無線ブログ集
| メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示
JL7KHN/ミヤギKI529のブログ
(2025/10/27 19:35:37)
現在データベースには 312 件のデータが登録されています。
可変型ノイズブランカの試作
(2022/11/5 22:58:31)
■何回目だ?
もうそのまんまです。
色んなタイプのノイズブランカを作ってきましたが、今回チャレンジしたのは「可変(調整式)ノイズブランカユニット」。
新技適機に載せるやつです。
かれこれ超小型に重点を置いて作り、かつある程度広範囲のノイズ種類に自動的に追従できるような回路構成を考え試作してきました。
ただ、残念ながらこれらは自宅から外へ出ること無く、自宅内でのフィールド相当テストで諦める状態が続いています。
結局これで何個目になるか、もはやわかりませんが、「最後は人が調整する」というアナログの中のアナログ方式で回路を設計してみました。
■消せない住宅街の広帯域ノイズ
自宅でアマチュア無線を楽しまれている方は良くわかると思いますが、HFはもちろん145MHz帯まで伸びる独特のノイズに苦しまれていると思います。
ちょっと面倒ですが、住宅街でのノイズを分析してみるとわかるのですが、単純に広帯域性だけでは無く、周波数が変化したり、幅が変化したり、レベルが変化したりと非常に厄介です。
それこそ30年前には全く想像も出来なかった世界です。
そんなノイズは、今時の新しいデジタル信号処理でも除去はかなり難しいのが実態ですし、MFJなどのノイズキャンセラーでも上手く打ち消せないほど発生源が複数あるのもより難しくしている要因でもあります。
■試してみた
ざっと回路を検討し、リグと合体。簡易テストをしてみました。
回路定数は最適化していませんし、リグの本体からジャンパ線で飛び出ている状態ですが、とりあえずは動作はしました。
これが良いとは思いませんが、個人的にアマチュア無線の移動運用でも困っているノイズ成分は抑えることが出来そうな気配はあります。
心配していたノイズブランカ追加による感度低下もありません。
ということで、しばらくはこの回路をベースに、簡素化と性能向上を検討しようと思います。
AH-705をIC-705”以外”で使うには
(2022/10/24 21:19:21)
いろんなバンドを行き来し、チューニング動作が取れなくなったポイントで、RF出力値を測定します。
すると、私のIC-705とAH-705では、RF設定値10%~チューニング動作可能となりました。
NCB-770/ノイズブランカ
(2022/10/10 18:41:02)
■半導体不足
仕事では直撃を受け、ホントにキリが無い半導体不足。もういい加減にして欲しいと思う今日このごろなわけですが、その影響は当たり前の様に私的な方まで及んでます。
技適にしろ、関係無く作ろうかな?と思う物のキモ部品が品切れ、若しくはバッタもんと言うのが現実です。
いやぁ~、人生思うようにいかない事ばかりです。
■試行錯誤のノイズブランカ
小型で、エンジンパルスだけでなくインバータノイズ等、マルチなノイズに対応しようと、ど新規で設計をしたノイズブランカ回路。
セラフィルを使って小型化と特性の両立を図ってます。
ただ、シミュレーションでは上手く動くのに、実機は動いてくれなかったり、思った程効かなかったり…試行錯誤が続いています。
しかも、最近はまた全く時間が取れなくなってしまっているのも実情です。
■現状は?
【DJデミオ】タイヤ交換 LeMans V → BluEarth-GT
(2022/10/8 21:19:31)
■早いけど、早くない?
既に10万kmを越えた我が家の足の1台、DJ5FSデミオ。ガソリン価格高騰の中、ディーゼルかつ省燃費は助かっています。
明らかにアルファードHVよりも乗る頻度が高くなっているのはもちろん、ゲリラ豪雨等の頻度も高くなっており、タイヤに頼る必要性は増しています。
前回交換したのは2018年3月、41,000kmのタイミングで、純正のTOYO R39からDUNLOPのLeMans Vに交換しています。
もちろん、スリップサインはまだ出ておらず。 これでも走行距離は驚きの61,000km!
残り溝としても、十分量は残ってます。でも、交換しちゃいます。
上記のトレッド面を見るとわかりますが、摩耗してきても排水性低下につながらない設計がされているのが分かります。この溝は単に最初から深くしてしまうと、剛性低下やドライ性能が落ちてしまいます。
その点に関し、 LeMans Vは良く設計されたタイヤ であるとも言えます。
■次のタイヤは何にするか?
