無線ブログ集
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JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2024/11/22 11:35:48)
現在データベースには 296 件のデータが登録されています。
■雲の上
9月に入り、秋の行楽シーズンなのでしょうか?特別何か咲いているってわけでも無いこの季節にも関わらず、霧降高原は非常に混雑してました。
確かに、私もそうですが、この時期は歩いていても非常に気持がいいんですよね。栃木県は 「ふらっと登れる飛びの良い山」 がたくさんあるのはとてもありがたい話です。
ある程度登ってくると、南の東京方面は雲の下。雲海と言うほどでは無いですが、自分が雲よりも高いところに居る感覚はなかなか辞められません。
行楽シーズン?と言うより、コロナ対策の巣ごもり生活にすっかり飽きてしまい、「外なら良いだろう」でみなさん来られるのかと思うのですが、さすがに登山となるとグッと減ります。
本日の山頂も数組が上がってきたのみ。
丸山は
・眺望も良く
・広くて
・比較的他登山者が少な
・しかも飛びが良い
と、とても良いローケーションです。
更には、不思議とEsやF層反射も良く入ってくる不思議なロケーション。
今日もまた、一瞬ですがとうきょう13131局の波が入感してきました。
比較的関東一円に落ちて来た様で、皆さんが一気に呼ぶも、すぐにダウン。それに合わせ、皆さん一気に静かになります。
広範囲のGWも同時に聞こえると各局が如何に「タヌキ」しているのも良くわかりますね(笑)
■下山後はV/UHF
下山してくると、あれだけ混雑していた駐車場は流石にガラガラ。
ちょっといいポジションへ車を移動し、モービルホイップでアマチュア無線のV/Uを運用しました。
FT8はいつもと同じ。
・IC705(5WmaxのQRP)
・Raspberry PI 3B
・M5 stackマルチメーター
更に小型化するならば、ラズベリーパイのモニターをタブレット端末へVNC接続してもいいかもしれません。
■QSO
(CB)
つくばGT38/NCB-8
しぶや4989
ちばY79
かながわHI173
みなみたまFN533
さいたまBB85
ふくしまBB29
とうきょうBS73
さいたまYT220
つくばGT38/多分ICB-770
(CBL)
しずおかDD23
とうきょう13131
(特小)
さいたまGB940
とうきょうAR705
つくば48
さいたまHH101
いばらきAA697
とちぎTI185
ちばY79
(LCR)
とちぎJJ69
とちぎFO104
(DCR)
つくば48
ふくしまRK55
(アマチュア)
17局
(EB)
とちぎJJ69
■後記・・・「心の傷」
私自身、車は好きなのですが、いわゆる「ライセンス持ちのサンデードライバー」です。当たり前ですが、基本的に週末しか乗らないのですが、何故か年1回くらいの割合で”バイク事故直後”に遭遇します。
そして今日もまた・・・。
本日のも単独事故で、大きな怪我も無い様子。とりあえずホッとしましたが、事故直後はアドレナリンで痛みを感じにくくなるので、バイクの状態を見てあげつつ時間を潰して身体の状態を再確認。
軽く痛みはあるようですが、大事は無く、単車自体もエンジンブロックの歪みや漏れ等もないので、何とか自走可能です。
結局転んだ事による「心の傷」が一番大きかったんでしょうね。
実は私自身も、元々単車乗り。
単車乗りの気持ちは良くわかりますが、運転時には是非” 心のリミッター ”をお願いします。
■息子の作業
今年無事に免許取得出来た息子。機会があれば乗せる様にしていますが、”先々自分の車を持った時に最低限のメンテは出来ないと”ということで、バッテリー交換とオイル交換作業を一緒に行いました。
いわゆるOJTってやつです。
■バッテリー交換
ここの所1週間乗らないと上がってしまうバッテリー。前回の交換は記録だと2015年10月。補機用とは言え、まぁそろそろです。
選択したバッテリーは再びPanasonicのCAOS。
こちらはガチャガチャとターミナルを外して入れ替え+車室内架装特有の ベントホース を接続すればOK。
もちろん、初期学習が必要な作業はいくつかあります。それは車ごとに違いますのでご確認を。
*最近の車は充電制御が細かくされています。交換時にバックアップ用電源を繋いで・・・と言うような商品や記事を見かけますが、全くオススメいたしません。新品交換したのに古いままの学習値で動くことになります。
ただ、バッテリーターミナルからは、車泊用のインバーター、トランクルームへの直結電源ケーブル、無線機etc.が色々繋がっています。
その中のいずれかが暗電流が増えている様です。可能性としては製品の電解コンデンサ辺りのリーク電流が増えてしまっているのかも。
装着後はこんな感じ。
元ハーネス設計屋さんの某局には怒られそうな配線状況なので、そこはあまり見ないように・・・。
■旧バッテリーは本当に駄目なのか?
