無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
リンク 単体表示


現在データベースには 413 件のデータが登録されています。

435MHzの受信部のRFアンプとミキサーの回路図は前に記載済ですが、145MHzのときと同じ回路です。
ローカル信号部分を製作していきます。といってもSi5351の出力の3倍の高調波を使用する前提で確認をします。まず、Si5351で必要なローカル周波数は、(435MHz-IF周波数)/3になりますので発振周波数を141MHz付近に合わせてスペクトラムを確認します(下図)。
ここでレベルを確認すると基本波(青色)が7.8dBm、必要な3倍(赤色)が-8dBm程度であることがわかります。このままでは、基本波レベルが高すぎるのでフィルターを製作する必要があります。今回使用するミキサはローカルアンプが内蔵されているのでレベルとしては-15dBm程度でよいことから多少ロスがあるBPFを入れれば簡単にできそうです。
製作したBPFは、記事①と同じ簡単な構造のものを作りました。写真の青色がRF入力フィルターで、赤色がローカル用のBPFです。
フィルター特性は、前に書いたRF用のものと同等です。フィルター通過後のスペクトラムをみると以下のようになり基本波レベルが低下して、3倍波が-8dBm程度で得られています
受信感度は、かなりよい感じです。SGを最大に絞った-127dBmでもはっきり聞こえる程度になりました。
アンテナは、前に作った園芸パイプの7エレで朝方FO99のビーコンは、アンテナが向いていませんが弱いながら受信できました。
ローカル信号部分を製作していきます。といってもSi5351の出力の3倍の高調波を使用する前提で確認をします。まず、Si5351で必要なローカル周波数は、(435MHz-IF周波数)/3になりますので発振周波数を141MHz付近に合わせてスペクトラムを確認します(下図)。
ここでレベルを確認すると基本波(青色)が7.8dBm、必要な3倍(赤色)が-8dBm程度であることがわかります。このままでは、基本波レベルが高すぎるのでフィルターを製作する必要があります。今回使用するミキサはローカルアンプが内蔵されているのでレベルとしては-15dBm程度でよいことから多少ロスがあるBPFを入れれば簡単にできそうです。

製作したBPFは、記事①と同じ簡単な構造のものを作りました。写真の青色がRF入力フィルターで、赤色がローカル用のBPFです。

フィルター特性は、前に書いたRF用のものと同等です。フィルター通過後のスペクトラムをみると以下のようになり基本波レベルが低下して、3倍波が-8dBm程度で得られています

受信感度は、かなりよい感じです。SGを最大に絞った-127dBmでもはっきり聞こえる程度になりました。
アンテナは、前に作った園芸パイプの7エレで朝方FO99のビーコンは、アンテナが向いていませんが弱いながら受信できました。
430MHz受信部できました。
昔作った園芸パイプの7エレを西向きベランダに急遽固定しました。今朝の衛星はアンテナの後側でしたがFO99のビーコンはなんとか聴こえました(^^) pic.twitter.com/Eh76fjuHzi — 7L4WVU (@7L4WVU) March 5, 2022
FO29も受信できた。
固定ビームの八木より、ダイポールの方が受信しやすいですね pic.twitter.com/JarqCwA4cj — 7L4WVU (@7L4WVU) March 6, 2022

最終的にCAS4Bがベランダホイップでよく聴こえるくらいになりました。
試作機でCAS4B聴こえました。次は435MHzの受信部に取り掛かります。まだまだ先は長いです

