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アマチュア無線局 JO1KVS (2024/11/21 22:06:13)
現在データベースには 669 件のデータが登録されています。
ついでに先日から実戦配備となったRHM-12+スーパーロングロッドアンテナのお試し運用をしました。
比較に用いたのはこれまた先日買ったHF40CLS
これはこれで7MHzのモービルアンテナとしてはなかなか優秀だな、と思うのですが、SSBでは苦戦するだろうな、と言うレベルには違いありません。
まずこのアンテナで受信します。57くらいで聞こえている局をスーパーロングロッドの方で聞いてみると59、時折+振ります。
S3つこれって何倍も強くなったと言うことなんです。もう大人と小学1年生くらいの差です。
高さは正義と言われますが、アンテナは長さも正義なんです。
このアンテナで本格的にCQ出してPOTAやPKアワードのサービス運用やってみようと思います。
我が家のベランダには水平気味(少し上向き)にSD330を突き出して、その先端から1m程度のワイヤーをぶら下げています。
1m程度のワイヤーの根本側には4回位輪を入れて短縮コイルも入れています。
このアンテナの特性を測ってみました。
ハイバンドの18,21MHzは
18MHz帯のほうがアースとの相性とか良いのでしょうか、SWRが低め。
21MHzはインピーダンスが低い。
どちらもバンド内全体で許容範囲でカバーできます。
14MHzは調子良いですね。最下点1.07です。
10MHzもまあまあです。バンド全体をカバーできます。
7MHzです。真ん中あたりに最下点を持ってくると両端がSWR2近くになります。
これは運用する周波数にコイルを再調整して合わせないといけませんね。
CWのときはこのような感じになるよう、コイルを出します。
もし、上の端の方で運用したいときはこのようにコイルをほんの少し縮めて同調周波数を上げます。
いずれもSWR1.2程度で収まっていて優秀です。
最後に3.5MHzです。スパンを見比べてみてください。
実用になりそうな帯域は10kHz程度だということがわかると思います。
なのでQSYするたびにコイルの微調整が必要です。
SD-330は電動モーターでコイルを可変するのでシャック内から調整可能です。
受信のざわつきが最大になったところで止めればだいたい合ってます。
さらに送信して無線機のSWR表示を見ながら微調整することでほぼ上記の状態まで持っていけます。
全部の周波数でモノバンドホイップとして動作します。
半端なマルチバンドのアンテナよりは特性が良いと思います。
高いようで一本で数本分の働きをするのでお得なアンテナだと思います。
エレメントを延長しているので、3.5MHzや7MHzの戦闘力は上がっていますが、逆に24MHz、28MHz、50MHz(はオプションの短いエレメントが必要)はエレメントが1/4λより長いためSWRは落ちません。
出たいときは先端の延長エレメントを外すか、別にホイップを立ててしまう方が楽かも。
最後に、21MHzに合わせているときのスミスチャートを御覧ください。
ここから読み取れることはなんでしょう。私もよく解りません。
RHM-12にロングロッド組んでみましたRHM-12のロッドアンテナは6mmネジで取り付けるように出来ているので、手持ちのロングロッド(4.5mくらい)の6mmが
付くようで付かない。どっちもオスネジだから。
そこで高ナットと呼ばれる長いナットを介して取り付けてみました。
この部分のがたつきや強度には問題なくしっかりつながりました。ただこんな長いロッドが付くことを想定していない本体の方が持たないかもしれません。なので強風時はやらない方が良いでしょう。
7MHzではほぼフルに使われていたコイルも半分くらいで同調するようになりエレメントが長い分ゲインも稼げます。感覚的にはシグナルで3~5は増える感じです。SSBでもなんとか気がついてもらえる信号が送れるレベルになります。つまり「何度呼んでもつながらない」から脱却できます。
この約5メートル長のアンテナは気軽な上になかなかの性能でまあまあ良いのではないでしょうか。