外したバッテリーの寿命が来たのか否か、せっかくなので確認してみました。
CCAは355A。
▼外して測定すると322A相当。
▼SOHも82%、内部抵抗も8.92mΩと、サルフェーションが起きている気配はほとんど無し。
▼SOCは26%。これを見ると、単純に暗電流が高すぎによるバッテリー上がりなのは間違いなさそう。
という事で、充電すれば十分使える状態なのがわかります。
勿体ないのでこちらは自作のソーラー発電システムのバッテリーへ回す ことにします。
■オイル交換
こちらは普通に下抜きで、なんら難しいことはありません。
強いて言えば、かなり久しぶりにオイル・エレメントを交換することにしました。
既に30万kmほど走ったエンジンかつ比較的短周期で交換しているので、最近は2万km近くで交換しています。
今回も「前回交換したのは何年前かな~」の勢いです(笑)
通常エレメントは、エレメント交換用のカップがあり、それでいとも簡単に回るのですが、今回は滑って回りません。どうやら 安物の社外品 を使ってしまったが為にサイズがカップと合わず空回りしている様です。
別なタイプのエレメント外しも入る隙間が無いので、ウォータープライヤーで無理やり回して何とか外すことが出来ました。
いやぁ、適当な物はどっかで歪みが来るものです。
ODO:283,913km
■バッテリーがPOTAPOTA
思い立って始めてみようと登録をしてみた”POTA”と”SOTA”。
まずはハンターとして狙ってみようかと画策していたのですが、いざ迎え撃つべく山へ登る為に車を出そうとすると、キーレスが反応しません。
これは!と思ったらやはり。
補機側バッテリー電圧が4.6V。もはや見たことの無い電圧です。
先週は息子と長距離を走っているのでここまで上がるのはあり得ないと思い、暗電流を測定してみると、320mA。これはどう考えても異常。
後付で色々と引っ張り出しているものの一つで、車中泊用の電装系は入りっぱなしになっていたのはありますが、それでも200mA以上の暗電流が残っています。もう電気がポタポタどころかジャージャーレベル。
これは何か壊れた系。しかも超追いづらい系のトラブルの可能性大です。
全く「はぁ~」です。
とりあえず、充電器をかけて新しいバッテリーを発注するしかすべはありません。
■充電中にFT8
車が動かないので、充電中は自宅でやれる事をやるしかありません。とりあえず各バンドのFT8に出てみました。
普段はHFばかりでしたが、V/UHFも出てみた所、想像以上に飛んでいることがわかりました。
ベランダモビホ、侮るべからずでした。
■M5stackをアマチュア無線で
ようやく本題です。
きっかけは、開発中の新技適市民ラジオを検討する中で使えないかな?と思ったのですが、結局法規的に微妙なので断念したM5stack。
せっかく手元にあるので、IC-705と繋いでみました。
▲ESP32マイコンをベースにwi-fiやBluetooth、液晶ディスプレー等が搭載されたマイコンモジュール
これをIC-705のメーター(CI-V)を表示させます。
AFレベルやNB、NR、SQLレベルも表示しますので、IC-705本体のLCDはバンドスコープを表示しても各メーターがバッチリ確認出来ることになります。
▲M5stackでメータ表示。下に表示しているのはIC-705と接続されたRaspberry PIで動いているWSJT-X
開発環境がたくさん増え、あれもこれもで大変な感じではありますが、反面やれることも増えてきています。
色んな事にチャレンジしてみるのは、やはり楽しいものです。
今日から3年ぶりとなるハムフェアが始まっています。
感染対策しているとは言え、流行病に罹患するわけにもいきませんので残念ながら自粛です。
その代わり、高校野球の準決勝があるじゃないか!
