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現在データベースには 260 件のデータが登録されています。

2月3日は 節分。日出06:46 日没17:01。明日 2月4日は立春である。
12月23日から2月3日までのアマチュア無線アクティヴィティは だいたい 表のとおり。
1.9(1.8)MHzは ほぼ CQ160mコンテスト (CW)で、その他は FT8。CWによる市町村追っかけが少し。
3.5~28は、気が向いたとき CWで市町村追っかけする程度。
50MHzのDXは FT8による VK(オーストラリア)と ZL(ニュージーランド)。
144も ほぼFT8。430は QSOパーティ相乗りの オール秋田VUコンテストでのFM。
144がひどいノイズのため
430に避難したが、飛ばないし局数も少なかった。コンテスト開始前から気合いが入らないとダメのような気もする・・(^^;)
SAT(衛星)は あいかわらず IO-117(GreenCube)が盛況で、207交信中、104件が IO-117経由での交信だ。
DXも
20ゾーン、40エンティティと交信できている。 *1
IO-117、AOS/LOSあたりは 垂直偏波が優勢という印象があったが、最近は 水平偏波の方が強い場合も ちらほらあり、パターンを見つけられずにいる。
おまけ:
2月3日の未明、432MHzのEME *2 受信をしてみた。(時間はUTC)
230202_154200 432.063 Rx Q65-60B -26 2.8 1303 CQ DL7APV JO62 q1
この段階では お月様の仰角は 約50度で、6エレ(水平偏波)での受信。12エレは 高仰角方向のゲインは ほぼ無い。
この後、無線機とソフトウエア(WSJT-X)を立ち上げたまま就寝。
230202_183000 432.063 Rx Q65-60B -30 2.7 1167 CQ DL7APV JO62 q1 230202_192400 432.063 Rx Q65-60B -27 2.9 1165 CQ DL7APV JO62 q1 230202_192600 432.063 Rx Q65-60B -28 2.7 1165 CQ DL7APV JO62 q1 230202_192800 432.063 Rx Q65-60B -27 2.8 1162 CQ DL7APV JO62 q1 230202_193000 432.063 Rx Q65-60B -23 2.7 1168 CQ DL7APV JO62 q1 230202_193200 432.063 Rx Q65-60B -27 2.7 1167 CQ DL7APV JO62 q1* 230202_193400 432.063 Rx Q65-60B -23 2.8 1163 G4KVT DL7APV -21 q0 230202_194000 432.063 Rx Q65-60B -27 2.8 1171 CQ DL7APV JO62 q0 230202_194200 432.063 Rx Q65-60B -24 2.8 1170 CQ DL7APV JO62 q0 230202_194400 432.063 Rx Q65-60B -24 2.8 1180 QRZ DL7APV JO62 q0 230202_194600 432.063 Rx Q65-60B -24 2.9 1180 DL5GAC DL7APV -25 q0 230202_194800 432.063 Rx Q65-60B -25 2.8 1180 DL5GAC DL7APV RR73 q0 230202_195000 432.063 Rx Q65-60B -23 2.9 1182 CQ DL7APV JO62 q0 230202_195200 432.063 Rx Q65-60B -26 2.8 1190 CQ DL7APV JO62 q0 230202_195400 432.063 Rx Q65-60B -27 2.8 1190 CQ DL7APV JO62 q1 230202_195600 432.063 Rx Q65-60B -26 2.8 1190 CQ DL7APV JO62 q1* 230202_195800 432.063 Rx Q65-60B -27 2.8 1190 CQ DL7APV JO62 q1*
04時台に 連続して受信できていた。このときの仰角は 9度~3度あたり。アンテナは 仰角5度の12エレ(垂直偏波)。信号強度は maxでも -23dBなので こちらから送信したとしても 交信は難しいだろう。 *3
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*1 他の衛星を含めて 22ゾーン、43エンティティ。
*2 Earth - Moon - Earth 月面反射通信
*3 DL7APVのアンテナは 11エレの128スタック。巨大 !

昨年は気分が乗らず スルーした The 2023 CQ World Wide 160-Meter Contest 。
160mは HFハイバンドのCONDXが上がるのに反比例してダメダメになるともいわれているが、はてさて、どうなる??
