無線ブログ集
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■修理依頼
今日は、自宅に忘れていった嫁さんの財布を届けに行く事からスタートしました。
無事届けた後、単にトンボ返りは勿体無いので、そのまま鬼怒川河川敷へ運用することに。とは言え、昨日とは違いコンディションがかなり渋め。
アマチュア無線に出てみたり、ドローンを飛ばしたりしている内にローカル局が到着し、修理をまたまた依頼されました。
預かったのはプリアンプやらマイクやら、リグやら・・・。
AMECOのプリアンプは、「時々動く」と言う、接触不良な感じとのことでしたが、確認してみるとプリセレで選択するバンドによっては全く使えない所もあります。
原因はロータリーSW。樹脂プレートが入っていて反ってしまっていたり、接点が曲がったりして、接触しなくなった様です。
念の為にロータリーSWの半田も上げ直しましたが、このSWの端子メッキも古いので、これまた悪く半田がキチンと上がってくれません。端子メッキを削り半田を上げ直すことで直ってくれました。
ヨシヨシと思い、今度はゲインの確認・・・。なんと20dB以上のマイナスゲインです。ATTとしては立派ですね(笑)。
使っていた部品は、缶タイプのデュアルゲートFET。ディスクリートのデュアルゲートなんて懐かしい・・・。最後に使ったのは何年も前に作った10mのリグが最後だった気がします。
こちらは代替含め在庫部品が無いので、致し方なく”プリセレ付きATT”として返却となりました。
お次は、MFJのプリセレプリアンプ。
これは「電源が入らない」との事でしたが、見た瞬間「もしや?」と。
原因はコレ。2.5φのミニプラグを電源コネクタとして使っていますが、ジャック側の中の端子がフラフラになって接触しておりませんでした。
こちらは電源を直に接続し終了。
ゲインもIC-705のOVFがつきっぱなしになる程あり余っていました。
最後はこちら。
10m機?ですが、波が出ないとの事。パワー計を接続すると正常にRF出力が出ているので、周波数カウンタで確認すると・・・・。
はい、オフバンドで波が出てました・・・。しかも皆んな大好き4ch(27.005MHz)は親石が一個だけ抜けていて出ないと言うどうしようも無いやつでした。
こちらは、アマ機では無いので そのまま返却となりました。
■ノイズキャンセラ カップリングアンテナ
今日も長い前置きでしたが、実験の続きもちょっぴりやりました。
昨日までは、ノイズキャンセル用の輻射アンテナにロッドアンテナを接続していましたが、いかんせん、「大きい」「(場所を決めても)すぐズレる」事から、この面倒くささをどうにかするのが課題でした。
カップリングアンテナは磁界型にするか電界型にするか迷いましたが、リグ本体のアンテナ系は電界系なのでインダクタンスは小さいはず。となると相互インダクタンスによる結合はかなり疎になってしまうので、電界型にすることにしました。
ただ、電界型はどうしても大きめになってしまうので、サイズを小さくするためにLC共振型のアンテナにしてみました。
見てくれはこんな感じ。GAWANTのケースくらいのイメージです。
実際に同調させ、この小さな”輻射器”をリグの上へ置きます。そしてSGでレベルを下げて注入し、フィールドでのノイズを想定しS3くらいに振れるようなレベルを確認すると、-100dBm程度の注入で十分そうです。
■全体像
今回のキャンセラの外形寸法としては、このケースより一回りくらい大きなケース(と言っても十分小さいとは思う)に収めたいなぁと思っています。
見た目はシンプルに、電源SW兼用の位相調整ボリューム一つだけ。
と言っても、そのサイズの中に、電池はもちろん、発振を防ぐためにアンプ部にはシールドを組まなければなりません。もちろん、ノイズ輻射用のアンテナまでシールドしてはまずいので、全体を金属ケースにするわけにもいかずです。
ということで、回路を含めた原理的な実験と入出力ANTの仕様はほぼ決まったので、フェーズ1としては完了です。
後は試作とは言え、センスよく作れるかどうか?私にとってはある意味一番高いハードルだったりします。

■やっぱりそう簡単にはいかない
連休直前から始めた「汎用型ノイズキャンセラ」の開発。発想はもちろん”しずおかDD3局”のリグです。過去アマチュア無線ではバラック状態のものを作って実験したことがありますが、それっきり。
