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link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2024/5/3 5:35:54)

現在データベースには 219 件のデータが登録されています。

feed CQww160m 2023 (2023/1/31 17:43:24)

昨年は気分が乗らず スルーした The 2023 CQ World Wide 160-Meter Contest

160mは HFハイバンドのCONDXが上がるのに反比例してダメダメになるともいわれているが、はてさて、どうなる??

Jan28 23:30jst頃 吹雪によると思われるノイズに悩まされる


コンテスト開始は 22時utc(07時jst)から。
2年前には 初っ端が ポーランド局だったが、今年は Eu方面 まったく聞こえない。

なんとか 韓国 2局、JA 2局を呼んで QSOできたが、これ以上は無理っぽい。08時を待たずに いったん CLし、夕方を待つ。

なお、参加カテゴリは 例年どおり Single Operator - Non Assisted - Low Power (Po≦100W) *1


2020年の CQ160では 日没前の15時台(jst)から北米が入感していた *2 ものだが、さすがに 今年は 無理のようだ。

17時jst少し前から 国内局のS&P、その後 CQ-RUN。CQ160は CQwwDXとは違い、国内局同士の交信もしっかりポイントとなる。

CONDXが動いたのは 21時jst以降。それまで 振られ続けていた 中国 BYから ようやくコールバックをもらった。また、オセアニア区分 *3 の フィリピン 4F2KWT と できた。

粛々と国内相手のRUNを続けていたが、00時少し前になって ついに USA ワシントン州 N7UA を発見。嘘みたいに強力。呼んだら 割とすんなり交信できた。ありがたや。K6SRZなど常連さんも聞こえていたが 交信はできなかった。

その後は パッとせず、01時jstであきらめて就寝。


 Time Chart (utc)
day 1
     22 23  0  1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
----------------------------------------------------------------------------------
NA |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1  -  -  -  -  -  -  -|   1
SA |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
EU |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  2  -|   2
AS |  4  -  -  -  -  -  -  -  -  4  8  4 10 24  4 10 10  5  -  -  -  -  1  5|  89 (JA:69)
OC |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1  -  -  -  -  -  -  -  -  1|   2
AF |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
----------------------------------------------------------------------------------
SUM|  4  0  0  0  0  0  0  0  0  4  8  4 10 24  5 10 11  5  0  0  0  0  3  6|  94
            4        4        4       20       59       85       85       94

05時起床。ここでついに European Russiaと QSO。また振られ続けていた BY局から 返事をもらえることも増えた。

インドネシアや タイも聞こえていたが なんぼ呼んでも・・ (T_T)

07時jst過ぎに あきらめて 仮眠。 *4



二日目は けっきょく 晩飯後の 19時jstから本格QRV。

国内局向けの RUNを続けていたが、22時jstになって USA 3局と交信成立。

しかし、その後は CONDX良いとこなく、00時半jstに就寝し 04時半に起床して頑張ってみたがアジアから出ること能わず、終了の 07時jstと なってしまった。

いやぁ~ まさか JA 1局としかできないとは・・ 03時頃まで粘って 然る後 寝た方が良かったのか・・ orz


 Time Chart (utc)
day 2
     22 23  0  1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
----------------------------------------------------------------------------------
NA |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  3  -  -  -  -  -  -  -  -|   3
SA |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
EU |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
AS |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 13  6  2  2  2  1  -  -  -  -  -  1|  27 (JA:25)
OC |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
AF |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
----------------------------------------------------------------------------------
SUM|  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0 13  6  2  5  2  1  0  0  0  0  0  1|  30
            0        0        0        0       21       29       29       30
 <時間ごとの取得マルチプライヤー>

 [22] HL JA
 [10] JT
 [11] UA9
 [12] BY DU
 [14] (WA)
 [20] UA 3W
 ----
 [13] (UT AZ) VR
 [15] UN

      ()は北米の州

国内局を除いた 交信数は たったの 30。なんぼ呼んでもダメだったのが 16 *5 。QSO成立率は、30/(30+16)=65.2%。しかし・・ 聞こえなさすぎるよ、今年は・・ (-_-;) *6

グラウンド・ラジアル/アースに 施した もの 以上に CONDXが悪化したと考えることにしよう・・

参加くださったみなさん、ありがとうございました。


Comments(2)

*1 Low Powerカテゴリは あくまで 100W以下。150Wではない。ちなみに、ARRL160も 100W以下となった。(ARRLは 以前は150W以下だった)

*2 当然ながら なんぼ呼んでもダメだったけれど

*3 異大陸区分は 得点が 10点 と 高い。

*4 二度寝

*5 うち BYが 6局。彼らは 何W出してるの? もしくは そんなにノイズ多いの??

*6 Euで聞こえたのは ロシアの他には ウクライナだけ。あと アジアだけど ジョージアとか。


feed Jeff Beck先生 (2023/1/19 5:02:33)

2023年1月10日 Jeff Beck先生が 細菌性髄膜炎のため死去。享年78。

Jeff Beck先生が亡くなったとのこと。悲しい・・

中3で Got The Feelingを聴いてファンになりました。アルバム Jeff Beck Groupは 3枚持ってます。R.I.P. (Twitter)


超合金 とか サイボーグ とまで形容された Beck先生が まさか 亡くなるとは・・

80歳になっても 何かしら新しいサウンド/フレーズを聴かせていただけるものと 期待して待っていたのだが・・ それは叶わなかった。


Beck先生を最初に認識したのは 某ミュージックライフ誌。ベック様は交通事故の怪我から快復し ロンドンのディスコティークでバンドのメンバを物色している・・という記事だった。1970年頃だったと思う。

I Got The Feeling - Jeff Beck Group


その後、自身のリーダーバンド(第2期ジェフ・ベック・グループ)を結成。当方は 中学3年。レコード店(名曲堂)で シングル『ガット・ザ・フィーリング - I Got The Feeling』を発見して購入。アルバムは高いので手が出なかった。

