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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2025/10/27 22:05:38)

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feed 【RaspberryPi+WSJT-X+D-moni】第6波をIT(情報技術)化のチャンスに。 (2022/1/28 20:58:01)

■増え続ける感染者数

コロナ自粛疲れ、それともオミクロン株は軽症との認識からでしょうか?どこまで行ってピークアウトするのか?終息する日が来るのをひたすらじっと待つしかないのかなぁ・・・。

 

 

■在宅と無線

我が家は普通の住宅地なので、人工ノイズが高く、VUですら厳しいものがあります。そのため週末の移動運用では「とにかくノイズが低いところ」へ自然と足が向きます。

しかし、コロナに加え 色々立て込むことが多くなり、楽しみだった移動運用の時間もなかなか取れずにいました。

ただ、そんな状況を助けてくれたのが「今どき」の技術。ノイズにも比較的強く、短時間でも運用できる”FT8”。そしてアンテナが無くとも出来る”D-monitor”です。

 

どちらもPCでは無く、家にゴロゴロしているRaspberryPi(しかも3B)を使っています。

今どきLinuxというのもなんですが、私は大学からの付き合いなので変な抵抗感も無く遊ぶことが出来てます。

 

 

■我が家の構成

個人的に気に入って使っている構成を、ちょっと紹介します。

 

・RaspberryPi (3 model B)

→現在は上位の4が出ていますが、ウチでいくつか余っている3Bを使いました。記憶が曖昧ですが4,000-5,000円で購入したと思います。

多少configはイジってますが、基本的に吊るしでも問題無いです。

これにWSJT-XとD-monitorをインストールし、同時起動しています。

 

ちなみに、windowsと異なりraspbianではデフォルトでNTPデーモンが入っているので、時刻は起動するたびにピッタリ同期を取ってくれます。おかげでデジタルモードでは必須の時計合わせが不要になります。

更にはブラウザもありますので、eQSLなどへADIFデータをアップロードする事もここで完結します。

 

・タッチパネル型モニター(7インチ)

→ROADOMと言うところのモニターを使っています。こちらはアダプタやステレオSP、ラズパイボードから直接接続出来るHDMIケーブル、電源ケーブルなどが付属し、しかもタッチパネルで9,000円弱と言うものです。

画面が小さいのでマウス無しのタッチ操作だけですと少し焦れったいですが、画面もきれいで発色も良いのでオススメです。

←手がやたらに小さくない?(笑)

 

モニター裏にはラズパイが取り付けられます

 

・コードレスキーボード/マウス

→設備はすっきりとさせたいので、どちらもBluetooth接続(コードレス)が出来るものを使ってます。

なお、マウスは複数機器が手元ボタンで切り替えられるので、机の上がマウスだらけになるのも防げます。

 

・(ID-51 puls2と接続する)データケーブル

→こちらは純正では無く自作品です。

 

 

■SDGs的無線

我が家では、RaspberryPiのシステム、IC-705、ID-51、これらを自作のソーラー発電システムの電源を使い運用しています。

QRPだからこそですし、天気に制限されず、ほんのちょっとした時間に出来るのが嬉しい仕組みです。

 

 

■ちなみに、運用バンドは

デジタルはFT8が多いです。バンドは1.9~28MHz。 自作1:9UN-UNロングワイヤーにアンテナチューナーの組み合わせです。

D-monitorは、獨協医科大学430か宇都宮430辺りに居る事が多いです。

 

 

 

という事で、あまりアマチュア無線の設備をブログアップすることも無かったのですが、アップしてみました。

OSがwindowsとは違うので少し違和感があるかも知れませんが、廉価でかつコンパクトなシステムですので、この機会にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?

 


feed 癌と戦う。 (2022/1/26 20:28:31)

SNSの更新は、かなり久しぶりになりました。

 

更新をお休みしていたのは、妻の癌が見つかったから。

 

「まるで赤子か」と思うほど肥大化した臓器摘出手術と入院2回を歴て、今は化学療法の副作用と戦ってます。

 

 

一昨年は義母、去年の春に実父、そして年末に歳下の妻に。皆んな癌。何なんでしょうね?

