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link 7L4WVU 自作アマチュア無線局 7L4WVU 自作アマチュア無線局 (2024/5/16 23:35:27)

現在データベースには 265 件のデータが登録されています。

feed TE-2101 アンテナアナライザー頒布について→受付を終了しました (2022/9/1 8:30:09)
★受付を終了致しました。たくさんのお申込みありがとうございました。

今年の関ハム、ハムフェアにて頒布を行ったTE-2101アンテナアナライザーですが、コロナなどによりイベントに来られない方も多かったようで、頒布について多くの問い合わせを頂いております。

仕事の合間の製作のため、時間はかかると思いますが、入手できなかった皆様に頒布予定です。

まずは、需要を確認後に部品発注から行いますので、頒布をご希望の方は、
 
●件名に 「TE-2101アンテナアナライザー頒布希望」 と記載して  私のコールサイン(小文字)@jarl.com 宛にメールでお願いします。
本文に お名前(フルネーム)、 コールサイン(お持ちの場合)を ご記入ください。

●締め切り  8 月末まで (9月から部品収集となります)
受付メールと、用意ができ次第振込関連の情報をこちらからメール致します(待ちきれずに他の製品を購入頂いた方などはそのときにキャンセルでも構いません)。また、部品調達ができなくなる場合もありますので、そのときは申し込み者全員に頒布はできなくなります。

頒布準備ができるのは、おそらく年末くらいになると思いますので気長にお待ちください。

どうぞよろしくお願いします。


1.装置の概要
 ●0.2-200MHzまで対応した片手に納まるほど小型軽量のアンテナアナライザーです。 インピーダンス測定などの機能は省略、VSWR表示に限定して簡略化しています。

<説明動画>



2.頒布品の詳細
詳細は、取扱説明書をご覧ください。
https://qdzlab.seesaa.net/article/483920724.html
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3.頒布価格について
 ●本体11,000円 (送料別)
 ●送料 200円 (クリックポスト)


4.注意事項(取説から主要部分を抜粋)
①趣味の製作品のため外観には加工の傷、ズレ等があります。また、性能も測定器のようなものではありません。神経質な方は、申し込みをしないで市販品を探してください。
②マイクロUSB充電コネクタは大半の市販品で使用できると思いますが、大きなものは刺さらない可能性があります。(サイズ詳細は取説をご参照ください)
③リチウムポリマー電池を使用していますので扱いには注意してください。充電する際は、発火事故のリスクを避けるために、人が監視 できる状態で充電を行ってください。
④車内など高温になる場所に放置しないでください。50度程度でも 変形、故障の原因になることがあります。
⑤万一の取扱や保管中での事故や損失が生じた場合でも、当方は一切責任を負いません。
⑥故障、不具合時はメールでお問い合わせください。 ベストエフォートで対応します。
⑦信号には目的周波数以外に高調波成分を含むため、屋外のアンテナ測定などに使用する場合は、周囲の無線設備等に妨害を与えないよう十分配慮してください。
⑧本頒布品の転売、ソフトウェアの再頒布ならびに逆コンパイルは固く禁じます。
⑨本機は改良のため予告なく仕様変更を行うことがあります。 ハードウェア、ソフトウェア共にアップグレードの対応は行っておりません。
⑩本機は個々に調整していますが、電圧と半導体のばらつきによるレベル誤差が あります。 安定化電源回路を搭載し、ある程度ソフトウェアで補正しておりますが、 測定器のような精度はありません。
⑪温度特性については、考慮していません。極端な低温、高温下の動作は不明です。 校正時と使用時の周囲温度に差があると誤差が大きくなることがあります。
⑫未解決や気が付かないバグがあるかもしれません。 予めご了承ください。
⑬ブリッジの特性により低い周波数と高い周波数は精度が悪くなります。
⑭本器はリアクタンス成分を計測していません。 リアクタンス成分を含む負荷の場合は精度が悪くなることがあります。
⑮内部処理の関係で100MHzを境にグラフが不連続になる時があります。
5.使用動画やSNSなど
★VUJ Labでの使用レポート



★Twitterでの書き込み(一部のみご紹介)

7L4WVUさん JE3QDZさんコラボの
TE2101で測定小さくてめっちゃ使いやすい


feed 再頒布品のお知らせ (2022/8/28 20:15:57)
みなさま、お疲れ様です

ハムフェア2022 の頒布用で準備したもので、少しですが在庫があるものをご紹介致します。
ハムフェアに来られなかった方で、ご希望の方がおられましたらお申込みください。

