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前回、自作のWQ1トランシーバーで145MHzの衛星を受信できたので、同じような構成のDual
bandの衛星通信用の簡易レシーバーを作ってみます。
まずは、受信部ですが、最初に入力BPF、RFアンプ、ミキサーまでの回路を作って実験してみようかと。
デバイスはSMDなので基板をどうして作るか…
今回は1枚あればよく、中華の基板屋さんに発注するほどでもないのでアセトン方式で作ってみることにします。
とりあえず、回路図はこんな感じ。ミキサーまでは2バンド独立でミキサーのあとでRF切り替えスイッチで選択します。
うるさいOMさんに言わせるとトップに損失が大きそうなフィルターが入るのでV、UHFとしてはNF上、よくないなーとなると思います。
しかしながら、これまで自作トランシーバーでサテライト交信が失敗に終わっているのは、送信の回り込みでした。とにかく受信中に同時に別バンドの電波を近接するアンテナから送信しているので十分減衰させておきたいという想いがあります。あくまでも試作回路ということで(笑)
サテライト通信は、145-435MHzの送受信を同時に行うので、①入力フィルターをどのくらいのものを作ればよいか、②シールド対策などを試作基板で実験してみたいと思います。
受信信号は弱いのでRF AGCは、なくてもよいかなと考えています。
基板は、シールド対策ができるように少し大きめに設計しました。
久しぶりにアセトン方式で作りました。薄いところはマジックで修正して割とうまくできたのですが、エッチングしているのを忘れて買い物に外出してしまい、少し溶けすぎてしまいました(笑)
上手く動くでしょうか。。。続く
まずは、受信部ですが、最初に入力BPF、RFアンプ、ミキサーまでの回路を作って実験してみようかと。
デバイスはSMDなので基板をどうして作るか…
今回は1枚あればよく、中華の基板屋さんに発注するほどでもないのでアセトン方式で作ってみることにします。
とりあえず、回路図はこんな感じ。ミキサーまでは2バンド独立でミキサーのあとでRF切り替えスイッチで選択します。
うるさいOMさんに言わせるとトップに損失が大きそうなフィルターが入るのでV、UHFとしてはNF上、よくないなーとなると思います。
しかしながら、これまで自作トランシーバーでサテライト交信が失敗に終わっているのは、送信の回り込みでした。とにかく受信中に同時に別バンドの電波を近接するアンテナから送信しているので十分減衰させておきたいという想いがあります。あくまでも試作回路ということで(笑)
サテライト通信は、145-435MHzの送受信を同時に行うので、①入力フィルターをどのくらいのものを作ればよいか、②シールド対策などを試作基板で実験してみたいと思います。
受信信号は弱いのでRF AGCは、なくてもよいかなと考えています。

基板は、シールド対策ができるように少し大きめに設計しました。

久しぶりにアセトン方式で作りました。薄いところはマジックで修正して割とうまくできたのですが、エッチングしているのを忘れて買い物に外出してしまい、少し溶けすぎてしまいました(笑)

上手く動くでしょうか。。。続く

受信部ができてきたので、衛星通信のアンテナを準備しています。2バンド必要なのですべて自作するとなるとなかなか大変です(笑)
435MHzは、園芸バイプで作った7エレがあるのですが、回転機構まで自作するとなると今年いっぱいかかりそうなのと、送受信のダイアル制御だけで手いっぱいでアンテナ制御まで手動でするのであれば難しいと思い無指向性でできないかと思うようになりました。
まずは、針金で作ったダイポールでどのくらい受信できるか試したのですが、思ったより聞えたのでネットで調べてみたところ QSTの記事 が面白そうでした。
久しぶりにアンテナシミュレーターMMANAを使ってオリジナルの寸法のパターンをみて上方向のレベルを押さえたものを検討しました(簡単に確認するため90度移相分は含んでいません)。記事より垂直エレメントを長くしてみました。下図でオリジナル寸法が上、垂直エレメントを長くしたものが下図になります。垂直方向のレベルを抑えて、水平レベルが伸びているのがわかります。
構造ですが、上と下のエレメントをどのように構成するか考えて、ホームセンターで材料を探していたところABSパイプが目に留まり、デザインがひらめいたので3Dプリンターで支持部を作ってみました。この透明チューブにエレメントワイヤーを通す構造です。
90度移相ラインは、1.5c-XVを使って、給電部は以下のように作っています
仮設した状態ですが、なかなか可愛いアンテナで見かけはよいようです。VSWRは1.5くらいでした。
上げてから少し受信してみましたが、ダイポールよりは長い時間聴こえているようです。これで位置を変えてみたりして、数日、受信してみたいと思います。
435MHzは、園芸バイプで作った7エレがあるのですが、回転機構まで自作するとなると今年いっぱいかかりそうなのと、送受信のダイアル制御だけで手いっぱいでアンテナ制御まで手動でするのであれば難しいと思い無指向性でできないかと思うようになりました。
まずは、針金で作ったダイポールでどのくらい受信できるか試したのですが、思ったより聞えたのでネットで調べてみたところ QSTの記事 が面白そうでした。
久しぶりにアンテナシミュレーターMMANAを使ってオリジナルの寸法のパターンをみて上方向のレベルを押さえたものを検討しました(簡単に確認するため90度移相分は含んでいません)。記事より垂直エレメントを長くしてみました。下図でオリジナル寸法が上、垂直エレメントを長くしたものが下図になります。垂直方向のレベルを抑えて、水平レベルが伸びているのがわかります。


構造ですが、上と下のエレメントをどのように構成するか考えて、ホームセンターで材料を探していたところABSパイプが目に留まり、デザインがひらめいたので3Dプリンターで支持部を作ってみました。この透明チューブにエレメントワイヤーを通す構造です。