BPFが予定通りの特性が得られたので、次にRFアンプ、ミキサーなどダウンコンバーターの確認です。
●RFアンプは、 RFワールドの頒布基板 で使用した BA420 を使用しています。
DC3.3Vで単体特性をネットアナで周波数特性をみると、145MHzで利得が18dB、435MHzで16dBでした。下図のデータシートとほぼ一致しております。
また、衛星通信では強い信号は入ってこないという認識からRF AGCは考慮していません。BGA420でも入力にバイアスをかけることで20dB程度の利得調整はできると思いますが。
●ミキサーは、3.3Vの低い電圧で使用できるという理由から NJM2288 を使用しました。
このICは、ローカル入力のアンプが入っているので-15dBm程度のレベルで動作します。今回の435MHzの様にSi5351の高調波をローカル信号に使用する場合、DBMではドライブできないことが多いので好都合です。しかしながら、使用周波数がUHF用となっており、OIP特性などはあまりよくなく、HF帯など強い信号がひしめくような用途では適していません。
変換利得は、データーシートでは9dBということですが、試作回路ではBGA420の出力インピーダンス50Ωでそのまま接続しています。その場合の利得は-2dB程度となります。
今回の回路で、実際に入力フィルター、RFアンプを含めた変換利得を、SG信号を使ってミキサ出力をスペアナで測定してみたところ、 145MHzは15.5dB、435MHzは11.7dB となりました。
入力フィルターのロスを含めると435MHzでは少し利得が低いかも知れません。一応、感度不足の場合の対策として、ミキサー回路の入力マッチングを考慮してデーターシートのスミスチャートから入力インピーダンスを求めておきます。データシート記載の実験回路データを入れると以下のようにマッチングがとれることがわかります。
また、145MHzではどうなるかということも一応準備。NJM2288の入力インピーダンスは結構高くなりますが、以下の様にミキサ入力に並列140nHと直列6pFくらいでいけそうです。

●RFアンプは、 RFワールドの頒布基板 で使用した BA420 を使用しています。
DC3.3Vで単体特性をネットアナで周波数特性をみると、145MHzで利得が18dB、435MHzで16dBでした。下図のデータシートとほぼ一致しております。
また、衛星通信では強い信号は入ってこないという認識からRF AGCは考慮していません。BGA420でも入力にバイアスをかけることで20dB程度の利得調整はできると思いますが。

●ミキサーは、3.3Vの低い電圧で使用できるという理由から NJM2288 を使用しました。
このICは、ローカル入力のアンプが入っているので-15dBm程度のレベルで動作します。今回の435MHzの様にSi5351の高調波をローカル信号に使用する場合、DBMではドライブできないことが多いので好都合です。しかしながら、使用周波数がUHF用となっており、OIP特性などはあまりよくなく、HF帯など強い信号がひしめくような用途では適していません。
変換利得は、データーシートでは9dBということですが、試作回路ではBGA420の出力インピーダンス50Ωでそのまま接続しています。その場合の利得は-2dB程度となります。
今回の回路で、実際に入力フィルター、RFアンプを含めた変換利得を、SG信号を使ってミキサ出力をスペアナで測定してみたところ、 145MHzは15.5dB、435MHzは11.7dB となりました。
入力フィルターのロスを含めると435MHzでは少し利得が低いかも知れません。一応、感度不足の場合の対策として、ミキサー回路の入力マッチングを考慮してデーターシートのスミスチャートから入力インピーダンスを求めておきます。データシート記載の実験回路データを入れると以下のようにマッチングがとれることがわかります。

また、145MHzではどうなるかということも一応準備。NJM2288の入力インピーダンスは結構高くなりますが、以下の様にミキサ入力に並列140nHと直列6pFくらいでいけそうです。


あまり出来栄えはよくないのですが基板もできたので、まずはBPFを製作しました。
無線の送受信機を組み立てるときに大切なのは、一度に組み立てないで部分ごとに組み立てて、必ず動作を確認(測定)するということです。これにより各部の性能を把握でき不具合対策が容易になります。
今回製作したBPFです。写真の上が145MHz、下が435MHz用となります。
特性は、以下のようになりました。損失が3~4dBと大きいのですが、減衰特性は予定通りお互いのバンドに対して50dB程度確保できました。セットとしてまとめて妨害がある場合は、銅板でシールドを追加します。
●145MHz(写真の横軸は0-1GHz)
145MHzは手持ちのジャンクのコアでインダクタンスは0.2μH程度,結合コンデンサは1pF。
●435MHz(写真の横軸は0-1GHz)
直径4.4ミリの精密ドライバーに直径0.7ミリのスズメッキ線を4回巻いたものです。トリマは8pF, 結合コンデンサは5mm程度のワイヤです。
430MHzバンドの製作は、コイル巻きが超簡単です。こういうラフな作りでも綺麗なBPF特性が得られます。また、トリマを回転させると300-600MHz程度、中心周波数を可変できました。測定器や高性能の半導体が安価で入手できる現在、UHF帯の自作は容易なので皆さんもチャレンジしてみましょう。
無線の送受信機を組み立てるときに大切なのは、一度に組み立てないで部分ごとに組み立てて、必ず動作を確認(測定)するということです。これにより各部の性能を把握でき不具合対策が容易になります。
今回製作したBPFです。写真の上が145MHz、下が435MHz用となります。