頒布をご希望の方は、  
●件名に 「ハムフェア再頒布品(xxx→品名)希望」 と記載して  私のコールサイン(小文字)@jarl.com 宛にメールでお願いします。
本文に住所、 お名前(フルネーム)、 コールサイン(お持ちの場合)を ご記入ください。

詳細は各タイトルをクリック願います。



●BCL用受信機入力フィルター   完成品5k円+送料200円  (在庫なくなりました)→再製作と書きましたが、部品がなくなりそうなので一端受け付けを終了します。
受信機の入力に接続して、4回路のスイッチで以下のフィルターを切り替えることができます。昔の受信機や大型アンテナを使う場合にローカル中波局のかぶりから逃げることができたりして重宝します。
 ①VLF(70kHzのローパスフィルター)
 ②MW (パンドパスフィルター、通過周波数を560kHz~2000kHzで可変できます)。
 ③SW (2MHzのハイパスフィルター)、主に強力な中波局の電波を減衰させます
 ④THRU  バイパスモード

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●モールス練習セット   完成品3k円 +送料200円   (在庫 0セット)→終了しました。 発振器なしの縦ぶり電鍵のみは3台あります(完成品2k+送料200円)

すぐにモールスが練習できるように超小型電鍵と発振器とのセットです。
電鍵は市販無線機にも接続できます(ケーブルは必要です)。



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●Ashi Paddle 45(2022バージョン)     完成品4k円+200円
★在庫は、かなりあります。お申込みの際は、赤色もしくは青色とご指定ください

脚に固定して使用できる軽量電鍵の今年バージョンです。マグネット基台付き

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皆様、よろしくお願いします






feed ハムフェア2022 終わりました (2022/8/25 11:45:21)
3年ぶりに開催されたイベントは、主催者発表では、初日2.5万人、2日目1万人(前回より7000人減)ということでした。

実際には、発表の半分くらいの印象で、わざわざビッグサイトでやるようなイベントではなくなってきた感じもします。
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それはさておき、以下、私のハムフェア2022備忘録となります。

今回もアマチュアキットクリエイターズAKCで出展しました。ブースに来ていただいた皆さま大変ありがとうございました。

今まで中心で活躍いただいていたJQ1SRNさんが今回都合でお休みとなったため、初めてクラブの代表者として抽選会参加から計画までまとめ役を担当しました。代表者となるといろいろな苦労があることを改めて感じました。SRNさん、いつもVY TKS

ということで、計画で悩んだことから…

まず、出展料が高いので、当然8名で1コマのブースとなるのですが、どうやって8人がこの狭い場所で頒布するのか、夜も眠れないくらい悩みました。

前回は7名がごちゃごちゃになりながら何とかできたという実績はあったのでそのままでもと思ったのですが、コロナで密は避けたいし、頒布品の種類も各自増えています。

先月参加した関ハムでは4名で同じテーブルサイズだったのですが、1人45センチ幅程度でこれが最低限と実感したので、今回は4名ずつ二日に分けて頒布することを思いつきました。これは、混雑防止になり、我々も一日は見学ができるメリットがありました。

このあたりを周知していただくために、早めにAKCのホームページを作ったり、SNSでPRを行ったせいか混乱は殆どなかったようでした。

写真は初日の準備の様子。私は2日目担当となりました。
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両日ともゲートオープンと共に多くの方に来ていただけました。皆さんマナーも良く、大きなトラブルがなかったのが良かったです。

初日はいつものように押し寄せるスタイル。前回は、人が多くテーブルが押されたり、目の前で小競り合いがあったりでちょっと怖かったですが、今回はセーフ。
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2日目は、一列に並んで頂いたので非常にスムーズでした。次回もこのようにしたいです。

