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link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2024/12/4 22:05:30)

現在データベースには 246 件のデータが登録されています。

feed こと座流星群MS (2022/4/26 13:05:21)

こと座流星群、 速報サイト によると、極大は 4月23日の早朝 03時~05時jstあたり だった。

今年も 夜更かし&早起きして (^^;) Meteor Scatter ( MS 流星散乱通信 ) に挑んだ。

当方が 22日夜~23日朝にかけて MSK144 *1 で確認できた局 *2 は次のとおり。

50.260MHz
JA8JEP JH8FIN JJ8KDZ JK1VUZ JH2DFJ JA6TEW/P JA7RAK JH7VTE
144.440MHz
JR5JEU

しかしながら、出来高は 23日 06時jst前に交信できた 50MHzの JH2DFJ局のみ。デコード局数も例年より少なかった。
6mは 近頃 CONDXがけっこう上がってきているので、MSについては モティベーション上がらないのかも。

2mでは JR5JEU局と 双方 RPT受信には成功したものの RR73のデコードには至らなかった。しかし、勢力の弱い こと座で ここまでできた。あと一歩・・ で あろう・・ *3

ネットの情報によると 2mで極東ロシア局、6mで中国局がQRVとのことだったが、残念ながら 当方では 双方とも受信できなかった。

次の流星群は 5月5日~7日に極大が予想されている みずがめ座η。勢力的には こちらの方が期待できるものと思われるが、Es等本来のCONDXも上がる時季なので 50MHzよりは 144MHzの方が面白そうである。


Comments(2)

*1 デフォルトは T/R 15秒

*2 GWやEsと思われる局も・・

*3 今回は Sh OFFでやってみたが・・ Sh ONだと どうであったか・・ ?


feed Server Version-Up (2022/4/20 23:59:57)

zcr.jpを運用している 自宅サーバOSの Version-Upをおこなった。

現在は FreeBSD 12.3-RELEASE-p5 にて稼働中。12.2から 12.3への変更だったので、つまずくこともなく 移行は すんなり完了した。

FreeBSDってのは、かつては Microsoftや Yahoo JAPANも Webサーバとして使っていたし、現在では Netflix などでも使われている OSである。


仕事で 某非営利インターネットプロバイダの 立ち上げ に協力 *1 することになり、UNIX的な BSD/386をいじり始めたのが 1996年末。

BSD系のフリーOS FreeBSD 2.1.5を自前の PC-9821にインストールして 使い始めた のが 1997年春。はあ~ もう25年経ってしまったんだなぁ・・

その後、本業が多忙になり、某プロバイダからは離れたのだが、今度は 2001年に 本業のWebサーバを FreeBSDで構築 *2 。1年後の 2002年から 自宅で zcr.jpを運用開始。で、今まで 使い続けているってわけ。

一時は Windowsを使わなくとも FreeBSD上で Windowsアプリが ほぼ 動く・・という状況だったが・・ さすがに 疲れちゃった・・(^^;) *3

自宅サーバとしても 満20年 経ってしまったよ。まさか こんだけやれるとはね。

ま、もう少し おつきあいいただければ 幸いである。


*1 てゆうか、ほとんど 実行部隊・・

*2 ほぼ 全部 俺がやったので 格安! (^^;)

*3 今は ふつーに Windows10使ってます。

Tada/JA7KPI : 2022年04月20日(水)

feed ALL JA7 2022 (2022/4/17 23:37:20)

オール東北コンテスト、今年は(も?)ロウバンド無し、しかも二日目からということとなった。

参戦は 朝飯後の 09時ちょっと前から。メインは 28MHzである。 *1

たまに 21MHzに降りて 情勢を診た。14MHzは いちおう降りてみたが、それなりに出来たものの あまり面白くなかった *2 ので (^^;) 10時台のみに留めた。

 <タイムチャート>

    | 08 09 10 11 12 13 14|合計
----+---------------------+----
  14|  -  - 21  -  -  -  -|  21
  21|  -  4  -  6  4  6  1|  21
  28|  2  -  1  6  3  -  2|  14
  50|  -  1  1  -  -  -  -|   2
----+---------------------+----
合計|  2  5 23 12  7  6  3|  58
累計|       30       55   |

時間/エリアごとの交信数は、21と28の状況のみ掲載する。 *3

21は 南方向のスキャッタ、28は 西方向のスキャッタが使えたと思われる。この西方向スキャッタは 13時頃 いったん消滅したが 14時過ぎて再び出現。 *4

 <時間およびエリアごとの交信局数>

[21 MHz]
         1     2     3     4     5     6     7     8     9     0     合計    累積