特性は、以下のようになりました。損失が3~4dBと大きいのですが、減衰特性は予定通りお互いのバンドに対して50dB程度確保できました。セットとしてまとめて妨害がある場合は、銅板でシールドを追加します。
●145MHz(写真の横軸は0-1GHz)
145MHzは手持ちのジャンクのコアでインダクタンスは0.2μH程度,結合コンデンサは1pF。

●435MHz(写真の横軸は0-1GHz)
直径4.4ミリの精密ドライバーに直径0.7ミリのスズメッキ線を4回巻いたものです。トリマは8pF, 結合コンデンサは5mm程度のワイヤです。
430MHzバンドの製作は、コイル巻きが超簡単です。こういうラフな作りでも綺麗なBPF特性が得られます。また、トリマを回転させると300-600MHz程度、中心周波数を可変できました。測定器や高性能の半導体が安価で入手できる現在、UHF帯の自作は容易なので皆さんもチャレンジしてみましょう。


前回、自作のWQ1トランシーバーで145MHzの衛星を受信できたので、同じような構成のDual
bandの衛星通信用の簡易レシーバーを作ってみます。
まずは、受信部ですが、最初に入力BPF、RFアンプ、ミキサーまでの回路を作って実験してみようかと。
デバイスはSMDなので基板をどうして作るか…
今回は1枚あればよく、中華の基板屋さんに発注するほどでもないのでアセトン方式で作ってみることにします。
とりあえず、回路図はこんな感じ。ミキサーまでは2バンド独立でミキサーのあとでRF切り替えスイッチで選択します。
うるさいOMさんに言わせるとトップに損失が大きそうなフィルターが入るのでV、UHFとしてはNF上、よくないなーとなると思います。
しかしながら、これまで自作トランシーバーでサテライト交信が失敗に終わっているのは、送信の回り込みでした。とにかく受信中に同時に別バンドの電波を近接するアンテナから送信しているので十分減衰させておきたいという想いがあります。あくまでも試作回路ということで(笑)
サテライト通信は、145-435MHzの送受信を同時に行うので、①入力フィルターをどのくらいのものを作ればよいか、②シールド対策などを試作基板で実験してみたいと思います。
受信信号は弱いのでRF AGCは、なくてもよいかなと考えています。
基板は、シールド対策ができるように少し大きめに設計しました。
久しぶりにアセトン方式で作りました。薄いところはマジックで修正して割とうまくできたのですが、エッチングしているのを忘れて買い物に外出してしまい、少し溶けすぎてしまいました(笑)
上手く動くでしょうか。。。続く
まずは、受信部ですが、最初に入力BPF、RFアンプ、ミキサーまでの回路を作って実験してみようかと。
デバイスはSMDなので基板をどうして作るか…
今回は1枚あればよく、中華の基板屋さんに発注するほどでもないのでアセトン方式で作ってみることにします。
とりあえず、回路図はこんな感じ。ミキサーまでは2バンド独立でミキサーのあとでRF切り替えスイッチで選択します。
うるさいOMさんに言わせるとトップに損失が大きそうなフィルターが入るのでV、UHFとしてはNF上、よくないなーとなると思います。
しかしながら、これまで自作トランシーバーでサテライト交信が失敗に終わっているのは、送信の回り込みでした。とにかく受信中に同時に別バンドの電波を近接するアンテナから送信しているので十分減衰させておきたいという想いがあります。あくまでも試作回路ということで(笑)
サテライト通信は、145-435MHzの送受信を同時に行うので、①入力フィルターをどのくらいのものを作ればよいか、②シールド対策などを試作基板で実験してみたいと思います。
受信信号は弱いのでRF AGCは、なくてもよいかなと考えています。

