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link JL7KHN/ミヤギKI529のブログ JL7KHN/ミヤギKI529のブログ (2025/4/26 13:35:31)

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feed 完璧は無い(IC-705のディスプレイスプリアス) (2024/6/16 22:02:57)
今日もコンディションがイマイチ。
なので、何となくBセグで実験です。

殆ど使わないHFJ-350Mを引っ張り出してみます。
アンテナアナライザーを使ってみてわかったのですが、ちょっとクセと言うかコツが要る様です。
並列共振はリグ本体のSWR計では気付けない…



自宅の駐車場のせいかと思い、広い河川敷へ移動。
何気なしに6mでポチポチやっていたら、ある事に気づきました。
手をディスプレイに近づけるとノイズを受信します。


自宅へ帰り、改めて見てみる事にしました。
仕事みたいですが(笑)こんなピックアップループを繋げ、リグ自身で受信させます。
18kHzステップくらいの高調波がローバンドからVUまでずっと続いています。

場所とバンド毎で強度に差がある事から、バックライトのインバータ回路と思われます。

なので、バックライトを消してみると…
見事に消えます。

ちゃんとしたスペアナにプリアンプを入れて同様に測定しましたが、スプリアスが見えてこない事から、レベルとしては低い様です。

しかしながら、モービルなどアンテナが比較的近い位置にあると、操作時に手を伸ばした時にノイズが入ってしまう場合があります。

そのレベルの最大値はS5と割とインパクト大です。
これ、IC-705のコンセプトからすると、メーカーさんは気付かなかったとは思えません。
恐らく割り切ったんでしょう。

無論、固定等アンテナ距離が十分であればスプリアスが飛び込む事も無く、何ら問題はありません。

人の作りし物、完璧と言うのは無いんです。






feed 【DJデミオ】記憶より記憶 (2024/6/15 19:02:23)
タイヤのミゾがだいぶなくなってきました。
スリップサインまではまだ余裕はありますが、このくらいで使用をやめておくのが正解です。

ヨコハマのBluEarthはかなり好印象でしたので、次のタイヤもヨコハマで。
ついでに、BMWと同じdBにしようかと思っていたのですが、このXDTuringのタイヤサイズは少しマニアックな様で、カタログに掲載されていないものも調べて貰いましたがラインナップに無し。

無いものはしょうがないので、再びBluEarthのGT、AE51にしました。

当たり前ですが新品の山はこんなにもあります。



古いタイヤは、2022年のCW33製。
2万キロちょいくらいしか走ってないから、減りは早いかなぁ…?
なんて思ってましたが、よくよく記録を調べると、33,000kmも走っていた様です(汗)

大変失礼しました。
やはり信じるものは記憶より記録。


このタイヤは、サイドウォールの剛性が少し高く、細かいギャップは拾うものの、レーンチェンジのような動きは得意です。また、ウエット性能は◎。

摩耗してくると僅かにロードノイズが大きくはなりますが、海外タイヤと比較にならないくらい静かですし、日本メーカーの中でも静かな部類です。

多分、この車にはアフターパーツとしてはベストチョイスのタイヤかと思います。



記録確認ついでに値段も調べた所、たったの3,100円アップ。
物価だの原油価格が上がっている中で、これだけのコストアップに抑えられたのは企業努力かと思います。

feed 可搬型宇都宮レピータ (2024/6/8 21:45:16)
ひょんなことから、新品の特小中継機が我が家にやって来ました。

ALINCOのDJ-P111R、今は製造中止になっているモデルです。
送受信が別々なので、性能を期待したいところです。


さて、こいつの凄い所は、蓋を開けてチャンネルやトーン等の設定をする所。
技適機ながら蓋を開ける違和感はありますが、大事な認証部分は封孔され、送受信の音声やり取りの信号線は抜けない様に接着されています。
要は、この外見は単なる外箱って事ですね。
ケースは結構チープ。落としたら壊れそう…。
まっ、とりあえず大量のDIP.SWでチャンネルを設定します。

当たり前ですが、動きますね。

この機種の凄い所は、外部電源6V以外にも電池が内蔵出来ます。しかも説明書に書いてない…


このレピータですが、どこかで移動運用する時に、「出張、宇都宮レピータ」として使いたいと思います。

チャンネルは宇都宮レピータと同じ3AL14。
トーンは529から取って、29(宇都宮レピータは3)

