形跡は見られ、購入当初から「タワーバーは要らないな」と思ってました。
ところが、息子が"見た目"からタワーバーを買ってきたので、試しに付けてみることにしました。
■取付け作業
来年は、今日の様に穏やかな1年になってくれればと思います。
SNS、ブログを見て下さった皆様、車や無線、登山、IT、電子工作等で繋がりのあった皆様のご多幸をお祈り致します。
良いお年をお迎え下さい。
■QSO数
ライセンスフリー 372QSO
アマチュア無線 600QSO
■今年の登り納めは・・・
妻の癌切除手術から約1年、化学療法が終わってから約半年が経ちました。まだ新しいペットボトルキャップが開けられない、長距離移動はかなりきつい等、未だに副作用が残ってはいますが、昨日はだいぶ生え戻ってきた髪の毛を整えに一年ぶりに美容室へ行ったりしています。
個人差はあるのは当然ではありますが、今のところ順調に来ています。
そんな妻のリハビリも兼ね、今年最後となる山歩きへ行ってきました。
向かったのは益子町の雨巻山(あままきやま)。妻が低山で一番好きな山で、私も数え切れないほど登っています。
休憩しながら三登谷山(みつとやさん)へ。
ここでもちょっくら休憩と、リグを引っ張り出し、一声するとすぐにコールバックが。沖縄からの飛来でした。
その後、LCRで2局ほど。都内方面は比較的相性の良いロケですが、比較的静かなバンド内でした。
その後、登れるか分からないものの次なる、そして界隈最高標高の雨巻山へ向かう事に。
だいぶ時間は掛かりましたが、登り切ることが出来ました。
ここからはひたちなか市方面がよく見えます。
陽もちょっと前より沈むのが遅くなってくれたおかげで、日没前に駐車場へ戻ってきました。
■今年の振り返り
毎年恒例文言ですが、ここまで来ると「1年なんてあっという間」です。
この2-3年増え続けた介護もあり(如何せん、数が多かった・・・)、介護鬱も経験。心療医学をしこたま勉強した1年だった気がします。多分、年間に読んだ書籍論文数は人生でぶっちぎりで多かったはずです。
身になったかは分かりませんが、病気の話、介護の話なんかの経験談をその内ブログにまとめたいなぁと思ってます。
無論、このブログとは別に起こそうとは思ってます。
一方、無線の方は?と言うと、アマチュア無線は国内外合わせてジャスト600QSO。これは純粋にFT8のお陰でした。
反面、ライセンスフリーは運用時間がなかなか取れず伸び悩み。それでも、今まではラボの中での経験でしかなかった「金属体の再放射現象」について実体験しました。
ICB-770の新技適化改造は、年内技適取得が目標で踏ん張っては見たものの、最終進捗7割と言ったところでしょうか?
それに半導体不足も相まり、今年も持ち越しになってしまいました。
■来年は
来年も正直どうなるかは分かりません。
ただ、never give up !
来年末には「今年は成長出来たな」と思える様にしたいと思います。
■QSO
(CB)
ひょうごCY15/JR6・・・常時53のノイズを軽く押し退け、安定入感!
(LCR)
とちぎK246/1・・・2019年5月以来。ちょっとお久しぶり過ぎ?
さむかわSA326/1・・・今年のG/WのE/B以来でした!
