ホーム >> 無線ブログ集 >> 7L4WVU 自作アマチュア無線局

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

リンク 単体表示


link 7L4WVU 自作アマチュア無線局 7L4WVU 自作アマチュア無線局 (2024/5/16 15:35:47)

現在データベースには 265 件のデータが登録されています。

feed 関ハム2022 終わりました (2022/7/27 10:55:09)
3年ぶりの関ハムでのアマチュアキットクリエイターズの出展が終わりました。
ブースにお越しいただきまして御礼申し上げます。

今回参加したのは、JA6IRK、JL1VNQ、そして私。あとゲストのJE3QDZさんというメンバーでした。

久しりだったので、頒布品の種類と台数で結構悩みましたが、ハムフェアのリサーチを兼ねて、9品種で結構な荷物を東京から持参しました。

正直、半分買ってもらえればいいかなと(^^) 。

以下、備忘録です。

初日、開幕前0830会場入り、準備をスタート。釣竿2本でテーブル端でクランプ止めしています。
IMG_2773

1.9m幅のテーブルに4人がそれぞれ準備した頒布品品を並べました。一人当たり40センチ余りのスペースです。

今回のレイアウトは、新型感染症を考慮して、かなりブース間の距離が取られています。背面も荷物を置く場所がたくさんあるほか、ACコンセントも使えて非常によかったです。

開会は10時、早速多勢の方が目の前に殺到、こちらも必死で頒布します。来られる方は皆さんターゲットを決めて来られるので、やり取りも短時間で完了して非常にスムーズでした。

瞬間で在庫がなくなったのは、ポケットトランシーバー、アンテナアナライザー。次に移動用アンテナなど。

皆様、いつもご協力ありがとうございます。

FullSizeRender
IMG_2779
頒布していて感じたのは、イベントでは、キットはあまり売れないということです。簡単なキットで価格が倍も違うのに殆どの皆さんは、完成品を選ばれます。

アマチュア無線のイベントでありながら、半田付けができない。しばらくやっていない方が多いと感じました。

また、CWをこれからやってみようという方が結構おられることをイベントで毎回感じます。特に女性や若い方に人気があるようです。

今回、ミニ電鍵に新たに小型の発振器を製作して、モールス練習セットとしたのですが、喜んで頂けてよかったです。

IMG_2775


久しぶりのイベント、昔からの無線友達や自作愛好家の方とお会いできて楽しかったです。

やはりリアルのイベントは最高ですね


今回用意した以下の頒布品は、初日の数時間でほとんどなくなってしまいました。

明日からハムフェアの頒布品を最初から準備しなくては…

FullSizeRender

FullSizeRender






feed KANHAM 2022 頒布品について(終了しました) (2022/7/21 19:02:56)
皆様、お疲れ様です。

あまり時間がなくドタバタ製作になってしまいましたが、明日から大阪に移動しますので製作はここまでとなります。私(7L4WVU)の頒布品をご紹介します。

詳細は、以下の頒布品タイトルをクリックしてご覧ください。
頒布場所は、ブースD2です(地図は末尾をご覧ください)


AM、DSBトランシーバー(WVU-601)   完成品15k円
通勤、旅行のときのお供に。また、イベントのときのロールコールチェックイン、記念局交信などに最適。
10mWのAM,およびDSBトランシーバー。受信は、クリスタルフィルター内蔵。
50MHzのフィルター実装で免許申請して交信可能。HF帯も外部フィルターを追加することで対応できます。短波のAM,SSB受信、FM放送受信機能有。
IMG_2691



●アンテナアナライザー(TE-2101)  
完成品11k円
昨年開発して以来、シンプル操作と小型軽量で人気のアナライザです。HF~200MHzまで対応
IMG_2546



●アナログ電力メーター キット(TE-2202)   ケース付きキット5k円
QRPp 200mWフルスケール(20Wフルスケールも対応)の進行反射計キットです。
移動のときにもっていけば、電池などなしでアンテナのSWR不良のモニター、またSSBやAMで送信しているときはメーターの振れ方で変調がかかっているか何となくわかります(笑)。
IMG_2183


●BCL用受信機入力フィルター   完成品5k円
受信機の入力に接続して、4回路のスイッチで以下のフィルターを切り替えることができます。昔の受信機や大型アンテナを使う場合にローカル中波局のかぶりから逃げることができたりして重宝します。
 ①VLF(70kHzのローパスフィルター)
 ②MW (パンドパスフィルター、通過周波数を560kHz~2000kHzで可変できます)。
 ③SW (2MHzのハイパスフィルター)、主に強力な中波局の電波を減衰させます
 ④THRU  バイパスモード

