無線ブログ集
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年間走行距離、本日のポタリングと スーパー買出しで ようやく 2500kmを超えた。
2500kmというと、昨年は 10月初旬に到達していたはず。
この分では、年間 3000kmは ちょっとキビしいか? 12月には雪が降ると思われ、実質 1か月しか残っていない・・
今年は コロナ禍ということもあったわけだが、当地の自転車的には 影響は わずかと思われる。けっきょく 個人的な問題・・ 無線の方が 忙しかった・・ のかな。
それとも 寄る年波のせいか・・ (^^;)
ところで、2009年から使い続けてきたサイクルコンピュータが故障した。しばらく放置していると勝手にリセットしてしまったり、ホイール長が あり得ない値に書きかわってしまったり・・ で、2012年に入手した同型の予備に取り替えたのだが それも 数か月で まったく同じ症状で故障。▽□ータイマみたいなものか。(^^;)
けっきょく サイコンは新調。元のと同じメーカのものにしたのだが、センサやホルダは 前のがそのまま使えた。
- 累計距離 2514km (今年分) *1
*1 サイコンが変わって 小数点以下は 表示されなくなってしまった。

昨年に引き続き、今年も JARL QRPクラブ主催 QRPコンテストに参加。
昨年は 全バンド 1Wにしてみたが、さすがに 5Wに比して -7dB、完全に負けてしまうっぽい。
以前から
いってるように QRPとは 自分の認識では せいぜい 3W未満・・ と いうことで、今回は 空中線電力 2.5W
に設定しての参加となった。使用RIGは IC-756pro3改。 *1
当日は 雨降り。13時コンテスト開始だが、CONDXは 悪い方だと思われた。
14時過ぎ、ノイズレベルが 急に上がったと思ったら、しばらくして ズドドドーン!!! と 落雷があり、いきなりノイズが消えたりして・・
ロウバンドは 雷由来の空電、50MHzも 驟雨雑音でダメダメ。14~28MHzはノイズは無いものの、CONDXは 国内向きではなかった。
<タイムチャート> | 13 14 15 16 17 18 19 20|合計 ----+------------------------+---- 1.9| - - 2 - - 3 7 11| 23 3.5| - 4 6 3 6 - 1 2| 22 7| 8 7 - - - - - -| 15 14| 2 - - - - - - -| 2 ----+------------------------+---- 合計| 10 11 8 3 6 3 8 13| 62 累計| 29 41 |
<エリアごとの交信局数> 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 合計 [1.9 MHz] 8 2 - 2 - 3 3 2 - 3 23 [3.5 MHz] 9 2 1 1 1 1 1 3 - 3 22 [7 MHz] 7 1 3 1 1 2 - - - - 15 [14 MHz] - - - - - 2 - - - - 2
なお、メインは あくまでも 1.9MHzである。 *2
CONDXは 昨年よりも悪かったものの、パワーが
昨年比 +4dB(2.5倍)なので とりあえず 局数的には 昨年を超えた。
パフォーマンス的には 昨年同様 何度もシャック離脱するなど フル参加はできなかったが、まあまあ 楽しめた。また QRVしたい。(^^) *3
Comments(3)
*1 メインRigは コンテスト開始直前に ドックから戻ってきたが、梱包を解いたのみで使用せず。
*2 アンテナは 国内向き とは いえない代物だが・・
*3 「QRP」を冠するコンテストでは 3W未満でQRVするつもり。

だいぶ遅れてしまったが、話題の NanoVNA を入手した。
さすがに VNAなので
伝送特性も測定できるわけだが、当方でのメイン使用方法は やはり アンテナ・アナライザだ。
存在自体は 早い段階で知っていたのだが、まさか ホントに安価だとは・・ (^^;)
ネット通販 *1 で発注したが、取説は無し。
まぁ メーカが違っても 基本的に 同一のハードウエア *2 だし、ネット上には いろいろ 情報が転がっているので なんとかなる・・って感じ。
アンテナ・アナライザとしては SWR画面と スミス・チャート画面くらいしか使わないし。
気をつけるべきなのは、キャリブレーションかな。コネクタがSMAなので Mコネに変換するために BNC経由でおこなっている。OPENとLOADは いいとして、SHORTを確実にしないと ワケ判らない測定結果となってしまうので注意。
測定結果を USBケーブル経由で PCに取り込むこともできる。というか、PCの画面から 測定パラメータを設定可能だ。 *3
これは ウチの スローパーモドキの 1.8MHzにおける SWR特性。
雨が降ると SWR最小周波数は 低下すると思いきや、実は 上がってしまうということが判明。晴天→1.81MHz 雨天→1.89MHz。なんでやねん?? *4
同じく スローパーモドキの 3.5MHz。こちらは安定。全天候型。
3.7MHzを超えると Rig内蔵ATUでは マッチングがとれなくなる。
同じく 7MHz。こちらも ほぼ安定。
SWRだけじゃなく、スミス・チャート画面では 複素表示のインピーダンスも判るのでFB。
ただし、液晶画面が小さくて 当方の眼力では ギリギリだ。ロー眼進んでる方は キビしいかも? *5
しかし・・ いつのまにか立冬も過ぎ、本日は 初雪が降った。
予定していた
アンテナいじり、マトモにできるのか・・ ??
