LCR機種IDをご登録いただいた局
  ホーム >> 無線ブログ集 >> ZCR/bLOG

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

リンク 単体表示


link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2025/7/3 18:35:41)

現在データベースには 270 件のデータが登録されています。

feed 8月の6mDX '21 (2021/9/25 21:50:29)

いちおう 惰性で作っておくか・・ と いった程度・・(^^;)


8月1日 当地では 15時半過ぎからヨーロッパ入感。しかし、イマイチ弱い。

 UB7K

YO8RHI

HA0NAR HA8CE

UX0DL

IK1EGC IW5DHN

OH0Z

TK5JJ

YT9A

CQ出して IK1EGCが呼んでくれたが 完結できず。17時半過ぎに消感。


8月2日 07時過ぎから北米。8月に入ったというのにご苦労なことである。

 K5RK N5DG (GL:E系列)

AA7A K0GU K7MAC K7SMA K7SP K7XB K7ZO KC1BB KF7CQ KY7M N1AV N6QQ N7IR W7RV WB7CJO WO7R WQ7X WR7X (GL:D系列)

AG6RK AK6A K4XU K6EU K6VV K7BTW K7EG K7GM K7IUK KD7HB KE7SW KG7P KN7K KR7X N6JV N7BAV N7EPD N7NWP N7XR N7ZO W3XS W6TCP W7BA W7DN W7EW W7FI W7IV W7OK W7TYN W7TZ
WA6LIE WA6ZTY WB8VLC WE7EZ WI7N WN6W WO7V (GL:C系列)

VE7DAY VE7SL VE7SZ

XE2JS XE2X

KH6U NH6Y

11時過ぎまで続いたもよう。当方は いろいろあって 間欠QRV状態だったが、 WB8VLC WQ7X N7ZO KR7X K7BTW の 5局とQSO。

午後~夜は 何事もなし。


8月3日 中国 韓国 のみ。


8月4日 朝は何事もなし。16時過ぎ まずウクライナ入感。

 UR0MC UT2XQ UX1UA

9H1TX

IK0FTA IK0LNN IK0VWO

マルタ イタリアと続いたが、ほかは無し。17時前に消感。

その後は モンゴルとカザフ。それも19時半頃には消感。

 JT1CO

UN7QAT


8月5日 中国 台湾 韓国 のみ。


8月6日 中国 台湾 韓国 のみ。国内の入感も ごく少数だった。


8月7日 中国 台湾 韓国 のみ。


8月8日 16時半過ぎから イスラエルの空振りCQ連続が 15分間程度、その後 18時少し前に アラスカが 5分間程度 入感。

 4X4DK

KL7HBK


8月9日 11時頃から12時半にかけてモンゴル。ベトナムは一瞬のみ。あとは 中国 台湾 韓国。

 JT1BV

3W1T


8月10日 韓国のみ。国内も低調。もう打止めか? ・・だよな。


8月11日 今日も韓国のみ。明日も低調だったら いちおう締めるか・・


8月12日 中国 台湾 韓国 香港のみ。


8月13日 中国 台湾 韓国のみ。お盆 過ぎると もうダメだよなぁ・・


8月14日 14時過ぎ ベトナム。インドネシアは17時前まで入感。

 XV9NPS

YB0COU YB5QZ


8月15日 中国 韓国のみ。


8月16日 韓国のみ。


8月17日 韓国 台湾のみ。国内も低調。


8月18日 昨日と同じ。(^^;)


8月19日 15時前にベトナム。16時過ぎにインドネシア。18時から西マレーシア。ほかは近場のみ。

 3W1T

YB5QZ

9M2TO


8月20日 近場のみ。17時台に怪しいロシア局?のCQが入感するが、 表示されたグリッドロケータ PU41 は存在しない。

 RA0J


8月21日 10時~11時半のフィリピン以外は近場も国内もふるわず。

 DU3LA


8月22日 韓国のみ。・・23時頃 一昨日のロシア局が再び入感していたが、グリッドロケータは PO40になっていた。これは qrz.comの記載と同じ。当地からは 約1500km北で沖縄よりも近い。

 RA0J


8月23日 国内のみ。しかも きわめて低調。


8月24日 昨日と同じ。


8月25日 09時~12時半に国内少し。その後は隣県のみ。どんどん悪くなるばかり。


8月26日 10時頃のフィリピンのみ。あとは台湾少し。

 DU3LA


8月27日 国内のみ。しかも きわめて低調。もっとも 当方のアンテナは あさっての方向を向いていた・・ (^^;)