原理的には昔から存在しており、逆位相の波源を発し、それで打ち消し合うもので、それこそオーディオや車の静粛性を向上させるために使われている汎用技術です。
ただ、RFは音と異なり偏波面によりアンテナで受けたときのレベルが異なります。また、特にアマチュア無線と異なり主要波を受ける”メインアンテナ”とノイズを受ける”ノイズアンテナ”が近くに置かざる得ないため、ノイズを消そうとすると肝心な信号波まで消えてしまうと言う、CBならではの課題があります。
更に単純に位相だけいじれば良い訳では無いので、これまたスコンとノイズが消えるわけでも無いのが、このキャンセラの難しい所でもあります。
実際に、メインアンテナとノイズアンテナを近傍にすれば、アンテナ間の位相ズレは殆ど起きないと考え、完璧な(笑)逆位相アンプを作って試してみたものの、これまた上手くいかなかったのです。
■ガリガリ回す
超完璧なまでに逆位相となる回路にしてみたのですが、上手くいかなかったので、諦めてガッツリ(位相が)回る位相調整回路を追加しました。
正直、この時点でコンセプトから外れ始めました。
このキャンセラのコンセプトは「とにかく難しくしない」です。位相やゲイン、各アンテナを細かく調整しなければならないのを排除し、小林製薬の消臭源ばりに「リグ近くに置くだけ」を目指したのですが、早くも脱落です。
まぁこうなったらガタガタ言わず、基礎実験として続行です。
で、位相を調整式にしたことで、かなりノイズが落ちる事が分かりました。色々な波源ケースを試して見ましたが、位相回転角はマチマチ。調整式は避けられそうになさそうです。
■ノイズアンテナとリグカップリングアンテナ
やっていてわかったのがもう一つ、ノイズアンテナがかなり肝っぽい事。
アンテナをノイズ源直上に置いたり離してみたりとやっていますが、離れた時はそこそこの利得が必要そうです。
また、指向性も大事なのでループアンテナも試してみました、こちらは完全に利得不足。インピーダンス・マッチングも取らなければならないことから採用は一旦見送りにしました。
で、試したのはコレ。同調調整式の電圧給電アンテナ。FT-818NDに使っていた7MHz~50MHzまで使える自作品です。
これならば、現場での利得調整がロッドアンテナ長で出来る事になります。
もう一つキーなのが、カップリングアンテナ。
リグに内蔵すること無く、色んなリグと組み合わせて使える様にするために、非接触で逆位相のノイズをリグへ注入するためのアンテナです。
現時点では、IC-R30の付属アンテナを使っていますが、リグとの結合があまり良くないみたいです。リグのアンテナとノイズアンテナのS21を測ってみれば一発ですが、相当”疎”なのは確かです。
もっと小型で結合係数の高いアンテナを考えないといけませんが、こちらも同調型にすることで改善出来ると思います。後は、電界にするか磁界にするか・・・。
■あと少し
秋葉原に行けなくなって、もうどれくらい経つでしょうか?もう何年も行ってない気がします。今日もまた緊急事態宣言が延長になると発表されてしまいました。しばらく秋葉原へ行っていない分、部品の在庫がちらほらと底を付き始めました。ここから先、完成まではすぐではあるのですが、微妙に部品が足りなかったり、ケースが無かったり、コネクタがなかったりと、そんな理由でちゃんとした形になるまでは もう少しかかってしまいそうなのでした。

■GW開け
今日は平日。
私だけがまだ連休中なので、朝は早くから家族全員が家から居なくなってしまいました。掃除洗濯その他諸々を全て終わらせても8時前、銀行に所用があったものの流石に営業時間前、「さぁて何しよう」モードです。これも良いような悪いような・・・。
■所用が開けた暁には
銀行も4つまわり、窓口での手続きも一番乗りで終了。それでもまだ9時前です。天気予報が変わり明日の天気からは雨マークが無くなったので、車いじりの用事は明日に回すことにしました。
となると、珍しくEs狙いで鬼怒川河川敷へ。
■到着してすぐ
気がつけば、Es狙いで運用するのは今年初めてかもしれません。「どんなもんかな?」と電源を入れた瞬間ガツンと入感してきました。Esと相性の悪い栃木県央では珍しい状況です。