14MHzだとほぼコイルは縮めた状態、それより上だとロッドアンテナを縮めて使います。つまり無短縮のフルサイズのホイップ。しっかり飛んでいきますよ。
RHM-12お持ちの方、ハムフェアでこの手のロッドアンテナ見つけたらゲットしておくのがおすすめ。段数少な目(縮めても長いやつ)の細身のロッドアンテナが軽くて良いです。
小学生高学年くらいの時だったでしょうか。世は空前のBCLブーム。海外の短波放送を聞くのが流行っていました。海外からの放送の内容を聴こうとか、番組を楽しむ訳ではなく、聞こえた、捉えたことを楽しむ趣味でした。高性能で格好の良い、男の子が好きそうなラジオが各社から販売されていました。ソニーのスカイセンサー5900が最高に欲しかったけれど父の知り合いの電気屋さんが某メーカーのお店だったのでそのメーカーのラジオしか買ってもらえなかった。12MHzまでしか聞けなかった悲しさは今も覚えています。
鉄筋コンクリート造の団地住まいの自分は、部屋の中では短波放送はほとんど聞こえません。外に出ればよく聞こえます。ベランダだとアンテナを外に伸ばせば聞こえます。なんとか部家の中で聞きたいわけで、本を見て竹竿に電線絡めたアンテナを真似して手すりにくくりつけた。部家に引き込んでロッドアンテナにつなぐと外で聞いているのと同じように聞こえるようになりました。これが私の最初の自作アンテナ。
釣りで言えば水の中に仕掛けを入れないと魚は釣れない。これと同じですね。電波があるところにアンテナを置かないと電波は捉えられない。
こんな体験が大事なのかなと思います。
ちなみにこれ、皆さんお持ちのHF機でも受信だけならこんなアンテナでもいけるので試してみてください。同調してないから感度抜群ではないけれど放送の受信ならかなり聞こえるようになります。絶対に送信はしないでくださいね。無線機壊れちゃいますから。
避難所に指定されているような小中学校にアマチュア無線クラブを開設。免許人はJARLの支部。学校の先生も生徒・児童はどんどん入れ替わってしまうけど支部は永続性がある。主体はもちろん生徒・児童、先生だけど、JARLの支部がサポートして免許の更新、技術の支援などを行う。なんだったら8N1みたいなコールサインでもいい。ちょうど今学校の先生が部活の面倒を見るのが大変と、何か模索しているから入っていける余地はありそうな気がします。本当の災害時には停電してても通信可能(備えておけばだけど)なアマチュア無線設備があれば避難所の通信が孤立することはありません。小中学校にアマチュア無線部があれば、底辺広がるのでは。
モールス通信を4アマに周波数限定で開放する。かつて国際基準でモールス出来なきゃHF出ちゃダメ、パワー出しちゃダメ、というのがありました。(大雑把過ぎる言い方だけど)モールスの心得があることが国際的な一人前の無線技術者として求められていたんです。電話級は10W、7MHz以下、21MHz以上としているのは、このくらいなら国際的な通信は出来ないだろうし、出来ても迷惑にならないだろう、という考えから開放されたのです。(大雑把過ぎる言い方だけど)蓋を開けてみたらガンガン通信できちゃったのですが・・・国際バンドの銀座通りである14MHzは、国際基準の資格である1アマ、2アマにしか許されていないのは、そういうことだからです。免許証の発行者も変わりますよね。大臣に。で、国際基準の資格にはモールス必須、という考え方がしばらく前までありました。今は国際的にモールスが上級の必須条件では無くなったので、日本の資格試験から電信の実技が消えました。そういう背景ですから、国際的に飛びにくいバンドのうち狭い範囲だけでも、CWを開放したっていいじゃないの?と言うわけです。CWは実践が一番上達します。実交信に勝る上達法はありません。習うより慣れろ。そういう場を作ればCWの楽しさ、面白さ、飛びの良さ、試して体験できるじゃないですか。というわけで、4アマにV・UHF帯に一部CW解禁。
QSLカード交換の任意化実は今も任意なんですが、カード交換の約束って交信の最後に必ず出てくる。
空気として、実質カード交換必須なのがアマチュア無線です。設備、従免、局免、カード交換、この4つを揃えないとアマチュア無線をやってはいけない、実質そんなところです。(極端ですがそうですよね)これ、交換していない人は交信の最後に断らないといけないんです。お願いを断る。円満で楽しい交信に水を差す。この精神的負担はかなり堪えるものです。相手も面白くない。