 [08]    -     -     -     -     -     -     -     -     -     -      -       0
 [09]    1     -     -     -     -     2     1     -     -     -      4       4
 [10]    -     -     -     -     -     -     -     -     -     -      -       4
 [11]    -     -     1     -     -     4     1     -     -     -      6      10
 [12]    -     -     1     1     -     1     1     -     -     -      4      14
 [13]    -     -     -     -     -     5     1     -     -     -      6      20
 [14]    -     -     -     -     -     -     1     -     -     -      1      21

Total    1     -     2     1     -    12     5     -     -     -     21


[28 MHz]
         1     2     3     4     5     6     7     8     9     0     合計    累積

 [08]    1     -     -     -     -     -     1     -     -     -      2       2
 [09]    -     -     -     -     -     -     -     -     -     -      -       2
 [10]    -     -     -     -     -     -     1     -     -     -      1       3
 [11]    1     -     -     -     -     2     3     -     -     -      6       9
 [12]    -     -     -     -     -     3     -     -     -     -      3      12
 [13]    -     -     -     -     -     -     -     -     -     -      -      12
 [14]    -     -     -     -     -     -     2     -     -     -      2      14

Total    2     -     -     -     -     5     7     -     -     -     14

28MHzでは 東京のスキマに 複数回 拾われていたにもかかわらず、1エリアの交信数は伸びなかった。同じようなことは 過去 他のバンドでもあり、これは オール東北コンテストが人気無い と いうことなのだろうと思われる。(^^;) *5

なお、CQビーコンに ニュージーランドと インドネシアが 応答してきたので RSTのみ返した。 *6

また、このコンテストは 電信と電話の両方をポイントとすることができるが、今回は 50MHzの1局のみ SSBで、あとは全部 CWによるQSOである。

お呼びいただき、ありがとうございました。またひとつ なんとか よろしくお願い申し上げます。(^^;)

※来週の ALL JAは 今回よりも 参加時間が短くなりそう・・(?)



朝から無線にハマっていて 座りっぱなしだったので、コンテスト終了後に 走ってみた。

上中沢の激坂・・でもない。短いので。

  • 天候 晴れ 気温14℃ 西南西の風3.5m/s
  • 出走時刻 15時過ぎ
  • 走行距離 38.29km
  • 走行時間 1時間44分40秒
  • 平均時速 21.9km/h
  • 最高時速 51.3km/h *7
  • 累計距離 303km (今年分)

~能代港~発電所~南中学校~小野沢~上中沢~檜山~機織~ という変則ルート。

初っ端の 能代港では またまた ローカルさんとアイボール。ハイバンド~50MHzの お話を少し・・

しかし・・ようやく 300kmをこえた。先は長い・・


*1 50MHzも ずっと張り付いていれば それなりにできたのかもしれないが、それは昨年やった。(^^;)

*2 当方の 14MHzANTは 単なる 逆Vで 回らない と いうことも大きい?

*3 ま、14は それなり だよね。

*4 28の 1エリア 及び 7エリア管内は ほぼ この西方向スキャッタによるものである。

*5 なんとかしてください。

*6 コンテスト終了間際に もう1局 YBが呼んできて、しつこく NRを訊いてくるので困ってしまった。なんか他のDXコンテストやってたみたい。(^^;)

*7 危ないので 最高時速を出そうとはしないことにしている。ちなみに 今までの最高は 6・・おっとっと・・(^^;)

Tada/JA7KPI : 2022年04月17日(日)

feed ARRL160m 2021 (2022/4/5 21:31:30)

ARRL 160mコンテストにQRV。今年も NON-ASSISTED / LOW POWER。
2019年に このカテゴリでアジア1位をいただいてるけど、一度だけでは 説得力が無い・・なんて思う俺。 ほいど ッ!!

とは いうものの、さいきんは ハイバンドが良くなってきているのに 160mは イマイチにすら達しないレベル。E層通過時の減衰がデカいのか。

CQWWのときも経験したが ひとつの符号の中でもQSBがあり、短点が脱落したり 連続したり・・ *1 このような状況では キーイング速度を 最適化する必要がある。 *2

さて、今回のアンテナも例によってスローパーモドキ。先週のCQWWから なんら変更はない。 *3


で、いきなり結果発表。

過去には 日没前から北米が聞こえたこともあるが、今回は まったくダメ。19時jst頃から ようやく聞こえてきて、実際 交信できたのは 21時jst(12時utc)以降という体たらく。

 <タイムチャート>

  1R| 12 13 14 15 |小計
----+-------------+----
 1.8|  1  -  -  2 |   3
----+-------------+----
合計|  1  0  0  2 |   3
累計|        1    |

