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無線ブログ集

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link ZCR/bLOG ZCR/bLOG (2024/12/4 16:35:49)

現在データベースには 246 件のデータが登録されています。

feed HNY2023 (2023/1/1 17:09:22)

! ( ^ - ^ ) v

令和癸卯 Tada/JA7KPI

恒例 アマチュア無線局 JA7KPI の 2022年 バンド別交信数は下表のとおり。

Band 1.8 3.5 7 10 14 18 21 24 28 50 144 430 1.2 Sat Total
2021 1157 77 37 72 159 1 34 9 32 592 95 63 1 626 2,955
2022 602 75 28 112 18 87 13 59 612 169 124 4 884 2,787


2021年より減らしたものの まあまあの数となった。

  • 移動運用率: 13%→ 11% (304qso) 依然として低下傾向。
  • CW運用率: 56%→ 49% (1362qso)。減ったのはやはりデジタルのせい?
  • Digital運用率: 32%→ 36% (1013qso) 上昇傾向。IO-117がらみのPKTが効いている。
  • DX交信率: 31%→ 34% (948qso うち50M:350 1.8M:217 Sat:343 など) 微増。LoTW上で Digital-DXCCが完成。2015年からほぼ7年で到達。CWは1993年から28年かかったから4倍のペース。
  • CW-WACA(7MHzヌキ): CFM。
  • CW-WAGA(7MHzヌキ): CFM。
  • CW-町村 (7MHzヌキ): 残り16。未CFM24。今年もコンプリートは無理だろう。

バンド毎で 一番Awardに近そうなのは50MHz。だが、WACAの未CFMは 51もある。WAGAの未CFMは 15。まぁ、Award積極的に追いかけるタイプでもないし・・

LoTWがらみのデータは次のとおり。

DXCC WAS
VUCC

50MHzのDXCCが 99。今年中になんとかできればいいな。WASも一番近いのは50。HFハイバンドで 今のCONDXなら割とすぐ完成できそうだが、そちらには行きません。(^^;)

VUCCは50で600超えたが、ARRLの VUCC Standingsを見ると、上には上がいらっしゃるわけで・・ Max200W局としては上位なのかもしれないけれど・・あまり申請する気にはなれない。


今年の課題は・・

  • DX向け 7MHz用アンテナ開発
  • SHFへの進出 (5600MHz? パラボラ?)
  • 第二ルーフタワー設置 (EME/MEO衛星対応?)
  • 1.8MHz用受信アンテナの実験継続 (やはり屋根の上にアンテナ出さないと?)

と いったところかな・・アンテナがらみ優先になっちゃうね。



このブログのアクセス傾向解析。例によってロボット疑惑のあるアクセスは徹底排除。

2022年に書いたbLOGネタのアクセス数順位。

  1. 6月前半の6mDX '22
  2. 6月後半の6mDX '22
  3. 7月前半の6mDX '22
  4. 10月の6mDX '22
  5. ALL JA コンテスト 2022
  6. 11月の6mDX '22
  7. 7月後半の6mDX '22
  8. 6D 2022
  9. 8月の6mDX '22
  10. 5月前半の6mDX '22

うーん・・ やはり面白味のないランキングになってしまったなぁ。

2021年以前のネタを含めての年間総合第1位~第3位は・・

  1. 続・FTDX101MP
  2. FTDX101MP
  3. 石油ストーブの不具合

2022年のネタはランク入りできなかった・・

拡張子 maaの MMANAファイルのダウンロード数も年間トータルで 184→156と減。

総PageViewは 2020年まで少しずつ伸びて146256(399/Day)となっていたのだが、2021年は 83833(229/Day)、そして 2022年は 72663(199/Day)とさらに減らしてしまった。大手ブログサービスの終了もちらほら見えているが、当方としては もう少し このbLOGを続けていきたいと考えている。



スマホのアプリ画面


最後に自転車ネタ。

2022年の累計走行距離は 大晦日の 14.35kmも入れて 2068km。
2021年は 2186kmだったので 100キロちょい及ばなかった。

今年の目標は 3000kmというところか。やはり、他の趣味に時間を取られると走られなくなるし、寄る年波も・・(^^;)


元日の今日は 晴れ間も覗いたりして比較的穏やかだったので 早くも 初乗りしてきた。

~中川原堤防~又右衛門橋~扇田工業団地~朴瀬~向能代~

  • 天候 晴れ 気温3.4℃ 西の風7.6m/s
  • 出走時刻 15時頃
  • 走行距離 14.80km
  • 走行時間 47分36秒
  • 平均時速 18.6km/h
  • 帰還時刻 16時頃
  • 累計距離 14km (今年分)

寒くはないが、この季節 手と足の指は かなり冷たくなってしまう。ちなみに手袋は二重、くつ下も モコモコのやつを履いていたが、全く十分とはいえない。やはり長くても 1時間が限度であろう。

てことで、画像は 最近使っているスマホのアプリ画面。GPSにより地図上に走ったルートが表示される。また、その時の心拍数なども判る。毎回使っているわけではないが、なかなかおもしろい。(^^)


Tada/JA7KPI : 2023年01月01日(日)

feed 霜降以降 冬至までのQRV状況 (2022/12/25 11:57:20)

12月22日は 冬至である。日出06:59 日没16:18。

10月24日から12月22日までのアマチュア無線アクティヴィティは だいたい 表のとおり。

エリア別交信件数 2022.10.24-12.22 JA7KPI


1.9(1.8)は QRP CQWW_CW ARRL160 などのコンテスト(CW)とFT8によるDX。DXといっても 朝に弱いのでヨーロッパ方面とは ほぼできていない。CONDXも悪いように思える。やはりハイバンドが良いとき ロウバンドはイマイチなのか。しかし、11月中旬になって ついに 今まで聞いたことすらなかった 北米東海岸 とQSOできた。

3.5~28はチカラ入っていない (^^;)。7メガは あいかわらずアンテナ無し。10/14/28のDXは K8H/TL8ZZ/J28MDだが、マス目を埋める気にはならなかった。

50MHzは 10~11月上旬に南米とできたのが大きい。アルゼンチン LU5FFとはCW(&SSB)でもQSOでき、これで 6m-CW-WACがWorkedとなった。
さすがに太陽活動が盛り返してきたせいか 12月中旬を過ぎても VK方面が良く入感しているようだ。

12/13~15の ふたご座流星群によるMS では 50で 21qsoできたものの、144では受信のみに終わった。144では 過去 国内2局 ロシア2局のみ。

SAT(サテライト/衛星)は なんといっても GreenCube(IO-117) の登場がハイライトだ。34エンティティ、18ゾーンと交信できている。この衛星対応のため水平偏波のアンテナ( 6el Hヘンテナ )も増設した。

しかし、この衛星は 単一チャネルのデジピータだ。QRV局数が多くなると、おそらく輻輳のためと思われるが、弱い局はデジピートされなくなる。
各局が 送信をなるべく控える方向になるのか、弱肉強食の修羅場と化すのか、まずは様子見しつつ 細々とQRVするしかない・・ のかな?