■ほんの少しの気分転換
気づけばもう11月。年末もすぐそこです。年末のドタバタで更に忙しくなるのか・・・と思うと気が重いです。
そうなる前に、この気持ちの良い”秋の行楽日和”を上手く使いたいなぁ、と 地元の山をちらっと散策してきました。
当たり前ですが、テッパン過ぎる古賀志山は登山者がたくさん。登山においてマスクをしながら登る姿を見る機会もほとんどなくなりました。
■new point
今日は一般の登山者が多いのと、古賀志山、御嶽山はCB帯のノイズが大きいことから、中岩と呼ばれるポイントへ行ってきました。
要は崖っぷちです。
標高は古賀志山より僅かに劣るも、(後述しますが)登山者はほとんどおらず、良いお昼寝しながら運用が出来ました。
CB帯は季節特有の空電ノイズが大きいせいか、運用されている方の声はほとんど聞こえず、沖縄局が一瞬ガンっと聞こえた程度で終わってしまいました。
やはりこの季節はVUHF帯に限ります。
ちなみに、この中岩ですが、御嶽山と赤岩の中間点に位置しますが、YAMAPでも登山道が不明瞭と記載されており、しかも結構危険な岩場があります。
ロケはいいですが、 初心者には決してオススメはいたしません。
■帰り道に。そして世の中は狭い。
順調に下山をしていたところ、年の頃は仕事をご卒業されたくらいでしょうか?帰り道に迷われている方がいらっしゃいました。この時期は日が沈むのも早いので、最短ルートをご一緒することに決めました。
下山道中は色々と山のお話しで意気投合。
東京から電車で来られてるとの事でしたので、最終的に宇都宮駅まで車で送ることにしました。
車中でも山の話ばかりでしたが、突然「栗駒山」(宮城県)の単語が出てきて驚きました。
決して有名な山でも無く東京にお住まいなのに?もしかして・・・とお尋ねすると、ビンゴ。大学の先輩と言うオチでした。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもので、宇都宮駅に無事到着。お互い名前交換することすら忘れてしまっていましたが、お別れとなりました。
その後、自宅について車中を片付けていると1000円札が一枚。
確かに乗せる時に「ガソリン代として」とは仰ってくださいましたが、家に帰る途中なだけなので丁重にお断りをしたのですが・・・。
優しく喋る紳士な方でしたが、最後まで紳士でした。
コロナが流行る直前から山登りにハマったらしく、毎週もしくは2週に一回はどこかに登られているとのこと。
これからもご安全に山を楽しんで頂きたい。心の底から思った一日でした。
■QSO
(DCR)
いばらきSO47
とちぎSA41
やまなしTH125
(LCR)
さいたまBB85
とうきょうTK285
(特小)
ばんどうNS228
ちばY79
とちぎTI185
(430MHz 1DV)
1局
■何回目だ?
もうそのまんまです。
色んなタイプのノイズブランカを作ってきましたが、今回チャレンジしたのは「可変(調整式)ノイズブランカユニット」。
新技適機に載せるやつです。
かれこれ超小型に重点を置いて作り、かつある程度広範囲のノイズ種類に自動的に追従できるような回路構成を考え試作してきました。
ただ、残念ながらこれらは自宅から外へ出ること無く、自宅内でのフィールド相当テストで諦める状態が続いています。
結局これで何個目になるか、もはやわかりませんが、「最後は人が調整する」というアナログの中のアナログ方式で回路を設計してみました。
■消せない住宅街の広帯域ノイズ
自宅でアマチュア無線を楽しまれている方は良くわかると思いますが、HFはもちろん145MHz帯まで伸びる独特のノイズに苦しまれていると思います。
ちょっと面倒ですが、住宅街でのノイズを分析してみるとわかるのですが、単純に広帯域性だけでは無く、周波数が変化したり、幅が変化したり、レベルが変化したりと非常に厄介です。
それこそ30年前には全く想像も出来なかった世界です。
そんなノイズは、今時の新しいデジタル信号処理でも除去はかなり難しいのが実態ですし、MFJなどのノイズキャンセラーでも上手く打ち消せないほど発生源が複数あるのもより難しくしている要因でもあります。
■試してみた
ざっと回路を検討し、リグと合体。簡易テストをしてみました。
回路定数は最適化していませんし、リグの本体からジャンパ線で飛び出ている状態ですが、とりあえずは動作はしました。
これが良いとは思いませんが、個人的にアマチュア無線の移動運用でも困っているノイズ成分は抑えることが出来そうな気配はあります。
心配していたノイズブランカ追加による感度低下もありません。
ということで、しばらくはこの回路をベースに、簡素化と性能向上を検討しようと思います。
いろんなバンドを行き来し、チューニング動作が取れなくなったポイントで、RF出力値を測定します。
すると、私のIC-705とAH-705では、RF設定値10%~チューニング動作可能となりました。
■半導体不足
仕事では直撃を受け、ホントにキリが無い半導体不足。もういい加減にして欲しいと思う今日このごろなわけですが、その影響は当たり前の様に私的な方まで及んでます。
技適にしろ、関係無く作ろうかな?と思う物のキモ部品が品切れ、若しくはバッタもんと言うのが現実です。
いやぁ~、人生思うようにいかない事ばかりです。
■試行錯誤のノイズブランカ
小型で、エンジンパルスだけでなくインバータノイズ等、マルチなノイズに対応しようと、ど新規で設計をしたノイズブランカ回路。
セラフィルを使って小型化と特性の両立を図ってます。
ただ、シミュレーションでは上手く動くのに、実機は動いてくれなかったり、思った程効かなかったり…試行錯誤が続いています。
しかも、最近はまた全く時間が取れなくなってしまっているのも実情です。
■現状は?
