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feed RFワールド 頒布基板状況と遊び方動画最終回「アンテナアナライザー」 (2021/12/25 6:09:28)
RFワールド NO.56で記事を書いた無線体験製作の頒布基板は、最初の1ヶ月で40セット程度のお申し込みでした。

基板の頒布価格は、多くの人に作ってもらいたかったので発送作業などを自分で行い、マージンなしとした低価格としたものの、多くの部品を自分で集める必要があり、ハードルが高かったかなと思いました。

しかし、その後、作られた方がいろいろ実験して遊ぶ模様がSNSに投稿されるようになったことで申し込みが急増し、次の1ヶ月だけで200セット近いお申し込みを頂きました。

これは、自分でも驚くほどで、1週間で何回も海外の基板業者に発注したり、予想もしなかった大量の発送作業に追われてしまいましたが、なんとか対応できました(^^)

また、製作は調整も不要で半田付けがきちんとできればできる様に考えましたが、果たして完成できる人がいるのか非常に心配でした。

この点は、実際に作られた方も設計通り続々と完成されており、SNS投稿されてますので、再現性は高く、記事の間違いやプログラムのバグなども問題ない様で一安心しております。

頒布基板のお申し込みは、12月末で一旦終了となりますので、興味のある方は宜しくお願いします。

さて、頒布基板の遊び方を動画で紹介していましたが、今回が最終回となります。

宜しければご覧ください(^^)






feed RFワールドNo.56 頒布基板の製作アドバイス(その1)PLLユニット (2021/12/13 9:32:04)
第一ロットの頒布基板の発送を先日完了しました。郵便の送付履歴をみるとすべて配送完了となっていますのでお手元に届いているかと思います。(次は、11月末が第2ロットの申し込み締め切りですので、まとめて12月中旬くらいに発送予定です)

初心者の方を対象にして製作なのでトラブルも多いかと思いますが、なんとか成功して頂きたいので極力情報を発信したいと思います。

手順としては、まずは、PLLユニットを製作して、 遊び方動画① ができるかやってみましょう。これが完成できるとプログラムの書き込みや、基本的な製作環境が整ったことになりますので、今後のアナライザや受信機の完成の確率が高くなります。

なお、基板は頒布基板を購入しなくても原寸パターンが 無償ダウンロード できます。パターンは片面基板で設計していますので感光基板で製作したり、アセトンやアイロンでパターン転写してご自分でエッチングして製作も可能です。(基板作成方法は、RFワールド No.55に記載)


1.PLLユニットの主要部品の調達について(参考情報)
私が調達した実績のある部品購入先です。(あくまでも参考です。ここから購入しなければならないということではありません。もし、購入してトラブルになったとしても自己責任でお願いします)

●マイコン( アリエキスプレス)

Arduino用ミニatmega328pproミニ328,3.3v,8mhzを指定すること。

https://ja.aliexpress.com/item/4000321145570.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4dI4JC56


●PLL(秋月電子通商) →これは代替はありません。これを買ってください 
3ch出力プログラマブル周波数ジェネレーターモジュール [AE-Si5351A-B]
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-10679/


●SMAコネクタ( アリエキスプレス)

10個1.6 smaメスジャックはんだ付けナットエッジpcbクリップストレートマウント金メッキrfコネクタレセプタクルはんだ



●接続ケーブルSMA

アリエキスプレス
いろいろ長さがありますので、ご希望のものを指定してください


●3端子レギュレーターIC→ Aitendoは在庫切れのようですので、以下ご参考。
アリエキスプレス

20 個 AMS1117 AMS1117-3.3Vを指定



●電源コネクタ
アリエキスプレス
ケーブル付き電源コネクタ →実際に使っているものと異なりますが、自分でコネクタのプラグ側を作るのが難しいので初心者の方は、これが楽だと思います。ただし、コネクタの方向が垂直なので重ねたときに使いづらい可能性があり、プラグ側の電源極性が逆にならないように取り付けに注意してください

水平取り付けL型のコネクタは、 こちら


●ロータリーエンコーダー
アリエキスプレス
軸の長さと形状の指定があります。つまみに合わせて指定してください。Plumはギザギザの軸で、Halfは半円形上です。軸の長さは、普通に使うのであれば15mmがよいと思います。