コンテスト開始は 22時utc(07時jst)から。
2年前には 初っ端が ポーランド局だったが、今年は Eu方面
まったく聞こえない。
なんとか 韓国 2局、JA 2局を呼んで QSOできたが、これ以上は無理っぽい。08時を待たずに いったん CLし、夕方を待つ。
なお、参加カテゴリは 例年どおり Single Operator - Non Assisted - Low Power (Po≦100W) *1 。
2020年の CQ160では 日没前の15時台(jst)から北米が入感していた *2 ものだが、さすがに 今年は 無理のようだ。
17時jst少し前から 国内局のS&P、その後 CQ-RUN。CQ160は CQwwDXとは違い、国内局同士の交信もしっかりポイントとなる。
CONDXが動いたのは 21時jst以降。それまで 振られ続けていた 中国 BYから ようやくコールバックをもらった。また、オセアニア区分 *3 の フィリピン 4F2KWT と できた。
粛々と国内相手のRUNを続けていたが、00時少し前になって ついに USA ワシントン州 N7UA を発見。嘘みたいに強力。呼んだら 割とすんなり交信できた。ありがたや。K6SRZなど常連さんも聞こえていたが 交信はできなかった。
その後は パッとせず、01時jstであきらめて就寝。
Time Chart (utc) day 1 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 ---------------------------------------------------------------------------------- NA | - - - - - - - - - - - - - - - - 1 - - - - - - -| 1 SA | - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -| 0 EU | - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 2 -| 2 AS | 4 - - - - - - - - 4 8 4 10 24 4 10 10 5 - - - - 1 5| 89 (JA:69) OC | - - - - - - - - - - - - - - 1 - - - - - - - - 1| 2 AF | - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -| 0 ---------------------------------------------------------------------------------- SUM| 4 0 0 0 0 0 0 0 0 4 8 4 10 24 5 10 11 5 0 0 0 0 3 6| 94 4 4 4 20 59 85 85 94
05時起床。ここでついに European Russiaと QSO。また振られ続けていた BY局から 返事をもらえることも増えた。
インドネシアや タイも聞こえていたが なんぼ呼んでも・・ (T_T)
07時jst過ぎに あきらめて 仮眠。 *4
二日目は けっきょく 晩飯後の 19時jstから本格QRV。
国内局向けの RUNを続けていたが、22時jstになって USA 3局と交信成立。
しかし、その後は CONDX良いとこなく、00時半jstに就寝し 04時半に起床して頑張ってみたがアジアから出ること能わず、終了の 07時jstと なってしまった。
いやぁ~ まさか JA 1局としかできないとは・・ 03時頃まで粘って 然る後 寝た方が良かったのか・・ orz
Time Chart (utc) day 2 22 23 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 ---------------------------------------------------------------------------------- NA | - - - - - - - - - - - - - - - 3 - - - - - - - -| 3 SA | - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -| 0 EU | - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -| 0 AS | - - - - - - - - - - - - 13 6 2 2 2 1 - - - - - 1| 27 (JA:25) OC | - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -| 0 AF | - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -| 0 ---------------------------------------------------------------------------------- SUM| 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 13 6 2 5 2 1 0 0 0 0 0 1| 30 0 0 0 0 21 29 29 30
<時間ごとの取得マルチプライヤー> [22] HL JA [10] JT [11] UA9 [12] BY DU [14] (WA) [20] UA 3W ---- [13] (UT AZ) VR [15] UN ()は北米の州
国内局を除いた 交信数は たったの 30。なんぼ呼んでもダメだったのが 16 *5 。QSO成立率は、30/(30+16)=65.2%。しかし・・ 聞こえなさすぎるよ、今年は・・ (-_-;) *6
グラウンド・ラジアル/アースに 施した もの 以上に CONDXが悪化したと考えることにしよう・・
参加くださったみなさん、ありがとうございました。
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*1 Low Powerカテゴリは あくまで 100W以下。150Wではない。ちなみに、ARRL160も 100W以下となった。(ARRLは 以前は150W以下だった)
*2 当然ながら なんぼ呼んでもダメだったけれど
*3 異大陸区分は 得点が 10点 と 高い。
*4 二度寝
*5 うち BYが 6局。彼らは 何W出してるの? もしくは そんなにノイズ多いの??