B07WCPQGBF *6
2019.11.20 追記 :
ファームウェア が なんと Ver.0.5.0まで Updateされていたので、さっそく 入れ替えてみた。
たしかに 測定レンジが 1.5GHzまで拡張されている。
しかし、当方の SMA~BNC~M型の変換コネクタの特性がぜんぜんダメで マトモに測定できそうにない。SMA→Mや
SMA→Nの変換コネクタを調達する必要があるだろう。
本家のマニュアル も発見した。たいへん参考になる。
電池残量表示用ダイオードのハンダづけは なんとかできたものの、視力的に ここらへんが限界である(^^;)。
なお、使ったのは 1S1588系の普通のスイッチング用シリコンダイオード。
2019.12.6 追記 :
1200MHz用 自作アンテナのSWRを測ってみた。
- 黄: 14el 八木宇田
- 赤: 5el クアトロヘンテナ
- 青: 22el Hヘンテナ
ノイズなのか他の要因なのか、かなりギザギザ *7 *8 になってるものの 傾向は判る。ただし 1300MHzを超えると かなり怪しくなるようだ。
ちなみに、ウチの NanoVNAは 無シールドのやつである。
自分でシールド版をハンダづけすることも可能だが、シールド版 装着することで 逆効果となることも考えられるので
もう少し様子見しようと思う。 *9
2020.1.21 追記 :
M型コネクタ使用のUHFでの測定で どうにも信頼できない値が出ることがある。これは自作の50Ωダミーロードがヘタレなのでは・・??
ということで、新たにダミーロードを作ってみた。
ブツは 白いプラスティック樹脂絶縁体のM型コネクタのオス。抵抗器は 100Ω2本使った方が性能が良いような気もするが 1/8W型の51Ω 1本のみ。
これを使って他のダミーロードのSWRを測ってみたら・・ 某D社の放熱器がカッコいいやつは 430MHz帯から既にダメ。1.5もある。古い某H社のものは430はクリア。1290MHzでも 1.5だ。旧い自作ダミーは 430はセーフだったが 1290MHzではダメダメだった。
SMAコネクタしか使わないのなら 付属のダミーロードを使えばいいわけだが、他のコネクタを使う場合は それぞれのコネクタでダミーロードを用意してCALIBRATEすべきだろう。
なお、ファームウェアは 先日リリースされた 0.6.0に更新した。マーカのトラッキング機能が追加され、SWR最小周波数を自動的に追跡してくれるのはありがたい。
さて、ソフトウエアの方は
上のグラフ画面でお判りと思うが、NanoVNA.exeというのを使っている。NanoVNASharp.zipというアーカイヴで配布されているっぽい。
現在 Ver.1.03のようだが、これは ソフト側から指定できるレンジは
900MHzまでとなっている。ようするに1500MHzまで拡大した新ファームウェアには完全には対応していないわけだが・・
なんとかなる。(^^;)
NanoVNA Saverというソフトも発表されているが、なんか デザインが好みじゃないので・・ (^^;) *10
あと、シールドの件だが、やはり S11側を シールドすると特性が劣化 するようだ。予想どおり シールドするなら S21側で、アンテナ・アナライザとして使うだけならシールドしないままの方が良いみたいである。
・・というか、完璧なシールドは なかなか難しい・・ということなのかもね。
2020.3.5 追記 :
ファームウェアを 先日リリースされた 0.7.0に更新した。
フォントが少し見やすくなったような気がする。その他細かい修正がなされているっぽい。
表示されているのは、降雨後の 1.8MHz用スローパーモドキのSWR。
Comments(20)
*1 AMAZONでも購入可なのには驚いた。
*2 ハードの多くは中国製。もともとの設計者は 日本。
*3 ソフトウエアも複数発表されている。
*4 本件については さらに検証が必要。
*5 ファームウェア更新すればフォントサイズが若干大きくなるとか? そのほかに 1.5GHzまで測定可能にもなるらしいが 安定度がちょっと心配・・
*6 この製品以外にもクローンが 複数販売されている。もちろんアマゾン以外でも。
*7 3つとも 手持ちでの測定。HFのワイヤアンテナが 風が吹くとギザギザになるのと同じ?? いや、それだけではないだろう。
*8 900MHz超は 5倍高調波使用で NanoVNAの出力が弱いのが原因とのこと。
*9 S21を使うなら、アイソレーションが気になるのでシールドした方が良いのだろう。
*10 デザインは 極めて重要である。

相鉄線 さがみ野駅で下り、座間の FCZ研究所を訪ねたのは、いつだったっけ・・??