基板は、シールド対策ができるように少し大きめに設計しました。

久しぶりにアセトン方式で作りました。薄いところはマジックで修正して割とうまくできたのですが、エッチングしているのを忘れて買い物に外出してしまい、少し溶けすぎてしまいました(笑)

上手く動くでしょうか。。。続く

受信部ができてきたので、衛星通信のアンテナを準備しています。2バンド必要なのですべて自作するとなるとなかなか大変です(笑)
435MHzは、園芸バイプで作った7エレがあるのですが、回転機構まで自作するとなると今年いっぱいかかりそうなのと、送受信のダイアル制御だけで手いっぱいでアンテナ制御まで手動でするのであれば難しいと思い無指向性でできないかと思うようになりました。
まずは、針金で作ったダイポールでどのくらい受信できるか試したのですが、思ったより聞えたのでネットで調べてみたところ QSTの記事 が面白そうでした。
久しぶりにアンテナシミュレーターMMANAを使ってオリジナルの寸法のパターンをみて上方向のレベルを押さえたものを検討しました(簡単に確認するため90度移相分は含んでいません)。記事より垂直エレメントを長くしてみました。下図でオリジナル寸法が上、垂直エレメントを長くしたものが下図になります。垂直方向のレベルを抑えて、水平レベルが伸びているのがわかります。
構造ですが、上と下のエレメントをどのように構成するか考えて、ホームセンターで材料を探していたところABSパイプが目に留まり、デザインがひらめいたので3Dプリンターで支持部を作ってみました。この透明チューブにエレメントワイヤーを通す構造です。
90度移相ラインは、1.5c-XVを使って、給電部は以下のように作っています
仮設した状態ですが、なかなか可愛いアンテナで見かけはよいようです。VSWRは1.5くらいでした。
上げてから少し受信してみましたが、ダイポールよりは長い時間聴こえているようです。これで位置を変えてみたりして、数日、受信してみたいと思います。
435MHzは、園芸バイプで作った7エレがあるのですが、回転機構まで自作するとなると今年いっぱいかかりそうなのと、送受信のダイアル制御だけで手いっぱいでアンテナ制御まで手動でするのであれば難しいと思い無指向性でできないかと思うようになりました。
まずは、針金で作ったダイポールでどのくらい受信できるか試したのですが、思ったより聞えたのでネットで調べてみたところ QSTの記事 が面白そうでした。
久しぶりにアンテナシミュレーターMMANAを使ってオリジナルの寸法のパターンをみて上方向のレベルを押さえたものを検討しました(簡単に確認するため90度移相分は含んでいません)。記事より垂直エレメントを長くしてみました。下図でオリジナル寸法が上、垂直エレメントを長くしたものが下図になります。垂直方向のレベルを抑えて、水平レベルが伸びているのがわかります。


構造ですが、上と下のエレメントをどのように構成するか考えて、ホームセンターで材料を探していたところABSパイプが目に留まり、デザインがひらめいたので3Dプリンターで支持部を作ってみました。この透明チューブにエレメントワイヤーを通す構造です。

90度移相ラインは、1.5c-XVを使って、給電部は以下のように作っています

仮設した状態ですが、なかなか可愛いアンテナで見かけはよいようです。VSWRは1.5くらいでした。
上げてから少し受信してみましたが、ダイポールよりは長い時間聴こえているようです。これで位置を変えてみたりして、数日、受信してみたいと思います。