90度移相ラインは、1.5c-XVを使って、給電部は以下のように作っています

仮設した状態ですが、なかなか可愛いアンテナで見かけはよいようです。VSWRは1.5くらいでした。
上げてから少し受信してみましたが、ダイポールよりは長い時間聴こえているようです。これで位置を変えてみたりして、数日、受信してみたいと思います。



★在庫がなくなりましたので受付を終了させて頂きます。たくさんの申し込みありがとうございました。
RFワールド NO.56の頒布基板については、2021年12月末で申し込み終了、お申込み頂いたすべての方の発送を先週完了しました。
企画段階で、ソフト、ハード面の不具合で頒布後に大きな損失がでるリスクがあったため非常に心配でしたが、特に大きな問題もなく、ほっとしております。みなさま、ありがとうございました。
さて、頒布は完了しましたが、まとめて注文しているため若干数基板が余っています。出版社に確認したところ、こちらで頒布してよいということですので、申し込みできなかった方や追加でほしいという方がおられましたら、以下の要領でお申し込みください。価格はRFワールド誌の頒布のときと同じです。
1.頒布品の概要
基板(7種類の基板)セット 1式分の内訳
本基板セットには以下の7種類の基板(下の写真のもの)が各1枚含まれます.
●エッチング,穴あけ,レジスト印刷,半田めっき処理,シルク印刷したプリント配線板です.
●電子部品等は未実装です.ご自身で半田付けするなどして組み立ててください.
●電子部品等は含まれていません.ご自身で調達してください.
●基板ごとのばら売りはしておりません.
2.頒布価格(送料等を含む): 1セット 700円(複数セット申し込みの場合でも、700円x申し込みセット数となります)
3.申し込み方法
(1)送金方法 銀行振込み(楽天銀行。他の銀行からのお振り込みご希望の方につきましては、対応できない可能性もありますが、お問い合わせください。)
(2)頒布ご希望の方は、 件名に「RFワールド 実験基板 頒布希望」と記入して、 私のコールサイン@jarl.comにメールにて「郵便番号、住所、氏名、申し込みセット数」 を記入の上、お申込みください。
★お申し込みの後にこちらから振込み口座を返信します。
★自作する方を増やすために基板はほぼ実費で頒布しています。在庫がなくなっても追加注文しますのでどんどんお申込みください。ただし、価格はアップする可能性はあります。
4.製作にあたって
(1)製作記事回路図は、RFワールド No.56をご覧ください。購入は こちら
(2)ソフトウェアの無償ダウンロードは こちら
(3)製作関連のアドバイスなどは 掲示板 を参照願います。
5.遊び方動画
それではよろしくお願いします。
RFワールド NO.56の頒布基板については、2021年12月末で申し込み終了、お申込み頂いたすべての方の発送を先週完了しました。
企画段階で、ソフト、ハード面の不具合で頒布後に大きな損失がでるリスクがあったため非常に心配でしたが、特に大きな問題もなく、ほっとしております。みなさま、ありがとうございました。
基板(7種類の基板)セット 1式分の内訳
本基板セットには以下の7種類の基板(下の写真のもの)が各1枚含まれます.
- PLLユニット (FC1PLL)
- DSPユニット (FC1DSP)
- ミキサ・ユニット (FC1MIX)
- ディスプレイ・ユニット (FC1OLED)
- RF増幅ユニット (FC1RFA)
- リターン・ロス・ブリッジ・ユニット(合成器ユニット) (FC1RLB)
- LPFユニット (FC1LPF)
●エッチング,穴あけ,レジスト印刷,半田めっき処理,シルク印刷したプリント配線板です.
●電子部品等は未実装です.ご自身で半田付けするなどして組み立ててください.
●電子部品等は含まれていません.ご自身で調達してください.
●基板ごとのばら売りはしておりません.

2.頒布価格(送料等を含む): 1セット 700円(複数セット申し込みの場合でも、700円x申し込みセット数となります)
3.申し込み方法
(1)送金方法 銀行振込み(楽天銀行。他の銀行からのお振り込みご希望の方につきましては、対応できない可能性もありますが、お問い合わせください。)
(2)頒布ご希望の方は、 件名に「RFワールド 実験基板 頒布希望」と記入して、 私のコールサイン@jarl.comにメールにて「郵便番号、住所、氏名、申し込みセット数」 を記入の上、お申込みください。
★お申し込みの後にこちらから振込み口座を返信します。
★自作する方を増やすために基板はほぼ実費で頒布しています。在庫がなくなっても追加注文しますのでどんどんお申込みください。ただし、価格はアップする可能性はあります。
4.製作にあたって
(1)製作記事回路図は、RFワールド No.56をご覧ください。購入は こちら
(2)ソフトウェアの無償ダウンロードは こちら
(3)製作関連のアドバイスなどは 掲示板 を参照願います。
5.遊び方動画
それではよろしくお願いします。

一昨年からトライしているサテライト通信ですが、小型のトランシーバが作れないかと検討しています。
まずは、昨年作った1.8-144メガのQRPトランシーバでどのくらい受信できるか試してみました。
WQ1は受信機としての感度は144メガで-110dBmのキャリアが聴こえる程度でQRPトランシーバとしては十分です。
しかし、RFワールドの頒布基板の受信アンプを前段に入れるとさらに高感度になり、-127dBmのキャリアも結構明瞭に受信できるくらいまでになりました。
アンテナは、前に作った園芸パイプの145メガ3エレが錆びてボロボロになっていたので、とりあえず受信のためにベランダにホイップアンテナを設置。釣竿にエレメントを這わせただけのものです。
受信機は高感度ですが、近所のソーラー電源のノイズと内部のマイコンノイズなどいろんな信号を受信しています。
しかし、ビーコンは受信できましたので、この回路を使って試作してみようと考えています。
https://twitter.com/7l4wvu/status/1492260953005514755?s=21
次は、145メガの八木をアルミパイプで作ってみます
まずは、昨年作った1.8-144メガのQRPトランシーバでどのくらい受信できるか試してみました。
WQ1は受信機としての感度は144メガで-110dBmのキャリアが聴こえる程度でQRPトランシーバとしては十分です。
しかし、RFワールドの頒布基板の受信アンプを前段に入れるとさらに高感度になり、-127dBmのキャリアも結構明瞭に受信できるくらいまでになりました。

