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link 7L4WVU 自作アマチュア無線局 7L4WVU 自作アマチュア無線局 (2024/11/21 22:06:11)

現在データベースには 331 件のデータが登録されています。

feed 自作機POTA:滋賀県びわこ一周 全公園移動 (2024/4/28 5:04:27)
4/24,25 混雑するGWを前に滋賀県のPOTA全ACT移動をしました。

ルートは以下のように2日行程で大阪から車で初日は湖東を北上して長浜泊、次の日は湖西を南下するルートです。滋賀県のPOTAは全部で15か所あり、下図では14か所、それに④⑤は2ferでさらに 三上・田上・信楽県立自然公園 がACTされます。滋賀県のACTは今回初めてとなります

マップ

設備は以下のいつもの自作機です。
●WVU-604F2 0.5W トランシーバー(充電式)
●10Wリニアアンプ(モバイルバッテリー)
●POTANT-7 アンテナ
●FT8端末はスマホ(FT8CNアプリ使用)

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初日は一気に高速で信楽ICまで行き、陶芸の森からスタートしました。雨は降ったりやんだりで風も強かったので三脚に設置するPOTANT-7にとっては厳しい運用となりました。今回は風対策として車のドアに固定するようにして倒れることなく運用できました。

1日でこれまでの最高の7か所のACT(2ferがあるので実際は8か所)ができました。10Wリニアアンプは上の写真の無線機の下にあるモバイルバッテリー(容量8000mAH)から供給しているのですが5か所くらいしか持ちません。車で移動中に充電することで計画していたのですが充電電流が大きすぎて車の充電回路の保護回路が働くようで全く充電できませんでした。

一方、トランシーバーは2400mAHのリチウム電池を搭載しているので5か所回っても40%くらい残っています。そういうことで最後の2か所はリニアアンプなしの0.5W運用となりましたが、夕方になってコンディションも上がってきたのでポチポチ呼ばれて何とかACTできました。

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また、雨が降っているときはビニール袋を被せて運用しました。
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二日目は、好天。朝9時までに2か所ACTすると10か所になることに気が付き、慌てて早朝にチェックアウトして運用しました。そのあと、湖北の湖岸をドライブ。昔実家があった近江今津の近くのマキノ高原にも立ち寄り久しぶりにメタセコイア並木も新緑でなかなか良かったです。
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初詣によく行った白髭神社(琵琶湖に鳥居があります)。そして近くの食堂でランチ。
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今回、この日も最後の2か所は0.5W運用となりました(写真は最後の尾花川公園。トランシーバーは三脚にぶら下げています)が、デリンジャー現象で初日よりかなりコンディションが悪くACTに1時間もかかり苦戦しましたが何とか完了できました。何度も空振りのCQをだしてたまにコンディションがあがったときにActiveなHunterの方々が数局同時に呼んで頂けるのでみなさん待機して頂いているのだなと思いました。

FT8の40m-30mの国内POTAは、コンディションがよければPOTANT-7で0.5WでもACTは十分可能で楽しめます。10Wにしても凄く飛ぶというイメージはなく、コンディションが悪ければ空振りCQ連発になることも多いです。そういうことで3~5W程度にしてバッテリーを長時間持たせるようにした方がよいと思いました。次回からは減力運転できるように改造してみたいと思います
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最後に今回受領したアワードです。初のエリアコンプリート、1日10局交信ができて喜んでおります。Hunterの皆様、今回も苦しいところ大変ありがとうございました。
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feed アンテナの性能をPSKRでベンチマークする方法を考える(2) (2024/4/23 6:50:13)
先の記事を書いたあとXでの皆様からのコメントなどを見ているうちに、40mなどの国内の電離層反射によるアンテナ比較は、同じタイムスロットで同じ場所から比較しないとあまり参考にならないと感じました。

まず、PSKRから取得できるデータもよく分らないので、迷惑かと思いましたがサンプル欲しさに短時間で自宅から固定局と移動局を比較する2つのアンテナにそれぞれ接続、同時に数分のみ実験運用してPSKRのデータを取得してみました。(一応、免許状は2つ所有しています)

1.比較するアンテナ
●POTANT-7: 木造2Fのベランダに三脚で設置4mH、ラジアルは10m長を庭に水平展開 
●スローパ―: 庭のタワーの8mH部分から10mワイヤー展開


