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link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2024/12/4 17:05:42)

現在データベースには 246 件のデータが登録されています。

feed 10月の6mDX '23 (2024/2/14 17:15:52)

当方における 局地的な 6m DX観察メモである。(時刻は JST)

例によって データ取得できていない時間もある。なお、韓国 中国 台湾 香港 グアム等の近場は 原則 ここでは 取り上げない。VKについては個別のコールサインは省略。モードは 基本的に FT8かFT4。他のモードは必要に応じて記載する。


10月1日

 ZL1RQ ZL1RS
VK9LAA
VK2 VK3 VK4 VK5 VK6
DU7/PA0HIP
YB8XOB
FK8CP

ロードハウ VK9LAAはいったん消感して再度入感してきたが、TVの録画観てて出遅れた。当初は南米向けのまま呼んでた・・ けっきょく逃すことに。




10月2日

 VK6
DU7/PA0HIP DU9/W1JET




10月3日

 FK8CP FK8HA
DU1/NF0O DU7/PA0HIP DU9/W1JET
VK4 VK5 VK6 VK8




10月4日

 VK4 VK8
YB3EDD YB9BUD




10月5日

今季初の南米入感。ちなみに、昨2022年の初南米入感日は 10月10日だった。

10時頃

 CE2SV CE3SX XQ3MCC

3局ともCFM済みなので 当方からは呼ばなかった。LUを呼ぶJAもいたが、当方には入感せず。

11時~

 FK8CP FK8HA
ZL1RQ ZL1RS ZL1SG
VK3 VK4 VK6




10月6日

 FK8CP FK8HA FK8HM
VK2 VK3 VK4 VK5 VK6 VK8
ZL1RS
DU1/NF0O DU7/PA0HIP
5W0LM
3D2AG
YB0SAS YB1TJ YB9BUD YC9FZ

夜になって 南の方では なにやらロングパスでカリブ方面が開けたらしいが、当方ではかすりもせず。




10月7日

 VK2 VK3 VK4 VK5 VK6 VK8
ZL1AKW ZL1RS
FK8CP FK8HA
3D2AG
FG8OJ
DU7/PA0HIP

なんか体調悪くて(ダルい+眠い)全市全郡もカリブも 捨てて寝た。




10月8日

起床→体調回復。朝から全市全郡コンテスト終了まで 14MHzにQRV。

 VK4




10月9日

 FK8CP FK8HA
VK3 VK4 VK6 VK8
DU7/PA0HIP DU7OK




10月10日

 VK4 VK8
FK8CP FK8HA
3D2AG
DU7/PA0HIP




10月11日

 FK8CP FK8HA
VK2 VK4 VK5 VK6
DU7/PA0HIP




10月12日

 ZL1AKW
FK8CP FK8HA
VK3 VK4 VK8

6mカリブまつり、新潟や福島あたりまで落ちて来てるようだが 当方には かすりもせず。




10月13日

 VK3 VK4
ZL1AKW
FK8HA




10月14日

 FK8CP
VK2 VK4 VK6 VK8
W8S
4F1EBD DU7/PA0HIP

W8Sは弱い。当地では 浮いたり沈んだり・・

13時過ぎ

 UN3G UN8GEQ

カザフ UN は 8月5日以来の入感。




10月15日

07時~

 CE2SV CE3SOC CE3SX CE4BJ CE4MBH XQ3MCC

W8S

LU1FAM LU1FBP LU3HBA LU4FW

ZL1AKW ZL1RS ZL1SG ZL1SWW ZL2MF ZL3NW ZL3OY ZL3OZ ZL3RC
KH6HI NH6Y

CE2SV CE4MBH LU1FAM LU1FBP LU3HBA と交信。同相スタック 東南東向け。ダイレクト方向は東北東のはずだが、そちらでは弱かった。ちなみに、昨年は 初入感日=初交信日(10月10日)であった。

09時半

 CX6VM CX7FH

10時半

 PY5EG

PY5を呼んだが F.O. ダイレクトでは30度方向だが、100度の方が良かった。PSKRPTRによれば 当方はデコードされていたもよう。

 FK8CP FK8HA FK8HM
VK2 VK3 VK4 VK5 VK6 VK8
4F1EBD DU1/NF0O DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP DV1K




10月16日

 ZL1AKW ZL1SG ZL1SWW ZL1RS

09時頃

 CX6VM
LU5FF LU9FVS

CX6はショートパスの60度方向で受信。スタックは逆相の方が少し良い。東京中心の大圏地図だと80度くらいだが、自局中心だと60度くらい。
さすがに18,000kmも離れると東京中心では誤差が大きくなるのか。要注意だ。 WSJT-X/JTDXの Gridからの計算による Azの値は ほぼ合っているもよう。

 4F1EBD DU1/NF0O DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP DV1IIW DV1K
VK2 VK3 VK4 VK5 VK6 VK8
YB2DX YE9BJM

6m、Euも カリブも まったく見えん。ま、しょうがないねー (笑うしかない)。(^^;)




10月17日

 T2C

09時頃

 LU5FF
 FK8CP
VK2 VK3 VK4 VK5 VK6 VK8
ZL1RS
DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP
YB2DX




10月18日

 FK8CP FK8HA
ZL1RS
VK4 VK6
DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP




10月19日

08時~

 CE2SV

ZL2WHO

LU4FPZ LU8EX LU9AEA LU9HH

09時~

 CX3DAC CX4AAJ CX4DAE CX8DS

VK1 VK2 VK3 VK4 VK5

画像の説明


LU4FPZ LU8EX LU9AEA CE2SV CX3DAC と交信。ショート・パス。スタックは同相。


 FK8HA
DU7/PA0HIP




10月20日

 VK3 VK4 VK5 VK7
ZL1AKW ZL1RQ ZL1RS
FK8CP




10月21日

 VK2 VK4 VK6
FK8CP FK8HA




10月22日

08時

 CE2EC CE2SQE CE2SV CE3MRO CE3SOC CE3SX CE3/CE0YHF CE4MBH XQ3MCC

LU1FAM LU2BA LU3CQ LU3HBA LU5FF LU6FHO LU7HN LU7MC LU7PBO LW1DJ LW2DO

09時~

 KH6AQ KH6HI NH6Y
ZL1RS ZL1SG ZL3OY ZL3RC ZL3RJ
VK1 VK2 VK3 VK4 VK5 VK7
FK8CP FK8HA
3D2AG

オリオン座流星群MS、50.260MHz MSK144で 2局と交信するもDX局は無し。




10月23日

07時

 LU1DLA LU1EEG LU1FAM LU2BN LU2CSG LU2FE LU2FGL LU3AHY LU3CM LU3CQ LU3DI LU3EKW LU3HY LU4EFC LU4FPZ LU5DF LU5FF LU6FHO LU7HN LU7MC LU8DCH LU9ELA LU9FVS
LW2DO LW4DCI

CE2EC CE2SV CE3SOC CE3SX

PY5CC

08時

 CX2CN CX4AAJ CX4DAE CX6VM CX7BJ CX8DS

VK2 VK4 VK6

LU2BN LU2FGL LU3CM LU3EKW LU4EFC LU5DF と交信。

南米盛況の中、出勤。

09時

 KH6AQ NH6JC
ZL1RS

12時~

 DU7/PA0HIP VA7CD/DU7
FK8CP
YE1BON




10月24日

 FK8CP FK8GM FK8HA
VK4 VK4 VK6
DU7/PA0HIP
9M6NA




10月25日

08時

 LU1FAM LU2BN
CX6VM
 VK4 VK6 VK8
DU7/PA0HIP
9M6NA




10月26日

08~09時台

 CX2SA

LU5FF LU9AEA
 9M6NA
VK4 VK8




10月27日

07時~10時台

 L71D LU1DL LU1DPW LU1EEG LU1FAM LU2BA LU2BN LU2DPW LU3AHY LU3BMS LU3CM LU3DXZ LU3ETM LU3FGG LU4DCW LU4FPZ LU5CQC LU5DLE LU5FCV LU5FF LU6HFQ LU6HR LU7HN
LU7IAC LU7JMS LU7PBO LU8ADX LU8DNO LU8EDA LU8ENU LU8EX LU8HGI LU9AEA LU9DO LU9DPI LU9FSD LU9FVS LU9HH LW5DIX LW6EQG LW9DDW