総務省の『ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集』(パプコメ)については、衛星AO-7(Bモード)の使用区別と10MHz帯、18MHz帯、24MHz帯におけるCW専用帯の縮小についてのみ 反対意見 を出した。


今後、日の出は もう少し遅くなって 1月に07時台に食い込む。しかし、日没は もうピークを過ぎたので だんだん遅くなっている。春が見えてきている。


Tada/JA7KPI : 2022年12月22日(木)

feed ふたご座MS 2022 (2022/12/21 23:32:49)

12月13日夜から15日朝にかけて 50/144MHzで ふたご座 流星散乱通信( MS ( Meteor Scatter ) )にQRV。

今回の ふたご座流星群 では144MHzに集中するつもりだったが うまくいかず、50MHzにQRVして けっこう QSOできてしまった。(^^;)

band/area 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 DX QSO
50 5 3 3 1 2 3 2 2 21

The radiant point of the Geminids ふたご座流星群の放射点 2022/12/14
22時頃のシミュレーション


ただし 国内のみ。すべて 6エレ逆相スタックでの交信である。50MHzでは、ある程度 上に電波を打ち上げた方が効率良く交信できるようだ。

今回は中国の BG7XWFや BG2KAJが参戦を表明してくれていたのだが、残念ながら交信はできなかった。ただし、KAJ局では当方の信号がデコードできたとのこと。このときのアンテナは同相スタック。BG2KAJとの距離は1300km程度で、このくらい離れると同相スタックの低い打ち上げ角が利くようだ。BG7XWFと当方との距離は2100kmを超えるのでMSではキビしいかもしれない。西日本の局であれば十分可能なのではないだろうか。

さて、MSのCQに応答して スムースに 1分でQSOが成立する場合もあるけれど、送信しても それが相手に届くまで数分かかる場合がほとんど。けっきょく応答が無いこともあるので、同じフレームを どこまで(何回)送信すべきか悩ましい。あまりにもしつこいと他局の邪魔になったりするかもしれないし、あきらめる決断も必要だろう。 *1

それから、T/R15秒/10秒混在問題については、まだ解消されていない。今回も当方は一貫して15秒で送信したが、Long Burstのおかげで10秒の局ともいちおう交信できてしまってたりもした。しかし、これはやはりグローバルに15秒統一でいくべきではないか。


144MHzのMSで受信できた局は次のとおり。

 JA0MRW JE8DBM JK2VOC JO1LVZ JR5JEU R0CQ RN0JJ UA0LW

ロシア3局はよく入感していた *2 。R0CQとは衛星経由で何度もQSOしているが、MSでは未交信。今度こそできるかな と 思ったのだが、けっきょくできず、144全体でもボウズで終わった。

やはり144MHzは周波数が高い。MSは 超突発的かつ超局地的なEsである。144でもEsは出るが、50MHz以下のような いわゆる『近距離Es』は無い。セカント法則 fmax=fo×secθが効いているのだ。つまり、ある程度離れた局とはQSOできるが、近場との交信は困難なのであろうことは理解できる。 *3

JR5JEUは今回も良く入感していたが、いざ交信・・となると、お互いに RR73を送る局面までは到達できたものの、その RR73が受信できずに終わっている。距離は 1000km弱なのでイケると思ったのだが・・ *4



さてさて、次の流星群は 1月3日~4日頃の しぶんぎ座だ。2020年には 144で 1エリア、9エリアの2局と交信できている *5 ので、期待したい。




Comments(3)

*1 しかし! あきらめたら 30秒後に受信できたりもするんだよな・・(^^;)

*2 RW0LDF UA0DBXのQRVもあったらしい。

*3 欧米では毎回かなり盛況だが、空中線電力(少なくても100W?)の違いがモノを云ってるような気もする・・(^^;)

*4 JR5JEUと RN0JJの交信は成立したようだ。

*5 国内局と144のMSで交信できたのは いまだに この2件のみ。


feed 6エレ Hヘンテナ (2022/12/12 0:10:37)

シャックの430MHzアンテナというと、昨年2021年に 低仰角のスレスレ衛星への対応として 12エレ Hヘンテナ を製作した。

最近になって中軌道衛星(MEO) GreenCube(IO-117)が打ち上げられたが、どうも偏波面が不規則に変動しているらしい。この衛星に対応するには垂直偏波だけでは心許なく、とうとう 水平偏波用の新アンテナを製作するに至ったのである。

実は、最初に考えたのは高仰角への対応であった。しかし、高仰角と偏波切換、どちらが面白そうか考えたところ、いままでマトモにやったことがない偏波切換に軍配が上がったのである。

Drawing of 6el. H-Hentenna H-Hentenna 給電部 2φ銅線 ハンダづけ


新アンテナといっても、今回は手っ取り早く作ってしまいたい。アンテナの材料は以前作ったものの残骸等、すべて手持ちのものでインスタントに製作してみた。

というわけで、今回も H ( エイチ ) ヘンテナ (H-Hentenna)である。

ブームは 18mm角 90cm長の木材。Ra Reの給電部は 2φ *1 銅線(PEW)をハンダづけで組んだ。。D1~D4の導波器は 園芸用の 3φアルミ線。なお、銅線/アルミ線は電動ドリルのチャックに挟んで捻り、硬度を上げている。これらのエレメントは 木のブームに同じ太さのドリルで穴を開け、2液反応タイプの接着剤で固定。

寸法は図のとおり。設計としては ブーム長=一波長の6エレで、給電は 50Ωの同軸ケーブル直付け *2 。200Ω給電の方が高性能のハズだが、今回はとにかく簡単に速く完成させることを念頭に置いた。

設計自体は F/B比とSWR帯域を重視しつつ アンテナ・シミュレーションソフト MMANAの最適化機能を使用。


MMANA *3 data file
hhu433-6-50w.maa ←適当にお使いください。ゲイン10.54dBi。

とりあえずできたっぽい 6エレ Hヘンテナ 6el.H-Hentenna SWR-Freq. (NanoVNA)


SWRの帯域幅は、シミュレーションよりも広くなってしまった・・ ま いいか。 *4

H-Pol.6el.H-Hentenna and other Hentennas H-Pol.6el.H-Hentenna mounted under
V-Pol.12el.H-Hentenna


まずは 衛星 FO-29のCWビーコンを追跡 *5 。水平6エレの方が地上高も低いしブーム長 半分以下にもかかわらず、切り換えてみると確かに水平が勝つときがあるし、圧勝する場合さえあるのだ。はぁ~ やってみるもんだなぁ・・ *6

本命の衛星 IO-117では、AOSは垂直優勢。じわじわと水平が強くなる。2回くらい垂直/水平が入れ替わってTCA *7 付近は垂直。その後は水平が強くなり、再び2回くらい垂直/水平が替わってLOS近くなると垂直が優勢。トータルでは水平の時間の方が長かったようだ。偏波がこれほど入れ替わるとは思わなかった。

数パス偏波切換(水平/垂直)を経験したが、なんだか切り換えるのが億劫になってきた。・・てことは、円偏波アンテナを使った方がいいのか? 右旋/左旋の切換は必要だろうけれど、ひとつのパスの中で右旋/左旋が頻繁に変わるということは考えにくいのでは?

それに・・低仰角のパスでも偏波は頻繁に変わる。・・本当に偏波が原因なのか?? ・・しかしスイッチ切り換えれば改善 *8 するし・・ うーむ、いずれにしても、6エレではちょいと力不足かも。アンテナは もっとブームを長くすべきだね。これは来春以降の課題としておこう。



Hヘンテナ ( H-Hentenna ) とは・・

元々の開発者は JR1FTE。1982年秋 JH1FCZ大久保さんの主宰する ミニコミ誌 The Fancy Crazy Zippyに発表された。JA7KPIは それを改良、単一指向性化して同誌に発表。大久保さんのはからい(?)で Hヘンテナの共同開発者としてクレジットされることとなった。

その後、CQ ham radio誌やモービルハム誌でも取り上げられたものの「ヘンテナはループアンテナ」と理解されていたせいか メジャー誌で このアンテナが Hヘンテナとして紹介されることは ほぼ無かった・・

433MHz Hヘンテナ 双指向性型 (単位:mm) 直径2mm銅線 433MHz Hヘンテナ 単一指向性型 (単位:mm) 直径2mm銅線


図は、Hヘンテナの基本型。直径2mm裸銅線 (単位:mm)。双指向性と単一指向性の 2パターン。

構造が簡単なので、適当に工作すれば いちおう単一指向性アンテナができ、しかもマッチング機構なしで50Ωに整合可能という・・ もうちょっと人気 出ないかなぁ (^^;) *9


*1 直径2mm

*2 網線をリフレクタの方に接続。今回はフェライトコアなどは使用していない。

*3 オープンソース扱い URL→ https://github.com/ja7ude/MMANA 国内版forkを 2件確認!! JL3OXR氏の64bit版ビルドは まだエラー出るものの高速!!

