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link 7L4WVU 自作アマチュア無線局 7L4WVU 自作アマチュア無線局 (2025/7/3 23:36:06)

現在データベースには 406 件のデータが登録されています。

feed カーボン釣竿アンテナと導線アンテナの比較実験をしてみました (2023/6/30 6:27:50)
毎週のFT8のQRPでの移動運用で使っているカーボン竿アンテナ、小型軽量で非常によく飛んでくれていると満足しています。

しかし、ネットをみているとカーボンの電気抵抗と接触部の容量結合(電気的につながっているものもあり)などから、「グラスファイバーポールに導線を沿わせる方がよい」という意見もあります。

Youtubeなどの実験結果をみていると、カーボン竿アンテナは高周波電流が導線にくらべて少ない(損失-3dB)とか、継ぎ目で発熱があるなどのデータがあり、「自分のアンテナは、FT8だから飛んでいるように感じているのか」という疑問を持つようになりました。

SNSでいろいろ調べてみたところ、RBNなどで比較して差はないようだというデータは見ることができましたが、短波帯での実験なので常に数dBは変化しているので決定的ではありません。

そうなると自分で確認するしかないと、同じ長さの導線のアンテナをもう1本建てて比較してみることにしました。アンテナの特性は、通常、送信と受信と同じなので受信機で切り替えることにより、3dBの差があるのであればSDRのバンドスコープで十分読み取ることができるはずです。

今回の実験結果としては、「カーボンアンテナは同じ長さの導線アンテナと同じ」という結果になりました。また、「雑音が少ないという点は分かりませんでした(近所の太陽光発電ノイズレベルには効かない?)」

実験の内容は、動画にまとめていますのでよろしければご覧ください。動画の注意事項として述べていますが、カーボン竿は製品によってカーボン含有量、編み方、樹脂の状態など大きく異なりますので、この結果はすべてのカーボン竿に適用されるものではありません(ダメなカーボン竿もあるはずです)

実験してみたことにより安心して今のカーボンアンテナが使えるようになりましたが、なぜ、損失があまりないのかは疑問として残っていますので、今後もSNSでシミュレーション解析や実験結果などを注視していきたいです。

 


あと、比較してあまりにも変化がないので、切替スイッチのアイソレーションはどうなのか気になりましたので、片側のアンテナを外したときの確認もしています。

外被も切り替えているので映り込みはないかと pic.twitter.com/DoygbnmQPz

— 7L4WVU@AKC (@7L4WVU) June 29, 2023



feed 自作機でSOTA移動 (雷電山 JA/TK-035) (2023/6/27 9:48:23)
6/26(月)今週も東京は雨模様で、週刊予報をみると月曜くらいが天気も良く、週の後半は気温は33度とかになっていましたので月曜から移動。

今回は、無線は1時間程度にして少し長めに歩いてみようと青梅丘陵(軍畑駅~青梅駅間)を歩く12kmのコースです。

自宅を7時過ぎに出て、朝9時に青梅線の軍畑駅に到着。20分くらい車道を歩いて登山口に。登山口は少しわかりにくいのですが過去何回も来ているので迷うことはありません。いつもながらいきなりの急坂ですが毎週の山歩きの成果がでてきていたのか、速いペースで山頂494m地点に到着しました。

今回の装備は、①自作無線機WVU604F2(200mW、リチウム電池内蔵バージョン)、②カーボン釣竿6m+ラジアル10m線1本、③手動チューナー、そして④スマホでした。いつも山の運用で7MHzのSWRが下がらないので今回コイルの巻き数を増やして様子をみるつもりでしたが、肝心のアンテナアナライザを出発前に充電していて持ってくるのを忘れてしまいました。

おかげで、受信音を頼りにチューンするのですが、バリコンだけだとピークは出せますが、コイルの切替ポジションが多いのでどのポジションが最良か探すのは非常に難しいことが分かりました。最近、、こういうミスが多いのでこれからはチェック表など準備しようと思います。

山頂は、周りに木が多く、あまり景色はみえません。アンテナは写真のように古い切株に釣竿を地面に差し込んで自転車用の荷物紐で軽く縛っただけのお手軽です。準備は5分もかからず、撤収は1分くらいです(笑)
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景色は北方向のみ見えます
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10時から11時まで運用しました。SWRは不明ですが、7,18,28MHzで合計15局と交信できました。18MHzが広範囲にオープン、28MHzも近距離Eスポがでていたようでバンドは国内QSOも賑やかでした。いつものように私の電波の飛び具合、PSKRを貼っておきます

