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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2025/10/28 0:35:36)

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feed ICB-770を塗ってみた (2021/1/14 17:37:00)
技適化検討を進めてるICB-770ですが、やっぱり外観は疲れを隠す事は出来ない感じです。
そんな窶れた外観に化粧すべく、気分転換も兼ねて試しに塗ってみる事にしました。

下地はこんな感じ。
1回目にして完了…

なんだ?と思うかもしれません。
そう正解です。家に余っていた日産のガンメタを使ったのですが、1回目をサラッと塗ったところで終了…しかも、スプレー缶を温めたものの寒くてガス圧が下がりダマになると言う失態…
コリャやり直しです。
ただ、ちょっと塗っただけですが、若返った様にも見えなくも無いです。

緊急事態宣言が解除になったら、塗料を買ってきてリベンジです。



さて、一方で中身は?と言うと…
受信部はこんな感じ。トランジスタを使わない事で、フロアのノイズはグッと下がります。
アンテナを縮めた時は、えっ?と思うくらい静かです。
感度は、KI-707とほぼ同等くらいになってます。

結構気にしているのはダイナミックレンジ。
感度を上げると逆に強い信号は苦手になり、近接ではまともに復調出来なくなります。
弱い信号はもちろん、近接でも復調出来る様に工夫してます。

と言う事で、年末から始めた弐号機を使った仕様検討ですが、現状は
・コンプレッサー
・逆スケルチ
・フローティング変調
・受信回路大幅変更
・ログライト兼用バックライト
・送信時イルミネーション
・TM2直付
・新規AFフィルタ


緊急事態宣言下ですが、こんな時こそ、あーだこーだ考えて夢を膨らませ楽しみたいところです。



feed チェンジニア、チェンジニスト。 (2021/1/6 21:51:18)

新年、明けましておめでとうございます。

本年も、何卒よろしくお願い致します。

 

 

■新たなチャレンジ

巣ごもり年末年始となったこの冬休みも今日で終わり。今シーズンは厳しい寒さとなった事もあり、自宅での実験は順調に進み、色んな事が得られました。

更には、ローカル局との実験結果共有も順調で、例年に無い充実っぷりになりました。

 

そんなローカル局、新たなチャレンジとしてICB-770の技適化に取り組むそうです。

こんな事を書くとプレッシャーになるか?とも思い、書くかどうか迷いましたが・・・。彼は泰然、至って淡々と熟す性格なので、しれっと通してしまいそうな気がしています。

 

 

■ICB-770の面倒くささ

ぶっちゃけ、770の技適化は面倒です。

中身はスカスカですが、無駄に筐体がデカく、しかもソニーらしいなんとも言えない組み立て性・・・。

そして、なんと言っても基板自体に手を入れ、”まずは性能を元に戻す”ところからスタートしなければならないのがたちの悪いところです。

 

特に厄介なのが基板に使われている2SC710と言うトランジスタ。生産当時、SONY製品に多用された汎用トランジスタですが、これはほぼ確実に特性劣化し駄目になっています。このトランジスタはほぼ入手不可ですので、どげんかせんとかんのです。

 

 

 

■C710の代替品

この部品の代替品を探す時はどうされてますでしょうか?

多分ググって、どなたかのブログに記載されている部品へ換装されている方もいらっしゃるかもしれません。ただ、その物ズバリの物はそうそうあるものでは無いですし、苦労されている方も多いのでは無いでしょうか?