*4 実際に設置し シャック側の同軸端での測定値。シミュレーションよりも広いとは、製作精度/誘電体損失等による可能性があり 喜んでばかりもいられない。

*5 周波数のドプラ補正を rigctldと GpredictによるPC自動制御。普通のQSOでは手動で十分だが、集中しないといけないので疲れます。(^^;)

*6 大昔の切換スイッチなんで、新調したくなってしまった。こうしてハマっていくのである・・(^^;)

*7 Time of Closest Access : 衛星と自局が最も接近するタイミング。

*8 水平/垂直とも同程度によくデコードする場合もあれば、弱くてどちらでもデコードできない場合もある。

*9 まぁ、当然ながら 欠点もあるんですがね。

Tada/JA7KPI : 2022年12月11日(日)

feed 総務省パブコメ (2022/12/8 0:12:59)

総務省総合通信基盤局の『 ワイヤレス人材育成のためのアマチュア無線の活用等に係る制度改正案に対する意見募集 』(パプコメ)につき、次のとおり意見を e-GOVへ提出 した。

とりあえず、衛星 AO-7についてのものだけではあるが・・

提出意見:

別添12 アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別

注5 を次のように変更することを要望する。

注5 この電波は、その占有周波数帯域幅が3kHzを超える場合に限り使用することができる。ただし、432.1MHzから432.2MHzまでの周波数であって、その占有周波数帯幅が3kHz以下の電波は、衛星通信を行う場合に限り使用することができる。

変更要望の理由:

アマチュア無線衛星 AO-7は 1974年11月に打ち上げられ、いまだ稼働を続けているアマチュア衛星通信界のレジェンドである。しかし、そのリニアトランスポンダ Bモード(CW/SSB用)のアップリンク周波数は 432.125 - 432.175MHzであるため、占有周波数帯域幅を3kHz超と規定されることにより わが国では使用することができない。

AMSAT Live OSCAR Satellite Status Page https://www.amsat.org/status/ を参照すれば、この衛星が全世界において極めて高頻度で使用されていることが判る。

この状況にわが国のアマチュア無線家が参加できないのは、わが国のアマチュア無線の体験機会や活用機会の縮小につながる。これは わが国にとって多大な損失であるといわざるを得ない。

また、わが国の多数のアマチュア無線家は機会あるごとに海外のアマチュア無線家から AO-7 Bモードでの運用を求められているが、AO-7のアップリンク周波数における CW/SSB(占有周波数帯域幅3kHz以下)での運用は日本では法令違反である旨をその都度伝えている。しかし、この現状は海外のアマチュア無線家にとっては理解しにくいものであろうことは想像に難くない。

締め切りは 12月16日(金)<必着>



2022.12.6 追記 :

アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別の簡素合理化

10MHz帯、18MHz帯、24MHz帯において電波型式 A1Aの使用区別の帯域幅が削減されているのは納得がいかない。

現行:10100~10130kHz 改正案:10100~10120kHz
現行:18068~18090kHz 改正案:18068~18080kHz
現行:24890~24910kHz 改正案:24890~24900kHz

いかなる理由で削減されなければならないのかの明確な説明もなく、この部分については反対である。


Tada/JA7KPI : 2022年12月03日(土)

feed 160mで北米東海岸 (2022/12/6 20:16:11)

160mで ついに北米東海岸とQSOできた。
160mにチカラを入れるようになって 7年経過したが、北米東海岸は今まで聞いたことすらなかった。久々にアドレナリン出まくりである。(^^;)

Double Sloperoid 160m/80m

11月15日 20時jst過ぎ、1.840MHz FT8をワッチしたら、AA1KのCQが見える。西海岸かな? 早いな・・ と 思ったら、グリッドが Fシリーズ デラウエア州ではないか!

焦りつつも 呼んでみたら コールバックあり。しかし、こちらからの RR73がとれないらしく 何度も RPTを送ってくる。何度か 送ってるうちに見えなくなってしまった。もしかして 相手方では NILかもしれない。


次に、メリーランド州 W3KXを呼んだ。何度か 振られて ようやくコールバックあったが、またしても こちらからの RR73が通らない。何度か送って ちょっと遅れて 73が返ってきた。

と、思ったら、フロリダ N4IIとのQSO最中に あちらから呼んできた。
おかしいなと思いつつ 何かの間違いかなと再度CQ出すと また呼んでくる。前回のQSOに自信なかったのか? しかし、今度は割とスムースに 73まで進むことができた。

これで 間違いなく北米東海岸ゲットである。まぁ 200Wにしては よくやったと・・ (^o^)

その後 テネシー AC4G、イリノイ K9NR、テキサス K5DNとQSO。久々の大漁となった。


面白いことに、21時jst過ぎに フィンランド OH3SRともQSOできた。この時間、向こうは まだ 日没前である。

今回の伝搬は 秋田県内各局も多くQSOできており、割とスポッティだったようにも思える。160mでも このような伝搬があるのだなぁ・・

来週末は CQWW CWだが、期待していいのだろうか・・


Comments(3)


feed 11月の6mDX '22 (2022/11/30 21:20:15)

やはり今年は違っていた。これは 確定事項である。

南米向けアンテナ JA7KPI 畠町児童公園から。中央奥:芋長根 919m
左:水沢山 822m


まさか 早々とこういうことになるとは 想像だにしなかったので、仕事を入れてしまっているのであった。(^^;)


11月1日

09時前から10時過ぎまでアルゼンチン。

 LU1FAM LU3CQ LU3FAP LU5FCI LU5FF LU7HN LU9AEA LW2DAF

例によって 当方は お仕事へ・・ (^^;) LU5FF以外にも マイナス一桁になる局が複数あった。

午後
15時頃

 DU7/PA0HIP




11月2日

08時半頃からアルゼンチン。

 LU1FAM LU3HY LU5FF LU9FVS

CE2EC CE2SV

当初 LU5FFが 10回くらいCQ連発していたが誰もQSOしない。当方も 逆シーケンスで CQ出していたが反応無し。・・なので、 LU5FF PSE CW と 送ってみたら、ちょっと間があいて QSY 105 CW と 返った。 *1

50.105に移ったが QSBの谷に落ちたとみえ カスカス状態。当方のコールサインを繰り返していると・・ やたっ!! 浮いた!! FB TU 73!!