注目はもちろん第一試合。
本音を言えば、決勝戦で”東北対決”となって欲しかったのですが・・・。
東北人独特なのかもしれませんが、「出身県に関わらず、東北6県均等に応援する」。そんな気持ちがあると思います。
今年の”地元・仙台育英”は安定しているとは言え、2回表の猛攻以降、聖光学院を応援している自分が居たのは、高校野球ならではなのかもしれません。
何れにせよ、 「優勝旗の白河の関越え」 を楽しみにしたいと思います。
■VFO周りの改良
さて本題。
ICB-770の新技適化へ向けた開発は進んでおり、前回積み残しとなっていたチャンネル拡張と、拡張チャンネルの書き換え機能の実装を行いました。
(1)チャンネル拡張
当たり前ですがノーマルは8chですが、これを2階建てにし16chにします。
無論、拡張された2Fは送信禁止の受信専用です。
表示は”2F(受信専用)であること”が わかりやすいように数字では無く、アルファベット表示になります。
(2)拡張チャンネルの書き換え機能
一般的に拡張したチャンネルの周波数は固定で書き換え不可とするのが簡単ですが、今回は
・デフォルトでは、一般的に聞かれているであろう27.005MHzや28.305MHz、28.950MHz等々をプリセット。
・地域性のある周波数を設定したい時には、上書き変更が可能
にしています。
しかも、「ぐちゃぐちゃにしてしまった」、「デフォルトの周波数に全部戻したい」、そんな時には、プリセットされた周波数に戻せるコマンドも用意します。
設定する時にはLCDがあるとすごく楽ではあるのですが、ご存知の通り「ICB-770は7segが1桁だけ」です。
安易にLCDを実装してしまうと
・見た目が変わってしまう
・電池持ちが悪くなる
・ノイズがどうしても出てしまいがち
になってしまいます。
ですので、LCDは実装せず、これを上手く順繰りに表示し、可変したい桁の数字をロータリーエンコーダーで変更させ、最終的には上書きするようになります。
*この書き換え方法は、とちぎOS36局のナイスアイディアで、実際にやってみるとなかなか面白いです。
今はソフトデバッグの兼ね合いでモジュールがありますが、最終的にはArduino xiaoで回すことを考えており、かなり小型化出来ると思います。
■デモ機の目標
今の状態ではいまいちピンと来ないと思います。
ローカル局等からもフィードバックをもらう予定をしており、「とりあえず動く状態までのデモ機組み上げを、シルバーウィーク辺りを狙っていこう」と、栃技研では計画しております。
但し、あくまでも計画ですので・・・
しかも、とちぎOS36局の仕事が また早い・・・。
気持ち的には煽られ気味かも(笑)
■今日の思いつき
アンテナ系の損失低減の工夫は入れ込む予定ですが、SR-01の様に「ローディングコイルの外出し」が出来ないか?と考えてます(実際にはあまり効果は出ない思いますが・・・)
3Dプリンタがあるので、材料選択は考慮しなければいけませんが、やってやれないことは無いような。
何れにせよ、外出し効果は簡易実験か解析でも確認してみたい所です。
夏休みも後半戦になりました。
今年の夏はやたら暑かったりしたのですが、肝心な夏休みの天候は今一つ。しゃあないと言えばお仕舞なのですが、お陰で普段出来ない事を色々と片付けられている夏休みになっています。
さて今回は、現在”栃技研”で開発中のICB-770の新技適機取得へ向けての開発状況レポートです。
技術メンバーは二人でやっておりますが、お互い仕事の状況が変化し忙しく、合間を見つけては進める状況が続いております。
それでも一人で進めるよりは遥かに心強いものがありますけどね。
■マイコン周り