2.比較方法
2台のトランシーバーをそれぞれ0.5Wに設定、POTANT-7を/P付、スローパ―を/PなしのコールでDFをずらしてCQを出して、PSKRのログデータで比較する


3.結果
PSKRのマップでの比較...スローパ―はフルサイズですがエレメントとタワーの角度が狭すぎて普段からあまり飛んでいないのであまりよい比較にはなりませんが、POTANT-7(2Fベランダで高さも少しあるので条件がよい)がエリア的に予想外に飛んでいることが分かりました。
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また、同じタイムスロットでのSNR比較ですが、次項で記載のとおり、少ないサンプルしか比較できませんでしたが、同じところのSNRをみるとスローパ―の方が0~5dB強く飛んでいることが分かりました。先のマップでの比較と反するデータとなりました。やはり同じ時間でみないと比較にはならないと感じます
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数分の実験を2回しましたが、こんな短時間でもPOTANT-7で3局、スローパ―で2局応答がありました。普通に交信しながらでも実験を進められるのはよいと思いました。


4.データ取得でわかったこと
①PSKRからの取得データをみると下図のように特定局から数分おきにおくられてくるようでリアルタイムではありません。下図のTIME ONの色分けしたところがタイムスロットになりますが、電波を出して最初に一度にデータを集めることができますが、次のスロットでは新たに受信した局からしか来ません。 そのため、同じタイムスロットで多くの比較データを集めるには、2つのトランシーバーの最初の送信タイミングを同時にする必要があります (今回、送信機の場所が離れていたのでそれができなかったので同じタイムスロットでの比較サンプルがあまりとれませんでした。次回、方法を考えてみたいと思います)

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②2局同時運用して交信に入った場合、JTDXは/Pの有無に関係なく認識してしまう。
...今回、JTDXで固定局コールで運用していたのですがFT8CNで運用していた移動局/Pコールの方で応答がありました。そしてその交信が始まったときに、なんとJTDX側も交信状態になってしまいました。JTDXは呼ばれれば/Pのあるなし関係がないようなのでこの運用方法は上手く行かないです。2つのコールであればこの点は問題ありませんね。


feed アンテナの性能をPSKRでベンチマークする方法を考える(1) (2024/4/23 5:30:49)
POTANT-7の記事を書いたところ以下のようなコメントがありました。

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市販のアンテナは興味がないので全く知らないのですが、 同じ長さの短縮コイルのアンテナの方が遥かに効率がよい という意見のようです。自分のこれまでの実験から、同じ形状でマッチングが取れている同じ長さのアンテナの飛び具合はほぼ同じではと思っています(ここではコイル抵抗の発熱分などの微妙な差は無視)が、この点は検証をしてみたいと思います。

簡単にコイルを使った短縮アンテナを作って切り替えて受信感度を比較してみれば簡単ですが、POATNT-7は垂直ロッド部からの放射が少なくラジアル線からの輻射が強いと推測していることで通常のバーチカルより打ち上げ角が高いのではないかと思っています。そのため、単純に市販のホイップと受信比較しても意味がなく、例えば近距離と長距離でのSNRがどのくらい差があるかなども分かる方法はないかと考えていました。

そこでいつも飛んでるチェックに使っているPSKRを他局と比較すると面白い分析ができるのではないかと思いつきました。先日、自分が埼玉県で移動しているときに同じ時間帯に同一県内で移動をされているOM局がおられ、効率がよさそうなセンターローディングのアンテナでモービル運用をされていたので帰宅してから比較してみました。

下図が比較ですが、ぱっとみるとかなり飛びの差があると感じますが、出力差7dBと運用時間(こちらは電車と徒歩移動して3か所から運用しているので電波を出している時間が短かかった)、そしてもしPOTANT-7の打ち上げ角が推測通り高ければ距離500km以上は飛ばなくて普通なのでPOTANT-7もそんなに悪くないようにも思えます。

また、このとき忘れていたのですがPSKRにはADIFでデータを取得できるのでそれを使えばベンチマーク対象局との電力の7dB補正や、さらに同じ時間帯のデータのみで比較ができるということです。次回の移動からはこの点も考慮していろんな局と比較実験して分析をしてみたいと思います。