で、この一曲でファンになってしまった。


Jeff Beck Group - Jeff Beck Group


次のアルバム『ジェフ・ベック・グループ - Jeff Beck Group』は高校1年で手に入れ、それこそ すり切れるほど聴いた。ボブ・テンチの Vocalトラックも良かったが、インストゥルメンタルの 2曲 (I Can't Give Back the Love I Feel for You) (Definitely Maybe)も それ以上に良かった。これで 当方の 方向性が決定したといっても過言では無い。

はっきりいって、Jeff Beckの ベスト・アルバム・・当方の大好きなアルバムといえば、Blow By Blow も確かに良いが、この Jeff Beck Group 通称オレンジ・アルバムなのである。

その後、浪人生のときに『Blow By Blow』を聴いて 完全にハマってしまい、1980年には 武道館のLiveにも行った。

そして・・ 2010年の『エモーション・アンド・コモーション - Emotion & Commotion』 *1 には狂喜。期待以上の出来だった。65歳過ぎてこれほどの作品を残せるとは・・


まだまだ スゴい作品を作り出せるのではないかと期待していた。しかし、突然の病魔がそれを阻んだ。今年には来日公演も予定されていたが・・残念。悲しい・・

*2

Comments(3)

*1 日本のオリコンアルバムチャートでも 9位を記録。

*2 Tada/KPIは、先生のマネをして指と爪でギターを弾くようになった。もう 15年くらいになる・・ (さすがに Scatter Brainはピック使わないと弾けない。)


feed しぶんぎ座MS 2023 (2023/1/8 11:51:20)

正月恒例の しぶんぎ座流星群 流星散乱通信 だが、本年 も ボウズであった。

ふたご座 では 50MHzで多くQSOできたが、今回は 50MHzにはQRVせず、144.440MHzに専念した。

しぶんぎ座の輻射点は 3日の22時~4日の18時には 地平線よりも上にある。 八王子流星電波観望所のWebサイト によると、ピークは 1月4日の14時~15時であったもよう。

当方は、4日の05時40分頃から断続的にCQを出し続けていたが、ピーク時間帯内の 14時40分に次の信号をデコード。

 9.5 1492 JA7KPI JR5JEU +06

これに対し、当方は <JR5JEU JA7KPI> R+03 を送り続けたが *1 、ついに返信は無かった。 *2

スノウ・ノイズや 電柱の放電ノイズもあり *3 、デコードは この一回のみ。これ以外は まったくデコードできなかった。

このしぶんぎ座では 2020年に JA9BOH JR4ENYの2局と 144MHz MSK144でQSOできているが、もしかして このふたつは 流星散乱 ( Meteor Scatter ) ではなく 飛行機散乱 ( Aircraft Scatter ) だった可能性があるのでは?? 両局とも 600km以内に位置する局なのだ。 *4

一方、過去の ふたご座でQSOした UA0LWは 830km、RN0JJは 1350km離れている *5 。MSは 超突発的かつ超局地的な Es であることを鑑みると 9エリアや 1エリアは可能性ゼロではないものの かなり困難なのではないか *6 と思われるのである。


今回、JR5JEU局が当方の信号を受信できたのは 4日の09時頃からである。このことから推測すると、144MHzでQSOするには ZHRで80以上は必要なのではないか。 *7

これを満たすのは、やはり 三大流星群、1月のしぶんぎ座、8月のペルセウス座、12月のふたご座であろう。

次回、ペルセウス座では なんとかQSOしたいものである。また、国内よりも2000km程度までと限られるが DX局の方が可能性があるものと考えられる。ぜひチャレンジしていただければ幸いである。 *8

なお、現在 日本では 法令による運用周波数の縛りがあるため 144.440MHzを使用しているが、近い将来 法令改正により MSK144の世界標準周波数に移行できる可能性がある。


さておき、次の MSは 50MHzでは 4月23日頃のこと座、 144MHzでは ペルセウス・・の前 7月30日頃の みずがめ座等の複合群 *9 だ。よろしくお願いします!


Comments(2)

*1 144.440MHz MSK144 1st T/R15sec Sh-ON

*2 それ以前、JEU局は 当方を 18回以上デコードできていたとのこと。

*3 ひどいときは S9

*4 JR5JEU局は 約970km

*5 ふたご座ではアクティヴだったロシア各局、なぜ 毎年しぶんぎ座では 出てこないのか?? 不思議だ。

*6 セカント法則による。144MHzのEsでは 過去 9エリアや 1エリアとQSOできた実績は皆無。4エリア以南ならば あり得るだろう。

*7 これに対し、50MHzでは ZHR 20程度から QSO可能ではないか。(過去の実績から)

*8 中国各局に期待!!

*9 分離困難な みずがめ座δ やぎ座α みなみのうお座等の複合群で、天文学的には各流星群毎にカウント困難なので余り注目されていないが、ZHR 100に達する場合がある。散在流星もあるでよ。


feed HNY2023 (2023/1/1 17:09:22)

! ( ^ - ^ ) v

令和癸卯 Tada/JA7KPI

恒例 アマチュア無線局 JA7KPI の 2022年 バンド別交信数は下表のとおり。

Band 1.8 3.5 7 10 14 18 21 24 28 50 144 430 1.2 Sat Total
2021 1157 77 37 72 159 1 34 9 32 592 95 63 1 626 2,955
2022 602 75 28 112 18 87 13 59 612 169 124 4 884 2,787


