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link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2024/12/4 16:35:49)

現在データベースには 246 件のデータが登録されています。

feed ギターで遊ぶ (2023/3/26 15:45:18)

自作の音楽ファイル、短いものを ちょっとまとめてみた。

今回はMIDIは使わず、リズムマシン以外は 全部自分で弾いたものだ。曲の長さは すべて2分未満。

聴いてみると、下手だな・・と思う。もっと練習すればいいのに・・と。(^^;)


  1. Chimaegel (Her Thorn) [Tada/JA7KPI]
  2. JUNE [Tada/JA7KPI]
  3. Star's Rondo [From Urusei Yatsura 2: Beautiful Dreamer / Katz Hoshi]
  4. SPAIN [Chick Corea / Chick Corea ; Joaquín Rodrigo]
  5. Diamond Dust [Jeff Beck / Bernie Holland]
  6. Bicycle in the Corona [Tada/JA7KPI]
  7. Concerto Pour Une Voix ふたりの天使 [Danielle Licari / Saint Preux]
  8. Something Loops [The Beatles / George Harrison]


まぁ、1970年代メインのおっさんなんで こんな感じかな・・と。


Tada/JA7KPI : 2023年03月25日(土)

feed 立春~春分のQRV状況 (2023/3/22 17:37:05)

春分の日となった。日出=05:43 日没=17:52。

2月4日から3月21日までのアマチュア無線アクティヴィティは だいたい 表のとおり。

エリア別交信件数 2023.2.4-2023.3.21 JA7KPI


1.9(1.8)MHzのDXは アメリカが16。バンドNewは YJ0A Vanuatu。3.5と10のDXもYJ0A。

FT8WW Crozet Islandは 14と21、3B7M Agalega & St. Brandonは 18 21 28でQSOできた。

24MHzでは PU3MSR ブラジルから呼ばれた。当方の 18/24のアンテナは 1.8/3.5用のスローパーモドキに アンテナチューナで無理矢理電波乗せているのだが、それでもできちゃうのは さすがに サイクル25 CONDXの賜物であろう。

ブーベ 3Y0Jは やはり弱かった。9年前 同じ南極圏の FT5ZMのときは 低地上高のダイポールで 21~28CW/SSBでQSO出来たので、期間の終わり頃を狙って・・と思ってたら 意外と早くQRTになってしまった。今回は断念。 *1


50MHzのDXは VK オーストラリア 54 *2 。ZL ニュージーランド 7。南米は CX5TS ウルグアイ(3月4日)と CE2SQE チリ(3月16日)。インド洋方面は 3B9FR ロドリゲス島(3月9日) *3 。バンドNewだったのは 意外にも V8 ブルネイ。早々とLoTWに上げていただき、ついに 6mDXCC 完成 !!

144は 2局とも FT8によるもの。430は 初EME(Q65-60B)の DL7APV ドイツ。


サテライト(衛星)のDXは、ほとんどが GreenCube(IO-117)による *4 。アメリカ 32、中国 10、イタリア 8、ドイツ 6、スペイン 5 など。珍しいところでは HB0 リヒテンシュタイン、E7 ボスニアヘルツェゴビナ、4O モンテネグロなどという 50MHz以下でQSOできていないところともできた *5

しかし、サテライトによるQSLは DXCC/WAZとも Satカテゴリではカウントされるけれど Mixedや Digitalでは カウントされない。ルールにも そう書いてあるが・・ なんで?
Satellite QSLs are not counted as Mixed DXCC(WAZ). Why? *6


さてさて、地平線を這うようなスレスレなパスは 水平偏波のままLOSしていくこともあるが、垂直偏波であることが多い・・と思う。どんなもんでしょう??



当方の 21/28の3エレ(TA-10-15Jr.)、2月に入って SWR最小点が 21.6MHz/26.5MHzと悪化してしまった。

屋根の上からの双眼鏡による目視では異常は確認できない。以前にも、大雨で一時的にSWR悪化したことが数回あったので、トラップ部分に入り込んだ水が凍結しているのではないかと推測。

その後、外気温がプラスに転じ、SWRを計測してみたら 無事 元に戻っていた。

しかし問題が・・ 21で周波数上がって 28では下がるという現象をMMANA上でシミュレーションできないでいるのである。
トラップ共振周波数が氷の誘電率により低下していたと思われるのだが・・ どうでもいいってか?



アルミサッシの窓枠もアースラインに接続して 1.8MHz用 スローパーモドキのラジアルの一部としていたのだが、窓枠の中には 一見したところ繋がっているように見えるものの 縦の部分と横の部分の導通が無いものが存在する *7 ということが発覚。

あんまりボンディングすると見た目に関わるからなぁ・・ でも、やるしかない。まだまだ修行は続く。


*1 いろいろあって リニア無しでの運用だったとの話もあり、弱くても本気で呼べばなんとかなったかも・・

*2 さいきんの6mVKは 逆相スタックの方が強力な局面が増えた。以前は すべて同相が優勢だった。これは E層と F層の高度の違いなのか?