アンテナは、前に作った園芸パイプの145メガ3エレが錆びてボロボロになっていたので、とりあえず受信のためにベランダにホイップアンテナを設置。釣竿にエレメントを這わせただけのものです。

受信機は高感度ですが、近所のソーラー電源のノイズと内部のマイコンノイズなどいろんな信号を受信しています。
しかし、ビーコンは受信できましたので、この回路を使って試作してみようと考えています。
https://twitter.com/7l4wvu/status/1492260953005514755?s=21
次は、145メガの八木をアルミパイプで作ってみます

時代の流れでいよいよ紙QSL交換を終了できるかというテーマで、先月の交信局に対してどのくらい電子QSLで受け取れるのか調べてみました。
結果を最初に書きますが、 驚くほど電子化が進んでおりました 。個人的にはJARL会員でありますが、今夏くらいからQSLは電子対応のみとする予定です。
また、JARLが電子QSLシステムを新たに作るべき等の意見もいまだにみられますが、 個人的には、現時点で新しいシステムを作っても費用がかかるだけでメリットがないので、あるものを使っていけばよいと考えます。
1.QSOサンプル数
2022年の1月に交信した以下の1,040局です(新年QSOパーティやコンテストは含みません)。運用バンド、モードは今、もっとも皆さんがアクティブにでられているところを選んでいます。モードはすべてFT8です。また、極力、バンドが異なっても重複交信がないようにしました。
2.電子QSL受領結果
先の1月の交信局に対して、1週間後の2/6時点で受領した電子QSLの局数を調べました。電子QSLの場合は基本的に交信後数日以内に送ってこられることが大部分のようですが、これから遅れて受領する分もあるので実際はもう少し数字が上がると思います。
結果をまとめたものが以下の表となります。気が付いた点は、
① 国内局が8割近く、海外局も7割近くが電子QSLに対応していた。 パソコンを使われるFT8だからともいえるが想像より普及している。特に海外局はこれまでの紙カードの返信率が5割程度だったので、それよりかなり高い。これだけみると 紙QSL交換の時代は終わった と感じる。
②国内局については意外にeQSLが6割と普及している。最近増加しているハムログのhQSLは4割程度であったが、国内交信局858局のうちハムログユーザー数は683局(79%)であったことから今後さらに増加することが予想される。
③電子QSLの海外メジャーのeQSLとLOTWの使用度については、国内局はeQSL>LOTWだが、海外局は逆であった。国内局は国内交信専門の方が多いのでLOTWは普及しておらず、従来のデザインQSL収集ができるeQSLが人気があるようだ。
3.最後に
今回は、あくまでも個人的に電子QSLがどのくらい使われているのか調べたものです。モードや周波数が異なれば、この比率も下がると思いますので、参考程度にみて頂ければと思います。
また、複数の電子QSLシステムが共存していますが、最初に設定してしまえば、面倒でもないのでこのまま複数のシステムを並行して使っていこうと思います。
紙QSL交換がなくなるとエコになりますし、部屋も片付く、そして費用も抑えられるので良いことづくめです。
結果を最初に書きますが、 驚くほど電子化が進んでおりました 。個人的にはJARL会員でありますが、今夏くらいからQSLは電子対応のみとする予定です。
また、JARLが電子QSLシステムを新たに作るべき等の意見もいまだにみられますが、 個人的には、現時点で新しいシステムを作っても費用がかかるだけでメリットがないので、あるものを使っていけばよいと考えます。
1.QSOサンプル数
2022年の1月に交信した以下の1,040局です(新年QSOパーティやコンテストは含みません)。運用バンド、モードは今、もっとも皆さんがアクティブにでられているところを選んでいます。モードはすべてFT8です。また、極力、バンドが異なっても重複交信がないようにしました。

2.電子QSL受領結果
先の1月の交信局に対して、1週間後の2/6時点で受領した電子QSLの局数を調べました。電子QSLの場合は基本的に交信後数日以内に送ってこられることが大部分のようですが、これから遅れて受領する分もあるので実際はもう少し数字が上がると思います。
結果をまとめたものが以下の表となります。気が付いた点は、
① 国内局が8割近く、海外局も7割近くが電子QSLに対応していた。 パソコンを使われるFT8だからともいえるが想像より普及している。特に海外局はこれまでの紙カードの返信率が5割程度だったので、それよりかなり高い。これだけみると 紙QSL交換の時代は終わった と感じる。
②国内局については意外にeQSLが6割と普及している。最近増加しているハムログのhQSLは4割程度であったが、国内交信局858局のうちハムログユーザー数は683局(79%)であったことから今後さらに増加することが予想される。
③電子QSLの海外メジャーのeQSLとLOTWの使用度については、国内局はeQSL>LOTWだが、海外局は逆であった。国内局は国内交信専門の方が多いのでLOTWは普及しておらず、従来のデザインQSL収集ができるeQSLが人気があるようだ。