システム構成や回路ブロックはほぼ出来上がっており、基礎実験も含め着々と進めております。
一番大事なのは、操作性周り。とにかく 見た目を如何に昭和テイストを残しつつ、多機能を目指すか? が僕らの課題でもあります。
基本機能向上は、ICB-529、KI-707、NCB-8、NCB-680(仮)、DX-44、NCB-8Black(仮)、ICB-678等の技術を使いつつ、その他機能については「SR-01とNTS-115を超えるものを」と、目標だけは高くぶち上げています。
現在、基礎テスト中のマイコン周りはこんな感じです。
■メカレス(RF切り替え)
信頼性を向上させるために、基本的に送受信はリレーを使わず半導体切り替えをします。
一番課題となるのは、送受信の高周波を切り替える回路のロスとアイソレーションですが、現在の回路構成では
インサーションロス:-0.27dB@27MHz
アイソレーション :31.8dB
になっています。
なお、連続耐電力性は10W程度では全く問題なさそうです。(IC-705+12Vbatt 連続送信テスト)
このくらいであれば、2Wpeak(キャリア0.5Wに100%変調)は余裕で、フローティングでガッツリピークパワーを上げたとしても、十二分に持ちこたえられます。
受信時のロスも、下手にリレーを使うよりも低ロスになります。
■小型ノイズブランカの開発
未だに測定器の前から離れる事が出来ていないのが、ノイズブランカ。
先人達のアナログ回路とは異なる方式で出来ないものかと開発を続けているものも、やはりなかなか難しいのがこのノイズブランカ。
特に昔の様にエンジンイグニッションパルスなんて、ほぼ無いこのご時世にフィッティングさせるべくフレキシブルにカットできる回路を考えては潰し・・・を繰り返してます。
なんとか形にしたいなぁ。
■思いつき
送信時のトーン・コントロールを入れてみようかと思案中です。
非常に興味深いのですが、人の声は想像以上に複雑で、周波数特性はもちろん位相特性に到るまで人それぞれです。
また組み合わせるマイクとの相性もありますので、ある程度チューニングできる様に出来ないものか?とも考えています。
全台数検査による技適認証だからこそ出来るかもしれません。
まもなく丸19年を迎える愛車ですが、補機用のバッテリーはセルモーターを回すわけでもないので、まだ生涯3個目です。
今使っているのは最早何年使ったか忘れてしまいましたが、そんなバッテリーも 3週間乗らないと集中ドアロックのソレノイドさえ動かなくなる 様になってしまいました。
という事で、バッテリーの健康状態チェックをしてみました。
使ってるバッテリーは パナソニックのカオス、S55D23Rです。CCA値が分からないのですが、とりあえずこのクラスのMFバッテリーの標準的な値500Aで設定。
▼CCAは398A
▼内部抵抗:7.21mΩ(若干疑わしいが)。 SOH(State of Health)は63%
満充電にしても新品の6割しか容量が無いって事です。
▼SOC(State Of Charge)は57%。前日までの2日間で約500km走行後、一晩明けてから一発目の測定値。つまりは落ち着いている比較的真値測定。
*エンジンクランキングを12Vバッテリーで行わないハイブリッド車のSOCは比較的低めに制御します。
持ち出し電流が少ないと、実はその方が長持ちするんですね。
エンジン(ハイブリッドシステム)をOFFにして無線運用をしたり、電流センサを通さないで(電力収支の制御対象外となる)分電している大物電装品をつけているので、ハイブリッド車の中では結構酷使されているバッテリーかと思います。
さて、あとどれくらい持ちますかね・・・。
■今年一発目の台風一来