 

 

長引くコロナ感染症との戦いにより、仕事も子供らの学校生活も変則続き。

 

多分一瞬でも気を抜けば折れてしまいそうなほどに今は手一杯ではありますが、

 

常に前向きに。

 

 

少しづつですが、ブログ、Twitter、無線、登山、再開したいと思います。

 


feed ICB-87Rの技適化について (2021/11/13 12:19:30)

■個人的な思い

旧スプリアスの使用可能期限が延期となりました。話題だった古い市民ラジオも、今となっては無理して切り替える必要も法律上は無くなっています。

とは言え、物によっては製造されてから半世紀近くも経ったものもあり、個人的にはそのままで使うよりも”きちんと”メンテをして使ったほうが、 電波利用的に迷惑をかけるリスクはずっと下がる とは思います。

もちろん、あまりにも知識が無いまま、いわゆる野良チューンをするような非メンテ行為はマズく推奨されるものではありませんが・・・。

 

とにかく、「RFワールド」誌が休刊することが決定してしまったので(あれだけ狭い分野の業界誌が続いた事自体驚いてはいますがhi)、RFワールド誌の意志を継ぐべく、高周波にちょっとでも興味を持ってもらいたく、地味に記事を書きたいと思います。

 

■前提条件

今回は 難しい事を一切書かない つもりです。

細かいデータも無し。とにかく取っ掛かりです。

ですので、必ず技適が取れるかと言われるとそういう訳ではありません。ただ、一番ハードルが高い部分をまとめてみます。

 

ベースにするのは、ICB-87R。前期/後期があって「前期の方が性能が良い」とかの噂はありますが、そんなことはありません。寧ろ、後期の方が部品劣化が少ないとも言えます。

あとは、基本的にイジられていないものが良いです。見ていると製造後全くイジられていないものであれば50%くらいの確率で「本記事の改造+無調整」でもいける状態です。

 

 

■改造方法

変更するのは部品3点のみです。この改造により、一番難しい占有帯域幅を守ります。

*注意

ICB-529やNCB-8とは異なる改造方法です。

 

 

1)開封します

一度も開封されたことの無いリグであれば、簡易防水のためのパッキンがくっついてしまっている事もありますが、ちょっと力を入れると開きます。

 

2)該当部分を確認します

 

3)この場所の部品を下記へ変更します

チップ抵抗がちょっと入手しづらいと思います。サイズは2012(2mm×1.2mm)

 

この方法で、変調度60%となる入力レベルから+20dB(試験要件+10dB、TELEC内規+15dB)に上げても、-35dBc程度は確保出来る個体が多いです。

もし逸脱してしまう場合は、560Ωを430Ωなど 少し下げて対処します。

 

 

■技適認証試験の準備対応

試験時には測定器を繋げます。その準備をしなければ受験が出来ません。

ケーブルは十分に短い(50mm程度)である必要があります。あまり長いと、ロスデータの提示が必要になり、面倒になりますhi

 

 

■封印用のネジ

技適化する要件には、容易に開けられない構造が必要です。それを満足するためには、特殊なネジを使いますが、このネジが使えます。

価格は399円/12本と安く、ドライバーも少し大きめのホームセンターへ行けば大体購入出来ます。

3×30 TRXタンパープルーフナベタッピンねじ 1種A形 (ステンレス)(パック品) 大阪魂 ねじの呼び M3、長さ 30mm、1パック(12個) - 【通販モノタロウ】 41752663 (monotaro.com)

 

 

 

■参考情報

出力を測定する場合は、アマチュア無線用のパワー計では絶対ダメです。最低限QRP用のパワー系が必要です。

自作する方法は「JHGのブログ」に掲載されているものがFBと思いますので、検索されてみてください。

(リンク許可をとっていないので・・・)