IMG_E2461


●50MHz 移動用ダイポールアンテナ   完成品5k円
1.3m長のロッドアンテナを使った移動用ダイポールです。給電部に短縮コイルを入れてマッチングをとっています。マストとの固定は添付のクランプにぶら下げます
IMG_2557


●広帯域ロッドアンテナ(GAWANTモドキ)   完成品5k円
従来のGAWANTでちょっと不満なところを改良しています。
周波数も拡大し
6-18MHz、のほかに50-90MHzの受信も対応。
感度アップできるアース線の接続ポイントも追加しました。


IMG_2743


●モールス練習セット   完成品3k円
すぐにモールスが練習できるように超小型電鍵と発振器とのセットです。
電鍵は市販無線機にも接続できます(ケーブルは必要です)。

IMG_2421



●Ashi Paddle 45(2022バージョン)    キット2k円、 完成品4k円
人気の脚に固定して使用できる軽量電鍵の今年バージョンです。
色は青と赤があります。写真のようにクリア色がいい感じです。クリア塗装などしていない自分で組み立てるキットもあります。
IMG_2103


●Ashi Paddle 45(2021バージョン)     完成品4k円
従来のAshi Paddleです。

IMG_9622





ブースの場所は、2階のD2、アマチュアキットクリエイターズ(AKC)です。

皆様、よろしくお願いします
2022AKC





feed Wide range rod antenna (GAWANTモドキ) (2022/7/17 4:11:21)
一昨年にGAWANTの残念な点を改良したTunable rod antennaを製作しましたが、今回さらに改良版を作ってみました。
IMG_2743


1.オリジナルGAWANTの残念な点と一昨年製作バージョン(復習)
オリジナルのGAWANTは非常にコンパクトで短波を快適に受信できるものですが、実際に使ってみると、①周波数メモリがないので選択時に手間取る、②ロッドが短すぎて送信アンテナとしては損失が大きすぎる、③せっかくロッドアンテナがあるので切り替えスイッチをつけないと短波帯しか使えない...という残念な点があり、デザインももう少し何とかしたいなと思いました。

そういうことから前回は、以下の点を考慮して製作しました。
①ダイアル目盛りをつける。
②ロッドアンテナを外してワイヤーを接続することでEFHWアンテナとして使える。
③周波数レンジを50MHzやFM放送がきけるように拡大する。

上記③のアイデアとして下図のようにコイルにタップを設けて、2連バリコンで2つの周波数に同時に共振させることを試みました。

ac 182

http://becl8873.livedoor.blog/archives/5452375.html

結果として周波数範囲は拡大しましたが、短波帯の感度が低下したり、1次側と2次側のアースを接続したり切り離さないとVSWRが下がらない問題があり、使いずらいアンテナになってしまいました。


2.今回バージョンにおける変更点について
①広帯域回路について
今回、新たに回路を考えて、ロッドアンテナに高域用の直列共振回路を追加して、そのままローインピーダンスで受信機へ接続する回路を思いつきました。

早速、バラックで実験したところ、うまく低域と高域が使えて、短波帯の感度もあまり低下しないようなものができることがわかりました。

ただし、50MHz以上は、ロッドアンテナに接続されるバリコンの損失があり、感度は若干下がるようです。それでも、短波帯の感度低下は殆どなく、高域においてもFM放送なども普通に聞こえるのでメリットはありそうです。

回路は、このような感じです。
diagram


②アース端子について
EFHWやGAWANTタイプのアンテナを使って実験していると、アースを接続することで短波帯の感度が大きく上がることがあることに気づきました。したがって、このような構造においてもアースが取れるようにしておこうとコネクタの固定用のネジを1本、反対方向に取り付けて、ワニ口クリップで簡単にアース線と接続できるようにしました。
IMG_2745


3.今回バージョンにおける特性について
各周波数におけるVSWRをMFJ259Bで測定しました。

vsswr
IMG_2742



3.今回バージョンの頒布について注意事項
  上記アンテナを関ハムのAKCブースで数本ですが人柱板を頒布します。
 十分な評価ができていないのと製作のばらつきが結構ありますので、頒布をご希望の方は以下の注意事項をご理解をお願いします。