慌てて声を出し、立て続けに4局とQSO。しばらく間を開け、お昼前までに合計10局とQSOすることが出来ました。
あとは、アマチュア無線のハイバンドもちょっくら顔出し。ただ、こちらはモードを変えても不思議と誰も聞こえてこず。アマチュア無線のほうがパワーもアンテナも恵まれているのにCBの方がよっぽど繋がるこの不思議。
それこそ、20年くらい前は殆ど繋がらなかったもんなんですけどね~。
(11m-QSO)
みやざきAL101
かごしまMH37
かごしまMT21
おきなわDG58
やまぐちSV221
くまもとIA52
やまぐちSH33
くまもとDH304
いわてB73
かごしまMT21(2回目)

■マツダな話
昨日はバッチリOADを楽しめた事ですし、今日は雨も降ってきた事から大人しく?過ごすことにしました。
と言っても、一日中家に籠もっているのは苦手な性分。密を避けてのドライブへ出かけて来ました。
車は、ここの所不調なDJデミオ。
実は先日、インジェクター(とEXバルブスプリング)の交換をDへお願いし、換装が決定しました。そんな絶不調中のDJデミオの走行ログデータ取得の為に、ちょっとだけ長距離を走ります。
嫁さんの乗り方を見ていると決して低い加速度では無いと思うのですが、ノズル先端にはガッツリとデポジットが付着してしまい焼き切れない様です。
バラしては無いので多分ですが、最近のマツダクリーンディーゼル車のインジェクターは、デポジットが付着しても噴霧状態に影響しにくい”延命形状”になっているのでは無いでしょうか?
↓”ハニー”なキリ番
■ドライブの先に
天気がいまいちな中、向かったのはひたちなか市。
山の上と同じで、スケールの大きなものを見ると何だか落ち着きます。
で、雨が振り始めるちょっと前にCBを。
(CB-QSO) ・・・ NCB-8にて
ねやがわCZ18/3
ひょうごCY15
えひめCA34
Esシーズンも本番突入でしょうか?今年は調子が良いような気がします。
■構想
長い前置きでしたが、ここから本題です。
この連休で取り組み始めているのが、汎用型ノイズキャンセラ。
これは、リグ自体に組み込むのでは無く、どのCB機にも使える様な汎用型が出来ないか?と実験を始めたものになります。
原理としては単純で、ノイズだけを増幅し反転した信号をリグ近くで輻射させ、付近で発生している耳障りなノイズを打ち消そうと言うものです。
市販されているノイズキャンセラは、アンテナラインに直接混合させて打ち消しますが、CB機は分解改造が出来ないのでこの機能を後付することが出来ません。そこで考えたのが、この無改造型(汎用型)のノイズキャンセラです。
発想自体は、市販されているオーディオヘッドフォンやイヤフォンと同じです。
■実際に組んでみた
アンプはNF2dB程度のLNA、ゲインは30dBほどにしてみました。このアンプを失敗するとノイズキャンセルどころか、ノイズ加算をしてしまいます。また、アマチュア無線機と異なり、選択度が著しく低いCB機に合わせてブロードにするのもポイントかと考えました。
で、いきなりのフィールドテストです。
結果は、上手くいっているのか失敗なのかよくわからず・・・。
S5くらいのノイズがS2-3程度に落ちる事もあるのですが、それがロスなのかキャンセルなのかがわからないのです。
こりゃシンプルな信号でやらないとわからないと思い、ソースを注入して確認してみることにしました。
すると、フェーズが180度回転するように設計したつもりが、随分半端な所で止まってます。どうやらこれが原因の一つの様です。
で、改めて回路構成から見直したのがこれ。
(上記の波形と異なり、LNAの後ろから入力信号を測定していますので、レベル感が異なる)
この感じだと、インパルス的なのノイズもレベルに応じ、綺麗に反転できそうな気がします。
さて、この汎用型ノイズキャンセラは果たして上手くいくのでしょうか?
上手くいけば、ある意味最強のノイズブランカになると思わなくも無い・・・。

■今日が本番
オンエアデー2日目の今日は、「昨日の天気は何だったんだ?」というような、絵に書いたの如く穏やか天候に恵まれました。これこそオンエアデーに相応しき本番の天気です。
連日コンディションが上がっているのでちょっぴり迷いましたが、QRBを延ばすチャンスでもありますので結局高い所へ登る事にしました。
■駐車場が密(満車)!