以前の記事でも書いていますが、タイヤ選びは重要な反面、非常に難しく、抽象的な口コミはアテにならないところがあります。
そんなこともあり、各メーカーの「フラッグシップモデルを選ぶ」と言うのは、割りとオススメな方法だったりします。
で、今回はDUNLOPからYOKOHAMAへメーカー変更をしてみる事にしました。
理由は前述のゲリラ豪雨を含むウェット性能を優先したからです。
ウェット性能と燃費性能(業界では低コロとも言います)を両立するには、タイヤに配合するコンパウンド
(シリカ)が重要です。このシリカは単純に混ざらないのですが、YOKOHAMAはポリマーとカップリング剤をうまく作り込んでいるようで、ウェット性能が高いのが特徴です。
次にどのシリーズにするか?ですが、フラッグシップのADVAN dBは残念ながらサイズラインナップが無く、1つ下のBluEarth-GTにすることにしました。
トレッド面は、気柱共鳴音を対策するために、かなり独特なパターンとなってます。更に、ウェット性能を確保すべくLeMans Vよりもストレートグルーブ(メインの深溝)に幅があります。
■1st インプレッション
・直安
LeMansと比較しショルダーが丸いせいか、轍に取られづらい印象です。また、ブレーキングで本当に停車する瞬間の感触が大きく変化しました。
サイドウォールが丸い印象のタイヤではありますが、剛性が高いのかもしれません。
・操舵
本当はスリップアングルの話を踏まえて語りたいのですが、この辺りはちょっと難しい話になりますので割愛します。ただ、サイドウォールの剛性の特性はLeMansとはかなり違う様で、レスポンスは良く、背反になりがちな突き上げ間は無い印象です。
この辺りは、荒れているワインディング=いろは坂辺りを走って評価すると良さそうです。
・静粛性
LeMansの特徴は、吸音スポンジ。それがなくなる事で空洞共振音が気になるかな?と思っていましたが、聴感上全く遜色ない印象です。
実はスポンジ、要らない?(笑)
▼LeMans V 55km/h
▼GT 55km/h
アプリに移動平均処理があればもう少しきちんと評価出来るのですが、これを見る限りほとんど差異は無いです。
▼LeMans V 助手席床付近
▼GT 助手席床付近
これも、エンジン音なのか、ロードノイズかが上手く分離判断が出来ません。
ただ、たまたまなのか?7kHz付近からの共振が目立つのと、LeMansと比較し共振点が少ないのがGTの特徴の様にも見えます。
・乗り心地
これは正直驚きましたが、一番大きく変化を感じられた点でもあります。
簡単に言えば、「 ショックがヘタったのがよく分かる 様になった」です。
乗り心地はシャシー、足回り、タイヤ、シートで決まります。特にタイヤは路面と最初に接するばね系部品ですので、影響が大きいのは確かです。ここの定数が大きく変化したことで、ショックのヘタリがすごく体感出来る様になったと思われます。
ちなみに、DJデミオは、発売当初から「足回りが良い」との話がたくさんありましたが、実際のところは足はイマイチで、逆にシャシーが実に良く、軽量で剛性が取れていると思います。
という事で、本格的なテストはこれからですが、果たしてどんな結果となるでしょうか?とても楽しみなタイヤであることは確かです。
■メモ
102,056km
・タイヤ4本
・入れ替え工賃
・バランス
・バルブ交換
・窒素充填
・廃タイヤ処分
総額:\59,760
【IC-705】V/UHF SWR検出回路のマズさ
(2022/9/24 22:20:21)
■IC-705のVSWR検出機能
どのアマ機にもついているVSWRの簡易計測機能。もれなくIC-705にもついていますが、これの145/430MHz帯の検出値、特に430MHzがやたらに高い傾向にあります。
理由の一つとしては、本体はBNCに対し常置場所で使う場合にはMコネ等が多く、それに合わせる為に使う変換コネクタの特性の悪さがあります。こちらに関しては 以前にも記事にしました。
ところが、変換コネクタにいくら気を使って、アンテナはVNAやアンテナアナライザー等を用いバッチリ調整したとしても常に高めを表示します。
「いくらなんでもこれはおかしい」 、ということで、検証してみました。
■そもそも正しいのか?
まず、50Ω/BNCタイプのダミーロードを使います。このダミーロードはプロ用の正確なものです。
送信接続してみると、ビタビタに1.0。これは合っている様です。
では、振り返りも兼ねてBNC→Mの変換コネクタ。くどいですが、一応プロの世界で使うメーカーもので、Mコネと言えども特性が非常に良く、お値段も良い・・・・\5,000/個です!
で、こちらはと言うと2.0。やはりずれています。
===おまけな話===
なんでやねん、と思い、コネクタ部をいじって見たところ、 あることをする と下がります。
お分かりいただけるだろうか?