①仕様
●周波数  6-18MHz、50-90MHz(個体によって誤差があります)
●コネクタ SMA オスプラグ 50Ω
●ロッドアンテナ長 1.1m (取り外し可能)
●大きさ  突起物除く W x D x H = 26 x 31 x 50 mm
●重さ   85g

 ★送信は想定していませんので、送信される場合は、自己責任でお願いします(5W以下であれば使えると思います)。

②製作の誤差により周波数範囲が、ここに記載の値より若干狭い場合があります。
③電圧給電アンテナのため、VSWRはアースや無線機の種類により誤差を生じるため、ここの測定データーと差異があることをご理解ください。
④本装置は、3Dプリンターを用いた自作品のためケース強度は確認していませんので、ロッドアンテナに極端に力を加えないようにしてください。
⑤前面板は下方向にスライド、背面板は上方向にスライドさせて手前に引くとあけることができます。前面は両面テープで固定していますので必要以外は開けないようにしてください。背面板は、逆に緩いので外れやすく紛失しないように注意してください。


⑥万一の事故や損失が生じた場合でも、当方は一切責任を負いません。
⑦故障の際は、お問い合わせください。ベストエフォートで対応します

以上、よろしくお願いします












feed BCL、SWL受信機用入力フィルター (2022/7/17 4:09:47)
自分で長年使っているものですが、非常に便利に使えているので、基板と専用ケースを作ってみました。

本機は、ハイスペックのメーカー製受信機などでは特に不要と思いますが、近くに大電力の中波局がある場合、大きなアンテナを使用して簡易型の広帯域受信機などを使って受信する場合などは効果があります。

★注意事項:
大変申し訳ありません。中波のバリコンのつまみが、緩みやすいとご指摘がありました。

→中のシャフトが空回りしている場合は、一旦、つまみを外して頂き、バリコンのシャフトの延長部分の取り付けネジを締め直してください。後、なるべく強い力でバリコン回転範囲以外に回さないようにご注意ねがいます。

★ケースの開け方は、背面のSMAコネクタの固定ネジを外して、上蓋を後方にスライドすれば開けることができます。

IMG_E2461


IMG_E2462




1.仕様
仕様は、受信機の入力に接続して、4回路のスイッチで以下のフィルターを切り替えることができます。

●切り替えSW
 ①VLF(70kHzのローパスフィルター)

 ②MW (パンドパスフィルター、通過周波数を560kHz~2000kHzないで可変できます)。別途コンデンサを追加することで530-1600kHzくらいにも変更可能

 ③SW (2MHzのハイパスフィルター)、主に強力な中波局の電波を減衰させます

 ④THRU  バイパスモード

●入出力コネクタ、インピーダンス SMA-J、50オーム

●外観サイズ WxDxH = 78 x 64 x 27 突起物除く

●重量 82g

●電源 不要です


2.各切り替えにおける通過特性

①VLF...70kHzのローパスフィルターです。中波局などの強力な電波を阻止することができます

IMG_2453



②MW...中波帯のバンドバスフィルターです。狭帯域の通過特性を持ち、パネルの左側のツマミをまわすことで受信周波数付近のみを通過させることができます。下の写真は、中波帯の下、真ん中、上側の周波数の特性です(写真の横軸は、10kHzから5MHz)

受信フィルター

③SW...強力な中波帯の妨害波を減衰させるための3MHzのハイパスフィルターです。
IMG_2455


④THRU バイパスモードです
IMG_2454


3.その他
本機は、イベントなどで頒布しようと考えておりますので、見かけましたらよろしくお願いします




feed アナログ電力計キット(TE2202) (2022/7/12 10:54:06)
1.はじめに
前に製作したQRPpの進行反射電力計 キット の今年バージョンを準備しました。
2022年のKANHAMやハムフェアのイベントで頒布を予定しています。

メーターは少し大きくなってしまいましたが、人気の丸形メーターです。シャックに置いておくだけでカッコいいデザインを目指しました。

IMG_2183

IMG_2181

今回は、基板外部にボリュームをつけることで、20Wフルスケールの電力計としても使用することができます。

電源を必要としないので、移動のときにおいておくとアンテナマッチング状況がわかったり、メーターの振れからSSBやAMの変調がかかっているかなど知ることができます。

コネクタは、SMAですが、キットですのでご自分でBNCやM形に変更して使いやすく改造してみてください。

もちろん、メータースケールを作ることで100W以上でも使用することができます。





2.仕様
●使用周波数   1.8MHz~150MHz(7MHz以下と50MHzは誤差があります)
●フルスケール値 200mW、もしくは20W(両方のメータースケール紙を添付しています)
●コネクタ    SMA-J
●インピーダンス 50Ω
●大きさ     86 x 50 x 40 mm (W x D x H)
●重さ      100g