あれは、Hヘンテナの実験がひととおり終わった後・・
モービルハム誌に『逆相給電ダイポールスタック』みたいな呼称で紹介された頃だ。 *1
あの名前はないんじゃないか・・というハナシになり、大久保さんが
おもむろに電話をかけ、「今、開発者のひとりが来てるから・・」と話して受話器をよこした。
相手は モービルハムの編集さん *2 だった。「あれは Hヘンテナ以外の何物でもない・・」みたいなことを話したと思う。 *3
その後 仕事が多忙になり FCZ誌の購読も途切れてしまったので、なんとか行けた 1994年のハムフェアで お会いした時は 「どうしちゃったんですかぁ?? (^^)」 と 声をかけられた。(^^;) *4
その後 FCZ誌は 全バックナンバを入手したのだけれど・・
FCZコイル の開発も すごい功績だとは思う。しかし、やはり『 The Fancy Crazy Zippy 』の創刊と編集、これが効いた。 FCZ誌が無ければ この ZCR/bLOG も 無かった 。
R.I.P.
Comments(2)
*1 ホントに いつだったのか記憶が朧気である。1989年以前であることは間違いないが・・
*2 編集長?
*3 Hヘンテナは 後に JA7RKB 十文字先生の紹介で CQ誌にも載ったけれど、「Hヘンテナ」という名称では紹介されなかったように思う。マトモに「Hヘンテナ」で掲載されたのは 相当 後? ・・今でも 真相は不明。
*4 1994年から ボチボチ無線に復帰。FCZさんには 「パケットにドップリ浸ってまして・・」と 言い訳した。

2003年12月から使い続けてきた ルータを MN8300(NTT-ME 住友電工OEM)から BAFFALO(メルコ)の WSR-A2533DHP3
に取り替えた。
MN8300は ほぼ17年間 保ってくれたが、壊れたわけではない。今でも
そこそこ使えているが、ここに来て Wi-Fiが使いたくなってしまったのである。
無線LANといえば、仕事場では マトモな 暗号化技術が施されていない時代に導入してしまい、その後 いろいろあって無線LANは排除。現在も無線LANは使っていない・・ハズ。 *1
そんなことは さておき、まさか 無線LANが ここまで 進化するとは・・ あの FWDNET *2 の時代には 想像もできんかった。
WiFiが使えるほか、有線の速度も 100Mbps → 1000Mbpsと速くなったが、回線契約は いまだ 100Mbpsのままなので 宝の持ち腐れ。もっとも、いちおう ウチのサーバとメインPCはギガビット対応なので LAN内部では 確かに速くなった。 *3
2020.11.1 追記 :
ルータ取り替え後、特に 変なところも無いので これで OKかな・・ と 思ってたら、案の定 不具合が発覚。
その不具合とは・・
旧いWindowsXPノートから LAN内部のメインサーバに接続できるが、他の PCやノードに接続できない・・ と いうものだ。
当該XP機は さすがに旧いので インターネットには出て行けないよう設定。ほぼ
メインサーバだけとのやりとりだけだったので 発覚が遅れてしまった。
不具合XP機につながっているケーブルを
別の予備XP機に挿すと 何事もなく 接続できるので、やはり そのXP機固有の障害だろう。
・・で、いろいろ 試してみて 原因が判明。
種明かしをすると・・ 不具合XP機は ネットワーク・アダプタの
MACアドレス *4 が なな なんと 00-00-00-00-00-00 に なってしまっていたのである。 *5
通常、ネットワーク・アダプタのROMに書き込まれていて 消失するはずがないのだが、ググってみると たまに あるのだそうだ。(^^;) *6
で、底面のフタを開けて ネットワーク・アダプタの MACアドレスを確認 *7 。それを デバイスマネージャ→ネットワークアダプタ→プロパティ→詳細設定→Locally Administered Address に入力。
これで 元どおり メインサーバ以外にも接続できるようになった。
しかし、なぜ MACアドレス無しでも メインサーバにだけは接続できたのか・・
実は メインサーバは
Windowsではない。FreeBSDという UNIX系のOSである。
もしかして、MACアドレスが 00-00-00-00-00-00 で Windows等が受け入れなくても、FreeBSDは も そういう固有のアドレスとして オーライ・・なのかもしれない。 *8
それから・・ 当bLOG関係の セキュリティホールを塞ぐため OSの バージョンUp *9 や tdiaryのバージョンUp *10 も 実施。
いまのところ amazon関係が 上手く動かない状態だが、そのうちなんとかなる・・ と 思う。(^^;)
*1 ただし、お客様用 WiFiフリースポットは設置。もちろん内部Netとは完全分離。