正体不明ノイズ。NBは少しだけ効く。


一日目は なんとか K0RF *4 と できたものの その後は ダメダメ。
しかも、正体不明なノイズも頻繁に出現し、心が折れそうに。

日付が変わった 向こうの日の出直前に ようやく 2局追加ログイン。


早朝は いちおうチェックしようと思っていたものの、案の定 起きられず スルー。


   2R| 12 13 14 15 |小計|合計
----+-------------+----+----
 1.8|  -  2  4  - |   6|   9
----+-------------+----+----
合計|  0  2  4  0 |   6|   9
累計|            9|


二日目は 19時jst頃からシャックに入る。ところが、連夜のダメダメ状況。ただし、例のノイズは出ない。 *5

辛抱・・忍々とS&Pするも 振られまくる。もう やめてしまおうか・・と 何度も思う。ここで Twitterに 『も少し頑張る』と つぶやくことで 気持ちを繋げる。


23時jstが近づき ようやく CONDX上向きに。1時間で なんと6局という 今回最大のレートが実現。(^^;)

しかし、時遅し・・てゆうか 向こうは ほぼ 夜明けである。00時jstを過ぎて 入感局は 少なくなり 最後に残ったのは ネヴァダ局 1局。なんとかコールサインとNR特定して呼んでみたものの 完全無視。
その信号も次第にカスカスとなっていき、ついにはノイズの海に沈んでいくのであった。


てなわけで、総交信数は 9。なんとか 最低記録 *6 更新は免れた。 *7

今回、コールサイン判明も なんぼ呼んでもダメだったのは 11局。交信成立は 9/(9+11)で 45%。しかし、母数が少なすぎるからなぁ・・
ま、CONDXが悪・・初日の絶不調&ノイズが効いた・・と いうことでよろしいでしょうか。(^^;) *8


これで 今年のコンテストは 全終了。ありがとうございました。
来年も ガチフル参戦は キビしいですが なんとかよろしくお願い申し上げます。



2022.4.5 追記 :

世界14位 。やはり ノイズのせいにするしかあるまい・・ (^^;)

ASIA/JAでは 3位。1位 2位の局は どちらも マイクロバート・アンテナだが、両局とも 地上高がバカ高く、30mとか 50mなのである。マイクロバートなのでローディングコイルの損失はあるが 電流最大点の地上高が高い分ゲインも生ずる。それだと 負けてもある程度納得できるな・・ (じゃなくて ^^;) *9


*1 例えば、S が I とか T に 聞こえたりする。

*2 今回は 21~27wpmで QRV。

*3 なんかやろうにも 連日の雨や雪で不可能であった。地面は たっぷり水を吸っているだろうが、電波の飛びに影響あるレベルではなかろう。塩まくか? (^^;)

*4 コロラド。今回の 最遠局。ミズーリ局も 聞こえたが なんぼ呼んでも・・

*5 ・・て ことは エアコンじゃないのか。

*6 2017年の 6。

*7 ・・けども、コンテスト的には 敗北宣言せざるを得ないなぁ・・

*8 ちなみに 今回の相手局は 全局ハイパワーと思われる。また、1局を除いて 過去何回か交信済の常連さん。

*9 ウチのスローパーモドキは エレメント最頂部 15m。タワー+マストの最頂部 20m。しかし 電流最大点は やはり給電点の 8m。接地抵抗もあるだろうし、けっきょく高さで負ける。

Tada/JA7KPI : 2021年12月05日(日)

feed SWR NanoVNA (2022/3/26 22:06:36)

50の6エレのケーブル交換後、あらためて NanoVNAでSWRを測定してみた。

Stacked 6el SWR. Orenge:Normal, Purple:Reverse


50MHz 6エレスタック。橙が同相給電。紫が逆相給電。・・十分だろう。

当たり前だが、SWRが良いからといって 電波が良く飛ぶとは限らない。 *1

Stacked 6el MMANAによるシミュレーション値


ちなみに、こちらは MMANAによる同相給電のシミュレーション値。割と 迫ってると思うが、実測値の方が シミュレーションよりも帯域が少し広い。 *2

MMANAは 実物よりも SWR最小周波数が ちょっと低く出る傾向があるのかなぁ・・ *3


Sloperoid SWR 1.8MHz


スローパーモドキの 1.8MHz。

給電点インピーダンスは 20~30Ωくらいであり、マッチングのためのトランスを挿入するかどうか 依然として悩んでいる。 *4

SWR最良値は 1.84MHzあたりで 1.63くらい。Max200Wだし、まあ、許せる。(^^;)