私の頒布品は、こんな感じ。トランシーバーやアナライザーは開始30分でなくなってしまい、並ばれて入手できない方に大変申し訳なく思います。
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今回は、持参のオールバンドAM、DSBトランシーバー(WVU601)で7と50メガDSBで記念局を呼んで交信もできました。相手はSSBですが呼んでもDSBということに全く気づかれることもなく普通に交信できました。10mWとGAWANTもどきなので7メガはパイルに勝てなくて、最後は屋上に上がって、アンテナが見える位置まで移動して交信しています

feed ハムフェア2022 頒布品について(終了しました) (2022/8/23 13:16:58)
皆様、お疲れ様です。

ハムフェア2022、コロナ禍で通常通り開催となるか不明ですが、私(7L4WVU)の頒布予定品についてこのページに記載して随時更新していきます。

まず、大切なお知らせになります。

①今回、8名のAKCメンバーが頒布を予定していますが、初日と2日目を4名ずつ分割して頒布することになりました。私は2日目のみ頒布します。


●8/20(土)→ JI1PVV, JH4VAJ, 7L1WRK, 7N3TFI​
●8/21(日)→ JR1KDA, JL1VNQ, JA6IRK, 7L4WVU


AKCのハムフェア2022の案内は→ こちら

ハムフェア初日のみ参加される方には大変申し訳ありませんが、コロナ禍の混雑緩和策として実施しますので何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

②頒布数が確定しましたので追記しています


頒布場所は、ブースC49です


ハムフェア2022 頒布予定品です。詳細は、各タイトルをクリック願います。

1.8~50MHz AM,DSB  Transceiver(WVU-601)   完成品15k円  (準備台数 5)
通勤、旅行のときのお供に。また、イベントのときのロールコールチェックイン、記念局交信、ミリワットDX挑戦など楽しめます。10mWのAM,およびDSBトランシーバー。50MHzのフィルターが内蔵されているのでそのまま免許申請して交信可能。HF帯も外部フィルターを追加することで対応できます。短波のAM,SSB受信、FM放送受信機能有。
受信は、AMクリスタルフィルター内蔵ですが、 高周波フィルターなどがないので受信はイメージ混信やノイズが結構あるほか、IFの13.560MHz付近の放送波の妨害をもろに受けてしまいます (妨害時は狭帯域アンテナやプリセレクターで対処する設計です)。電源は充電式。C-typeコネクタ
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1.8~144MHz CW Transceiver( WQ-1) 人柱版   完成品16k円  (準備台数 3)
マルチバンドQRPトランシーバーの人柱版です(JE3QDZさんと共同開発中)。
出力約100mW(144MHzのみスプリアスの関係で減力して10mW程度)。144MHzはLPF内蔵しているのでそのまま交信できますが、HFは外部にバンド毎フィルターが必要です( 頒布では、7/10MHzで使用できるLPFを添付 します)。将来的には 外部パワーアンプ なども頒布できるかも知れません
エレキー(速度変更、ストレートキー接続も可能)、ブレークインとサイドトーン内蔵。充電式なので、パドルとアンテナ接続だけで運用できます。
まだ開発中のために不具合など沢山あります。特に受信はイメージ混信やノイズが多いです。また、144MHz帯はPLLの関係で周波数を変える度にブツブツ雑音が入りますのでご承知おき願います。
そんな残念な無線機ですが、移動やコンテストなど楽しんでおりますので、実験台になってやろうという奇特な方がおられましたら是非(笑)

★充電コネクターは、取説でC-typeと記載していますが、今回は、MicroUSBです
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●アンテナアナライザー(TE-2101)  
完成品11k円  (準備台数 11)
昨年開発して以来、シンプル操作と小型軽量で人気のアナライザです。HF~200MHzまで対応
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●アナログ電力メーター キット(TE-2202)   ケース付きキット5k円  (準備台数 5)
QRPp 200mWフルスケール(20Wフルスケールも対応)の進行反射計キットです。
移動のときにもっていけば、電池などなしでアンテナのSWR不良のモニター、またSSBやAMで送信しているときはメーターの振れ方で変調がかかっているか何となくわかります(笑)。
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●BCL用受信機入力フィルター   完成品5k円  (準備台数 4)
受信機の入力に接続して、4回路のスイッチで以下のフィルターを切り替えることができます。昔の受信機や大型アンテナを使う場合にローカル中波局のかぶりから逃げることができたりして重宝します。
 ①VLF(70kHzのローパスフィルター)
 ②MW (パンドパスフィルター、通過周波数を560kHz~2000kHzで可変できます)。
 ③SW (2MHzのハイパスフィルター)、主に強力な中波局の電波を減衰させます
 ④THRU  バイパスモード

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●50MHz 移動用ダイポールアンテナ   完成品5k円  (準備台数 4)
1.3m長のロッドアンテナを使った移動用ダイポールです。給電部に短縮コイルを入れてマッチングをとっています。バランなし、マストとの固定は紐などでぶら下げてください(吊り下げクランプは、Daisoなどで購入できますので添付されません。)。
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●広帯域ロッドアンテナ(GAWANTモドキ)   完成品5k円  (準備台数 1 青色のみ)
従来のGAWANTでちょっと不満なところを改良しています。
周波数も拡大し
6-18MHz、のほかに50-90MHzの受信も対応。
感度アップできるアース線の接続ポイントも追加しました。