3.回路、組み立て説明書
http://becl.g2.xrea.com/manual/TE2202.pdf



4.その他
メーターには、12Vの電球が入っていますので改造してメーター照明をつけることもできます。オリジナルのVU計にメータ板を外しておかないと透けて重なってしまいますが(笑)
IMG_2178



それではよろしくお願いします。




feed 50MHz 移動用ダイポールアンテナ (2022/6/26 10:14:17)
1.37m長のロッドアンテナを使って50MHz用の移動用のダイポールアンテナを製作しました。
IMG_2533

50MHz用とするには少し長さが不足しますのでローディングコイルを入れてマッチングをとっています。バランは、入ってませんが問題なく動作します。

●仕様
①周波数帯 50MHz帯
②コネクタ BNC
③VSWR  1.5以下 ( 周囲に何もない条件、50.3MHz, 地上高2mにて)
④重さ   151g(同軸ケーブル、吊り下げ用フック含まず)
⑤外観   WxDxH= 90 x 26 x 40 mm (突起物除く)
⑥固定方法 吊り下げ方式
⑦耐電力  50W以下
⑧材質   PLA(50度くらいより高い温度で変形の恐れがあります。高温の車内などに放置しないように注意してください)
⑨その他  屋外で長期間で使用する設計ではありません。また防水にもなっていませんので短時間の移動運用でご使用ください(長期間の屋外での設置はできません)。


●構成
ロッドアンテナは、使用時にネジ込みます。使用していないときは取り外せるのでコンパクトに収まります
IMG_2557


●使い方
ポールに吊り下げフックを挟み、アンテナを引っ掛けます。そのままだと振動で外れることがありますので、紐やマジックテープなどでポールに同軸を固定しておいてください。

マスト径は、15~30mmくらいで使えるようです。また、吊り下げクランプの重量は、600gまでとなっております。アンテナのみの重量は151gなので同軸ケーブルの重量が吊り下げクランプの荷重にならないようにケーブルもマストに固定しておきましょう。

ロッドアンテナは、あまり強くネジ込むと中のナットが緩む恐れがあります。
IMG_2559


●特性
短縮していますが、少しですので特に問題はありません。屋外で地上高2mで測定したVSWR特性は以下の通りです。

IMG_2567



●その他
本アンテナは、今年の関ハム、ハムフェアで頒布予定です。(このサイズのロッドアンテナは現状入手が困難のため、手持ち数台のみの頒布になる見込みです)





feed 光造形3Dプリンターを導入しました (2022/4/27 15:26:42)
先月から、一人暮らしをしていた母親の介護のため、大阪の実家におります。こちらには、工作環境がありませんので、多くのプロジェクトがストップしてしまいました。

この状況が長期化しそうなので、こちらでも少し作業ができるように10日前にSLA(光造形方式)の3Dプリンター を導入しました。これまでFDM( 熱溶解積層方式 )プリンターで製作していましたので、今回は、光造形の3Dプリンターにしました。初めて使うのですが、どのようなものか少しわかってきましたので、以下にレポートします。


1.導入モデルと組み立て
アマゾンで 光造形3Dプリンター 購入、27k円ほどでした。
IMG_E1860


この機種を選んだ理由は、今使っているFDMのプリンターが問題なく動いているので同じメーカーのもので、解像度4Kモデルが比較的安く出ていたというものです。

最初、なにが必要かわかりませんでしたが、とりあえず、 水洗い可能なレジン (500mlで、3k円)と一緒に購入しました。

プリンターは段ボールに完成品で配送されてきました。FDMのときはかなり大きな箱で2階の部屋に持っていくのも結構大変でしたが、今回は、体積で半分くらいですので省スペースです。

開梱して、添付品を確認してから、同梱されていたレベル調整用の紙を使って、ねじをしめるレベル調整を最初に行いました。FDMのときは、台座の4か所のねじを台座を移動させながら調整する必要があり、結構難しかったのですが、今回は、非常に簡単です。