CX1TF CX2CN CX2CQ CX2SA CX3DAC CX3VB CX4AAJ CX4DAE CX4DW CX6VM CX9AU

PP5BK PU3RIN PY3SSZ

CE2SV CE3SX XQ3MCC

スタックは逆相。ほぼダイレクト方向。盛況だったが そのとき見えていた局はすべてQSO済みだったのでシャック離脱して出勤・・

CX4AAJ L71D LU1EEG LU2DPW LU5CQC LU6HFQ LU8HGI LU9DO LW5DIX LW6EQG PY3SSZ と交信。

12時~

 VK2 VK3 VK4
ZL1AKW
T2C
DU7/PA0HIP
9M6NA
FK8CP FK8HA




10月28日

07時

 CX6VM

PY3SOL

08時~09時台

 LU5FF LU9AEA

LU5FFがCQ連発していたので 挨拶してみた。かなりスポッティなCONDX。夏の Es CONDXでも よくある。

南の方では 南米のあと、10時台に北米(K0GU)と120度方向で交信できたというRPTもあるようだ。

 VK1 VK2 VK3 VK4 VK5 VK6 VK7 VK8
ZL1RS ZL4SY ZL4TT
FK8CP FK8HA
V6SX
4G1G DU7/PA0HIP

V6SX +00くらいで見えていて、フルパワーで呼んでダメだったが、3Wくらいにパワーダウンしたらコールバックあり。




10月29日

07時

 LU1FAM LU2FE LU4FW LU4HK LU5DF LU5FF LU6HR LU7HN LU8DRH LU9AEA LW2DAF LW5DR

CE2SV CE3/CE0YHF CE3SOC CE3SX CX3VB CX4DAE CX6VM CX7FH

CE0YHO

CX2SA CX6VM

07時過ぎから約1時間 南米まつりになっていたようだが、寝坊してしまった・・ 県内局がPY3を呼びまくっていたけれど、当方にはかすりもせず。

09時

 ZL1AKW ZL1RS

PY3RTV

いったんおさまっていたのが再び盛り返してきた。
CX2SA PY3RTV と交信。このような再入感がたまにあるが、夏のEs伝搬よりも多い印象だ。

10時台

 HC1MD/2 HC2FG

HCは どちらも-10くらいだったが F.O. HC2FGは大昔('89)にSSBでCFMできてる。
このときは 試しに・・と、スタックを逆相にしていて、そのまま呼んでしまった。同相だったらQSOできたかもしれない・・と思う・・ 悟りの境地は遠い・・

本日のスタックは同相。南米まつりは たいてい 10時台までで終劇・・

11時~

 VK2 VK3 VK4 VK5 VK6 VK8
3W3B
V6SX
VU2FGQ
3D2AG
FK8CP FK8HA
KH6HI
UN2NC UN3GX UN7FW UN7GW UN7JX UN7NTV UN8GEQ
DU7/PA0HIP DV1ZLQ
EX0DX EX8BT EX8MEM EX8MLE EX8MLT
9M6NA

UN2NC UN7NTV UN8GEQ と交信。 カザフは 3か月ぶり。もちろん10月にカザフとQSOできたことは過去 一度も無い。SSN:70なのに・・どこが利いているんですかね?




10月30日

07時~

 CX6VM CX2TQ

NH6Y

LU1PA LU5FF LU6FL LU7HN LU7PBO LU8EX LU9AEA

CE2SV

LU1PA LU7PBO LU9AEA と交信。

11時~

 ZL1RS
FK8CP FK8HA FK8HM
KH6AQ
VK4 VK6
9M6NA
V63CB
DU7/PA0HIP




10月31日

08時~

 PY3SOL PY3SSZ PY3TO

CX2SA CX3DAC CX6VM CX7BJ CX4AAJ CX4DAE CX6VM CX7BJ

AZ5E LU1EG LU1FAM LU3DCS LU3HBA LU4FPZ LU5BE LU5CQC LU5FF LU6HR LU7HN LU7JMS LU8ENU LU9AEA LW2DAF LW4DCI LW4DIR

CX4DAE LU1EG LU7JMS LU8ENU LW2DAF LW4DCI PY3TO と交信。
これで 南米は 7日連続入感。5日連続交信である。

10時~

 ZL1AKW ZL1HD ZL1RS ZL3NW ZL3OC ZL3OZ ZL3RC ZL3RJ ZL3TJV ZL4LV ZL7DX
KH6AQ NH6JC NH6Y
VK2 VK3 VK4 VK5 VK6 VK7 VK8
FK8CP FK8FI FK8GM FK8HA
4F1EBD 4F3OM DU6/N7MOT DU7/PA0HIP DU7/VK4CCV
9M6NA

FK8GM KH6AQ ZL1HD ZL3OZ と交信。


と いうわけで、南米中心の メモとなった。当地では、南米は 07時前後から入感し始め、11時前には 消感するというパターンが多いようだ。

スタックの位相については、同相/逆相 どちらもアリ という状況。やはり コントロール・ポイントまでの距離が問題なのか。

さてさて、11月はどうなるのであろうか、そして・・来年は・・ ?


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feed 全市全郡 2023 (2024/2/13 19:05:17)

第44回 全市全郡コンテスト。
今回は体調イマイチ・・具体的には ダルくて ものすごく眠い!! ・・て ことで、あろうことか 6mのカリブLPまつりも 全市全郡コンテストも投げ捨てて 寝ることにしてしまった。

翌朝まで10時間以上 寝て 起きたら体調は元どおりに。なんだったんだ!? (^^;)

途中からの参戦を決めるが、ロウバンドは中休みだし *1 7メガはアンテナ無い・・と くれば HFハイバンドか・・ しかし、21/28は 3エレのトラップに昨日のゲリラ豪雨で水が入ったらしく SWR>2 の状態。 *2

とすれば VUHFか 14MHzということになるが、この時季 国内のVUは ほぼ *3 終わっている。

けっきょく、極めて消極的に 消去法で C14MへのQRVと決定。

で、09時jst過ぎてから参戦。当初は S&P専門。4 5 6エリアがメインかと思いきや、けっこう 1エリアともQSOできる。これは、南方のスキャッタなのか?

