無線ブログ集
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明日日曜日は天気が崩れるとの事で、予定が詰まっているも無理してでも登っておくか?と、地元の低山へ登る事にしました。
低山と言っても一応「宇都宮市最高峰」の古賀志山。久し振りに登る気がします。
コースはちょっと危な目をチョイス。
予想はしていましたが、この暖かさとコロナによる自粛疲れから来る山の混雑はなかなかのもので、駐車場はいっぱいです。「こりゃ登山道は混むなぁ〜」と見越して、殆ど利用されないコースで目指しました。
威勢良く飛び出したものの、在宅勤務と自粛による影響は確実に出ていて、ペースを上げたい気持ちとは裏腹に、全く身体がついて来ません。
とりあえず安全第一を理由に着実に登り、混み合っているはずの山頂からは少しだけ離れたポイントで運用する事にしました。
ワッチを開始するもノイズが高く、各局の声は聞こえるもQSO出来る感じではありません。
元々古賀志山はノイズが高めではありますが、時期的なノイズも重なってしまいました。
そんなコンディションではありましたが、今日の運用でも、CBやLCRで170kmほどのQSOがあっさり出来てしまうのが、この山の捨てがたい所なんですよね…。
■QSO
(CB)
ちばBG92/1 二ツ山
みとKM531/1 涸沼
とっとりU42/1 筑波山(男体山)
(LCR)
ちばBG92
とちぎJJ69/1 霧降高原
(DCR)
いばらきSO47
みとKM531

再び実家です。
今回の修理依頼は、こちら。

なんだか、「真夜中のミッドナイト」みたいなタイトルですが(笑)、とても小さいと言うのを強調したくなるくらいのアンテナを作って遊んでます、と言うお話です。
■住宅地で使えるアンテナが欲しい
「コロナの影響でコンテスト参加者が増えた」なんて記事もあるようですが、例に漏れず私もある意味その一人。在宅勤務がちょろちょろ出来るので、お昼休みに波を出すのが楽しみになっています。
お昼休みの貴重な時間を楽しむ為にはHFが欠かせないので、
・出来るだけマルチバンドで有ること
・それなりに飛ぶこと
・ノイズが低い事
が重要です。
フルサイズのモノバンドダイポールや、進行波アンテナ、1:9UN-UN+チューナー等の自作アンテナを使っていますが、住宅地特有のノイズが高いのが欠点です。
ではノイズの低いアンテナと言うと、”Qが高い磁界アンテナか?”と言うことで、かなり久しぶりにMLAに取り組んで見る事にしました。
■面倒な構造をやめてみる
磁界アンテナと言えば小暮先生。アンテナ基礎を先生の本でとりあえず復習します。トロ活は、コアを使うときの参考データの確認用です。
更によくあるループアンテナの構造は作るのが面倒なので、GAWANT的な発想を追加した仕組みを考えてみます。
エアトリマが無いので、在庫しているポリバリコンを使います。目標バンドは7MHz~50MHzにしたいので、2連バリコンでは無くシングルの容量が大きいものを”とりあえず”選びました。
手持ちのバリコン容量とターゲット周波数から必要なインダクタンスを求め、コアに巻いていきます。そもそもポリバリコンを用いているのでQRPp限定、コアも小さなものでまずは作ってみました。
エレメントは太めにしたいので5D-2Vを。
更にループアンテナらしくしたいので、息子達が小さい頃に遊んだフラフープを物置から引っ張り出して固定しました。
■とりあえず同調範囲を見てみた
測定するにも、ループを保持する手が足りない事に気づいたので、ループアンテナ自体は床上にベタ置きし、nanoVNAで測定してみました。
同調が合うと、ストンと落ちます。同調点以外はSWRは10以上とQが高いので、期待感は高いです。
ただ、残念ながら7MHzと50MHzはちょっときつく、完全実用になるのは9MHz~45MHzです。7MHzで落ちなかった理由は、ループサイズがちょっと小さすぎなのかもしれません。
■とりあえず無線機に繋いでみた
今回のアンテナはカーテンレールにぶら下げ、50cm程の短い同軸ケーブルで無線機と接続してみました。
とりあえず誰かしら聞こえてきそうな14MHzでテストです。リグでのSWRをみてみるとこんな感じ。
受信時のノイズ感は、家の中のノイズの方が高いにも関わらず外のフルサイズDPよりも低いのですが、それがアンテナゲインが低くてそうなっているのか?は、ちょっと不明です。
あとはここで、どなたかのお声が聞こえてくれば比較検証出来たのですが、残念ながらどのアンテナでも聞こえてくることはありませんでした。
このアンテナは、近傍に強力な磁界を形成するとの話ですが、同軸ケーブルにも重畳し輻射するようなので、給電線も含めて確認はしないとダメそうではあります。
とは言え、同軸ケーブルに触れてみたりしましたが大きく値が変わることも無かったので、コモンモード的動作はしてなさそうな雰囲気はありました。
何れにせよ、実験して遊ぶには、この”小さなスモールループ”は面白そうではあります。