2021年より減らしたものの まあまあの数となった。

  • 移動運用率: 13%→ 11% (304qso) 依然として低下傾向。
  • CW運用率: 56%→ 49% (1362qso)。減ったのはやはりデジタルのせい?
  • Digital運用率: 32%→ 36% (1013qso) 上昇傾向。IO-117がらみのPKTが効いている。
  • DX交信率: 31%→ 34% (948qso うち50M:350 1.8M:217 Sat:343 など) 微増。LoTW上で Digital-DXCCが完成。2015年からほぼ7年で到達。CWは1993年から28年かかったから4倍のペース。
  • CW-WACA(7MHzヌキ): CFM。
  • CW-WAGA(7MHzヌキ): CFM。
  • CW-町村 (7MHzヌキ): 残り16。未CFM24。今年もコンプリートは無理だろう。

バンド毎で 一番Awardに近そうなのは50MHz。だが、WACAの未CFMは 51もある。WAGAの未CFMは 15。まぁ、Award積極的に追いかけるタイプでもないし・・

LoTWがらみのデータは次のとおり。

DXCC WAS
VUCC

50MHzのDXCCが 99。今年中になんとかできればいいな。WASも一番近いのは50。HFハイバンドで 今のCONDXなら割とすぐ完成できそうだが、そちらには行きません。(^^;)

VUCCは50で600超えたが、ARRLの VUCC Standingsを見ると、上には上がいらっしゃるわけで・・ Max200W局としては上位なのかもしれないけれど・・あまり申請する気にはなれない。


今年の課題は・・

  • DX向け 7MHz用アンテナ開発
  • SHFへの進出 (5600MHz? パラボラ?)
  • 第二ルーフタワー設置 (EME/MEO衛星対応?)
  • 1.8MHz用受信アンテナの実験継続 (やはり屋根の上にアンテナ出さないと?)

と いったところかな・・アンテナがらみ優先になっちゃうね。



このブログのアクセス傾向解析。例によってロボット疑惑のあるアクセスは徹底排除。

2022年に書いたbLOGネタのアクセス数順位。

  1. 6月前半の6mDX '22
  2. 6月後半の6mDX '22
  3. 7月前半の6mDX '22
  4. 10月の6mDX '22
  5. ALL JA コンテスト 2022
  6. 11月の6mDX '22
  7. 7月後半の6mDX '22
  8. 6D 2022
  9. 8月の6mDX '22
  10. 5月前半の6mDX '22

うーん・・ やはり面白味のないランキングになってしまったなぁ。

2021年以前のネタを含めての年間総合第1位~第3位は・・

  1. 続・FTDX101MP
  2. FTDX101MP
  3. 石油ストーブの不具合

2022年のネタはランク入りできなかった・・

拡張子 maaの MMANAファイルのダウンロード数も年間トータルで 184→156と減。

総PageViewは 2020年まで少しずつ伸びて146256(399/Day)となっていたのだが、2021年は 83833(229/Day)、そして 2022年は 72663(199/Day)とさらに減らしてしまった。大手ブログサービスの終了もちらほら見えているが、当方としては もう少し このbLOGを続けていきたいと考えている。



スマホのアプリ画面


最後に自転車ネタ。

2022年の累計走行距離は 大晦日の 14.35kmも入れて 2068km。
2021年は 2186kmだったので 100キロちょい及ばなかった。

今年の目標は 3000kmというところか。やはり、他の趣味に時間を取られると走られなくなるし、寄る年波も・・(^^;)


元日の今日は 晴れ間も覗いたりして比較的穏やかだったので 早くも 初乗りしてきた。

~中川原堤防~又右衛門橋~扇田工業団地~朴瀬~向能代~

  • 天候 晴れ 気温3.4℃ 西の風7.6m/s
  • 出走時刻 15時頃
  • 走行距離 14.80km
  • 走行時間 47分36秒
  • 平均時速 18.6km/h
  • 帰還時刻 16時頃
  • 累計距離 14km (今年分)

寒くはないが、この季節 手と足の指は かなり冷たくなってしまう。ちなみに手袋は二重、くつ下も モコモコのやつを履いていたが、全く十分とはいえない。やはり長くても 1時間が限度であろう。

てことで、画像は 最近使っているスマホのアプリ画面。GPSにより地図上に走ったルートが表示される。また、その時の心拍数なども判る。毎回使っているわけではないが、なかなかおもしろい。(^^)


Tada/JA7KPI : 2023年01月01日(日)

feed 霜降以降 冬至までのQRV状況 (2022/12/25 11:57:20)

12月22日は 冬至である。日出06:59 日没16:18。

10月24日から12月22日までのアマチュア無線アクティヴィティは だいたい 表のとおり。

エリア別交信件数 2022.10.24-12.22 JA7KPI


1.9(1.8)は QRP CQWW_CW ARRL160 などのコンテスト(CW)とFT8によるDX。DXといっても 朝に弱いのでヨーロッパ方面とは ほぼできていない。CONDXも悪いように思える。やはりハイバンドが良いとき ロウバンドはイマイチなのか。しかし、11月中旬になって ついに 今まで聞いたことすらなかった 北米東海岸 とQSOできた。

3.5~28はチカラ入っていない (^^;)。7メガは あいかわらずアンテナ無し。10/14/28のDXは K8H/TL8ZZ/J28MDだが、マス目を埋める気にはならなかった。

50MHzは 10~11月上旬に南米とできたのが大きい。アルゼンチン LU5FFとはCW(&SSB)でもQSOでき、これで 6m-CW-WACがWorkedとなった。
さすがに太陽活動が盛り返してきたせいか 12月中旬を過ぎても VK方面が良く入感しているようだ。

12/13~15の ふたご座流星群によるMS では 50で 21qsoできたものの、144では受信のみに終わった。144では 過去 国内2局 ロシア2局のみ。

SAT(サテライト/衛星)は なんといっても GreenCube(IO-117) の登場がハイライトだ。34エンティティ、18ゾーンと交信できている。この衛星対応のため水平偏波のアンテナ( 6el Hヘンテナ )も増設した。

しかし、この衛星は 単一チャネルのデジピータだ。QRV局数が多くなると、おそらく輻輳のためと思われるが、弱い局はデジピートされなくなる。
各局が 送信をなるべく控える方向になるのか、弱肉強食の修羅場と化すのか、まずは様子見しつつ 細々とQRVするしかない・・ のかな?