もしかして CONDXが良いのか・・ と、13時半過ぎから CQ出して RUN態勢に入った。しかしながら、判断が遅かったかも・・ (^^;)

14時台は かなり局数が伸びたものの、15時半を回るとペースダウン。

17 18時台は 晩飯の支度と買い物で大幅ダウン。本物のコンテスタなら そんなことはコンテスト終了後に回すのだろうけれど、当地では 21時過ぎると スーパー閉店してしまうのである。まぁ、昨日のうちに買っておけば良かったのだが。


 <タイムチャート>

    |  09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |合計
----+--------------------------------------+----
  14|  14 25 22 17 29 50 30 23  4  2  0  0 | 216
----+--------------------------------------+----
累計|        61      157      214


白い碍子が付いているワイヤが 14MHz用 逆V。給電点で 14m弱。


19 20時台は ほぼ聞こえず。なんとか聞こえる局は すべてQSO済み。

それでもローカル局などが呼んでくれるかも・・と CQ垂れ流すが(^^;)、残り30分で それもあきらめ、1.8MHzで 少し支援QSOをして 21時 コンテスト終了となった。

結果、単なる逆Vでの途中参戦にしては 想定以上の出来だった。が、晩飯の支度等は完全にCONDXの落ちた 19時以降におこなうべきであった。

このコンテストは 局数勝負だ。CONDXが落ちきる前に 1局でも多く 稼ぐべきなのだ。

後で RBNをチェックしてみたら 南米やヨーロッパにも届いていたようだ。コンテスト中も 他のコンテストに参加中のDX局が 良く聞こえていた。


ぜんぜん意味無しだが いちおう AJDも完成した。
なお、今回 呼んだ局とは すべてQSOできた。(と 思う ^^;)

 <エリアごとの交信局数> (CW Only)

         1     2     3     4     5     6     7     8     9     0   合計
-------------------------------------------------------------------------
 14MHz  56    29    34    19    12    36    15    11     1     3    216


コンテストLOGは C14Mで既にJARLへ送信済み。サマリ意見欄には 例の 共通規約(14)無効の件に加え、『東京都特別23区以外の政令指定都市の区マルチの廃止を求めます。』と記載した。

そういえば・・ コンテスト中、キーイングで つまずくことが数回あった。なんか短点が1個余計に出てしまうみたいな。
キーヤは カツミの EK-160。1994年から使っているので もう30年選手なんだなぁ・・ Rigにキーヤ機能は有るから パドルを新調すべきかなぁ・・



JA7KPIシャックにおける八木宇田の向きによる
14MHz逆V(東西展張)の指向性変化。水平面指向特性は仰角30度方向のゲイン。青:南向き
赤:東向き。水平面指向特性図の0度方向が南西。


ちなみに・・ 写真で判るとおり 14の逆Vの上には回転する 50と 21/28の八木宇田が乗っている。これらのブームとエレメントの合計長は 14MHzの半波長である 10mに近い。てことは、もしかして 導波器または反射器として 逆Vの指向性に影響を与えるのではないか・・

て ことで、八木宇田の向きに着目して MMANAでシミュレーションしてみた。 *4

北方向(図の135度方向)では 10dB以上の差が・・ 効くなぁ~ (^^;) 八木宇田のブームとかが導波器となってビームを上に引っ張っているのか? *5



2024.2.13 追記 :

本日 結果 が発表された。216qso×176マルチ=38,016点。

C14では 全国9位、C14M では 全国8位。なお、減点は無かった。
中途参加だったが、上位25%以内の東北1位のJARL会員だったので辛くも入賞。


*1 近年 このコンテストの C19P C35Pで入賞しているので もともとロウバンドはパスのつもりだった。

*2 翌 9日には正常化した。

*3 まったくダメということではないが。

*4 当シャックのトタン屋根等も計算に入っているため 指向性はちょっと歪になっている。

*5 今回のコンテスト中 八木は 210度(カリブLP) 110度(南米/太平洋Sc)のどちらかを向いていたハズなのだが・・ さて どっちだったでしょう?? (^^;)

Tada/JA7KPI : 2023年10月08日(日)

feed ルータ新調(4台目) (2024/2/12 18:55:02)

ルータ新調・・とタイトルをつけたが、4台目である。 前回 は 2020年の10月。今回新調したルータは 3台目と同じメーカ。型番的には 3台目のUpdateバージョンで価格帯も同じ。

まず、何故 3台目がダメになったのか・・ 実はルータとしての基本機能には問題がなかった。ダメなのは WiFiなのだった。

2023年夏、猛暑で当方のシャックの室温はしばしば 35℃を超え、有線ルータとしては ほぼ問題なく稼働を続けたものの、WiFiが何度もダウン。
電源再投入で回復するものの、ダウンの頻度は少しずつ悪化。ついには、涼しくなってもダウンするようになってしまった。

WiFiが死んでも 有線では問題なくつながるのが悩ましいところなのだが、ここは 思い切って新調してしまおう・・ということに。 *1

新ルータ BUFFALO WSR-3200AX4S/NBK


旧ルータと同じメーカの製品なので、スマート引っ越し機能とか 簡単設定機能などが用意されているのだが、そんなブラックボックスみたいな機能を使う気には とうていなれない。で、旧ルータの設定を参考にしつつ すべて手動で設定を実施した。

なんのことはない。ほぼ旧ルータの設定そのままでよかったみたいだ。面倒くさいし 旧ルータも WiFi以外は 問題なしなので購入後しばらく放置していたのだが・・(^^;)

設定終わって外部ネットにアクセスできることを確認し、昼飯へ。

しかし、何か変。zcr.jpサーバの access_logをチェックすると、お昼前からアクセスがゼロのままだった。

スマホで WiFiを切り、通常の4Gで zcr.jpサーバに接続しようとしても・・できない。PCから外部のPROXYサーバ経由でのアクセスもダメ。・・やっちまったか!?


別PCで旧ルータの設定を確認しつつ、新ルータの設定をよくよくチェックしてみると・・ なんということだ。HTTPのIPフィルタ設定が『通過』ではなく『無視』になっていた。接続できなくてアタリマエである。 *2

IPフィルタ設定を適切設定し、これで大丈夫! と スマホ持って外に出て、帰ってきたら、普通は自動的にWiFiに再接続するはずなのに つながらない! なんでやねん!!
手動でもつながらないので またもや電源プラグ抜いて再起動させ、いちおう つながった・・


嫌な予感がよぎる。しかしここはあわてず騒がず、まずは ファームウエアを最新版にしてみよう。

メーカの ダウンロードサイトに行って Ver.1.45のファームウエアをDL。そして、ファームウェア更新中・・の表示が 100%に・・なったら、げげ! ブラウザが固まった!! 正確にはブラウザ自体は生きているが、ルータの反応がなくなった。しかしながら、インターネット接続やWiFiは生きている。

他のブラウザからアクセスしようとしても反応無し・・ それで再び電源プラグ抜いて再起動。疲れるで。


このルータ、ホントに大丈夫か!? と思ったが、この再起動後は特に不具合無し。ファームウエア表示も ちゃんと 1.45になっている。

念のため 再度 スマホ持って外に出てWiFi切れるところまで歩き、然る後 戻ってみると・・ おぉ、自動的にWiFi再接続になった。

また、旧ルータで良く発生していた 一晩寝て朝起きるとWiFi切断してる現象も起きていない。

これで安定してくれれば いいのだが・・



さて、ついでに 別の Netネタも書いておく。

Windows XP・・ MSのサポート切れから10年になろうとしているが、当方では自分の bLOGや Twitter(X)をチェックするために使うことがあった。
しかし、Twitter(X)は 自分のプロフィールさえ見られなくなり、bLOGの方は いちおう読めるのだが 例えば GoogleMap等の表示ができなくなったりという状況だ。

ま、潮時かもしれない・・ *3


それから・・ 当方のネット回線は NTTのフレッツ光ネクスト ファミリー(max 100Mbps)なんだけど、さいきんは みなさん ギガ契約なんでしょうか? 最前線から退いて ん年、今は昔よのう・・


そういえば、昔 某新興ソフトウエアが RRR だか 73の受信をネット経由で通知する機能を搭載しようとしたけれど、オリジナル開発チームが それって Net-QSOじゃん・・って反対して ご破算になったんだよなぁ・・ そんなこともあったなぁ・・