3A-L14-29

運用はSNSでPRしたいと思います。

※運用先で他中継機と被る場合は変更します。便利な事にこの中継機はDJ-P24Lなどをリモコンとして利用し、チャンネルやトーンを設定出来るんですね。


feed 【DJ5FS】リアシートベルトリトラクター不良 (2024/6/2 22:06:35)

■マツダらしさ

我が家のデミオも13万kmを越えていますが、市場の不具合情報とは裏腹に、エンジン、ミッション共に好調です。

確かにエンジンオイルは5,000km、ATFは1年毎、インマニのススとブローバイも1年毎にオーバーホールしているので、まぁ壊れないかと。


その一方で、微妙な壊れ方をするのがマツダ。


今回もその対応です。



■戻らない

リアのシートベルトが戻らない不良現象は、新車購入後3年くらいから出始めました。

最初の内はリトラクター(巻取り装置)にシリコンオイルを塗布して誤魔化していましたが、どうにも悪化していくので、4年目辺りに初期不良交換してもらっています。


それがまた再発。




初期不良交換(保証)は5年まであり、このシートベルト交換は部品代だけで片方9,000円ほどします。(何故か左右で値段が違う)


リアシートには殆ど乗ることはありませんが、偶に乗ると、シートベルトが戻らずフェンダーに当たりキズが入ります。



仕方無く乗っていましたが、ふとメーカーwebサイトを見ていると…リコール・サービスキャンペーンにデミオとシートベルトの文字が見えました。


発表は令和6年3月。

おや?ウチの車の車検は令和6年4月だぞ…

オイ!ディーラー、ホントに点検したのか??

feed 電波の日≠電波な日 (2024/6/2 21:14:54)

■はて?

6/1(日付変わってしまいましたが)は電波の日、ある意味私達にとって大字な記念日の様な日です。

朝から晴れていたので、久し振りに尺丈山へ行ってきました。


■着いて早々…
到着してすぐリグを出し、早速ワッチ&CQing。
北海道が一瞬入るもそれっきりでした。
それもこの日はホントにそれだけ。
ん〜、このEsとの相性の悪さ。なんでしょね?

■リグ比べ
この日は、お借りしている580をテストする事に。
周波数は合いませんが皮肉な程よく聞こえる海外局や、偶に出てくる音楽を流す局で比較してみました。

感度は確かに低下していますが、S/Nは115やKI707よりもあからさまに良い印象。
この感じでは、トランジスタがダメになり始めている雰囲気に酷似しています。
この頃のトランジスタはマイグレーションを起こしやすいので、多分交換しないと駄目かもしれません。
あとは、D無し580もそうですが、アースに凄く敏感です。
車のルーフに置くのか?外部電源をルーフに置くのか?ケーブルの長さは?
まぁとにかくピーキー。SONYには無い癖強です。

多分、この辺りを上手く条件見つければ、プラス変調にもなるリグですので、最強と言われる所以のポテンシャルを発揮するのかもしれません。


■日付変わって…
電波の日翌日の今日は、雨も一旦止み、曇り空。
ちょっと工作をしながらワイドFMを聴いていると、中国語が時折聞こえてきました。
「今日は無線はお休み」と決めていましたが、我慢できず作業中断。近所の田んぼへダッシュ。
運用開始は11:30。12:00には帰宅しないといけないので、短期決戦です。

そんな焦りと裏腹に、あれよあれよと10局とQSO。

電波の日の昨日は、一体何だったんだ?
とにかく、今年のEsは中二病の様です。


(後記)
午後は、予報通り降雨。
固定では夕方から久々にFT8運用でした




feed SR01X完売記念論考、SWRの呪縛 (2024/5/25 23:56:30)

■SR-01X、売れちゃった。

いやぁ~、速攻完売しちゃいましたね。あんな値段でも欲しいと思う方が多い証拠なんでしょう。

多分、入手され次第、SR-01との比較テストをアップされる方もいらっしゃると思いますので、私はそれを待つことにします。

 

 

■SR-01Xに期待されたこと

思い返せば、SR-01の後継機に期待される機能としてはノイズブランカーやアンテナ・チューナー、DSPなどだったかと思います。

 

個人的には「どれも根拠をもって不要」と考えてますが、、、

 

とりあえず、いずれの機能も高性能廉価マイコン潤沢に入手でき、ソフトも比較的容易に組める今でも、それらの機能が追加されることはありませんでした。

 

 

■期待された機能は効果があるのか?