ほぼ引っこ抜けんばかりの状態にすると、1.4まで下がります。
==========
次は、”理論的に”VSWR2.0の状態を作り出します。即ち100Ωないし25Ωの負荷を接続します。
今回は50ΩをT型分岐を組み合わせ25Ωのダミーロードを作ります。
すると、VSWRは2.5。+0.5の高め誤差があります。
■もしや・・・・?
ふと気づいてやった実験がこちら。
単純にBNC-BNCの30cmケーブルの先にダミーロードを接続した状態です。
まずは、先程の50Ω/BNCから。これはBNCのメス/メスの中継コネクタが間に入りますので、ちょっと不利になります。
それでも、VSWRは1.0。
次は、先程使ったBNC-Mコネ変換コネクタをBNCケーブルの先に接続した場合。こちらもBNC-BNCのメス/メス中継コネクタが介在しますので、更に不利になるはず・・・ですが。
はい、 見事VSWRは1.0。
■検出回路超直近の定在波が影響する
ということで、IC-705のV/UHF帯でSWRが高すぎで困っている方がいらっしゃると思います。
通常は、”変換ケーブル”よりも”変換コネクタ”のほうがインピーダンスミスマッチが起きにくくロスも少ないことから、選択としてはベターです。
しかしながら、どうやらこのIC-705に至っては、VSWRの検知回路とコネクタの位置関係が悪いのか、リグ本体から出てすぐの不整合は超気に入らない様です。
*可能性としてはScd11(モードコンバージョンロス)で誤検知していると推測。
IC-705と変換コネクタを使っていると、割りと簡単に3.0を越えます。
VSWRは3.0まで上がると理論的には75%まで進行波が落ちてしまいます。
もちろん受信側はS/Nの悪化で見えてきます。
回避策としては、 ☓変換コネクタよりも○変換ケーブルを使う 事をオススメします。
Si5351aのバッタもん
(2022/9/12 22:35:00)
雲の上@日光市丸山(1689mH)
(2022/9/11 19:52:09)
■雲の上
9月に入り、秋の行楽シーズンなのでしょうか?特別何か咲いているってわけでも無いこの季節にも関わらず、霧降高原は非常に混雑してました。
確かに、私もそうですが、この時期は歩いていても非常に気持がいいんですよね。栃木県は 「ふらっと登れる飛びの良い山」 がたくさんあるのはとてもありがたい話です。
ある程度登ってくると、南の東京方面は雲の下。雲海と言うほどでは無いですが、自分が雲よりも高いところに居る感覚はなかなか辞められません。
行楽シーズン?と言うより、コロナ対策の巣ごもり生活にすっかり飽きてしまい、「外なら良いだろう」でみなさん来られるのかと思うのですが、さすがに登山となるとグッと減ります。
本日の山頂も数組が上がってきたのみ。
丸山は
・眺望も良く
・広くて
・比較的他登山者が少な
・しかも飛びが良い
と、とても良いローケーションです。
更には、不思議とEsやF層反射も良く入ってくる不思議なロケーション。
今日もまた、一瞬ですがとうきょう13131局の波が入感してきました。
比較的関東一円に落ちて来た様で、皆さんが一気に呼ぶも、すぐにダウン。それに合わせ、皆さん一気に静かになります。
広範囲のGWも同時に聞こえると各局が如何に「タヌキ」しているのも良くわかりますね(笑)
■下山後はV/UHF
下山してくると、あれだけ混雑していた駐車場は流石にガラガラ。
ちょっといいポジションへ車を移動し、モービルホイップでアマチュア無線のV/Uを運用しました。
FT8はいつもと同じ。
・IC705(5WmaxのQRP)
・Raspberry PI 3B
・M5 stackマルチメーター
更に小型化するならば、ラズベリーパイのモニターをタブレット端末へVNC接続してもいいかもしれません。
■QSO
(CB)
つくばGT38/NCB-8
しぶや4989
ちばY79
かながわHI173
みなみたまFN533
さいたまBB85
ふくしまBB29
とうきょうBS73
さいたまYT220
つくばGT38/多分ICB-770
(CBL)
しずおかDD23
とうきょう13131
(特小)
さいたまGB940
とうきょうAR705
つくば48
さいたまHH101
いばらきAA697
とちぎTI185
ちばY79
(LCR)
とちぎJJ69
とちぎFO104
(DCR)
つくば48
ふくしまRK55
(アマチュア)
17局
(EB)
とちぎJJ69
■後記・・・「心の傷」
私自身、車は好きなのですが、いわゆる「ライセンス持ちのサンデードライバー」です。当たり前ですが、基本的に週末しか乗らないのですが、何故か年1回くらいの割合で”バイク事故直後”に遭遇します。