*2 1988年頃~1999年頃に アマチュア無線界で 使われた テキスト転送ネットワーク。
*3 2003年当時、MN8300は 18,000円程度。今回のモデルは 10,000円で おつりが来る。驚愕。(^^;)
*4 物理アドレス や Locally Administered Address とも表される。IPアドレスとは違う。
*5 MACアドレスが 無くても IPアドレスは 設定可能。
*6 長年の 使用で 内部に 湿気が入り込んだのか、はたまた 太陽黒点の影響で 謎の宇宙線が降り注いだためか・・ 根本的な原因は 不明・・
*7 たいてい アダプタの基板に アドレスが貼り付けられている。
*8 妄想かも?
*9 FreeBSD 11.3 → 11.4
*10 tdiary 5.0.14 → 5.1.3

21時過ぎ、CQ World-Wide DX Contest(Phone)の 7MHzで 北米でも聞こえんかな・・と、ボーッと ダイヤルを回していたら、7.500MHzで KTWR フレンドシップラジオなる 日本語放送番組を受信してしまった。
あぁ、そーいえば どこかの Twitterで 見たような気もするなぁ・・と そのまま聞いてたら、いきなり JH8SST/7 さんの お便りが読まれて ビックリ。
基本的に BCLの番組のような気もするが、どーなんでしょ??
パーソナリティさんが 73s を「Seventy Threes」ではなく「Seven Trees」と発音していたが、ちょっと特殊かも??
ちなみに、SINPOコードでは 55545って感じで入感していた。4は フェージングのせい。受信機は IC756proⅢのUSBモード *1 アンテナは スローパーモドキ。
- 録音した音声ファイル (引用 45秒程度)
- 20102501b.mp3
あ、CQ WW自体には ぜんぜんQRVしてません。この後の CWには QRVするつもり。
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*1 選択性フェージング対策

2020年のオリオン座流星群の活動は、 八王子流星電波観望所の速報 によれば ほぼ例年どおりだったようだ。
この オリオン座流星群は 活動のピークが ゆるやかで、MSによるQSOが可能と思われる ZHR>20 の期間が他の流星群に比して長く 4日間くらいある。
しかし、当方が 50MHz MSK144でQSOできたのは 10月21日の22時過ぎ~22日の01時の 5交信のみに終わった。 *1 *2
複数のサイトで 極大は10月21日
という情報が掲載されたため、この期間外のQRV局が極端に減ってしまったためかもしれない。
前述の速報サイトや 前後のPing信号の入感状況から 実際は 10月20日未明~23日午前中の期間
利用可能だったものと思われる。
なお、オリオン座流星群は ZHRが 20そこそこであるため 144MHzでは 無理があると判断し、50MHzだけのQRVとした。
ちなみに、50や144で使えそうな流星群は 次のとおり。 *3
MS | 極大 | 利用可能期間 | MaxZHR | |
しぶんぎ座 | 1/4頃 | ±1日 | 100 | 144MHzでのQSO実績あり |
4月こと座 | 4/22頃 | 1日 | 20 | |
みずがめ座η | 5/6頃 | ±4日 | 60 | |
みずがめ座δ *4 | 7/30頃 | ±6日 | 100 | |
ペルセウス座 | 8/12頃 | ±2日 | 100 | |
オリオン座 | 10/21頃 | ±2日 | 20 | |
ふたご座 | 12/14頃 | -3日+1日 | 150 | 144でロシアとのQSO実績あり |
流星群は 他にも多数あるのだが、ZHRが20を超えないものについては QSOは困難と思われる。
また、ピークで20を超えても ピーク期間が著しく短いものも 使いにくい。
みずがめ座δやペルセウス座の時季の50MHzは Esもあり ありがたみがあまり無い(^^;)・・ ので、144MHzで挑戦してみるのも いいかも? *5
このほか、期間に関係なく 日の出前後の散在流星 *6 も使えるだろう。
近隣諸国の MSアクティヴィティが上がれば もっとおもしろくなるんだけどな・・
*1 JA0GPT JH2DFJ JA3LZS JA1NQU JR2HCB。すべて 逆相スタックによるQSO。
*2 当方の T/Rは すべて 15秒。F Tol は 100でもいいような気もするが 念のため 200。
*3 独断と偏見。50MHzでは 全部の群で QSO実績あり。
*4 実際は みずがめ座δとι、やぎ座などの複合群。(分離困難)
*5 144のEsで ロシアと SSBでQSOできたりもするので イマイチ盛り上がらんか?