旧ルータは しばらく保管。新ルータの安定性を見極めたら、設定リセットして 市役所の小電ボックス→リサイクルかな。 *4



Amazon WSR-3200AX4S/NBK *5


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*1 WiFi接続は 移動用PCとスマートフォンの2台。ルータ再起動で IPアドレスも変わってしまうので ダイナミックDNSの設定もやり直す必要があるし・・

*2 自分自身の RAW-GANNが元凶かも。

*3 遅いけれど まだ使えるのに・・ (T_T)

*4 1台目:アライドテレシス 10Mbps、2台目:NTT-ME(住友電工) 100Mbps、3台目:BUFFALO 1Gbps/WiFi

*5 アマゾンの当該ルータのページに飛びます。商品画像が使えなくなってしまって寂しくなっちまった・・


feed TX5S Clipperton Island (2024/1/30 15:17:22)

TX5S クリッパートン島 (Clipperton Is)の DXペディションが終了。フランス領の無人島なのだそうだ。

Map Noshiro / Clipperton Is


クリッパートン島は 当方から東北東方向に 約11000km。この距離なら 今運用中の 衛星IO-117(GreenCube) *1 で交信できんじゃね? *2 と 思ってたら、本当にIO-117にQRVしてくれるということに。

最初の受信は 1月22日の お昼前。それっ! と呼ぶが、デジピートされない。衛星から見たら ものすごいQRMなのだろう。その後も まったくデジピートされないままLOS。

翌1月23日昼過ぎのパスでは JA7KPI TX5S 599 QN00 が 2回デジピートされたのを確認するも 交信できず。
しかし、旧Twitter *3 で「2回返ってましたよ」との情報が・・ あぁ そうなのぉ ラッキィ! てな局もいるのだろうが、コールバックが受信できていないのに交信できたなんておかしいよなぁ・・ で、再挑戦することに。 *4

次のチャンスは 1月25日。数回空振りしたあと、次のように交信成立。このときの衛星の仰角は 5.8度。LOSまで あと5分という状況だった。

25.01.24 05:12:16.941 TX5S CQ DK50 Clipperton Island RX:0
25.01.24 05:12:21.902 JA7KPI TX5S 599 QN00 TX:0 *5
25.01.24 05:12:24.580 JA7KPI TX5S 599 QN00 RX:0
25.01.24 05:12:33.411 TX5S JA7KPI RR73 Logged 73 RX:0
25.01.24 05:12:35.134 JA7KPI TX5S RR73 TX:0
25.01.24 05:12:37.812 JA7KPI TX5S RR73 RX:0

このペディションではライヴストリームとかでQSO成立の直後にペディ側のLOGに載ったかどうかが判るシステムが構築されていたが、衛星のも載ったのかな? けっきょく翌日になって CLUBLOGの Log Searchで確認したが、当方のIO-117でのPKTQSOは 3 となっていた。23日のLOS間際にダメ元で再度呼んだのだが、デジピートは確認できなかったものの、それにも 返っていたらしい。 *6 (^^;)



Club Log: Expedition Chart - TX5S JA7KPI


さて、HFでの交信は 今回はまったく考えていなかったのだが、初っ端で QSOできなかったフラストレーションから 23日夜の3.5MHzCWに挑戦。呼び始めて15分くらい経った頃にコールバックがあり 交信成立。そして、その20分後、10MHzFT8で数回呼んで交信成立。

24日は 28MHzと3.5MHzのFT8で交信成立。

25日 前述のとおり衛星IO-117経由で交信成立。調子に乗って 1.8MHzCWを聞いてみると 聞こえる・・が、浮き沈み激しい状況が続いており、200Wでは ちょっと できる気がしない。1.8のFT8も浮き沈みでキビしい! 一度応答あったけれど再び沈んでしまってQSO完結できず。

26日 14MHzFT8で交信成立。1.8FT8は TX5S側の夜明けまで追ってみた。けっきょく 3回コールバックがあったものの RR73もらうこと能わず。

27日 お昼前後に 24MHzFT8と 21MHzSSBで交信成立。ハッキリいって時間かかったけれど、SSBでできたのは嬉しい! *7 夜には ほぼあきらめていた 1.8FT8で ようやく交信成立。これも嬉しい!!

28日 撤収作業と並行しての運用と思われる。24MHzCWがまだ出ていたので呼んだが、少しずつ弱くなっていく・・ 当方のなんちゃってANTではもう無理? しかし、お昼頃 21MHzFT8で交信成立。 *8

なお、18MHzCWではよく聞こえていたものの 負け続けて交信できず。7MHzは当方のアンテナ無し。50MHzは 朝方の伝搬に賭けて毎日アンテナを向けていたのだが、Openは無かったもよう。

久々のDXペディション参戦だったが、まぁまぁ面白かったね。(^^)


*1 2月5日での運用終了が公表された。運用継続を求める署名活動がなされている。https://www.change.org/p/save-the-greencube-satellite-digipeater

*2 高度 約5800kmの IO-117では max 13000kmくらい。

*3 X とは書きたくないなぁ・・

*4 偏波の回転やノイズとかで 受信できないことは よくあるのではないか。

*5 コールサインのほかにQTH(GL)も送っていてExchangeは十分だから 599は送らなくてよい のかもしれない。しかし RST(Q)が無いとダメ という局も世界には居られる。文字数も大事だが 無情報のTXDを極力短くすることも大事。(当方は28ms)

*6 メキシコの某局からも情報をいただいた。

*7 最初 KA7KPIとミスコピーされたのに気づかず、ライヴストリームで間違いを発見。その後 30分呼んでようやくゲット。俺の発音が良すぎたのか? (^^;)

*8 21はいちおう3エレ。

Tada/JA7KPI : 2024年01月28日(日)

feed NYP 2024 (2024/1/3 15:05:56)

JARLのQSOパーティ相乗りの VUオール秋田QSOパーティに移動運用で参加。
移動運用での参加は2017年以来、7年ぶりである。

Invalid Text


移動地は 三種町 浜田ポンプ場近傍 PN90XC。釜谷浜近くの丘、標高約40m *1 。写真のとおり雪は ほぼ無い *2

朝 09時過ぎに現着してアンテナ *3 をセット。
まず430FMから電波出し始めるが、出てる局が少ない! 1局やって 144FMへ。

なじみのないコールサインだなと思って呼んだら、山形の局だった。東根市 天童市と交信。その後は144で秋田県内局と次々に交信。

アンテナを北に向けて ざっと受信してみると 8エリアのコールサインの一部が聞こえる。しかし、さすがにQSOパーティ、話が長く、当方もじれてしまって呼べない。

青森市 鶴田町 弘前市 田舎館村と交信後、ようやく北海道局のコールサイン判明し、呼んで交信成立。松前あたりかなと思ってたら、なんと 洞爺湖町だった。 *4


お昼になって 交信ペースが落ち、某Net掲示板へ書き込んで 144CWでCQ。しばらく空振りが続いたが、横浜から呼ばれて交信成立。 *5
かなり お天気が良く、144が飛びそうな気圧配置ではないかと思ってはいたのだが、まさかホントにできるとはなぁ・・v(^o^)xl

13時過ぎ、衛星FO-29のCWで 相手の名前が上手く受信できず、この交信はQSOパーティ外 ということに。

このあと、2局目の北海道局、函館市と交信。 *6

15時前のFO-29では SSBで 5局と交信 *7 。うち1局は ロシアの常連さんだったが、先方の名前は 受信できたものの こちらの名前のフォネティクを言おうとしたところでLOS。これもQSOパーティ外 ということになった。