10個ハーフ/プラム軸ロータリーエンコーダ、ハンドル長15mm/20mmコードスイッチ/ec11/スイッチ付きデジタルポテンショメータ5ピン|Integrated Circuits| - AliExpress





2.組み立て方
①最初に背の低いSMD部品から取り付けます。SMDのはんだ付けが初めてという方は最初に練習をしてからおこなってください。また、RFワールドNO.55を参照してください。

チップコンデンサ→3端子レギュレーターをはんだ付け

②必ず、秋月のSi5351モジュールをマイコンより先に取り付けてください。逆だと取り付けが難しくなります

Si5351,マイコンはモジュールに付属のピンヘッダを先にはんだ付け後、頒布基板のパターンに合うように足の先をラジオペンチなどで90度にまげて取り付けてください。
(穴がないのは、基板を自分でエッチングして製作する方が作りやすいように片面、穴なしで基板設計したためです。ご理解ください)
IMG_0388


★マイコンにL型のピンヘッダが付属されていれば、そのまま使えます(TNX JA2NKDさん)
FFB83OtaIAAXTMJ


③マイコンは、先にプログラム書き込み用のピンヘッダ(写真下の右側)とI2Cのピンヘッダ(28,29番ピン)を半田付けしておきます。このときにパソコンからのプログラム書き込みに使うUSBーシリアルアダプターの電源電圧がボードに加わらないようにVCCピンをカットしておきます(写真参照)シリアルアダプタからの電圧が3.3Vになっていればカット不要ですが、不明なときはカットしておいた方が安全です)
IMG_0389

また、頒布基板とマイコンのI2C端子(SDA,SCL)の配線を行います(上の写真のオレンジと黄色の配線です。そのほかの配線は後の追加ボード接続時に使用するので今回は不要です)。

③電源コネクタ(方向に注意。プラグの赤色線がプラスになるようにする)、SMAコネクタの取り付けを行います。完了したらショートしていないかテスターで確認しておきましょう。

④完成です。
写真7.1.8_PLLユニット



★製作された方で、マイコンでnanoを使われている方もおられましたので紹介します。これであればUSBシリアル変換器は不要でいいですね。

遅ればせながら・・・。

RFワールドNo.56の頒布基板のうち、
PLLユニットが完成しました。
ArduinoはNanoを使っています。

100MHzで発振させていますが、
RFワールド誌の内容通り、高調波が
ずらり出ていますね。 pic.twitter.com/Q8VZuPeY8Y

— hobio5 (@jr3rdh) November 30, 2021



●基板頒布について(基板7種類セット。自作の普及を目的に原価で頒布していますのでご利用ください。2021年11月30日締め切りでしたが、12月末まで追加申し込み可能となりました): https://www.rf-world.com/x/RFW56DLS/RFW56PEF/index.htm#STATUS
★基板を購入しなくても片面基板で設計しているのでパターン図をダウンロードして自分でエッチングして基板を作成できます。

●RFワールド No.56目次
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56A.shtml
●ソフトウェアなどのダウンロード(無償):
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56F.shtml




feed RFワールドNo.56 頒布基板の遊び方④ 「フィルターチェッカーでRF部品の特性を見てみよう」 (2021/12/5 6:45:05)
RFワールドの頒布基板の遊び方の動画④となります。

特集記事にもあるフィルターチェッカーを作って、RF部品の特性を実際に見る動画です。

自分で組み立てた測定器で部品の特性をみることは、無線の基礎の部品の特性を学ぶことにも役立つと思います。



feed RFワールド No.56の頒布基板の遊び方③「CBトランシーバーでいろんな無線を受信してみる」 (2021/12/5 2:24:53)
遊び方動画の③です。

ミキサー基板を製作して、これまで製作済の信号発生器と組み合わせて無線の基礎の周波数変換を体験してみます。

親受信機は、昔のCBトランシーバーを使用しますが、お持ちでなければAMが聴ける受信機であればOK。

昔の50MHzのAMトランシーバーで短波放送を聴いたり、短波ラジオで航空無線や50MHzのアマチュア無線を楽しんだり、実際に自分で作ったものを使って、うまく受信できると無線工作は楽しいと思えるようになります~。