<7MHz>
40m

<18MHz>
17m


<28MHz>
10m



★QRP 山移動における運用の仕方と運用周波数について
イベントで0.2W機を頒布していると「0.2Wだと飛ばないね」と笑って言われる方が本当に多いのですが、私的には十分なパワーで、アンテナがしっかりしていればそれ以上のパワーは不要です。

毎週のように自作0.2W機と6mカーボン竿で山移動していますが、総重量1kg以下のお手軽設備でも十分交信でき楽しめます。出力は低いのですが、7MHzは問題なく呼んでもらえますし、WARCバンドや28も山の上からだと近くの局、そしてEスポがでていると国内各局からコールしてもらえるようです。

運用に仕方については、各バンドのコンディションをまず把握して自分の設備で飛んでいるのかを確認することです。FT8では、これまでにない PSKR(PSK reporter) という仕組みが使えますので、QRPだからといって呼びに回らずにCQを出して、スマホで飛んでいるか確認しましょう。

やり方は、最初に空いている周波数(DF)をみつけてCQを2回程度だしてみてスマホとかでPSKRで飛んでいるか確認します。飛んでいなければ混信しているかもしれないのでDFを変えてみて再度確認、そしてダメそうだったら別バンドに変更すると効率がよいです。

また、低出力で山移動で多く交信するコツとして運用周波数があります。基本は国内伝搬の良い7MHzを中心にして、山頂メリットでGW通信が伸びる28MHzや50MHzと組み合わせるとよいでしょう。

今回のようにEスポが出ていれば、18MHzや24MHzバンドでも国内から結構呼ばれます。21メガや14メガでCQを出しても混信が大きすぎて弱い信号は相手に受信される可能性は殆どありませんので、私は、基本 7- 10(運用局が少ないので呼ばれなければやめる)‐ 18(Eスポ時のみ) - 24(Eスポ時のみ) - 28(海外から呼ばれることもあり) - 50(海外にオープンしているときは怒られるので出ない)の順番でやってます

そして、重要なのは、局数が多く移動局チェイサーが多い7MHzでしっかり飛ぶアンテナシステムを作り上げるのがポイントです。これができれば、お手軽QRP移動運用は成功すると思います

そして、コールサインは、 自局コール+/P として移動していることを明確にしましょう。QTHは私は送っていません(後のお楽しみ)。または、sota,potaのネット投函システムに入れておけばよいでしょう。POTAやSOTAを追いかけている方からコール頂けるので。






feed 秋葉原飲み会 (2023/6/25 20:54:56)
6/24(土)15時から秋葉原でAKCメンバー6名と自作愛好家+α=10名で飲み会をしました。

AKCメンバーでは、月一回程度 秋葉原で懇親会をやっていますが、だんだん集まりが悪くなってきたこともあり、新しい方もお誘いしてみました。

自作はまだという方もおられましたが、すごく盛り上がって楽しい会となりました。気が付くと20時になっていました(笑) 

これから毎月イベントがありますので、秋頃までアキバ飲み会は開催しませんが、自作品を持って参加したいという方がおられましたら、その時に連絡しますのでお知らせくださいー



以下、今回の自作品の一部です(話に夢中になってしまい、半分くらいしか写真を撮っていませんでした。スミマセン)

●7M2SIA局の430MHz 2c39真空管リニア 30W程度出るそうです。かっこよくできていますね
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●JR2BMU/1局 CWトランシーバー。同じデザインで各バンド分製作されているようです。FB
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●JK1LSE, JA6IRK局 1.2GHz八木アンテナ
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⚫︎JL1VNQ局 鬼キット 20W 2バンドトランシーバー
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⚫︎JH4VAJ LEDチェッカー
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●私が持参した実験中の430MHz FT8トランシーバーとAshi Paddleのメモリキーヤ―内蔵版
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feed 移動装備の軽量化について (2023/6/23 8:40:08)
毎週のように自作機を持ってSOTAの山移動していた2017年ごろ、 ブログに装備の軽量化 を記載したことがありました。記事を見ると、HF~6mまでの3W程度のCW移動システムで約3kg程度の重さがあったようです。