50MHz用のケーブル交換で1.8MHzに影響有るのかというと、これがあるのだ。50のケーブルの全長・・マストトップからシャックまでの長さが 1.8MHzの 1/4波長に近くなるため どうしても 1.8MHzの電波が乗ってしまうのである。 *5


Sloperoid SWR 3.5MHz


スローパーモドキの 3.5MHz。ウチの スローパーモドキは、いちおうデュアルバンダなのである。

SWR最良値は 3.52MHzあたりで 1.75くらい。ま、メインバンドでもないし 2未満なら御の字。 *6

ここまで ソフトウエアは NanoVNA.exe ver1.03を使用。


Sloperoid SWR 1.8MHz NanoVNA-App


NanoVNAを PCから使えるソフトは 他に NanoVNA-Appというものもあるようだが *7 、使ってみたら SWRの表示値がなぜか良くなってしまう。

このグラフは 上の NanoVNA.exeと同じ設定のハズだが、SWR最良値は 1.5を切ってしまっている。


NanoVNA 画面 キャプチャ画像


NanoVNA-Appには NanoVNAの画面そのものをキャプチャする機能もある。これを使うと SWR最良値は 1.633となっており、NanoVNA-Appでの表示値は 狂っていることが判る。

このため、当方は NanoVNA-Appの使用を中止した。表示値の問題を除けば それなりに良いところもあるので、今後のバージョンアップに期待したい。


*1 しかし、素性の良いアンテナなら、SWR> 5 だとしても 飛ぶときゃ DXまで飛んでいく。折れ曲がった 低い ロングワイヤは SWR良くても 飛ばぬ。

*2 エレメントが それなりに太くないなら、帯域広いってことは どこかに損失を抱えているということかも。

*3 つまり、MMANAで設計すると 実物の周波数特性は ちょっと 上にシフトしてしまう!?

*4 トランスは 挿入損失がある。不整合損失も そんなに大きくないし、kWerでもないので トランス入れなくても OKなのでは?

*5 50MHz用の 実ケーブル長は 34.4m。1.84MHzの 1/4波長は短縮率込みで 38mくらい。

*6 3.5での性能は おまけレベルである。(^^;)

*7 NanoVNA-saver と いうのもあるが、イマイチ当方の好みではない。(^^;)

Tada/JA7KPI : 2022年03月25日(金)

feed 彼岸までのQRV状況 (2022/3/25 22:22:26)

bLOGへの書込みが減ってしまったのだが、まとめ的な 書込みも必要であろう・・ と いうことで・・

しかし、 Twitter も 当初 何も判んなくて どーしよー と 思ったものだが・・なんとかなっちゃうもんだなぁ・・ (^^;)

エリア別交信件数 2022.1.1-3.21 JA7KPI


で、今年の元旦から 彼岸(春分)までの 当方の 無線アクティヴィティを交信数で表した表・・である。

まずは 1.9(1.8)MHz。
8割以上が FT8によるDX。他は CWによる市区町村移動屋さんの追っかけ。JCCは 500を超えているが、積極的にアワード申請しようという気はない。いつのまにかマス目が埋まってたらいいな・・くらいかな。(^^;)

DXについては やはりこのバンド、冬至の前後あたりが良い。例えば 過去に北米東部寄りの オハイオ ジョージア フロリダあたりと交信できたのは 12月とか 1月で、これを過ぎてしまうと もはやダメのようだ。

160mDXの現時点でのステイタスは・・ WAZ:22 DXCC:61 WAS:27。もう春なので 来シーズンに持ち越しだろう。4月の JIDXコンテストでひと区切りつける。

アンテナは やはり アースやら ラジアルやらを シコシコ拡張している。地上高を上げられないなら、あとは できるだけエレメントは直線状に、ラジアルは 本数を増やし 接触抵抗等を減らして *1 損失を回収しなければならない・・

来季は 受信アンテナにも取り組む予定だ。


3.5~28MHzは 28で埼玉コンテストへの参加があったものの少数。ほぼ CWによる市区町村移動屋さんの追っかけ。現時点では 7MHzでSWR落ちるアンテナが無いが、当方の場合 あまり急ぐ必要は無い。(^^;)


50MHzも半分以上 DX。ほぼ VK、ZLが少し。
しかし まさか ここまで出来るとは 想定外であった。当方は 確認できていないが 南米も 入感していたらしい。この時季の伝搬だから、やはり SSNの上昇に関係あるのだろう。秋の伝搬にも期待。