実際、「(うまく行かなかったから)ブログにはワザと嘘を書く人もいるからね」なんて事まで仰る方まで居る始末・・・・。

↑これには正直、私も閉口・・・・(笑)。

 

まぁとにかく、”ググる”事自体は否定しませんが、「単純にトランジスタをそのまま換装する」のはちょっとナンセンスです。

そんな方には、ちょっぴり皮肉も込めて、私は「チェンジニア」とか「チェンジニスト」と呼ばせてもらってます。

 

 

■770に合うトランジスタ

DX-44を作った当時、ひたすら入手可能なトランジスタのデータシートをダウンロードし、比較しまくりました。で、それらトランジスタ特性の美味しいところを使う事だけに注力してました。

特に受信側については、単純にパワーゲインだけでは駄目で、NFを下げる事も重要です。AGCだってあります。結構手間のかかる作業をすることになります。

 

「複合的にバランスの取れたデバイス(トランジスタ)を探し、周辺定数の設計し、テストする。」

これが地味な作業でもありますが、逆に「これはすごく良くなるんじゃないか?」と思いながらすすめる作業なので、一番ワクワクする瞬間だったりもするわけです。

 

 

さて、技適チャレンジの彼は、どんな石を選定するんでしょうか?

 

 


feed 感謝。 (2020/12/31 23:24:16)

あと僅かで今年一年が終わりを迎えます。

 

今年は世界中が”新型コロナ感染症”一色に染まってしまった感はありますが、私自身、仕事、家庭、そして趣味の分野、全てにおいて走り続けた一年だった気がしています。

 

無論、手を抜こうと思えば全然出来たと思います。

 

が、オンライン化が進んだ今年であっても新たな出会いは多く、また私をしっかりと支えてくださった方が多かった故に、手を抜かず、そして潰れずに年末を迎えられました。

 

仕事も趣味も工学系。「小さな技術が、誰かの幸せな時間の下支えが出来たら」と思い、来年もまた頑張ろうと思います。

 

今年一年、大変お世話になりました。

良いお年をお迎えください。

 

JL7KHN / ミヤギKI529

 


feed NCB-8の仕様 (2020/12/28 23:24:40)

今日で仕事は終わり。明日から本格的に技適化したリグの最終チェックと返却を開始しようと思います。

とは言っても、年賀状を書かねば。

という事で、今年も最後まで色々溜め込んでいるわけで・・・。

 

さて、今回の技適化プロジェクトの顛末は冬休みの宿題とし、とりあえず序章だけ書いておこうかと思います。

 

■NCB-8の基本仕様

①変調超ハイコンプレッション・・・多分ハンディー機初

ポーダブルと比較し、ハンディー機は飛ばすのが難しいです。アマチュア無線の様に、単純に出力を上げて解決するわけにもいかず、”変調”で勝負するしかありません。

AMの場合は平均変調度を上げて、変調信号の平均電力を上げるのがキーになります。ハンディー機はここで勝負をするしかないんですね。

ハンディー機が飛ばないのは、パワーが出ないのでは無く、変調が浅いのも理由の一つです。

 

下記は以前実験したもので今回のNCB-8と違いますが、やった事は同じです。

 

②マイク超高感度化・・・ICB-529同等

フィールドで運用していると、どうしても周辺には一般の方がいらっしゃる事が多くなります。そんな中、急にコンディションが上がると、つい大きな声で叫ばざる得なくなります。

当然浮くわけで・・・。

「無線家のマナー向上に貢献」と言いますでしょうか?周囲に迷惑がかかりにくくするために、マイク感度をかなり上げています。 小声でもガッツリ変調が乗る ようにしました。変調度計はカツンカツンと右側に簡単に張り付きます。

 

③変調歪み改善・・・ICB-529同等

正直、オーディオマニアでもわかるかどうか?ですが、変調系統の信号の歪み率を低減する改善をしました。

 

④AFフィルタ・・・ICB-529同等

87Rの欠点は、受信音がシャーというかキャリキャリと言うか、とにかく小口径のスピーカー特有のハイ上がりの音がします。

チャチイ感じがするのはもちろん、ノイズに紛れた信号を聞き取るには非常に疲れます。今回は大型の筐体とスピーカーを持つICB-770に近いf特となるようなフィルタを追加しました。

 

⑤パルスフィルタ・・・ICB-529同等

超小型のノイズブランカの開発が間に合わず、簡易型のフィルタ切り替えのみの搭載にしました。電源スイッチのスタンバイを活用し、ON/OFF出来る様にしてあります。

 