*3 同相スタックの方が強いが、逆相スタックの方がS/Nが良かった。送信/受信で位相切換するのもアリか?

*4 他には RS-44 FO-118 SO-50

*5 すべて LoTWで CFM済み。

*6 Twitterに書いてみたがレスポンス等は無い。サテライトは特殊でレガシーなモード等と一緒にはできないということか?

*7 導通の無いものは 少数派である。

Tada/JA7KPI : 2023年03月21日(火)

feed 全市全郡 '22 (2023/3/6 19:04:07)

第43回 全市全郡コンテスト。
昨年 と同じく 自宅から 1.8MHzメインで参加。


1.8MHzスローパーモドキ SWR-周波数特性 ← 微妙 (2022.10.10 雨天)


前の年と同じ 運用地点/メインバンドで参加するというのは KPIにとっては『美しくないこと』であり (^^;) *1 、躊躇があったが、これは しようがない・・

1.8メインとしたのは 継続していじってるアンテナが1.8用だけということもある。
コンテストがメインではなく、アンテナ/電波伝搬がメインなのが KPIなのである。


て ことで、例によって長い前置き。
ウチの1.8MHz主力 スローパーモドキ *2 の ちょしまし *3 履歴・・ *4

 2015.12 1.8MHzスローパーモドキ設置
2016.03 タワー基部自宅南側からラジアルを埋設 北西方向に約36m、東方向に約33m
2016.04 ラジアルの両端を2分岐し拡張
2016.09 3.5MHz用エレメント追加
2017.03 タワー基部から自宅一階のトタン屋根に接続
2018.04 自宅北側にもラジアル拡張
2018.09 ラジアルの途中から分岐させ本数少し増強
2019.04 北側の隣家の裏にラジアル 13m埋めさせていただく
2019.10 エレメント端を一階屋根から約4m嵩上げ
2020.04 各ケーブルへのフェライトコア挿入を調整
2020.11 埋設が困難になったため 自宅壁面にもラジアルを這わせる
2021.01 シャック内部分の他バンドのケーブルから フェライトコア全撤去
        ローテータケーブルのフェライトコアは屋外部分含め完全撤去
        タワー中間付近の給電点から地面まで銅線でボンディング
2021.04 自宅の壁を高さ約3mで 一周するループ状ラジアルを追加
        タワーに近い部屋の畳の下にアルミホイルを敷きアースラインに接続
2022.04 自宅一階のトタン屋根を数か所ボンディング
2022.05 タワー周りの地面露出部分にアルミパネル4枚埋設しアースラインに接続
2022.09 アルミパネルの埋設 8枚増設して計12枚に
        物置の屋根新調に伴い、屋根とアルミサッシをアースラインに接続


ここまでやったからには 昨年よりも良いスコアをゲットしたい! と 思うのは人の心の必定。(^^;)


夜勤に備えて昼寝しておくつもりだったが、アルミサッシの窓の戸車が壊れているのに気づき、修理モードに・・ なにもコンテスト当日にやらなくてもいいわけだが、壊れたままだと気持ち悪い・・ で、昼寝は却下となった。


21時、コンテスト開始。電力区分= P とし、 5W 運用である。

電波出し始めて すぐに『こんなに飛ばなかったっけ?』と 思ってしまった。昨年は CONDX良かったのか? 当方のアンテナ性能が落ちているとは考えたくない・・ とすれば 今年のCONDXが悪い??

QRPコンテストであれば みんな 小電力なので あまり感じないわけだが、H/M/L/P混在のメジャーコンテストでは やはり違う。

昨年は 日を跨いでから S&Pを開始した。しかし、この状態では そうもしていられない。CQメインだが 高速S&P作戦も積極的に併用。

第一ラウンド、03時まで QRVして 109交信。昨年は132交信なので20以上のビハインドだ。しかし、まだ なんとかなる・・



05時前に仮眠から起床。

だが、どうもいけない。まるで呼ばれない。そういえば 昨年も早朝は調子悪かった。CONDXを考えると こんなものか・・

日の出は 05時43分。06時を過ぎても 多くの局が入感していたが、HまたはMの局である。Pは さすがにキビしいとみた。

06時半頃 第二ラウンド切り上げて二度寝。 *5



07時半過ぎに起床。体が重い・・ アタリマエかも。

朝飯後、09時頃からシャックに復帰。さすがに 1.8MHzはノイズしか聞こえない。

6mのDXも聞こえないようなので、HFハイバンドへ。21と28では 北東~東のスキャッタが出ており、数局とQSO。 *6

50MHzでのスキャッタに期待するが、さすがに まだ無理のようだ。11時を過ぎて千葉の2局とQSOできたが どちらもビーム方向はダイレクト。

ヒマそうにみえるが、途中で 早めにスーパー買出ししたりと けっこう忙しかった。晩飯の支度は 日没前に完了。

16時まで50に留まり *7 、ちょっと 144CWを聞いてみると・・ あれ? 岩手の常連さんかな・・と 思ったら 東京の某局だった。かなりのQSBがあるものの強いときは強い!(^^;) 何回か呼んでみたものの反応無し。残念。ここでインターバル終了。