 

 

 


feed 日興電子のクリスタルフィルタ (2021/11/1 21:50:22)

■come back

今朝、親父の退院に合わせ帰省していた仙台から栃木へ戻ってきました。無論、日中は仕事をしていたものの土日は比較的自由な時間が取れたので、地元局とのアイボールも出来、ひょんな事で楽しんでしまった帰省でした。

おまけに、よく晴れた週末には松島や野蒜、石巻、女川とドライブし、観光客で賑わっている光景が見られた事が 本当に良かったと思います。

”おかえりモネ”じゃないですが、来年にはマスク無しで出歩ける状況になってる事を願ってます。

 

 

■恵まれた環境

仙台から戻り、午後には出社、今まではオンラインでの打ち合わせばかりだったメーカーさんと 久々に直接お会いし打合せをしました。事前に聞いていた議題は「今後の事」と言われて居たので、「何かな?」と思っていましたが・・・。

ドキドキしながら切り出されたお話は、かなり長いこと共同研究を一緒にやっていてプライベートでもやり取りの有った担当の方が、来春にご卒業されるとの事。

 

もう完全に想定外。

 

大変若く見えるのですが定年後の再雇用maxだそうで、これ以上は無いと・・・。言葉を失うと言うのはこういう状態なのか、と感じた瞬間でした。

 

 

仕事では大変ありがたい事に、大学の先生やコンサルティングの先生、メーカーの研究職や技術職の方々など、専門の方々と常日頃やり取りすることが多くあります。また、仕事以外、プライベートでも メールでのやり取りをはじめ、わざわざ東京や横浜など遠方から栃木まで来て頂く方もかなりいらっしゃいます。

「とことん技術が好き」なんでしょうけど、私はいつも教えて貰ってばかり。もちろんGive and Takeを目指しますが、割に合ってないのは間違いないんですけどね。

とにかく、諸先輩方にかまってもらえる関係と言うのは”幸せ”の一言です。

 

 

■今日のプレゼント

と言っても、あげた方では無く、”いつもの様に”もらう方です(hi)

本日お会いしたOM(あえて言います)から個人的なお付き合いの範疇で、ひょんなものを頂いてしまいました。

日興電子のクリスタルフィルタです。SSB用と思われますが、自作派が少なくなった今となっては貴重品です。

 

こんな物を頂いてしまっては、早く家に帰るしかありません。

 

出社したのが遅かったのにそそくさと帰宅・・・。さっそくnanoVNAで測定してみます。入出力インピーダンスマッチングはLCで合わせた上で取りたい所ですが、仕様がちょっとわかりません。多分1kΩくらいだとは思いますが、我慢出来ないので、とりあえず測ってみます。

インピーダンスが合っていないので特有のツンツンが見えていますが、BWは±3kHzほど。SSB用かな?と思いましたが、ちょっと広めのAM用っぽい雰囲気です。ツンツンの数から見ると6ポール?さすがクリスタルフィルタだけあって、ガッツリな垂下特性です。

キレイな特性の様ですので、今週末にもう言う一度真面目に測定をしてみようかと思います。

 

 

 

さて、今回は4個も頂いてしまったので、リグ4台作れちゃいます。

便利なICが沢山ある今の時代に、PLL回路をバラ組みして作ってみると言うのも面白いかも。と思った一日でした。

 

 


feed 雪と強風の中で@ミツモチ山(1246mH) (2021/10/23 19:44:37)

那須方面は紅葉が始まっていると思います。以前トップシーズンに行ってえらい目にあったので、今日はもうちょっと南の山を散歩することにしました。

 

山に沿った超超低い虹がかかってました

 

紅葉はまだまだの山なので、登山者も少なくノンビリと登ります。

 

麓でも「(天気図で予想したよりも)今日は風が強いなぁ」と思っていましたが、登るに従って雨と風が強くなっていきました。

 