*6 Euで聞こえたのは ロシアの他には ウクライナだけ。あと アジアだけど ジョージアとか。

2023年1月10日 Jeff Beck先生が 細菌性髄膜炎のため死去。享年78。
Jeff Beck先生が亡くなったとのこと。悲しい・・
中3で Got The Feelingを聴いてファンになりました。アルバム Jeff Beck Groupは 3枚持ってます。R.I.P. (Twitter)
超合金 とか サイボーグ とまで形容された Beck先生が まさか 亡くなるとは・・
80歳になっても 何かしら新しいサウンド/フレーズを聴かせていただけるものと 期待して待っていたのだが・・ それは叶わなかった。
Beck先生を最初に認識したのは 某ミュージックライフ誌。ベック様は交通事故の怪我から快復し ロンドンのディスコティークでバンドのメンバを物色している・・という記事だった。1970年頃だったと思う。
その後、自身のリーダーバンド(第2期ジェフ・ベック・グループ)を結成。当方は 中学3年。レコード店(名曲堂)で シングル『ガット・ザ・フィーリング - I Got The Feeling』を発見して購入。アルバムは高いので手が出なかった。
で、この一曲でファンになってしまった。
次のアルバム『ジェフ・ベック・グループ - Jeff Beck Group』は高校1年で手に入れ、それこそ すり切れるほど聴いた。ボブ・テンチの Vocalトラックも良かったが、インストゥルメンタルの 2曲 (I Can't Give Back the Love I Feel for You) (Definitely Maybe)も それ以上に良かった。これで 当方の 方向性が決定したといっても過言では無い。
はっきりいって、Jeff Beckの ベスト・アルバム・・当方の大好きなアルバムといえば、Blow By Blow も確かに良いが、この Jeff Beck Group 通称オレンジ・アルバムなのである。
その後、浪人生のときに『Blow By Blow』を聴いて 完全にハマってしまい、1980年には 武道館のLiveにも行った。
そして・・ 2010年の『エモーション・アンド・コモーション - Emotion & Commotion』 *1 には狂喜。期待以上の出来だった。65歳過ぎてこれほどの作品を残せるとは・・
まだまだ スゴい作品を作り出せるのではないかと期待していた。しかし、突然の病魔がそれを阻んだ。今年には来日公演も予定されていたが・・残念。悲しい・・
*2
Comments(3)
*1 日本のオリコンアルバムチャートでも 9位を記録。
*2 Tada/KPIは、先生のマネをして指と爪でギターを弾くようになった。もう 15年くらいになる・・ (さすがに Scatter Brainはピック使わないと弾けない。)

正月恒例の しぶんぎ座流星群 流星散乱通信 だが、本年 も ボウズであった。
ふたご座 では 50MHzで多くQSOできたが、今回は 50MHzにはQRVせず、144.440MHzに専念した。
しぶんぎ座の輻射点は 3日の22時~4日の18時には 地平線よりも上にある。 八王子流星電波観望所のWebサイト によると、ピークは 1月4日の14時~15時であったもよう。
当方は、4日の05時40分頃から断続的にCQを出し続けていたが、ピーク時間帯内の 14時40分に次の信号をデコード。
9.5 1492 JA7KPI JR5JEU +06
これに対し、当方は <JR5JEU JA7KPI> R+03 を送り続けたが *1 、ついに返信は無かった。 *2
スノウ・ノイズや 電柱の放電ノイズもあり *3 、デコードは この一回のみ。これ以外は まったくデコードできなかった。
このしぶんぎ座では 2020年に JA9BOH JR4ENYの2局と 144MHz MSK144でQSOできているが、もしかして このふたつは 流星散乱 ではなく 飛行機散乱 だった可能性があるのでは?? 両局とも 600km以内に位置する局なのだ。 *4
一方、過去の ふたご座でQSOした UA0LWは 830km、RN0JJは 1350km離れている *5 。MSは 超突発的かつ超局地的な Es であることを鑑みると 9エリアや 1エリアは可能性ゼロではないものの かなり困難なのではないか *6 と思われるのである。
今回、JR5JEU局が当方の信号を受信できたのは 4日の09時頃からである。このことから推測すると、144MHzでQSOするには ZHRで80以上は必要なのではないか。 *7
これを満たすのは、やはり 三大流星群、1月のしぶんぎ座、8月のペルセウス座、12月のふたご座であろう。
次回、ペルセウス座では なんとかQSOしたいものである。また、国内よりも2000km程度までと限られるが DX局の方が可能性があるものと考えられる。ぜひチャレンジしていただければ幸いである。 *8
なお、現在 日本では 法令による運用周波数の縛りがあるため 144.440MHzを使用しているが、近い将来 法令改正により MSK144の世界標準周波数に移行できる可能性がある。
さておき、次の MSは 50MHzでは 4月23日頃のこと座、 144MHzでは ペルセウス・・の前 7月30日頃の みずがめ座等の複合群 *9 だ。よろしくお願いします!