★在庫がなくなりましたので受付を終了させて頂きます。たくさんの申し込みありがとうございました。
RFワールド NO.56の頒布基板については、2021年12月末で申し込み終了、お申込み頂いたすべての方の発送を先週完了しました。
企画段階で、ソフト、ハード面の不具合で頒布後に大きな損失がでるリスクがあったため非常に心配でしたが、特に大きな問題もなく、ほっとしております。みなさま、ありがとうございました。
さて、頒布は完了しましたが、まとめて注文しているため若干数基板が余っています。出版社に確認したところ、こちらで頒布してよいということですので、申し込みできなかった方や追加でほしいという方がおられましたら、以下の要領でお申し込みください。価格はRFワールド誌の頒布のときと同じです。
1.頒布品の概要
基板(7種類の基板)セット 1式分の内訳
本基板セットには以下の7種類の基板(下の写真のもの)が各1枚含まれます.
●エッチング,穴あけ,レジスト印刷,半田めっき処理,シルク印刷したプリント配線板です.
●電子部品等は未実装です.ご自身で半田付けするなどして組み立ててください.
●電子部品等は含まれていません.ご自身で調達してください.
●基板ごとのばら売りはしておりません.
2.頒布価格(送料等を含む): 1セット 700円(複数セット申し込みの場合でも、700円x申し込みセット数となります)
3.申し込み方法
(1)送金方法 銀行振込み(楽天銀行。他の銀行からのお振り込みご希望の方につきましては、対応できない可能性もありますが、お問い合わせください。)
(2)頒布ご希望の方は、 件名に「RFワールド 実験基板 頒布希望」と記入して、 私のコールサイン@jarl.comにメールにて「郵便番号、住所、氏名、申し込みセット数」 を記入の上、お申込みください。
★お申し込みの後にこちらから振込み口座を返信します。
★自作する方を増やすために基板はほぼ実費で頒布しています。在庫がなくなっても追加注文しますのでどんどんお申込みください。ただし、価格はアップする可能性はあります。
4.製作にあたって
(1)製作記事回路図は、RFワールド No.56をご覧ください。購入は こちら
(2)ソフトウェアの無償ダウンロードは こちら
(3)製作関連のアドバイスなどは 掲示板 を参照願います。
5.遊び方動画
それではよろしくお願いします。
RFワールド NO.56の頒布基板については、2021年12月末で申し込み終了、お申込み頂いたすべての方の発送を先週完了しました。
企画段階で、ソフト、ハード面の不具合で頒布後に大きな損失がでるリスクがあったため非常に心配でしたが、特に大きな問題もなく、ほっとしております。みなさま、ありがとうございました。
基板(7種類の基板)セット 1式分の内訳
本基板セットには以下の7種類の基板(下の写真のもの)が各1枚含まれます.
- PLLユニット (FC1PLL)
- DSPユニット (FC1DSP)
- ミキサ・ユニット (FC1MIX)
- ディスプレイ・ユニット (FC1OLED)
- RF増幅ユニット (FC1RFA)
- リターン・ロス・ブリッジ・ユニット(合成器ユニット) (FC1RLB)
- LPFユニット (FC1LPF)
●エッチング,穴あけ,レジスト印刷,半田めっき処理,シルク印刷したプリント配線板です.
●電子部品等は未実装です.ご自身で半田付けするなどして組み立ててください.
●電子部品等は含まれていません.ご自身で調達してください.
●基板ごとのばら売りはしておりません.

2.頒布価格(送料等を含む): 1セット 700円(複数セット申し込みの場合でも、700円x申し込みセット数となります)
3.申し込み方法
(1)送金方法 銀行振込み(楽天銀行。他の銀行からのお振り込みご希望の方につきましては、対応できない可能性もありますが、お問い合わせください。)
(2)頒布ご希望の方は、 件名に「RFワールド 実験基板 頒布希望」と記入して、 私のコールサイン@jarl.comにメールにて「郵便番号、住所、氏名、申し込みセット数」 を記入の上、お申込みください。
★お申し込みの後にこちらから振込み口座を返信します。
★自作する方を増やすために基板はほぼ実費で頒布しています。在庫がなくなっても追加注文しますのでどんどんお申込みください。ただし、価格はアップする可能性はあります。
4.製作にあたって
(1)製作記事回路図は、RFワールド No.56をご覧ください。購入は こちら
(2)ソフトウェアの無償ダウンロードは こちら
(3)製作関連のアドバイスなどは 掲示板 を参照願います。
5.遊び方動画
それではよろしくお願いします。