ノイズブランカはNTSシリーズで、DSPは外付けで試されている方が多いので、検証し難いアンテナ・チューナーを考えてみたいと思います。

 

まず、アンテナ・チューナーですが、これを入れることによってアンテナの整合を特定範囲内であれば取ることが出来ますが、その一方で挿入損失が生じます。

 

■CAT-10の挿入損失測定

コメット社製CAT-10はQRP用のマニュアルアンテナチューナーです。

そこそこコンパクトで、アンテナ整合範囲は50-600Ωくらいでワイヤーアンテナにも対応しているものです。実力整合範囲を見ても優秀で、通過損失もほぼゼロと言えるほど優秀な作りをしています。

 

▼ちょっとラフですが、あえて簡易測定器のnanoVNAで測定してみました。



これだけ見ると、 アンテナ・チューナーを追加したことによる損は無い ように見えます。

ただし、これはうまく作ったアンテナチューナだからこその話です。アンテナ・チューナーは作ったときに通過損失をきちんと評価した上で組み込みましょう。ということです。

 

 

■SWRの呪縛

これはアマチュア無線でも言えるのですが、「SWRは1.0じゃなきゃいけない」信者が多い気がします。

大出力の送信所であれば、SWRではなくRLで見ますが、ある意味SWRを1.0にしないと大変なことになります。ただ、送信所に比べたらアマチュア無線やCB程度の出力はゴミみたいなもんです。

 

それでも、、という方はいると思います。

ということで、エクセルでちょっと算数をしてみました。

 

上記は長いエクセルの一部です。

しかしながら、例えばアンテナインピーダンス10Ωの時を見てください。その時のSWR換算値は5.0もあります。

そこから、更に最右列⊿dBは2.55dBです。これは、SWR1.0の時から比較したときの損失です。

約2.5dB低下というのは、かなり軽いSメーターで1つ変わらない程度の差分 です。

 

結局はこんなもんなんですね。

 

 

■NTS-115のインジゲータと、流行っているRF電流計について考える

次に全体像を見て、NTS115のインジゲータとRF電流計での測定値を考えてみます。

 

まずは分かりづらいので、上の表全体をグラフにします。

計算はCBキャリアの500mW、アンテナ正規化数は50Ωです。

これを見れば、

・アンテナインピーダンスが純抵抗のみの50Ωになった時

・すなわち、SWRが1.0の時に、

・アンテナへ供給される電力は最大となる

ことがわかります。

 

ただし、このグラフはあえて理解し易い様に横軸を真数表示にしています。

すると、「アンテナインピーダンスは低くなる方がシビア」に見えます。

具体的には、理想50Ωに対し、25Ωまで下がるとSWRは2.0、逆に上は100Ωまで上がると2.0です。

(これは、半減と2倍の関係なのですけどね。対数グラフにするとスッキリします)

 

次に、インジゲータが表示している給電点の検出電圧をプロットします。

するとどうでしょう。

SWRが1.0以上になるはずのアンテナインピーダンスが高い領域でインジゲーターが高く振れることになります。

 

更にわかりやすくしてみます。

上のグラフでは給電点電圧が5Vの時が、アンテナインピーダンス50Ωです。その時のRF電流理論値は100mAとなります。

つまり、RF電流は振れるとインジゲータは下がる・・・。

 

ちょっと難しくなってきましたね。。。

 

 

 

今日はこの辺にしますが、

インジゲータが振れば良いわけでも無ければ、RF電流が高ければ良いというわけでも無い。

ただし、 アンテナの状態が「短縮単一アンテナとして動作する」比較的良好状態であれば、給電点近くの電流が最大となるのがマッチング回路含めてエレメントが共振状態に近い と言えるということになります。

 

こっちは、インジゲータの呪縛でもあるんですね。

 


今回の記事では、全く本質のところへ辿り着けませんでしたが、 いずれにせよ、CBの世界は全然単純では無く、想像以上に複雑なメカニズムで動作しています。

キレイな純抵抗50Ωなんて無いんですね。

 


feed NTS115A、変わらないけど変わること。 (2024/5/24 22:28:47)