麓の交差点の時点で少し嫌な予感はしてましたが、普段は全く混むことの無い駐車場が全て埋まって順番待ちしてます。見渡して見ると、半分くらいでしょうか?他県ナンバーが目立ちます。
在宅勤務、オンライン授業で詰まり切った気持ちをブワーっとしたいでしょうね。今日の天気と見晴らしの具合を見れば、あの地獄の階段で汗をかいて気持ちがより晴れたのでは無いでしょうか?
↓木道から手を伸ばし、なんとか撮影。見頃を外してますが、十分綺麗。
■渋滞の先へ
観光客で渋滞している”地獄の階段”を登りきり、そこからは殆ど誰もいない高速道路状態の登山道を、遅れを挽回すべくハイペースで登っていきます。
眺望の良い尾根沿いは、よく飛ぶ丸山山頂を眼下に見ながら登っていく標高感も楽しめるのが、この山の良いところです。
山頂から少し下ったロケの良いところが、本日の運用ポイント。ここがまた良く飛んでくれます。
まずはCBからスタート。今回のオンエアデーにあわせ、超長持ちする外部電源のリチウムイオンバッテリーをバッチリ充電していたのですが、昨日と今日の運用ですっかり空に。「これ以上はやばいし、変調もだいぶぶっ壊れているだろうなぁ・・・」と思いつつも、よく飛ぶ状況が止められずズルズルと・・・。
自宅に帰ってきてびっくり。放電下限電圧をすっかり割り込んでいました(汗) ちょっと注意しながらの充電になりました。
■15時で下山
ここ最近、DCRは殆ど声を出すことがありませんでした、今日は思い切って出してみる事にしました。流石に高所ともあり、たくさんQSOをすることが出来ましたが、CBと異なり1st-QSOの多いこと多いこと。どんだけサボっていたか?と言うのを目の当たりにした日でもありました。
コロナ渦で制約された中で、しっかり楽しめた今回のオンエアデー。
後ろ髪を引かれるも陽がだいぶ落ちてきたこともあり、ダッシュで下山しGWオンエアデーを終えたのでした。
(QSO)
■CB
とちぎAK829
とちぎFB33
ふくおかOC68
とちぎMH44
とちぎKM15
とちぎMT82
ふくしまFB39
いたばしAY621
とうきょうHM160
つくば48
ちばKS165
さむかわSA326
ふくしまYS950
ちばKF728
とうきょうAT65
さいたまUG100
いばらきHT44
かながわZX9
つくばA3
とちぎRC845
ふくしまAB34
ふくしまME71
とちぎAZ525
ふくしまFD55
とちぎMH44
■特小
とうきょうAR705
さいたまAB553
さいたまFB500
いばらきSH135
いばらきYY24
いばらきNT23
さいたまCM167
つくば48
つちうらHT44
■DCR
かしまFC660
ぶんきょうRK708
さいたまTH426
ちばBS351
さいたまGT122
とちぎRC845
まえばしTM8873
かわごえAK61
さいたまGB940
とちぎSS21
かながわKI330
とうきょうXV510
とちぎMI321
さいたまST165
さいたまYR564
とうきょうAR705
とちぎMH44
とちぎYA306
■430MHz 1DV
7K1SZT

とりあえず帰ってきました。
今日のブログを簡単に言うと、「風が強すぎて無線どころでは無く、ただ山を歩いただけ」です。
遠くから見る分には、穏やかそうに見える山。まさかあんなに風が強いとは・・・。
駐車場についた時には、既にかなりの強風。「こりゃ無線どころじゃないなぁ」と思いながらもとりあえず登山開始しました。
ところが、登れば登るほど強くなる風。何度も引き返そうか迷いながらも到着し、一度はアンテナを延ばしたものの、あまりにも強すぎて運用は断念。広げかけたお店をそそくさと畳みに入りました。
すると、今度は強風の中、雪が降ってくるでは無いですか!もう ありゃりゃです。
この天気の良さに、春仕様の装備で登った方が多かった様ですが、だいぶ寒かったのでは無いでしょうか?