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●モールス練習セット   完成品3k円  (準備台数 7)
すぐにモールスが練習できるように超小型電鍵と発振器とのセットです。
電鍵は市販無線機にも接続できます(ケーブルは必要です)。

★発振器なしの縦ぶりのみも3台用意しています(完成品2k)

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●Ashi Paddle 45(2022バージョン)    キット3k円、 完成品4k円
(準備台数 キット10、完成品35)
脚に固定して使用できる軽量電鍵の今年バージョンです。
色は青と赤があります。写真のようにクリア色がいい感じです。クリア塗装済の自分で組み立てるキットもあります。
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●Ashi Paddle 45(2021バージョン)     完成品4k円
(準備台数 10)
従来のAshi Paddleです。

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ブースの場所は、C49、アマチュアキットクリエイターズ(AKC)です。


皆様、よろしくお願いします






feed 50MHz AM、DSBトランシーバー(WVU-601) (2022/8/11 4:30:38)
アマチュア無線イベント再開ということで頒布品を準備していますが、イベントといえば 50MHzのAMトランシーバー が人気だったと思い出し、久しぶりに作ってみることにしました。

前回からの変更点としては、以下の通りです。

①AMに加えてDSB(受信はSSB)モードの追加。

②1~54MHzまでの受信機能に加えて、1.8~50MHzのアマチュア電話バンドの送信機能を追加(実装フィルターは50MHzのみ。HF運用時には外部フィルターを追加して対応する)

③受信においてRF増幅、および中波帯の妨害を軽減するHPFを追加

④送信ファイナルを変更して、少し出力アップ(それでも、5~10mW程度です)

⑤充電コネクタは、マイクロUSBは破損しやすかったので、C-typeに変更

⑥ケースは、3Dプリンタ製作品で少し見栄えがよくなりました(ただし、高温に弱いです)



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 送信は数ミリワットの QRPp 、受信も最小限の構成なので、バリバリ交信できるというものではありませんが、通勤や旅行のときにポケットに入れて、いろんな場所で放送受信やアマチュア無線を楽しんだり、イベント会場で記念局との交信やロールコールのチェックインなど、市販製品とは異なる楽しみ方ができると思います。

 

 最近 AM はあまり相手がいませんが、ロールコールやコンテストを狙ってみてください。キャリア漏れはありますが DSB モードで SSB 局を呼ぶこともできますので、小電力でも自宅から移動局との交信チャンスもあります。私は、近くの公園でダイポールアンテナを使って 100km 以上の山移動局と何度も交信しできてますので是非とも挑戦してみてください。

 

★本機で楽しめる場面 

 ●固定や移動からの QRPp 交信、 AM コンテスト参加( 100km くらいの交信は可能)。

 ●イベント会場での記念局との交信や AM ロールコール参加

 ● BCL 海外放送受信( AM 水晶フィルターがあるので混信に強いです)

 ● FM 放送受信(山頂で遠距離受信や旅行先などでのコミュニティ FM 受信など)

 ●受信電界強度がd B で表示されますので電界強度計としてアンテナ実験などに


★注意点
①IFフィルターの周波数が13.560MHzのため、この付近に短波放送が出現すると妨害で受信ができなくなることがあります(特に夜中の13.570MHzの中国国際放送が強力です)。対策としては、13.56MHzを阻止するフィルターや50MHz運用においてはHPFなどで対応する必要があります。

②液晶からの雑音が大きい周波数があります。




★系統図
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★特性など

AM変調スペクトラム

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DSB変調スペクトラム
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★仕様や使いかたの説明、注意事項、そして免許申請については、取り扱い説明書をご参照ください。
取り扱い説明書のリンク



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★動画リンク(適時追加します)
●50MHz SSBのEスポ受信
https://twitter.com/7L4WVU/status/1545560853742702592?s=20&t=8GHQa2IikkRKEnuuW6LVKg

●短波放送(HCJB)
https://twitter.com/7L4WVU/status/1545541053687611392?s=20&t=8GHQa2IikkRKEnuuW6LVKg