*6 秋に多く、春に少ない。

10月10日は 体育の日でも スポーツの日でもなく、 全市全郡コンテスト の日なのであった。
台風が逸れてくれたので 二日目のハイバンド移動か 初日からのロウバンドか迷ったが、けっきょく
やったことのない後者に。
参加部門は これも以前からやってみたかった『電信部門 シングルオペ 3.5MHzバンドP』
C35P と決定。
まず 空中線電力。以前から「QRPとはせいぜい3W未満」と いってる KPIだが、今回は 特にQRPを謳っているわけではないので (^^;) こだわることなく 5W弱に設定 *1 。アンテナは 例によって スローパーモドキ 。ほぼ無指向性、垂直偏波。3.5MHzでの実績は あまりない。 *2
21時 コンテスト開始。QRMも強力だし JARL4大コンテストのP部門への参加は初。ここは やはり 呼び回りから 入るべきだろう。
始めてみると けっこう コールバックがある。これは意外。もちろん ぜんぜん無反応な局は いたし、小パイルでも 当然 負けてしまうのだけれど・・
Pでの呼び回りにしては いいペースで(?) QSOができ 1時間半以上 Rigの前に座ってたら、いきなり 右の腿が痙った。うおぉおお なんでやねん!? *3
00時を回り 新局が見つからなくなり、なんだか静かになっても来たようだ。02時過ぎて
ダメ元CQビーコンしてみたら、これが けっこう呼んでもらえて 積み上げできた。 *4
もっと
早くから 空き周波数探して CQ|S&Pの併用作戦とった方がよかったのかも。 *5
03時過ぎても CONDXは 続いているが さすがに新局がいない。眼も かなり疲れてきていて *6 03時半で 第一ラウンド終了。目覚ましセットして 就寝。
目覚ましの設定時刻 05時半を大幅に超過し 06時過ぎに起床。 *7
さすがに 日が昇ってしまって CONDX低下。レートもガタ落ち。四国九州も聞こえなくなった。
08時前後は 朝飯の支度等のためシャック離脱。その後 09時半頃まで粘ってみたが まったく伸びず、そこで第二ラウンド終了とした。
ちょこちょこ家事をこなし、昼前には 1時間程度仮眠。昼飯喰って 13時半過ぎに シャックに復帰。
しかし、局数は まるで増えない。やはり 15時を過ぎないと・・
ここで 急きょ 第三ラウンド終了とし、いつもは 18時頃している スーパー買出しに Go。
15時半頃 シャックに復帰して第四ラウンド。CONDXは回復基調だが、さすがに 昨晩~未明のようにはいかない。
17時台 再び CQ|S&P併用作戦してみるも 半分くらいの出来。S&Pに手間取ると ビーコン周波数を乗っ取られてしまう・・ しかたないね。
18時台は 晩飯の支度等で またまた シャック離脱。晩飯自体を21時にシフトすることも考えたが・・ さすがに それはできん。
19時から 最終ラウンドへ。
ざっとワッチしてみると、CQ出してるのは ほぼ 交信済の局だ。この局面では
CQメインで行くべきだろう。3.524付近の キークリックが ちょっとカブる隙間に陣取る。
しかし 併用していた S&Pで 割と簡単に取れると踏んだ局が 呼び負け続けて どうしても取れず、案の定 ビーコン周波数の方が取られてしまって。ダブルパンチ。
20時半以後 各局ラストスパートに入ったのか空き周波数が無く、S&Pに専念するも やはり負け続け、できたのは わずか1局。無念・・ *8
というわけで、データは 以下のとおり。
<タイムチャート> | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20|合計 ----+------------------------------------------------------------------------+---- 3.5| 30 23 22 17 22 27 3 - - 7 10 2 5 - - - 2 1 8 8 13 - 9 12| 221 ----+------------------------------------------------------------------------+---- 累計| 75 141 144 163 168 171 200 221|
皮算用で 300qsoくらいすれば 優勝ラインというのは判っていたが、フル参加可能な状況でもなく、そこまでは
到底無理と踏んだ。
で、まぁ200くらいならできるかな・・ と 思ってたのが 17時台で
到達してしまい、安心してしまって 戦闘レベル ちょっと落ちてしまった。 *9