■早いけど、早くない?
既に10万kmを越えた我が家の足の1台、DJ5FSデミオ。ガソリン価格高騰の中、ディーゼルかつ省燃費は助かっています。
明らかにアルファードHVよりも乗る頻度が高くなっているのはもちろん、ゲリラ豪雨等の頻度も高くなっており、タイヤに頼る必要性は増しています。
前回交換したのは2018年3月、41,000kmのタイミングで、純正のTOYO R39からDUNLOPのLeMans Vに交換しています。
もちろん、スリップサインはまだ出ておらず。 これでも走行距離は驚きの61,000km!
残り溝としても、十分量は残ってます。でも、交換しちゃいます。
上記のトレッド面を見るとわかりますが、摩耗してきても排水性低下につながらない設計がされているのが分かります。この溝は単に最初から深くしてしまうと、剛性低下やドライ性能が落ちてしまいます。
その点に関し、 LeMans Vは良く設計されたタイヤ であるとも言えます。
■次のタイヤは何にするか?
以前の記事でも書いていますが、タイヤ選びは重要な反面、非常に難しく、抽象的な口コミはアテにならないところがあります。
そんなこともあり、各メーカーの「フラッグシップモデルを選ぶ」と言うのは、割りとオススメな方法だったりします。
で、今回はDUNLOPからYOKOHAMAへメーカー変更をしてみる事にしました。
理由は前述のゲリラ豪雨を含むウェット性能を優先したからです。
ウェット性能と燃費性能(業界では低コロとも言います)を両立するには、タイヤに配合するコンパウンド
(シリカ)が重要です。このシリカは単純に混ざらないのですが、YOKOHAMAはポリマーとカップリング剤をうまく作り込んでいるようで、ウェット性能が高いのが特徴です。
次にどのシリーズにするか?ですが、フラッグシップのADVAN dBは残念ながらサイズラインナップが無く、1つ下のBluEarth-GTにすることにしました。
トレッド面は、気柱共鳴音を対策するために、かなり独特なパターンとなってます。更に、ウェット性能を確保すべくLeMans Vよりもストレートグルーブ(メインの深溝)に幅があります。
■1st インプレッション
・直安
LeMansと比較しショルダーが丸いせいか、轍に取られづらい印象です。また、ブレーキングで本当に停車する瞬間の感触が大きく変化しました。
サイドウォールが丸い印象のタイヤではありますが、剛性が高いのかもしれません。
・操舵
本当はスリップアングルの話を踏まえて語りたいのですが、この辺りはちょっと難しい話になりますので割愛します。ただ、サイドウォールの剛性の特性はLeMansとはかなり違う様で、レスポンスは良く、背反になりがちな突き上げ間は無い印象です。
この辺りは、荒れているワインディング=いろは坂辺りを走って評価すると良さそうです。
・静粛性
LeMansの特徴は、吸音スポンジ。それがなくなる事で空洞共振音が気になるかな?と思っていましたが、聴感上全く遜色ない印象です。
実はスポンジ、要らない?(笑)
▼LeMans V 55km/h
▼GT 55km/h
アプリに移動平均処理があればもう少しきちんと評価出来るのですが、これを見る限りほとんど差異は無いです。
▼LeMans V 助手席床付近
▼GT 助手席床付近
これも、エンジン音なのか、ロードノイズかが上手く分離判断が出来ません。
ただ、たまたまなのか?7kHz付近からの共振が目立つのと、LeMansと比較し共振点が少ないのがGTの特徴の様にも見えます。
・乗り心地
これは正直驚きましたが、一番大きく変化を感じられた点でもあります。
簡単に言えば、「 ショックがヘタったのがよく分かる 様になった」です。