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feed POTANT 10W時にコアが磁気飽和? (2024/4/19 6:13:49)
先日の青ヶ島、八丈島からの運用でリニアが壊れて久しぶりに0.5WとPOTANTの組み合わせで運用したのですが予想外によく飛んでくれたので驚きました。そして運用しているときに送るリポートと受けるリポートの差がすごく少ないことに気が付きました。 前に運用していたときには20dBくらい差があった のですが10dBも変わらないような感じでした。

いろいろ分からないことが多いPOTANTですが、このことが気になって4/17に修理完了したリニアを持って10Wで八王子と町田でPOTA移動をやって比較してみることにしました。設備はリニアのあるなし以外は同じです。周波数は7MHzのみとしてログからCSVを取り出して送受信リポートを平均したものを以下のようにまとめてみました。端末はスマホ(FT8CN)使用ですが、10Wの方が差が大きいことが分かります。

レベルメーターをみても10Wにすると確実にメーターの振れは増加しているのにも関わらずあまり飛んでないように思え、なぜこうなるのか気になりずっと考えていました。

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そこで思ったのは、コア(T106)が磁気飽和しているのではないかと。確かにコアは10Wのときは発熱が大きいので一度調べてみることにしました。調べる方法は、POTANTのコア部分を空芯コイルに置き換えたものを製作してレベル計で比較してみることにしました。
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レベル計は、頒布しているTE-2101Cの電界強度モードを使いました(いろいろの実験に使えるので便利です。下リンク参照)。1m程度離れたところにおいて相対レベルで比較してみました。
https://x.com/7L4WVU/status/1720184835610947785  

結果は、以下のように差がないことが分かりました。10Wにするとそれなりにレベルが上がりますのでコアの飽和はないようで安心して運用できそうです。
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それでは、先の疑問は何が原因なのでしょうか。想像ですが、前に運用していた0.5Wでリポート差が20dBくらいあるときはPCでJTDXを使用していて、今回の比較はスマホでFT8CNアプリを使用していることなのかなと思っています。FT8CNは前からQRPなのに相手からもらうリポートの方がよいことがあったりしました。今回、こちらからおくるリポートで一番よいものは、-3で、0以上というのは1局もありません。これはアプリなのかスマホの性能なのか分かりませんがコンディションが良いときはこちらの受信SNRが-3くらいから上がらないことで相手側の受信SNRとのレベル差が少なくなるのではないかと推測しています。これは別途実験してみたいと思いますがアンテナ側の問題ではなさそうで少しすっきりしました。

しかし、アンテナもFT8CNアプリも謎がいっぱいです。こういうことを考えたり調べたりすることで飽きることなく無線は楽しめますね(笑)


feed 秘境 青ヶ島&八丈島 移動運用記(その2) (2024/4/18 10:30:27)
●4/11(木)青ヶ島→八丈島→羽田→大阪
慌ただしい旅行の最終日。青ヶ島の朝の天気は曇り、外はいつものように強風。民宿の朝ご飯が0730~、9時過ぎにレンタカーを返却する必要があるので、最後に車で島を一通り回る予定でした。しかし、前日のカルデラ内からの交信がたった2局だったこともあったので、XYLと別行動にして自分は本州側が海という断崖絶壁の上の公園から無線運用をすることにしました。写真のX印が運用地点です。左下方向が北になります。

移動地点の住所は、青ヶ島村無番地(笑)。つまり青ヶ島には番地はなく、どの場所も住所は青ヶ島村無番地となっています。びっくりしますよね(笑)

青ヶ島

公園でのセットアップは、昨日、同軸が断線したので予備の短いケーブルを使用。写真のようにアンテナのすぐ下にトランシーバーをぶら下げた状態で運用しました。手すりは絶縁されていたのでラジアルを這わせて展開したところ、40mバンドは強力に入感していて0.5WとPOTANTでもよく飛んでくれていたようで、0810-0900までの短時間でしたが20局と交信することができました。
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レンタカーの清算を行い、10時にヘリポート。風はかなりありますが八丈島からのヘリコプターは時間通り出たと聞き安堵。ヘリは到着してもローターは止めないで八丈島からの乗客が降りた後にすぐ乗り込んで出発となりました。八丈島までは約70km、20分程度で到着。