3.最後に
今回は、あくまでも個人的に電子QSLがどのくらい使われているのか調べたものです。モードや周波数が異なれば、この比率も下がると思いますので、参考程度にみて頂ければと思います。
また、複数の電子QSLシステムが共存していますが、最初に設定してしまえば、面倒でもないのでこのまま複数のシステムを並行して使っていこうと思います。
紙QSL交換がなくなるとエコになりますし、部屋も片付く、そして費用も抑えられるので良いことづくめです。

先週からハムログの電子QSL hQSLを楽しく使っています。
ほぼ毎日、3.5, 7のFT8に出ておりますが、こんなに交信したのは何年振りでしょうか。昨年のトータル交信局数を1週間で超えました(笑)
さて、hQSLですが、ほぼ1週間たったのでデータを見てみたいと思います。まだ少ないので何とも言えませんが、改めてハムログのユーザー数の多さに驚き、また、hQSLの普及率も高いことがわかりました。
交信局数(海外局は除きます)は247局 で、その中で ハムログユーザ数は205局(83%) と8割以上の方がユーザということでした。
そして、 hQSL登録局は、97局(39%) でした。ハムログの作者 MOUさんのブログをみると年明けから登録数が急増しているということですので、今後、さらに増加して、国内交信であれば数年内に7-8割くらいまでhQSLでQSL交換ができるのではないかと予想しています。
hQSLのよいところは、電子QSLの送受が大変簡単で、交信が終わる(交信中でも)とボタン一つで即送受信できる点です。VHFの電話交信などでは、交信中にQSL交換ができて、QSLをみながら話も弾むのではないでしょうか。
海外のeQSLやLOTWだと送信はファイル変換してuploadする必要がありますのでどうしてもまとめての送信となってしまいます。受信もまとめてになりますので、交信した局との印象がどうしても薄れてしまいます。
受信したQSLは、以下のようにフォルダに自動でストアされますのでQSLの整理の手間がかかりません。カードはご覧の通りオリジナルデザインのものばかりです。これは受け取っても楽しいです。海外のeQSLのようにドネーションしなければ規格デザインしか使えないということもありません。
多くのhQSLに、紙カードは不要と書かれていますので、大幅にカード発行の手間が省けます。約4割はhQSL対応なのでとても助かります。
また、ハムログユーザーが8割ということですので、 「QSL交換は、紙カードでは行わない」 ということをユーザーリストに明記しておけば、 JARLに入会しなくても FT8で安心して運用できるのはないかと思います。
これでようやく紙カードの発行がやめられそうです。JARLのQSL転送会費は今年の秋までなので、ハムフェアあたりで紙カードを持って行って印刷は終了にしようと考えています。
それから、hQSLの送る方の楽しみですが、30種類のカードレイアウトが保存できるということです。私は、実際に交信に使用した自作無線機のQSLを送っていますが、30種類も作れるのか疑問があります(笑)
最後に今週発行した私のカードを載せておきます。
ほぼ毎日、3.5, 7のFT8に出ておりますが、こんなに交信したのは何年振りでしょうか。昨年のトータル交信局数を1週間で超えました(笑)
さて、hQSLですが、ほぼ1週間たったのでデータを見てみたいと思います。まだ少ないので何とも言えませんが、改めてハムログのユーザー数の多さに驚き、また、hQSLの普及率も高いことがわかりました。
交信局数(海外局は除きます)は247局 で、その中で ハムログユーザ数は205局(83%) と8割以上の方がユーザということでした。
そして、 hQSL登録局は、97局(39%) でした。ハムログの作者 MOUさんのブログをみると年明けから登録数が急増しているということですので、今後、さらに増加して、国内交信であれば数年内に7-8割くらいまでhQSLでQSL交換ができるのではないかと予想しています。
hQSLのよいところは、電子QSLの送受が大変簡単で、交信が終わる(交信中でも)とボタン一つで即送受信できる点です。VHFの電話交信などでは、交信中にQSL交換ができて、QSLをみながら話も弾むのではないでしょうか。
海外のeQSLやLOTWだと送信はファイル変換してuploadする必要がありますのでどうしてもまとめての送信となってしまいます。受信もまとめてになりますので、交信した局との印象がどうしても薄れてしまいます。
受信したQSLは、以下のようにフォルダに自動でストアされますのでQSLの整理の手間がかかりません。カードはご覧の通りオリジナルデザインのものばかりです。これは受け取っても楽しいです。海外のeQSLのようにドネーションしなければ規格デザインしか使えないということもありません。

多くのhQSLに、紙カードは不要と書かれていますので、大幅にカード発行の手間が省けます。約4割はhQSL対応なのでとても助かります。
また、ハムログユーザーが8割ということですので、 「QSL交換は、紙カードでは行わない」 ということをユーザーリストに明記しておけば、 JARLに入会しなくても FT8で安心して運用できるのはないかと思います。
これでようやく紙カードの発行がやめられそうです。JARLのQSL転送会費は今年の秋までなので、ハムフェアあたりで紙カードを持って行って印刷は終了にしようと考えています。
それから、hQSLの送る方の楽しみですが、30種類のカードレイアウトが保存できるということです。私は、実際に交信に使用した自作無線機のQSLを送っていますが、30種類も作れるのか疑問があります(笑)
最後に今週発行した私のカードを載せておきます。