8月28日 中国 台湾 韓国のみ。


8月29日 台湾のみ。こーいうCONDXだと 144や430の方が面白い。


8月30日 韓国のみ。国内も きわめて低調。


8月31日 昨日と同じ。

ああ~ やっと終わった。けっきょく 8月初旬で打止めだったというわけか・・

来年もよろしくお願いいたします。


Comments(2)


feed 八郎潟町移動 (2021/9/24 21:16:30)

衛星RS-44で UAE方面に QM09をサービス・・ なんていう 時間的に実現が困難かもしれない作戦の構想もあり、八郎潟町に下見に行くことにした。

したっけ、予定地の 三倉鼻公園には 車両通行止め・・の看板が・・

Invalid Text


こ、これは まずい。標高50mの公園からは ギリでUAE方向の海が見えるはずなのだが、あきらめて *1 標高ほぼ3mの 八郎潟東部承水路堤防へ。 *2 現地から ほぼ 10m西には 水面が広がっているが、これは海ではなく 八郎潟の湖面である。 *3

うーん、ここからでもなんとかなるかも・・といった印象。



とりあえず 144/430のアンテナを設営してみたら、両バンドで 日本海ダクトと思われる新潟局が複数入感。FMで数局交信した後、CW周波数を聞いてみたら 何か聞こえるなぁ・・ でも、CQ出しても誰も呼んでこない。 *4

QSBをともない混信してくる信号を聞いてみると、なにやらナンバを打っている・・ あーっ!! XPO記念コンテスト か!! 完全に失念していた。

で、11時を過ぎてから コンテスト・モードにシフト。430MHzCWで 宮城の JH7UJU と できた。

この後、144MHzCWに降りてみると、JR1DT* や JK1QA* が まずまずの強度で入感するが なんぼ呼んでも・・ (^^;)

なんか 山梨のナンバ送ってる局もいるけど、コールサインはQSBの谷底だ。



ここで、コンテストから離れて サテライト・モードにシフト。

13時の RS-44 で CW 11、SSB 4交信。

衛星での CW交信は 電鍵(パドル)打ちながら ドプラシフトに対応しつつ アンテナも回す・・という 認知症予防訓練の様相を呈してくる *5 。CWに比べれば SSBはかなり楽。

ドプラシフト対応を PCにやらせるという手もあるが、それだと訓練にならないだろ! ・・じゃなく (^^;)、RigをPCに制御させる と いうのが なんか 嫌 なのである。 *6



山梨~秋田 伝搬ルート


そして 再び 144CWへ。

あれま。17山梨送ってたのは JK1WSH/1 だったのか。カスカスだったのが 少し浮いてきた。さんざんコールサイン打って ようやく交信成立。

WSH、最近 登場しすぎじゃね? いや、陰謀でも 出来レースでも ねーぞ。(^^;)


さておき、今回の伝搬ルートは 富士山から越後山脈を越えた電波が ちょうど発生中の 日本海ダクトに入ったものと考えられる *7 。QSO時刻には 既にダクトは下火であったが、越後山脈越えの信号は屈折しやすかったのでは?

それにしても、標高3mから 山梨ができるとは・・ おもしろいねぇ。(^^) *8



14時過ぎて 144/430とも 何も聞こえなくなった。

ここで撤収しようかとも考えたが、もう1時間ある。VUのアンテナ降ろして HFハイバンドの逆V *9 を上げてみた。

28MHzは無感だったが、21MHzで 2エリアの数局が聞こえる。

しかし、なんぼ呼んでも QRZすら返らない・・

14MHzではどうだ・・ 1 3 6エリアの局が けっこうな強度で入感しているのだが、なんぼ呼んでも・・ 以下同文。


廃バンド+片パスか・・ これではダメだ・・

コンテスト・モードを外れて 10MHzへ降り CQ。

4&5エリアの 2局と連続してできるが、もう そこで打止めで 閑古鳥。急激にCONDX悪化したもよう。


再び 14MHzに上がって 6エリアの あの局その局 3エリアの超有名局などを呼んでみたが ことごとく完全無視。長崎のコンテスト常連さんと 1局だけできたのみ。ここで15時。撤収の時間と相成った。

けっきょく コンテストでできたのは、14MHz:1 144MHz:1 430MHz:1 以上。ま、なんとか 足跡残しは できた。


Comments(4)

*1 降車して 通行止めの理由を探るべきだったが、時間なかったもので・・

*2 ほかの場所で海が見えるQM09もあるだろうが、ここが一番近いので・・

*3 写真撮るの忘れた。(^^;)

*4 普通のCQ DE JA7KPI/7 JCG 04007/Dとか 打っていたからか。

*5 超有名某局は、さらに スマホで CHATもするそうだ。サイボーグ!?