アンテナは 下側スタックのケーブルが断線。現在は 上側の6エレシングルのみでのQRVとなっているが、やはり 呼び負ける確率が上がっている気が・・


430MHzも ほぼFT8だ。亡くなられる前、JA9BOH前川さんがアクティヴにQRVされていたのを引き継ぐ・・ということでもないが、なんか気になって 430FT8には 良く出ている。
この時季でも 飛行機反射ではない 接地型ダクトっぽい伝搬はあり、それで埼玉移動局と交信できている。


最もアクティヴかつアナログ *2 なのが 衛星通信である。同じ局でも衛星が違えば何度でも交信するので、新局は あまり増えない。(^^;)

高度がある衛星 RS-44や FO-29では 8000km超のDX交信もなされている。ウクライナ局もQRVしていたが、さすがに昨今は無理か・・ 早く戦争が終わりますように・・

雪に引っ張られて曲がったルーフタワーのヒートン


衛星アンテナ用のルーフタワーのステー、雪に引っ張られて伸びてしまっていたが、チェックすると それだけでは済まなかった。

ステーが留められているヒートン(7φ)、設置10年目にして ついに曲がってしまったのだ! 恐ろしや まるで氷河・・ 幸い ストックしていたものがあったので 即 交換できた。

やはり今季の雪は 能代としては 超大雪だったなぁ・・ 10年以上ぶりの大雪なのは 間違いない。
でも、その雪も 既に積雪深ゼロ。日陰に少し残るだけとなっている。・・春だよ。



2022.3.25 追記 :

内部で断線した 8D-FB-LITE


断線した50MHz6エレ下側スタックのケーブル(8D-FB-Lite)を交換。タワートップの回転部分で芯線だけ切れていた。網線は少しちぎれていたが 被覆は無傷だったのが納得いかない・・

ちなみに スタック上側と 21/28の3エレのケーブル(8D-2V)には異常は認められなかった。

Liteは 芯線部分が アルミ線に銅メッキ。電気的特性は問題ないが、機械的にはアルミは銅よりも 2倍~3倍弱い。回転部分の Rを大きくしなければダメ。


*1 トタン屋根やタワーのボンディング・・

*2 衛星でFT4とかのデジタルをやろうとすると ドプラシフトに対応する必要があるため PCで Rig周波数自動制御する必要がある。それもまた 面白いとは思うのだが、なんかイマイチやりたくない・・(^^;)

Tada/JA7KPI : 2022年03月21日(月)

feed スレスレSATふたたび (2022/3/5 22:00:17)

最近の 衛星RS-44は 真っ昼間にヨーロッパ方面が開ける軌道が続いている。

てことで、最大仰角が0.1度とかにもかかわらず海岸に移動してみた。

向こう ( ヨーロッパ ) は真夜中~未明なので 起きてる局は少ないと思われ、交信できる確率は高いとはいえないのだが、まぁやってみよう・・と。

ところが、当方の準備 *1 が悪く ビームアンテナを準備する時間が無い。しかたなく モービル・ホイップでのQRVとなった。


能代港4万トン岸壁付近 PN90XF 向こうに見えるは白神山地


移動地は 能代港4万トン岸壁付近 PN90XF。シャックからヨーロッパ方向には某ビル群が鎮座してるため 仰角5度未満を狙うには移動せざるをえない。

Rigは IC-910。アンテナは 145MHzが 1m弱の短いやつ。435MHzが 1.5m程度の長いやつ。

145.950MHz付近を聴きながらAOSを待っていたが、AOS前のマイナス仰角の状態で既にSSBが入感してきた。しかし、まさかの入感だったのでゼロインできず コールサイン取り逃す。

ループを取ろうと送信するが、自分の信号はまったく受信できない。さらにあせってしまう。

けっきょく送信はあきらめて受信に注力し、CWで RN3GJ *2 と UN9FWW *3 を確認したにとどまった。



翌 2月20日、性懲りもなく 同じ場所へ移動するが、風速10mはあろうかという強風のため ビームアンテナは断念。再びホイップアンテナを使うことに。今回は 145MHzで長い方を、435MHzで短い方とした。

しかし AOS直後に ループは取れたものの、その後は自分のループを見失ってしまう。

SSBで RK9ANを確認。呼んでみるが、自分の信号は確認できない。相手の反応もない。これではダメだ。

CWでならカスカスレベルでループが判る場合があり、とりあえずCQ出したら JH0RNNが呼んでくれた。このとき、当方は 自分の信号がまったく受信できていなかったが、なんとかQSO成立・・した と思う。(^^;)