LU5FF とQSOできて 6m-CW-WACが WKDとなった。6mCWのDXは 2007年からという レイト・スターティング・・(^^;)

 6m-CW-WAC
AS HL2FDW 2007-05 home
OC DU7/PA0HIP 2009-06 JA7KPI/7(04007)
AF 3B9FR 2015-05 home
EU UT8IO 2015-05 home
NA KL7HBK 2015-05 home
SA LU5FF 2022-11 home

2015年WSJT系が浸透する前に AF EU NAとできたのが大きいかも。

LUは 10時前、CEは10時過ぎに消感。

なお、当方は LU5FFとのQSO後 即 出勤したため CE勢の入感はチェックできなかった。また、ブラジルを呼ぶ局もいたが 当地では確認できず。

午後

 ZL1AKW

FK8HA

DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP VK3DDU/DU1

VK6KXW

9M2TO




11月3日

09時過ぎからアルゼンチン入感するも 一局のみ *2 。しかも 浮き沈みが激しい。しかしながら 何度も浮いてくる・・
CQ連発していたが、けっきょく誰も呼ばなかったような・・あぁ勿体ない。10時過ぎに 完全に消感した。

 LU5FF

午後

 FK8HA

VK2FZR VK2TRD VK3BD VK3OTR VK4ADC VK4AFU VK4BLK VK4DCM VK4DI VK4GU VK4HJ VK4QG VK4WTN VK4YH VK5AYD VK5GF VK5JR VK5XDX

DU7/PA0HIP DU7JGU

9M2DA 9M2TO

9W6EZ




11月4日

08時過ぎから パプアニューギニアを呼ぶ局が出始めるが、ご本尊は当方には無感。しかし 08時半過ぎてデコードできるように。

朝ドラ見終わってシャックに入ったら P29RO が! まず落ち着いて、おもむろに呼んだら できた。(^o^)

トータルの入感時間は 10分程度であった。

 P29RO

AH6U AH7C KH6HI KH6TU KH6Y NH6JC NH6Y

ZL1AKW ZL1RQ ZL1RS ZL3RC ZL3RJ ZL3WO

CE0YHF/CE3 CE2SV CE3MRO CE3SOC CE3SX CE3VRT XQ3MCC XQ3SK

LU1FAM LU2BA LU3CQ LU3DCS LU4FW LU7HN LU8DRH LU9AEA LU9DO LW5DIX LW6EQG LW9EXQ

VK1DI VK1DJA VK1JA VK2BMU VK2BY VK2DVM VK2EY VK2FZR VK2GSV VK2HC VK2OV VK2PW VK2WJ VK2XN VK2YOC VK2ZPN VK2ZQ VK3BD VK3BOB VK3DUT VK3EY VK3FZ VK3OTR VK3OW VK3ZYC
VK4ADC VK4AK VK4BLK VK4CAG VK4DCM VK4EM VK4FJ VK4GIS VK4GU VK4GUE VK4HJ VK4KLC VK4QG VK4RF VK4SSB VK4TP VK4YH VK4ZTG VK5BC VK5GF VK5GR VK5JR VK5LO VK5PJ VK5PO
VK5RM VK5SA VK5SFA VK5ST VK5WU VK5XDX VK6TX

PY2XB PY5EK PY5KD

CX6DRA

XX9BB

ZP9CTS

P29の後、ハワイ~ニュージーランドと入感するが、次に来たのがチリ。 CE3VRT CE3MRO CE0YHF/CE3 XQ3SK の 4局と交信。次のアルゼンチン勢は いまいち弱く コールバック無し。

オーストラリアが入感して これで南米は終息かと思ったら、10時頃からブラジルが入感し出す。

グリッドロケータから計算される方向はかなり北のハズなのだが、北に向けると受信できない。けっきょく大きく東に回し、120度あたりで PY5KD PY2XB の 2局と交信 *3 。どうも太平洋上に散乱源があるようだ。インド洋スキャッタは経験あるが、太平洋スキャッタもあるとは・・ *4

ほかに ウルグアイやパラグアイも入感していたが、どちらも少し弱く 交信はできなかった。ブラジル局は 11時半頃まで入感していた。


当方は その後 ハワイ NH6JC KH6TU と 交信。ハワイは 通常 90度(真東)方向だが、110度まで回した方がやはり強かった。

午後から仕事が入っていたので、お昼までの運用であった。


午後 ZL及び VK勢は引き続き入感していたもよう。

 3W3B

DU6/PE1NSQ DU7/PA0HIP DU7JGU

9M2TO

V73MS

FK8CP FK8HA

YB1HR

仕事終わってスーパー買出しから戻った 18時半頃、まだ VKが入感していて VK4CAG と 交信。




11月5日

08時jst直後から チリのイースター島入感。-01dBまで上がっていたので楽勝!と 思いきや 振られ続ける。なんやねん!? ほんまに電波出とるんか??

浮き沈みを繰り返して 秋田市のVTE局の交信の際は 当地では -22dB。で、いったん完全に沈んでしまった。

午前

 CE0YHO

LU1DL LU1HLH LU3AHY LU3CQ LU3FAP LU4FW LU6FG LU7HN LU7MC LU8EML LU8EX LU9FVS

CE2SQE CE2SV CE3SOC CE3SX XQ3SK

NH6Y

VK4ADC VK4HJ

仕方ないので CQ出したり他局呼んだり・・ LU8EX LU3AHY LU1DL LU5FW と交信。 *5

そうしていると イースター島が再び浮かんできた!

CE0YHO 09時半少し前、最初の発見から 1時間半くらい経って ようやく交信に成功。そして交信後 1分、F.O.していった・・

LU/CE勢は その後も浮き沈みを繰り返しつつ 12時ジャストまで入感し続けたが、新局はできなかった。


午後

 VK4EM VK4HJ VK4QG VK4RF VK4TUX VK4WTN VK4ZQ

9M2TO

ちなみに、イースター島にロックオンしていた際 スタックの位相を同相/逆相で切り換えてみたが、明らかに同相の方が良かった。しかし、結論づけるためには まだデータ不足といわざるを得ない。




11月6日

午後

 VK4BLK VK4EM VK4FJ VK4HJ VK4RF VK4WTN VK5AYD

DU1IST DU7JGU

真昼岳林道移動の VTE/Pに入感した T33Tは 当方にはかすりもしなかった。 DU7JGU と交信。

南の方ではPY周辺と交信できているらしいからCONDX自体は悪くはない。ただ落としどころが違うと・・




11月7日 本日は 立冬 である。

アルゼンチン 09時半~10時頃 短時間。

 LU5FF LU9FVS

VK1DJA VK2AHE VK2ALS VK2AZ VK2FZR VK2JDS VK2JEH VK2OV VK2SI VK2YOC VK2ZQ VK3FZ VK3ZYC VK4ADC VK4BLK VK4CAG VK4DCM VK4EKA VK4EM VK4GU VK4HJ VK4JAO VK4QG VK4RF
VK4WTN VK4YH VK4ZB VK5AYD VK5PJ VK5XDX VK7KRJ VK7MD