さて、今はどのくらいになったのか確認&比較してみました。

参考までに当時の装備です。バッテリーやケーブルが写っていませんが懐かしいですね。自作トランシーバーはアルミケースのもので7から50MHzの3W CW運用ができますが、当時、山頂の低いワイヤアンテナ+7MHz CWではなかなか交信できませんでした。そしてコンディションが悪いと必要な4局と交信するのが結構大変で、山頂のメリットを生かせる50MHz SSBなどもを持って行く必要があったことを思い出しました。
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今の装備は、こんなものです。無線機はFT8のみですが、電池内蔵で重さは僅か133gしかありません。そして0.2WのQRPでも30分で5局程度は交信できるようになりました。

また、アンテナはカーボン釣竿になりましたが、当時EFHWでいろいろ試みたけど共用化できなかった50MHzも今回は使えます。これだけで7~50MHzまで出れるのは嬉しいです
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それぞれの重さをまとめて比較すると現在は、当時の目標2kgの重量のなんと半分の1kg以下になっていることが分かりました
重さ比較

今回のリストにスマホなども書いてますが、無線をしなくても持って行くものだし、また、アンテナチューナーはコイル切替とバリコン1個なので、アンテナアナライザーも持って行かなくても受信の信号メータで同調点はある程度判断可能です。

体力が落ちてSOTAも難しくなってきましたが、装備が軽くなった分、楽しめるようになったと感じています


feed 伊豆ヶ岳(SOTA JA/ST-013)移動 (2023/6/21 10:40:58)
週一回の山歩きですが、今週は後半が雨模様ということで 6/20(火)に埼玉県飯能市の伊豆ヶ岳(851m)に登ってHFを運用してきました。

朝9時に西武線 正丸駅に到着。森の中の川沿いの道を上って、途中結構きつい上りもありましたが1040に到着。山頂付近は、タモリ俱楽部でよく聞く「チャート」と言われる生物の死骸からできた岩が沢山ありました。

ここには、6~7年位前に登ってSOTAで7MHz CWで5WとEFHWワイヤで運用を行い沢山の局と交信できた記憶がありますが、今回は0.2W FT8と6m釣竿なのでかなり貧弱な設備となります。


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設営はこんな感じです。釣竿を地面に差し込んで看板に軽く紐で固定しています。ラジアル線は10mを1本地面に張っています。周りに木が多く景色はほとんど見えません

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この状態で、7MHz 5局と交信して、10MHzにもQSYしましたが応答はありませんでした。最後に28MHzも出てみました。PSKRではこんな感じでした。

<7MHz>近距離ですが、いつものように飛んでます。SWRは2以下には下がりませんでした
40m


<28MHz>やはりこのアンテナ、他のバンドに比べて10mバンドはよく飛びます。今回も近くですが2局呼んできてくれましたし、関東圏でも多くのリポートが上がり遠くまで飛んでいました。
10m kantou

地図を拡大するとEスポで九州、そして海外はハワイまで飛んでいました(笑)
10m

そのあと、各バンドを運用して飛んでるチェックをしたかったのですが、小学生の遠足軍団が登ってきてお昼ご飯を食べてあまりの煩さに撤収しました。

今回は、そんなに暑くなかったので温泉はなし。最寄り駅まで戻って、ハイボールが半額と書いてあったので水分補給を行いました。

交信頂いた方々、ありがとうございました。QSLは、hQSLで発行済です。

QSL_伊豆ヶ岳


feed TE-2101アンテナアナライザー頒布の受付をしばらく中止致します (2023/6/15 19:35:35)
アンテナアナライザーの申し込みを継続して受け付けておりましたが、受付数が製作数を大幅に上回っていることと、下記イベントでの出展が4か月連続で続くこともあり、しばらくの間、受付を中止させて頂きます。(すでに申し込みいただいた方は少しずづですが製作して連絡をしますので連絡をお待ちください。)

なお、これから入手ご希望の方は、2023年は以下のイベントのAKC(アマチュアキットクリエイターズ)ブースで頒布予定しています(製作数は、イベントが続くため5~10台程度です。毎回、すぐに品切れになりますが、仕事の合間に趣味で製作していることもありご理解お願いします)

●7月 関西ハムフェスティバル
●8月 ハムフェア
●9月 北海道ハムエア
●10月 JARL東京支部 ハムの集い(八王子 片倉)→出展中止の可能性あり
以上、宜しくお願いします。


feed 144MHz FT8 1mWでの見通し通信距離を計算で求める (2023/6/15 7:23:19)
高尾山、生駒山からの144MHz FT8 1mW+垂直ロッドアンテナで数回運用し、100kmを超える外房まで飛ぶことが分かりました( 記事を参照 )。