Comments(2)
*1 144.440MHz MSK144 1st T/R15sec Sh-ON
*2 それ以前、JEU局は 当方を 18回以上デコードできていたとのこと。
*3 ひどいときは S9
*4 JR5JEU局は 約970km
*5 ふたご座ではアクティヴだったロシア各局、なぜ 毎年しぶんぎ座では 出てこないのか?? 不思議だ。
*6 セカント法則による。144MHzのEsでは 過去 9エリアや 1エリアとQSOできた実績は皆無。4エリア以南ならば あり得るだろう。
*7 これに対し、50MHzでは ZHR 20程度から QSO可能ではないか。(過去の実績から)
*8 中国各局に期待!!
*9 分離困難な みずがめ座δ やぎ座α みなみのうお座等の複合群で、天文学的には各流星群毎にカウント困難なので余り注目されていないが、ZHR 100に達する場合がある。散在流星もあるでよ。

今 年 は な ん か い い こ と が あ り ま す よ う に ! ( ^ - ^ ) v
恒例 アマチュア無線局 JA7KPI の 2022年 バンド別交信数は下表のとおり。
Band | 1.8 | 3.5 | 7 | 10 | 14 | 18 | 21 | 24 | 28 | 50 | 144 | 430 | 1.2 | Sat | Total |
2021 | 1157 | 77 | 37 | 72 | 159 | 1 | 34 | 9 | 32 | 592 | 95 | 63 | 1 | 626 | 2,955 |
2022 | 602 | 75 | 28 | 112 | 18 | 87 | 13 | 59 | 612 | 169 | 124 | 4 | 884 | 2,787 |
2021年より減らしたものの まあまあの数となった。
- 移動運用率: 13%→ 11% (304qso) 依然として低下傾向。
- CW運用率: 56%→ 49% (1362qso)。減ったのはやはりデジタルのせい?
- Digital運用率: 32%→ 36% (1013qso) 上昇傾向。IO-117がらみのPKTが効いている。
- DX交信率: 31%→ 34% (948qso うち50M:350 1.8M:217 Sat:343 など) 微増。LoTW上で Digital-DXCCが完成。2015年からほぼ7年で到達。CWは1993年から28年かかったから4倍のペース。
- CW-WACA(7MHzヌキ): CFM。
- CW-WAGA(7MHzヌキ): CFM。
- CW-町村 (7MHzヌキ): 残り16。未CFM24。今年もコンプリートは無理だろう。
バンド毎で 一番Awardに近そうなのは50MHz。だが、WACAの未CFMは 51もある。WAGAの未CFMは 15。まぁ、Award積極的に追いかけるタイプでもないし・・
LoTWがらみのデータは次のとおり。
50MHzのDXCCが 99。今年中になんとかできればいいな。WASも一番近いのは50。HFハイバンドで 今のCONDXなら割とすぐ完成できそうだが、そちらには行きません。(^^;)
VUCCは50で600超えたが、ARRLの VUCC Standingsを見ると、上には上がいらっしゃるわけで・・ Max200W局としては上位なのかもしれないけれど・・あまり申請する気にはなれない。
今年の課題は・・
- DX向け 7MHz用アンテナ開発
- SHFへの進出 (5600MHz? パラボラ?)
- 第二ルーフタワー設置 (EME/MEO衛星対応?)
- 1.8MHz用受信アンテナの実験継続 (やはり屋根の上にアンテナ出さないと?)