三種町浜田ポンプ場近傍
PN90XC。北方向。能代港沖の洋上風力発電風車、能代火力発電所、遠くに世界遺産白神山地が見える。

QSOパーティ以外も含めた移動運用のトータル交信数 *8

band/area 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 DX QSO
50 0
144 1 36 2 39
430 7 7
1200 2 2
SAT 1 2 1 1 1 6
Total 2 2 1 1 45 2 1 54


なんか、予想以上にできたなぁ・・ って感じ。 *9

交信の途中から 黒い雲がこちらに迫ってきているのが見えていたので、雨が降る可能性が高いと踏み、15時半で運用中止して撤収作業にかかる。

案の定 撤収途中から雨が振り出したのだが、幸いにも ほとんど濡れずに帰宅することができた。


なお、当方は JARL QSOパーティに QRVしたことは 過去何度もあるが、LOGを出したことは 一度もない。今回もその方向である。 *10


*1 この場所は カーラジオで秋田市のコミュニティFM局がよく聞こえる場所をウロウロ探し回ったときに発見した。

*2 残雪(?)が僅かにあるだけ。昔は大雪でも移動に出かけたけどねぇ・・(^^;)

*3 50:ホイップ 144:6エレHヘンテナ 430:12エレ八木宇田 1200:5エレQuatroヘンテナ(写真ではほとんど見えない)

*4 300kmくらいか? かなり ゆるやかな浅いQSBがあった。

*5 約500km。QSBはあまりなかったと思う。

*6 200kmくらい。こちらは洞爺湖とはまったく違う 速いQSBだった。

*7 SSBは衛星だけ。144/430地上波ではSSBには出なかった。

*8 うち CWは SAT 1、144 2。50MHzはセッティングしたものの ゼロ交信。

*9 秋田では こんな感じなんですぅ~ (^^;)

*10 JARL秋田の VUオール秋田のLOGはすでに送信済み。

Tada/JA7KPI : 2024年01月02日(火)

feed HNY2024! (2024/1/1 21:28:01)

( ^ - ^ ) v

令和甲辰 Tada/JA7KPI

恒例、アマチュア無線局 JA7KPI の 2023年 バンド別交信数は下表のとおり。 *1

2023年 バンド別交信数


総交信数は 2008年の4319qsoに次ぐ 歴代2位を記録 *2 。これはなんといってもサテライトのDX-QSOが効いている。

  • 移動運用率: 11%→ 8% (351qso) 予想どおり低下傾向。
  • CW運用率: 49%→ 31% (1317qso)。やはりデジタルが幅をきかせてる。
  • Digital運用率: 36%→ 58% (2451qso) ついに半分以上がデジタル・モードに!!
  • DX交信率: 34%→ 41% (1719qso うち 6m:540 160m:195 Sat:750 など) Sat強えー!
  • CW-町村 (7MHzヌキ): 残り14。未CFM17。今年もコンプリートは無理だろう。CW-WACA CW-WAGAは昨年までに完成。
  • 6mWACA: 残り39。6mWAGA: 残り13。 *3


LoTWがらみのAward・・

DXCC


DXCCは 6mで100を超えたが、Mixedでは わずかなUpのみ。HFハイバンドでバンバン稼いでいればペースも上がるのだろうが、あまりヤル気ない(^^;)。 *4

Awardは CWも6mも申請していない。ま、100程度は できて当然・・ という感覚なのかなぁ・・ やっぱり 200超のヒトはそれなりに頑張ってるよね。

サテライトでは 80に到達したけれど、やはり90超えないとね・・ *5


某老ビル解体工事開始。中央奥が当方のANT

そういえば Eu方向に設置された シールド板 某老ビル、足場がかかったのでもしや・・と思ってたら、ついに解体工事が開始。どうも更地になるようなので 6mとサテライトのEu方面に期待がかかる・・ *6


WAS


WASはサテライトで完成。MEO衛星GreenCube(IO-117)のおかげだ。この衛星の中継器が開放されてから 約1年で完成に至ったが、早くからQRVしていたこともあるだろう。また、水平偏波アンテナの追加も かなり効いた。
この衛星、単一チャネルのデジピータであり、現状では ユーザが増えて飽和状態とみられ、Uplinkが なかなか通らないことがほとんどである。

なお、サテライトWASは かなり迷ったが申請してみた。 *7 *8

6mWASは 昨年から進展していない。残りは東海岸メインの CT DE RI VT TN。


VUCC


VUCCは VHF UHF以上のバンドでのグリッド・ロケータ集めだ。6mは 昨年614→704、サテライトは 178→547。サテライトの伸びが半端無いが これもGreenCubeのおかげ。

FT8等のデジタルモードで グリッドを送信しているのに QSLカードや あろうことか LoTWでもグリッドの記載が無い局がおられる。わが国ではマイナーなAwardだが、記載していただけると嬉しいかも・・



次は Net ネタ。このブログのアクセス傾向解析。ロボット疑惑のあるアクセスは徹底排除・・ と いきたいところだが、最近は 難しくなってきている・・(^^;)

2023年に書いたbLOGネタのアクセス数ベスト10

  1. 6&D 2023
  2. はじめてのEME
  3. Field Day 2023
  4. ALL JA 2023
  5. 7月の6mDX '23
  6. はじめての移動FT8
  7. Jeff Beck先生
  8. 全市全郡 2023
  9. 5月の6mDX '23
  10. 6月の6mDX '23

やはり強いのが無線のコンテストネタだ。JARL4大コンテストは全部ランクイン。

珍しく音楽ネタがランクインしたが、Beck先生の訃報をうけたもの・・ 悲しい・・ *9


その後、エリック・クラプトンが Beck先生とのコラボ曲 MOON RIVERを発表。

これが またいいのよ! これを聴いて しばらく前に 亡くなった友達が偲ばれ・・ 泣けた。オリジナルの歌詞を少し変えているのが また泣ける。

 Orig: Waiting round the bend あの曲がっているあたりで待つよ
This: Sailin' 'round the bend 老いぼれても出航するよ

クラプトンのギターは完全にサイドに回り、リードは Beck先生に任せている。先生は 全編スライドで弾いているのかな。

MVのアニメーションも いいね。R.I.P. Jeff Beck先生


さて、2022年以前のネタを含めての年間総合第1位~第5位は・・

  1. GreenCube MEO
  2. 炊飯器の不具合
  3. FTDX101MP
  4. 続・FTDX101MP
  5. 石油ストーブの不具合

2023年のネタはランク入りできなかったが *10 、1位は 無線 しかも衛星ネタである。まさか これが1位になるとは予想だにしていなかった・・

総PageViewは 2022年は 72663(199/Day)、2023年は 74463(204/Day)と若干持ち直した。 X とか Facebookもあるが、やはり自分自身で まとめができるbLOGの存在意義は大きいと考えている。



2024.1.1 米代川河口

最後に自転車ネタ。

2023年の12月は 大雪で 自転車に乗ることができなかったが、年末には かなり融け、累計走行距離は なんとか 2330km。
2022年は 2068kmだったので トシの割には まずまずだったのではないか。

今年の目標も 3000kmというところか。もう1台の本番用自転車もホイール換えて軽くなったことだし、坂にも挑戦してみたい。

本日 1月1日は 小雪が舞うこともあったが かなりおだやかであり、初乗りしてきた。気温2℃ 東の風 2.3m/s。走行距離 約7km。

写真は 米代川河口の 中島から白神山地方面(AM10時半頃)。残念ながら 白神岳は雲に隠れていて 拝めなかった。


*1 昨年までは HTMLの TABLEタグで表を作っていたが、こちらの HAMLOGの表の方が見やすいでしょう。

*2 ぜんぜん多くない。この10倍以上の交信数の局は ざらにいらっしゃいますからねぇ・・

*3 まぁ、そのうちできたらいいな・・という ゆるーいスタンス。(^^;)