6/13の高尾山からの運用では、AKCメンバーのJA6IRK/1(千葉県印西市:高尾山との距離84km)とメッセージで連絡しながら、144MHzでの交信をトライしました。IRK局は西に障害物のないマンションの最上階でスタック八木使用なので問題なく届くと思っていましたが、結果、1W出力のIRK局の信号を-18dBでデコードできたものの、こちらの信号は届きませんでした。

単純に考えるとこちらも0.5~1Wくらいのパワーが必要と思いますが、こちらのスマホ受信(アプリFT8CN)は受信リポートが全くあてにならずかなり低めにでます。交信できているのに-30などというリポートを相手に平気で送出、実際にどのくらいの出力で届くのかわからないため、計算で求めることにしました。FT8で見通しの条件でどのくらいで電波が飛ぶのかある程度推測できますので、移動の際に参考になると思います。


1.2波モデルで計算してみる
まず、お互いの通信距離と断面図は下のようになります。電波は都心を通りますが見通しであることが分かります。
ja6irk


実際に計算するとどのくらいになるかみてみます。昔は手計算していましたが、今ではネットに沢山のツールがあるので便利です。今回は これの2波モデル を使いました。これくらい距離があると2波モデルは誤差がありますがとりあえずやってみます。

こちらの条件は、周波数144MHz、出力0dBm、アンテナ利得2.14dBi(1/2EFHWロッドアンテナ)、相手のアンテナの条件は推測で20m高 12dBiで入れてみたものが下図になります。

FT8受信能力ですが、一般的な受信機でも-125dBm程度は聞えますのでそこからFT8の限界に近い受信能力を-24dBとすると大体-150dBmくらいでもデコードできるのではと推測されます。グラフ(赤線)からは60km程度となり、これまでの山からの運用実績からみても納得のいく値となっています。
スクリーンショット 2023-06-15 054923
このグラフから、あとどのくらいで84kmになるか推測すると7dB(5倍)くらいあればいけそうです。実際に出力7dBm (5mW)で計算したものは下図のようになり、何とか届くのではないかと思われます。

タイトルなし

2.50MHzでの信号リポートから144MHzの必要電力を計算してみる
同じときに50MHzでIRK局と交信できており、こちらの0.2W+カーボン釣竿の信号がIRK局に+6dBで届いていました。そのときのデーターから簡易的に確認(実際にはアンテナや偏波面が異なるので数dBの誤差はある)してみます。

‐送信出力差:23dB(200mWと1mW)
‐50MHzと144MHzの自遊空間損失の違い:10dB

33dBの差がありますので  6 - 33 ₌ -27となり、先ほどのグラフの結果に近いものが得られました。144MHzで7dB出力をアップさせると-20dBくらいでIRK局に届くことが分かりますので次回ビームアンテナなどで再確認してみたいと思います。


3.これまでの信号到達距離における考察
2波モデルでの計算では、相手のアンテナ条件が良くても見通しで60km程度という結果でした。今回のPSKRの結果に半径60kmの円を加えると以下のようになり一致していると思えます。高尾山は西側は山ですので、どうしても東側のみとなりますね

都心もエリア内ですがリポートはありませんでした。これは、ビルなどの影響があるのではと推測しています。

 また、前回の移動では、距離100kmの外房まで飛んでいましたが、これは東京湾を超えるルートで、海上伝搬では電界が変動して強く届くことがありますのでその影響だったと考えられます。

半径60kmエリア







feed カーボン釣竿アンテナ(仕舞長45cm)を高尾山で試す (2023/6/14 10:42:17)
前回に続いて仕舞い長45cmのカーボン釣竿についてのリポートです

前回はアリの目玉クリップ接続、今回は Amazonのテカテカ竿の銅テーブ結合バージョン です。

梅雨で毎日雨なのでなかなか移動ができなかったのですが、昨日、6/13(火)久しぶりにお日様が見えてました。行先は雨のあとなので舗装路で登れる高尾山です。無線運用に必要な装備はこれだけで、7~50MHzまでのFT8運用ができます(これに10mのカウンターポイズワイヤが必要)。竿は45cmしかないのでリュックに入ります。
IMG_6344


HFの運用は、山頂で釣り竿を伸ばすとクレームがきそうなので、ルートから外れた人が殆ど通らない休憩ポイントで実施しました。ただ、周りは木が茂っており上手く飛びは???です。