■ま〜た、くだらない事を

今年はEsがだらしない感じです。アマも辛いので、つい"powwwweeeerrrr!"とツマミに手が伸びそうになりますが、Power is evreything. More is better.…では無いので、Towards higher frequencies.…となってます。


とは言え、アマも高い周波数程少なくなります。いっそのこと10G以上にシフトしても良いかも、なんて最近は思ってます。


さて、愚痴はこんなところで。

ちょっと気になっていたNTS115Aの実験をしてみました。



■電圧を高くしても変わらないけど、変わること

NTS115は流石の設計で、昔ながらに高耐圧の部品にコレクタ電圧を上げて突っ込む様な変調方式ではありません。

なので、いくら外部電源を高くしても、壊れるリスクは高くなりますが、残念ながら出力が高くなる訳ではありません。

その実験結果については、以前に公言してます。


さて、では外部電源を使ったら何か良いことがあるのでしょうか?


まず最初は、内蔵電源に三脚の組合せ。
これは西無線さんが当初考えていたスタイル?です。
この状態で、RFIを測定してみます。我が家はハイセイリングなのでアンテナは目一杯延ばしても十分余裕がありますが、軽量鉄骨造で躯体の影響を受けてしまいます。その点はご了承を。

この吊るしの状態で、検出電圧値は500mV。低っ!
(高周波電流検出特性を検証していないので、混乱を招かぬ様に電流換算はしてません)

次は、外部にシールドバッテリーと、ちょっと長めの電源ペア線で電源供給した時を測ります。
値は1065mV。
跳ね上がりましたね〜。

では今度は電源ケーブルに載るコモンモード電流を測定してみます。
すると、1,106mV。かなり流れています。

次は、コードを少し丸めて短くします。物理長は変わりませんが、電気長は変化します。
すると、522mV。激減しました。
その時のアンテナ電流は、378mV。こちらもえらく低下しました。


■波長チョッキリがベストじゃ無いけど…

と言うことで、三脚直付け運用する時は

・内部抵抗が低い外部電源で、

・ソコソコの長さのケーブルで、

・地面からソコソコ浮かせた状態

が良い(一部記載の実験結果は、本記事には記載してません)


となりました。



ですが、ちょっと"ややこしい"事にお気付きの方がいらっしゃるかもしれません。

そう、1枚目のアンテナ電流とリグのインジケータ表示、2枚目のアンテナ電流とリグのインジケータ表示が逆転しています。


これが、単純にインジケータだけでは評価出来ないと言っていた部分になります。


インジケータが振れば良い、というわけでもないのが、ややこしい所です。



feed 【市民ラジオハンディーリリース記念実験】アンテナの裏ワザ的調整方法 (2024/5/15 22:31:59)

■ハンディー機の新技適化

いや〜、凄いですよね。またフクオカ局が新技適にチャレンジされ、無事認証合格されました。

勝手ながら、盛大に祝福してます。

おめでとうございます。


何が凄いって、680にノイズブランカとアンテナチューナー、ゲイン調整をぶち込んだ様です。(Xの写真からの勝手な推測)


しかも、私の好きな、

・見た目は限りなくノーマル

・性能重視

です。


マイコン使った機能追加は、ぶっちゃけ超楽です。ヤフブロ時代に散々くだらないマイコン特権乱用の記事を上げていましたので、一部の方はご存知かと。


でもそうでは無く、「交信する為の基本的性能を上げる機能」であるのは素晴らしいの一言。

もう尊敬です。


全く、栃技研は何やってんだ?と怒られそうです…



■目玉のアンテナチューナー

これ、欲しい方って沢山いらっしゃると思います。

アンテナチューナーは、簡単な様で、小さいサイズでロスを低く作るのは結構難しいんです。


現に、バリコンとコアの並列共振を使ったものは、実測して驚きましたが、電力の半分くらいはロスになってしまいます。

まぁ、雑な作りだったというのもありますが…


何れにせよ、共役回路を上手く作るのがとても重要になります。



■アンテナチューナー有りと戦うには?