てことで、ホイップでのスレスレSAT DXは 失敗に終わった。

普通の それなりに仰角のあるパスなら ホイップでも十分交信は可能なのだが、スレスレQSOは やはりホイップでは チカラ不足なのかもしれない。



2022.2.26 追記 :

男鹿市 五里合海水浴場駐車場 PM99WX 左にうっすらと男鹿半島


お昼前から雨模様だったが、男鹿市 五里合 ( いりあい ) PM99WXに移動。

アンテナ設置時は 雨風はなかったものの、急に風が強くなり マストは 3m程度しかあげられなかった。

この低いアンテナのせいなのか はたまた低気圧のせいなのか RS-44のマイナス仰角ではループ取れず、普通のAOSとなってしまった。


可能性としては 中東やEUも有り得たパス *4 だったが、けっきょく おなじみ局に PM99をサービスしたにとどまった。もう数時間後じゃないと・・ みんなまだ寝てるのだろう・・ (^^;)

 WKD: CW E21EJC UA0SUN UN9FWW JH8FIH



2022.3.5 追記 :

ウクライナ危機に呆然としていたら・・
やぁ Tadaさん、PM99の件、明日QRVするとかっていうプランはどう? ・・なんてU.A.E.方面でつぶやくやつがいる。

衛星RS-44のオービットをチェックすると、LOS間際には ヨーロッパ方面も期待できそうなパスである。

で、雨の中 ふたたび PM99WX 男鹿市 五里合海岸へ ROVEしてみた。悪天候のため 写真は無し。と いっても、2月26日のと ほぼ同じだ。

飛んでるチェック・・ まず 11時半頃の CAS-4BにQRVし、移動局 3局を呼んで CW QSO。

次のFM衛星 AO-91もかなりスレスレ。実は当初 TONEが PO-101用になっていて、上がらず。修正後 BG7XWFを呼んで コールを取ってもらったが、LOSで RPTを送ることができなかった。

次が 本命の RS-44。前のふたつの衛星もAOS前 マイナス仰角からダウンリンクが受信できたが、この衛星も同じで 自分のループがAOS前から聞こえた。

AOS時刻から 1分後、A65BRの CW信号を確認。ちょっと弱かったが、わりとすんなり 交信できた。 *5

 WKD: CW A65BR E21EJC

この後は ビームを少し北に寄せて CQ連発・・ しかし、天候が悪化して ちょっとした嵐になってしまい、アンテナが風に振られて あらぬ方向に・・ これが何度もあったため けっきょく 空振りで終わってしまった。 *6

なお、LOS時刻後 -0.6度までループは聞こえていた。

今回は IC-910の サテライト・モードを 初めて使ってみた。(^^;)
ウチの IC-910は 移動用。衛星通信では 移動局は ほぼ呼ばれる側なので、サテライト・モードにするメリットが あまりなかったのである。しかし 衛星通信で S&Pするには、やはりサテライト・モード 有用なのであった。


*1 昼飯の支度の手際

*2 未交信局。モスクワの南 400km弱。

*3 カザフスタンのクラブ局。衛星には よく出てくる。交信済。

*4 MEL は 1.7度。

*5 向こうは 朝の07時22分。MEL 1.6度くらい。

*6 もちろん EU方面は 早朝も早朝なので、聞いてる局が いない可能性も大だ。

Tada/JA7KPI : 2022年02月19日(土)

feed 全市全郡 2021 (2022/2/21 22:14:07)

第42回 全市全郡コンテスト。移動での参加は やはり無理と判断。24時間のコンテストだし、昨年同様 ロウバンドで行ぐしかねべ。

と いうことで、FDに続き 今度は固定から 1.9MHzに挑戦。しかも マトモにQRVするのは 忙しすぎて家事に支障が出ることを案じ、なんぼかヒマな(?) C19P と 決定。

なお、当方は QRPを『せいぜい3Wまで』と定義しており 他コンテストの QRP部門には 2.5W程度の空中線電力で参加している。しかし、本コンテスト規約には QRP という語は出てこない。
て ことで 『P』とは単なる電力区分にすぎないことから、今回は RIG最大出力を 5Wに設定しての参加である。 *1

アンテナは いつもの スローパーモドキ 。腐食部分修理後 オール秋田コンテストでも使っているが、特に問題はない *2 。ただ、SWR帯域がシミュレーションよりも広く、どこかに損失があるのではないかという疑惑を抱えてはいる・・ *3


さて、21時jstコンテスト開始。
FDやオール秋田で悩まされた空電は今回 ほとんど無く、バンド混雑具合も密ではなさそうだ。ウチのアンテナも それなりの成績を上げているし *4 、P区分だが ここは ひとつ CQメインで行ってみよう・・