FK8HA

VKは お昼前あたりから・・




11月8日

ひと仕事終わったり 衛星DXできたりして 祝杯あげて夜更かししたら爆睡。・・寝坊してしまいました。

 LW1DJ LU3CQ LU5BE LU1DVH < VTE調べ

08時少し前らしい。青森方面では入感なかったようなので ウチも怪しい。

09時過ぎからワッチ開始。

 VK2AHE VK2XN VK4ADC VK4CAG VK4EKA VK4FJ VK4HJ VK4RF VK4WTN VK4ZTG VK6JJJ VK6KXW VK7EA VK8AW VK8RR VR2CH

3W3B

DU7JGU

P29RO

ZL1IRD




11月9日

08時前からアルゼンチン。イースター島は08時から。CE0YHO 強力! +01dB! その後にハワイ。

 LU1FAM LU5FF

CE0YHO

KH6HI KH6U NH6JC

11時過ぎまで。なお、ハワイもアルゼンチンも イースター島と同方向の 100度寄りからの入感だった。

午後

 XV1X

9M2TO

VU2FGQ

DU1IST DU7JGU VK3DDU/DU1

インドは 15時台。7月22日以来の入感。




11月10日 当地では何事も無し。DXは韓国くらいだった。




11月11日

午前中は何事も無し。T3呼ぶ局も多数あったが 当地では無感。また 10時頃南米(PY CE0)を呼ぶ局もあったが やはり無感。

午後 お昼過ぎから例の如く VK。

 VK2AHE VK2FZR VK2JDS VK3DUT VK3FZ VK3HY VK3ZYC VK4EKA VK4HJ VK4KSY VK4WTN VK4YH VK5BC VK5JR

ZL1RS ZL1SG

T88WA

DU7/PA0HIP VK3DDU/DU1

XV1X

パラオ T88WA と交信。Fox&Hound 50.323FT8 ん? パラオはオセアニア。ホッ・・




11月12日

09時頃 チリ。10時頃 アルゼンチン。短時間で、信号到来方向 確定すること能わず。

 CE2SV

LU3BMS LU9AEA

当方のCQ、LU4局(GF05)までは届いていたようだが 交信はできず。

11時過ぎからオーストラリア。

 VK4ADC VK4AFU VK4DCM VK4DI VK4DX VK4EM VK4FJ VK4HJ VK4JAO VK4KSY VK4MUD VK4RF VK4TUX VK4WTN VK4XJB VK4YH VK5BC VK5JR

3D2AG

ZL1AKW

9M6NA

DU7/PA0HIP

XV1X




11月13日

10時前 一瞬アルゼンチン。お昼前からオーストラリア。

 LU9AEA

VK2XN VK3HY VK4EKA VK4FJ VK4RF VK4WTN VK4XJB

V73MS

3D2AG

FK8CP

T88WA

この日のCONDXは13時半頃で終息。VK4RF VK4XJBと交信。




11月14日 何事も無し。国内しかもローカルのみ。




11月15日

11時半頃からニュージーランド、オーストラリア。

 ZL1RQ

VK3ZAZ VK4BLK VK4CAG VK4EKA VK4HJ VK4KSY VK4QG VK4WTN VK4ZB VK5XDX

13時半頃には消感。




11月16日

15時~16時台 短時間

 VK4HJ VK8RR

秋の DX CONDXもおしまいか? 国内 近場DXとも 不調。




11月17日

お昼過ぎからのVKのみ。16時前まで。

 VK4EKA VK4GU VK4HJ VK4KSY VK4QG VK4WTN VK4YH VK4ZPU

VK4GUと交信。




11月18日

13時過ぎから ほぼ1時間 ZLまつり。

 ZL1AKW ZL1GQ ZL1RS ZL1SG ZL2WHO

VK2YOC VK4HJ




11月19日 何事もなし。




11月20日

13時頃から VK/ZL。14時過ぎまで。

 VK4AFU VK4AK VK4BLK VK4DWT VK4EKA VK4EM VK4FJ VK4HJ VK4KM VK4QG VK4SN VK4WTN VK4YH

ZL1AKW ZL3NW ZL3OC ZL3OY ZL3OZ ZL3RC ZL3RJ ZL3TJV

YB8XOB

4F3OM

15時頃からインドネシア、フィリピン。17時前まで。




11月21日 何事もなし。

国内 しかも 8 7 1エリアのみ。電離層は何処へ?




11月22日~24日 何事もなし。




11月25日 15時台に 1局のみ しかも短時間。

 VK3BOB




11月26日~27日 何事もなし。




11月28日

12時半頃からニュージーランド、オーストラリアは 13時頃から。

 ZL1AKW ZL2WHO ZL3NW ZL3OZ ZL3RJ ZL3WO ZL4TT

VK1DJA VK2AZ VK2BGL VK2BY VK2EMA VK2GSV VK2HC VK2IR VK2JDS VK2KEV VK2YOC VK2ZQ VK3BD VK3DUT VK3FZ VK3HY VK4AFU VK4BLK VK4EM VK4HJ VK4KSY VK4QG VK4WTN VK4YH
VK5BC VK5GF VK5UV

16時過ぎまで。




11月29日

昼過ぎから14時頃までVK。

 VK3FZ VK3HY VK7AC VK7XX VK7ZTA




11月30 日

13時前後のVKのみ。

 VK6IA VK6JJJ VK6KXW VK6OX



と いうことで、11月の CONDXは初旬で ほぼ終わっていたのであった。

しかし、来年はどうだ? さらにすばらしい伝搬を経験できる可能性は高いといえよう。

それでは、また来年! FB DX 73!! *6


*1 当方、スケジュールQSOは苦手だが、このように リアルタイムな リクエストは よくやってます。(^^;)

*2 LU5FF QTHは San Justoの住宅地の真ん中。標高があるわけでも 巨大アンテナ使っているわけでもないらしい・・ ロケ的になにか特別なんですかね。

*3 PY5KD局は 本年 5月29日にも受信できている。

*4 ハワイ局からの情報: PJ4が呼んできたのでダイレクト方向(80度)に回したら返って弱くなってしまい、慌てて 120度に戻しました。

*5 電波 出とるやないかい!! (^^;)

*6 ・・って、来年もやんのか? これ。

Tada/JA7KPI : 2022年11月02日(水)

feed GreenCube MEO (2022/11/29 0:24:08)

7月に打ち上げられた中軌道衛星(MEO) GreenCube ( グリーンキューブ ) 、最近になって 435MHzのデジピータが解放された。
なにしろ 高度が 6000kmくらいあるので、ヨーロッパ全域(あるいは北米全域)との交信も可能なのである。

Wire-framed outline of GreenCube


GreenCube の本来の目的は、超小型衛星での自律的植物栽培実験ということらしいが、それについてはリンク先をご覧いただくとして、ここでは 空飛ぶデジピータ *1 としての GreenCubeに焦点を絞ることとする。

衛星の形態は いわゆる 3U。一辺10cmの立方体 3個を積み重ねた形だ。アンテナは 公表された 調整中の写真や イラストから 1/4波長のホイップを 4本移相合成した ターンスタイルと推定した。

ターンスタイル・アンテナは エレメント展開面と垂直方向には円偏波を放射するが、展開面と平行方向への放射は 直線偏波となってしまう。GreenCubeが軌道上で どのような姿勢 *2 でいるのか定かではないため、偏波については注意が必要である。

公称の周波数は、435.310MHz *3 。電波型式は 1200bpsのパケット(PKT)だが GMSKであり、以前ポピュラーだった AX25.でもないため 大昔のTNCではデコードすることができない。




11月6日

手動追尾VFOと Soundmodemで GreenCubeの Beaconと思われる信号はデコードしたものの、その先には進めず。

約2時間半後のパスで XXK AFZ FIHの国内3局を手動運用で受信。試しに送信してみたところ、まぐれでACK返ったけれどデジピートされず。LBW FCJの2局に呼ばれたものの、返すこと能わず。

PCによる Rig Control *4 は必須であろう。それに、仰角20度超えると 仰角5度の12エレ *5 では もうかなりキツい。6000kmは遠い。

W5CBF *6 から FIH局に送られたメッセージを受信して感動する。デコードできたりできなかったり、各局でバラバラのようだ。




11月7日

それなりに有名なソフト SatPC32 を導入 *7 し、四苦八苦して設定。いちおう起動したものの、使い勝手が特殊 (^^;)。 *8

19時のパスで ついに W5CBF、WA5KBH *9 、FIH局と交信。その後の 21時のパスで XXK局ほかのJAsとも交信できた。


なお、SatPC32は パケット信号のデコードまではやってくれないため、デコードは soundmodem を、デジピーティング・クライアントとしては GreenCubeDigi を使用。

greenTNC.bat

 @echo off
start C:\tools\HAM\GreenTNC\soundmodem.exe
start C:\tools\HAM\GreenTNC\GreenCubeDigi.exe




11月8日

7日から引き続いて 00時を跨ぎ、00時~01時台のパスで BG7XWF BG5UZW VU2LBW A65BR K8DP *10 らと交信。

いったん仮眠して 次の05時台のパスで IK7EOTと交信。ついにヨーロッパまで来た!!