レベル調整ができれば完成で、レジンをタンクに入れて、付属のUSBメモリに入っていたテストファイルの印刷のスタートボタンを押せば印刷を開始します。ここまで、約1時間程度しか経過しておらず、非常に簡単です。


2.テストプリント
テストファイルは高さが7.5㎝の立体系のものでした(完成は下の写真参照)。

レジンは嫌な臭いがするのでちょっと気持ちが悪くなりましたが、我慢。また、レジンの液体は、アレルギー性ということなので直接皮膚につかないように付属のゴム手袋を使って作業します。


最初にレジンをバットにいれます。レジンの量は必要な量がスライサーソフトで表示されますが、後で余った分は戻せるので不足しないように多めに入れます。ただ、印刷プラットフォームが上下してレジンの中に入ったり出たりするのであまり大量にいれると溢れるので注意します。大きなものを作るのでなければ140mlのラインくらいまで入れておけばよいように思います。
IMG_1957



カバーをかぶせて(紫外線避けになります)、スタートを押すと残り時間が表示されて動き始めます。印刷プラットフォームの下側にはりついてぶら下がったようにプリントされていきます。

IMG_20220416_103215960

終了したら、手袋をしてレジンがこぼれないようにトレイ(100円ショップで購入したステンレス製)などの上で、印刷プラットフォームからはがします。この時、付属の金属製のスクレイパーを使用します。思ったより簡単に剥がれました。
IMG_1958


次に水洗いします。専用の装置も売られていますが、とりあえず密封容器にいれて手で振って洗浄しています。4-5回水を入れ替えて数分ふっておけばよいと思います。
IMG_1960




最後に水分をふき取って、紫外線で硬化させます。天気がよければ外に出しておいて太陽光でも大丈夫です。夜でもできるように安価な ネイル用のUVライト を購入しました。

照射時間は、どのくらいか不明ですが1時間程度、裏表に照射すれば十分のように思えました。

IMG_1954


3.後片付け
結構面倒なのですが、印刷したあとで修正して再度印刷したい場面がありますので、レジンバットにレジンを入れたままにしています。ここで、しばらく使わない場合や別のレジンに入れ替えるときにレジンをもとのボトルに戻すようにしています。48時間程度であれば、放置しておいてもよいようです。

余ったレジンをボトルに戻すときは、じょうごと添付のフィルタを使います。じょうごがなければペットボトルをカットして作ることができます(笑)
IMG_1963


レジンバットや、印刷プラットフォームなどの後片付けはペーパータオルなどを使ってふき取るように説明書に記載があります。隅とか難しいのですが、気になるようであれば、アルコール(IPA)を使って洗浄ふき取りをするとよいようです。


4.光造形の使用感
殆ど材料をつかわないような写真のようなモデルで、なんと4時間もかかりました。FDMだと1時間もかからないでしょう。SLAは、プリントの速度が速いということですが、高さのあるものはそれなりに時間がかかります。


IMG_20220416_120429794



特に印刷プラットフォームに低いモデルをいっぱいに並べてプリントする場合、かなりメリットがあります。下写真のアンテナアナライザのケースは、これまでFDMプリンタで印刷すると1個あたり4時間くらい(2個並べると8時間)かかりました。量産のときに常に3Dプリンターが動いており騒音をまき散らしていました。

しかし、SLAでは2個並べて印刷すれば1時間程度で完了します。騒音も静かなので助かります。

印刷精度については、以下のようにかなり差があります。上がSLA、下がFDMです。これまで穴の寸法など、FDMではあとで削ったりして調整が必要なことがよくありましたが、SLAは設計通りできてきます。

細かい設計も楽しめそうです
IMG_E1952



これまで作れなかった、ポリバリコンのダイアルなども市販品のような細かいギザギザが作れるようになりました。(灰色が今回製作したもの、白色が市販品)
IMG_E1951


仕上がりは、アクリルのような感じです。触った感じは固いのですが、薄い部分は欠けたり割れやすいようです。








feed アンテナアナライザー TE-2101 頒布のお知らせ(受付を終了しました) (2022/4/15 5:19:24)
コロナで中止となった関西ハムシンポジウムで頒布の用意をしていたアンテナアナライザー TE-2101が10台、完成しましたので頒布させて頂きます。