八丈島の空港近くのモービルレンタカーで車を借りる(11:00)。観光は海岸沿いに時計回りに1周、最後に八丈植物公園からPOTAで16局交信でき無事にACTできました。その後、夕方の飛行機で羽田、そこから急遽、新幹線で大阪に移動することになり大変な1日でしたが予定は全てクリアできました。 八丈島


最後に八丈島の観光です。番号順に車で1周しました。駆け足ですが1日あれば十分回れる広さです。

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①歴史民俗博物館・・・まずは島の歴史などをお勉強。縄文時代から人が住んでいて土器なども出土したことと、1700年ころに火山の大噴火があったこと、江戸時代は罪人が流されてきたが悪人というより思想犯が多く島民に建築など教えたりしたそうです。

②登龍峠展望台・・・北西側に空港、八丈富士、そして奥に八丈小島がみえます
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③八丈島灯台
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④みはらしの湯
絶景の露天風呂 があり入浴してきました。
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⑤浦見ヶ滝
滝の裏側に回ってみれる珍しいところ。。。だったのですが滝から落ちる水が殆どなく残念

⑥大坂トンネル
トンネル北部からの景色が素晴らしいポイントです

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⑦南原千畳敷
300年以上前の噴火時の溶岩が下の地層とともに見えたり、溶岩流がリアルに残っていて驚きました。
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⑨ふれあい牧場
八丈富士の標高500m地点に広がる牧場です。風が強く寒かった。牛さんが沢山放牧されていました。
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⑩八丈植物公園
空港の南側の広大な公園です。ここにきょんもいますが、今回は無線をしていたので何もみていません(笑)
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feed アンテナアナライザー使用上の注意事項 (2024/4/18 6:36:50)
先日、アンテナアナライザーが動作しないということで修理品を受け取りました。調べたところ、ブリッジの抵抗が焼損しており(下の写真の青囲み部分)、アンテナ入力から大きなRF信号が印加されたことであることが判明しました。
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この方は、測定中に別アンテナからFT8で100Wで交信を続けていたそうです。さすがにトランシーバーの出力をアンテナアナライザーに接続する人はいないと思いますが、近くのアンテナから送信することでこの部分が焼損する可能性はありますのでご注意願います。

例えば、同じタワーに7メガのダイポールと21の3エレ程度が上がっているとしましょう。アンテナ同志の結合度は距離とアンテナ利得(同軸ケーブルの損失含む)によって異なりますが、これを20dB程度(十分可能性のある値)としてみましょう。そして21のアンテナを被測定アンテナとしてアンテナアナライザーに接続しているときに、7のダイポールで100W程度を発射した場合は1Wの電力がアンテナアナライザーのブリッジに入力されます。これはアンテナアナライザーの電源がOFFの状態でも関係ありません。ブリッジの抵抗は1/8W程度ですのでたった1Wでも十分焼損する可能性があります。

また、お友達と同じ場所で移動することもあると思います。たとえ送信周波数がアナライザーの被測定周波数と異なっていてもアナライザーは広帯域ですので関係ありません。自分のHFアンテナを調整中に近くのアンテナからお友達がVHFで50Wとかで送信されても壊れる可能性もあります。

なお、本件は取扱説明書には以下のように記載されています。
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feed 秘境 青ヶ島&八丈島 移動運用記(その1) (2024/4/15 7:14:56)
4/9~4/11の日程で日本一上陸が困難、島の人口が160名程度と秘境と言われる青ヶ島にXYLと行ってきました。基本は観光旅行、もともと無線は余った時間のみということでしたがトラブル続きで十分サービスできず大変申し訳ございませんでした。しかし、島の観光は素晴らしかったので写真などをまとめておきます。

●4/9(火)東京➡八丈島 
羽田空港から朝7時半に出る八丈島行きに搭乗する予定で始発電車で家を出ました。天気は生憎雨模様でしたが雨風はたいして強くなかったので、空港に着いて初めて欠航と知りビックリ。八丈島へは一日3便ANAのジェット機が就航していますが気流が悪く着陸は難しい空港のようで昼の便もダメでとりあえず夕方の便を予約して一端帰宅。数年前に大島に船で行ったときも港に着くまで欠航ということに気が付かず引き返したことがあり「離島便はとにかく欠航ありき、出発前に確認する」という教訓が今回も生かされませんでした。
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日中は、東京も嵐のような天気になり、夕方の便も危ないと思いましたが、何とか飛んでくれました。しかし、2泊3日しかないのに初日の八丈島の観光予定がすっ飛んだのは痛かったです。