*6 なので、FT8等でも PTT制御のみ。

*7 鳥海山の上は通らない。西側の海上を通過してくる。

*8 当方のアンテナは いつもの ブーム長2mの 6エレHヘンテナ (地上高5m弱)。相手方は 3段GPだったもよう。こんなんで いいのかね。(^^;)

*9 10/14/18/21/24/28MHz用なので コンテスト向きではない。


feed 米代川堤防コース (2021/9/19 15:38:25)

かなり暖かいので 今年初の自転車装束。しかし、寄る年波が・・ (^^;)

2021/5/15 map


  • 天候 晴れ 気温26℃ 西の風2.4m/s
  • 出走時刻 15時過ぎ
  • 走行距離 36.13km
  • 走行時間 1時間26分32秒 (富根橋まで38分30秒 復路48分02秒)
  • 平均時速 25.0km/h
  • 累計距離 843km (今年分)

往路は 追い風だったので まずまず。しかし、復路は 当然向かい風で 失速。最初から記録を意識していれば別だったのだが・・ なーんて ことを言ってるとダメなのである。

次は 記録に挑戦してみたい。



2021.8.19 追記 :

  • 天候 晴れ 気温26.2℃ 西北西の風2.1m/s
  • 出走時刻 14時過ぎ
  • 帰還時刻 16時頃
  • 走行距離 35.55km
  • 走行時間 1時間22分56秒 (富根橋まで37分45秒 復路45分11秒)
  • 平均時速 25.7km/h
  • 累計距離 1583km (今年分)

記録に挑戦するつもりはなかったが まあまあの調子で、自宅からの計測としては前回の記録を上回った。 *1

向かい風に負けない走りが必要のようだ。



2021.9.19 追記 :

  • 天候 晴れ 気温24.6℃ 西北西の風5.3m/s
  • 出走時刻 13時半頃
  • 帰還時刻 15時頃
  • 走行距離 35.65km
  • 走行時間 1時間18分22秒 (富根橋まで33分00秒 復路45分22秒)
  • 平均時速 27.3km/h
  • 累計距離 1782km (今年分)

西風がちょっと強かったため、往路は記録を縮めることができたが、復路は前回に 11秒およばなかった。トータルでは記録更新できたので良しとしよう。

しかし・・昨年の今頃は 2200kmを超えていたのだが、今年は 500kmも足りない。やはり大台に乗せるのは無理か・・


*1 ただし、前回は 槐あたりで道を間違えて引き返したところがあり、今回は 竹原~阿弥陀林は 田んぼの中の農道を使ったので少しショートカットしている。

Tada/JA7KPI : 2021年05月15日(土)

feed ループ素材 (2021/9/19 11:40:34)

ギターで遊ぶために 延々と続くバッキングトラックを作った。

延々と続く・・と いっても、10秒ちょっとの音源を切れ目無しで連続再生するだけだ。

切れ目無しで連続再生・・てのがキモで、そういう機能のあるプレイヤーソフトが必要である。 *1

いちおう、ドラム以外は 自分で弾いて *2 、ZOOMのG1XFOURで作ったものを音声波形編集ソフトAudacityで仕上げた。

最近は 寄る年波で 速いテンポに追従するのが苦しくなってきているが・・ なんとか維持したい。無線のモールスとか 自転車のケイデンスも同様だ。(^^;)


*1 WinAMPとか AIMPであれば可能。Firefoxの連続再生では一瞬のギャップが生じるのでダメ。

*2 ベースの音は エフェクタでオクターブ下げたギターである。

Tada/JA7KPI : 2021年09月18日(土)

feed ALL秋田コンテスト (2021/9/12 21:18:53)

第35回オール秋田コンテストである。
昨今、移動運用が ちょいと難しくなって、マトモな移動のためには いろいろ策を講じる必要も出てきた。
このコンテストについては 思い入れもイマイチであり (おぃ ^^;)、二日目の天候も悪いようだ。で、今年も 固定からのQRVである。

で、いきなり 結果発表 !