第三・・最終ラウンドに突入。17時前から コンテストに復帰。 *8

昨年は16時台にも3局できているが 今年はボウズ。やはりイマイチなCONDX?
とはいえ、少しはQSOレートを上げないと 昨年のスコアに届かない。晩飯はコンテスト後に喰らうことにして ひたすら 没頭。

そのかいあって 16時台以降 昨年 21qsoのところ 今年は 30qsoをマーク。だが・・ トータル交信局数は 昨年を下回ってしまった。


 <タイムチャート>

    | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20|合計
----+------------------------------------------------------------------------+----
 1.9| 20 23 19 25 12  9  1  -  3  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 11  8  8  3| 142
  21|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  2  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   2
  28|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  5  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   5
  50|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  3  -  2  2  -  1  -  -  -  -|   8
----+------------------------------------------------------------------------+----
合計| 20 23 19 25 12  9  1  0  3  0  0  0  0  7  3  0  2  2  0  1 11  8  8  3| 157
累計|       62      108      112      112      122      126      138      157|

終盤になって 強い未交信局が複数現れ パイルになっている。ここにマトモに参戦しても よほど運が良くない限り勝てるわけがない。
ひっそりと CQを続け *9 、パイルが治まった時を見計らって呼ぶわけだが、それでもガン無視されることの なんと多いことか・・
なんか それまでの頑張りが すべて無駄無駄無駄無駄ーーッみたいに・・

また、P区分同士で レポートを送りあっていると いきなり ドンピシャでCQを叫ぶ局が出現して Jアラート QSO成立しなかったり・・ *10

しかし・・ あまり忙しくないよう P区分を選択したわけだが、もしかして 精神衛生的には 普通に M区分で参加した方が 良いのかもしれない。忙しさも 実は あまり変わらなかったりして・・ (--;)


気を取り直して・・

 <エリアごとの交信局数> (全部CW)

    |  1     2     3     4     5     6     7     8     9     0     計
 ---+----------------------------------------------------------------
 1.9| 64    16     9     6     1     7    14     6     4    11    142
  21|  1     -     -     -     -     1     -     -     -     -      2
  28|  4     1     -     -     -     -     -     -     -     -      5
  50|  4     -     -     -     -     -     3     1     -     -      8

昨年は C19で 159qso×137マルチ。今回は Dupeが 1あるので 18ビハインドの 141qsoである。さてさて、どういう結果となりますか・・


弱い信号を採っていただき、ありがとうございました。これに懲りずに また よろしくお願いいたします。 *11


なお、JS3CGH/4と JA1BJIの両局が Blogで今回のACAGでの 1.8MHzCWでの交信数を公開なさっておられるが、今年の交信数は 昨年の約86~89%。当方でも 88.7%となっている。3.5や7の状況が良すぎたというハナシも無いようだし、今年の参加局数が減ったみたいな原因も考えられないため、やはり 1.8MHzのCONDXがイマイチであったものと考えられるのだが・・ *12



2023.3.6 追記 :

本日 結果 が発表された。
141qso×124マルチ=17,484点。C19では 全国6位、C19M では 全国4位、 C19P 1位 で、連覇ということになった。なお、減点は無かった。

2年連続で C19Pに出てしまったので、3年目は無い。今年は 別カテゴリでの参加となろう。よろしくお願いします。(^^)


Comments(2)

*1 拘泥することなく 適当に楽しめば良いじゃん・・という意見もあろうが、それではKPIは前に進めない・・と KPIは考えてしまう。

*2 タワートップじゃなく中間部から エレメントをタワートップまで引っ張り、然る後 傾いた逆Lっぽく引き下ろす・・

*3 いじりまわす/機能拡張/改造することなどを指す秋田弁

*4 断線修理以外は エレメント自体には ほとんど手を加えてはおらず、ほぼ ラジアル/アースの拡張。

*5 二度寝の達人 KPI・・

*6 1.8MHzのみP区分、ほかのバンドは M区分 50~100WでQRV。

*7 50では 旭川の某局とダイレクトビームでQSOできた。こんな伝搬は とても珍しい。

*8 この日の日没は 17時11分

*9 何度も周波数を取られて彷徨った(^^;)

*10 その後 別周波数で 無事QSOできたから良かったが、しばらく 呪ってやるぅ~!! と 思っていた。(^^;)

*11 一番 懲りてるのは・・ 俺だぁッ!! ・・なのかも?