と いったところかな・・アンテナがらみ優先になっちゃうね。
このブログのアクセス傾向解析。例によってロボット疑惑のあるアクセスは徹底排除。
2022年に書いたbLOGネタのアクセス数順位。
- 6月前半の6mDX '22
- 6月後半の6mDX '22
- 7月前半の6mDX '22
- 10月の6mDX '22
- ALL JA コンテスト 2022
- 11月の6mDX '22
- 7月後半の6mDX '22
- 6D 2022
- 8月の6mDX '22
- 5月前半の6mDX '22
うーん・・ やはり面白味のないランキングになってしまったなぁ。
2021年以前のネタを含めての年間総合第1位~第3位は・・
2022年のネタはランク入りできなかった・・
拡張子 maaの MMANAファイルのダウンロード数も年間トータルで 184→156と減。
総PageViewは 2020年まで少しずつ伸びて146256(399/Day)となっていたのだが、2021年は 83833(229/Day)、そして 2022年は 72663(199/Day)とさらに減らしてしまった。大手ブログサービスの終了もちらほら見えているが、当方としては もう少し このbLOGを続けていきたいと考えている。
最後に自転車ネタ。
2022年の累計走行距離は 大晦日の 14.35kmも入れて 2068km。
2021年は 2186kmだったので 100キロちょい及ばなかった。
今年の目標は 3000kmというところか。やはり、他の趣味に時間を取られると走られなくなるし、寄る年波も・・(^^;)
元日の今日は 晴れ間も覗いたりして比較的穏やかだったので 早くも 初乗りしてきた。
~中川原堤防~又右衛門橋~扇田工業団地~朴瀬~向能代~
- 天候 晴れ 気温3.4℃ 西の風7.6m/s
- 出走時刻 15時頃
- 走行距離 14.80km
- 走行時間 47分36秒
- 平均時速 18.6km/h
- 帰還時刻 16時頃
- 累計距離 14km (今年分)
寒くはないが、この季節 手と足の指は かなり冷たくなってしまう。ちなみに手袋は二重、くつ下も モコモコのやつを履いていたが、全く十分とはいえない。やはり長くても 1時間が限度であろう。
てことで、画像は 最近使っているスマホのアプリ画面。GPSにより地図上に走ったルートが表示される。また、その時の心拍数なども判る。毎回使っているわけではないが、なかなかおもしろい。(^^)

12月22日は 冬至である。日出06:59 日没16:18。
10月24日から12月22日までのアマチュア無線アクティヴィティは だいたい 表のとおり。
1.9(1.8)は QRP 、 CQWW_CW 、 ARRL160 などのコンテスト(CW)とFT8によるDX。DXといっても 朝に弱いのでヨーロッパ方面とは ほぼできていない。CONDXも悪いように思える。やはりハイバンドが良いとき ロウバンドはイマイチなのか。しかし、11月中旬になって ついに 今まで聞いたことすらなかった 北米東海岸 とQSOできた。
3.5~28はチカラ入っていない (^^;)。7メガは あいかわらずアンテナ無し。10/14/28のDXは K8H/TL8ZZ/J28MDだが、マス目を埋める気にはならなかった。
50MHzは 10~11月上旬に南米とできたのが大きい。アルゼンチン LU5FFとはCW(&SSB)でもQSOでき、これで
6m-CW-WACがWorkedとなった。
さすがに太陽活動が盛り返してきたせいか 12月中旬を過ぎても
VK方面が良く入感しているようだ。
12/13~15の ふたご座流星群によるMS では 50で 21qsoできたものの、144では受信のみに終わった。144では 過去 国内2局 ロシア2局のみ。
SAT(サテライト/衛星)は なんといっても GreenCube(IO-117) の登場がハイライトだ。34エンティティ、18ゾーンと交信できている。この衛星対応のため水平偏波のアンテナ( 6el Hヘンテナ )も増設した。
しかし、この衛星は
単一チャネルのデジピータだ。QRV局数が多くなると、おそらく輻輳のためと思われるが、弱い局はデジピートされなくなる。
各局が 送信をなるべく控える方向になるのか、弱肉強食の修羅場と化すのか、まずは様子見しつつ
細々とQRVするしかない・・ のかな?