●AM受信におけるクリスタルフィルターの特性
https://twitter.com/7L4WVU/status/1544491618169790464?s=20&t=vGRKzRAOuwB-GKCj1xR_9g





feed モールス練習セット (2022/8/9 18:26:31)
モールス愛好家が増えないかなと思い、これまで頒布してきたミニ電鍵にピッタリとりつけられる超小型の発振器を製作して、イベント頒布用に準備してみました。

まずは、これまで頒布してきた電鍵です。
マグネット基台付きの超小型版です。中華の安物電鍵は接点不良が起こりがちですが、こちらはマイクロスイッチを使っているので信頼性が高いです。あわせて、ある程度密閉されているので移動時に雨や水滴での接触不良が起こりにくいです。

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操作部は、指を置く部分を凹ませてあります。この部分は電鍵の中央部近くになっており、軽量な電鍵ですが押すことでぐらつくことがあまりありません。また、下部はマグネットになっています。

このへこんだ部分に人差し指を置いて叩くようにして打電すると結構打ち易いです。
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次に今回新たに製作した発振器です。最近とても安く入手できるボタン電池のLR44を使った超小型設計です。打電したときにしか電流は流れませんのでスイッチはありません。

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電池交換は、裏面の穴に爪楊枝などで電池を押し出して交換します。
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この発振器には、3.5mmのプラグがついているので、直接、みに電鍵とドッキングさせることができます。

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●ミニ電鍵の動画は以下にあります。なお、動画にある、脚取り付けアダプターは今回のものには添付されていません。


feed 50MHz 移動用ダイポールアンテナ(ハムフェア2022頒布用) (2022/8/9 9:57:37)
KANHAM 2022で頒布した1.37m長のロッドアンテナを使った50MHz用の移動用のダイポールアンテナのボディーをさらに小型化したものを製作しました(写真下)。

FZGzZ2JagAEvRcQ

50MHz用とするには少し長さが不足しますのでローディングコイルを入れてマッチングをとっています。バランは、入ってませんが問題なく動作します。

●仕様
①周波数帯 50MHz帯(内部に延長コイルが入っているので144MHzは使用できません)
②コネクタ BNC
③VSWR  1.5以下 ( 周囲に何もない条件、50.3MHz, 地上高2mにて)
④重さ   約150g(同軸ケーブル、吊り下げ用フック含まず)
⑤外観   WxDxH= 90 x 26 x 40 mm (突起物除く)
⑥固定方法 紐などで固定
⑦耐電力  50W以下
⑧材質   PLA(50度くらいより高い温度で変形の恐れがあります。高温の車内などに放置しないように注意してください)
⑨その他  屋外で長期間で使用する設計ではありません。また防水にもなっていませんので短時間の移動運用でご使用ください(長期間の屋外での設置はできません)。


●構成
頒布品は、ロッドアンテナ2本と給電部のみです( マスト固定用クリップは、Daisoなどで販売 されているものを使用するとよいでしょう)。ロッドアンテナは、使用時にネジ込みます。使用していないときは取り外せるのでコンパクトに収まります。
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●使い方
ポールにマストクリップなどをとりつけて、アンテナを紐で固定します。
ロッドアンテナは、あまり強くネジ込むと中のナットが緩む恐れがあるので注意しましょう。


●特性
短縮していますが、少しですので特に問題はありません。屋外で地上高2mで測定したVSWR特性は以下の通りです。
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●その他
本アンテナは、ハムフェア2022で4本のみ頒布予定です。(このサイズのロッドアンテナは現状入手が困難のため、今回の頒布で終了となる見込みです)





feed ミリワットでFDコンテストに参加 (2022/8/8 7:46:01)
2022年のFDコンテストにQRPで自宅から参加しました。

トランシーバーは、昨年作ったWQ1(1.8-144メガCW機)とWVU601(1.8-50メガDSB、AM機)です。
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コンテストではQRPは5W以下とですが、こちらは10mW、0.01Wとなります。

アンテナは、HFがスローパー、50メガが6エレ、144メガは2階のベランダホイップでした。

少し、涼しくなってきたので多くの移動局を期待したのですが、あまり聴こえず。

結果は、13局でエリア外はなしと残念な感じでした。特にHFが全く飛びませんでした。
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14、21では九州とか強く入っていたのですが…

144MHz CWでは栃木県と交信、距離は80km以上、50MHz DSBでは御岳山30kmくらいが最長でした。

DSBは、実質5mWくらいなのですが、その割に3局も交信できて楽しめました(^^)