⑥手元照明兼用バックライト・・・ICB-678同等

ICB-678から搭載を始めたgoodな機能。夜間運用時にログがとれる手元ライトと、メータのバックライトの兼用LEDを搭載しています。真っ白な平面の広角超高輝度LEDを採用しています。

⑦逆スケルチ・・・多分ハンディー機初

スケルチのボリュームを流用しています。ゼロの位置で逆スケルチがかかるようにしてあります。これは、ポーダブル機と併用して運用していたり、合同運用時にローカル局がいきなり送信する様な、「 想定外に近傍で送信されるシチュエーション 」を想定しています。いわゆる安全装置みたいなものです。

ですので、ゼロの位置が逆スケルチONになってます。

ちなみに、カスタム仕様でS3くらいからの逆スケルチレベル調整式も可能になってます。

 

⑧ピークパワー改善・・・ICB-529同等

ハンディー機は、出力余裕が無く、ガッツリ変調をかけた時のピークが伸びません。それを改善しています。60%+10dB以上の押し込み変調時に対しても、かなり有利になる変更改善です。

 

⑨受信感度改善

これは、もう説明不要かと・・。

 

⑩対ウッドペッカー用AGC時定数設定・・・多分ハンディー機初

ロシア方面から飛来すると言われているウッドペッカーノイズ。これが飛んでくると合法局信号が埋もれてしまいます。その埋もれた状態からできる限り合法局信号を聞き取りやすくする改善をしています。

 

⑪バッテリーモニター補正

これは、もともと付いているバッテリーチェッカーを使える様にしました。

Sメータ部のバッテリーインジゲータで、グリーンラインを切ると電池電圧が10Vになるように、補正をしました。これで正確にバッテリー残量が確認出来ます。

 

ざっとこんな感じで、上記の仕様で既に技適取得は完了しています。

スプリアスを低減する対策や改造は全て基板上の回路で行い、 追加基板やシールド板等、構造上、長期信頼性が低下する手法は一切採っておりません。

 

ちなみに、既存技術も活用しつつ コストダウン にも非常にこだわりました。

部品代を含んだ技適化費用は10,000円でお釣りが来ます。しかも、そのお釣りでそれなりの食事は可能かと。

とにかく、台数があると楽にコストダウンは可能と言うのは知っていただきたいです。

無論、「自分で(技適取得を)頑張るぞって」言う方へ、ですが


feed ICB-87Rをフルパワーで使うのはもったいない (2020/12/24 20:32:00)

先日、再びICB-87Rを技適化する機会を頂き、今年最後ギリギリで適合証明をもらう事が出来ました。技適取得した機種のお話はまた後日に書きますが、今日はそんな87Rのお話です。

 

■出せば出るけど

書くかどうか迷いましたが、書いちゃいます。87Rって調整だけで送信出力は750mWくらいコンスタントに出ちゃいます。無論、「そんな事をしちゃ駄目じゃん」ってのは愚問なので放おっておきます。

ハンディー機はポーダブル機と比較し飛ばすのが難しいのはご承知の通りです。more powerrrrとしたい気持ちはわかりますが、調整して出力を稼ぐと実は損なのです。

 

■回路余裕度

難しい話は書くのも面倒なので(笑)簡単に表現してみたいと思います。

 

まず、下記の波形はある個体でキャリア出力を700mWちょっとに調整したものになります。

これに、変調信号を加えます。大好きな100%を超える過変調状態です(爆)

するとどうでしょう、マーカーが示しているのがキャリアになるのですが、590mWまで下がってしまいました。

いわゆるマイナス変調ってやつです。マイナス変調がしょぼいのは皆さんご存知の通りです。

 

これは単純に回路に使われている部品の出力余裕度が無いため、出力を絞り出そうとすると出しきれず下がってしまうからです。

 

 