総務省の『ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集』(パプコメ)については、衛星AO-7(Bモード)の使用区別と10MHz帯、18MHz帯、24MHz帯におけるCW専用帯の縮小についてのみ 反対意見 を出した。
今後、日の出は もう少し遅くなって 1月に07時台に食い込む。しかし、日没は もうピークを過ぎたので だんだん遅くなっている。春が見えてきている。

12月13日夜から15日朝にかけて 50/144MHzで ふたご座 流星散乱通信( MS )にQRV。
今回の ふたご座流星群 では144MHzに集中するつもりだったが うまくいかず、50MHzにQRVして けっこう QSOできてしまった。(^^;)
band/area | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | DX | QSO |
50 | 5 | 3 | 3 | 1 | 2 | 3 | 2 | 2 | 21 |
ただし 国内のみ。すべて 6エレ逆相スタックでの交信である。50MHzでは、ある程度 上に電波を打ち上げた方が効率良く交信できるようだ。
今回は中国の BG7XWFや BG2KAJが参戦を表明してくれていたのだが、残念ながら交信はできなかった。ただし、KAJ局では当方の信号がデコードできたとのこと。このときのアンテナは同相スタック。BG2KAJとの距離は1300km程度で、このくらい離れると同相スタックの低い打ち上げ角が利くようだ。BG7XWFと当方との距離は2100kmを超えるのでMSではキビしいかもしれない。西日本の局であれば十分可能なのではないだろうか。
さて、MSのCQに応答して スムースに 1分でQSOが成立する場合もあるけれど、送信しても それが相手に届くまで数分かかる場合がほとんど。けっきょく応答が無いこともあるので、同じフレームを どこまで(何回)送信すべきか悩ましい。あまりにもしつこいと他局の邪魔になったりするかもしれないし、あきらめる決断も必要だろう。 *1
それから、T/R15秒/10秒混在問題については、まだ解消されていない。今回も当方は一貫して15秒で送信したが、Long Burstのおかげで10秒の局ともいちおう交信できてしまってたりもした。しかし、これはやはりグローバルに15秒統一でいくべきではないか。
144MHzのMSで受信できた局は次のとおり。
JA0MRW JE8DBM JK2VOC JO1LVZ JR5JEU R0CQ RN0JJ UA0LW
ロシア3局はよく入感していた *2 。R0CQとは衛星経由で何度もQSOしているが、MSでは未交信。今度こそできるかな と 思ったのだが、けっきょくできず、144全体でもボウズで終わった。
やはり144MHzは周波数が高い。MSは 超突発的かつ超局地的なEsである。144でもEsは出るが、50MHz以下のような いわゆる『近距離Es』は無い。セカント法則 fmax=fo×secθが効いているのだ。つまり、ある程度離れた局とはQSOできるが、近場との交信は困難なのであろうことは理解できる。 *3
JR5JEUは今回も良く入感していたが、いざ交信・・となると、お互いに RR73を送る局面までは到達できたものの、その RR73が受信できずに終わっている。距離は 1000km弱なのでイケると思ったのだが・・ *4
さてさて、次の流星群は 1月3日~4日頃の しぶんぎ座だ。2020年には 144で 1エリア、9エリアの2局と交信できている *5 ので、期待したい。
Comments(3)
*1 しかし! あきらめたら 30秒後に受信できたりもするんだよな・・(^^;)
*2 RW0LDF UA0DBXのQRVもあったらしい。
*3 欧米では毎回かなり盛況だが、空中線電力(少なくても100W?)の違いがモノを云ってるような気もする・・(^^;)
*4 JR5JEUと RN0JJの交信は成立したようだ。
*5 国内局と144のMSで交信できたのは いまだに この2件のみ。

シャックの430MHzアンテナというと、昨年2021年に 低仰角のスレスレ衛星への対応として 12エレ Hヘンテナ を製作した。