ミリワットと聴くとほとんどの方が交信できないと思われるかもしれませんが、意外に簡単に飛んでくれます。特に最近の無線機の性能はかなりよいので。

例えば、今回のコンテストでは参加局の最大パワーは50Wです。これをdBmにすると47dBmとなり10mW(10dBm)との差は、37dBとなります。

受信機の感度では、0dBμⅤの信号強度があればほとんどの無線機は聞えますので、こちらで37dBμⅤ程度で聞こえていれば交信できることになります。

ここで37dBμVは、Sメータでは無線機によってもかなり差がありますが、S9程度ですので、結構交信対象はあります。

私の自作機は、Sメーターは全て㏈μVで読めるようにしてあります。受信電界強度表示があると30dBμ程度で入っている局のみコールするようにすれば効率よく交信できて便利です。

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ミリワットのコンテスト参加は、相手に迷惑がかかると思いながらも楽しいので辞められませんね。



feed WQ1添付 LPFフィルター(7,10MHz用) (2022/8/2 11:01:51)
WQ1は、1.8~144MHzをカバーする超小型QRP CWトランシーバーです。

本体には、144MHz用のLPFが内蔵されておりますが、他の周波数にオンエアするときは、各バンドに適したフィルターを入れる必要があります。

最初、頒布のときにはフィルターをオプションにしようと思いましたが、HFも楽しめるように1つのフィルタで7,10MHz兼用できるものを添付することで設計してみました。

コイルは、SMDインダクターなので損失がそれなりにありますが、小型優先ということで(笑)
今回新しく基板を作成しました。フィルターはケースに入るように作ってあります。

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特性です。損失は、7MHzで1dB、10MHzで2dB程度です。
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出力は、100mW程度となりますがスプリアス的には問題ありません。

まず、7MHzです
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次に10MHzのスプリアス特性です
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フィルターは、トランシーバーに直結して使うことができます。
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feed Ashi Paddle 45, 2022バージョン 頒布のお知らせ→(受付を終了しました) (2022/7/27 11:11:10)
移動用に適したAshi paddle 45の2022バージョンの設計、試作が終了しましたので、お知らせします。


まずは、部品調達の数量確定のため、1台2k円+送料でキットの頒布申し込み受付を行いますので、よろしければお申込み願います。

→ 6/8 在庫がなくなりましたので受付を終了させて頂きます。次回頒布は、関ハム、ハムフェアでAKCブースにて行います


なお、今回の頒布は、数量を確認してから部品調達を行いますので6月以降発送の予定です。

これまで通り、接点にマイクロスイッチを使用した超小型軽量のパドルですが、2022バージョンとして以下の変更が加えられています。

①精度の高い光造形方式の3Dプリンターを使ってデザインを一新。

②3Dプリント精度が向上、時間のかかる調整が不要となり、キット化で頒布が実現。作る楽しみが体験できます

③卓上用マグネットアダプターは、含まれていません(別途設計予定)

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(注:上の写真は、3Dプリント後に表面処理したものです。透明化を行うためには、組み立て説明書に記載のとおり、各自でやすりがけやクリア塗装が必要となります)



★頒布品の申し込み方法

Ashi Paddle 45(2022バージョン)キット

(1)頒布品キット1式  頒布価格 2,000円+送料200円
(完成品でなくキットのみとなります。内容詳細につきましては、 キット組み立て説明書 を参照願います)
 ★無線機との接続コードは添付されていませんので、ご用意ください  

(2)キット申し込みにあたっては、 キット組み立て説明書 を必ずご確認ください。


(3)送金方法 銀行振込み(楽天銀行口座)

(4)頒布ご希望の方は、 件名に「Ashi Paddle 45 2022バージョン頒布希望」と記載 し、本文に以下を記入して私のコールサイン@jarl.comにメールにてお申込みください。

   1. パドルの色... 赤、青 のどちらか選択

  2. 郵便番号、住所、氏名、コールサイン(お持ちの場合)
      
 
★お申し込みの後、にこちらから振込み口座をお知らせします。発送は、部品収集が完了次第(6月以降予定)を予定しています。


★注意事項
 

不具合の際は、写真等を添付してお問い合わせください。ベストエフォートで対応します(部品代金や送料などはご負担ください)




<資料>
★動画(キット組み立て動画もあります)



★マイクロスイッチを使った類似の旧(2021)バージョンのユーザー様のコメントは以下でご覧頂けます。
http://becl8873.livedoor.blog/archives/10837660.html


どうぞよろしくお願い致します。





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