*12 すんません。深く突っ込めるだけのスキルはありません。(^^;)

Tada/JA7KPI : 2022年10月08日(土)

feed 150km超えた (2023/3/5 13:25:23)

幹線道路では 路側帯まで積雪完全ゼロとなった。で、例によって出走。しかし、まだ手足は冷たい。

2023.3.4 map

ルートは ~向能代~吹越~朴瀬~米代新橋~鶴形~R7~工業団地~煉瓦場~橋中~中川原~

  • 天候 晴れ 気温4.6℃ 西北西の風6.3m/s
  • 出走時刻 14時過ぎ
  • 走行距離 29.11km
  • 走行時間 1時間30分49秒
  • 平均速度 19.2km/h
  • 帰還時刻 16時頃
  • 累計距離 152km (今年分)

※おことわり・・ 自転車で走っても、bLOGや TwitterにUpしない場合も多々あります。また、スマホのアプリを使わない場合もあります。


Bicycles


どちらかで走ってます。

見かけたら声かけてね。



2月25日
2023.2.25 map

VKのCONDXが一段落して 自転車で走りに出た。

天気は良かったのだが 10kmあたりで雪になり ほどなくして吹雪に。それが みぞれに変わって 腰から背中は泥だらけ。お尻のあたりも 冷たい。(^^;)

  • 累計距離 115km (今年分)



2月19日 2023.2.19 map

幹線道路から再び雪が消えたので、ちょっと走ってみることに。

しばらく走ってなかったら、チェーンに錆が・・ 高いチェーン専用オイルを使う。

風の松原の中は まだ積雪があるようだったのでパスして海詠坂へ。だが、雨が降ってきたため 切り上げることに・・



1月22日
2023.1.22 map

来週は また雪のようなので、今のうちにと自転車で走ってきた。

  • 天候 曇り 気温-0.1℃
  • 走行距離 20.28km
  • 走行時間 1時間0分37秒
  • 平均時速 20.1km/h
  • 累計距離 54km (今年分)

寒くはないが、つま先がさすがに冷たすぎ・・



1月15日

道路から雪がほぼ消えたので、自転車でちょっと走ってきた。

  • 走行距離 17.07km
  • 走行時間 50分32秒
  • 平均時速 20.2km/h
  • 累計距離 31km (今年分)

くつ下二重にしてみたが、まだ つま先が冷たい。

よーく考えてみろ、春は まだまだ先のハズ・・


Tada/JA7KPI : 2023年03月04日(土)

feed XPOコンテスト (2023/2/14 18:43:56)

17日に物置小屋の屋根葺き替え工事が終了し、18~19日と屋根及びアルミサッシのアースライン接続作業に没頭していたため 第52回XPO記念コンテストは とりあえずスルー・・

アースライン接続・・ お察し のとおり 1.8MHzのラジアルにしてしまおうという魂胆なのだが、その件は後回しに・・

作業終了したのが15時過ぎ。そういえば XPOコンテストやってるはずだから ちょいと 具合を診てみるか・・程度のノリで 1.8MHzを聞くと・・

まったく聞こえない。

そうだよな。まだ時季早いか・・ しかし、16時が近くなってきて ようやく某SPY局を発見。ほぼカスカス。呼ぶと ? が返ってきて 何度目かで QSO完了。

16時過ぎて SPY局は かなり強くなってきたが 他局は まだ受信できず。

16時半頃になって ようやくCQに応答があり 2局目。普通に呼ばれるようになったのは 17時少し前から。

 <タイムチャート>

    | 15 16 17|合計
----+---------+----
 1.8|  1  5 25|  31
 <エリアごとの交信局数>

           1     2     3     4     5     6     7     8     9     0   合計
--------+-----------------------------------------------------------+------
1.8 MHz | 10     5     3     -     -     1     4     1     -     7  |  31


4 5 6エリアが なかなかできなかったが、18時少し前になってようやく長崎局とできた。この日の日没は 17時43分。 やはり このバンドは 日没後勝負が王道。しかし 途中参加の割には、まあ 面白かった。

18時 コンテスト終了。てことで、2017年以来の非移動参戦となった。



物置屋根葺替工事。北側の屋根も錆が・・塗り直す?