総務省の『ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集』(パプコメ)については、衛星AO-7(Bモード)の使用区別と10MHz帯、18MHz帯、24MHz帯におけるCW専用帯の縮小についてのみ 反対意見 を出した。


今後、日の出は もう少し遅くなって 1月に07時台に食い込む。しかし、日没は もうピークを過ぎたので だんだん遅くなっている。春が見えてきている。


Tada/JA7KPI : 2022年12月22日(木)

feed ふたご座MS 2022 (2022/12/21 23:32:49)

12月13日夜から15日朝にかけて 50/144MHzで ふたご座 流星散乱通信( MS ( Meteor Scatter ) )にQRV。

今回の ふたご座流星群 では144MHzに集中するつもりだったが うまくいかず、50MHzにQRVして けっこう QSOできてしまった。(^^;)

band/area 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 DX QSO
50 5 3 3 1 2 3 2 2 21

The radiant point of the Geminids ふたご座流星群の放射点 2022/12/14
22時頃のシミュレーション


ただし 国内のみ。すべて 6エレ逆相スタックでの交信である。50MHzでは、ある程度 上に電波を打ち上げた方が効率良く交信できるようだ。

今回は中国の BG7XWFや BG2KAJが参戦を表明してくれていたのだが、残念ながら交信はできなかった。ただし、KAJ局では当方の信号がデコードできたとのこと。このときのアンテナは同相スタック。BG2KAJとの距離は1300km程度で、このくらい離れると同相スタックの低い打ち上げ角が利くようだ。BG7XWFと当方との距離は2100kmを超えるのでMSではキビしいかもしれない。西日本の局であれば十分可能なのではないだろうか。

さて、MSのCQに応答して スムースに 1分でQSOが成立する場合もあるけれど、送信しても それが相手に届くまで数分かかる場合がほとんど。けっきょく応答が無いこともあるので、同じフレームを どこまで(何回)送信すべきか悩ましい。あまりにもしつこいと他局の邪魔になったりするかもしれないし、あきらめる決断も必要だろう。 *1

それから、T/R15秒/10秒混在問題については、まだ解消されていない。今回も当方は一貫して15秒で送信したが、Long Burstのおかげで10秒の局ともいちおう交信できてしまってたりもした。しかし、これはやはりグローバルに15秒統一でいくべきではないか。


144MHzのMSで受信できた局は次のとおり。

 JA0MRW JE8DBM JK2VOC JO1LVZ JR5JEU R0CQ RN0JJ UA0LW

ロシア3局はよく入感していた *2 。R0CQとは衛星経由で何度もQSOしているが、MSでは未交信。今度こそできるかな と 思ったのだが、けっきょくできず、144全体でもボウズで終わった。

やはり144MHzは周波数が高い。MSは 超突発的かつ超局地的なEsである。144でもEsは出るが、50MHz以下のような いわゆる『近距離Es』は無い。セカント法則 fmax=fo×secθが効いているのだ。つまり、ある程度離れた局とはQSOできるが、近場との交信は困難なのであろうことは理解できる。 *3

JR5JEUは今回も良く入感していたが、いざ交信・・となると、お互いに RR73を送る局面までは到達できたものの、その RR73が受信できずに終わっている。距離は 1000km弱なのでイケると思ったのだが・・ *4



さてさて、次の流星群は 1月3日~4日頃の しぶんぎ座だ。2020年には 144で 1エリア、9エリアの2局と交信できている *5 ので、期待したい。




Comments(3)

*1 しかし! あきらめたら 30秒後に受信できたりもするんだよな・・(^^;)

*2 RW0LDF UA0DBXのQRVもあったらしい。

*3 欧米では毎回かなり盛況だが、空中線電力(少なくても100W?)の違いがモノを云ってるような気もする・・(^^;)

*4 JR5JEUと RN0JJの交信は成立したようだ。

*5 国内局と144のMSで交信できたのは いまだに この2件のみ。


feed 6エレ Hヘンテナ (2022/12/12 0:10:37)

シャックの430MHzアンテナというと、昨年2021年に 低仰角のスレスレ衛星への対応として 12エレ Hヘンテナ を製作した。

最近になって中軌道衛星(MEO) GreenCube(IO-117)が打ち上げられたが、どうも偏波面が不規則に変動しているらしい。この衛星に対応するには垂直偏波だけでは心許なく、とうとう 水平偏波用の新アンテナを製作するに至ったのである。

実は、最初に考えたのは高仰角への対応であった。しかし、高仰角と偏波切換、どちらが面白そうか考えたところ、いままでマトモにやったことがない偏波切換に軍配が上がったのである。

Drawing of 6el. H-Hentenna H-Hentenna 給電部 2φ銅線 ハンダづけ


新アンテナといっても、今回は手っ取り早く作ってしまいたい。アンテナの材料は以前作ったものの残骸等、すべて手持ちのものでインスタントに製作してみた。

というわけで、今回も H ( エイチ ) ヘンテナ (H-Hentenna)である。

ブームは 18mm角 90cm長の木材。Ra Reの給電部は 2φ *1 銅線(PEW)をハンダづけで組んだ。。D1~D4の導波器は 園芸用の 3φアルミ線。なお、銅線/アルミ線は電動ドリルのチャックに挟んで捻り、硬度を上げている。これらのエレメントは 木のブームに同じ太さのドリルで穴を開け、2液反応タイプの接着剤で固定。