 <タイムチャート> (括弧内はSSBの内数)

    | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11|合計
----+---------------------------------------------+---------
 1.9| 45 20  -  -  -  -  -  -  -  3  -  -  -  -  -|  68 (19)
 3.5|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 17  -  -  -  -|  17 ( 0)
  14|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  4 13 16  9  7|  49 ( 4)
  21|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  5  1  2  -  2|  10 ( 0)
  28|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  4  -  -  -  -|   4 ( 0)
  50|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1|   1 ( 0)
----+---------------------------------------------+---------
合計| 45 20  0  0  0  0  0  0  0  3 30 14 18  9 10| 149 (23)
累計|       65       65       65      112      149|

いろいろあって ギリでコンテスト開始に間に合った。
やはりメインは1.9(1.8)MHz。しかし、先般のFDコンテストと同様 空電がキツい。

このコンテストの1.9歴代2位のQSO数となったものの、SSBが19なので CWオンリィの過去記録には ほど遠い。なお、このバンドのSSBは 今回 初めてQRVした。

朝は 05:40起床。06時再開で 07時まで 1.8に居座ったものの、6時半以降はボウズ。07時から 3.5MHzに出るが、そこそこで切り上げ 14MHzへ。しかしイマイチ。

07:20~07:30は 21MHzと28MHz。この時間帯が一番良かったのでは?

この後は 朝飯の支度等のため 約1時間シャック離脱。


 <エリアごとの交信局数>

       1     2     3     4     5     6     7     8     9     0    合計
----+-----------------------------------------------------------------
 1.9| 21     7    10     3     1     2    14     3     2     5     68
 3.5|  5     3     2     -     -     1     4     -     1     1     17
  14| 10     3     4     5     4    16     3     3     -     1     49
  21|  3     2     1     -     -     3     1     -     -     -     10
  28|  3     1     -     -     -     -     -     -     -     -      4
  50|  -     -     -     -     -     -     1     -     -     -      1

09時半頃から復帰。以後は ほぼ14MHzメインで けっこう積み上げることができたが 残念ながら 21以上は 奮わなかった。

しかし、実は もっと残念なことが・・ あろうことか 県内マルチが 14MHzでできた たった 1個のみ。何局かは聞こえていたので そのうち呼ばれるだろうと高を括っていたのだが、おごりだったか (^^;)。呼ばれ続けてウハウハだった可能性も??


多数お呼びいただき *1 、ありがとうございました。呼んだけど無視されたという方、申しわけありませんでした。
さらに精進いたしますので、来年も オール秋田コンテストをよろしくお願い申しあげます。へばなっ !!


Comments(3)

*1 今回 5バンド6QSO(1.9CW/SSB 3.5CW 14CW 21CW 28CW)達成は、JG1CFO JK1WSH JR2AWS の 3局。


feed 12エレ Hヘンテナ (2021/9/8 22:17:23)

シャックの430MHzアンテナというと、2009年に 衛星メインとして 7エレ Hヘンテナ を製作したわけだが、近年 RS-44や FT8とかで カスカス信号に挑戦する機会も増え、アンテナの実力不足を痛感。で、とうとう 新アンテナを製作するに至った。430用としては 12年ぶり。

いやー、まさか12年もつとは思わなかった *1 ・・ てなことはさておき、なんで Hヘンテナなのか・・

  • Hヘンテナのデメリットとしては、次のようなことがあげられる。
  1. ブームに金属パイプ等の導体を用いた場合、ブームにも高周波電流が流れてしまう。 (絶縁体の木材ブーム→ 22エレHヘンテナ )
  2. 前項の電流と給電部の電流により F/S比 F/B比が 悪化する場合がある。 (ブーム込みでシミュレーション→ 5エレHヘンテナ )
  3. 水平偏波での使用では 給電部側に若干ビームチルトする。また、ビームパタンが左右対称とはならない。 (多エレ化すれば解消)
  • それでは Hヘンテナのメリットは・・
  1. 給電部の構造が単純である。