 

feed RFワールドNo.56 頒布基板の製作アドバイス(その4)5V電源について (2021/11/29 19:02:00)
今回の実験プラットホームは、アルミ板を曲げたものに基板を並べて構造ですが、誌面スペースの関係でDC5V電源については、記事の中に記載ができませんでした。

今回の5V電源は、簡単に作るためにスマートフォンのアダプターを使用しております。どこの家にも使ってないような電源アダプターが転がっていると思います。

また、接触不良で使えなくなったスマホ充電用のUSBケーブルなどもあれば、これを活用してみては如何でしょうか。

下の写真の黄色の部分が電源分配部です。スマホの充電器からのDC5V出力をUSBケーブルを使って配線、DCコネクタを使って分配基板に接続します。

タイトルなし


①分配基板は、これくらいのものなので生基板で簡単に製作してみました。材料を示します。基板には部品の位置を決めて、穴の位置をマジックで記載します。
IMG_5451 (2)

②パターンカットする線を記載します。
IMG_5452 (2)


③パターンをPカッターなどで軽くカットしておきます。
IMG_5463


④ルーターでパターンを削ります。このルーターは、百均のダイソーで購入したものです(800円でした)
写真4.4 ルーターで銅箔を削る

⑤穴をあけます
IMG_5483

⑥部品をはんだ付けして完成です
IMG_5493






feed RFワールドNo.56 頒布基板の製作アドバイス(その3)ミキサーユニット (2021/11/28 6:10:23)
今回はミキサーユニットの製作に関わる情報です。

このユニットは、部品数も少なく簡単にできると思います。

ユニットの主要部品の調達について(参考情報)
私が調達した実績のある部品購入先です。 (あくまでも参考です。ここから購入しなければならないということではありません。もし、購入してトラブルになったとしても自己責任でお願いします)

●SA602 ミキサーIC
アリエキスプレスで私が購入したのは、こちらです。
https://ja.aliexpress.com/item/32968499364.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4dEDbXLf


SA612も同様に使えます。SA612は、秋月さんで購入できます。
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-13622/


●L102 RFC
データーシートの参考回路に載っていたので入れてますが、Lを使わないで、リード線でショートしておいても動作します。

写真7.1.11 ミキサユニット


feed RFワールド No.56 頒布基板を発送しました (2021/11/27 8:47:04)
特集を担当させて頂いたRFワールド誌の製作記事の頒布基板 7枚セットの第1ロットの発送を行いました。たくさんのお申込みを頂きまして誠にありがとうございます。

IMG_E0238


この基板は、記事にありますように各機能モジュールを5cm x 5cmの基板にユニット化して7枚を組み合わせることで、100MHzくらいまでの以下の無線の製作実験が行えるように考えて設計したものです。

①周波数可変発振器、2信号発振器
②フィルター特性試験器
③アンテナアナライザー
④DSP受信機、電界強度計など


部品など集めるのは大変ですが、ソフトウェアもダウンロードでき、自分で変更してオリジナル機器の製作もできますので是非、チャレンジされてみてください。



IMG_E0048



価格は、7枚の基板セットで700円(内200円は送料)となっていて、これは自作される方が増えることを願って今回は原価で頒布させて頂いております。(自分で発注するとおそらく2000~3000円はかかります。

また、お申込みは、11月30日までとなりますので、ご希望の方は早めにお申し込みください)
IMG_E0140



●お申込みは、RFワールドの以下サイトからお願いします。
The RF-World Distribution Service




●基板頒布について(基板7種類セット。自作の普及を目的に原価で頒布していますのでご利用ください。2021年11月30日締め切りです): https://www.rf-world.com/x/RFW56DLS/RFW56PEF/index.htm#STATUS
★基板を購入しなくても片面基板で設計しているのでパターン図をダウンロードして自分でエッチングして基板を作成できます。

●RFワールド No.56目次
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56A.shtml
●ソフトウェアなどのダウンロード(無償):
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56F.shtml






feed RFワールドNo.56 頒布基板の製作アドバイス(その2)ディスプレイユニット (2021/11/27 8:45:57)
液晶表示器のユニットです。

製作は簡単だと思いますが部品の購入先などを記載します。

1.ユニットの主要部品の調達について(参考情報)
私が調達した実績のある部品購入先です。 (あくまでも参考です。ここから購入しなければならないということではありません。もし、購入してトラブルになったとしても自己責任でお願いします)