最近になって中軌道衛星(MEO) GreenCube(IO-117)が打ち上げられたが、どうも偏波面が不規則に変動しているらしい。この衛星に対応するには垂直偏波だけでは心許なく、とうとう 水平偏波用の新アンテナを製作するに至ったのである。
実は、最初に考えたのは高仰角への対応であった。しかし、高仰角と偏波切換、どちらが面白そうか考えたところ、いままでマトモにやったことがない偏波切換に軍配が上がったのである。
新アンテナといっても、今回は手っ取り早く作ってしまいたい。アンテナの材料は以前作ったものの残骸等、すべて手持ちのものでインスタントに製作してみた。
というわけで、今回も H ヘンテナ (H-Hentenna)である。
ブームは 18mm角 90cm長の木材。Ra Reの給電部は 2φ *1 銅線(PEW)をハンダづけで組んだ。。D1~D4の導波器は 園芸用の 3φアルミ線。なお、銅線/アルミ線は電動ドリルのチャックに挟んで捻り、硬度を上げている。これらのエレメントは 木のブームに同じ太さのドリルで穴を開け、2液反応タイプの接着剤で固定。
寸法は図のとおり。設計としては ブーム長=一波長の6エレで、給電は 50Ωの同軸ケーブル直付け *2 。200Ω給電の方が高性能のハズだが、今回はとにかく簡単に速く完成させることを念頭に置いた。
設計自体は F/B比とSWR帯域を重視しつつ アンテナ・シミュレーションソフト MMANAの最適化機能を使用。
- MMANA *3 data file
- hhu433-6-50w.maa ←適当にお使いください。ゲイン10.54dBi。
SWRの帯域幅は、シミュレーションよりも広くなってしまった・・ ま いいか。 *4
まずは 衛星 FO-29のCWビーコンを追跡 *5 。水平6エレの方が地上高も低いしブーム長 半分以下にもかかわらず、切り換えてみると確かに水平が勝つときがあるし、圧勝する場合さえあるのだ。はぁ~ やってみるもんだなぁ・・ *6
本命の衛星 IO-117では、AOSは垂直優勢。じわじわと水平が強くなる。2回くらい垂直/水平が入れ替わってTCA *7 付近は垂直。その後は水平が強くなり、再び2回くらい垂直/水平が替わってLOS近くなると垂直が優勢。トータルでは水平の時間の方が長かったようだ。偏波がこれほど入れ替わるとは思わなかった。
数パス偏波切換(水平/垂直)を経験したが、なんだか切り換えるのが億劫になってきた。・・てことは、円偏波アンテナを使った方がいいのか? 右旋/左旋の切換は必要だろうけれど、ひとつのパスの中で右旋/左旋が頻繁に変わるということは考えにくいのでは?
それに・・低仰角のパスでも偏波は頻繁に変わる。・・本当に偏波が原因なのか?? ・・しかしスイッチ切り換えれば改善 *8 するし・・ うーむ、いずれにしても、6エレではちょいと力不足かも。アンテナは もっとブームを長くすべきだね。これは来春以降の課題としておこう。
Hヘンテナ とは・・
元々の開発者は JR1FTE。1982年秋 JH1FCZ大久保さんの主宰する ミニコミ誌 The Fancy Crazy Zippyに発表された。JA7KPIは それを改良、単一指向性化して同誌に発表。大久保さんのはからい(?)で Hヘンテナの共同開発者としてクレジットされることとなった。
その後、CQ ham radio誌やモービルハム誌でも取り上げられたものの「ヘンテナはループアンテナ」と理解されていたせいか メジャー誌で このアンテナが Hヘンテナとして紹介されることは ほぼ無かった・・
図は、Hヘンテナの基本型。直径2mm裸銅線 (単位:mm)。双指向性と単一指向性の 2パターン。
構造が簡単なので、適当に工作すれば いちおう単一指向性アンテナができ、しかもマッチング機構なしで50Ωに整合可能という・・ もうちょっと人気 出ないかなぁ (^^;) *9
*1 直径2mm
*2 網線をリフレクタの方に接続。今回はフェライトコアなどは使用していない。
*3 オープンソース扱い URL→ https://github.com/ja7ude/MMANA 国内版forkを 2件確認!! JL3OXR氏の64bit版ビルドは まだエラー出るものの高速!!