山頂に着いた時には、雨は雪に変わり、風は暴風に変わっていました。

CBもチャレンジしてみましたが、アンテナが煽られ しかも上手く喋れません。

 

体感気温も低く、だいぶ寒くなってしまったので 早々と下山しました。

帰宅後に風の予報をみてみましたが、上空はちょっと強めだった様です。

 

■QSO

(CB)

みなみたまFN533

しずおかAL330

つくばGT38

みとKM531

さいたまBB85

 

(LCR)

つくばGT38

みとKM531

 

(DCR)

きょうとKP127/1

とうきょうMO63

 

 

一旦帰宅した後、今度は方向転換、一路茨城県へ。

向かったのは 今一番新しい”道の駅かさま”。

到着したのは夕方でしたが、駐車場は満車。多くの人でごった返していました。

再び魅力度ランキング最下位となった茨城県ですが、全くそんな事は無いと思ってます。

我が家の県外外出先ナンバー1は茨城県。おまけで言えば、3週連続の茨城県なのでした。


feed 【新技適CB的お話】ミキサーにクリスタルフィルタ追加 (2021/10/19 19:42:00)

■近傍の対策として

前回からの続きです。

違法局に対する選択度を確保するためにクリスタルフィルタを使います。ここは、つい高価なフィルタを使いたくなりますが、汎用品で意外と十分なものです。(お財布事情もあるhi)

また、バラで組まず、2ポールや4ポールの比較的入手が容易でかつ安価なクリスタルフィルタがありますので、それを用いることでキレイな特性を得ることが出来ます。

 

▲こんなんで、良く動いてるなぁ・・・。クリスタルの様なものが追加したフィルタ

 

また、ICの入力だけでは無く出力もハイインピーダンスです。

出力はフィルタ素子がそのまま接続出来るのは想定された使い方かはわかりませんが、好都合です。

 

▲出力インピーダンスは1.5kΩ。クリスタルフィルタとほぼマッチングが取れる

 

 

■入出力特性

クリスタルフィルタを追加した時の入出力特性を測ってみました。

クリスタルフィルタから後ろはスペアナ直のLo-Z受けです。整合をしていないので、ガツンと引っ張られてしまって落ちてしまっています。実際にはクソの役にも立たないデータではありますが、localの注入レベルとの関係は分かります。

▲localのレベルが-10dBmほどでほぼ飽和する。

 

取得したデータを見ると、localの注入レベルを10dB下げると変換利得も10dB下がる事が分かりました。

この10dB近くの低下はちょっと勿体無いです。漏れスプリアスとの兼ね合いですが、出力が歪むギリギリレベルで注入するのも良いのかもしれません。

 

ただ、ちょっとGoogle先生に聞いて見た所、 参考になる記事 を見つけました(JA9TTT-OM:トラ技でいつも大変お世話になってます)。これを見ると-20dBm程度がいいところの様です。


▲一定の注入レベルを超えると、一気に歪む

 

 


feed 【新技適CB的お話】ギルバートセルミキサ (2021/10/18 19:30:00)

■ミキサー回路

アマチュア無線の自作機でも使っているSA602などに代表されるギルバートセル。変換利得も得られ、ローカルの漏れも低減出来ることから、高感度を求めながらも漏れで苦労しがちなCBにも適用出来るだろうと、以前から考えていました。また、7L4WVU-OMの自作ハンディーでも使われています。

 

今回使ったICの変換利得は17dBほど、立派なプリアンプ並みの利得です。

 

多分ですが、SR-01もプリ無しでBPF→ミキサーになっている所を見ると、恐らくこの変換利得を増幅器代わりにして実現したと思われます。

▲超バラックでのテスト。部品点数が少なく、きれいな特性が実現出来るのがICの良いところ

 

 