寸法は図のとおり。設計としては ブーム長=一波長の6エレで、給電は 50Ωの同軸ケーブル直付け *2 。200Ω給電の方が高性能のハズだが、今回はとにかく簡単に速く完成させることを念頭に置いた。

設計自体は F/B比とSWR帯域を重視しつつ アンテナ・シミュレーションソフト MMANAの最適化機能を使用。


MMANA *3 data file
hhu433-6-50w.maa ←適当にお使いください。ゲイン10.54dBi。

とりあえずできたっぽい 6エレ Hヘンテナ 6el.H-Hentenna SWR-Freq. (NanoVNA)


SWRの帯域幅は、シミュレーションよりも広くなってしまった・・ ま いいか。 *4

H-Pol.6el.H-Hentenna and other Hentennas H-Pol.6el.H-Hentenna mounted under
V-Pol.12el.H-Hentenna


まずは 衛星 FO-29のCWビーコンを追跡 *5 。水平6エレの方が地上高も低いしブーム長 半分以下にもかかわらず、切り換えてみると確かに水平が勝つときがあるし、圧勝する場合さえあるのだ。はぁ~ やってみるもんだなぁ・・ *6

本命の衛星 IO-117では、AOSは垂直優勢。じわじわと水平が強くなる。2回くらい垂直/水平が入れ替わってTCA *7 付近は垂直。その後は水平が強くなり、再び2回くらい垂直/水平が替わってLOS近くなると垂直が優勢。トータルでは水平の時間の方が長かったようだ。偏波がこれほど入れ替わるとは思わなかった。

数パス偏波切換(水平/垂直)を経験したが、なんだか切り換えるのが億劫になってきた。・・てことは、円偏波アンテナを使った方がいいのか? 右旋/左旋の切換は必要だろうけれど、ひとつのパスの中で右旋/左旋が頻繁に変わるということは考えにくいのでは?

それに・・低仰角のパスでも偏波は頻繁に変わる。・・本当に偏波が原因なのか?? ・・しかしスイッチ切り換えれば改善 *8 するし・・ うーむ、いずれにしても、6エレではちょいと力不足かも。アンテナは もっとブームを長くすべきだね。これは来春以降の課題としておこう。



Hヘンテナ ( H-Hentenna ) とは・・

元々の開発者は JR1FTE。1982年秋 JH1FCZ大久保さんの主宰する ミニコミ誌 The Fancy Crazy Zippyに発表された。JA7KPIは それを改良、単一指向性化して同誌に発表。大久保さんのはからい(?)で Hヘンテナの共同開発者としてクレジットされることとなった。

その後、CQ ham radio誌やモービルハム誌でも取り上げられたものの「ヘンテナはループアンテナ」と理解されていたせいか メジャー誌で このアンテナが Hヘンテナとして紹介されることは ほぼ無かった・・

433MHz Hヘンテナ 双指向性型 (単位:mm) 直径2mm銅線 433MHz Hヘンテナ 単一指向性型 (単位:mm) 直径2mm銅線


図は、Hヘンテナの基本型。直径2mm裸銅線 (単位:mm)。双指向性と単一指向性の 2パターン。

構造が簡単なので、適当に工作すれば いちおう単一指向性アンテナができ、しかもマッチング機構なしで50Ωに整合可能という・・ もうちょっと人気 出ないかなぁ (^^;) *9


*1 直径2mm

*2 網線をリフレクタの方に接続。今回はフェライトコアなどは使用していない。

*3 オープンソース扱い URL→ https://github.com/ja7ude/MMANA 国内版forkを 2件確認!! JL3OXR氏の64bit版ビルドは まだエラー出るものの高速!!

*4 実際に設置し シャック側の同軸端での測定値。シミュレーションよりも広いとは、製作精度/誘電体損失等による可能性があり 喜んでばかりもいられない。

*5 周波数のドプラ補正を rigctldと GpredictによるPC自動制御。普通のQSOでは手動で十分だが、集中しないといけないので疲れます。(^^;)

*6 大昔の切換スイッチなんで、新調したくなってしまった。こうしてハマっていくのである・・(^^;)

*7 Time of Closest Access : 衛星と自局が最も接近するタイミング。

*8 水平/垂直とも同程度によくデコードする場合もあれば、弱くてどちらでもデコードできない場合もある。

*9 まぁ、当然ながら 欠点もあるんですがね。

Tada/JA7KPI : 2022年12月11日(日)

feed 総務省パブコメ (2022/12/8 0:12:59)

総務省総合通信基盤局の『 ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集 』(パプコメ)につき、次のとおり意見を e-GOVへ提出 した。

とりあえず、衛星 AO-7についてのものだけではあるが・・

提出意見:

別添12 アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別

注5 を次のように変更することを要望する。

注5 この電波は、その占有周波数帯域幅が3kHzを超える場合に限り使用することができる。ただし、432.1MHzから432.2MHzまでの周波数であって、その占有周波数帯幅が3kHz以下の電波は、衛星通信を行う場合に限り使用することができる。

変更要望の理由:

アマチュア無線衛星 AO-7は 1974年11月に打ち上げられ、いまだ稼働を続けているアマチュア衛星通信界のレジェンドである。しかし、そのリニアトランスポンダ Bモード(CW/SSB用)のアップリンク周波数は 432.125 - 432.175MHzであるため、占有周波数帯域幅を3kHz超と規定されることにより わが国では使用することができない。

AMSAT Live OSCAR Satellite Status Page https://www.amsat.org/status/ を参照すれば、この衛星が全世界において極めて高頻度で使用されていることが判る。

この状況にわが国のアマチュア無線家が参加できないのは、わが国のアマチュア無線の体験機会や活用機会の縮小につながる。これは わが国にとって多大な損失であるといわざるを得ない。