さて、屋根板の設置は カラーSGL鋼板を並べて重ねて折り返してカシメてるだけと思われる。もちろん電気的接続はまったく考慮されていない。
屋根をアースラインに接続といっても ただ 1箇所のみを接続してもダメなのではないか・・ と いうわけで、西端/東端と頂角部分の3箇所を接続することにした。

完成したばかりの新品の屋根にドリルで穴を空けるのは心理的抵抗があったが、許してくれっ! と やってしまう。

圧着端子をビスナットで留め、電線をアースラインへ接続。
然る後 接着剤 コーキング剤 塗料 *1 などを駆使して防水処理を実施。

気温33℃(超?)、先日の 土木工事 のとき以上に汗がボタボタと屋根に落ちる。あっマズい! 錆びる!! と思うが、近づいてくる台風14号がなんとかしてくれるかもね。 *2

さて、工事前の屋根は錆びてボロボロ。先般の豪雨の際は雨漏りするほどになっていた。て ことは 表皮効果に関わる部分の抵抗や接触抵抗も増加し、アンテナの近傍に位置する 負荷抵抗=損失 となっていた可能性も高いわけだ。

しかしながら・・ 当然ではあるが これで 1.8MHzの飛びが 劇的に改善されるわけではない。あくまでも 小さな積み重ねのひとつに過ぎないのである。

なお・・ アンテナの純抵抗成分は ざっくり放射抵抗+損失抵抗 となるわけだが、今回の工事で 先日の土木工事の時よりも 純抵抗成分は若干小さくなっているもよう。アース部分しかいじっていないので 損失抵抗が減った・・のではないかと期待。



2023.2.14 追記 :

結果発表 。SPYさんに負けて 2位。(参加 5局)。(^^;)

 <結果>

 バンド  交信局数  得点  マルチ
 1.9 MHz       31        31      16
 合 計        31        31 ×   16  =  496

SPYさんは 41×21。まぁ、あちらは局数多いし・・ こちらは 朝のQRV無かったし・・ こんなものか。


*1 ブリックレッド。鋼板と完全同色ではないが近い色。

*2 夜中に 豪雨の音で目が覚めた。

Tada/JA7KPI : 2022年09月19日(月)

feed はじめてのEME (2023/2/7 12:04:39)

EMEといえば Earth - Moon - Earth、またの名を Moon bounce、月面反射通信である。

今回、Twitterで情報をいただき、初めて EMEによる交信に成功した。

使用アンテナ 12el. H-Hentenna 仰角5度固定 home brew 12el. H-Hentenna
(V-pol. No EL) and Po=50W


3日未明は 01時前に 6エレ Hヘンテナ (水平偏波)で受信。このときの仰角は 約50度。
6エレの垂直面指向性はブロードなので 50度付近でも少しゲインがある。

その後、就寝中の04時台に連続受信できていた。このときの仰角は 9度~3度あたり。

アンテナは 仰角5度の 12エレ Hヘンテナ (垂直偏波)。今回の交信成功も このアンテナによるものだ。



5日未明、01時の 衛星IO-117にQRV後、就寝。04時jstにアラームをセット。

無事起床でき、起動させたままにしていた WSJT-Xの画面を見ると 既に 02時台から ちらほらと DL7DPV がデコードできている。 *1

05時台に入ると それまで -20dB未満が多かったのが -19dBまで上昇するようになってきた。この程度まで上がると、デジタルモード Q65-60Bの信号が 耳で聞いて存在が判るのだ。このとき 月の仰角は 約15度。途中で水平偏波の6エレと切り換えてみるが、確実に垂直偏波12エレの方が強い。WaterFall画面上でもハッキリと判る。

そして 05時20分 DL7DPVの信号が -16dBまで上がったところで 呼ぶと、すんなり コールバックが。もう、ドキが胸胸である(^^;)。このときの仰角は 14度~13度。


交信時の WSJT-Xのスクリーンショット(周波数は
432.063が正しい)


その後、周波数QSYし、USAの局に応答している HB9Qをデコード。しかし、良くても -21dBだ。

待機していたが、SNRはじりじりと低下して -26dBとなり、ついに見えなくなった。

WaterFall画面でもノイズらしき影が確認できる。細かい雪が降っているようだ。スノウ・ノイズか・・ それで、06時少し前で あきらめることに。

また、チャンスはあるさ。(^o^)v


さて、今回は なんといっても、 自分自身で 開発・設計・製作・設置したアンテナによる EMEである。 ハッキリいって、夢であった。

Hヘンテナは 歪なところもあるが(^^;)、しっかり EMEもできるのだということを実証でき 感無量である。

みなさん、そして Hヘンテナにかかわってくださった JH1FCZ 大久保さん JA7RKB 十文字さん JA1WXB 松田さん、本当にありがとうございました。


Comments(7)

*1 月の位置は パソコンで計算できるので、予め おおよその方向にアンテナを向けてあった。


feed 冬至~節分までのQRV状況 (2023/2/5 10:01:32)