朝のうちは思いの外、天気は我慢してくれていましたので、ちょいと河川敷へ行ってきました。
もちろん、 鬼怒川の河川水位情報 は、事前に確認してからです。(←IoTの時代です。是非活用しましょう)
運用開始から20分程で6局。8エリア祭りでしたので、今日もEsシーズン終わりを感じさせる1日でした。
■たまには堤防で
ここのところ橋の下ばかりでしたので、コンディションが落ち着いたところを見計らって堤防上へ移動。VUHFのFT8を運用開始しました。
↓Raspberry PiでのFT8。堤防上に出ると意外と繋がります。流石連休。
しばらくすると一気に雨が…
久々の運用で満足したので、11:30で撤収しました。
さて、明日は台風一過。
明日は気持ちよくどこかで運用したいです。
■QSO
(CB)
いわてIW123
しりべしCB49
あいちHZ76
さっぽろAM39
そらちAA246
さっぽろTA230
(145/430MHz FT8)
27局
連日ハマっている鉄骨むき出しタイプの鉄橋下運用ですが、本日も少し時間を作り ”いつもとは違う車両を使って” 実験してみました。
*↓周辺の様子の動画は、アメブロからしか表示されないかもしれません。
■近傍金属体によるアンテナ特性への影響/ 10m(11m)編
1)28MHzアンテナ/橋の下
比較的CBリグのアンテナと鉄骨自体の距離は近く、多少の影響は出ると思っていましたが、それをアンテナアナライザで見てみました。
▼使ったのは10mのセンターローディングホイップアンテナ
▼アンテナアナライザーでSWRを測定。
アルファードで27MHzとなるように調整されたものなので、車体からアンテナが離れて設置できるデミオでは、共振周波数が上がっています。
▼端面を校正していないので、R+jωは参考値となる。
▼こうやって見ると虚部は良く合っている様に見える(笑)
2)28MHzアンテナ/橋から離れた所
続いて橋から1波長以上、十分離れた場所へ移動。
▼SWRではサンプルポイント数が少ない事もあり、違いはほとんどわからない。
▼実部はわずかだが上昇。ただ、この程度はパラパラと動く変動(測定誤差)範疇。
■近傍金属体によるアンテナ特性への影響/ 7MHz編
今度は、波長が長いローバンドで実験をしてみます。40mに対して鉄骨製の金属構造物は大きな影響を受けるはずですが、果たしてどうでしょうか?
1)7MHzアンテナ/橋の下
▼アンテナ基台ではアースを取っていますが、不安なのでアースマットを併用しました。
▼状態は11mと同じ。アンテナ1/4λのセンターローディング。
▼SWRはやはりアルファードとは異なりズレています。
▼この辺りの測定は、実はnanoVNAの方が正確に測定出来るので、あくまでも参考。
2)7MHzアンテナ/橋から離れた所
▼リターンロスからSWRへ変換しているので一番まともに見えるSWRですが、値としてはすっ飛んでいます。
また、11mと同じく、アルファードのトランクリッドとは異なり、GNDとなる車体が離れている事が大きく影響していると思われます。
また、特徴的なのはQが低いこと。
▼アンテナアナライザ(AA-1000)での測定ですが、nanoVNAで真面目に端面校正を取って測定すればよかったです・・・。
■まとめ
さらっとアンテナアナライザで見ただけですが、本日のまとめは下記。
橋の下ではアンテナとの距離はあまり無いが、
・11mはほとんど影響が見えていない
→鉄骨製の橋梁は、アンテナから見たGND面としてはほとんど見えていない
→橋梁からの再放射の効果の可能性があり、Es反射の様に 偏波面フェージングを伴う(≒楕円偏波)電波においては、橋梁の複雑な形状が寄与 している可能性がある。
(=Esに強い?)