また、わが国の多数のアマチュア無線家は機会あるごとに海外のアマチュア無線家から AO-7 Bモードでの運用を求められているが、AO-7のアップリンク周波数における CW/SSB(占有周波数帯域幅3kHz以下)での運用は日本では法令違反である旨をその都度伝えている。しかし、この現状は海外のアマチュア無線家にとっては理解しにくいものであろうことは想像に難くない。

締め切りは 12月16日(金)<必着>



2022.12.6 追記 :

アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別の簡素合理化

10MHz帯、18MHz帯、24MHz帯において電波型式 A1Aの使用区別の帯域幅が削減されているのは納得がいかない。

現行:10100~10130kHz 改正案:10100~10120kHz
現行:18068~18090kHz 改正案:18068~18080kHz
現行:24890~24910kHz 改正案:24890~24900kHz

いかなる理由で削減されなければならないのかの明確な説明もなく、この部分については反対である。


Tada/JA7KPI : 2022年12月03日(土)

feed 160mで北米東海岸 (2022/12/6 20:16:11)

160mで ついに北米東海岸とQSOできた。
160mにチカラを入れるようになって 7年経過したが、北米東海岸は今まで聞いたことすらなかった。久々にアドレナリン出まくりである。(^^;)

Double Sloperoid 160m/80m

11月15日 20時jst過ぎ、1.840MHz FT8をワッチしたら、AA1KのCQが見える。西海岸かな? 早いな・・ と 思ったら、グリッドが Fシリーズ デラウエア州ではないか!

焦りつつも 呼んでみたら コールバックあり。しかし、こちらからの RR73がとれないらしく 何度も RPTを送ってくる。何度か 送ってるうちに見えなくなってしまった。もしかして 相手方では NILかもしれない。


次に、メリーランド州 W3KXを呼んだ。何度か 振られて ようやくコールバックあったが、またしても こちらからの RR73が通らない。何度か送って ちょっと遅れて 73が返ってきた。

と、思ったら、フロリダ N4IIとのQSO最中に あちらから呼んできた。
おかしいなと思いつつ 何かの間違いかなと再度CQ出すと また呼んでくる。前回のQSOに自信なかったのか? しかし、今度は割とスムースに 73まで進むことができた。

これで 間違いなく北米東海岸ゲットである。まぁ 200Wにしては よくやったと・・ (^o^)

その後 テネシー AC4G、イリノイ K9NR、テキサス K5DNとQSO。久々の大漁となった。


面白いことに、21時jst過ぎに フィンランド OH3SRともQSOできた。この時間、向こうは まだ 日没前である。

今回の伝搬は 秋田県内各局も多くQSOできており、割とスポッティだったようにも思える。160mでも このような伝搬があるのだなぁ・・

来週末は CQWW CWだが、期待していいのだろうか・・


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feed 11月の6mDX '22 (2022/11/30 21:20:15)

やはり今年は違っていた。これは 確定事項である。

南米向けアンテナ JA7KPI 畠町児童公園から。中央奥:芋長根 919m
左:水沢山 822m


まさか 早々とこういうことになるとは 想像だにしなかったので、仕事を入れてしまっているのであった。(^^;)


11月1日

09時前から10時過ぎまでアルゼンチン。

 LU1FAM LU3CQ LU3FAP LU5FCI LU5FF LU7HN LU9AEA LW2DAF

例によって 当方は お仕事へ・・ (^^;) LU5FF以外にも マイナス一桁になる局が複数あった。

午後
15時頃

 DU7/PA0HIP




11月2日

08時半頃からアルゼンチン。

 LU1FAM LU3HY LU5FF LU9FVS

CE2EC CE2SV

当初 LU5FFが 10回くらいCQ連発していたが誰もQSOしない。当方も 逆シーケンスで CQ出していたが反応無し。・・なので、 LU5FF PSE CW と 送ってみたら、ちょっと間があいて QSY 105 CW と 返った。 *1

50.105に移ったが QSBの谷に落ちたとみえ カスカス状態。当方のコールサインを繰り返していると・・ やたっ!! 浮いた!! FB TU 73!!

LU5FF とQSOできて 6m-CW-WACが WKDとなった。6mCWのDXは 2007年からという レイト・スターティング・・(^^;)

 6m-CW-WAC
AS HL2FDW 2007-05 home
OC DU7/PA0HIP 2009-06 JA7KPI/7(04007)
AF 3B9FR 2015-05 home
EU UT8IO 2015-05 home
NA KL7HBK 2015-05 home
SA LU5FF 2022-11 home

2015年WSJT系が浸透する前に AF EU NAとできたのが大きいかも。

LUは 10時前、CEは10時過ぎに消感。

なお、当方は LU5FFとのQSO後 即 出勤したため CE勢の入感はチェックできなかった。また、ブラジルを呼ぶ局もいたが 当地では確認できず。

午後

 ZL1AKW

FK8HA

DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP VK3DDU/DU1

VK6KXW

9M2TO




11月3日

09時過ぎからアルゼンチン入感するも 一局のみ *2 。しかも 浮き沈みが激しい。しかしながら 何度も浮いてくる・・
CQ連発していたが、けっきょく誰も呼ばなかったような・・あぁ勿体ない。10時過ぎに 完全に消感した。

 LU5FF

午後

 FK8HA

VK2FZR VK2TRD VK3BD VK3OTR VK4ADC VK4AFU VK4BLK VK4DCM VK4DI VK4GU VK4HJ VK4QG VK4WTN VK4YH VK5AYD VK5GF VK5JR VK5XDX

DU7/PA0HIP DU7JGU

9M2DA 9M2TO

9W6EZ




11月4日

08時過ぎから パプアニューギニアを呼ぶ局が出始めるが、ご本尊は当方には無感。しかし 08時半過ぎてデコードできるように。

朝ドラ見終わってシャックに入ったら P29RO が! まず落ち着いて、おもむろに呼んだら できた。(^o^)