●1.3インチOLED
同じサイズの液晶でもピンの位置が異なるものがありますので注意してください。左からVDD,GND,SCA,SDAのものを選びます。色は、白と青がありますが、個人的には白が見やすいと思います。

アリエキスプレス
https://ja.aliexpress.com/item/32683094040.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4dPB1KU0

写真7.1.12 ディスプレイユニット(表)



●電解コンデンサー
表面実装型の電解コンデンサーを使用するのは、このボードのみです。このためだけに複数個購入するのは、もったいないと思われる方は手持ちのリード部品の電解コンデンサをパターンにはんだ付けして使用しても構いません。



2.組み立て
組み立ては難しいところはないと思いますが、液晶が浮いた形でとりつきますので、下端ガラス部分が割れやすいです(上の写真も割れています)。注意しましょう。

写真7.1.12 ディスプレイユニット(裏)





●基板頒布について(基板7種類セット。自作の普及を目的に原価で頒布していますのでご利用ください。2021年11月30日締め切りです): https://www.rf-world.com/x/RFW56DLS/RFW56PEF/index.htm#STATUS
★基板を購入しなくても片面基板で設計しているのでパターン図をダウンロードして自分でエッチングして基板を作成できます。

●RFワールド No.56目次
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56A.shtml
●ソフトウェアなどのダウンロード(無償):
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56F.shtml





feed RFワールド No.56の頒布基板の遊び方① 超簡単 信号発生器 (2021/11/27 8:45:37)
タイトルの雑誌の記事として紹介した頒布基板を用いて信号発生器が簡単に製作できます。

ソフトウェアも無償でダウンロードでき、基板も原寸パターン図を用いて自分でエッチングできますし、頒布基板も用意しています(部品は自分で集める必要があります)。

(基板セットのPLL基板は、初心者向けにはんだ付けを簡単になるように考慮して、自分でエッチングで作成できるように片面でパターン設計しています。自作の普及を目的にほぼ原価で行っていますので是非ともこの機会をご利用ください)

これからArduinoを使って無線の工作や実験を行ってみたいという初心者の方は、このPLL基板だけでも価値はあると思いますよ。ホント

水晶発振器の代用としても使えますので便利です。

詳細や頒布基板のお申込みは以下の動画サイトをご覧ください!!





●基板頒布について(基板7種類セット。自作の普及を目的に原価で頒布していますのでご利用ください。2021年11月30日締め切りです): https://www.rf-world.com/x/RFW56DLS/RFW56PEF/index.htm#STATUS
★基板を購入しなくても片面基板で設計しているのでパターン図をダウンロードして自分でエッチングして基板を作成できます。

●RFワールド No.56目次
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56A.shtml
●ソフトウェアなどのダウンロード(無償):
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56F.shtml





 

feed RFワールド No.56の頒布基板の遊び方②「超簡単信号発生器の周波数をVFO化してみる」 (2021/11/27 8:45:03)
頒布基板の第2ロットのお申し込み締め切りの11月末が迫ってきました。
今週は、予想もしなかったほどのお申し込みがあり、なんと3回も基板屋さんに追加発注しました。

さて、今回は、先にご紹介した頒布基板の遊び方動画①の続編となります。
前回、ボードの書き込みが完成していれば、液晶やスイッチの追加だけですので、まず失敗はないと思います。

ロータリエンコーダーと液晶の追加により、周波数を任意で可変できるようになりますのでいろんな実験や、自作品への組み込みなどに使ってみてください。


 




●基板頒布について(基板7種類セット。自作の普及を目的に原価で頒布していますのでご利用ください。2021年11月30日締め切りです): https://www.rf-world.com/x/RFW56DLS/RFW56PEF/index.htm#STATUS
★基板を購入しなくても片面基板で設計しているのでパターン図をダウンロードして自分でエッチングして基板を作成できます。

●RFワールド No.56目次
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56A.shtml
●ソフトウェアなどのダウンロード(無償):
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56F.shtml





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