東日本大震災から今日で10年。
犠牲になられた全ての方々に対し、改めてご冥福をお祈り致します。
10年前には無かった暖かく、穏やかな今日を過ごせていることに感謝です。
■こえ~
ICB-87Rの技適化でお預かりするリグの中で、時々あるのがコレ。
持ち上げただけで、ロッドアンテナの先端がシュルっと伸びてしまいます。アクティブに使われている方ほど出やすい事象かと思いますが、まぁとにかく自分の預かり知らぬうちに曲がりやすいアンテナが伸びるのは、恐怖以外なにものでもありません。
とりあえず、マスキングテープで飛び出さないように固定しておくのが精一杯です。
■マスキングーテープも耐久性に難あり
当たり前ですが、マスキングテープの繰り返し性はそうそうあるものではありません。
じゃあ、ということで作ってみました。
3Dプリンタで作ったキャップです。
装着すると、こんな感じ。
ということで、大した話では無いですが、ロッドアンテナが勝手に伸びること程怖いことはありませんので、防いでみた話でした。

25年以上
先日、実家に帰ってみると、リビングに何か違和感がありました。あれ?と思い上を見ると4本ある部屋の照明の蛍光灯が1つ消えています。
蛍光灯自体は前回帰省したタイミングでまるっと交換したはず…不良品だったか?と、蛍光灯を入れ替えてみたところ、点きません。
どうやらインバータが壊れた様です。
開けてみよう
調べてみる
交換し、終了

最近ブログもサボりがち、手軽なTwitterへ逃げてしまっている感はありますが、元々Twitterは苦手なので・・・(汗)
さて、何も広がらない前振りはここまでにして本題です。
■何故か右だけ
まもなく8万kmを迎えるDJデミオ。ここのところは特段大きな不具合も無く、リコール対応済みの”勲章”だけが増えてます(笑)
そんなデミオですが、以前から引きずっているのが右フォグランプだけ起きる水入りです。
以前にもガッツリ入ってしまい無償ASSY交換をしてもらったのですが、再発してます。内部にはリフレクターのネジ固定部が下部にあり、それが水入りによって腐食してしまうため、長時間の放置はあまり良くありません。
■外してみる
このフォグランプ、タイヤハウスからアクセスしたいのですが、ちょうど裏側にはウォッシャータンクがあるためアクセスは良くありません。バンパーを外さず手抜きでやるには少々コツが必要だったりします。
で、外したのがコレ。しっかりチャプンと溜まってます。
コレをよく見ると、バルブの口金部の下の方に侵水痕が見られます。
器用にも下部から毛細現象で入り込んでいるようです。あらら。
■水の除去
ガラス部分はシールされているので、まずはキムワイプを突っ込んで水気をひたすら拭き取ります。
その後は、エアブローをし、隙間に残った水を追い出し、もう一度拭き取りをします。最後に天日干しをして内部を良く乾燥させます。
*キチャナイ・・・
■シール強化
パッキンの当たりが少し悪いようですので、ラバーグリスを塗布し隙間を完全に埋める様にしてみました。
さらに、気持ちの問題ですが、ライト上部にあるベントプラグ(エルボ型のホースのような通気弁)を逆向きにし、更により下向きになるように差し替えてみました。
アンダーカバーのお陰で、水をわんさか浴びる様なことにはなっていないのですが・・・おまじないみたいなものです。
最後に組み付けて終わりです。
■様子見いろいろ
今回、ライトを直すためにエアコンプレッサーを引っ張り出したので、ついでにEGRバルブやインマニの清掃も行いました。
これらはDPFを通る前の排ガスが通るので、カーボンがたっぷりです。EGR側は温度が高いのでサラサラカーボンですが、インマニに入った途端ベトベトになります。特にすっ飛ばして走らない方は10万kmを迎える前にインマニ側が詰まってしまうかもしれませんね。
そういう意味でも乗り手を選ぶ車なのかな?とは、未だに思います。
さて、フォグランプ、直ってくれよ~