そして今日もまた・・・。
本日のも単独事故で、大きな怪我も無い様子。とりあえずホッとしましたが、事故直後はアドレナリンで痛みを感じにくくなるので、バイクの状態を見てあげつつ時間を潰して身体の状態を再確認。
軽く痛みはあるようですが、大事は無く、単車自体もエンジンブロックの歪みや漏れ等もないので、何とか自走可能です。
結局転んだ事による「心の傷」が一番大きかったんでしょうね。
実は私自身も、元々単車乗り。
単車乗りの気持ちは良くわかりますが、運転時には是非” 心のリミッター ”をお願いします。
バッテリー交換/オイル交換
(2022/9/10 12:56:32)
■息子の作業
今年無事に免許取得出来た息子。機会があれば乗せる様にしていますが、”先々自分の車を持った時に最低限のメンテは出来ないと”ということで、バッテリー交換とオイル交換作業を一緒に行いました。
いわゆるOJTってやつです。
■バッテリー交換
ここの所1週間乗らないと上がってしまうバッテリー。前回の交換は記録だと2015年10月。補機用とは言え、まぁそろそろです。
選択したバッテリーは再びPanasonicのCAOS。
こちらはガチャガチャとターミナルを外して入れ替え+車室内架装特有の ベントホース を接続すればOK。
もちろん、初期学習が必要な作業はいくつかあります。それは車ごとに違いますのでご確認を。
*最近の車は充電制御が細かくされています。交換時にバックアップ用電源を繋いで・・・と言うような商品や記事を見かけますが、全くオススメいたしません。新品交換したのに古いままの学習値で動くことになります。
ただ、バッテリーターミナルからは、車泊用のインバーター、トランクルームへの直結電源ケーブル、無線機etc.が色々繋がっています。
その中のいずれかが暗電流が増えている様です。可能性としては製品の電解コンデンサ辺りのリーク電流が増えてしまっているのかも。
装着後はこんな感じ。
元ハーネス設計屋さんの某局には怒られそうな配線状況なので、そこはあまり見ないように・・・。
■旧バッテリーは本当に駄目なのか?
外したバッテリーの寿命が来たのか否か、せっかくなので確認してみました。
CCAは355A。
▼外して測定すると322A相当。
▼SOHも82%、内部抵抗も8.92mΩと、サルフェーションが起きている気配はほとんど無し。
▼SOCは26%。これを見ると、単純に暗電流が高すぎによるバッテリー上がりなのは間違いなさそう。
という事で、充電すれば十分使える状態なのがわかります。
勿体ないのでこちらは自作のソーラー発電システムのバッテリーへ回す ことにします。
■オイル交換
こちらは普通に下抜きで、なんら難しいことはありません。
強いて言えば、かなり久しぶりにオイル・エレメントを交換することにしました。
既に30万kmほど走ったエンジンかつ比較的短周期で交換しているので、最近は2万km近くで交換しています。
今回も「前回交換したのは何年前かな~」の勢いです(笑)
通常エレメントは、エレメント交換用のカップがあり、それでいとも簡単に回るのですが、今回は滑って回りません。どうやら 安物の社外品 を使ってしまったが為にサイズがカップと合わず空回りしている様です。
別なタイプのエレメント外しも入る隙間が無いので、ウォータープライヤーで無理やり回して何とか外すことが出来ました。
いやぁ、適当な物はどっかで歪みが来るものです。
ODO:283,913km
IC-705モニター
(2022/9/4 21:25:00)
■バッテリーがPOTAPOTA
思い立って始めてみようと登録をしてみた”POTA”と”SOTA”。
まずはハンターとして狙ってみようかと画策していたのですが、いざ迎え撃つべく山へ登る為に車を出そうとすると、キーレスが反応しません。
これは!と思ったらやはり。
補機側バッテリー電圧が4.6V。もはや見たことの無い電圧です。
先週は息子と長距離を走っているのでここまで上がるのはあり得ないと思い、暗電流を測定してみると、320mA。これはどう考えても異常。
後付で色々と引っ張り出しているものの一つで、車中泊用の電装系は入りっぱなしになっていたのはありますが、それでも200mA以上の暗電流が残っています。もう電気がポタポタどころかジャージャーレベル。
これは何か壊れた系。しかも超追いづらい系のトラブルの可能性大です。
全く「はぁ~」です。
とりあえず、充電器をかけて新しいバッテリーを発注するしかすべはありません。
■充電中にFT8
車が動かないので、充電中は自宅でやれる事をやるしかありません。とりあえず各バンドのFT8に出てみました。
