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Ham Radio 修理日記 (2024/11/22 6:35:42)
現在データベースには 732 件のデータが登録されています。
HL-166V
突然パワーが低下したとの事です。
真っ黒に焦げ何のパーツか分かりません。
シルク印刷からC39と分かり、回路図で0.1μのコンデンサーですね。
種類はC38と同じ積層セラミックと思われます。
清掃し交換、
パワー復活しました。
どうしてこの様な状態になったか、SWRが高かった為か?不明です。
プリアンプは問題なく動作しています。
5W入力でのパワーレベル、ダミーにて送信テスト問題ないようですので、完了としました。
IC-970
430のパワーが温まらないと出ないとの事です。
症状確認できませんが、各部離調があり調整が必要です。
表示部のバックライトが1か所切れています、
単純にLED化すると、きれいに広がらず、斑が出来てしまうため、麦球に交換しました。
メーター照明はLED化しました。
フロントエンドの調整。
周波数が上がるほど感度が下がる
バンド内1dB以内に調整。
受信感度など再調整。
メモリー電池、交換。
ゼネカバユニットが入っています。
完了です。
C401
受信音が出ず、BUSYが表示したままです。
ケミコンが液漏れし、交換はしてありましたが
パターンの断線があり、ストラップ処理行いました。
各部再調整
C108A、
ケミコンの予防交換しました。
その他にPTTスイッチ、マイクエレメント不良のため交換
こちらは一緒にお預かりした、TH-K28等ケミコン交換です。
WD-2011
背面にあるBNCへパワーを入れてしまったとの事です。
煙が出たのは、抵抗が焼けたためですね。
このBNC端子はパワーの一部を取り出し、周波数カウンターやスペアナなどに接続し
RFをモニターする出力です、HF帯RF100Wで10mW程度出力されます。
回路図が無く抵抗値は分かりませんが、私の所有している、WD-2012には
51Ωの抵抗が付いています。
手持ちがあった51Ω抵抗に交換しました。
同じく所有しているRW-151D、こちらはセラミックコンデンサーで取り出していました。
2次校正(校正されたパワー計と比較)調整しました。
FT-847S
100W化依頼です。
メインユニットの電源入力に入っている、ケミコンがパンクしていました。
高電圧がかかったか?25V耐圧なんですが…原因は不明。
35V耐圧へ交換。
PA部も特に問題ないようです。
100W改造に必要な抵抗の交換はされていました、
半固定ボリュームで100Wに合わせただけではPO表示は正確に振れません、
各バンド、パワー毎にテストモードでPOメーターの設定をします。
テストモードでセンターメーターの調整も。
周波数、受信感度再調整しました。
清掃し完了です。
IC-731
電源に入りが不安定です、
スイッチの入れ方により表示が出ず、動作していません。
正常に入る時もあります。
スイッチの接点不良ですね。
内部ばらせないので、ボリュームのガリも一緒にD5で、
1発で解消しました。
メインダイヤルが異常に硬くなっています、
グリスの劣化の為、清掃し組みなおし。
メモリー電池は3V程度、交換しました。
各部再調整
完了です
HL-130U
入力10Wでも微弱しか出ないとの事でお預かりしました、
確認しているうちにパワーが出だしましたが、不安定です。
D5,D4が付いていない?
と思いきや半田面に放熱するため、シリコーンと一緒に取り付けてありました…
原因は入力パワーの切り替えでアッテネーターを制御しているリレーの固着、接触不良でした。
交換再調整しました。
交換部品
入力5W位が効率よくパワーが出ますね、
TM-942S
電源が入りません。
コントロールユニット、
ケミコンの液漏れで基板パターン腐食、断線しています。
取外し、清掃します。
断線スルーホール、ストラップ処理。
電源は入るようになりましたが、表示カケの個所があります。
接点腐食あり、清掃手直し
表示部、ケミコン交換、LED化しました。
メモリー電池空、電源を入れる度ファンファーレと共にリセット状態です。
ホルダー化。
各部再調整、
交換部品です。
完了。
TS-850S
電源は入り動作しますが、表示が真っ暗です。
表示部のケミコン液漏れで腐食パターン断線。
ストラップ処理
73MHz IF再調整します。
少しあばれがありますね。
バンド内1dB以内に再調整。
完了です。