この後、GreenCubeは 1週間のメインテナンスに入るとの メッセージが公表された。

この間、周波数追尾の微調整を実施。また、SatPC32以外の Rig Controlソフト hamlibの rigctldと Gpredictでも 一応の追尾は可能であることを確認。

rigc.bat *11

 @echo off
rem IC-9700のメニューで CI-VとREMOTEを切断する。
rem GreenCubeの場合、IC-9700はサテライト・モードではなく 通常のスプリット運用モード。
rem GpredictのRadio Control画面で デフォルトの周波数を手打ちする必要あり。
path C:\tools\ham\hamlib-w64-4.5\bin
start rigctld --model=3081 --rig-file=COM4 --ptt-type=DTR -vvvv




11月16日

GreenCube デジピータ運用再開。

I4EUM IW7DOL VA7LM NA1SA DU9JJY らと交信。




11月17日

次のパスは日付を跨いで 03~04時台 DL5GAC DL6KBG KB6LTY WA5LRC と 交信。

いったん睡眠。Now Gonna sleep again. CU!


07時台 スペイン EA1DR EA4CYQ EA4SG、スコットランド 2M0SQL と 交信。Now Gonna have breakfast. No sleep anymore. CU! てな具合・・(^^;)


この後のパスはビーコンのみで デジピータは OFFだったもよう。




11月18日

21時過ぎのパスで KE8RJU F4BKV と交信。フランスとはギリギリだった。リニア衛星だったら 白神山地の仰角 2度まで余裕だが、GreenCubeでは 3.5度で もうキビしい。



現時点での問題・・

高仰角への対応
仰角20度超えるとキツい。仰角ローテータ? その前にルーフタワーが必要なのだ。
相当 変なスピンしてるのか??
円偏波のハズなのに しょっちゅう信号が弱くなる。とっくの昔に安定しててもいいハズなのだが・・
聞こえていても無デコード
たとえ低仰角であっても偏波面可変(切替え) または 円偏波対応が必要? フィルタでなんとかなるの??
周波数の跳び
SatPC32 でも rigctldでも 起こるとのこと。VersionUpに期待するしかない?
周波数のズレ
イマイチ設定追い込み切れていないのか? TLE *12 がズってる??
テレメトリのデコード(解読)ができない
GNURadioを使えばできるらしい。GC Telemetry Decorderは 英語版Windowsが必要?
(番外) リニア衛星におけるSatPC32の使い方
起動して周波数 合わせ込み、実際のCQ/S&Pでは Control切断して 従来どおり勘と手動で対応した方がスムース?
FM衛星 *13 では ほぼ完璧に周波数追従し、交信もできた。
(番外) 別TXの1.8MHz送信でIC-9700の USB COMポートが固まる
1.8だとコア挿入も効きにくいし・・
(常識) 世界はグローバルだ
日本の18時は 北米東部で 04時、東ヨーロッパでは 13時。しかも彼らの平均睡眠時間は我々日本人よりも長いのである。



2022.11.28 追記 :

GreenCube Designated Italy-OSCAR 117 ( IO-117 )

・・ってことで、AMSATから GreenCubeに オスカーナンバが付与されたとのアナウンスがあった。

ところで・・ IO-117は 円偏波でみると Nullは無いのだが、水平または垂直偏波でみると Nullがあるようだ。1パスの中で何度も信号強度が変動するのは、姿勢の問題なのだろうか。ファラディ回転もあるだろうけど、変化量はもっと緩いだろう・・

MMANAでシミュレートしてみた。直線偏波では -40dB程度まで落ち込む場合がある。もっとも本当にこのような姿勢になっているのか、あるいは この姿勢になる可能性があるのかどうかは 現時点では不明。

Beam-Null of IO-117 IO-117 Attitude in Beam-Null


前述の 周波数の跳び 問題に対応した SatPC32の新バージョンが出たが、衛星自体もQRHしているようだ。QRHすると 当然ながらデコードできない場合がある。とりあえず、しばらく様子見ということで・・


*1 1990年前後の アマチュア無線パケット通信時代を知らない方々には 馴染みが無いかも。受信したデータをオウム返しに再送信するシステム。

*2 あるいはスピン

*3 SatPC32の Doppler.SQFファイルには 435308.65 と記載した。各々のRig等でも異なる。全世界一律ではない。

*4 特に周波数

*5 垂直偏波

*6 USA ルイジアナ州

*7 最終的には AMSATのストアからダウンロードした。

*8 自分ひとりで使うんだったら、こう作ってしまうかもしれない・・というのは理解できる。(^^;)

*9 この局もルイジアナ

*10 ミシガン

*11 Gpredictの Radio Controlの前に起動する。

*12 NASAやNORADから提供される軌道要素ファイル

*13 例えば SO-50 や ISS

Tada/JA7KPI : 2022年11月18日(金)

feed FD 2022 (2022/11/22 22:06:35)

第65回フィールドデーコンテスト・・
デーじゃなくてデイだろってのはさておき、過去 男鹿移動X50のQRVは複数回あるものの、寒風山からは ALL JAと 全市全郡のみ。あまりにメジャーな移動ポイントなので あえて避けてきたというのもある。

と いうわけで、今回は ついに FDの X50で寒風山 !

Invalid Text


移動ポイントは 板場の台の上の三角点近傍 *1 。標高は約250m。

頂上や妻恋峠の駐車場は観光客も多いが 決定的なのは山頂裏の北方向に飛ばないということだ。

逆にこちらは山頂方面と岩手宮城方向が重なってしまうというハンデを抱えているが いくらか近い分なんとかなるという軽い選択。北海道のマルチ *2 の方が重いだろう。


男鹿市 寒風山 PM99WW 背景は寒風山山頂


アンテナは いつものブーム長4.5mの 5エレ *3

今回は6段マスト *4 を5段で使用し地上高は 約8m。これは運用地点周囲のトレイルを考慮し ステーロープを引っ張る範囲を制限したため。 *5


男鹿市 寒風山 PM99WW 背景は男鹿三山


直射日光の下でのアンテナ設営となったが、おおむねスムース。
ただ、現地にはアブが多数おり、手首や手の甲を囓られてしまった。まぁ、ブヨでないだけマシだ。 *6

ところで、いつもは16時くらいに家を出ていたのだが、今回は かなり早めに出てしまい、ヒマで困った。(^^;)


入道崎方向 2022年8月6日 18:47(日没3分前)の落陽


Twitterとかをチェックすると 6m DXの Eu方面が CONDX良さそうだったが、FT8等をデコードできるPCは持ってきていない・・
日没の 19時頃まで Euが開けていたもよう。


で、下の画像が 持ってきたPCだ。1998年くらいのNEC製品で MMXペンティアム 200MHzというCPUが載ってる代物である。

Windows98のDOS窓で DOS/V版のZLOG *7 を動かしているが、シングルバンドならば これでもほぼ問題ない。 *8


ZLOG/DOS on VA20C/NEC MMX Pentium 200MHz


例によって前説が長くなったが 21時 コンテスト開始。空電がある。ちょっとこわい。

Eu CONDXの残滓 北西のスキャッタをチェックしてみたが、まったく検出できなかった。とりあえずアンテナ真南向けて SSBの S&Pから。

いきなりJA1YAX 東京ができる。CONDXは「大気の状態が不安定」なときによく遭遇する浮き沈みが激しいやつ。余計なことを宣ってスタンバイしたら相手局いなくなってたってのも十分あり得る *9 。この状況では RUNよりも S&P重視で進んだ方が良さそう。

20分程度で CWへQSY。ここで 過去にもRPTがあった QRHのQSPが・・
サブのRigでモニタすると確かにQRHがある。電圧ドロップして周波数下がる・・とかいう単純な変動ではないのがうらめしい。もう諦めようかな *10 ・・(^^;)


さすがに県央の山、青森県境付近や内陸の山からでは 16群馬17山梨などは かなりキビしく できないことも多いのだが寒風山ではノウ・プロブレム?