■変換利得

回路構成は、入力はhigh-Zの作動入力、ローカルと出力はCカップリングのlo-Z。

まずは、基本的なCB機の周波数でざっと様子を見てみると

IN   :-110dBm @27.144MHz

local :0dBm @16.449MHz

OUT :-95dBm @10.695MHz

∴conversion gain :15dB

となり、マズマズなのがわかります。

ただ、実際に使うにはこのlocalレベルは高過ぎますし、出力の歪みも大きいです。実用レベルは-20dBmくらいの様です。

それを意識してlocalを試しに-10dBmにすると変換利得は11dBと少し下がりました。

時間があるときに、IN-OUT特性でも測定してみようと思います。

 

WVU-OMのリグでは2SK439の1段で押しているので利得が不足する可能性がありますが、一方でフロントエンドとミキサーにAGCを戻していないので、近接やバリバリコンディションの時には不安が残ります。

(ハンディー機ですので、小型化最優先の割り切りだと思います)SR-01の様にミキサー直受けするならば、BPFのロスと、後段のクリスタルフィルタの結合損失を出来るだけ小さくすることで、フロントエンド(プリ)の削除は実現出来るんじゃないかな?と踏んでます。

 

 

■デメリット

ギルバートセルは変換器自体に利得があるのは良いのですが、一方で利得があり過ぎるのが欠点とも言えます。その電圧利得が有るゆえに過剰な入力に対しては飽和してしまい、出力が歪んでしまいます。要はダイナミックレンジが狭いんですよね・・・。

▲▼飽和が始まると、一気に子どもたちが増えてくる。

localの漏れレベルが高いのは、local注入をミノムシクリップで入れたことによる相互インダクタンス結合。同軸で注入すれば、-40~-50dB程度の分離度は取れる

 

ざっと見てみましたが、IN:-60dBm、local:-20dBm程度がいいところな気がしますが、対策として外から無理やりゲインを落とし(AGC)、さらに出力側にクリスタルフィルタを入れてみる予定です。

 

 

 


feed 【新技適的お話】BPF通過損失 (2021/10/13 22:25:50)

昨日アップしたBPF。通過損失が大き過ぎたのですが、本日確認の為、再測定してみました。

 

調整も含めて、通過ロスは-5~-6dB程度と、ほぼ当初の目論見通りになりました。

 

前回は、スカート特性が変だったので(落ちすぎ)CALがうまく行ってなかったのかも。

 

 

今回のフィルタは、結合コンデンサの容量をもう少し見直しして、帯域と損失の着地点を見つけようと思いますが、せっかくチャンネルに合わせて同調点をずらすならば、BWがもっと狭く無いと意味ない(=自己満足)かな・・・?


feed 【新技適CB的お話】アクティブBPF…失敗かな? (2021/10/12 19:30:00)
次のCB機(ICB-770ベース)をどうしようか”未だに”迷っているのですが、再び「(改造では無く)新規回路設計」のターンに入ってしまいました。
先日、親父の手術中に7-8割の設計は完了しておりましたが、新規回路なので基礎実験を踏まえた各部のテストは必要と思ってます。
今日は、一番簡単なアクティブ型のBPF(というのも変な言い方ですが)から実験してみました。
 
 
■フロントエンドの前
無線機を作るときにいつも悩むのがフロントエンド。Gainから始まりNFやIMなど あっちを取ればこっちが立たずの事が沢山あります。しずおかDD23局が作られているリグもJ310(J301は誤記?)のGG構成をされている所を拝見すると、CBにとってここが肝で有ることは良く分かります。
▲RFワールドNo49より「NASA7208DXブロック図」
 
まずはフロントエンドを頑張らないと、いくら後段で 高級なクリスタルフィルタ を使っても混変調妨害は取り切れるものはありませんから・・・。
 
という事で、考えたのはナロー型のBPFをフロントエンド前に入れてやろうと考えました。
 
 
■構成
ベースとなるフィルタは至って簡単な複同調型。ロスが大きいのであまり好きでは無いですが、再現性の高さとコストから選択しました。
これの同調点をマイコンを使って、「選択したチャンネルに合わせ同調点を変化させていく」ものを作ります。
 