→たくさんのお申込みありがとうございました。予定数を超えましたので受付終了とさせて頂きます。

IMG_1234



1.装置の概要
 ●0.2-200MHzまで対応した片手に納まるほど小型軽量のアンテナアナライザーです。 インピーダンス測定などの機能は省略、VSWR表示に限定して簡略化しています。

<説明動画>



2.頒布品の詳細
詳細は、取扱説明書をご覧ください。
https://qdzlab.seesaa.net/article/483920724.html
IMG_8263


3.頒布価格について →受付終了とさせて頂きます。
 ●本体11,000円 (送料別)
 ●送料 200円 (クリックポスト)

 数に限りがありますが以下のものも用意しています。
 - オプション: 電源充電ケーブル(携帯用MicroUSB) 110円
 - オプション:  SMA-BNC変換コネクター 1個 250円
 -  オプション:  SMA-M変換コネクター   1個 250円
 -  オプション:  SMA 50オーム終端器    1個 200円



4.注意事項(取説から主要部分を抜粋)
①趣味での製作品のため外観には加工の傷、ズレ等があります。また、性能も測定器のようなものではありません。神経質な方は、申し込みをしないで市販品を探してください。
②マイクロUSB充電コネクタは大半の市販品で使用できると思いますが、大きなものは刺さらない可能性があります。(サイズ詳細は取説をご参照ください)
③リチウムポリマー電池を使用していますので扱いには注意してください。充電する際は、発火事故のリスクを避けるために、人が監視 できる状態で充電を行ってください。
④車内など高温になる場所に放置しないでください。50度程度でも 変形、故障の原因になることがあります。
⑤万一の取扱や保管中での事故や損失が生じた場合でも、当方は一切責任を負いません。
⑥故障、不具合時はメールでお問い合わせください。 ベストエフォートで対応します。
⑦信号には目的周波数以外に高調波成分を含むため、屋外のアンテナ測定などに使用する場合は、周囲の無線設備等に妨害を与えないよう十分配慮してください。
⑧本頒布品の転売、ソフトウェアの再頒布ならびに逆コンパイルは固く禁じます。
⑨本機は改良のため予告なく仕様変更を行うことがあります。 ハードウェア、ソフトウェア共にアップグレードの対応は行っておりません。
⑩本機は個々に調整していますが、電圧と半導体のばらつきによるレベル誤差が あります。 安定化電源回路を搭載し、ある程度ソフトウェアで補正しておりますが、 測定器のような精度はありません。
⑪温度特性については、考慮していません。極端な低温、高温下の動作は不明です。 校正時と使用時の周囲温度に差があると誤差が大きくなることがあります。
⑫未解決や気が付かないバグがあるかもしれません。 予めご了承ください。
⑬ブリッジの特性により低い周波数と高い周波数は精度が悪くなります。
⑭本器はリアクタンス成分を計測していません。 リアクタンス成分を含む負荷の場合は精度が悪くなることがあります。
⑮内部処理の関係で100MHzを境にグラフが不連続になる時があります。
5.申し込み方法  →受付終了とさせて頂きます。
★先着順で10台に達した時点で受付を終了させて頂きます。
 台数が少ないので申し込みいただいた方すべてに対応できないと思います。申し込みいただいた方には必ずメール返信します。

●件名に 「TE-2101アンテナアナライザー頒布希望」 と記載して
 私のコールサイン(小文字)@jarl.com 宛にメールでお願いします。
本文に お名前(フルネーム)、 コールサイン(お持ちの場合)を ご記入ください。


それでは、宜しくお願いします。


feed マグネチックループアンテナとスローパーの比較動画 (2022/3/25 15:00:54)
7MHzのマグネチックループアンテナをベランダに設置して、フルサイズのワイヤーアンテナと比較してみました。

ベランダの設置条件は、地上高も低いので、あまり良くありません。

しかしながら、そこそこ使えます。また、受信であれば、SNの良い受信ができることがわかりました。

よろしければご覧ください。




feed 衛星通信 簡易受信機の製作動画を公開しました (2022/3/24 12:42:39)
先月から作っている145/435MHzの受信機の動画を公開しました。

宜しければご覧ください。

基板は発注済みで到着待ちです。
実戦で使えるようでしたら頒布したいと思います。




IMG_1611

« [1] 12 13 14 15 16 (17) 18 19 20 21 22 [27] » 

execution time : 0.080 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
18 人のユーザが現在オンラインです。 (14 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 18

もっと...