一昨年からトライしているサテライト通信ですが、小型のトランシーバが作れないかと検討しています。
まずは、昨年作った1.8-144メガのQRPトランシーバでどのくらい受信できるか試してみました。
WQ1は受信機としての感度は144メガで-110dBmのキャリアが聴こえる程度でQRPトランシーバとしては十分です。
しかし、RFワールドの頒布基板の受信アンプを前段に入れるとさらに高感度になり、-127dBmのキャリアも結構明瞭に受信できるくらいまでになりました。
アンテナは、前に作った園芸パイプの145メガ3エレが錆びてボロボロになっていたので、とりあえず受信のためにベランダにホイップアンテナを設置。釣竿にエレメントを這わせただけのものです。
受信機は高感度ですが、近所のソーラー電源のノイズと内部のマイコンノイズなどいろんな信号を受信しています。
しかし、ビーコンは受信できましたので、この回路を使って試作してみようと考えています。
https://twitter.com/7l4wvu/status/1492260953005514755?s=21
次は、145メガの八木をアルミパイプで作ってみます
まずは、昨年作った1.8-144メガのQRPトランシーバでどのくらい受信できるか試してみました。
WQ1は受信機としての感度は144メガで-110dBmのキャリアが聴こえる程度でQRPトランシーバとしては十分です。
しかし、RFワールドの頒布基板の受信アンプを前段に入れるとさらに高感度になり、-127dBmのキャリアも結構明瞭に受信できるくらいまでになりました。

アンテナは、前に作った園芸パイプの145メガ3エレが錆びてボロボロになっていたので、とりあえず受信のためにベランダにホイップアンテナを設置。釣竿にエレメントを這わせただけのものです。

受信機は高感度ですが、近所のソーラー電源のノイズと内部のマイコンノイズなどいろんな信号を受信しています。
しかし、ビーコンは受信できましたので、この回路を使って試作してみようと考えています。
https://twitter.com/7l4wvu/status/1492260953005514755?s=21
次は、145メガの八木をアルミパイプで作ってみます

時代の流れでいよいよ紙QSL交換を終了できるかというテーマで、先月の交信局に対してどのくらい電子QSLで受け取れるのか調べてみました。
結果を最初に書きますが、 驚くほど電子化が進んでおりました 。個人的にはJARL会員でありますが、今夏くらいからQSLは電子対応のみとする予定です。
また、JARLが電子QSLシステムを新たに作るべき等の意見もいまだにみられますが、 個人的には、現時点で新しいシステムを作っても費用がかかるだけでメリットがないので、あるものを使っていけばよいと考えます。
1.QSOサンプル数
2022年の1月に交信した以下の1,040局です(新年QSOパーティやコンテストは含みません)。運用バンド、モードは今、もっとも皆さんがアクティブにでられているところを選んでいます。モードはすべてFT8です。また、極力、バンドが異なっても重複交信がないようにしました。
2.電子QSL受領結果
先の1月の交信局に対して、1週間後の2/6時点で受領した電子QSLの局数を調べました。電子QSLの場合は基本的に交信後数日以内に送ってこられることが大部分のようですが、これから遅れて受領する分もあるので実際はもう少し数字が上がると思います。
結果をまとめたものが以下の表となります。気が付いた点は、
① 国内局が8割近く、海外局も7割近くが電子QSLに対応していた。 パソコンを使われるFT8だからともいえるが想像より普及している。特に海外局はこれまでの紙カードの返信率が5割程度だったので、それよりかなり高い。これだけみると 紙QSL交換の時代は終わった と感じる。
②国内局については意外にeQSLが6割と普及している。最近増加しているハムログのhQSLは4割程度であったが、国内交信局858局のうちハムログユーザー数は683局(79%)であったことから今後さらに増加することが予想される。
③電子QSLの海外メジャーのeQSLとLOTWの使用度については、国内局はeQSL>LOTWだが、海外局は逆であった。国内局は国内交信専門の方が多いのでLOTWは普及しておらず、従来のデザインQSL収集ができるeQSLが人気があるようだ。
3.最後に
今回は、あくまでも個人的に電子QSLがどのくらい使われているのか調べたものです。モードや周波数が異なれば、この比率も下がると思いますので、参考程度にみて頂ければと思います。
また、複数の電子QSLシステムが共存していますが、最初に設定してしまえば、面倒でもないのでこのまま複数のシステムを並行して使っていこうと思います。
紙QSL交換がなくなるとエコになりますし、部屋も片付く、そして費用も抑えられるので良いことづくめです。
結果を最初に書きますが、 驚くほど電子化が進んでおりました 。個人的にはJARL会員でありますが、今夏くらいからQSLは電子対応のみとする予定です。
また、JARLが電子QSLシステムを新たに作るべき等の意見もいまだにみられますが、 個人的には、現時点で新しいシステムを作っても費用がかかるだけでメリットがないので、あるものを使っていけばよいと考えます。
1.QSOサンプル数
2022年の1月に交信した以下の1,040局です(新年QSOパーティやコンテストは含みません)。運用バンド、モードは今、もっとも皆さんがアクティブにでられているところを選んでいます。モードはすべてFT8です。また、極力、バンドが異なっても重複交信がないようにしました。