■実際には

別な記事でまとめようと思いますが、変調信号の出力もだいぶ抑制されてしまいます。(信号電力を数値化するとビックリすると思います)結果として変調が浅くなってしまい、DXには不利になってしまいます。

ただ、「ハンディー機は飛ばない」と言うのが浸透しているので、「繋がらない=飛んでいかないのはハンディー機だから」と思われてしまうところが厄介な話でもあります。

 

 

AMを飛ばすと言うのは、一義的にキャリア出力だけで決まるものではありません。「SR-01が飛ぶ」と言うのが、一番わかり易い典型事例だと思います(他にも秘密はありますが)。


ICB-87Rはハンディー機のフラッグシップモデルだと思ってます。フラッグシップならそれに相応しく、紛いのキャリアパワーでは無く、ピークパワーがしっかり出るのが良いのでは無いでしょうか?

 

という事で、変調にこだわる理由のお話でした。


feed ポーダブルCB機向けの切り替え回路、基礎実験 (2020/12/18 19:03:45)

■少しずつ再開

最近はもっぱらICB-87Rの多機能型技適化に時間を割いています。とは言っても、実際は7-8割は修理と点検。

87R自体はかなり新しい部類でも、特性悪化や故障をしています。逆に心配される事の多い電解コンはほとんどがOKだったりします。”思い込みは禁物”なんでしょうね。

さて、そんな87Rの技適化もかなり終盤に近づいて来ました。”今年の年末年始は静かに過ごす”というのもあり、そんな年末へ向けて一旦横においていたポーダブル機の技適化も再開しようかと思っています。

 

 

■高周波切り替え回路

ICB-770もかなりの方が技適化に成功される様になってきました。昭和の名機達の命が繋がったのは、大変喜ばしいです。

そんな770ですが、外部PTT化をすることが多いかと思います。その場合は、元々本体についていたPTTの機械式スイッチを電気式に変更する必要があります。大抵はメカ式のリレーへ変更されている場合が多い様に見受けられますが、圧倒的オススメは” (リレー以外の)ダイオードスイッチ ”です。無論、リレーとは違い、圧倒的に故障率が下がります。特に自分のリグでは無いので、トラブルフリーにするのも目的の一つです。

 

では実際に使うダイオードについてです。

アマで自作をされる方はMI301等を使われる方が多いと思いますが、この品種もほぼ終息品で入手ができません。技適化をする時に気をつけなければいけないのは、” 息の長い部品を選ぶ ”事がとても重要になります。そこで、一般に入手しやすい部品で代替する事を前提に、基礎実験をしてみました。

 

 

■1SS277

この品番は秋月電子通商でも入手可能で、とても安価です。私が技適化を引き受ける時は、息の長い部品で有ることの他、安価で有ることも重視しています。 「高ければ良い」とは限らない ってわけです。

その条件に合う部品として選んだのがこちらになります。

有名なMI301と比較すればPdが小さいのですが、容量も小さく、アイソレーションも良好です。

RFインピーダンスは0.5Ω程度なので結構いけそうですが、実際にどれくらいの電力に耐えられるか?実験をしてみる事にしてみます。

目標スペックは、0.5W AMのピーク電力2W以上、出来れば5W@常温 程度に耐えられれば十分と思っています。

 

↓実験基板。IF absoluteは100mAですが、 電池駆動が前提 なのでIFは20mA程度にした

 

■実際にぶっこんでみた

という事で、実際にやってみました。

 

↓簡単にするため、RFソースはIC-705を使った

↓目標2Wは楽にクリア

↓インサーションロスは-0.11dB@28MHz。

 下がびよーんなのは、CALをスルーしかしていない のもあると思われる。

 

思いの外あっさりクリアできたので、ダイオードをパラレルにしてみました。

↓8W程度もクリア。もう十分。ただし、歪みは別途確認が必要。

↓FM連続送信5分における部品表面温度上昇は15℃程度。 真夏の炎天下でも許容範囲。

↓インサーションロスは-0.79dB。IFをもっと増やせば更に改善出来ると思われる。

 

 

■CBにオススメの切り替え回路は?