1.はじめに
SOTAで使えるFT8の小型軽量ポケトラを作ってみようと、昨年から考えています。ネットをみていたらシンプルなPSN(Phase Shift Network)回路がありました。うまく使えればかなり簡単なトランシーバーで作れることになります。
この回路では簡易型なので、ある1点の周波数のみ90度の位相差が得られます。音声帯域が広いSSBとしては無理がありますが、FT8であれば、通常、送受信周波数は別々ですので混信などなければ、いつも同じ周波数に固定していろんな周波数の局と交信ができます。
これは、単一周波数でよいということになりますので、このPSN回路で十分なものができるのでないかと思いました。そこで周波数から離れたところでサイドバンドがどれくらい抑圧できるのか知りたいのですがデータがなかったので調べてみました。
試作回路は、以下のようなものです。試作基板は短時間で作るためにルーターでカットしました。
2.AF位相回路
最初に運用周波数を1kHzとしたときに90度の位相差を持たせる回路を確認します。信号源は、お手軽にパソコンからフリーソフトのWaveGeneを使ってサイン波を出力しました。
オシロスコープでリサージュ波形をみて確認してみたところ1100-1200Hzくらいで丸に近くなりました。
3.RF信号
RFも90度の位相差が必要となります。これは、Si5351を使うとプログラムで作ることができるのでお手軽です。ハードは、RFワールドで頒布した発振器を使用しました。
スケッチは、実験なので5351のライブラリにあったsi5351_phaseを使いました。14.100MHzの固定周波数です。
4.測定
以下のような接続で1kHzは前述のとおりパソコンから入力しています。
5.結果
少しAFレベルが低いようですが、LSBを作ったときのスペクトラムです。信号を逆につなぐとUSBを出すことができます。
一番サイドバンドの漏れが少ない周波数は1140Hzでした。このときに抑圧レベルは35dBくらいになりました。
また、真ん中がキャリア周波数の14.100MHzとなりますが45dBくらい抑圧できています。これをみると使えそうな感じですが、キャリア抑圧の調整が非常にクリチカルです。これだと温度や振動で簡単に変動しますので運用前に調整しないといけません。
<1140Hz>→最良点
<840Hz>
<1440Hz>
最後に周波数とサイドバンド抑圧レベルの特性です。もう少し帯域が広ければよいのですが、帯域外スプリアス規定はクリアできていませんので、このまま使用するのは難しいようです。
6.帯域外領域のスプリアス規定からみたコメント
帯域外領域のスプリアス規定は、HF帯の1W以上のSSBにおいて、占有帯域幅3kHzからプラマイ10kHzの範囲で-40dBという規定があります。測定は無変調で規定されているので、この方式でも音声帯域の高調波を押さえればSSBではまず問題ありません。しかし、FT8の場合は無変調の場合でも副搬送波が出るのでサイドバンド抑圧は、40dB以上(50MHz以上は60dB)とる必要があると考えられます。
そのため、FT8ではこういう簡単な方式で帯域外スプリアス規定をクリアするのは非常に困難ということがわかりました。
SOTAで使えるFT8の小型軽量ポケトラを作ってみようと、昨年から考えています。ネットをみていたらシンプルなPSN(Phase Shift Network)回路がありました。うまく使えればかなり簡単なトランシーバーで作れることになります。
この回路では簡易型なので、ある1点の周波数のみ90度の位相差が得られます。音声帯域が広いSSBとしては無理がありますが、FT8であれば、通常、送受信周波数は別々ですので混信などなければ、いつも同じ周波数に固定していろんな周波数の局と交信ができます。
これは、単一周波数でよいということになりますので、このPSN回路で十分なものができるのでないかと思いました。そこで周波数から離れたところでサイドバンドがどれくらい抑圧できるのか知りたいのですがデータがなかったので調べてみました。
試作回路は、以下のようなものです。試作基板は短時間で作るためにルーターでカットしました。

2.AF位相回路
最初に運用周波数を1kHzとしたときに90度の位相差を持たせる回路を確認します。信号源は、お手軽にパソコンからフリーソフトのWaveGeneを使ってサイン波を出力しました。
オシロスコープでリサージュ波形をみて確認してみたところ1100-1200Hzくらいで丸に近くなりました。



3.RF信号
RFも90度の位相差が必要となります。これは、Si5351を使うとプログラムで作ることができるのでお手軽です。ハードは、RFワールドで頒布した発振器を使用しました。
スケッチは、実験なので5351のライブラリにあったsi5351_phaseを使いました。14.100MHzの固定周波数です。
4.測定
以下のような接続で1kHzは前述のとおりパソコンから入力しています。

5.結果
少しAFレベルが低いようですが、LSBを作ったときのスペクトラムです。信号を逆につなぐとUSBを出すことができます。
一番サイドバンドの漏れが少ない周波数は1140Hzでした。このときに抑圧レベルは35dBくらいになりました。
また、真ん中がキャリア周波数の14.100MHzとなりますが45dBくらい抑圧できています。これをみると使えそうな感じですが、キャリア抑圧の調整が非常にクリチカルです。これだと温度や振動で簡単に変動しますので運用前に調整しないといけません。
<1140Hz>→最良点

<840Hz>

<1440Hz>

最後に周波数とサイドバンド抑圧レベルの特性です。もう少し帯域が広ければよいのですが、帯域外スプリアス規定はクリアできていませんので、このまま使用するのは難しいようです。

6.帯域外領域のスプリアス規定からみたコメント
帯域外領域のスプリアス規定は、HF帯の1W以上のSSBにおいて、占有帯域幅3kHzからプラマイ10kHzの範囲で-40dBという規定があります。測定は無変調で規定されているので、この方式でも音声帯域の高調波を押さえればSSBではまず問題ありません。しかし、FT8の場合は無変調の場合でも副搬送波が出るのでサイドバンド抑圧は、40dB以上(50MHz以上は60dB)とる必要があると考えられます。
そのため、FT8ではこういう簡単な方式で帯域外スプリアス規定をクリアするのは非常に困難ということがわかりました。