2月3日は 節分。日出06:46 日没17:01。明日 2月4日は立春である。

12月23日から2月3日までのアマチュア無線アクティヴィティは だいたい 表のとおり。

エリア別交信件数 2022.12.23-2023.2.3 JA7KPI


1.9(1.8)MHzは ほぼ CQ160mコンテスト (CW)で、その他は FT8。CWによる市町村追っかけが少し。

3.5~28は、気が向いたとき CWで市町村追っかけする程度。

50MHzのDXは FT8による VK(オーストラリア)と ZL(ニュージーランド)。

144も ほぼFT8。430は QSOパーティ相乗りの オール秋田VUコンテストでのFM。
144がひどいノイズのため 430に避難したが、飛ばないし局数も少なかった。コンテスト開始前から気合いが入らないとダメのような気もする・・(^^;)

SAT(衛星)は あいかわらず IO-117(GreenCube)が盛況で、207交信中、104件が IO-117経由での交信だ。
DXも 20ゾーン、40エンティティと交信できている。 *1

IO-117、AOS/LOSあたりは 垂直偏波が優勢という印象があったが、最近は 水平偏波の方が強い場合も ちらほらあり、パターンを見つけられずにいる。


おまけ:

2月3日の未明、432MHzのEME *2 受信をしてみた。(時間はUTC)

 230202_154200   432.063 Rx Q65-60B -26  2.8 1303 CQ DL7APV JO62                        q1

この段階では お月様の仰角は 約50度で、6エレ(水平偏波)での受信。12エレは 高仰角方向のゲインは ほぼ無い。

この後、無線機とソフトウエア(WSJT-X)を立ち上げたまま就寝。

 230202_183000   432.063 Rx Q65-60B -30  2.7 1167 CQ DL7APV JO62                        q1
230202_192400   432.063 Rx Q65-60B -27  2.9 1165 CQ DL7APV JO62                        q1
230202_192600   432.063 Rx Q65-60B -28  2.7 1165 CQ DL7APV JO62                        q1
230202_192800   432.063 Rx Q65-60B -27  2.8 1162 CQ DL7APV JO62                        q1
230202_193000   432.063 Rx Q65-60B -23  2.7 1168 CQ DL7APV JO62                        q1
230202_193200   432.063 Rx Q65-60B -27  2.7 1167 CQ DL7APV JO62                        q1*
230202_193400   432.063 Rx Q65-60B -23  2.8 1163 G4KVT DL7APV -21                      q0
230202_194000   432.063 Rx Q65-60B -27  2.8 1171 CQ DL7APV JO62                        q0
230202_194200   432.063 Rx Q65-60B -24  2.8 1170 CQ DL7APV JO62                        q0
230202_194400   432.063 Rx Q65-60B -24  2.8 1180 QRZ DL7APV JO62                       q0
230202_194600   432.063 Rx Q65-60B -24  2.9 1180 DL5GAC DL7APV -25                     q0
230202_194800   432.063 Rx Q65-60B -25  2.8 1180 DL5GAC DL7APV RR73                    q0
230202_195000   432.063 Rx Q65-60B -23  2.9 1182 CQ DL7APV JO62                        q0
230202_195200   432.063 Rx Q65-60B -26  2.8 1190 CQ DL7APV JO62                        q0
230202_195400   432.063 Rx Q65-60B -27  2.8 1190 CQ DL7APV JO62                        q1
230202_195600   432.063 Rx Q65-60B -26  2.8 1190 CQ DL7APV JO62                        q1*
230202_195800   432.063 Rx Q65-60B -27  2.8 1190 CQ DL7APV JO62                        q1*

04時台に 連続して受信できていた。このときの仰角は 9度~3度あたり。アンテナは 仰角5度の12エレ(垂直偏波)。信号強度は maxでも -23dBなので こちらから送信したとしても 交信は難しいだろう。 *3


Comments(2)

*1 他の衛星を含めて 22ゾーン、43エンティティ。

*2 Earth - Moon - Earth 月面反射通信

*3 DL7APVのアンテナは 11エレの128スタック。巨大 !


feed CQww160m 2023 (2023/1/31 17:43:24)

昨年は気分が乗らず スルーした The 2023 CQ World Wide 160-Meter Contest

160mは HFハイバンドのCONDXが上がるのに反比例してダメダメになるともいわれているが、はてさて、どうなる??

Jan28 23:30jst頃 吹雪によると思われるノイズに悩まされる


コンテスト開始は 22時utc(07時jst)から。
2年前には 初っ端が ポーランド局だったが、今年は Eu方面 まったく聞こえない。

なんとか 韓国 2局、JA 2局を呼んで QSOできたが、これ以上は無理っぽい。08時を待たずに いったん CLし、夕方を待つ。

なお、参加カテゴリは 例年どおり Single Operator - Non Assisted - Low Power (Po≦100W) *1


2020年の CQ160では 日没前の15時台(jst)から北米が入感していた *2 ものだが、さすがに 今年は 無理のようだ。

17時jst少し前から 国内局のS&P、その後 CQ-RUN。CQ160は CQwwDXとは違い、国内局同士の交信もしっかりポイントとなる。

CONDXが動いたのは 21時jst以降。それまで 振られ続けていた 中国 BYから ようやくコールバックをもらった。また、オセアニア区分 *3 の フィリピン 4F2KWT と できた。