て ことで、21時/22時台の調子は悪くはない。23時台には アンテナ北へ振り 103 105のマルチゲット。

00時台はマルチが増えず気をもむが 01時台になって 14 15を連続ゲットし 1エリアのマス目がようやく埋まった。県北からのQRVでは 14などは 真っ先にできることも多いのだが、伝搬ルートが異なるのか・・

01時半を回り さすがに聞こえなくなってきたため 02時で仮眠。

*11




2時間後の03時59分、目覚ましセットの1分前になぜか自力で起きた。 *12

04:15過ぎて レインノイズ *13 が激しくなり、ほぼ受信不能に・・ 風もかなり強くなり、マストを縮めた方が良いのではと思うが、まだ暗い。

04:44 日の出時刻。雨の中 マストを縮めようとするが、風圧が強くてマストがしなっており、まったく縮まらない。ステーの方向を変えて風上に寄せ、ようやく5m弱まで縮めることができた。このとき軍手をはめるのを忘れて作業し、左の人差し指を負傷 *14 。ティシュとビニテで応急処置。

レインノイズは ノイズブランカONでも S>5。止むときもあるのだが すぐに復活し、依然として近場以外は受信不能 *15 。このため 05時台の出来高はゼロ。


06時が近づくと 風雨は *16 かなり治まってきた。ここで マストを1段伸ばした。これで 6.3mくらいだ。

06時からコンテストに復帰。ほぼ1時間45分のブランク・・ 04時台当初のCONDXが 良さげだったので これはもしかして致命傷か。

06時台は 北に向けて 101宗谷 JR8OGB/8をゲット。しかし、すぐにF.O. これは Esと思われた。

07時台、唯一の 九州 45宮崎。これは MSのようだった。
08 09時 *17 台とマルチは増えず 粛々と交信積み上げていくが、マトモなEsが無い。このままでは FD X50での自己最低記録更新の可能性も・・

10時台 36香川 35広島とできたものの、まったく続かず。おそらく出来損ないのEs *18 ・・みたいな感じなのか・・

11時台以降はマルチ増えず。最後の最後でのEs爆発に賭けてQRVを続けるも 13時台 再び出来高ゼロ。


 <タイムチャート>

    | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14|合計
----+------------------------------------------------------+----
  50| 15 13  6  8  3  -  -  2  -  3  4  8  4 12  4  2  -  3|  87
----+------------------------------------------------------+----
累計|       34       45       47       62       82       87|

けっきょく 最低記録更新は免れたが、FD X50としては きわめて低調であったといわざるをえない・・

7エリア管内局の少なさも効いている。豪雨の影響もあったものと思われる。

 <マルチマップ>

    11111111111111
    0000000001111100000000111111111122222222223333333333444444444
    1234567890123423456789012345678901234567890123456789012345678
 50 1.2.1.........2.3221757B30325241.1.1..11221....11........1... 0=10局 B=12局

マルチは 山頂の裏側方向の 03岩手を逃した *19 。4 5 6エリアも 1局ずつだし・・ 沖縄も聞こえねえとは こりゃ あり得ませんぜ。orz

しかしながら、本格的なEsが出ない中で なんとかかんとか稼げたのも 男鹿半島寒風山だから・・という評価もできよう。これで Es出てたら スゴいことになったような気も・・(^-^;) *20


恒例 今回の なんぼ呼んでもダ SWLレポート・・ (-_-;)

 JA1MUH/1 JA1XQC JA1YJY/1 JE1BQF/1 JF1UOX JI1FLB JK1QAY JM1JAN/1 JM1LQI JO1QNO/1 7N1QMC 8J1HAM/1
JA2YNI/2 JH4UYB JG5DHX/5 JR6CKV JF7RKV/7 JH7XMO/7 JA8CEA JK8SBF JE9KZK/9 JR9FFO/1 JA0YBS/0

と いうことで みなさん お疲れさまでした。今年も お相手/ご参加ありがとうございました。次の機会も よろしくお願い申しあげます。

*21


 <時間およびエリアごとの交信局数> (括弧内は電信の内数)

[50 MHz]
         1     2     3     4     5     6     7     8     9     0     合計    累積

 [21]    6(3)  2(1)  -     -     -     -     4(2)  -     1     2(2)  15(8)   15(8)
 [22]    5(1)  2(1)  1     -     -     -     3(1)  -     1(1)  1(1)  13(5)   28(13)
 [23]    -     1     1(1)  -     -     -     1     2(1)  -     1      6(2)   34(15)
 [00]    5(2)  -     -     -     -     -     -     -     -     3(3)   8(5)   42(20)
 [01]    3(2)  -     -     -     -     -     -     -     -     -      3(2)   45(22)
 [04]    2(2)  -     -     -     -     -     -     -     -     -      2(2)   47(24)
 [06]    -     -     1(1)  -     -     -     -     1(1)  -     1(1)   3(3)   50(27)
 [07]    1     1(1)  -     -     -     1(1)  -     1(1)  -     -      4(3)   54(30)
 [08]    7(3)  -     -     -     -     -     1(1)  -     -     -      8(4)   62(34)
 [09]    4(1)  -     -     -     -     -     -     -     -     -      4(1)   66(35)
 [10]    4(2)  -     -     1     1(1)  -     1     -     3     2     12(3)   78(38)
 [11]    4(4)  -     -     -     -     -     -     -     -     -      4(4)   82(42)
 [12]    2(2)  -     -     -     -     -     -     -     -     -      2(2)   84(44)
 [14]    1(1)  -     -     -     -     -     -     -     -     2(2)   3(3)   87(47)

Total   44     6     3     1     1     1    10     4     5    12     87
       (23)   (3)   (2)         (1)   (1)   (4)   (3)   (1)   (9)   (47)



2022.11.22 追記 :

結果発表

X50 東北3位。 LCR ( ログチェックレポート ) では コールサイン受信エラー 1局。

VTEさん、X50東北1位おめでとうございます。当方は 3位ですが、X50 東北2位/C50 東北1位よりも マルチで勝っておるので 何の問題も無しです (^^;)。 しかしながら、さらなる精進が必要であろうことは いうまでもございません・・


移動地 標高 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 QSO Multi Score Rank
2019 向能代堤防 7m
池の台林道 370m
43 10 5 8 7 15 19 0 8 20 135 40 10,800 東北2位
2015 米代林道 180m 34 8 8 10 5 23 21 1 4 13 127 41 10,414 ☆東北1位
2014 米代林道 180m 27 5 2 1 2 1 28 1 3 12 82 27 4,374 東北2位
2013 猫又沢林道 260m 52 14 7 12 9 34 21 4 5 21 179 45 16,020 東北2位
2012 池の台林道 470m 64 6 3 1 0 0 36 0 6 20 136 26 7,020 ☆東北1位
2010 高峰山 335m 53 8 0 2 1 2 19 3 2 16 106 29 6,148 東北2位
2009 阿仁上平 890m 41 15 35 23 14 45 32 9 4 7 225 47 21,150 ☆東北1位
2008 森山 240m 37 8 5 9 5 22 16 4 6 17 129 41 10,578 ☆東北1位
2007 高峰山 335m 32 2 2 9 1 28 15 0 2 14 105 29 6,090 東北3位
2006 (部分)幟山 210m 19 3 7 4 3 1 30 2 5 18 92 31 5,704 東北3位
2005 池の台林道 470m 65 7 2 6 2 20 44 0 1 15 162 33 10,692 ☆東北1位
2004 十ノ瀬山 660m 23 13 20 14 11 13 34 13 11 19 171 48 16,416 ☆東北2位


Comments(5)

*1 板場の台自体は あくまでも第一火口近傍の平らな地形。

*2 14もある!!