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
さて、今年も年賀状の交換は少なくなりました。徐々に電子メールに変更されたり、SNSでつながっている人は送ることはなくなる傾向にあるようです。
そういうこともあり、アマチュア無線のカード交換もなんとかしないとと、すでに LOTW や eQSLは導入済で発行もしていますが、データのみのLOTWはカード交換の仕組みはありません。
また、eQSLはドネーションがないとオリジナルカードが作れないため、既製カードがほとんどであまり楽しくはありません。そういうこともあり、eQSLは何百枚も受け取っているはずですが、ここ数年みていない状態となっています(笑)
ここで、日本のeQSLで昔あったQSOバンク?のシステムはなかなか楽しめたので、ハムログQSLができたときはすぐにでもやってみたいと思いました。なんといってもいろんなデザインのカードがQSO毎に設定できるというのがよいです。
というのは、私はすべての交信は自作トランシーバーからなのですが、運用している自作機は、10台以上あるので交信の度に実際に使った自作トランシーバーの写真をカードにして送りたいと常々思っているからです。
そういうことで、ハムログのhQSLは、昨年トライしてみましたが、hQSL専用アカウントに設定が簡単というyahooのアカウントを取ろうとしたところ既取得アカウントで携帯番号が使われているということで専用アカウントが取れないところでストップしていました(笑)
減りゆく年賀状のことで、ふとhQSLのことを思い出し、今回、Gmailで再挑戦することにしました。gmailは既にアカウントがあっても同じ携帯電話番号で別アカウントを取得することができます。
hQSLの通信ネット設定ですが、 HAMLOG E-Mail QSL 通信設定 (sakura.ne.jp) に記載があります。
ここで、Gmailはアカウント取得がめんどうと書かれていますが、以下の2点を設定できれば特に問題はありません。
①スマホを使った 2段階認証でアプリパスワードを作成 し、 パスワード欄に入力します。
② POPを有効にする設定 にしておく必要があります。
設定に時間はかかりましたが既にhQSLの送受信も成功しました。そこそこの解像度もあるのでカード交換が楽しくなりそうです。FT8やコンテストなど島根のカード発行負担増を気にせず楽しめるようになればよいと思っています。
ということで、これにより、まずは、hQSL交換局においては、紙カードの発行は中止としたいと思います。
素晴らしいシステムを作られたJG1MOUさん、他関係者の皆様に感謝申し上げます
さて、今年も年賀状の交換は少なくなりました。徐々に電子メールに変更されたり、SNSでつながっている人は送ることはなくなる傾向にあるようです。
そういうこともあり、アマチュア無線のカード交換もなんとかしないとと、すでに LOTW や eQSLは導入済で発行もしていますが、データのみのLOTWはカード交換の仕組みはありません。
また、eQSLはドネーションがないとオリジナルカードが作れないため、既製カードがほとんどであまり楽しくはありません。そういうこともあり、eQSLは何百枚も受け取っているはずですが、ここ数年みていない状態となっています(笑)
ここで、日本のeQSLで昔あったQSOバンク?のシステムはなかなか楽しめたので、ハムログQSLができたときはすぐにでもやってみたいと思いました。なんといってもいろんなデザインのカードがQSO毎に設定できるというのがよいです。
というのは、私はすべての交信は自作トランシーバーからなのですが、運用している自作機は、10台以上あるので交信の度に実際に使った自作トランシーバーの写真をカードにして送りたいと常々思っているからです。
そういうことで、ハムログのhQSLは、昨年トライしてみましたが、hQSL専用アカウントに設定が簡単というyahooのアカウントを取ろうとしたところ既取得アカウントで携帯番号が使われているということで専用アカウントが取れないところでストップしていました(笑)
減りゆく年賀状のことで、ふとhQSLのことを思い出し、今回、Gmailで再挑戦することにしました。gmailは既にアカウントがあっても同じ携帯電話番号で別アカウントを取得することができます。
hQSLの通信ネット設定ですが、 HAMLOG E-Mail QSL 通信設定 (sakura.ne.jp) に記載があります。
ここで、Gmailはアカウント取得がめんどうと書かれていますが、以下の2点を設定できれば特に問題はありません。
①スマホを使った 2段階認証でアプリパスワードを作成 し、 パスワード欄に入力します。
② POPを有効にする設定 にしておく必要があります。
設定に時間はかかりましたが既にhQSLの送受信も成功しました。そこそこの解像度もあるのでカード交換が楽しくなりそうです。FT8やコンテストなど島根のカード発行負担増を気にせず楽しめるようになればよいと思っています。
ということで、これにより、まずは、hQSL交換局においては、紙カードの発行は中止としたいと思います。
素晴らしいシステムを作られたJG1MOUさん、他関係者の皆様に感謝申し上げます