普段はHFばかりでしたが、V/UHFも出てみた所、想像以上に飛んでいることがわかりました。
ベランダモビホ、侮るべからずでした。
■M5stackをアマチュア無線で
ようやく本題です。
きっかけは、開発中の新技適市民ラジオを検討する中で使えないかな?と思ったのですが、結局法規的に微妙なので断念したM5stack。
せっかく手元にあるので、IC-705と繋いでみました。
▲ESP32マイコンをベースにwi-fiやBluetooth、液晶ディスプレー等が搭載されたマイコンモジュール
これをIC-705のメーター(CI-V)を表示させます。
AFレベルやNB、NR、SQLレベルも表示しますので、IC-705本体のLCDはバンドスコープを表示しても各メーターがバッチリ確認出来ることになります。
▲M5stackでメータ表示。下に表示しているのはIC-705と接続されたRaspberry PIで動いているWSJT-X
開発環境がたくさん増え、あれもこれもで大変な感じではありますが、反面やれることも増えてきています。
色んな事にチャレンジしてみるのは、やはり楽しいものです。
NCB-770/チャンネル拡張とメモリ書き換え機能
(2022/8/20 18:20:44)
今日から3年ぶりとなるハムフェアが始まっています。
感染対策しているとは言え、流行病に罹患するわけにもいきませんので残念ながら自粛です。
その代わり、高校野球の準決勝があるじゃないか!
注目はもちろん第一試合。
本音を言えば、決勝戦で”東北対決”となって欲しかったのですが・・・。
東北人独特なのかもしれませんが、「出身県に関わらず、東北6県均等に応援する」。そんな気持ちがあると思います。
今年の”地元・仙台育英”は安定しているとは言え、2回表の猛攻以降、聖光学院を応援している自分が居たのは、高校野球ならではなのかもしれません。
何れにせよ、 「優勝旗の白河の関越え」 を楽しみにしたいと思います。
■VFO周りの改良
さて本題。
ICB-770の新技適化へ向けた開発は進んでおり、前回積み残しとなっていたチャンネル拡張と、拡張チャンネルの書き換え機能の実装を行いました。
(1)チャンネル拡張
当たり前ですがノーマルは8chですが、これを2階建てにし16chにします。
無論、拡張された2Fは送信禁止の受信専用です。
表示は”2F(受信専用)であること”が わかりやすいように数字では無く、アルファベット表示になります。
(2)拡張チャンネルの書き換え機能
一般的に拡張したチャンネルの周波数は固定で書き換え不可とするのが簡単ですが、今回は
・デフォルトでは、一般的に聞かれているであろう27.005MHzや28.305MHz、28.950MHz等々をプリセット。
・地域性のある周波数を設定したい時には、上書き変更が可能
にしています。
しかも、「ぐちゃぐちゃにしてしまった」、「デフォルトの周波数に全部戻したい」、そんな時には、プリセットされた周波数に戻せるコマンドも用意します。
設定する時にはLCDがあるとすごく楽ではあるのですが、ご存知の通り「ICB-770は7segが1桁だけ」です。
安易にLCDを実装してしまうと
・見た目が変わってしまう
・電池持ちが悪くなる
・ノイズがどうしても出てしまいがち
になってしまいます。
ですので、LCDは実装せず、これを上手く順繰りに表示し、可変したい桁の数字をロータリーエンコーダーで変更させ、最終的には上書きするようになります。
*この書き換え方法は、とちぎOS36局のナイスアイディアで、実際にやってみるとなかなか面白いです。
今はソフトデバッグの兼ね合いでモジュールがありますが、最終的にはArduino xiaoで回すことを考えており、かなり小型化出来ると思います。
■デモ機の目標
今の状態ではいまいちピンと来ないと思います。
ローカル局等からもフィードバックをもらう予定をしており、「とりあえず動く状態までのデモ機組み上げを、シルバーウィーク辺りを狙っていこう」と、栃技研では計画しております。
但し、あくまでも計画ですので・・・
しかも、とちぎOS36局の仕事が また早い・・・。
気持ち的には煽られ気味かも(笑)
■今日の思いつき
アンテナ系の損失低減の工夫は入れ込む予定ですが、SR-01の様に「ローディングコイルの外出し」が出来ないか?と考えてます(実際にはあまり効果は出ない思いますが・・・)
3Dプリンタがあるので、材料選択は考慮しなければいけませんが、やってやれないことは無いような。
何れにせよ、外出し効果は簡易実験か解析でも確認してみたい所です。