・・それだけかよ!? (^^;) *2



というわけで、前任の 7エレHヘンテナが ブーム長1m弱だったので、今回 ブーム長は ほぼ 2倍の 1.97m、12エレとして設計。

ブームはアルミ角パイプ *3 。もちろんブームもデータ化してシミュレーション。さらにエレメントはブームに直付けするので、ブーム径のエレメントへの影響も込み。 *4

で、さんざんこねくり回してできたのが 次のデータである。

MMANA *5 data file
hhu435-12-200e5.maa ←適当にお使いください。

12エレ Hヘンテナ 寸法図


リフレクタと D3~D10は中央部でブームに固定されているが、ドリヴンエレメントと D1 D2は違う。つまり上下各部分の長さが異なっている。 *6

今回は 200Ω給電としたが、Qマッチ想定の110Ωと 50Ω直接給電のバージョンも いちおう作ってはみた。しかし、50Ωでは ゲインはなんとかなるが SWR帯域がやたら狭く F/B比もイマイチ。110Ωのものは まあまあだったものの 200Ωにはとうてい及ばなかった。



さて、実作業としては・・

  1. アルミ平棒→ ニッパで挟んで傷を付け→ 折って寸法どおりヤスリで仕上げ→ ブームとの接続点にポンチ→ 3.3mmドリルで穴あけ
  2. ブームのエレメント接続点にポンチ打ち→ 3.0mmドリルで穴あけ
  3. 4mmタッピングビスで エレメントをブームに固定→ アロンアルファ流し込み→ 二液反応型エポキシ系接着剤で仕上げ

12エレ Hヘンテナ 給電部付近の工作


このやり方は 12年前製作の前任7エレと基本的に同じである。ま、12年もったんだから それなりに強度はあるものと思われる。(^^;)

クロスマウントは、クリエートデザインの CL6DXX *7 に使われていた エレメントブラケット MC70 *8 を使用。

給電部の Uバラン *9 は 前任7エレのものを流用し、幅80mm→ 47mmに改造。 *10


いちおう組み上げ、室内+手持ち+NanoVNAで 仮に測定してみると、インピーダンス 160Ωあたり(Uバラン無し)で 共振点もバンド内にあるっぽかった。


うげげ な SWR うげげ な スミスチャート


しかし、ケーブルつないでルーフタワーに上げてみたら・・ うげげ、なんだ この SWRは・・ スミスチャートで見ても かなり怪しいぞ。 *11
しかし FT8 *12 や衛星用周波数 *13 では使えないこともなさそうだ。とにかく このまま QRVしてみる。


FT8での 1エリア局は たいていが -20dB未満だが、-17dBで見えた局も。新潟市の局と -18/-18でQSO。しかし、たまにプロテクトがかかってパワーが出なくなる。これは マズい。

衛星では 特に問題ないようで、前任の7エレよりも若干良いような気もする。しかし、期待したほどではない。


12エレ Hヘンテナ 指向性シミュレーション


ビームパタンについては、だいたいシミュレーションどおりと思われ *14 、フロントで S9の信号が フロントサイド~バックでは 受信可能なものの Sはまったく振れない。 *15

しかし、やはり 物足りない。MMANAのシミュレーション能力としては、HFハイバンド~144MHzでは実ANTに近い値となることが多く、製作精度に関しても許容範囲のハズ。

で、やはり12年前作ったUバラン及びケーブルを交換することに・・



Uバランを再作製。迂回長 λ/2×速度係数 0.8→ 276mm。 緑青!! ダメだこりゃ。


まず、Uバランを作り直す。

ここで 交換のため 12エレを降ろして給電部をバラし、剥いてみると・・

なんということだ。Uバラン及び 5D-FBの給電部に近い 1mほどが 緑青吹いてたのである *16 。これが 原因のひとつであろう。

錆びていたのは 1mほどだったが、全長を新品に交換。 *17


12エレ Hヘンテナ 修正後 実測SWR (NanoVNA) 12エレ Hヘンテナ
修正後 スミスチャート

然る後、ひーこらアンテナ 上げ、まずは SWR測定。やはり変に波打ってはいるものの 改善はしている。スミスチャートでも 怪しさは かなり減った。(^^;)

しかしながら、MMANAによる SWRのシミュレーション値とは 相当 かけ離れているとしかいいようがない。 *18


MMANAによる SWRのシミュレーション


これだけ違う原因はどこにある?