NTS115は、アンテナマッチングが簡易的に見られる様になっており、それが手頃な故に気にされる方が多いと聞きます。


振れば良い、と言うわけでは無いですが、そこそこは振らせ、アンテナチューナー搭載機と戦いたい!(?)のが当たり前の性です。


しかし、上手くマッチングが出せない場所や個体もあるわけです。


そこで、合法的にやれるとすれば…

ということで、アイデアをひとつ紹介します。


■いざ、トライ
使ったものは
・87Rロッドアンテナ
・アルミ板(筐体代わり)
・お手製ローディングコイル(私の一部技適機で使用したものを実験の為にちょっとずらしたもの)
コレを使って、先ずはSWRを測ります。

すると、SWRはちょい上に来ます。
気に入らないですよね?(笑)

そこで、あるものを挟みます。

するとどうでしょ?バッチリどセンターに来ます。

さて、次はNTS115でやってみます。
鉄骨造の部屋の中なので、だいぶイマイチですがご容赦を。
こんな感じで、クリップを挟むとマッチングが改善方向へずらす事が出来ます。


メカニズムは単純で、ローディングコイル近くにキャパシティハットを付けると、アンテナ共振点を比較的大きく下げる事が出来ます。

また、アンテナ全長を変える事無く、しかもアンテナ型式も単一型から変更になる訳でも無く、外部アンテナに接続される訳でも無いので、法規上も問題ないと思います。

共振周波数を上げるにはアンテナを縮めれば良いですが、共振周波数を下げるには有効な手段になります。

要は、 ロス無しの外付けアンテナチューナーと言うわけです。




feed 太陽元気過ぎ、Es元気無さ過ぎ… (2024/5/11 21:11:23)
太陽活動が活発だそうで、それに引っ張られるかの如く、朝からバタバタと色んな仕事をこなしました。

※太陽フレアは、規模の小さいものから順にA、B、C、M、Xの大きく5段階で分類、今回はXクラス。茨城県でも地磁気が523nTも変動したそう。
今年2月にはスターリンク衛星の8割が喰らって壊れたそう。今回も壊れたかな…?


天気が良いのはやっぱりテンションが違いますね。


さて、今日はローカル局と久し振りにスケジュールEB。
「今年はコンディションだめですね〜」なんて言っていたら、6エリアが急に聞こえ始めました。
(ちょっと強すぎるけど…

feed SR-01Xリリース記念実験、その弐 (2024/5/9 21:11:02)
■誰が買うかな…?
SR-01X、皆さんのご意見の大半は「様子見=買わない」様ですが…
まぁ確かに、単なる値上げだけでは買う理由も無いと言われればそれまで。ド正論で反論しようが無いですが、それでもSR-01の中古が高額で出回っているので、それを買うくらいなら、ちょっと足してXを買うのはいかが?


■SR-01は何故飛ぶか?
NTS-115Aに比べると、SR-01は吊るしでも良く飛びます。
ここで簡単な実験をしてみました。

まず、部屋の中でSR-01を送信し、アンテナに流れる高周波電流検出電圧を測定します。
結果は1.226V。

次に全く同じ場所でNTS-115Aを送信。
高周波電流検出電圧は0.628V。高周波電流は電力で2乗比例しますので、無茶苦茶落ちてる事になります。

では同じ場所にSR-01を置き、その上にNTS-115Aを置いてみます。
すると1.059V。跳ね上がりました。
アースで見るとSR-01の筐体サイズがなかなか絶妙な事が分かります。
無駄にデカい訳では無いんですね。


で、今度は外に持ち出し、アルファードのルーフ上に置きます。
今日の場所では、SR-01は1.102V。

NTS-115Aは1.166V。
綺麗な迄に同じです。

要は、
・SR01は置かれている状態で差は出にくい
・NTS115は置かれている状態で差は出やすい、ていうかめっちゃ出る
・SR01の筐体は結構絶妙サイズ
です。


アースを持たない特殊な市民ラジオでは、筐体の形状がかなり寄与する様で、通常はフリンジ効果と呼ばれる横方向の電界寄与度は低いのですが、市民ラジオの場合は大きい様です。

NTS-115Aも高さ2倍になっていたら変わっていた?かもしれません。

ほぉ〜ら、SR01X欲しくなってきました?爆笑


※高周波電流に拘るのは、1/4λ短縮ホイップでは、なるべく電流分布を上に持っていきたいのが原則。とは言え、市民ラジオはベースローディングが一般的なので、輻射電力=高周波電流とみなしてほぼ良いと思います。

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