*4 見てのとおり 160m 6m Satがメイン。その次が 10mとか80m 2mあたりかな。

*5 サテライトでエンティティが増えても、Mixed等には反映されない。軌道情報から衛星飛来時間が判るため線引きする必要があると判断されているのか・・ まぁ しかたないね。

*6 6mスタックの上側は かろうじてビルよりも高いが 下側は低い。Sat用アンテナから見た仰角は 8度程度。

*7 ARRL受付可能な クレジットカードを持っていなかったため、クレジットカードを作るところから始め 申請がかなり遅れてしまった。現在ARRLで審査中・・

*8 JA7KPIは アワードに挑戦はするが 実際にアワードを申請したことは いままで一度も無い。この SatWASが最初。

*9 音楽関係としてはドマイナーな当bLOGでも アクセスが多かったということは、わが国における Beck先生人気が めちゃスゴいということなのだろう。

*10 6&D 2023が全体の 7位。

Tada/JA7KPI : 2024年01月01日(月)

feed 12月の6mDX '23 (2023/12/31 20:29:28)

当方における 局地的な 6m DX観察メモ 12月分。(時刻は JST)
いや、まさか 12月も これやることになるとはのう・・

韓国 中国 台湾 香港 グアム等の近場は 原則 ここでは 取り上げない。VKについては個別のコールサインは省略。
寝坊 電源入れ忘れ 家庭の事情 手抜き その他でデータ取得できない時間もある。モードは 基本的に FT8かFT4。他のモードは必要に応じて記載。



12月1日

 VK3 VK4 VK5




12月2日 何事も無し




12月3日

10時過ぎ

 LU7HN

午後~

 VK5 VK6 VK8
ZL2OK ZL2TJM ZL2WHO ZL3AAD ZL3AIC ZL3DMH ZL3GAV ZL3GK ZL3NB ZL3NW ZL3OC ZL3RC ZL3RJ ZL3TCM ZL3WO ZL4TT ZL4YY
DU1/NF0O DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP DU9/W1JET VA7CD/DU7
KH6HI
FK8HA
5W1SA
C21TS
3D2AG
3W9C XV9T

ZL3WO ZL3NB C21TS と交信。C21は初。 XV9T とSSBで交信。




12月4日

09時~10時頃

 CX2TQ CX4DAE CX5TS CX8ABF

LU1FAM LU1FJT LU3AHY LU5FF LU6FSD LU7HN LU8EKC

CX5TS CX2TQ CX8ABF LU1FJT LU6FSD と交信。方向はダイレクト。スタックは同相が優勢。

14時~

 VK4
DU7/PA0HIP DV1K
YE9BJM
XV9T




12月5日

13時~

 DU7/PA0HIP
VK2 VK5 VK8




12月6日

10時~

 DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP
NH6Y
ZL1AKW ZL1RS ZL1SWW ZL2WHO ZL3NW
VK2 VK3 VK5




12月7日

 ZL1RS
DU7/PA0HIP
VK2 VK3 VK6




12月8日 何事も無し




12月9日

 VK3 VK5 VK6
ZL3RC
DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP




12月10日 何事も無し




12月11日

 DU7/PA0HIP
VK3 VK4
ZL1AKW




12月12日 何事も無し




12月13日

 DU7/PA0HIP
VK5 VK7
ZL2WHO

VK7DG VK7KRJと交信。VK7(タスマニア島)と2局連続でできるのも珍しい・・

22時台 ふたご座流星群のMSにより MSK144で国内4局と交信。残念ながらDXは無し。




12月14日

 VK7




12月15日

未明、ふたご座流星群の活動が極大。07時台 MSにより MSK144で国内4局と交信。残念ながらDXは無し。

 KH6HI
VK1 VK2 VK3 VK4 VK7
DU7/PA0HIP

またまたVK7まつりになった。なんで!? とりあえず 3局と交信。

ふたご座流星群の活動は急激に低下。夜に2局と交信。今年もDXとはできなかった。




12月16日

南の方では CE4が入感したらしいが、当地では無感。

 DU6MOT DU7/PA0HIP VA7CD/DU7
ZL1AKW ZL1HD
VK1 VK2 VK3 VK4 VK5 VK6 VK7
XV9T

XV9Tと交信。




12月17日

 XV9T
DU6MOT DU7/PA0HIP




12月18日

 ZL1AKW ZL1RS ZL2WHO ZL3RJ
VK1 VK2 VK3 VK4 VK5 VK7 VK8
DU7/PA0HIP
YB3EDD




12月19日

朝 CE6を呼ぶ局があったが、当方では無感。

 FK8HA
VK3 VK5 VK7 VK8
DU6/PE1NSQ DU6MOT DU7/PA0HIP




12月20日 何事も無し




12月21日

 ZL3RJ




12月22日 何事も無し

冬至・・南半球では夏至にあたるから なにかしらの動きがあるのではと思ったが、ダメみたい・・




12月23日 何事も無し




12月24日

 ZL1RS ZL3OY ZL3RJ
VK3 VK5




12月25日

 ZL1RS ZL3AIC ZL3OY ZL3OZ ZL3PX ZL3RC ZL3RJ ZL3WO ZL4TT ZL7DX
VK3 VK4 VK5
XV9T




12月26日

 ZL1RS
VK7
DU7/PA0HIP




12月27日 何事も無し




12月28日

 XV9T



画像の説明


12月29日

珍しく、朝09時前からVK3まつりになり、VK3と7局連続で交信。ほかVK7も。

ちょっと違うCONDXかなと注意していたが、けっきょくそれだけで終わってしまった。(^^;)

 VK1 VK2 VK3 VK4 VK5 VK7
ZL1RQ ZL1RS

XV9T
DU7/PA0HIP




12月30日

 ZL1RS ZL1SG ZL3PX
VK1 VK2 VK3 VK4 VK5
KH6HI

VK2 VK5 と計7局交信。




12月31日

 ZL1SG ZL3NW ZL3OY ZL4LV
VK2 VK3 VK4 VK5 VK7

VK 3局と交信。



と、いうわけで 南米は12月初旬で ほぼお仕舞いだった。

昨年と比べると VK ZLの入感は 明らかに多いわけだが、来年は・・

某CQ誌によれば サイクル25のピークは 再来年ではなく 来年2024年の可能性があるとのこと・・ どのような 伝搬に巡り会えるのだろうか・・

では、また そのうち。よいお年を・・


Tada/JA7KPI : 2023年12月08日(金)

feed ふたご座流星群MS '23 (2023/12/31 19:26:54)

12月13日から15日にかけて 50/144MHzで ふたご座流星群 MS ( 流星散乱 ( METEOR SCATTER ) )通信にQRV。

ふたご座


band/area 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 QSO
50 3 2 1 1 1 1 1 10
144 1 1 1 1 1 1 6





今回も 144MHzメイン。144が今までで最も調子が良かったため 50MHzには あまり時間が割けず、10交信にとどまった。 *1

この時季スキャッタ等もあまり出ない中、FT8方面は閑古鳥が鳴いていたものの MSK144は かなりの盛況だったといっていいだろう。


144では予想外の 6交信。
この時季 144は ほぼ完全にローカル用となっているが、今回も 800kmを超えるQSOに成功している。また、ロシア局も良く入感していた。

これを機にQRV局が増えてくれればいいが、ローカルのQRMが問題になって来そうでもある。
FT8のようにローカル同士はできるだけ同じシーケンスになるようにすべきだろう。 *2