ひとつ気になっているのは、今回のアルミ平棒エレメント。MMANA上では 半径2.8mmとしているが 実幅が10mmもあり、エレメント間隔が狭い場合には MMANA計算データの誤差が大きくなるのではないか。 *19 *20

今回の給電部のエレメント間隔は 47mm。前任の7エレでは 76mmなので かなり狭まっている。そこで、給電部エレメント間隔が 60mm未満にならないように設定した MMANAデータも作ってみた。

MMANA data file
hhu435-12-200e8.maa ←適当にお使いください。

実は こちらの方が 少し広帯域 かつ F/B比も良いのだが、その差は 大きくなく、けっきょく データを作るのみで終わった。



12エレ Hヘンテナ。仰角は 約5度。


と いうわけで、実際のアンテナは こんな具合。
仰角は隣の 144の5エレと同じく 約5度に設定。若干 地上波にシフトした形となった。 *21

衛星では AOS/LOS付近メインということになるが、天頂付近でも 距離的には近いわけで 何とかなってるっぽい。 *22

また、RS-44等の衛星スレスレ低仰角受信では、修正前と比べると 確実にゲインUpしたという印象である。

休日は 衛星のほか 430MHzの FT8にもQRVしてるので よろしくね。



hhu435-12-200e8.maa の MMANA と MMANA GAL basicとの計算結果比較。青が
GAL


おまけ

footnoteで、hhu435-12-200e8.maa の MMANA と MMANA GAL basicでの計算結果が 周波数的にかなりズレる と 書いた件・・

双方の計算結果画面を スケールを合わせて 合成してみた。

傾向としては似ているものの、MMANA GAL basicの方が 約5MHz上にズっている。

移動用12エレ八木宇田の MMANA と MMANA GAL
basicとの計算結果比較。青が GAL


しかし、当方の移動用430MHz12エレ八木のデータで計算させてみたら・・あら不思議。

双方の計算結果は、ほぼ 一致しているのである。

Hヘンテナのどこが悪いんだよぉぉお!?

MMANA GAL basicは デザインイマイチだし、ワケのわからないエラーで計算や最適化が 止まったりするので あまり使いたくないのだけれど・・ 計算は速いんだよなぁ・・ (^^;)

誰か MMANAのコンパイル通して 新版ビルドしてくれないかなぁ・・ *23


Comments(2)

*1 光陰矢の如し・・といった方が いいかも・・

*2 単純とはいえ 基本200Ω給電なので Uバランを作る必要があり、ここらへん 胸張ってメリットとはいえないかも・・ まあ、ハッキリいって 意地ですな。

*3 15mm×15mm。2m。

*4 エレメントは 幅10mm 厚さ2mmの アルミ平角棒。半径2.8mmのアルミ棒として計算。幅aの平棒→r=0.25a と いう変換式が元ネタ。

*5 MMANA、作者の森さんは 既に開発を行っておらず、オープンソース扱いとなっている。URL→ https://github.com/ja7ude/MMANA 誰か受け継いで!

*6 これもブーム電流による悪影響を排除する目的・・なのだが、目論みどおり働いているのかどうかは・・ (^^;)

*7 1980年代初頭に購入。2004年の台風で落下。

*8 MC70は CL6DXZにも使われているが、DXXのは Uボルトの幅が少し狭い(5cm)。

*9 200Ω→ 50Ω変換。

*10 あとで この流用が 失敗だったことが判明。

*11 丸すぎるのはアヤシイ。

*12 430.510MHz

*13 435~438MHz

*14 現用の144/430用ローテータは 正確な角度が出ない。(^^;)

*15 S1~S9が 3dB刻みだとすると、3×(9-1)=24で F/S比や F/B比は 24dB程度?

*16 かなり以前から 錆びて損失増えてたのかも・・ orz

*17 錆びていた部分は 廃棄。残りの部分は VUHFには使いたくないが、HFロウバンドなら使えるかな?