RFワールド NO.56で記事を書いた無線体験製作の頒布基板は、最初の1ヶ月で40セット程度のお申し込みでした。
基板の頒布価格は、多くの人に作ってもらいたかったので発送作業などを自分で行い、マージンなしとした低価格としたものの、多くの部品を自分で集める必要があり、ハードルが高かったかなと思いました。
しかし、その後、作られた方がいろいろ実験して遊ぶ模様がSNSに投稿されるようになったことで申し込みが急増し、次の1ヶ月だけで200セット近いお申し込みを頂きました。
これは、自分でも驚くほどで、1週間で何回も海外の基板業者に発注したり、予想もしなかった大量の発送作業に追われてしまいましたが、なんとか対応できました(^^)
また、製作は調整も不要で半田付けがきちんとできればできる様に考えましたが、果たして完成できる人がいるのか非常に心配でした。
この点は、実際に作られた方も設計通り続々と完成されており、SNS投稿されてますので、再現性は高く、記事の間違いやプログラムのバグなども問題ない様で一安心しております。
頒布基板のお申し込みは、12月末で一旦終了となりますので、興味のある方は宜しくお願いします。
さて、頒布基板の遊び方を動画で紹介していましたが、今回が最終回となります。
宜しければご覧ください(^^)
基板の頒布価格は、多くの人に作ってもらいたかったので発送作業などを自分で行い、マージンなしとした低価格としたものの、多くの部品を自分で集める必要があり、ハードルが高かったかなと思いました。
しかし、その後、作られた方がいろいろ実験して遊ぶ模様がSNSに投稿されるようになったことで申し込みが急増し、次の1ヶ月だけで200セット近いお申し込みを頂きました。
これは、自分でも驚くほどで、1週間で何回も海外の基板業者に発注したり、予想もしなかった大量の発送作業に追われてしまいましたが、なんとか対応できました(^^)
また、製作は調整も不要で半田付けがきちんとできればできる様に考えましたが、果たして完成できる人がいるのか非常に心配でした。
この点は、実際に作られた方も設計通り続々と完成されており、SNS投稿されてますので、再現性は高く、記事の間違いやプログラムのバグなども問題ない様で一安心しております。
頒布基板のお申し込みは、12月末で一旦終了となりますので、興味のある方は宜しくお願いします。
さて、頒布基板の遊び方を動画で紹介していましたが、今回が最終回となります。
宜しければご覧ください(^^)

第一ロットの頒布基板の発送を先日完了しました。郵便の送付履歴をみるとすべて配送完了となっていますのでお手元に届いているかと思います。(次は、11月末が第2ロットの申し込み締め切りですので、まとめて12月中旬くらいに発送予定です)
初心者の方を対象にして製作なのでトラブルも多いかと思いますが、なんとか成功して頂きたいので極力情報を発信したいと思います。
手順としては、まずは、PLLユニットを製作して、 遊び方動画① ができるかやってみましょう。これが完成できるとプログラムの書き込みや、基本的な製作環境が整ったことになりますので、今後のアナライザや受信機の完成の確率が高くなります。
なお、基板は頒布基板を購入しなくても原寸パターンが 無償ダウンロード できます。パターンは片面基板で設計していますので感光基板で製作したり、アセトンやアイロンでパターン転写してご自分でエッチングして製作も可能です。(基板作成方法は、RFワールド No.55に記載)
1.PLLユニットの主要部品の調達について(参考情報)
私が調達した実績のある部品購入先です。(あくまでも参考です。ここから購入しなければならないということではありません。もし、購入してトラブルになったとしても自己責任でお願いします)
●マイコン( アリエキスプレス)
●PLL(秋月電子通商) →これは代替はありません。これを買ってください
●SMAコネクタ( アリエキスプレス) 10個1.6
smaメスジャックはんだ付けナットエッジpcbクリップストレートマウント金メッキrfコネクタレセプタクルはんだ
●接続ケーブルSMA
アリエキスプレス
●3端子レギュレーターIC→ Aitendoは在庫切れのようですので、以下ご参考。
アリエキスプレス
20 個 AMS1117 AMS1117-3.3Vを指定
●電源コネクタ
アリエキスプレス
ケーブル付き電源コネクタ →実際に使っているものと異なりますが、自分でコネクタのプラグ側を作るのが難しいので初心者の方は、これが楽だと思います。ただし、コネクタの方向が垂直なので重ねたときに使いづらい可能性があり、プラグ側の電源極性が逆にならないように取り付けに注意してください
水平取り付けL型のコネクタは、 こちら
●ロータリーエンコーダー
アリエキスプレス
軸の長さと形状の指定があります。つまみに合わせて指定してください。Plumはギザギザの軸で、Halfは半円形上です。軸の長さは、普通に使うのであれば15mmがよいと思います。
10個ハーフ/プラム軸ロータリーエンコーダ、ハンドル長15mm/20mmコードスイッチ/ec11/スイッチ付きデジタルポテンショメータ5ピン|Integrated Circuits| - AliExpress
2.組み立て方
①最初に背の低いSMD部品から取り付けます。SMDのはんだ付けが初めてという方は最初に練習をしてからおこなってください。また、RFワールドNO.55を参照してください。
チップコンデンサ→3端子レギュレーターをはんだ付け
②必ず、秋月のSi5351モジュールをマイコンより先に取り付けてください。逆だと取り付けが難しくなります
Si5351,マイコンはモジュールに付属のピンヘッダを先にはんだ付け後、頒布基板のパターンに合うように足の先をラジオペンチなどで90度にまげて取り付けてください。
(穴がないのは、基板を自分でエッチングして製作する方が作りやすいように片面、穴なしで基板設計したためです。ご理解ください)
★マイコンにL型のピンヘッダが付属されていれば、そのまま使えます(TNX JA2NKDさん)
③マイコンは、先にプログラム書き込み用のピンヘッダ(写真下の右側)とI2Cのピンヘッダ(28,29番ピン)を半田付けしておきます。このときにパソコンからのプログラム書き込みに使うUSBーシリアルアダプターの電源電圧がボードに加わらないようにVCCピンをカットしておきます(写真参照)シリアルアダプタからの電圧が3.3Vになっていればカット不要ですが、不明なときはカットしておいた方が安全です)
また、頒布基板とマイコンのI2C端子(SDA,SCL)の配線を行います(上の写真のオレンジと黄色の配線です。そのほかの配線は後の追加ボード接続時に使用するので今回は不要です)。
③電源コネクタ(方向に注意。プラグの赤色線がプラスになるようにする)、SMAコネクタの取り付けを行います。完了したらショートしていないかテスターで確認しておきましょう。
④完成です。
★製作された方で、マイコンでnanoを使われている方もおられましたので紹介します。これであればUSBシリアル変換器は不要でいいですね。
初心者の方を対象にして製作なのでトラブルも多いかと思いますが、なんとか成功して頂きたいので極力情報を発信したいと思います。
手順としては、まずは、PLLユニットを製作して、 遊び方動画① ができるかやってみましょう。これが完成できるとプログラムの書き込みや、基本的な製作環境が整ったことになりますので、今後のアナライザや受信機の完成の確率が高くなります。
なお、基板は頒布基板を購入しなくても原寸パターンが 無償ダウンロード できます。パターンは片面基板で設計していますので感光基板で製作したり、アセトンやアイロンでパターン転写してご自分でエッチングして製作も可能です。(基板作成方法は、RFワールド No.55に記載)
1.PLLユニットの主要部品の調達について(参考情報)
私が調達した実績のある部品購入先です。(あくまでも参考です。ここから購入しなければならないということではありません。もし、購入してトラブルになったとしても自己責任でお願いします)
●マイコン( アリエキスプレス)
Arduino用ミニatmega328pproミニ328,3.3v,8mhzを指定すること。
https://ja.aliexpress.com/item/4000321145570.html?spm=a2g0s.9042311.0.0.27424c4dI4JC56●PLL(秋月電子通商) →これは代替はありません。これを買ってください
3ch出力プログラマブル周波数ジェネレーターモジュール [AE-Si5351A-B]
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-10679/●SMAコネクタ( アリエキスプレス)
10個1.6
smaメスジャックはんだ付けナットエッジpcbクリップストレートマウント金メッキrfコネクタレセプタクルはんだ
●接続ケーブルSMA
アリエキスプレス
いろいろ長さがありますので、ご希望のものを指定してください
●3端子レギュレーターIC→ Aitendoは在庫切れのようですので、以下ご参考。
アリエキスプレス
20 個 AMS1117 AMS1117-3.3Vを指定
●電源コネクタ
アリエキスプレス
ケーブル付き電源コネクタ →実際に使っているものと異なりますが、自分でコネクタのプラグ側を作るのが難しいので初心者の方は、これが楽だと思います。ただし、コネクタの方向が垂直なので重ねたときに使いづらい可能性があり、プラグ側の電源極性が逆にならないように取り付けに注意してください
水平取り付けL型のコネクタは、 こちら
●ロータリーエンコーダー
アリエキスプレス
軸の長さと形状の指定があります。つまみに合わせて指定してください。Plumはギザギザの軸で、Halfは半円形上です。軸の長さは、普通に使うのであれば15mmがよいと思います。
10個ハーフ/プラム軸ロータリーエンコーダ、ハンドル長15mm/20mmコードスイッチ/ec11/スイッチ付きデジタルポテンショメータ5ピン|Integrated Circuits| - AliExpress
2.組み立て方
①最初に背の低いSMD部品から取り付けます。SMDのはんだ付けが初めてという方は最初に練習をしてからおこなってください。また、RFワールドNO.55を参照してください。
チップコンデンサ→3端子レギュレーターをはんだ付け
②必ず、秋月のSi5351モジュールをマイコンより先に取り付けてください。逆だと取り付けが難しくなります
Si5351,マイコンはモジュールに付属のピンヘッダを先にはんだ付け後、頒布基板のパターンに合うように足の先をラジオペンチなどで90度にまげて取り付けてください。
(穴がないのは、基板を自分でエッチングして製作する方が作りやすいように片面、穴なしで基板設計したためです。ご理解ください)