今回 144MHzで受信できた局は次のとおり。 *3

 7M2NZN JA1QJI JA1XPM JR4ENY/1 JK2VOC JE3RMQ JP3EXR JE4LPS JI4UEN JR5JEU JH8FIH JR8QFG JA0MRW R0CQ RN0JJ

受信 全15局中 6局との交信だからイマイチといわれるかもしれないが、当方としては まあまあかな・・と思っている。(^^;) *4

12月12日夜の 144MHz
MSK144のアクティヴィティ。北米やEuは盛況。


さて、MSへのQRVのために特化した MSK144というモード、このモードを搭載したソフトウエアで有名なのが WSJT-X *5 MSHV だ。

デコード能力が高いのはどちらか? という問題があるが、いまのところ どちらが優位ともいえない。WSJT-Xだけがデコードする場合、MSHVだけがデコードする場合・・両方ある。そのため、当方は WSJT-Xをメインで、MSHVも同時起動させてサブで使っている。

ここで設定の勘所・・
WSJT-Xの『 F Tol 』、MSHVの『 DF Tol def=150± 』の設定値は 200 *6

WSJT-Xの『 T/R 』、MSHVの『 TX/RX 』の設定値は 15s 。世界標準も作者 *7 の推奨値も 15s。これが合ってないと残念なことになる。 *8

Sh-ON *9 にすると 144MHzでは デコード率が上がる *10 。ただし 50MHz以下では ほぼ変化がないのでSh-OFFでOKだそうだ。

Sh-ONが適用されるのはTx3 Tx4 Tx5で、Sh-OFFが高速ドラムロールのような音なのに対し、Sh-ONではブザーのような少し高い音になる。
Sh-ONの信号は交信中の2局にしか見えなくなるため敬遠する局もあるようだ。実際 ヨーロッパの某局に訊いてみたら ShはOFFだと言っていた。しかし、あちら様は出してるパワーが違うのよ。50Wでデコード率上げるには デフォルトで Sh-ONにするしかないっしょ! (^^;)


ふたご座流星群は15日未明の極大(ピーク)を過ぎて急速に活動低下。

次の流星群は 年明けて 1月4日頃極大を迎える しぶんぎ座 だ。今回ほどではないかもしれないが 144でも期待できる流星群である。過去に交信実績もある。

ぜひ 144.440MHz *11 MSK144にて お会いしましょう!


Comments(4)

*1 すべて南南西向け 6エレ逆相スタックでの交信。

*2 じゃないと潰しあいに・・ 送信はローカルでも数km離れていれば伝搬経路が違う可能性があり、デコードされるかどうかは時の運?

*3 50は多すぎるので省略

*4 144のアンテナは 仰角5°の 5エレHヘンテナ シングル。

*5 WSJT-X 2.7.0rc2を使っているが、あきらかに振る舞いがおかしい局面がある。リリース版で修正されるかな?

*6 受信周波数のズレにどこまで対応するかということ。MSHVではもっと拡げられるが、昨今のRigでは 200で十分。

*7 K1JT

*8 ちょっと考えれば判る。(^^;)

*9 Shにチェックマークを入れる。

*10 144MHzにおける MSのping時間が短いため。メッセージ長を 72msから 20msに縮めてpingに納まるようにする。

*11 北米は 144.150、ヨーロッパは 144.360を使っているらしいが・・ 今さら合わせる必要はないか・・


feed ヘンテナのおさらい (2023/12/12 17:23:41)

令和5年(2023年)12月期の第一級アマチュア無線技士国家試験の問題に ヘンテナが登場した。いわゆる『新問』らしい。

2023.12 1アマ 無線工学試験問題 A-20


ヘンテナというアンテナの成立が 1972年11月、当方が初めて作ったのが 1978年6月 *1 、電子通信学会技術研究報告 *2 に取り上げられたのが 1981年10月。
それから40年以上経っている。

ヘンテナも『 枯れた技術 *3 として認められているということか。いまさらだが なんか嬉しい。



問題の選択肢1 、ヘンテナは平衡型アンテナか? ということだが、まぁ見れば判るとおり左右対称な形をしているし、平衡型アンテナであろう。とすれば、不平衡型である同軸ケーブルを直接つなぐのではなく、バランを介したほうがいいのかな。

バラン挿入による給電 同軸ケーブル直接給電


バランで平衡-不平衡変換がなされるが、具体的にどういう違いがあるのかというと・・

図はヘンテナ+同軸ケーブルの MMANA によるシミュレーション。左が同軸直接、右がバランあり。青の水平偏波部分の電流分布に着目すると、同軸直接では左右対称ではなく、しかも同軸ケーブル部分にも電波が乗っていることが判る。

これに対し、バランありの電流分布は左右対称で 同軸ケーブルに乗る分は ほぼない。




水平面指向性。青がバランあり
赤がバラン無し。水平|垂直偏波合算。 シュペルトップもどき(平衡二線式?)


次は バラン無しとバランありの水平面指向性比較図。青がバランあり 赤がバラン無し。

大きな差はないともいえるが、サイドの切れと ケーブル部分で拾うノイズ、インターフェア等の改善は期待できるだろう。 *4

なお、バランのシミュレーションは 右のとおり いわゆるシュペルトップ・バラン(簡易型)として計算した。 *5



問題の選択肢2 、l の長さを変えると抵抗成分の変化は比較的小さいが、リアクタンス成分の変化は大きい・・

この点については 1981年の技術研究報告で既に言及されている。長辺Hを半波長とすれば、給電インピーダンスで その横幅Wは ほぼ決定してしまい、あとはスライド部分の lを調節して共振させ SWRを落とす・・ということになる。

1981年の報告では 次のようになっている。

(エレメント半径=0.005λ)
インピーダンス 50Ωの場合 W=0.147λ l=0.087λ H=0.5λ
インピーダンス200Ωの場合 W=0.274λ l=0.183λ H=0.5λ


あらためて MMANAで 50.3MHzにおける各給電インピーダンスの場合の寸法を計算してみた。

Imp.(ohm) W ( m ) l ( m ) G(dBi) SWR
50 0.845 0.470 9.68 1.16
75 0.919 0.518 9.64 1.09
112.5 1.200 0.724 9.49 1.04
200 1.498 0.999 9.29 1.12


なお、長辺Hの寸法は 3m(0.503λ)固定 *6 、エレメント径は上下の水平エレメントが直径20mm、垂直部分と給電部分は 直径2mm。高さは上辺のエレメントで6mと設定した。 *7

スタンダードなヘンテナの幅は だいたい1/6波長といわれてきたが、1/7波長に近い方がSWRが良いということになりそうだ。


給電点インピーダンス(50~200Ω)とSWR特性


給電点インピーダンスを上げると ゲインが少し犠牲になるようだが、大した差はない。

しかしながら、SWRの帯域には相当の差が生じる。

50Ωや75Ωでは 狭帯域といわざるを得ず、112.5Ω設計のものを 75Ωケーブルを使用した Qマッチで、200Ω設計のものを 4:1のUバランで給電するのがベターではないかと思われる。
だが、シンプル イズ ベスト で、狭帯域を認識しつつ使用するのもアリだろう。



問題の選択肢3 、 図の状態における電波の偏波面は垂直・・ これは間違っている

水平面指向特性。黒:水平偏波成分 赤:垂直偏波成分


形状が縦長のため 垂直偏波が優勢と誤解されるかもしれないが、縦長の状態で 水平偏波。横に倒して 垂直偏波となる。

したがって、この試験問題の答は この 選択肢3 である。

選択肢1で示した電流分布を見ると、水平エレメントの電流は位相がそろっている。このため水平偏波成分が優勢となる。
垂直部分の電流は逆位相になって打ち消し合う部分があるが完全には無くならず、垂直偏波成分は少し真横に出ることになる。 *8