*18 2未満なら いちおうセーフ。それでプロテクトかからないなら まったく問題ないといっても良い。ホントかよ>ほぼホント。EMEとか大電力突っ込まないなら。

*19 MMANA自体の 計算精度は HFハイバンド~144MHzまでは かなり実物に近いのではないかという印象があるが、430以上は 現時点では確信もてない。

*20 今回 MMANAと MMANA-GAL basic の 本アンテナの計算結果が 430MHzでは かなり異なる(3~5MHzズレる)ことが判明した。原因は 不明。

*21 これでも 仰角 0.5度の衛星の信号が受信できたりする。

*22 しかしながら、やはり 仰角40度以上になると アクセス困難となる場合が多い。

*23 当方、C++ は まったく判りません。

Tada/JA7KPI : 2021年09月06日(月)

feed ラジオ東北 (2021/9/2 14:52:39)

ラジオ東北・・ 仙台の東北放送ではなく、現在の秋田放送(ABS)ラジオのことである。

ラジオ東北 タオル


で、そのラジオ東北だが、1960年のテレビ放送開始とともに秋田放送に改称したとのこと。 *1

と、いうことは、この写真のタオルは 1959年以前のノベルティグッズということになる。

ラジオ東北 タオル文字拡大


実は このタオル、ウチのお袋のタンスから出てきたのである。
秋田放送には ラジオ東北時代から 現在まで放送されている 『 お誕生日おめでとう 』 と いう番組があるが、お袋は この番組に よくハガキを送っていた。その関係なのか、あるいは ほかの番組がらみでもらったものか・・ *2

さておき、このタオル、おそらく一度も使用されていないものと思われる。
ちょっと 色的にどうなのよ と いう くたびれ方なので 洗濯したい気もするのだが、「ラジオ東北」の文字が消えてしまいそうで恐い。(^^;)


*1 ちなみに 東北放送は 昔 ラジオ仙台という名称だったらしい。

*2 お袋本人は ラジオ東北というラジオ局は覚えているようだが、タオルの件は 忘却の彼方・・ (^^;)

Tada/JA7KPI : 2021年09月01日(水)

feed 三種町VUミニ移動 (2021/8/31 21:51:33)

本日は ギガヘルツコンテストなんだけど、ちょっと移動してみるか と 鶴形の 幟山へ行ってみたら、最後の坂の手前に直径40cmほどの倒木が・・

Invalid Text


ま、またかよ!! *1 ・・で、バックのまま急坂を降り *2 第二候補地の 三種町 石倉山へ。現地の標高は わずか140m。鳥海山山頂はギリで見えるはず。

以前の移動で 熊と遭遇した場所なので 爆音ロックでアンテナ設営。熊は出なかったけど、でかいアブに囓られた。毒が少ないみたいで蚊に刺されたのよりも痒くはないが、囓られると いててっ! 痛い!! *3

10時少し前から QRV。
まず 1200MHzを聞くが まったく無感。たぶん みなさんFM優先なのだろうけど、 CW/SSBでも CQ出してほしい・・ *4


三種町石倉山 某中継所近傍。山の中なので暗い・・


しかたないので 某掲示板に 書込み、144CW で CQ。 *5


けっきょく 144で 新潟 富山、430で 新潟 東京 神奈川とできた *6 。まさか 1エリアとできるとはね。
標高 わずか140mでも 飛びますぜ。 *7

ギガヘルツコンテストは 何度かワッチ/CQしたものの 何の信号も確認できず。でも、タイミング合えば CWならできたんじゃないかな・・ 残念!

て ことで、今回は 衛星も無しの短時間のみのQRV。10時40分で撤収開始。トータル3時間10分で帰宅。


Comments(2)

*1 今年の3月には通れていたが・・ ここ数年 倒木がやたら多いのが気になる。

*2 超苦労した。狭い道でも切り返しでクルマの向き変えた方が安全ではないか。

*3 アブは 皮膚を噛み切っているもよう。

*4 3モードが それぞれ有効なので CW→SSB→1MHzUpして→FM と QSYするのが理想では?

*5 さすがに ギガヘルツコンテストでのQRV周波数は書けないので 1200も出られます・・と書くのみにとどめた。

*6 すべて固定局。

*7 東京方面には 鳥海山 朝日岳などのデカい山があるが、多段回折ではなく 接地型ダクトがメインで、山岳回折は せいぜい一段なのではないか。こちらからは とにかく鳥海山が見えるポイント・・ってのが重要なのでは?


feed RS-44でUAE (2021/8/26 23:27:05)

Invalid Text

衛星 RS-44で中東Windowが開く・・と いうことで、移動することにした。

狙うのは UAE、United ARAB Emirates の A65BR だ。この局とは 50MHzのデジタルでもQSOしている。


移動地は 能代市 落合浜、OJ Beach。 *1

ここのグリッドは シャックと同じ QN00AF。シャックから狙えるのは仰角1度以上だが、OJ Beachからは 1度未満でも しとめることが可能だ。実際、今回のWindowの 最大仰角 MAX Elevation Angle は 0.9度である。