今日の目的は無線運用。朝からコンディションが開けていたようですが、特小やLCR含め 直接波でのQSOも楽しみたい所です。だいぶ下った所ではありますが、強風がマシな岩場を見つけ、今日はそこで短時間ながらも運用をし、下山したのでした。
それにしても、えらく不安定で荒れた天気が続きます・・・。
■QSO
(CB)
いばらきFC33
ぐんまXT59
かながわCE47
なごやAB449
いたばしAY621
とうきょうHY26
ぐんまAD17
さいたまAA773
さいたまBB85
さいたまTS105
とちぎSA41
ふくしまFD55/7
とうきょうAA909
さがみH11
ふくしまME71/7
さいたまKK007
ちばKS165
いばらきSO47
(LCR)
いばらきSO47

連休2日目。
朝から降り続く雨ゆえ”ぐだぐだモード”だった連休初日の昨日とは打って変わって非常に良い天気。加えて、我が家は7時過ぎには誰もいなくなる至極普通の平日ともあって、朝の家事をちゃっちゃと済ませ、久しぶりの日光中禅寺湖方面へ向かう事にしました。
今年は雪がそれなりに降ったものの、春先は暖かい日が続いたおかげで雪解けが進み、冬期通行止めだった道路は予定よりも早めの開通となりました。
例年ならGWになろうものなら混雑するので近づく事は無い日光中禅寺湖方面ですが、流石にこの状況下ではかなり空いています。この状況、一日も早く元に戻る事を願ってやみません。
さて、一方無線の方はと言うと、お昼くらいからでしょうか?沖縄県を皮切りに九州、山口県方面がかなり長時間開いていました。残念ながらQSOには至らなかったものの、「GWはコンディションが上がる」のは例年通りなのかもしれません。
■QSO
(CB)
さいたまAD966
ねやがわCZ18
つくばGT38
こがYU46
かわさきTC767
とうきょうTK205
とうきょうAI101
よこはまA29
あいちAC884
かわさきCH101
さいたまTS105
ぐんまAD17
とちぎKM15
しずおかDD23
とちぎSA41
ぶんまXT59
(LCR)
つくばCB400
よこはまAG47
(430MHz 1DV)
7L4FVZ
(29MHz FM)
JH1GJY

■新スプ規定適用延期の裏で
先日のブログでも書きましたが、新スプ規定の完全適用が期限を切らず延期になる可能性が非常に高くなりました。
ここで勘違いをしてはいけないのですが、他設備に迷惑を与えたらアウトなのはもちろん、 旧スプリアスの市民ラジオが他設備へ影響を与えることが頻発し、問題となるようになれば、市民ラジオ狙い撃ちで「強制切り替え」 なんて可能性だってゼロでは無いと思います。
そういう意味では、”簡易的”であっても旧スプリアスのリグのスプリアスをチェックしてもらうだけの価値はあるのでは無いでしょうか?
旧技適機を新技適機へ改造されている方も増えては来ている様ですが、一方で自作好きなアマ局やRF関連の仕事をされている方にチェックをお願いするのも、旧技適機を完全にぶっ壊れるまで使い続けられる法規にしておくためには必要だと思います。
■口は一つ、でも並べると。
NCB-8は、ご協力頂いている皆さんのお陰で大変勉強になっています。
ただ、単純なICB-87Rの技適化では無いので心配事はいつでも山積。使っていただいている方々はもちろん他のリグもお持ちですし、目の前に比べるものがあれば、当然比較検証は日常茶飯事、そしてその比較検証時の”評価基準”は、我々の考えた”良かれ”とは異なる点が出てきても当然です。
だからこそ、多くの方が使われているリグと比較すると言うのは素直に大事なことだと思ってます。
■と言うことで、行ってきました
見慣れたお山、筑波山です。この場所は人工ノイズやエンジン、HEV車ノイズを始め、関東一円が見渡せるFBロケーションです。今日はこの場所から素直な気持ちでテストを実施しました。
当たり前ですが、繋がる相手は測定器では無くフィールドに立った無線局。やっぱりこうやって表でテストすると、色々な事が改めて感じることが出来ます。
さて、これから何をどうするか考えないと・・・。
テストをお付き合い頂きました各局、ありがとうございました。
■QSO
(CB)
ねやがわCZ18/1 墨田区
とうきょうHM61/1 八王子市今熊山
さいたまDP36/1 黒山展望台
さいたまKK007/1 吉川市
さいたまAC119/1 狩場坂峠
みとKM531
さいたまAB553/1 越生町
よこはまMM21/1 墨田区
さいたまTS105/1 レイクタウン近く
かわごえAK61/1 黒山展望台
すいたIN046/ 埼玉県さいたま市?