で、結果は 次のとおり。


 <タイムチャート>

    | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20|合計
----+------------------------------------------------------------------------+----
 1.9| 30 28 24 17 13 15  5  -  4  2  -  -  -  -  -  -  -  -  -  3  2  2  5  9| 159
  28|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1  3  2  4  -  -  -  -  -  -  -|  10
  50|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  4  1  -  2  2  -  -  -  -  -  -|   9
----+------------------------------------------------------------------------+----
合計| 30 28 24 17 13 15  5  0  4  2  0  0  0  5  4  2  6  2  0  3  2  2  5  9| 178
累計|       82      127      136      138      147      157      162      178|


CQ作戦は 空振りも多かったが ちらりほらりと呼んでいただいて予想外の事態に。
S&Pは ほとんどしなかったというか・・ マルチタスクの実力も無いので できなかったというべきか・・(^^;) 本格的に S&Pに取り組んだのは 02時台から。

03時台に突入すると 入感しているのは ほぼQSO済局のみとなり、03時半過ぎに 1時間半ほど仮眠。


05時半過ぎにコンテスト復帰するが、レートは上がらない。 *5
JARLメジャーコンテストだから もう少し積上げできるかと思ったが・・ そうか、今回は『P』だった。夜は良かったが、朝は ノイズレベルも上がるだろうし、こんなもんか・・

06時半で切り上げて 朝飯の支度等 家事モードにシフト。


10時にシャック復帰するが、さすがに 1.8MHzは まったく聞こえない。50MHzを覗くと かすかに聞こえる。50で 1エリアを含む数局とQSO。ハイバンド 14MHzは 割と盛況だったが、28MHzも なんとか聞こえるっぽい *6 。この後、28/50MHzで QRV。 *7

15時台は 早めのスーパー買出しで休止。16時から 新局も聞こえだし、晩飯の支度等と並行しつつ 我慢のQRVを続けるも レートは上がらず。

20時台は 気を取り直して ほぼ S&P。もっと早く S&Pにシフトすべきだったか・・


て ことで、こんな感じ・・

 <エリアごとの交信局数>

           1     2     3     4     5     6     7     8     9     0   合計
--------------------------------------------------------------------------
[1.9 MHz] 68    24    13     8     2     8    14     4     4    14    159
[28 MHz]   6     -     -     -     -     2     -     1     -     1     10
[50 MHz]   5     -     -     -     -     -     3     -     -     1      9


4月のオールJA C19結果の局数を見る。『P』区分で 200局くらいできないとダメなのか・・ FD での 移動50W運用の時よりも 稼いだものの・・ 夏と秋の伝搬じゃ違ってアタリマエだよね。さてさて、どうなるのかな?

弱い信号を採っていただき、ありがとうございました。これに懲りずに また よろしくお願いいたします。 *8


しかし・・ あまりに弱いせいか 当方が CQ出してる真っ最中に ドンピシャ周波数で CQ出し始める局もいたりして・・ これで 一時的に難民になること 複数回・・ S&Pして呼んでも 何の反応もない局も数局おられた・・ ま、今回は 許してやろう・・ (^^;)



2022.2.21 追記 :

本日 結果 が発表された。
159qso×137マルチ=21,783点。C19では 全国8位、C19M では 全国7位、 C19P で 嬉し恥ずかし 全国 1位 であった。

なお、LCRも 本日届いていたが、減点 ユニークコールサインとも無かった。

これで 1.9~28MHzのJARLメジャーでは 7MHzだけ全国優勝がないということになるが・・ はてさて 次なる修行の場は何処・・

さておき、今回の結果は はっきりいって 想定以上の出来であり、とってもウレシイ。 ウチのアンテナ ( スローパーモドキ ) も それなりに性能発揮できている・・ と いうことでよろしいでしょうか・・ (^^;) *9


Comments(5)

*1 まわりくどいし、言い訳・・ (^^;)

*2 ゲインは 地上高 上げない限りどうにもならず、ワイヤの引き回し変えるなどしても無駄だろう。やはりグラウンドラジアル ひたすら拡張するしかない。

*3 前に試してみた 他ANTのケーブル途中挿入のパッチンコアの可能性を否定し切れない → 後日 要再調査。

*4 CQWWDX等で ASIA上位 等・・

*5 日の出=05:44なので、もっと早く寝て 05時くらいには復帰すべきだったか。

*6 28では MSと思われる信号が多数受信できた。

*7 もちろん、こちらは 100W。5Wでは まるでダメだった。(^^;) なお、CQは 一度も出さなかった。

*8 とはいうものの、『P』区分は もう無いかな? いや、将来 C7Pは やるかも。そのための アンテナをひねり出す必要あるが・・

*9 いちおうフルサイズ。けど折り曲げてるし、素のゲインとしては 他局と同程度(?) あとは接地抵抗の損失補償。住宅地で なんとかやれてるのは大きい・・

Tada/JA7KPI : 2021年10月09日(土)

feed 走り初め (2022/2/11 22:56:48)