思ったよりも耐電力があることがわかりました。0.5WのCBには十分な耐力です。

ではこれをさらに最適に使おうとしたときの回路ですが、単純に送受信切替にするにはダイオードAND回路で接続したくなります。しかしながらその回路構成の場合は、送受信どちらのときにもダイオードに流すIFが必要になってしまい、結果として消費電流が増えるのでナンセンスです。それでは折角メカ式リレーを使わなかったメリットが一つ無くなってしまいます。

そこで私が実際に使う回路は、送信時のみダイオードにIFを流せば良い回路構成をとります。ちょっと工夫をすることで、受信時における副次波も抑えられる機能も高周波切り替え回路に盛り込む事が出来る一石二鳥の回路です。

 

 

ちなみにこのスイッチダイオードですが、ATTとしても使えます。PINダイオードを使ったATTはリニアリティーも良く、フロントエンドのIdをコントロールするよりは素直な回路が出来上がります。


feed 山岳RC狙いで@宇都宮市多気山 (2020/11/15 21:14:11)

気持ちの良い秋晴れ。紅葉もだいぶ綺麗になってきました。

こんな日は山へ登りたいのですが、考えることは皆同じ。絶対に混んでます(笑)。

 

ということで、マイナーな低山でとうきょうSS44局の山岳RCを狙うことにしました。

 

■今日の目的

低山も低山なので、ダッシュで登っても余裕が出るくらいの城山です。ですので、今日はリグをザックいっぱいにして登りました。

目的は、「リグの比較実験」。ICB-87Rの受信フィールドテストです。

 

 

■比べて大丈夫か?(汗)

今日持ち込んだのは、技適化予定の改造機、ハイソニックテクニカル社整備機、ノーマルICB-87R、ICB-529(新技適改造機)、KI-707(新技適改造機)です。

ハイソニック社整備品は「よく飛び良く聞こえるらしい」と言う噂だけは耳にタコが出来るくらい聴いていますが、実は手にするのは人生初と言う 超貴重なテスト機です。

ICB-529とKI-707は嫌と言うほど知っているのでアレですが、今回の改造機がハイソニック社整備機に太刀打ち出来るのか?ドキドキもんです。

 

 

■結果は・・・

満更でも無かった?と、自分には甘い採点(爆)

誰にでも出来る優しく簡単な改造、安定した性能、そしてコストはとにかく安く。

そんな改造方法を試しながらやってます。

 

でもハイソニック社の整備品は、確かにドノーマルのリグと比べたら耳は良いですね。

 

*今回ハイソニック機をご提供頂いた局には、大変感謝です。

 こんな感じで、たくさんの方にご協力、支えて頂きながら、少しづつ進んでます。

 

■肝心なRCは?

結果は、特小は☓、LCRは余裕のM5でした。

しかし、呼べど叫べど(実際には叫んじゃないですが)なかなかチェックインになりません。

山岳RCは凄い人気です。こりゃSS局はRCが終わってもアマ運用は出来ないだろうなぁ・・・。

毎度毎度、頭が下がります。ホント、お疲れ様でした!

 

 

 

■QSO

(CB)

かぬまHM120 鹿沼市 新技適RJ-410!

みとBB501 岩根町

いばらきNT23 富谷山

とちぎKM15 富谷山

つくばGT38 富谷山

かながわLE111 筑波山

にいがたM33 鹿沼市

かしまKH197 

いばらきVX7 鬼怒川河川敷

とちぎSA41 大平山

さいたまMK2 移動地取り切れず

 

(特小)

つくば48 筑西市

 

(LCR)

とうきょうSS44 小金沢山 山岳RC

とちぎSA41

 


feed 【技適化スピンオフ】ICB-87R電圧モニターのズレ (2020/11/12 16:25:52)

気がつけば久しぶりの更新になってしまいました。遊ぶのに忙しくし過ぎですかね・・・?