いばらきSO47/1 筑波山
いたばしAY621/1 埼玉県
ちばBK61/1 流山市
ながのEN07/0 碓氷峠
ぐんまTK429/1 赤城山
みとBB501/1 筑波山の麓からちょっと行った所
ながのMA205/0 碓氷峠
(特小)
ちば4126/1 君津市鹿野山
(LCR)
とっとりU42/1 筑波山
ながのEN07/0 碓氷峠
とうきょうAR705/1 サンシャイン60
(DCR)
いばらきSO47/1 筑波山
いたばしAB303/1 古賀志山(御嶽山)
とちぎKM15
かすみCO1091/1 霞ヶ浦湖畔
とちぎMT82/1 宇都宮市
とちぎMH44/1 宇都宮市

■実は・・・
数ヶ月前の冬のある良く晴れた日。雪山に登り、どっさり降った雪であたり一面が銀世界となった風景はせっかくだからを撮影しようと、ドローンを飛ばしました。
ただ、冬の山は天候が良くてもかなり強風が吹きすさぶことがあります。その日も例に漏れず、天候とは裏腹にかなりの強風が吹いてました。Mavic miniは199gの超軽量機体。案の定、風で煽られ風上方向へ飛ぶこともままならない状態でした。
「こりゃどっか行くな」と、早々と機体を戻しまさに着陸させようとした瞬間、突き抜けるような突風が・・・。そして、脇に立っていた立ち木に激突しました。
まぁ当てたことは何度もありますが壊れたことは無かったので今まで通り拾いに行くと、なにか感触が違います。
そう、見事なまでに脚が折れている・・・。
■簡単には直らない
もう一気にテンションダウンです。
初めはレジン接着剤やプラリペア等々を試してみました。しかし、機体の材料が薄く柔らかいこともあり、プロペラを回すとあっという間に剥離してしまいます。
むしろテープで止めた方がマシな勢いです。
しかたが無いので、お隣の国から部品を取り寄せる事にしました。
■長いこと待ってました
近くて遠い隣の国から本日、ようやく我が家に到着しました。頼んだことすら忘れてしまうほど届くまでに時間がかかりました。
外観チェックもし、問題がなさそうですので早速換装することにしました。
■初めての外科手術
全く、ドローンなんて修理することになるなんて思ってもいませんでした。
初めてバラすので、まずは関係有りそうな所のビスを外します。また、樹脂の感触と筐体強度からするとはめ込み型の構造になっていると容易に想像がつくので、手で筐体を押してはめ込み位置と方向を推測しながらばらしていきます。ここは、最後は度胸です。
GPSは、ゴムブッシュで振動を吸収する作りになってます。
マイコンは割とチープ。モータードライブやジンバル等の制御もあるので、比較的部品点数は多めなのは理解出来ます。
腹面は放熱部品がまとめられてます。気になったのはヒートシンクにホコリを呼んでしまっていた事、グリス塗布の潰し代が浅い事、シリコンオイルっぽいのがついてしまっている事等々。このあたりは日本人の設計では無いだろうというのが想像つきます。
とりあえず観察もしつつ折れてしまった脚の入れ替えを行い、丁寧に元通りとなるように組み立てを行いました。
■数カ月ぶりのフライト、そして安全運転宣言。
前回は不精してプロペラガードをつけなかったのも敗因の一つでしたので、部屋の中のテストプライトでもガードはしっかり装着し、テストフライトを行いました。
結果はもちろんバッチリ。やり方はすっかりわかったので、これで次はスムーズに交換できそうです。「何度でも蘇るのだぁ~」。いや、2度と壊さない様にしないと。
今回駄目だったのは、操作する人間の方。操作の仕方は体がすっかり忘れてしまったようです。
それはともかく、この機体は数ヶ月ぶりに地面から脚が離れた事になります。
そう、「ドローンは土から離れないと生きていけないのよ」
by リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