だから交換しない人は交信しなくなる。仲間とだけ話すだけ。どんどん萎んでいきます。カード交換の意義、歴史、経緯、楽しみ、それはありますし、尊重もしないといけません。カード交換して初めて交信が完結する、という考えもある。私もカードは喜んで発行しています。発行は。それは楽しみにしている方がいらっしゃるから。でもこの時代、ちょっと変わっても良いですよね。アマチュア無線、カード交換できなくて申し訳ない、という空気からご面倒ですがもしよろしければカード交換お願いしてもよろしいでしょうか、出来ればで結構です、くらいの空気に変われば、いや、カード交換の話題がそもそも出なくなればもっとたくさんQRVする局出てきますよ。記念局が人気なのはカード交換を求められないから、なんです。実のところ。JARLに入っていない人もバンバン呼んじゃいます。カード受け取れなくても交信できたことが嬉しいし、そもそもカード要らない人だし。いかにカード交換が活性化の弊害になっているのか、という点、カード交換大好きな人は気が付いていないないかも知れないけれど、もう少し理解して欲しいところです。せめて、このバンドのこの周波数付近は、カード交換しないのが前提、みたいな棲み分けが出来ればいいのかな、と思います。カード交換のためにJARLに入っている人が抜けちゃうからJARLの財政を痛めることになるのでしょうけど。
かもしれない。
こち亀、年に1、2度くらいしか出ないから飢えてる人にはスピンオフでも充分。
それ読みたくてCQ誌を買う。中には本を読んで金次郎と同じ趣味を始めてみようという人も出てくる。結果無線業界大盛上がり。
になるといいな。誰か先生口説いてくれないか?!
外れやすいので、使うとき養生テープなどで補強してくださいね。あくまで仮設です。
先端はこうしてます。
青いケーブルは昔買った秋月の5mのケーブルです。
釣竿は4.5mのもの。これをレジャー用の折り畳み椅子に縛り付けて立てれば出来上がりです。
先日紹介した簡単アンテナ、出来ました。
車道? それとも歩道!? 自転車で、どこを走っていますか?|疑問解決!? JMO特命調査団 |JAF Mate Online
道交法上は「車のなかま」とされる自転車。最近では事故率の高止まりを受け、青切符の適用に向けた動きも見られる。今回、自転車走行に関するルールはどれぐらい守られてい...
残念ながら道路はこれを意識して作られてこなかったから、原則を守るのは結構怖い。自転車は無防備で命がけ。 車も事故を起こせば人生それまで。
そこまでして乗る乗り物か?と考えれば 道路が変わるまで乗らない、と言うのが一番安全な手段かもしれない。
用意するものはグラスロッド4.5m細めの電線20m程度(多めに用意しておくこと)同軸ケーブル同軸ケーブル用コネクタ
グラスロッドを立てる何か 竿立て(釣具) ビーチパラソル立て(レジャー用品) ポール立て(キャンプ用品) など
これだけです。グラスロッドは5.4mものを手に入れたいですがなかなか売ってないですね。4.5mならばホームセンターの釣具コーナーでも見かけます。逆に釣具屋さんではカーボンロッドが主流でグラスロッドを見つけるのは難しくなってきています。ザックに入るようなサイズのものがあれば是非1~2本買っておきましょう。
アンテナの概要はこの図の通りです。
まずはエレメント(オレンジ色の部分)。これは1/4λで作ります。
まずは21MHzで作ってみます。21.2MHzとして計算すると、1波長が300/21.2=14.15m 1/4波長は3.54m 短縮率がかかるので実際はこれで長過ぎることになりますが、3.5mで作っておきます。これを立てたグラスロッドに軽く巻きつけるようにします。釣り竿の先端にはリリアンが付いていると思います。これは釣り糸をチチワにして引っ掛けるためのものですが、これを利用しましょう。リリアンの先端には結びコブを作っておきます。エイトノットが良いと思います。そこにこのエレメントをどう付けるか。私の場合エレメントを折り返して針金入りビニール結束紐で括り、折り返し点と結束紐の間の輪にリリアンを通し、結束紐をスライドさせて輪を小さくしリリアンが抜けないようにしています。竿を回しながら竿全体にエレメントを数回巻き付けます。