トータルの入感時間は 10分程度であった。

 P29RO

AH6U AH7C KH6HI KH6TU KH6Y NH6JC NH6Y

ZL1AKW ZL1RQ ZL1RS ZL3RC ZL3RJ ZL3WO

CE0YHF/CE3 CE2SV CE3MRO CE3SOC CE3SX CE3VRT XQ3MCC XQ3SK

LU1FAM LU2BA LU3CQ LU3DCS LU4FW LU7HN LU8DRH LU9AEA LU9DO LW5DIX LW6EQG LW9EXQ

VK1DI VK1DJA VK1JA VK2BMU VK2BY VK2DVM VK2EY VK2FZR VK2GSV VK2HC VK2OV VK2PW VK2WJ VK2XN VK2YOC VK2ZPN VK2ZQ VK3BD VK3BOB VK3DUT VK3EY VK3FZ VK3OTR VK3OW VK3ZYC
VK4ADC VK4AK VK4BLK VK4CAG VK4DCM VK4EM VK4FJ VK4GIS VK4GU VK4GUE VK4HJ VK4KLC VK4QG VK4RF VK4SSB VK4TP VK4YH VK4ZTG VK5BC VK5GF VK5GR VK5JR VK5LO VK5PJ VK5PO
VK5RM VK5SA VK5SFA VK5ST VK5WU VK5XDX VK6TX

PY2XB PY5EK PY5KD

CX6DRA

XX9BB

ZP9CTS

P29の後、ハワイ~ニュージーランドと入感するが、次に来たのがチリ。 CE3VRT CE3MRO CE0YHF/CE3 XQ3SK の 4局と交信。次のアルゼンチン勢は いまいち弱く コールバック無し。

オーストラリアが入感して これで南米は終息かと思ったら、10時頃からブラジルが入感し出す。

グリッドロケータから計算される方向はかなり北のハズなのだが、北に向けると受信できない。けっきょく大きく東に回し、120度あたりで PY5KD PY2XB の 2局と交信 *3 。どうも太平洋上に散乱源があるようだ。インド洋スキャッタは経験あるが、太平洋スキャッタもあるとは・・ *4

ほかに ウルグアイやパラグアイも入感していたが、どちらも少し弱く 交信はできなかった。ブラジル局は 11時半頃まで入感していた。


当方は その後 ハワイ NH6JC KH6TU と 交信。ハワイは 通常 90度(真東)方向だが、110度まで回した方がやはり強かった。

午後から仕事が入っていたので、お昼までの運用であった。


午後 ZL及び VK勢は引き続き入感していたもよう。

 3W3B

DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP DU7JGU

9M2TO

V73MS

FK8CP FK8HA

YB1HR

仕事終わってスーパー買出しから戻った 18時半頃、まだ VKが入感していて VK4CAG と 交信。




11月5日

08時jst直後から チリのイースター島入感。-01dBまで上がっていたので楽勝!と 思いきや 振られ続ける。なんやねん!? ほんまに電波出とるんか??

浮き沈みを繰り返して 秋田市のVTE局の交信の際は 当地では -22dB。で、いったん完全に沈んでしまった。

午前

 CE0YHO

LU1DL LU1HLH LU3AHY LU3CQ LU3FAP LU4FW LU6FG LU7HN LU7MC LU8EML LU8EX LU9FVS

CE2SQE CE2SV CE3SOC CE3SX XQ3SK

NH6Y

VK4ADC VK4HJ

仕方ないので CQ出したり他局呼んだり・・ LU8EX LU3AHY LU1DL LU5FW と交信。 *5

そうしていると イースター島が再び浮かんできた!

CE0YHO 09時半少し前、最初の発見から 1時間半くらい経って ようやく交信に成功。そして交信後 1分、F.O.していった・・

LU/CE勢は その後も浮き沈みを繰り返しつつ 12時ジャストまで入感し続けたが、新局はできなかった。


午後

 VK4EM VK4HJ VK4QG VK4RF VK4TUX VK4WTN VK4ZQ

9M2TO

ちなみに、イースター島にロックオンしていた際 スタックの位相を同相/逆相で切り換えてみたが、明らかに同相の方が良かった。しかし、結論づけるためには まだデータ不足といわざるを得ない。




11月6日

午後

 VK4BLK VK4EM VK4FJ VK4HJ VK4RF VK4WTN VK5AYD

DU1IST DU7JGU

真昼岳林道移動の VTE/Pに入感した T33Tは 当方にはかすりもしなかった。 DU7JGU と交信。

南の方ではPY周辺と交信できているらしいからCONDX自体は悪くはない。ただ落としどころが違うと・・




11月7日 本日は 立冬 である。

アルゼンチン 09時半~10時頃 短時間。

 LU5FF LU9FVS

VK1DJA VK2AHE VK2ALS VK2AZ VK2FZR VK2JDS VK2JEH VK2OV VK2SI VK2YOC VK2ZQ VK3FZ VK3ZYC VK4ADC VK4BLK VK4CAG VK4DCM VK4EKA VK4EM VK4GU VK4HJ VK4JAO VK4QG VK4RF
VK4WTN VK4YH VK4ZB VK5AYD VK5PJ VK5XDX VK7KRJ VK7MD