*3 元々はCD社の8エレで、ブーム径が極太で重い。やはりブームをダイエットさせ軽量化を図るべき。そうするとエレメントブラケットも変えないと・・(^^;)

*4 FSP610D

*5 シーズンオフ時の ALL JAや 全市全郡では マスト フル・アップした。

*6 6Dでは 足首をプヨにやられたが、1か月経って ようやく治ったところ。

*7 CQビーコンは Rig側の機能を使用。CQ以外は 手打ち/肉声であり、PCとRigは接続されていない。

*8 しかし 内蔵電池も既に機能しておらず、もう いつ壊れてもおかしくないかも・・

*9 自コールや相手コールを何度も叫んでた局も実際におられた。簡潔にね!

*10 了解度への影響は そんなに無いと思われるし・・ 気持ち悪いけどね。

*11 ところで・・昔は ビール500ml×3本なんて時もあったけど、今回は毎晩の晩酌どおり 350ml×1本しか買わなかった。せめて 500mlにしとくんだった・・(^^)

*12 不思議・・

*13 驟雨(しゅうう)雑音というのが正式らしいが、驟雨という単語に馴染みがないので 当bLOGでは レインノイズに統一しようかと思う。

*14 一瞬 血だらけになったが 不思議と痛みはあまり感じなかった。アドレナリン出てるせい?

*15 これほど強力なレインノイズに遭遇したのは 2015年ACAG以来。

*16 レインノイズも

*17 この頃 FT8では 北米が入感しており、北東方面のスキャッタが使えた可能性があるが、そこまでアタマ回らなかった・・(^^;)

*18 トロッポでの到達距離は 基本 600kmが限度。50MHzでは 144/430のように1000km程度まで達するダクトのような伝搬は 極めて希といって良いのでは? したがって それを超える伝搬には やはり電離層が絡んでいると考える。

*19 03を送っている局は聞いたが コールサインは取り逃した。

*20 よもや Esが出ない とは・・(^^;) 絶対出る と確信して寒風山にしたのに・・ 読みが甘いということか・・orz

*21 今年のハムフェア・・行く方向で検討したんだけれど・・ 不参加決定です。

Tada/JA7KPI : 2022年08月08日(月)

feed オール秋田 2022 (2022/11/16 22:33:22)

第36回オール秋田コンテストである。
お天気も良さそうだし ひとつ移動でも・・と思っていたが、家を離れられない事情ができてしまった。仕方ない。

と いうわけで、ほぼ昨年と変わり映えせぬ 出で立ちにて参戦と相成った。

メインは やはり 1.8MHz。しかし、CONDX悪いのか まったく局数が伸びない。でも アンテナには自信あったんだよな。やっぱりCONDXでないかい?

いちおう 九州の複数局ともできたけど、『弱っ』・・て思ったもんなぁ。ノイズの海に浮き沈みしてるし・・ (^^;)

辛抱して 開始から 1時間半は 1.8MHzに専念。ホントは早めに3.5にQSYすべきなのだろうけど。


第一ラウンドのラスト30分で 3.5MHzへ。ところが かなりのパイルを浴び、日頃の鍛錬不足がたたって 一発でコールサインとれないという体たらく。

なんとか 30分で43局できたけれど、もっと効率良く捌けてたらなぁ・・ わざとRITで受信周波数ズラし、意図的にズラして呼んでくる局を優先的にピックアップするとか・・


23時、コンテストお休みタイム。なんだかんだで 00時半頃就寝。なんか アタマ痛っ・・




第二ラウンドに向け 05時40分起床。06時コンテスト再開。頭痛は継続中・・

まず 1.8MHzで CQ出すが、反応無し。けっきょく ボウズ。ま、太陽のぼりきってるし、昨夜より良くなってるわけないよな。

3.5で少しできたけれど、期待はずれ。7MHzのアンテナは無いので 飛ばして 14MHzへ。しかし そんなに良くもない。

この後は 14 21 28を 行ったり来たりの状態に。

50MHzでは 湯沢市に乗り込み参戦の JR7KGE/7とできた。
7エリア以外とは難しいと思っていたが、なんと 茨城の JH1NXUともできた。そういや、2020年の AT TESTでもQSOいただいてるんだった。ありがとうございます。

144/430は いちおう CWで CQ出してはみたものの、やはり無理がある。FMで CQコンテストが出たら呼ぶことにしたが、うまく反応できたとはいえない・・


 <タイムチャート>  (括弧内は Phoneの内数)

    | 21 22 23 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11|合計
----+---------------------------------------------+--------
 1.9| 33 11  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -|  44 (8)
 3.5|  - 43  -  -  -  -  -  -  -  4  -  -  -  -  -|  47 (0)
  14|  -  -  -  -  -  -  -  -  - 10  3  7  -  7  8|  35 (5)
  21|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  6  4  2  2  -|  14 (0)
  28|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1  -  2  -  4|   7 (0)
  50|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  2  1  1|   4 (1)
 144|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  2  -|   2 (2)
 430|  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  1  -|   1 (1)
----+---------------------------------------------+--------
合計| 33 54  0  0  0  0  0  0  0 14 10 11  6 13 13| 154 (17)
累計|       87       87       87      122      154|
 <エリアごとの交信局数>

        1     2     3     4     5     6     7     8     9     0    計
----+------------------------------------------------------------+----
1.9 |  11     6     2     4     1     4    12     1     1     2  | 44
3.5 |  12     7     4     2     2     3    10     3     1     3  | 47
 14 |   2     1     1    10     1    13     4     1     -     2  | 35
 21 |   2     1     -     -     -     3     6     1     -     1  | 14
 28 |   1     1     -     -     -     2     2     -     -     1  |  7
 50 |   1     -     -     -     -     -     3     -     -     -  |  4
144 |   -     -     -     -     -     -     2     -     -     -  |  2
430 |   -     -     -     -     -     -     1     -     -     -  |  1

まぁ、7MHzQRVしないと決めた時点で マルチバンドの勝負を捨てたわけだが、7抜きでも 面白いことは面白いんだよな。7に出ると局数/マルチとも かなり稼げるとは思うけど、ハイバンドは減るだろうし・・ でも、物足りないのは確かで・・ なかなか難しいわ。 *1


多数お呼びいただき、ありがとうございました。呼んだけど無視されたという方、たいへん申しわけありませんでした。
さらに精進いたしますので、来年も オール秋田コンテストを 何卒よろしくお願い申しあげます。へば まんづ !!

あっ・・ 頭痛が治ってる・・



2022.11.16 追記 :

結果発表

やはりバンド毎に得点を変える・・ 例えば 1.8や 21MHzは 2点、28/50MHzは 3点とか・・ に してもらわんとなぁ・・ 無理だろうけど。

て ことで、1.9では 1番だったけれど、SOPマルチバンドでは悲惨な結果に・・ 7メガに出んといかんのか・・ (^^;)


Comments(3)

*1 然るに JA7KPIは コンテスタに非ず・・と。(^^;)

Tada/JA7KPI : 2022年09月10日(土)

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