<時間およびエリアごとの交信局数> [3.5 MHz] 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 合計 累積 [21] 12 2 5 2 - 1 2 1 2 3 30 30 [22] 5 2 3 - 1 4 3 1 - 4 23 53 [23] 5 11 2 1 - - 1 - 1 1 22 75 [00] 8 3 - 1 2 1 - - 1 1 17 92 [01] 14 1 3 - 1 - 2 1 - - 22 114 [02] 14 5 3 - 3 - 1 1 - - 27 141 [03] 2 - - - - - 1 - - - 3 144 [06] 2 1 - - - - 2 - - 2 7 151 [07] 3 1 1 - - - 4 1 - - 10 161 [08] 2 - - - - - - - - - 2 163 [09] 2 2 - - - - - 1 - - 5 168 [13] 2 - - - - - - - - - 2 170 [14] - - - - - - 1 - - - 1 171 [15] 2 1 2 1 - - 1 - - 1 8 179 [16] 4 1 1 - - - 2 - - - 8 187 [17] 4 2 3 - - - - 1 1 2 13 200 [19] 5 - 2 1 - - 1 - - - 9 209 [20] 3 2 - - - 1 1 2 1 2 12 221 Total 89 34 25 6 7 7 22 9 6 16 221
1~3エリアは まあまあだが、4~6エリアは ダメだった。アンテナ的には 4~6エリアは得意なハズ・・と 思っていたのだが、実際は そうでもなかったということだ。 *10
また、1~3エリアの数に比して 7エリア管内の少なさは どうだ。3.5だし、もっと QRVがあるものと 思っていた。これは 致命的といえよう。
とはいえ、このくらいの レートが 当方には合ってるのかな。(^^;)
弱い信号を採っていただき、ありがとうございました。これに懲りずに また よろしくお願いいたします。
*11
Comments(7)
*1 ダミーロードとパワーメータの30Wレンジで 4.8Wくらいに調節。Rigは IC-756proⅢ改。
*2 受信専用アンテナとして 14MHz用逆V+アンテナカプラ を用意したが ノイズは少なく 出番はなかった。
*3 コンテスト中の 痙攣は これが初。(^^;)
*4 やはり 5Wは それなりに飛ぶということだ。やはり QRPは 3W未満が正解?
*5 02時台に 1回だけだが VKのスキマに 8dBで拾われていた。ビックリ。
*6 最近のコンテストは 眼も使う傾向にシフトしてきているものと・・
*7 目覚まし止めた記憶は 無い (^^;)。なお 日の出は 05:45。
*8 ランニング局も それを呼ぶ局も 多くなっていた。CQビーコンに専念した方が良かったのかも・・
*9 ここらへん、やはり トシなのかもしれない。
*10 打ち上げ角や 放射パタンからは 1エリアよりも 南西方面の方が強いハズなのだが、CONDXに勝てるほどではなかったと・・
*11 コンテスト終了直後、ZLOGの令和Versionが正式リリースされているのを見つけた。

先日 WSJT-X のリリース候補版 v2.3.0-rc1が出たので、JTDX vc2.2.0-rc152とのデコード比較を おこなってみた。
10月4日 12時半~24時までの 50.313MHzのデータである。
FT8 Decode比較 | 総Decode | ミス | 有効 | 単独Decode |
JTDX 2.2.0-rc152 | 222 | 2 | 220 | 42 |
WSJT-X 2.3.0-rc1 | 182 | 0 | 182 | 4 |
結果はTABLEのとおり。今までと ほぼ同様で、JTDXの方がデコード数が多いもののミスもある。JTDXがデコードできず WSJT-Xがデコードできたのが4。しかし WSJT-Xがデコードできず JTDXがデコードできたのが42もある。差分を吟味すると、JTDXは -20dB前後の弱い信号に やはり強いようだ。 *1
さて、今回の WSJT-X rc版には 新モード FST4 が搭載された。これは LF MF帯向けのモードということだが、 Quick-Start Guide to FST4 and FST4W には次のような記述がある。
FST4-15 has been found very effective on 50 MHz ionospheric scatter paths.