乗り心地はシャシー、足回り、タイヤ、シートで決まります。特にタイヤは路面と最初に接するばね系部品ですので、影響が大きいのは確かです。ここの定数が大きく変化したことで、ショックのヘタリがすごく体感出来る様になったと思われます。
ちなみに、DJデミオは、発売当初から「足回りが良い」との話がたくさんありましたが、実際のところは足はイマイチで、逆にシャシーが実に良く、軽量で剛性が取れていると思います。
という事で、本格的なテストはこれからですが、果たしてどんな結果となるでしょうか?とても楽しみなタイヤであることは確かです。
■メモ
102,056km
・タイヤ4本
・入れ替え工賃
・バランス
・バルブ交換
・窒素充填
・廃タイヤ処分
総額:\59,760
■IC-705のVSWR検出機能
どのアマ機にもついているVSWRの簡易計測機能。もれなくIC-705にもついていますが、これの145/430MHz帯の検出値、特に430MHzがやたらに高い傾向にあります。
理由の一つとしては、本体はBNCに対し常置場所で使う場合にはMコネ等が多く、それに合わせる為に使う変換コネクタの特性の悪さがあります。こちらに関しては 以前にも記事にしました。
ところが、変換コネクタにいくら気を使って、アンテナはVNAやアンテナアナライザー等を用いバッチリ調整したとしても常に高めを表示します。
「いくらなんでもこれはおかしい」 、ということで、検証してみました。
■そもそも正しいのか?
まず、50Ω/BNCタイプのダミーロードを使います。このダミーロードはプロ用の正確なものです。
送信接続してみると、ビタビタに1.0。これは合っている様です。
では、振り返りも兼ねてBNC→Mの変換コネクタ。くどいですが、一応プロの世界で使うメーカーもので、Mコネと言えども特性が非常に良く、お値段も良い・・・・\5,000/個です!
で、こちらはと言うと2.0。やはりずれています。
===おまけな話===
なんでやねん、と思い、コネクタ部をいじって見たところ、 あることをする と下がります。
お分かりいただけるだろうか?
ほぼ引っこ抜けんばかりの状態にすると、1.4まで下がります。
==========
次は、”理論的に”VSWR2.0の状態を作り出します。即ち100Ωないし25Ωの負荷を接続します。
今回は50ΩをT型分岐を組み合わせ25Ωのダミーロードを作ります。
すると、VSWRは2.5。+0.5の高め誤差があります。
■もしや・・・・?
ふと気づいてやった実験がこちら。
単純にBNC-BNCの30cmケーブルの先にダミーロードを接続した状態です。
まずは、先程の50Ω/BNCから。これはBNCのメス/メスの中継コネクタが間に入りますので、ちょっと不利になります。
それでも、VSWRは1.0。
次は、先程使ったBNC-Mコネ変換コネクタをBNCケーブルの先に接続した場合。こちらもBNC-BNCのメス/メス中継コネクタが介在しますので、更に不利になるはず・・・ですが。
はい、 見事VSWRは1.0。
■検出回路超直近の定在波が影響する
ということで、IC-705のV/UHF帯でSWRが高すぎで困っている方がいらっしゃると思います。
通常は、”変換ケーブル”よりも”変換コネクタ”のほうがインピーダンスミスマッチが起きにくくロスも少ないことから、選択としてはベターです。
しかしながら、どうやらこのIC-705に至っては、VSWRの検知回路とコネクタの位置関係が悪いのか、リグ本体から出てすぐの不整合は超気に入らない様です。
*可能性としてはScd11(モードコンバージョンロス)で誤検知していると推測。
IC-705と変換コネクタを使っていると、割りと簡単に3.0を越えます。
VSWRは3.0まで上がると理論的には75%まで進行波が落ちてしまいます。
もちろん受信側はS/Nの悪化で見えてきます。
回避策としては、 ☓変換コネクタよりも○変換ケーブルを使う 事をオススメします。