●設置状況
竿を地面に差し込んで少し傾けて木に立てかけ、カウンターポイズは10mを1本貼りました。風がなかったこともあり竿は倒れることはなく、SWRは、7~50MHzまで問題なく1.5以内となりました。
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●運用結果
<7MHz>
最初、0.2WでCQを出しても全く応答がなかったのですが、PSKRをみると飛んでいるようでした。よく調べてみるとスマホでデコードがされていません。携帯の電波が入らないところだったが原因のようでした。携帯の場所を少し変えたところ電波が少し受かったのでデコードもOKになりました。今回は、7~1~3エリアくらいまで広範囲に開けていたので応答率もよかったようで4局と交信できました。
40m

<21MHz>
DX局でいっぱいでした。0.2Wでは混信で交信できそうな感じがしなかったので、端の方でCQを数回だしてPSKRを見たところPNGくらいは飛んでいるようです。
15m


<28MHz>
交信はできませんでしたが、VK,KH6くらいまで飛んでいました。自宅で実験したときも、このアンテナで結構飛んでいるのは、28MHzでした。長さが6mくらいでハイインピーダンスなので1/2波長に近い電波の乗り方をしているのかも知れません。
10m


<50MHz>
DX狙いのOMさんが多いのであまり出たくはなかったのですが、オープンしていなかったので飛びを確認するために久しぶりにでてみました。SWRは1近くまで落ちていますが、どのように電波が載っているのか分かりませんが、0.2Wでも100kmくらいは飛んでいるようでした。次回、DPと比較してみようと思います
6m


●まとめ
①今回 、HF 0.2w:7MHz 4局、28MHz 2局、50MHz 1局、それ以外に144MHz 1mWで1局の合計8局交信できました。釣竿アンテナ1本で7-50まで楽しめるのは嬉しいし、0.2WでもSOTAのアクチベーションはできそうな感じです。また、 8局中7局がhQSL対応局で確実に普及しており、カード交換の点ではJARLに入らなくても楽しめますね

②木に立てかけたアンテナと地面に差し込んだ状態(地面と絶縁はされている)での電波の飛びの影響を懸念していましたが、殆ど影響はなさそうでした。あと周りに何もないところで簡単にカーボン竿を立てられる方法を検討する必要があります

③生駒山でもありましたが、携帯の電波がないとスマホアプリ(FT8CN)は上手く動かないようです。また、私の携帯(DAC含む)との相性も良くないのか全体的に送信リポートが悪いです。今回も、相手から「-10」くらいのレポートをもらっているのに、送りが「-30」という信じられないリポートを送っていたりします。なにが悪いのか分かりません。

④自作チューナーとアンテナアナライザー直結は、バンド変更が容易で使いやすいです。あとは無線機のフィルター交換が面倒なので何とかしたいですね

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feed カーボン釣竿アンテナ(仕舞長45cm)を多峯主山で試す (2023/6/6 17:14:38)
前に仕舞い長45cmのカーボン釣竿について ブログに書きまし たが、竿の塗装を剥がして銅板を貼った上に自己融着テープを巻いたことで外観が危険物にみえ、飛行機での移動ができないため、新しくもう1本購入しました。

前のものは目玉クリップでうまくいかなかった(JA6IRK局は目玉クリップだけで使えたそうです)ので、別のものということで探しました(仕舞い長45cmで6mくらいのものというと17段くらいになり、ネットでもなかなか見つけにくいです)。今回購入したのは、アリの6.3m 17段です。

到着して外観をみて思ったのは、みなさまお使いのWWR局推奨のJINKING(仕舞い長75cm)のものとカーボンの編み方が似ているということでした。これはいけそうと早速、自宅ベランダにて目玉クリップを2段目につけてテストしたところ問題なく7~50MHzまで動作しました。外観を写真で比較してみます。左から、JINKING(仕舞い長75cm)、アマゾン(仕舞い長45cm)、そして今回のアリ(仕舞い長45cm)です。前回うまくいかなかったアマゾンの竿は、テカテカしていかにも塗装被膜がありそうで、これがだめだったのかと想像しています(実験のとき被覆は剥がしたがNGでした)

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今回は、この竿をリュックに入れてカーボン釣竿で初めてのお手軽移動をしてみました。行ったのは飯能市の多峯主山(290m)です。 飯能駅から歩いて1~2時間程度で山頂まで行けるお手軽コース です。