★マイコンにL型のピンヘッダが付属されていれば、そのまま使えます(TNX JA2NKDさん)

③マイコンは、先にプログラム書き込み用のピンヘッダ(写真下の右側)とI2Cのピンヘッダ(28,29番ピン)を半田付けしておきます。このときにパソコンからのプログラム書き込みに使うUSBーシリアルアダプターの電源電圧がボードに加わらないようにVCCピンをカットしておきます(写真参照)シリアルアダプタからの電圧が3.3Vになっていればカット不要ですが、不明なときはカットしておいた方が安全です)

また、頒布基板とマイコンのI2C端子(SDA,SCL)の配線を行います(上の写真のオレンジと黄色の配線です。そのほかの配線は後の追加ボード接続時に使用するので今回は不要です)。
③電源コネクタ(方向に注意。プラグの赤色線がプラスになるようにする)、SMAコネクタの取り付けを行います。完了したらショートしていないかテスターで確認しておきましょう。
④完成です。

★製作された方で、マイコンでnanoを使われている方もおられましたので紹介します。これであればUSBシリアル変換器は不要でいいですね。
遅ればせながら・・・。
— hobio5 (@jr3rdh) November 30, 2021
RFワールドNo.56の頒布基板のうち、
PLLユニットが完成しました。
ArduinoはNanoを使っています。
100MHzで発振させていますが、
RFワールド誌の内容通り、高調波が
ずらり出ていますね。 pic.twitter.com/Q8VZuPeY8Y
●基板頒布について(基板7種類セット。自作の普及を目的に原価で頒布していますのでご利用ください。2021年11月30日締め切りでしたが、12月末まで追加申し込み可能となりました):
https://www.rf-world.com/x/RFW56DLS/RFW56PEF/index.htm#STATUS
★基板を購入しなくても片面基板で設計しているのでパターン図をダウンロードして自分でエッチングして基板を作成できます。
●RFワールド No.56目次
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56A.shtml
●ソフトウェアなどのダウンロード(無償): https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56F.shtml
★基板を購入しなくても片面基板で設計しているのでパターン図をダウンロードして自分でエッチングして基板を作成できます。
●RFワールド No.56目次
https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56A.shtml
●ソフトウェアなどのダウンロード(無償): https://www.rf-world.jp/bn/RFW56/RFW56F.shtml
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