FST4-15は 50MHzの電離層散乱伝搬において 非常に効果的であることが判明している。
しかしながら、まだQRV局数が少ないため FST4-15の50MHzにおける検証はできていない。
また、FT8やJT65と違い、シングル・デコードや TOL、さらに NB(Noise Blanking) の設定等 吟味すべき点が いくつかある。
QRMに弱いのでは
という懸念もあり、FT8に取って代わるということにはならないとは思うが、どのような伝搬で有効なのか見きわめていければと考えている。
*1 JTDXは マイナス一桁等の 比較的強い信号についてデコードに失敗する率が高いのではないかと 感じていたが、今回は 検証できず。

以前 YAESU FTDX101MP の不具合等について 記事 を書いた。
一部の不具合については YAESUも認めており、ファームウェアの更新で対処する・・ みたいな回答を得ている。
・・しかし、そのファームウェア、一向にリリースされる気配がない。もう啓蟄なのに・・(^^;)
ま、そっち方面は置いといて、不具合の続編ということで・・
●アンテナチューナーについて
1.9MHz帯において SWR=2程度のアンテナ(1.8MHz帯優先に設定)を接続してオートチューニングさせてもSWRがほとんど改善しない場合が多いです。
他のバンドでは発現しません。
しかし、別の問題でMEMLIST LOADやMENU LOADを実行したら、今現在はSWR1.2以下に収まるようになっております。
当方のアンテナの問題なのでしょうか。
当方のアンテナが本当にアホな動作をしているという可能性も確かにあるが、以前、マイクからのSSB送信に限って HI-SWRになってしまうなどというワケのわからない不具合もあったので、やはり疑ってしまうのである。
YAESUからの回答は、 『 一時的にチューナーが誤動作した可能性もあるので リセットして再チューニング 』 ・・で あった。
とりあえず 様子見するしかないが、これまでの例から推し量ると再発の可能性あるものと・・
●スクリーンセーバーについて
セーバーの起動時間を15分に設定していますが、数時間経ってもセーバーが起動しないことがあります。
この事象は、毎回必ず起こるというわけではなく、何がトリガになって発生するのかは判明しておりません。
回避策があればお示しくださいますようお願いいたします。
YAESUからの回答・・ 『 無線機のSWやツマミのどこかが反応していると思われます。触っていない状態でも、ツマミ等の微妙な位置による可能性も・・ 』
ナニ言ってんだ・・ と 思った。実は この スクリーンセーバーが変・・ と いうのは海外でも話題になっているのである。で、次のように返信。
そうであるとすれば セーバープログラムの起動しきい値設定がおかしいのでしょう。
ファームウェアの改修で改善できるものと考えられますので、当該部分のコードをチェックしてくださいますようお願いいたします。
●テキストメモリからのRTTY送信やボイスメモリからのSSB送信 + α
以前、テキストメモリからのRTTY送信やボイスメモリからのSSB送信ができなくなることについて問い合わせしておりましたが、依然として症状が出ております。
先日もUSB/LSBで送信状態にはなるものの実際には送信しないという事象が発生しました。
ちなみに、このときAM/FMではボイスメモリからの送信はできました。また、CWでもテキストメモりから送信できました。ただし、RTTYでは送信にはなりますが中身がなく、NULLコードを送信しているものと思われます。
もちろん、マイクからのSSBの送信は問題ありませんでした。
MEMLIST LOADを実行しても改善なく、MENU LOADで正常化しましたが、RTTYでは これまで何度も再発しておりますのでボイスメモリからのSSB送信についても再発するおそれが高いと考えております。
改善策はまだないのでしょうか。
新しく出荷されている実機には 既にバージョンアップされたファームウェアが搭載されているという情報があります。
なぜWebサイトでリリースされないのですか??