多峯主山に到着。平日ですが、多くのグループが山頂で休憩されていました。遠くには富士山、新宿副都心やスカイツリーもみることができました。

まずは、いつものように144MHz 1mWで飛んでるチェック。Esで台湾局を呼ぶJAがたくさんみえていました。もちろん台湾局はみえないので端の方でCQを出して1局と交信成功!
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144MHz 1mWとEFHWロッドアンテナから、千葉までは無理でしたが、40km程度飛んでいるようでした(赤色のXが送信場所です)。
2m

さて、次にHFです。アンテナは、最初、少し傾けて木に立てかけて運用する予定でしたが、アナライザーでSWRを見ると非常に不安定でした。そこで急遽コンクリ製の手すりに軽く固定しました。カウンターポイズは10mを1本貼りましたが、なぜかSWRは自宅のように簡単には下がりませんでした(7MHzは、SWR2程度)
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ここで無線機とアンテナカプラを接続する同軸ケーブルを忘れたことに気づき焦りましたが、よく考えてみると自作のアンテナカプラにはアンテナアナライザーを直結できるSMAのオスが付いていたので、アナライザ用の端子にトランシーバーを直結することにしました

写真でカプラの後ろにスマホが置いてあるのですが、これだけでHF~6mまで0.2Wで運用できるコンパクト移動システムになります。アンテナも45cmに仕舞えるのでリュックに入り最高です。
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このシステムで殆ど呼ばれませんでしたが、0.2Wで30分くらいCQを出して7MHzで2局交信できました。PSKRをみると東北くらいまで飛んではいましたが、オープンしていたのが関東~東海くらいまでだったのでCQ応答率も低かったようです。
40m


連絡はしていなかったのですが、山で運用していたらTwitterをみて飯能のJL1IHE局(ex 7Q7JA)が山頂まで遊びに来てくれました。いろいろ話をしながら一緒に下山、IHE局のアンテナを見学後に地元で美味しいうどん屋(きくや)でランチ2時前でしたが、順番待ちするくらいで大変美味しかったです。

アマチュア無線、楽しいですね


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feed 生駒山頂から144MHz 1mWでオンエア (2023/6/6 5:08:04)
5/28(日)に大阪の生駒山に登って144MHz 1mWで運用したリポートです。

まず、今回登ったルートは、 新石切駅から生駒山頂を抜けて奈良県の生駒駅までというルート です。朝9時に駅を出発して山頂には11時半くらいに到着しました。まっすぐに登っていく急こう配の道が続きますが、途中には歴史を感じる神社、石仏、そして水車など見所が多いコースでした。

山頂からは大阪の街並みが眺められ、大阪湾まで見渡すことができます。

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早速、144MHzのFT8をスマホでワッチしたのですが、信号は聞えるもののデコードができない問題がありました。スマホは、楽天携帯のandroidなのですが電波が入らないため時刻がずれているようでした。山頂をあちこち回ってみましたが、全くダメでした。楽天って入感しないところはKDDIのローミングではなかったのかなと思いましたが、もう一台持っていたiPhone(SB)はさすがにバッチリです。このあたりの基地局は、自分が大阪に単身赴任したころにも整備したので一安心(笑)。そういうことで、テザリングで楽天携帯にWifiで接続してデコードしました。

日曜ということもあり、山頂遊園地はものすごい人でした。レストランも劇込みでしたが何とか席を確保して、展望もよいので椅子の横に無線機を入れたリュックを置いてランチを食べながらFT8の運用をしてみました。こちらはスマホの画面を見ているだけで無線機とアンテナ基部はリュックの中なので劇込みのレストランでも目立たず迷惑にならないのが最高です。

1mWとロッドアンテナという設備ですが、日曜のお昼ということもあり、たくさんの方からコール頂きました。食事が終わったあともコールが途絶えず、また席待ちの人もおられたので、そのままリュックを背負って歩きながら自動交信。地デジ導入時に出張でよく来たテレビ送信所を懐かしく見て回りました。

リュックに入れた設備は、写真のようなものです。ロッドアンテナが邪魔ですが歩きながら自動交信可能です。今回、30分でなんと12局も交信できていました。144MHz FT8移動は簡単な設備でも楽しめるので本当にお勧めです。

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PSKRでみると淡路島、滋賀県くらいまで飛んでいたようです。
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途中の見学ポイント

石切大仏(日本で3番目に大きいとか)
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水車
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弘法大師爪で描いたという爪切り地蔵
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