2.電子QSL受領結果
先の1月の交信局に対して、1週間後の2/6時点で受領した電子QSLの局数を調べました。電子QSLの場合は基本的に交信後数日以内に送ってこられることが大部分のようですが、これから遅れて受領する分もあるので実際はもう少し数字が上がると思います。
結果をまとめたものが以下の表となります。気が付いた点は、
① 国内局が8割近く、海外局も7割近くが電子QSLに対応していた。 パソコンを使われるFT8だからともいえるが想像より普及している。特に海外局はこれまでの紙カードの返信率が5割程度だったので、それよりかなり高い。これだけみると 紙QSL交換の時代は終わった と感じる。
②国内局については意外にeQSLが6割と普及している。最近増加しているハムログのhQSLは4割程度であったが、国内交信局858局のうちハムログユーザー数は683局(79%)であったことから今後さらに増加することが予想される。
③電子QSLの海外メジャーのeQSLとLOTWの使用度については、国内局はeQSL>LOTWだが、海外局は逆であった。国内局は国内交信専門の方が多いのでLOTWは普及しておらず、従来のデザインQSL収集ができるeQSLが人気があるようだ。

3.最後に
今回は、あくまでも個人的に電子QSLがどのくらい使われているのか調べたものです。モードや周波数が異なれば、この比率も下がると思いますので、参考程度にみて頂ければと思います。
また、複数の電子QSLシステムが共存していますが、最初に設定してしまえば、面倒でもないのでこのまま複数のシステムを並行して使っていこうと思います。
紙QSL交換がなくなるとエコになりますし、部屋も片付く、そして費用も抑えられるので良いことづくめです。