これら上記ふたつの問い合わせに対してのYAESUからの回答は まだ 無い。
なお、新規出荷の実機に 新しいファームウェアが搭載されていることは、海外のNet掲示板でも取り上げられている。もちろん YAESUの海外版サイトにも新ファームウェアの情報は無い。まさに言語道断な振る舞いであろう。ソフトウェアが不得意というのと新ファームウェアを隠してリリースしない あるいは リリースを遅らせる・・というのは 次元の違うハナシだ。
あぁ、昔の八重洲無線とは違うんだな・・ と。まこと 残念である・・
2020.3.16 追記 :
どうも 本日付で 新ファームウェアがリリース されたらしい。 *1
* MAIN V01-07 → V01-13 * DISPLAY V01-02 → V01-05 * Main DSP V01-04 → V01-05 * Sub DSP V01-04 → V01-05 * Main SDR V01-12 → V02-03 * Sub SDR V01-12 → V02-03 * AF DSP V01-00 (No Update)
しかしながら・・ 「主な変更点」に 当Blogで指摘した件は含まれていない・・
「その他の機能改善、最適化」に
入ってんのか・・なぁ~?
とりあえず インストール完了。様子見である。
2020.3.17 追記 :
- メモリーチャンネルモードからリストを表示させた場合 MULTIツマミを押して その周波数に変更できない問題 → 改善。
- DATA-Uで周波数関係が1500Hzズレてしまい FT8などで運用しづらい問題 → 改善。
以上 2点は改善を確認した。残りは まだ様子見。
2020.3.19 追記 :
- スクリーンセーバーが起動しないことがある問題 → 直ってない。設定どおり起動することのほうが多いのだが、延々と起動しないままなのは いかがなものかと。
また、ファームウェアの解凍に失敗する例もあるようだ。実は 当方も 2回解凍したクチである。
ついでに新たなバグ(?)を発見してしまったりして・・ 詳細後日。
2020.3.22 追記 :
- RTTYデコード画面を表示させた状態での TEXTメモリからのRTTY送信がNULLになる問題 → 再発したので 直ってない。デコード画面を閉じれば正常送信できるが無意味。今回は MENU LOADではダメで、MEMLIST LOADで正常化した。なんなんだ!?
ボイスメモリからのSSB送信については 今のところ再発なし。
2020.3.24 追記 :
3.19追記で言及した『新たなバグ(?)』について・・
●メモリーチャンネルとFIXモードのスタート周波数について
メモリーチャンネルでの運用時、スペクトラムスコープの表示モードをFIXに設定し、スタート周波数を入力して【ENT】を押すと、メモリーしていた周波数がスタート周波数に書きかわってしまいます。
これはバグと思いますが、いかがでしょうか。とても困ります。
なお、通常のVFOでの運用時も スペクトラムスコープの表示モードをFIXに設定し、スタート周波数を入力して【ENT】を押すと、受信周波数がスタート周波数に書きかわってしまいますが、以前はこのような動作ではなかったと思います。いかがでしょうか。
この問い合わせをメイルで送信したのが 19日夜。そして、本日 朝のYAESUからの回答・・ 『 確認させて頂きますので、お時間を頂ければ 』 ・・とのことだ。これを どう読む? まぁ、当方としては待つしかない・・
2020.5.1 追記 :
4月30日、新ファームウエアがリリースされたものの、RTTYのテキストメモリからの送信、FIXモード スタート周波数でメモリーチャンネルが上書きされてしまう問題とも改善されていない。SCU-LAN10対応がメインだとは承知しているが・・
2020.7.24 追記 :
先の問い合わせについては 『今後も検討課題とさせて頂きます』みたいな 誠意のない回答しか得られていない。ハードウエアの問題なら修理してほしい。ソフトウエアの問題なら 早急にファームをリリースしてほしいのだ。
そして、RTTYのテキストメモリ送信の不具合については、今までは MENU LOADもしくは MEMLIST LOAD で いったん正常化していたのだが、現時点では どちらを実行しても NULL送信のままで 正常化できない状態になってしまった。ALL RESETでもダメ。とりあえずは MMTTYとかを使うことで回避はできるわけだが・・
2020.10.2 追記 :
当方の FTDX101MP、現在 OTA区のサービスセンタにて ドック入り中。
詳細は 稿を改める。
Comments(7)
*1 YAESUからは何の通知もなかった。困ったもんである。販売店さんから教えてもらった。