粛々と国内相手のRUNを続けていたが、00時少し前になって ついに USA ワシントン州 N7UA を発見。嘘みたいに強力。呼んだら 割とすんなり交信できた。ありがたや。K6SRZなど常連さんも聞こえていたが 交信はできなかった。

その後は パッとせず、01時jstであきらめて就寝。


 Time Chart (utc)
day 1
     22 23  0  1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
----------------------------------------------------------------------------------
NA |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1  -  -  -  -  -  -  -|   1
SA |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
EU |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  2  -|   2
AS |  4  -  -  -  -  -  -  -  -  4  8  4 10 24  4 10 10  5  -  -  -  -  1  5|  89 (JA:69)
OC |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1  -  -  -  -  -  -  -  -  1|   2
AF |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
----------------------------------------------------------------------------------
SUM|  4  0  0  0  0  0  0  0  0  4  8  4 10 24  5 10 11  5  0  0  0  0  3  6|  94
            4        4        4       20       59       85       85       94

05時起床。ここでついに European Russiaと QSO。また振られ続けていた BY局から 返事をもらえることも増えた。

インドネシアや タイも聞こえていたが なんぼ呼んでも・・ (T_T)

07時jst過ぎに あきらめて 仮眠。 *4



二日目は けっきょく 晩飯後の 19時jstから本格QRV。

国内局向けの RUNを続けていたが、22時jstになって USA 3局と交信成立。

しかし、その後は CONDX良いとこなく、00時半jstに就寝し 04時半に起床して頑張ってみたがアジアから出ること能わず、終了の 07時jstと なってしまった。

いやぁ~ まさか JA 1局としかできないとは・・ 03時頃まで粘って 然る後 寝た方が良かったのか・・ orz


 Time Chart (utc)
day 2
     22 23  0  1  2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
----------------------------------------------------------------------------------
NA |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  3  -  -  -  -  -  -  -  -|   3
SA |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
EU |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
AS |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - 13  6  2  2  2  1  -  -  -  -  -  1|  27 (JA:25)
OC |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
AF |  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|   0
----------------------------------------------------------------------------------
SUM|  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0  0 13  6  2  5  2  1  0  0  0  0  0  1|  30
            0        0        0        0       21       29       29       30
 <時間ごとの取得マルチプライヤー>

 [22] HL JA
 [10] JT
 [11] UA9
 [12] BY DU
 [14] (WA)
 [20] UA 3W
 ----
 [13] (UT AZ) VR
 [15] UN

      ()は北米の州

国内局を除いた 交信数は たったの 30。なんぼ呼んでもダメだったのが 16 *5 。QSO成立率は、30/(30+16)=65.2%。しかし・・ 聞こえなさすぎるよ、今年は・・ (-_-;) *6

グラウンド・ラジアル/アースに 施した もの 以上に CONDXが悪化したと考えることにしよう・・

参加くださったみなさん、ありがとうございました。


Comments(2)

*1 Low Powerカテゴリは あくまで 100W以下。150Wではない。ちなみに、ARRL160も 100W以下となった。(ARRLは 以前は150W以下だった)

*2 当然ながら なんぼ呼んでもダメだったけれど

*3 異大陸区分は 得点が 10点 と 高い。

*4 二度寝

*5 うち BYが 6局。彼らは 何W出してるの? もしくは そんなにノイズ多いの??

*6 Euで聞こえたのは ロシアの他には ウクライナだけ。あと アジアだけど ジョージアとか。


feed Jeff Beck先生 (2023/1/19 5:02:33)

2023年1月10日 Jeff Beck先生が 細菌性髄膜炎のため死去。享年78。

Jeff Beck先生が亡くなったとのこと。悲しい・・

中3で Got The Feelingを聴いてファンになりました。アルバム Jeff Beck Groupは 3枚持ってます。R.I.P. (Twitter)


超合金 とか サイボーグ とまで形容された Beck先生が まさか 亡くなるとは・・

80歳になっても 何かしら新しいサウンド/フレーズを聴かせていただけるものと 期待して待っていたのだが・・ それは叶わなかった。


Beck先生を最初に認識したのは 某ミュージックライフ誌。ベック様は交通事故の怪我から快復し ロンドンのディスコティークでバンドのメンバを物色している・・という記事だった。1970年頃だったと思う。

I Got The Feeling - Jeff Beck Group


その後、自身のリーダーバンド(第2期ジェフ・ベック・グループ)を結成。当方は 中学3年。レコード店(名曲堂)で シングル『ガット・ザ・フィーリング - I Got The Feeling』を発見して購入。アルバムは高いので手が出なかった。