*4 実際に設置し シャック側の同軸端での測定値。シミュレーションよりも広いとは、製作精度/誘電体損失等による可能性があり 喜んでばかりもいられない。
*5 周波数のドプラ補正を rigctldと GpredictによるPC自動制御。普通のQSOでは手動で十分だが、集中しないといけないので疲れます。(^^;)
*6 大昔の切換スイッチなんで、新調したくなってしまった。こうしてハマっていくのである・・(^^;)
*7 Time of Closest Access : 衛星と自局が最も接近するタイミング。
*8 水平/垂直とも同程度によくデコードする場合もあれば、弱くてどちらでもデコードできない場合もある。
*9 まぁ、当然ながら 欠点もあるんですがね。

総務省総合通信基盤局の『 ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集 』(パプコメ)につき、次のとおり意見を e-GOVへ提出 した。
とりあえず、衛星 AO-7についてのものだけではあるが・・
提出意見:
別添12 アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別
注5 を次のように変更することを要望する。
注5 この電波は、その占有周波数帯域幅が3kHzを超える場合に限り使用することができる。ただし、432.1MHzから432.2MHzまでの周波数であって、その占有周波数帯幅が3kHz以下の電波は、衛星通信を行う場合に限り使用することができる。
変更要望の理由:
アマチュア無線衛星 AO-7は 1974年11月に打ち上げられ、いまだ稼働を続けているアマチュア衛星通信界のレジェンドである。しかし、そのリニアトランスポンダ Bモード(CW/SSB用)のアップリンク周波数は 432.125 - 432.175MHzであるため、占有周波数帯域幅を3kHz超と規定されることにより わが国では使用することができない。
AMSAT Live OSCAR Satellite Status Page https://www.amsat.org/status/ を参照すれば、この衛星が全世界において極めて高頻度で使用されていることが判る。
この状況にわが国のアマチュア無線家が参加できないのは、わが国のアマチュア無線の体験機会や活用機会の縮小につながる。これは わが国にとって多大な損失であるといわざるを得ない。
また、わが国の多数のアマチュア無線家は機会あるごとに海外のアマチュア無線家から AO-7 Bモードでの運用を求められているが、AO-7のアップリンク周波数における CW/SSB(占有周波数帯域幅3kHz以下)での運用は日本では法令違反である旨をその都度伝えている。しかし、この現状は海外のアマチュア無線家にとっては理解しにくいものであろうことは想像に難くない。
締め切りは 12月16日(金)<必着>
2022.12.6 追記 :
アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別の簡素合理化
10MHz帯、18MHz帯、24MHz帯において電波型式 A1Aの使用区別の帯域幅が削減されているのは納得がいかない。
現行:10100~10130kHz 改正案:10100~10120kHz
現行:18068~18090kHz 改正案:18068~18080kHz
現行:24890~24910kHz 改正案:24890~24900kHzいかなる理由で削減されなければならないのかの明確な説明もなく、この部分については反対である。

160mで ついに北米東海岸とQSOできた。
160mにチカラを入れるようになって
7年経過したが、北米東海岸は今まで聞いたことすらなかった。久々にアドレナリン出まくりである。(^^;)
11月15日 20時jst過ぎ、1.840MHz FT8をワッチしたら、AA1KのCQが見える。西海岸かな? 早いな・・ と 思ったら、グリッドが Fシリーズ デラウエア州ではないか!
焦りつつも 呼んでみたら コールバックあり。しかし、こちらからの RR73がとれないらしく 何度も RPTを送ってくる。何度か 送ってるうちに見えなくなってしまった。もしかして 相手方では NILかもしれない。
次に、メリーランド州 W3KXを呼んだ。何度か 振られて ようやくコールバックあったが、またしても こちらからの RR73が通らない。何度か送って ちょっと遅れて 73が返ってきた。
と、思ったら、フロリダ N4IIとのQSO最中に あちらから呼んできた。
おかしいなと思いつつ
何かの間違いかなと再度CQ出すと また呼んでくる。前回のQSOに自信なかったのか? しかし、今度は割とスムースに
73まで進むことができた。
これで 間違いなく北米東海岸ゲットである。まぁ 200Wにしては よくやったと・・ (^o^)
その後 テネシー AC4G、イリノイ K9NR、テキサス K5DNとQSO。久々の大漁となった。
面白いことに、21時jst過ぎに フィンランド OH3SRともQSOできた。この時間、向こうは まだ 日没前である。
今回の伝搬は 秋田県内各局も多くQSOできており、割とスポッティだったようにも思える。160mでも このような伝搬があるのだなぁ・・
来週末は CQWW CWだが、期待していいのだろうか・・
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