ホテルは、リードパークリゾート。劇場版コナン「黒鉄の魚影」の舞台になったホテルです(映画ではホテル名は変えられていますが)。島の北東部で窓の外は海が見渡せ、部屋にはベランダのようなものがあったので強風の中、早速アンテナをセット。無線機はPOTAで毎回使っている信頼のライン、WVU604F+10Wリニアアンプ、アンテナはPOTANTでしたが、なぜかパワーが出ない。フロントでドライバーを借りて中を見てもテスターもないのでよく分らない。おそらく終段TRが死亡したようで諦めて0.5WのQRP運用となる。ここで40m,30mでCQを出すも電力が必要な夜の伝搬のため全く応答がなく1局の交信できずに初日は終了。温泉とホテルのディナーを楽しむことにしました。(ホテルからの運用風景 ↓ 海の向こうは関東、ロケはバッチリでした)
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●4/10(水)八丈島➡青ヶ島
朝、天候は回復したものの風は前日よりも強い。青ヶ島へ渡る手段はヘリコプターでネットで調べると天候調査中、もちろん船は欠航となっている。ホテルをチェックアウトして送迎バスで空港へ08:20に到着。地図をみると徒歩20分のところにPOTA対象の八丈植物公園があるので朝9時まで20分程度運用できそうなので駆け足で行ってみることにした。空港から一番近い植物園に入ったところで運用を予定していたが、なんと工事中でゲートが閉鎖されている。別ゲートだと時間がなくて無理だと思ったところに植物公園の職員の方が車で来られゲート中で運用させてもらえることになった。しかし、ようやく運用できると思ってセットアップしたら今度はFT8のターミナルとして使うスマホが起動しない。。。いや、起動はしているが画面が真っ暗とわかる。押し間違えてダークモードになったようで長押しとかいろいろ試して10分程度ロス。そのあとようやく30mで交信開始。しかし、0.5Wでコンディションも悪く、とにかくリトライを繰り返して局数が伸びなくて参りました。それでも朝の9時ギリギリまで運用して必死で走ってヘリの搭乗手続きギリギリで滑り込んだ。本当にドタバタ。一安心して先ほど交信したログをみたところDupeがあり8局交信でACTはNGでした。
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青ヶ島行のヘリは9人乗り、重量制限があるので重い無線機などは注意した方がよいでしょう。超過料金もかかります。ヘリは強風でもそんなに揺れることもなく20分くらいで無事に青ヶ島に到着できました。写真は青ヶ島のヘリポートです。
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青ヶ島の地形は写真(写真は東京都パンフより)のように手前(北側)が居住地域の村(人口160人位)、奥(南側)が2重カルデラとなっています。この島は海底からだと1100ⅿの火山の先だけ海面上にあるようになっているため砂浜はなく、周りは断崖絶壁で波も荒く船の着岸が難しいそうです。
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地図はこんな感じ。ヘリポートから村の各場所へは歩いて10分程度でどこでも行けます。信号は学校のところに1つあるだけ。もちろん交通量は殆どないので信号は不要なのですが子供達が本土に行ったときのための学習用ということでした。ただ、カルデラ内部までは歩くと1時間半くらいかかるのでレンタカーを借りるのがよいです。1日で観光ポイントは全部見れます。今回は、まず民宿まで徒歩で行って、昼食の野菜や卵を受け取り、島で1件の青ヶ島レンタカーで車を借りました。レンタカー屋さんと給油所は同じところで、車を各場所で止めるときは鍵はしないで車に着けておくように言われました。駐車しているときに工事業者さんが作業するときに車を動かせるようにしておくためらしいです。もっとも車を盗んでも狭い島でどうしようもないので鍵をかける必要はありませんね(笑)
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青ヶ島の観光ポイントを地図で見ながらまわりました。まずは徒歩20分位登り大凸部からカルデラ内を見ます。ここが一番凄い展望でした。
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次に一端おりて、少し離れた場所から別の道から登り尾山展望公園からのカルデラの景色
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次に車でカルデラ内に移動、車道を一周30分程度トレッキング。ひんぎゃと呼ばれる地熱蒸気釜に野菜やくさやを入れてた後、蒸されるまで時間があったので今度は内側のカルデラの尾根を一周歩きました(アップダウンあり40分)