カウンターポイズ(緑の部分)。これは厳密に1/4λで作る必要はありません。少し短くても大丈夫。4本以上が良いです。3m5本とか、4m4本とか。これは地面との容量接続のためのもの。放射状に地面に広げておきます。これがアース代わりになるわけです。アース代わりが出来ると鏡面としてエレメントが映る。すると合計1/2λのアンテナ(垂直ダイポールのような)になる。そんな理屈です。ただこれ、広げた地面次第で機嫌が変わるので、少し気難しいアンテナです。広げ方を工夫するなどして機嫌を取ってください。(なかなか正解が無く永遠の課題かも)
仕上げはエレメントの長さを先端を折り返す量を調整してください。折り返した電線は元の先に絡めておきます。(垂らすと短くしたことにならない)
フルサイズのアンテナなのでEスポが開けていればとても楽しめると思います。
続いてオフセンター給電タイプにチャレンジしてみましょう。
構成は図の通りです。
こっちのほうが簡単ですね。こんなので機能するの?とお思いでしょうが、はい機能します。皆さん車でお使いのノンラジアルアンテナはもっと極端に端っこで給電しています。まだこれのほうがおとなしいですよね。全長が1/2λになれば機能します。
3:2くらいが良好です。(図は3:1くらいだけど・・・)ここでは、エレメントを4m、コールドエレメント側を3mとしてみました。4.5mと2.5mでもいけそうです。5mと2mでは?出来ないことはありませんが程々にしておくのが良いです。やり過ぎるとSWRが落ちにくくなります。(実験するのは楽しそうですね)
エレメント側を長くすることで見かけの給電点の地上高が上がり、輻射効率は良くなります。アース側(緑の線)は地面と容量結合させたくないので地面に置くより宙に浮かせたほうが良いです。実は先に紹介した1/4λの給電点のインピーダンスは50Ωより低め。なので同調すると逆にSWRが少し上がる、という結果にもなります。(気にはならない程度ですが)インピーダンスも高くなりますので50Ω前後に上がってきます。
さて、4mのエレメントは、18MHzで1/4λになるので、コールドエレメントを地面に着けたりアース増やせば18MHzのアンテナに、宙に浮かせば21MHzのアンテナに変身します。
このアンテナなら持ち運びも簡単で軽量ですから、IC705やFT817などお持ちの方は是非作ってどこかで立ててみてください。
こんなコネクタを給電部で使うとエレメントをいろいろ交換して遊べます。
HF40CLS 他のアンテナとのバランスを図るため、ブラック仕様にしてみました。染めQというスプレー塗料で黒くしました。
本当は足付けといって一度金属部分を目の細かいサンドペーパーで傷をつけて塗装の食いつきを良くするべきなのですが、半端に剥がれたらシンナーで拭けばピカピカ元通りに戻る余地も残して足付けはしませんでした。なのでどこか硬いものに触れればすぐ剥げてしまいます。それでもミッチャクロンというプライマーを出している会社の塗料、粒子もとても細かいらしく、いかにも塗った感が少ない密着性の高い塗料なんです。だから染めQには畳用もある。畳を新しくするのではなく、畳を塗って新品のようにしてしまう。布にも塗れる。なかなかスグレモノの塗料です。
メーカーさんのブラックアンテナは表面処理なのかな。剥げませんから塗料ではなさそうですね。エレメントだけならバーナーで炙って黒くすれば落ちない黒が出来そうですが。
早速城山湖に行ってこのアンテナをルーフサイドに付けてみました。 灼熱の真っ昼間、それほど開けていないコンディションですが、SSBで神戸市、CWで広島市とそれぞれ1交信しました。どちらも一発コールです。ちゃんと使えるアンテナであることは実証確認出来ました。(50Wです) 水位落としている城山湖
帰り道、アンテナからゴトゴトと変な音がし始めました。もしや基台への締付けが緩んだか?停車して確認してみたところ、折り曲げ機構のロックのほうが緩んでゴトゴトしてました。すぐ折り曲がってしまう状態ではありませんでしたが、こういうこともあるのですね。
アンテナ自体は小型ですが、パーツは堅牢な大型ホイップと共通で、ずっしりと重いしっかりとしたアンテナです。