久しぶりに市民ラジオの技適化関連のネタを。

 

■ICB-87Rの電圧モニター機能、使ってますか?

私も長いこと87Rを使っていますので”機能として”ある事は知っています。ただ私のズボラな性格を象徴しているのか、コレを使ったことが無いんですよね・・・。

皆さんはお使いでしょうか?

 

ちなみに、逆に私が見ているのは変調度計の振れ方。

運用している周辺の状況によりアンテナのマッチング状態が変化するのですが、そのマッチングの状態で変調度計の振れ方が変化します。マッチングが悪い時は振れ方が鈍くなるのです。

僅かな変化なのですが、特性を知っていると簡易マッチング計として使えてしまうんですね。

・・・マニアックな余談でした・・・

 

 

■電圧計のズレは致命的?

今日もまた、知り合いの局から「87Rの電圧計ってずれるもんですか?」と言う問い合わせが来ました。

同様の質問は過去にも受けていて、初めてではありません。

実際、メーターの特性ばらつきによりだいぶ使い物にならないくらい個体差があるのは確かです。

ただ、お気づきの様に「私は電圧モニターを全く使わない派」ですので、そんなズレはこれっぽっちも気にした事が無かったのですが、お話を伺うと、「電池が無くなったと思って何回も捨てて新品交換していた」と。

 

そりゃ、お財布にも環境にも優しくはありませんね。

どげんかせんとかんです。

 

 

■直せるものなのか?

もちろん調整することは可能です。

今、改造中の87Rが綺麗にこの事象が出ているので 参考までに掲載します。

 

 ▼ずれている87Rに12Vを入力した時。グリーンラインギリギリです

 

 ↓↓↓↓↓↓ ・・・修理・・・

 

 ▼上のリグを修理し、同じ様に12Vを入力すると・・・ん~良いんじゃない?

 

 

 ▼修理したリグの入力電圧をどんどん下げて、グリーンラインギリギリになる電圧は・・・?

  10Vで修理前と同じラインに来ました。 10Vでも飛ぶこっちゃ飛びますが、精神衛生上良くない?

 

 

★これだけメーターのばらつきがあれば、「87RはSメーターの振れ方ばらつきが大きい」と言われる所以にも、そりゃなりますよね・・・。

 

 

■技適化に合わせてやれること

87Rの技適化が流行っているみたいで、非常に喜ばしい事です。なんだかんだで87Rは飛んで聞こえるFBなリグですから、一台でも多く残ってほしいと思っています。

 

一方で、技適化自体はスプリアス要件を満足するだけでは無く、状態が悪いモノ、改善したいことも一緒に施すことが出来るいいチャンスであり、活用すべきかな?と思います。

 

 

 

 

 


feed 空きチャンネルが無い!@栃木県御亭山(512mH) (2020/11/3 20:18:27)

天気が回復する予報となったので急遽仕事をお休みし、全国一斉オンエアデーに参戦しました。

いつもですと祝日は移動される方が少ない傾向にあり、ましてや土日からは飛び石となった今日は特に少ない傾向だったのですが・・・

 

そんな心配もヨソに、電源を入れた瞬間にCBの8chが埋まっている状態にビックリです。

実質2時間ちょっとの運用でしたがバッチリ楽しめたのはお繋ぎ頂いた皆さんのお陰です、ありがとうございました!