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あちらこちらから湯気が上がって、暑い
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カルデラ内の中央部で塩製造工場やサウナなどもあるのですが人は誰もいません。昼食を食べながらようやく無線運用開始(写真:下)、40mで2局と交信後に突風でアンテナが無線機ごと吹き飛ばされてケーブルが断線してしまいました。予備ケーブルなどは民宿に置いてきたので手持ちでなんとかできないかとトライしたのですがダメで、僅か2局で終了。本当に今回はトラブルが続きます。
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食事をしていると猫さんが集まってきました。村でも猫をみることが多いです
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無線もダメなので食後は、車で観光ポイントをまわりました。まずは港へ。波が強いため船は係留ができないのでクレーンで高台に置くように作られていました。船着き場から海をみると魚がいっぱい
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名主邸宅跡は玉垣が特徴
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島北部のジョンマン牧場。ここからの夜空は最高ということでした。今回はあまり見えませんでしたが
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(その2へ続く)

★青ヶ島のことをもっと知りたいという方は、You tubeの青ヶ島ちゃんねるをご覧ください。宿泊した民宿の娘さんが配信されています









feed Ashi Paddle 2022バージョン用保護カバー (2024/4/8 4:00:18)
光造形プリンターで作っているパドルの2022年バージョン用の保護カバーを製作しました。

パドル部分が樹脂製のため、落としたり踏みつけたりして壊された方がおられましたが、使用時以外は安全に持ち運べると思います。

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上から被せるようなものです。紐をつける穴がありますので紛失が心配の方は紐をつけてペルトにでも縛り付けてください。

蓋は少し緩めに作ってあり、移動や保管中はこんな形でベルトで固定できるようにしました。
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現在お使いの方にも希望者には無料で配布します。イベント時に持っていきますのでお声がけください。郵送の場合は送料のみご負担お願いします。

feed DAISOの巻き尺をワイヤー巻取り器に使ってみました (2024/4/7 16:28:10)
10mの長さのラジアル用ワイヤーを毎回移動で展開するのですが、手軽に巻き取れるものを自作しようと思っていました。

先日、百均のDAISOに行った時に10mの巻き尺を見た時にこれは使えそうだと思い購入しました。


巻尺部分を取り外してワイヤーを巻いてみたところ使えそうだったので移動で10回程度使ってみました。

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最初なかなかスムーズにワイヤーを引っ張り出せたのですが、たまに絡まることが出てきました。

観察してみると、中で弛んで絡まるのと、固定部分とワイヤーがあたることで引っかかることがあるようでした。

そのため、巻く時にある程度負荷をかけて弛まないようにすることと、回転部分方向にワイヤーが寄るように巻き取ることである程度改善できました。良い方法がありましたら教えてください

このワイヤーにマジックで30mから10mの1/4波長の長さになるようにマーキングしてエンド側に巻取り部分をもってくることでマルチバンドのラジアルとして使っていますが、なかなか便利です。



feed POTANT 7のロッドアンテナは要るのか? (2024/4/4 3:48:12)
先の記事  http://becl8873.livedoor.blog/archives/23944097.html  で以下のようなコメントを頂きました。

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これまで移動していてたまにロッドアンテナを伸ばし忘れて、受信できないなと思って気がつくことがあったのでコメントのようなことはないことはわかってましたが、どのくらい差があるのか比較してみました。


結果は下の写真の通りです。出力0.5Wでラジアルは共に10m、PSKRを見たときと受信スペクトラムです。

左がロッドを縮めたとき、右が伸びした時です。ラジアルが物理的に支配的だと思いますが性能に大きく差があることがわかります。相互作用があるのかも知れません。

FullSizeRender

こんなコメントでも実際に試してみようとすると比較方法など考えたり、結果からは思った以上に差が大きかったので勉強になりました。

コメント頂きましてありがとうございました

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