CB無線ではアマチュア無線と違い、簡単にアンテナマッチング状態を確認することが出来ません。
「このセッティングで本当に良い状態になっているのか?」と不安になったりすることはありませんでしょうか?
無論、私も例に漏れず気になってしまい、手間をかけて測定をしています。ただ、正直 クソ面倒ではあります・・・
今日は、そんなCB機のアンテナマッチングのお話です。
■どうやってベストセッティングを出すのか?野良的チャレンジ方法
良く言われるのはアース。アマチュア無線の2級以上の試験では接地抵抗と放射効率が出題されますので、知っている方も多いかと思いますが、アースが直接取れないCB無線では、擬似的なアースを取ることで接地抵抗が下がり、放射効率を上げられるのは良く知られています。
ただ、接地抵抗を下げただけでは、 アンテナ系と終段回路とのマッチングが取れているわけではありません。
では、受信時にSが一番振れる状態がベストか?と言うと、受信時は送信時の”電力出し”とは違い、”電圧受け”となりますので、どちらかといえばアンテナインピーダンスが高いほうが有利だったりします。
つまりは、 「受信Sベスト≠送信ベスト」(受信が良くても飛ぶ条件とは限らない) なんですね・・・。
だから困るんです。
じゃぁ、電界強度計で測ればいいじゃん、とも思いますが、一般的に用いる電界強度計の針が確認できる距離はせいぜい1m程度。
逆に、理論上近似的に平面波として扱える距離は、R(m)>2(D+d)^2 / λ (*1)なんて式で求め、結構な距離を離さなければなりませんが、実際には大地反射の影響でハイトパターンも出てきてどんどんややこしくなってきます。
*1:測定ANTのセンターとエッジでの伝搬長差がλ/16以下の時に適用可
要は、電界強度計ではどのくらい離れてどの高さで測れば実際のQSO時と合ってくるのか・・?、”ドツボにハマる”と言うやつです。
■もっと簡単に見たい
アマチュア無線機の様にSWR計でも付いていてくれればまだしも、CB機にはそんなものはありません。アマチュア無線機のSWR機能に限りなく近い計器を?と考えたのがこれ。
ようわからんと思いますが、LEDが一発付いています。
■実際にやってみた(原理実験)
使い方は簡単です。アンテナの根本らへんに”ぱっちん”し、ひたすら LEDが一番明るくなる状態を作る だけ。
まずは、アンテナを縮めてマッチングの悪い状態・・・LED消灯
次は完全に伸ばした状態・・・LEDが明るく点灯
単純にこれだけですが、アンテナを伸ばすに伴い LEDはどんどん明るくなっていきます。
マッチング状態に比例している動きです。
■材料と作り方
・ぱっちんコア
・ビニール線
・LED
・収縮チューブ
以上。
作り方は、ぱっちんコアにビニール線を数ターン巻いて、そのビニール線の先にLEDをはんだ付けして終りです。
まだ検証はしてませんが、LEDのVfは少し高めの方がフィールドで確認する時に輝度が上がり、かつ微妙な輝度明暗差が出やすいと思われます。
■もちろん検証が必要
これは、今取り組んでいるICB-770の技適機に組み込もうかと検討中のQRPマッチング計を作っている今さっき、ふと気づいたアイディアです。
ですので、フィールドではテストをしておらず、あくまでも原理実験のみです。
恐らく、最後は微妙な明るさの違いを追い込んで行く為に、巻数だったりLEDを再考する必要があると思います。
とは言え、簡単に送信ベストの状態を作り込むチェッカーとしては有用なのかな?と思いました。
これを使うことで、ハンディー機であれば握り方、ポーダブル機であれば外部電源BOXの置き方などの違いでどうなるのか?が分かったりすると思います。
(編集後記)
実はこのアイディア、NCB-8で起きた不具合検証を行うツールとして思いついたものです。
今はコロナ禍で大変ですが「ピンチはチャンス」、こんな時こそアイディアは生まれるんだと感じました。

タイトルは車になってますが、無線のお話です。車の話と思われた方は、ブラウザ戻るボタンをお薦めします。(車ネタの方が本職だったりしなくもないですが…)