衛星AOSのほぼ1時間前にシャック発。現地には 10分ほどで 到着し、アンテナを 5m程度まで上げる。 *2


能代市 落合浜 QN00AF。さすがに真っ暗なので 海は写らない。


21時36分 RS-44の AOS。北海道 紋別の JH8FIHが CWでコールサイン連打している。これは 中東へのアピールか。しかし、A65BRは まだ 見えないはずだ。


21時38分、UAE側での AOS。カスカスで聞こえる。FIH局とQSOしているっぽい。

21時40分、ほぼ 当方の MEL。カスカスだったのが ハッキリ聞こえてきた。A65BR との QSO成立だ。ウレシーーーー!!! *3

実は、本日は 前のパスで モンゴルの JU1WP とも QSOできているので DXCC/VUCCとも 2UP である。

衛星経由だから確実にQSOできる・・ かと いうと 実はそうでもない。プロ仕様の静止衛星じゃないし、スピンしてるし、パワー 無いし・・ そこが また 面白いのである。 *4


ただ 1局と QSOするために 移動する・・ ってのも また 楽し。次回も よろしくね。



2021.8.26 追記 :

つい Twitter で PN90からだってQRVできるんだぜ! ・・と 書いてしまったので、QRVしなければならなくなってしまった。(^^;)

いつもより早めに晩飯済ませ、当初予定していた PN90XDじゃなく PN90XF 能代港 はまなす画廊に急行。XDは標高あるので伝搬的には安心できるが、ちょいと山の中。XFは 標高3mで しかも 防波堤が高いのだが、しかし 能代港なので 灯りがある。

なんとか予定どおり スタンバイ。しかし、マイナス仰角では 自ループ取れず。21:17 AOS後、ようやく 0.5度超えて ループ取れる。

CQ連発するも 呼ばれず。UAEの AOSは 21:22。その 1分後、A65BR Olegさんと QSO できた。

その後 CQ継続して E21EJC とも QSO。KOBさん、ホントに 耳 いいなぁ・・ (^^)


Comments(2)

Tada/JA7KPI : 2021年08月15日(日)

feed KCJ 2021 (2021/8/23 0:03:00)

KCJコンテストにQRV。ただし例によって あまりリキ入っていない。

2019年 に続いて今回も 50MHzシングル。二日目の朝飯後から参戦。

 <時間およびエリアごとの交信局数>

[50 MHz]
         1     2     3     4     5     6     7     8     9     0     合計    累積

 [08]    -     -     -     2     1     3     -     -     -     -      6       6
 [09]    -     1     3     4     3     3     3     -     -     -     17      23
 [10]    -     2     2     2     -     1     2     -     -     -      9      32
 [13]    -     -     -     -     -     -     1     -     -     -      1      33

Total    -     3     5     8     4     7     6     -     -     -     33

10時半以後は パッタリと聞こえなくなってしまった。

その後は飛行機散乱っぽい感じで 両JQ1*IVとか JH1NX*局が聞こえたものの なんぼ呼んでもダメ。けっきょく 1エリアとは出来ず。ほかにも北海道らしき信号が聞こえたのだが コールサイン確認できなかった。

 <マルチマップ>

    SRKSINSTKHIHOOAIAYMFNNTKCSITGYSGAMKSNOWHTFIOSYTHKTEKFSNKOMKOOM
    YMKCSMBCRDRYMHMTTMGSINKNBTBGMNOFCETIRSKGYIKYNGTSASHCOGSMTZGNGT
  50..............**..*.............**..*..*...******..*..***.....

今回も 支援QSOに徹しよう・・ と思っていたが、またまた ふらふらと CQも出してしまった。 *1 (^^;)

11~12時や 14時以降も いちおうワッチはしていたし たまにCQも出したのだが、けっきょくボウズに終わった。


*1 すみません。反省が足りないようです。

Tada/JA7KPI : 2021年08月22日(日)

« [1] 14 15 16 17 18 (19) 20 21 22 23 24 [27] » 

execution time : 0.053 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
36 人のユーザが現在オンラインです。 (24 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 36

もっと...