 
■フィルタ特性
基礎実験なので、ちょん付で作りました。
それぞれの同調回路部をざっくり調整し、かなり小さめの結合コンデンサで結びます。これでロスは大きいものの帯域幅が狭いフィルタになるはずです。
▲結果的にはこんな感じ。チャンネルに追従して特性が変化します。
 
定数の調整はしていないので、同調点が予定よりも高めに行っちゃいました。
それは良いとして、気になるのはロス。ちょっとこれはロスり過ぎです。7mm角のAZコイルを使った複同調なので、通過損失はせいぜい6dBくらいが許容範囲な気がします。多分どっかで何かが起きているんでしょう。
 
まっ、とりあえず雰囲気は分かったので、これは一旦”放置”だな(笑)
 
 

feed SR-01を飛ばすセッティングのプチ実験 (2021/10/10 22:08:57)

■ワクチン接種2回目、いや酷かった・・・

先日月曜日、午後3時に2回目となる新型コロナ感染症予防ワクチンを接種しました。全力で接種はしたかったものの、接種券がなかなか届かなかったり、予約がすぐに埋まって取れなかったりとで、ようやく迎えた2回目接種でした。

接種から12時間経った夜中、就寝直後にものすごく苦しくなり、悪寒を通り越した熱性痙攣の様な状態で目が冷めました。熱は何度測っても40℃弱をウロウロ、明らかに普通じゃない状態です。

もうそこからは地獄です。解熱剤が全く効かない状態で、食事はもちろん、ゼリーや水分すら摂れない状態が続きました。そこから約12時間後、急激に症状が緩和され熱も38℃を切るようになり、ほぼ”風邪”状態。最後の数日間は波のある頭痛が残ったものの、ようやく副反応からは解放されたのでした。

 

ワクチン接種には全く異論がないものの、これだけの副反応が出てしまうと3回目は躊躇してしまいそうです。その頃には大変だった2回目副反応のことを忘れている事を願います。

 

 

■元、栃木在住局より

ここからは無事副反応が明けた週末のお話です。

全国魅力度ランキング、私の尽力により去年最下位だったランキングから大きく順位を回復出来ましたhi。そんな栃木県に以前住んでいて、今は地元へ戻られたローカル局さんから頂きものをしました。

今年も、ごちそうさまです。

 

 

■アイボールついでに、実験

上記のいただき物をまとめて頂く都合、久しぶりにローカル局とEB。何だかんだと積もる話を沢山しましたが、話の流れでちょっと実験することにしました。

テーマはSR-01の飛ばし方(スタートはリグ台とカウンターポイズでしたが・・・)

 

本格的に01を使われている方はリグ台の上で使われていると思います。そのリグ台の効果や、カウンターポイズの効果、また、そのカウンターポイズの張り方でどのくらい飛びが変わるのか?将又、最適な状態とは?というのを理論だけでは無く「測定実験」で見てもらう事にしました。

 

▼よく有るカメラの三脚に導電性の板を乗せた物。この板にカウンターポイズをリグに非接触状態で接続する。板もアルミ製やステン、銅箔テープを貼ったもの等々、様々な”妄想?”の元に作られたパターンがある。

 

▼面白いのが使う三脚・右のものはカウンターポイズが有ってもなくてもほとんど変わらないとの噂。これは測定してびっくり、確かにほとんど変化しない。左は私がカメラ用に使っている三脚。これは露骨に変化する。

 

▼色んな意味で安心感のある車のルーフ上。ほとんどがこのパターンで、「SR-01最強伝説」はこのスタイルで生まれたと思われる。

 

今日は思いつきの実験でしたので、測定ツールは私の車の中にあったもので実施し、データや説明のための写真を残すことはできませんでしたが、実際にアンテナからどのくらいの高周波電流が輻射されていて、状態によってガラガラ値が変化する状態は、多分目に見えて分かったんじゃないかなぁと思います。

 

そのうち、定量的データを測定し、まとめたいと思います。


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