FK8HA

VKは お昼前あたりから・・




11月8日

ひと仕事終わったり 衛星DXできたりして 祝杯あげて夜更かししたら爆睡。・・寝坊してしまいました。

 LW1DJ LU3CQ LU5BE LU1DVH < VTE調べ

08時少し前らしい。青森方面では入感なかったようなので ウチも怪しい。

09時過ぎからワッチ開始。

 VK2AHE VK2XN VK4ADC VK4CAG VK4EKA VK4FJ VK4HJ VK4RF VK4WTN VK4ZTG VK6JJJ VK6KXW VK7EA VK8AW VK8RR VR2CH

3W3B

DU7JGU

P29RO

ZL1IRD




11月9日

08時前からアルゼンチン。イースター島は08時から。CE0YHO 強力! +01dB! その後にハワイ。

 LU1FAM LU5FF

CE0YHO

KH6HI KH6U NH6JC

11時過ぎまで。なお、ハワイもアルゼンチンも イースター島と同方向の 100度寄りからの入感だった。

午後

 XV1X

9M2TO

VU2FGQ

DU1IST DU7JGU VK3DDU/DU1

インドは 15時台。7月22日以来の入感。




11月10日 当地では何事も無し。DXは韓国くらいだった。




11月11日

午前中は何事も無し。T3呼ぶ局も多数あったが 当地では無感。また 10時頃南米(PY CE0)を呼ぶ局もあったが やはり無感。

午後 お昼過ぎから例の如く VK。

 VK2AHE VK2FZR VK2JDS VK3DUT VK3FZ VK3HY VK3ZYC VK4EKA VK4HJ VK4KSY VK4WTN VK4YH VK5BC VK5JR

ZL1RS ZL1SG

T88WA

DU7/PA0HIP VK3DDU/DU1

XV1X

パラオ T88WA と交信。Fox&Hound 50.323FT8 ん? パラオはオセアニア。ホッ・・




11月12日

09時頃 チリ。10時頃 アルゼンチン。短時間で、信号到来方向 確定すること能わず。

 CE2SV

LU3BMS LU9AEA

当方のCQ、LU4局(GF05)までは届いていたようだが 交信はできず。

11時過ぎからオーストラリア。

 VK4ADC VK4AFU VK4DCM VK4DI VK4DX VK4EM VK4FJ VK4HJ VK4JAO VK4KSY VK4MUD VK4RF VK4TUX VK4WTN VK4XJB VK4YH VK5BC VK5JR

3D2AG

ZL1AKW

9M6NA

DU7/PA0HIP

XV1X




11月13日

10時前 一瞬アルゼンチン。お昼前からオーストラリア。

 LU9AEA

VK2XN VK3HY VK4EKA VK4FJ VK4RF VK4WTN VK4XJB

V73MS

3D2AG

FK8CP

T88WA

この日のCONDXは13時半頃で終息。VK4RF VK4XJBと交信。




11月14日 何事も無し。国内しかもローカルのみ。




11月15日

11時半頃からニュージーランド、オーストラリア。

 ZL1RQ

VK3ZAZ VK4BLK VK4CAG VK4EKA VK4HJ VK4KSY VK4QG VK4WTN VK4ZB VK5XDX

13時半頃には消感。




11月16日

15時~16時台 短時間

 VK4HJ VK8RR

秋の DX CONDXもおしまいか? 国内 近場DXとも 不調。




11月17日

お昼過ぎからのVKのみ。16時前まで。

 VK4EKA VK4GU VK4HJ VK4KSY VK4QG VK4WTN VK4YH VK4ZPU

VK4GUと交信。




11月18日

13時過ぎから ほぼ1時間 ZLまつり。

 ZL1AKW ZL1GQ ZL1RS ZL1SG ZL2WHO

VK2YOC VK4HJ




11月19日 何事もなし。




11月20日

13時頃から VK/ZL。14時過ぎまで。

 VK4AFU VK4AK VK4BLK VK4DWT VK4EKA VK4EM VK4FJ VK4HJ VK4KM VK4QG VK4SN VK4WTN VK4YH

ZL1AKW ZL3NW ZL3OC ZL3OY ZL3OZ ZL3RC ZL3RJ ZL3TJV

YB8XOB

4F3OM

15時頃からインドネシア、フィリピン。17時前まで。




11月21日 何事もなし。

国内 しかも 8 7 1エリアのみ。電離層は何処へ?




11月22日~24日 何事もなし。




11月25日 15時台に 1局のみ しかも短時間。

 VK3BOB




11月26日~27日 何事もなし。




11月28日

12時半頃からニュージーランド、オーストラリアは 13時頃から。

 ZL1AKW ZL2WHO ZL3NW ZL3OZ ZL3RJ ZL3WO ZL4TT

VK1DJA VK2AZ VK2BGL VK2BY VK2EMA VK2GSV VK2HC VK2IR VK2JDS VK2KEV VK2YOC VK2ZQ VK3BD VK3DUT VK3FZ VK3HY VK4AFU VK4BLK VK4EM VK4HJ VK4KSY VK4QG VK4WTN VK4YH
VK5BC VK5GF VK5UV

16時過ぎまで。




11月29日

昼過ぎから14時頃までVK。

 VK3FZ VK3HY VK7AC VK7XX VK7ZTA




11月30 日

13時前後のVKのみ。

 VK6IA VK6JJJ VK6KXW VK6OX



と いうことで、11月の CONDXは初旬で ほぼ終わっていたのであった。

しかし、来年はどうだ? さらにすばらしい伝搬を経験できる可能性は高いといえよう。

それでは、また来年! FB DX 73!! *6


*1 当方、スケジュールQSOは苦手だが、このように リアルタイムな リクエストは よくやってます。(^^;)

*2 LU5FF QTHは San Justoの住宅地の真ん中。標高があるわけでも 巨大アンテナ使っているわけでもないらしい・・ ロケ的になにか特別なんですかね。

*3 PY5KD局は 本年 5月29日にも受信できている。

*4 ハワイ局からの情報: PJ4が呼んできたのでダイレクト方向(80度)に回したら返って弱くなってしまい、慌てて 120度に戻しました。

*5 電波 出とるやないかい!! (^^;)

*6 ・・って、来年もやんのか? これ。

Tada/JA7KPI : 2022年11月02日(水)

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