先週からハムログの電子QSL hQSLを楽しく使っています。
ほぼ毎日、3.5, 7のFT8に出ておりますが、こんなに交信したのは何年振りでしょうか。昨年のトータル交信局数を1週間で超えました(笑)
さて、hQSLですが、ほぼ1週間たったのでデータを見てみたいと思います。まだ少ないので何とも言えませんが、改めてハムログのユーザー数の多さに驚き、また、hQSLの普及率も高いことがわかりました。
交信局数(海外局は除きます)は247局 で、その中で ハムログユーザ数は205局(83%) と8割以上の方がユーザということでした。
そして、 hQSL登録局は、97局(39%) でした。ハムログの作者 MOUさんのブログをみると年明けから登録数が急増しているということですので、今後、さらに増加して、国内交信であれば数年内に7-8割くらいまでhQSLでQSL交換ができるのではないかと予想しています。
hQSLのよいところは、電子QSLの送受が大変簡単で、交信が終わる(交信中でも)とボタン一つで即送受信できる点です。VHFの電話交信などでは、交信中にQSL交換ができて、QSLをみながら話も弾むのではないでしょうか。
海外のeQSLやLOTWだと送信はファイル変換してuploadする必要がありますのでどうしてもまとめての送信となってしまいます。受信もまとめてになりますので、交信した局との印象がどうしても薄れてしまいます。
受信したQSLは、以下のようにフォルダに自動でストアされますのでQSLの整理の手間がかかりません。カードはご覧の通りオリジナルデザインのものばかりです。これは受け取っても楽しいです。海外のeQSLのようにドネーションしなければ規格デザインしか使えないということもありません。
多くのhQSLに、紙カードは不要と書かれていますので、大幅にカード発行の手間が省けます。約4割はhQSL対応なのでとても助かります。
また、ハムログユーザーが8割ということですので、 「QSL交換は、紙カードでは行わない」 ということをユーザーリストに明記しておけば、 JARLに入会しなくても FT8で安心して運用できるのはないかと思います。
これでようやく紙カードの発行がやめられそうです。JARLのQSL転送会費は今年の秋までなので、ハムフェアあたりで紙カードを持って行って印刷は終了にしようと考えています。
それから、hQSLの送る方の楽しみですが、30種類のカードレイアウトが保存できるということです。私は、実際に交信に使用した自作無線機のQSLを送っていますが、30種類も作れるのか疑問があります(笑)
最後に今週発行した私のカードを載せておきます。
ほぼ毎日、3.5, 7のFT8に出ておりますが、こんなに交信したのは何年振りでしょうか。昨年のトータル交信局数を1週間で超えました(笑)
さて、hQSLですが、ほぼ1週間たったのでデータを見てみたいと思います。まだ少ないので何とも言えませんが、改めてハムログのユーザー数の多さに驚き、また、hQSLの普及率も高いことがわかりました。
交信局数(海外局は除きます)は247局 で、その中で ハムログユーザ数は205局(83%) と8割以上の方がユーザということでした。
そして、 hQSL登録局は、97局(39%) でした。ハムログの作者 MOUさんのブログをみると年明けから登録数が急増しているということですので、今後、さらに増加して、国内交信であれば数年内に7-8割くらいまでhQSLでQSL交換ができるのではないかと予想しています。
hQSLのよいところは、電子QSLの送受が大変簡単で、交信が終わる(交信中でも)とボタン一つで即送受信できる点です。VHFの電話交信などでは、交信中にQSL交換ができて、QSLをみながら話も弾むのではないでしょうか。
海外のeQSLやLOTWだと送信はファイル変換してuploadする必要がありますのでどうしてもまとめての送信となってしまいます。受信もまとめてになりますので、交信した局との印象がどうしても薄れてしまいます。
受信したQSLは、以下のようにフォルダに自動でストアされますのでQSLの整理の手間がかかりません。カードはご覧の通りオリジナルデザインのものばかりです。これは受け取っても楽しいです。海外のeQSLのようにドネーションしなければ規格デザインしか使えないということもありません。

多くのhQSLに、紙カードは不要と書かれていますので、大幅にカード発行の手間が省けます。約4割はhQSL対応なのでとても助かります。
また、ハムログユーザーが8割ということですので、 「QSL交換は、紙カードでは行わない」 ということをユーザーリストに明記しておけば、 JARLに入会しなくても FT8で安心して運用できるのはないかと思います。
これでようやく紙カードの発行がやめられそうです。JARLのQSL転送会費は今年の秋までなので、ハムフェアあたりで紙カードを持って行って印刷は終了にしようと考えています。
それから、hQSLの送る方の楽しみですが、30種類のカードレイアウトが保存できるということです。私は、実際に交信に使用した自作無線機のQSLを送っていますが、30種類も作れるのか疑問があります(笑)
最後に今週発行した私のカードを載せておきます。




execution time : 0.055 sec