で、この一曲でファンになってしまった。


Jeff Beck Group - Jeff Beck Group


次のアルバム『ジェフ・ベック・グループ - Jeff Beck Group』は高校1年で手に入れ、それこそ すり切れるほど聴いた。ボブ・テンチの Vocalトラックも良かったが、インストゥルメンタルの 2曲 (I Can't Give Back the Love I Feel for You) (Definitely Maybe)も それ以上に良かった。これで 当方の 方向性が決定したといっても過言では無い。

はっきりいって、Jeff Beckの ベスト・アルバム・・当方の大好きなアルバムといえば、Blow By Blow も確かに良いが、この Jeff Beck Group 通称オレンジ・アルバムなのである。

その後、浪人生のときに『Blow By Blow』を聴いて 完全にハマってしまい、1980年には 武道館のLiveにも行った。

そして・・ 2010年の『エモーション・アンド・コモーション - Emotion & Commotion』 *1 には狂喜。期待以上の出来だった。65歳過ぎてこれほどの作品を残せるとは・・


まだまだ スゴい作品を作り出せるのではないかと期待していた。しかし、突然の病魔がそれを阻んだ。今年には来日公演も予定されていたが・・残念。悲しい・・

*2

Comments(3)

*1 日本のオリコンアルバムチャートでも 9位を記録。

*2 Tada/KPIは、先生のマネをして指と爪でギターを弾くようになった。もう 15年くらいになる・・ (さすがに Scatter Brainはピック使わないと弾けない。)


feed しぶんぎ座MS 2023 (2023/1/8 11:51:20)

正月恒例の しぶんぎ座流星群 流星散乱通信 だが、本年 も ボウズであった。

ふたご座 では 50MHzで多くQSOできたが、今回は 50MHzにはQRVせず、144.440MHzに専念した。

しぶんぎ座の輻射点は 3日の22時~4日の18時には 地平線よりも上にある。 八王子流星電波観望所のWebサイト によると、ピークは 1月4日の14時~15時であったもよう。

当方は、4日の05時40分頃から断続的にCQを出し続けていたが、ピーク時間帯内の 14時40分に次の信号をデコード。

 9.5 1492 JA7KPI JR5JEU +06

これに対し、当方は <JR5JEU JA7KPI> R+03 を送り続けたが *1 、ついに返信は無かった。 *2

スノウ・ノイズや 電柱の放電ノイズもあり *3 、デコードは この一回のみ。これ以外は まったくデコードできなかった。

このしぶんぎ座では 2020年に JA9BOH JR4ENYの2局と 144MHz MSK144でQSOできているが、もしかして このふたつは 流星散乱 ( Meteor Scatter ) ではなく 飛行機散乱 ( Aircraft Scatter ) だった可能性があるのでは?? 両局とも 600km以内に位置する局なのだ。 *4

一方、過去の ふたご座でQSOした UA0LWは 830km、RN0JJは 1350km離れている *5 。MSは 超突発的かつ超局地的な Es であることを鑑みると 9エリアや 1エリアは可能性ゼロではないものの かなり困難なのではないか *6 と思われるのである。


今回、JR5JEU局が当方の信号を受信できたのは 4日の09時頃からである。このことから推測すると、144MHzでQSOするには ZHRで80以上は必要なのではないか。 *7

これを満たすのは、やはり 三大流星群、1月のしぶんぎ座、8月のペルセウス座、12月のふたご座であろう。

次回、ペルセウス座では なんとかQSOしたいものである。また、国内よりも2000km程度までと限られるが DX局の方が可能性があるものと考えられる。ぜひチャレンジしていただければ幸いである。 *8

なお、現在 日本では 法令による運用周波数の縛りがあるため 144.440MHzを使用しているが、近い将来 法令改正により MSK144の世界標準周波数に移行できる可能性がある。


さておき、次の MSは 50MHzでは 4月23日頃のこと座、 144MHzでは ペルセウス・・の前 7月30日頃の みずがめ座等の複合群 *9 だ。よろしくお願いします!


Comments(2)

*1 144.440MHz MSK144 1st T/R15sec Sh-ON

*2 それ以前、JEU局は 当方を 18回以上デコードできていたとのこと。

*3 ひどいときは S9

*4 JR5JEU局は 約970km

*5 ふたご座ではアクティヴだったロシア各局、なぜ 毎年しぶんぎ座では 出てこないのか?? 不思議だ。

*6 セカント法則による。144MHzのEsでは 過去 9エリアや 1エリアとQSOできた実績は皆無。4エリア以南ならば あり得るだろう。

*7 これに対し、50MHzでは ZHR 20程度から QSO可能ではないか。(過去の実績から)

*8 中国各局に期待!!

*9 分離困難な みずがめ座δ やぎ座α みなみのうお座等の複合群で、天文学的には各流星群毎にカウント困難なので余り注目されていないが、ZHR 100に達する場合がある。散在流星もあるでよ。


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