当地の積雪深は 50cmを切った。市役所等による排雪作戦もあり、幹線道路では自転車が走れるレベルに復旧しつつある。

てことで、一か月半以上ぶりに走ってみた。

  • 天候 晴れ 気温4.2℃ 北西の風1.1m/s
  • 出走時刻 15時頃
  • 走行時間 42分くらい
  • 走行距離 11.22km

走ったのは旧国道と国道。さすがに市道にはまだ雪が少し残っている。

久々の走りだったんで、22時 過ぎて 大腿直筋 痛いぞ。ダメじゃん、ハムストリング使うんだってば!! (^^;)

今年は どんだけ走れるやら・・

ちなみに・・ 走ってるときはマスク着けていない *1 。携帯はしてるけどね。あ、スマホは携帯してない。さいきん バッテリの減り方が尋常じゃなくなってる・・ *2


*1 メガネ曇るし・・ もちろん 歩道等で歩行者と近接するときは着けている。

*2 そんなことは どーでも・・ よくない けど、外出時にスマホ持ってないことが多いな・・ (^^;)

Tada/JA7KPI : 2022年02月11日(金)

feed SWL/QSLカード (2022/2/8 22:33:33)

SWLカードについての 問題 ・・
こいつはホントに俺の信号受信したんだろうか??・・ってのがあったわけだが、 疑って かかるとキリがない。

で、とうとう・・総合的に判断して・・っつーか、性善説? 良好な外交関係? ・・に期待して・・

SWLレポートが届いて それが実際の当方の交信に合致してる場合には、 無条件にQSLカードを発行することとする ・・ てな考えに至ったのである。

実のところ、もう SWLには QSLは発行しない・・ と いうところまで行こうかと思ったのだ。 大昔のSWLと違って 今どきのSWLって おっさんばっかだし。 *1

しかし、そのような思い込みは ちょっと良くないな・・ トシ喰っても 志は 無線始めた頃と一緒なのは 俺も同じ・・ かも? *2


次に QSLカード・・っつーか、RSTのハナシ。

当方は通常 受信CW信号が普通に強ければ 599 *3 、ちょっと弱ければ 559、かなり弱ければ 449、そうとう弱く断片つなぎ合わせてかろうじて判る程度なら 339を送っている。これ以外のRSTを送ることは まず無い。

コンテストの場合、上記は上書きされて すべて 599となる。 *4

そして、ARRLの Log of The World では そもそも RSTは データとして格納されない。

なぜそうなっているかは定かではないが、はっきりいって RSTなど 時系列的に連続したデータでもないし、較正もされていない ほとんど 主観的断片的なデータでしかない。いやデータでさえ無い かも。

いまのところ、交信成立のためには RSTの送受が必要と考えられているわけだが *5 、これって もしかして 必要ないのかも・・

いや、そういう哲学的なことを書きたいわけではない。

JARLアワードにLoTWを使えるようにしよう! という ムーブメントがある。 *6

QSLカードは RST無しでもOK ってのは ちょっと抵抗ある・・ってのが本音だった。しかし、ちょっと抵抗あるけど メリット デカいのでは?
なら 賛成するのもアリかな・・ って思うのである。 *7


*1 大昔も おっさんのSWLは 存在していた・・のは知っている。

*2 基本的に、やはり電波を出す方向で がんばってみてほしい・・ というのは変わらない。

*3 Sメータが まったく振れなくても力強い信号・・ってのはあり、それは 599でよい・・と思う。

*4 おそらく海外のコンテスタから広まったのだと思うが、当初は 全部 599を送るのには かなりの抵抗があった。その後 ZLOGなどを使うようになり、当然の如く 全部 599になってしまった。・・ただ笑うだけである。(^^;)

*5 相互的な相手コールサイン判明だけでは交信できたとはいえない・・ そのほかに なんらかのメッセージ交換をもって 交信成立とみなす・・ってことだと思う。

*6 eQSLは いちおう JARLのアワードに使えるということになっているが、LoTWは RSTを格納していないので使えない。当方、eQSLは イマイチ信用おけないので 放置状態・・

*7 当方は リンク先のアンケートで賛成と回答した。

Tada/JA7KPI : 2022年02月07日(月)

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