このため サイドが完全には切れないという水平面指向性パターンとなる。 *9



問題の選択肢4 、水平面内指向特性の半値幅(半値角)は、1 波長ループアンテナに比べて広い・・

電力半値角 Left to Right Hentenna/1λLoop/Dipole


MMANA-GALで計算してみると 確かにそのとおりで、ヘンテナは44度、1波長ループ *10 は42度であった。

これは水平部分エレメントの長さによるものか? ダイポールの計算値は39度となるので それで正しいのかな・・と。(^^;)
しかし、実際にはこの差を実感することは難しいのでは? *11



問題の選択肢5 、利得は、1 波長ループアンテナに比べて大きい・・

水平/垂直指向特性比較。青:ヘンテナ 緑:1波長ループ
赤:ダイポール


これも計算 *12 してみると そのとおりで、ダイポールに対し約3dB、1波長ループに対し約2dB勝っている。

半値角が広いのに利得で勝るのは 垂直面指向性を比べれば一目瞭然だ。

ヘンテナは 折り曲げたダイポールの2段スタックのような動作となり、垂直面指向性が絞られる分 利得が高くなるのである。



水平/垂直指向特性比較。地上高 4.5m 青:ヘンテナ
赤:ダイポール 紫:HB9CV


おまけである。

お手軽移動運用を想定し、地上高 4.5mでの ダイポール ヘンテナ HB9CV(2エレ)の指向性比較。

この比較、ヘンテナには分が悪く 最大輻射打ち上げ角が他のふたつに比して少し高い。
これはヘンテナの下辺が大地に近すぎる(1.5m)からであろう。この影響を受けてダイポールとの差は 2dB弱に低下。やはり 最低でも 半波長(3m)は欲しいところだ。

HB9CVは さすがにビームアンテナだが、高仰角への輻射が大きい。ダイポールも同じ。
上への放射は下への放射の反射分という見方も可能なわけで、周辺や自局自体が発生させるノイズに弱いということにもなる。

それに、市販のHB9CVの値段は高い *13 。ヘンテナは うまくすると数百円で製作できる可能性もあるし、自分で改良していく楽しみも生まれるのではないだろうか。

ぜひ ヘンテナを作ってみていただきたい。アンテナ自作派のさらなる登場に期待するものである。


*1 THE FANCY CRAZY ZIPPY No.40(FCZ研究所)

*2 『スイスクワッドアンテナとヘンテナの放射特性』 東北大学工学部 前田忠彦 沢谷邦男 石曽根孝之 虫明康人

*3 リンク先にもあるが、良い意味である。当方はプログラミングやネットワークがらみでこの言葉を知った。

*4 今回のシミュレーションでは ゲイン差も0.5dB程度認められたが、実際の運用では この差は認識できないだろう。

*5 間隔36mm、長さ 1.427m。同軸ケーブルの外被に網線を被せるタイプでは 外被の比誘電率により短縮され もっと短くなる。

*6 今回は長辺を ほぼ半波長の 3mとしたが、ヘンテナの長辺は半波長でなければならない と いうことはない。

*7 表のGainは グラウンド・リフレクション込みの値である。

*8 給電部分をナナメにするなど 左右垂直エレメントの位相バランスを崩すことで垂直偏波が優勢になる場合もある。

*9 水平ダイポールには垂直のエレメントが無いため、サイドの切れ込みは ヘンテナよりも深い。

*10 MMANAでは円形ループのデータを作ることはできないので、8角形ループとした。

*11 こんな選択肢 よく入れたもんだ・・なんてね(^^;)

*12 自由空間を設定。

*13 まぁ HB9CVに限らず 市販製品は高価なのよね・・

Tada/JA7KPI : 2023年12月10日(日)

feed ARRL 160m 2023 (2023/12/8 23:14:55)

ARRL 160m コンテストに 今年も参加。これで 8回目だ。

しかし、ハイバンドのCONDX上昇に反し 1.8MHz帯は はっきりいって ぜんぜんダメ。(^^;)

米国本土との交信は ただ1局のみ。あとは アラスカ1局と ハワイ周辺の3局で終わった。

とにかく、聞こえない。 *1

 <タイムチャート> (UTC)

    | 09 10 11 12 13 14 15   09 10 11 12 13 14 15 |合計
----+----------------------  ---------------------+----
 1.9|  1  1  -  1  -  -  -    -  2  -  -  -  -  - |   5

聞こえたが なんぼ呼んでもダメだったのが あと2局 *2 。これですべてである。

と いうわけで、今年は このコンテストでの最低記録更新ということになった。


ところで・・ コンテストで/MM局が PAC と送ってきた。そのままQSOを終えたのだが、/MM局って RST+ITU region なのでは?
その場合、W/VE以外だから JAとの交信は ポイントにならない?

PACと送ってきたからには /MMではないということか!? ・・困るんですけれど・・ (^^;)

/MMで LOG記載すると エラーになってしまう。PACもらったからと /MMを削除して Log Submissionしたら いちおう受領されたようだ。 *3



スローパーモドキ Sloperoid


現在のアンテナの状況・・ エレメント自体は 接地当初から ほぼ変化無し。最大地上高は 約14.5m。

構造上 タワー及びマスト、タワー上の 50/21/28用アンテナ、そしてその給電ケーブル等にも電波が乗ってしまっていると考えられ、アンテナシステムとしての 最大地上高=マストトップまでの高さ は 約21m。

ラジアルは地面下に埋設したもの、家屋 ブロック塀等に這わせたもののほか、屋根のトタン板、アルミサッシの窓枠等も接続。


SWR特性はグラフのとおり。

スローパーモドキ SWR特性 Sloperoid SWR to freq.

以前計測した給電点でのインピーダンスは 約30Ω *4 。このため SWR>1.5であり、天候等にもよるが通常は SWR=1.8かそこらで、1.7未満になることは ほぼ無い。 *5

3:5のインピーダンス変換トランスを咬ませれば改善されるものと思われるが、その場合他のバンドでの使用は困難となると推測され、いまいち踏み切れていない。 *6

他のアンテナのケーブルにも電波が乗ってしまっている・・と書いたが、現時点で 21/28アンテナ用8D2Vのタワーからの引き込み部分にフェライトコアを40個入れてある *7 。これを全撤去すると foは上昇するが、もしかしてそのほうが損失が少ないかもしれない。 *8

その他の 50アンテナ用ケーブル等からはコアは全撤去。 *9 *10

ただし、このスローパーモドキのケーブル 5DFB自体には、フェライトコアが 105個入っている。 *11


*1 普段 FT8でQRVしていると 東海岸まで飛んだり フロリダあたりと 交信できたりはしている。

*2 N9RV WU6P

*3 もう どーでもいいや (^^;)

*4 3.5MHzでも同程度。

*5 キロワットなら問題アリだが、Po max=200W ならセーフと判断。

*6 不整合損失と 変換トランスの通過損失の見極めも・・?

*7 これ以上の個数を入れても 何も変化が無いようだ。

*8 後日検証。エレメントワイヤの延長が必要か?

*9 50のケーブル 8DFBに10個程度入れてみたら、foが 50kHz程度低下。入れない方が良いのではと判断。

*10 14の逆V、144のコリニアからもコア撤去したが、給電部に元々のバランは入っている。

*11 あらためて数えてみて 我ながら驚いた。1個あたり30Ωとしても 30×105=3150Ω。これくらいあれば セーフ? 特性インピーダンスの 60倍は必要らしい。

Tada/JA7KPI : 2023年12月02日(土)

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