・一方で、 波長が長い周波数帯においては、近傍金属としての影響が大きく出る 。
→ただし、中波帯然り、プラチナバンド等と同じく、橋梁エッジに集中する電磁界再放射効果が得られるかもしれない。*ただ、経験的には橋の下は近すぎて、放射抵抗が下がり過ぎる気はします。
■QSO
みえAA469
なごやCE79
あきたSS229
さっぽろTA230
もりおかKO128
いわてCA29
いわてIW123
さっぽろFZ210
あおもりGK88
そらちAA246
そらちSK11
さっぽろAM39
しりべしCB49
とかちDM260
とかちST617
「実験/測定+高校野球を聞きながら」の1時間半運用でしたが、この場所は飛ばない感は無いんですよね。
今日は6エリア、4エリア、2エリア、3エリアも聞こえてましたが、やはり8エリアが強いシーズンになってきました。
多分”本格Esシーズン”も終盤なのかもです。
■今日も再び
午前中は少し時間が出来たので、最近お気に入りの鉄橋下へ行ってきました。
最初は「ものは試し」と、橋の直下では無く近傍にしてみたのですが、やはりちょっと苦戦。
もちろんタイミングと言うのもありますが、橋の下へ車を移動させると 戦況は変化、飛んで行く様になります。
メカニズムは推測の域を超えてませんので、これはANSYS-HFSSを使って解析し、仮説の確からしさを可視化してみたいですね。*本職はこっちでもあります・・・。
■実験1「GAWANT/ズレた1/4λホイップ+アンテナチューナー/ズレた1/4λホイップアンテナ」対決
「SWRが落ちていれば電波は飛ぶ」と思われている方は多いと思います。概ね正しいとも言えるのですが、正確には「SWRが下がっていても実際に空間へ放射されているかは別の問題」です。
特に勘違いしやすいのはGAWANT。あれは極端なことを言えばエレメントが付いていなくともSWRは下がって見えます。もちろんエレメントが付いていないので放射はされません。
また、意外と忘れがちなのがチューナーロス。GAWANTは相当上手く作っても一般的なアンテナチューナーと比較しロスが大きくなってしまうのもまた特徴でもあります。
ということで、実際にやってみました。
テスト条件は、車ルーフサイド基台に比較するアンテナをつけ、1λ以上離れたところで電界強度を測定します。
ケース1:GAWAN(エレメント長160cm)
fig1:gawantもどき(自作)、一応低ロス/ワイドバンドを考慮して作成
fig2:SWRはリグで1.1くらい
fig3:電界強度 3ケース中2位の強さ
ケース2:jω=0@27MHz(校正端面はアンテナ基台)にした1/4センターローディングホイップ + AT-705(アンテナチューナー) (エレメント長120cm)
fig.4:モービルホイップ
fig5:AT-705を組み合わせ、SWRは1.3くらい。変換コネクタを2つ噛ましている。
fig.6:電界強度、3ケース中1位の強さ(1と2は僅差、大凡▲2dBほど)
ケース3:同調点が全く違う1/4λホイップのみ
fig7:アンテナはケース2と同じ
fig8:SWRは振り切れ(笑) f0=27.0MHzに対し29.1MHzで送信すれば流石にこんなもんかと。
fig9:電界強度は、3ケース中最下位。トップと比較し▲8dB程。
結論:
同調点がズレている+エレメント長が短くても、ロスの少ないアンテナチューナーと組み合わせた方が飛ぶ。
gawantは電圧給電にもなりますので、車体への電磁界分布が減少するのかもしれません。
■実験2:「同一ルーフに同調するアンテナが立っていると、影響するのか?」
何言ってんだ?って感じですが、ポーダブル機を運用する時はルーフの上に置くのも一つの方法です。
その時、同じルーフ上に同調するアンテナが立っていたら影響するのか?を考えます。そのアンテナは無線機(IC-705)に接続されていますので、50Ω終端とみなして良いと思います。
その近傍で送信すると影響するのかしないのか?を比べて見ました。
ケース1:「近傍に同調アンテナあり」
↑送信時の針はど真ん中。
ケース2:「近傍に同調アンテナ無し」
↑送信時の針は全く変化無し。
結論:
ルーフの反対側に立っているくらいだと影響しない。みたい・・・・。
上記のアンテナメーターはかなりセンシティブですので、何かしら変化するかな?とも期待したのですが、全く変化がありませんでした。
ただ、私のKI-707(元ICB-707の新技適機)はルーフに対しアンテナがまっすぐ立たない状態でやっています。即ち、近傍アンテナとは並行位置関係にはなっていません。もしかしたらそんな影響も多少あるのかもしれません。
■夢中でやっていたら
実験をやっていたら、事件も起きていたみたい。(川の真ん中で車がスタック)
軽自動車で、なぜに川を渡ろうとしたのか・・・・。通常、この程度なら余裕で引けるのですが、あいにく手持ちの牽引ロープでは長さが足りずレスキューは不可、大人しくウィンチで引くしか無い状況でした。
河川敷はあまり入る事は好ましくはありません。ましてや渡河をしようとは思わないで頂きたいです。
■QSO
さっぽろTA230
なごやYK221/8
あばしりAA316
あいちHZ76
さっぽろKSY359
おきなわRM603
さがOG45
さがSH48