■QSO

(CB)

かわごえLG42

つくばGT38

いばらきNT23

あいちOT25

ちばMR21

さいたまUJ120

みとBB501

とちぎAZ525

なごやYK221

おおさと59

さいたまCM167

とうきょうAB505

さいたまAD421

さいたまAB960

かごしまGL90

せたがやAY240

ちばYN515

とうきょうAR705

ちばBK61

かながわCE47

とちぎSA41

いばらきKB84

とちぎMH44

とちぎMT82

とちぎTK325

 

(特小)

せたがやZX910

とちぎTK290

とうきょうSS44

 

(DCR)

ふくしまVF302

とちぎTN225

つくば48

 

(LCR)

つくば48

とうきょうTK285  QRB173km FB QSO TNX!




feed IC-705に使う変換コネクタは要注意 (2020/10/23 20:58:06)

■IC-705は大活躍中

我が家にIC-705がやってきてから、稼働率は100%。無線機としてはもちろん、抜群の手軽な簡易測定器代わりとして活躍しているわけです。

そんなIC-705も興味本位で受信改造をしてみました。これはもう総当たり戦、ひたすら色々試してなんとか受信改造をすることが出来ました。

と言っても、アマチュアバンド以外のワッチは全てIC-R30で行っているので、IC-705の受信改造の恩恵はまーったく関係無く、完全に自己満足だったと言うのはココだけの話です。

 

 

■IC-705はBNCなのよね

知っての通り、RFコネクタはBNCです。移動時の脱着性とインピーダンス保証から言えば至極打倒な選定です。

ですが、自宅GPの同軸ケーブルはMコネ(UHFコネ)なんですよね。当然ながら変換をしなければなりません。で、実際に変換コネクタを使ってGPへ接続しているわけです。

だいぶ前ですが、”普段使っていたBMCP-MJの変換コネクタが高周波的にぶっ壊れていた”と言うのをつぶやいたことがあります。この変換コネクタや変換ケーブルは厄介で、安価なモノを使ってしまうと失敗することがあります。

 

 

■ピンキリ

手持ちのBNCP-MJ変換コネクタは3つ。

左:\5,000  真ん中:\300  右:\300(高周波的にぶっ壊れてると言ったコネクタ。実はまだとってある)

右側2つは秋葉原でよく見かけ簡単に手に入るもので、使っている方も多いかと思います。信じられないかもしれませんが、左のコネクタは入手性がいいコネクタよりも10倍以上のお値段がします。特性は300MHzまで保証されたものです。

今日はこれらを使って、わかりやすい比較実験をしてみました。

 

★\300(高周波的にぶっ壊れていると言ったコネクタ)

SWRは∞

FM帯を聴く分には全く支障無し

 

★\300:新品

SWRは3.0。ちょっと高めですね

FM帯を聴く分には全く支障無し。ぶっ壊れているモノとRSSIも同じ

 

★¥5,000 

SWRは2。まぁ使えますね。

FM帯は差異無し。

 

こんな感じで、聴く分には差は殆ど感じませんが、送信して初めて「えっ?」となるわけです。

 

 

■ちょっと無理やり見てみる

さて、SWRで確認をしてみましたが、目安となるSWRでは無くネットワークアナライザで反射損失や通過損失の周波数特性を確認してみたい所です。

ですが、今回はBNCだったりMだったりと、Nコネの世界とはかけ離れた規格のコネクタです。変換コネクタだらけで何を見ているか分からなくなってしまうので、今回はアンテナアナライザでリターン・ロスを見てみたいと思います。

ダミーロードは正確に校正されている基準測定用の物はNコネですので、仕方なくM接栓であるアマチュア無線用を用いました。

 

★\300:高周波的にぶっ壊れているモノ

★\300:新品

★\5,000

これを見ると、まぁ\300のものでも、430MHz程度までは許容範囲かと思います。

 

 

■まとめ

Mコネ(UHFコネ)は、インピーダンスが保証されていませんので、145MHz以上、特に430MHzにとっては結構厳しい場合があります。

そんな事情から今となってはアマチュア無線以外には使われなくなっています。

とは言え、保証されていないと言ってもアマチュア無線では全力で使われていますので、上手く付き合う必要があります。ですので、

・固定で430MHzまで使うならばNコネへの変換、若しくは結構お値段高めのMJ変換コネクタを使う

・HFのみならばMJコネでもOK

・移動運用で430MHzまで使うならば、機材はBNCコネで揃える

となるかと思います。

 

 

 

 

 

 


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